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「汝それなり」インターネットで検索してみるとウパニシャッド哲学に出てきますが、今回の投稿ではジョージ・オーウェルの「1984年」で出てくるような意味です。
オーウェルは結核の療養所で余生が短いのを自覚しながらこの小説を書き上げ今の時代に多大な影響を及ぼしています。情報を統制する世の中からできるだけ公開する世の中に、この小説を読んでいて印象に残ったキーワードは結局汝それなりです。
発達障害者とはどんなことなのか、当事者の手記やインターネットや書籍を調べて結局わかったことはこの疾患は孤立と酷く向き合わなければならないこと。要は働くこと、ライフステージに見合った人間関係の構築、それらの問題で苦しい立場に置かれている当事者が多いこと、そして自分もこの当事者に包含されるのでそれらの問題で実際に苦しんでいる。
発達障害者の手記を読んでいると部分的に共感できるところとそれはおかしいんじゃないかと思うところがある。彼らの抱えている共通の問題は人間関係のことと職業のことと孤独の問題だ。自分も発達障害者と烙印を捺された以上彼らと同じでこれからそういう人生が待っているということが分かったわけだ。つまり汝それなりの「それ」に発達障害者が入ったわけだ。正直最初はかなり絶望感を感じたけど、結局この診断がなかったらもっと苦しい人生になっただろうと思った。
皆さんは発達障害であることがわかってどう思ったかレスお願いします。
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