アスペルガーの館の掲示板

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[#31267] ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/17(金) 1:33 [未読]
[#31270] Re:ジェンダーに疑問。 毛布 09/7/17(金) 20:37 [未読]
[#31285] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/19(日) 11:04 [未読]
[#31272] Re:ジェンダーに疑問。 ヒゲ達磨 09/7/17(金) 22:52 [未読]
[#31273] 横です(もかかさん、すいません) 毛布 09/7/18(土) 0:00 [未読]
[#31286] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/19(日) 12:04 [未読]
[#31278] Re:ジェンダーに疑問。 手毬 09/7/18(土) 11:34 [未読]
[#31279] 続きです。 手毬 09/7/18(土) 11:57 [未読]
[#31288] Re:続きです。 もかか 09/7/19(日) 13:43 [未読]
[#31322] Re:続きです。 手毬 09/7/21(火) 16:50 [未読]
[#31287] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/19(日) 13:21 [未読]
[#31321] Re:ジェンダーに疑問。 手毬 09/7/21(火) 16:16 [未読]
[#31378] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/26(日) 14:16 [未読]
[#31517] Re:ジェンダーに疑問。 手毬 09/8/6(木) 13:37 [未読]
[#31518] Re:ジェンダーに疑問。(続きです) 手毬 09/8/6(木) 16:36 [未読]
[#31570] Re:ジェンダーに疑問。(続きです) もかか 09/8/10(月) 9:42 [未読]
[#31593] Re:ジェンダーに疑問。(続きです) 手毬 09/8/11(火) 10:44 [未読]
[#31610] Re:ジェンダーに疑問。(続きです) もかか 09/8/14(金) 1:44 [未読]
[#32956] Re:ジェンダーに疑問。(続きです) 手毬 10/2/10(水) 21:54 [未読]
[#33025] お返事遅くなりました! もかか 10/2/17(水) 23:00 [未読]
[#33028] 安心しました。 手毬 10/2/18(木) 13:23 [未読]
[#31280] Re:ジェンダーに疑問。 乃絵 09/7/18(土) 12:32 [未読]
[#31289] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/19(日) 14:06 [未読]
[#31299] Re:ジェンダーに疑問。 こたき 09/7/19(日) 21:26 [未読]
[#31328] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/22(水) 0:13 [未読]
[#31347] Re:ジェンダーに疑問。 こたき 09/7/24(金) 0:50 [未読]
[#31379] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/26(日) 20:11 [未読]
[#31405] 音響の仕事について こたき 09/7/28(火) 20:02 [未読]
[#31421] Re:音響の仕事について もかか 09/7/30(木) 9:39 [未読]
[#31385] 老爺心の余計なお世話 ヒゲ達磨 09/7/26(日) 23:54 [未読]
[#31420] Re:老爺心の余計なお世話 もかか 09/7/30(木) 9:00 [未読]
[#31440] 産婦人科ではありません ヒゲ達磨 09/7/30(木) 18:46 [未読]
[#31449] Re:産婦人科ではありません もかか 09/8/1(土) 9:49 [未読]
[#31548] Re:ジェンダーに疑問。 まこまこ 09/8/8(土) 15:41 [未読]
[#31572] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/8/10(月) 10:35 [未読]
[#31609] Re:ジェンダーに疑問。 chrom(クロム) 09/8/13(木) 0:46 [未読]
[#31612] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/8/14(金) 2:35 [未読]
[#31623] Re:ジェンダーに疑問。 chrom(クロム) 09/8/18(火) 10:50 [未読]
[#31650] Re:ジェンダーに疑問。 もかか 09/8/23(日) 12:50 [未読]

[#31267] ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/17(金) 1:33 -

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   こんばんわ、ASのモカカと申します。
相当悩んだ末に投稿する内容なので、気を悪くされた方がいましたら、
ごめんなさい。

