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りりさんへ
大変な時期だったのですね。確かにりりさんのおっしゃる通り、話の流れを読むと自閉圏の子に多い理解不足からの爆発のように感じました。
定型の子にも有効な家庭で出来るものがあります。
家での構造化です。
家の中での過ごし方で、勉強や字を書くところは此処!!と決めて徹底させることです。工作や食事の場所と切り離した行動専門の場所の特定をすることを明確にすることで、そういったトラブルは避けることもできるのと、お子さんがスムーズに行動に移れるようになります。机などもお子さんの体格に合わせた丁度良いものを用意してください。
私の家の構造化では、勉強や字を書く場所、工作をする場所、遊ぶ場所、ご飯を食べる場所、などのルールを決めて視覚的に書き込んだ紙を貼りだして、初めにそのルールの説明をしました。
>不安なことがあったり不快だったり何か楽しみにしてることがあったりで、テンションが上がってるとき、汚いことを言ったり天邪鬼なことを言ったりするのです。
出来たら健常者の子と同じように、言葉の変換をさせる練習をカードを使ってやらせた方が、将来の為にも必要だと思うのです。「いけないことはいけない」という一貫した態度が必要なのです。
バカ→プンプン言葉 (>.<)
〜してもいいですか?→にこにこ言葉 (^o^)
といった具合にイラストで顔の表情も入れておきます。
言ってはいけない言葉はやはり、注意というのではなくて他の言葉の選択肢を増やしていくことが大切なようです。
私は言葉の変換と呼んでいますが、「バカ」の理由には「痛いから止めて」などがあるので、相手の行動を止めさせることが分かるように、「やめて」と行動を制止させる言葉に置き換えさせました。
>上の子はなかなか止めないので、「しょうがないこと」と思いつつも不快感を我慢してることになり、疲労を溜め込んでしまいます。
私もかなり辛い思いはしたのですが、では「どうすればいいのか」というところで、行動療法の勉強をしました。
子どもの自尊心を傷つけないように、「〜はダメじゃない」と言う否定の言葉ではなくて、「〜にしたほうがいいよ」という肯定的な言い方に換えると子ども自身が全否定されたようにとらないですむようです。
子どもも自分が他の子よりも分からないことが多いとジレンマに悩んでいることが多いようです。園でも「仲間はずれ」の感じや、「理由も分からずに怒られる」ことが多くて卑下している子が多いようでした。
家ではそういった意味から、言葉にも気をつけたり。SST(ソーシャルトレーニング)をすることで、園での行動の見通しをたててあげると家でも落ち着いて出来ることが多くなりました。
まずは、笑顔で接することが自閉圏の子どもにはとてもいいようです。というのも、視覚的な情報の方が入りやすく、言葉で理解出来なくても紙に書いておくだけで、ゆっくりとそのことを脳で処理することが出来るからなのです。
「伝わった」→行動に繋がった→褒めてもらえた。に繋がれば自信になっていくようです。
まずは、子どもの「伝わり方」「伝え方」に着目してみてくださいね(^o^)
楽になれますよ〜。
リラックスも大切ですが、その前の段階に「伝わり方」(お子さんの資質の観察)と「伝え方」(その資質から視覚的に伝える方法の勉強)が必要なのかもしれないですね。
私の息子は広汎性発達障害ですが、そういったシュミレーションSSTをすることで、トラブルが回避できるようになりました。一つ一つの問題をクリアするためには、何処にその躓きがあるのかを観察することが必要なようです。
そして、親自身も心の健康がなかったら、そんな余裕も生まれませんよね。私はこの間リフレッシュするのに、昼間にのんびりと露天風呂につかってきました☆
たった一時間の活用法ですが、とっても贅沢な気分になりました(^o^)
もみじの葉っぱが湯船に浮いていました。
ちょっとした自分だけの時間を利用して、心のリフレッシュをしてみてくださいね。 初めは何にもしたくなくなると思いますけど、自分にも思い切りが大切と、自分自身のために行動してみると以外とできちゃうものですから〜(^o^)
親が元気じゃないと子どもは園でも頑張ってオロオロとした気持ちを隠して帰ってきて、また文句を言われる。「どうしろって言うんだ〜」となってしまうから、
きげんの良い時に、「これから家のルールを発表しまーす☆」と宣言して家の構造化の説明をしました。クイズ形式にして話してもいいし、自分がイベントの主催者気取りでお話するのも楽しいかもしれません。
習慣になれば子供たちもパターンをつかみやすいので、お母さんが怒る時は「こんな時」。お母さんが喜ぶのは「こんな時」と紙に書いて張り出したら、興味深々で読んで笑っていました。
お母さんが怒るのはこの中のどれかが守られていない時なんだ。という明確なものをその中から探し出せることも大事なのかもしれません。
幼稚園の場合は字か読めないので、イラストでお話すると分かりやすいようです。
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