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▼りりさん:
はじめまして。小学生のアスペ児の母です。
>危ないことや人の迷惑になることについて、叱ったり注意したりしています。
>本人も一応理解してるようだし反抗するつもりはなく素直に聞いているのですが、そのときになると忘れてしまうというか他のことが頭に入らなくなり、つい危ないことや人の迷惑になることをしてしまう、というように私の目からは見えます。
優先順位がつけられない脳ですからね…。
あと、言われたことも、こぼれてしまいやすい脳ですし…。
困ってしまいますよね。
本人の経験と、マッチングしたら、本人も「ああ!そうだ!」と胸に落ちていくんですけど、これがないと、
「言われてることはわかる。だけど、体に残らない」
という状況になります。
そうですね。たとえば、子供の自転車。
理屈で、「ペダルをとめずにこいで!」「こわがらずに」「どうしてハンドルをふらふらさせるの?」
などと説明しても、乗れませんよね?
でも、ある日、上手にバランスがとれて、本人も「自転車に乗るってこういうことなんだ!」と体ともども納得したとき、はじめて言われた意味が理解できます。
ですから、普段は、
「言われてることはわかってるんだけど、できない」ということになります。
なので、日々、本人の経験したわかる範囲のことに、言葉を置き換えて説明してはいかがでしょうか?
我が家は、下の娘が泣いて手足ばたばたさせたとき、上のアスペ息子がどうしてもかまってしまう。余計、娘は泣く。
「こういうときは、かまわないでやんなさい。あんただって、パニックのときにかまわれたくないでしょ?」
と、言ったら、どうもそれが彼なりに納得したらしく、
療育先で、他の自閉の子がパニックを起こしたとき「そっとしておいてあげて!俺もこういうときは、そうされたいから」と、心理の先生に言ったとか(笑)
やっと、自分にされて嫌なことは相手も同じ と納得したのか…と笑いましたよ。
言ったことがすぐ通ると思わず、根気良く。
それと、本人の経験にあわせて説明してみてください。
経験してないことをわかれというのは、健常のお子さんでも難しいですから。
今はまだ、幼稚園ということで、ゆっくりとした成長を見守ってあげましょう。
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