 私は物心付いた頃から、自分の性別に違和感を感じて生きてきました。
思春期の頃は性同一性障害を疑いましたが、自分の外見を変えたい訳では無く、
自分の中身の性別と、外見上の性別が一致して欲しいという願望だけに
留まっているようでした。
 私は女性なのですが、考え方が極めて男性的で、論理的に淡々と話してしまい
可愛げがなく。ロボットの様で冷たいとも言われてきました。
(参考までに、男脳女脳テストは、高校一年時で−60点で、加齢と共に下がってきています。)

その原因は恐らく、ディスレクシア(難読症)であるにも拘わらず、苦手な読解問題を長年の間、がり勉していた為と、人とのコミュニケーションの時に、相手が何を意図しているのかを読み取るように努力しながら話す癖を付けていた為だと自分では考えています。(年々話すのが、かなり遅くなってきています。)

ここからが本題なのですが、私は加齢と共により一層、思考がロボットの様になってきている気がして、将来が不安です。
と言うのは、以前は感動して泣く事ができた人情物の映画やファンタジーも泣けなくなってしまい、今では専らSFかノンフィクションばかり好んで観る様になってしまったりするからです。
また、加齢と共に言葉を発する時間が遅くなってきている事にも非常に困っています。(逆に相手に気兼ねなく話す時は、よどみ無く長時間話してしまいます。)

以上の点を踏まえて、下の質問にまとめてみます。
1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?
2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?

非常に困っているので、少しでも知っている方がいましたら、教えて頂ければ幸いです。
乱文・長文で失礼しました。

[#31270] Re:ジェンダーに疑問。
 毛布  - 09/7/17(金) 20:37 -

引用なし
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   こんばんは。回答させていただきます。

>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?
強くはないですが感じます。
初めて申し上げますが、私はFtXジェンダーです。
体が男女どちら(もしくはその中間)であっても不都合がありそうです。
いちばん不快なのは、私の見た目が女性である→一般的な女性らしさの型にはめようとする人がいる事です。

>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
少し前にスレッドを立てさせていただいたのですが、月経前症候群について悩んでいるくらいです。ホルモンバランス自体は今のところ正常だそうです。
予防策についてはよく分からないので、答えられずごめんなさい。

>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
発語についても、加齢の影響は今のところありません。
年を取ると経験値も上がり、発語の前にあれやこれやとシュミレーションしてしまうため、遅くなるのかも知れません。私の場合も、「場の空気に沿わないうっかりな一言」を防ぐ意味では遅くなっていますし、聞き役中心になりました。

> 私は女性なのですが、考え方が極めて男性的で、論理的に淡々と話してしまい
>可愛げがなく。ロボットの様で冷たいとも言われてきました。
私も「可愛げがない」「小賢しい」とよく言われます。損したことは数え切れません。一部の職業の女性のように、愛想良く(でも腹の中は計算高く)したいです。

>(参考までに、男脳女脳テストは、高校一年時で−60点で、加齢と共に下がってきています。)
私は数年前と去年の2回試して、2回ともぴったり真ん中の中間脳になりました。

[#31272] Re:ジェンダーに疑問。
 ヒゲ達磨  - 09/7/17(金) 22:52 -

引用なし
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   モモカさん、始めまして。初老の男性AS?です。

情報提供

>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?
私自身はありません。ただ、>私の見た目が男性である→一般的な男性らしさの型にはめようとする人がいる事<は不快です。
この掲示板のかなり前、2年?に、FtoMの方の書き込みを読んだ記憶があります。

ご参照までに、後藤健治医師の「発達障害と性同一性障害」
http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/20070928/1

>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?

