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はじめまして。
未診断ですが、AS傾向を持っている者です。グレーゾーンに
該当するのではないかと思っています。
客観的に見て障害であるものを、「障害ではない」ということ
にしたり、「個性」や「性格」のひとつにすぎないと言い換えた
ところで、障害を持っているという現実が消えてなくなるわけでは
ありません。
「ASを障害であると考えること」や「ASの特性を持っている人を
障害者であると考えること」は否定すべき事柄ではないと思います。
もちろん、「ASという障害を理由に差別的待遇を行う/受ける」
ことは肯定できませんが。
僕の場合も、対人関係の構築能力が乏しいせいで、悲しみや
疎外感をたくさん感じてきました。「自分の数多い苦難はAS傾向
のせいだったのか!」と泣きたい気持ちにもなります。次に生まれ
変わるときは定型発達の人生を生きたいです。
でも、AS傾向を持っていて良かったと思える部分もあります。
聴覚障害も持っているので、その不利益をカバーする方向に作用
している面もあるように思います。
仮にASは遺伝するとしても、遺伝は誰の責任でもありませんよ。
遺伝子に搭載されている情報は人間の意思で改変できるようなもの
ではないのですから。
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