男性ジェンダーの男性で子供好きの方は、パートナーの妊娠を知ると、女性ホルモンのプロラクチンの脳下垂体からの分泌が高まるそうです。プロラクチンの働きの一つは、性欲減少であり、プロラクチンの受容体が出現し刺激を受ける脳神経細胞は、親和性、優しさなどに関連する神経だそうです。つまり男性側の出産、子育て準備を脳が始めるそうです。

高プロラクチン血症の男性が、その優しさに惚れられ、女性側が妊娠を望んでいませんでしたが、子作りを条件に結婚しました。高プロラクチン血症は男性不妊の大きな原因ですが、彼は望んでいた子供ができませんでした。その結果、パートーナーに関心を失い、気を使わないようになり、優しさをパートナーに示さなくなった彼は離婚されました。その精神的ショックの中で、彼は自身の優しさ・他人との親和性と男性としての性不全などから、自分がMtoFの性同一性障害と自覚しました。診断を受けようとしていないので性同一性障害は未診断ですが、そういう男性を知っています。彼の場合、性同一性障害とホルモンバランスの崩れがセットになっています。高プロラクチン血症の多くは原因不明であり、私の解釈とは逆の性同一性障害からホルモンバランスの崩れとも解釈可能です。

> 3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
私の場合、ASと自覚してから相手の気持ちをできるだけ想像して共感するようにした結果、発語が遅くなりました。想像共感、認知的共感性を忘れると、以前の早口に戻ります。共感を生むための情報処理に手間取るためと思っています。

>以前は感動して泣く事ができた人情物の映画やファンタジーも泣けなくなってしまい、今では専らSFかノンフィクションばかり好んで観る様になってしまったりするからです。

これは、想像共感、認知的共感性の時間がかかって、映画など話に展開が相手任せなメディアでは、十分に共感が湧かないうちに話が先に進むためではないでしょうか。
[#31268]を見ますと、動植物ヲタクとのこと、ロボットの様になってきているとは思えません。アンドロイドは電気羊の夢を見るものです。

追記
毛布さん、暑いけど、書き込みを見て、ほっとしています。

[#31273] 横です(もかかさん、すいません)
 毛布  - 09/7/18(土) 0:00 -

引用なし
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   >追記
>毛布さん、暑いけど、書き込みを見て、ほっとしています。

「毛布」じゃ暑いですよね。

ヒゲ達磨さん、気にかけていただきありがとうございます。

[#31278] Re:ジェンダーに疑問。
 手毬 メール  - 09/7/18(土) 11:34 -

引用なし
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   ▼もかかさん:
>こんばんわ、ASのモカカと申します。

はじめまして。中年にさしかかる当事者の女です。自分の10代20代は、世間の求める「女らしさ」に強い違和感を感じてきました。今現在、夫と子供がいますが、やはり、ある種の違和感が無くなったわけではありません。3人以上の集りの中では、そこでの対応に疲れやすくなります。

 当時の私の場合、かいつまんで言うと、女らしさには、暗黙の同調圧力に対する、高度な適応が求められているように感じ、建前では、「女<男」と、男性を自分たちよりも有能な存在として、彼らに対しての引き立て役であることが求められることに、強い嫌悪感を感じていた時期も少なからずありました。

それはあくまで、私個人の感覚ですが、自分で「女の子」と自覚することに対して、世間の求める「女の子や女らしさ」に大きな隔たりがあることに気付き、自分の求める「女らしさ」が、いわゆるフェミニズムに近いものに近いと思いつつも、悪いのは、女性を下に見るある種の男達であって、男性全体を敵対視したいわけでもなく、実際そういった女性達が、新しい女らしさという同調圧力をかけているようにも思い、彼女たちの言い分は、結局、女性を下に見る結果になっているのかと、堂々巡りになってしまいます。

「女性」と一括りにされることは、濡れ衣の同調圧力、もしくは、欲しくもない賞賛の押しつけとしか思えません。(個人の感想ですので、不快を感じた方、すみません。)女の体で生活しているだけで、言葉からして、暗に人間としての扱いを受けていない、という怒りを感じる一方で、女としてまともな存在ではない、との矛盾に苦しみました。(この思い切りの悪さが、子供っぽいといわれる所以とは十分承知していますが、中年になってから薄らいだようです。)

>
> 私は物心付いた頃から、自分の性別に違和感を感じて生きてきました。
>思春期の頃は性同一性障害を疑いましたが、自分の外見を変えたい訳では無く、
>自分の中身の性別と、外見上の性別が一致して欲しいという願望だけに
>留まっているようでした。
私の場合は、自分で自覚する「女の子」であることと、世間で言われる「女の子」扱われ方に、大きなギャップを感じてきて、女子特有の数人でグループを組んで行動したり、恋愛がらみや、誰かのうわさ話で、いつもつながっていることが、苦痛で、それで、中学時代、当時としては、青天の霹靂でしかない、仲間はずれに遭い、グループにこだわらない、多くの男子が羨ましく見えました。

> 私は女性なのですが、考え方が極めて男性的で、論理的に淡々と話してしまい
>可愛げがなく。ロボットの様で冷たいとも言われてきました。
「愛嬌がないから合わない」と、私から離れた女子グループにそう言われました。

こちらの掲示板のトップからリンクされていますが、「ペンギンクラブ」の日記の中に「ちょっと変わった女の子」というタイトルで、コメントがありますので参考までに。(既に読まれていたら、すみません。)

http://www2u.biglobe.ne.jp/~pengin-c/girl.htm

>ここからが本題なのですが、私は加齢と共により一層、思考がロボットの様になってきている気がして、将来が不安です。
>と言うのは、以前は感動して泣く事ができた人情物の映画やファンタジーも泣けなくなってしまい、今では専らSFかノンフィクションばかり好んで観る様になってしまったりするからです。
私の場合、飼い猫が亡くなったときは、ダイレクトに悲しくて、小さな子供のように泣くじゃくり、家の建て替えと重なって、しばらくして幻聴におそわれたことがありました。その後に母が亡くなったとき、そして、結婚し、子供が生れたときに、自分の感情が分からなくてガラス一枚隔てた感覚になりましたが、ふとした拍子に、悲しい、嬉しい、困る、憎いなどの感情が出てきたりします。マイナスの感情を持たないように、とロボットのように考えられることが救いだったりします。

※・・・コメントが長くなりました。質問には、また新たにレスさせて頂きます。

乱文失礼しました。

[#31279] 続きです。
 手毬 メール  - 09/7/18(土) 11:57 -

引用なし
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   もかか様へ

先ほどのコメントの続きになります。

>
>また、加齢と共に言葉を発する時間が遅くなってきている事にも非常に困っています。(逆に相手に気兼ねなく話す時は、よどみ無く長時間話してしまいます。)

そうですね・・・私も気が付いたら、気兼ねが無くなると、長々とおしゃべりしすぎてしまいます。

>
>以上の点を踏まえて、下の質問にまとめてみます。

>
>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?

こちらにつきましては、先ほどのレスに書きました。世間と自覚が、大きくずれている感覚というのでしょうか。

>
>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?

私の場合、かなり辛いPMS(精神的に不安定になりやすい、薬の聞きが悪い)が来て、改めてカレンダーで確認して、やっと気付きます。

>
>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?

とりあえず、相手がいらいらしないように、反応を早くして、答えるようにしていますが、こちらからの発言は、要領よく、早くかどうかは、疑問です。

>
>非常に困っているので、少しでも知っている方がいましたら、教えて頂ければ幸いです。乱文・長文で失礼しました。


いえいえ、このスレッドを立てて頂いて、有り難いと思っています。
他の投稿も読みましたが、もかかさんの受けたひどい仕打ちの記憶が薄れるようにと、願わずにいられません。当事者からのコメントにつきましては、ひとりごと掲示板が参考になりますし、自分もつづっています。とりあえず、参考までに。

[#31280] Re:ジェンダーに疑問。
 乃絵  - 09/7/18(土) 12:32 -

引用なし
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   ▼もかかさん:
>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?

わたしはジェンダーに違和感はないし女性であることに満足しているのですが、結局結婚も恋愛体験もないまま今まで来てしまいました。
結婚や恋愛ができなかったのはもっぱらわたしの時代錯誤的倫理感(具体的な内容は他の方の感情を害する恐れがあるため触れません)によるものだと思っています。この倫理感は両親からの影響ですが、その時代遅れの価値観を捨てきれないのが自閉的と言えるのかもしれません。

>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?

上記のようにわたしはジェンダーと実際の性別の不一致はないのですが、ホルモンバランスを崩しやすく肌荒れや子宮卵巣のトラブルを抱えてしまい現在治療中です。
わたしの場合ホルモンバランスが崩れているのは「恋愛をしてないから」といえるのですが、ホルモンバランスのために恋愛をするのは本末転倒であるので、現在わたしが受けているのはもっぱらホルモン剤治療です。
その他アロマテラピーや漢方にもホルモンバランスを整える処方があります。これらも効果的です。

>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?

ASに限らず人は年をとると言葉が出にくくなる傾向にあると思います。でも周りを見ると日頃いろんな人とコミュニケーションをとっている人は年をとっても流暢に話せているようです。

[#31285] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/19(日) 11:04 -

引用なし
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   毛布さんへ
時間を掛けてお返事したかったので、お返事が遅くなってしまいました。
すみません。私なりに頑張って書いているつもりですが、勝手な憶測ばかりで物事を話してしまっているかと思いますので、気を悪くされたらごめんなさい。

>>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?
>強くはないですが感じます。
>初めて申し上げますが、私はFtXジェンダーです。
>体が男女どちら(もしくはその中間)であっても不都合がありそうです。
>いちばん不快なのは、私の見た目が女性である→一般的な女性らしさの型にはめようとする人がいる事です。

 正直非常に驚きました!
ASの方で私と同じように『ジェンダーの不一致』を抱えている方が、居るには居るだろうけれど、それほど多くは無いだろうし、私みたいな感じでは無いだろうと予想していたので、毛布さんとの共通点の多さにびっくりしてしまった訳です。
 先ず、私もおそらくFtXです。中性と言うよりは『両性』と表現した方がしっくりくる感じがします。また、9割方は男性的な気がしますし、男性的な考え方と女性的な考え方に自分でも割とはっきりと『境界線』が有る様に感じます。おそらくこの『境界線』の存在こそ、『両性』であり、『融通の利かなさ』であったりするのではないかと思います。
 けれど、この『境界線』を瞬時に切り替えられるだけの頭の回転(IQの高さ)があるとするならば、(ここで言う境界線の切り替えは、男性脳と女性脳を両方使うという意味ではなく、場合に応じて使い分けるスイッチの様なモノの事)おそらく『融通の利かなさ』はあまり問題にならなく、返って男性脳と女性脳の特性の良い部分を最大限に使いわける事ができて『鬼に金棒』なのではないでしょうか?
 
>私も「可愛げがない」「小賢しい」とよく言われます。損したことは数え切れません。一部の職業の女性のように、愛想良く(でも腹の中は計算高く)したいです。
>私は数年前と去年の2回試して、2回ともぴったり真ん中の中間脳になりました。
毛布さんの言葉から、勝手な私の憶測で申し訳ないのですが、毛布さんは女性脳と男性脳の両方がバランス良く発達されていて、且つ、先ほどの『境界線の切り替え』も速い方なのではないかとお察しします。私の恋人も中間脳ですが、やはり非常に頭の回転が速いです。また、毛布さんは恋人と違い、それぞれの脳の特性を最大限に使われているのではないでしょうか。(勝手に分析してすみません。)


>>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
>少し前にスレッドを立てさせていただいたのですが、月経前症候群について悩んでいるくらいです。ホルモンバランス自体は今のところ正常だそうです。
 月経前症候群のスレッドを読ませて頂きました。
私もずっとこの月経前症候群で悩んでいる者の一人です。一週間前から我慢ができないくらいイライラしてきて、無気力、不注意になるんですよね。
同じように悩んでる方が結構いて安心しました。スレッド立てに感謝します。

>>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
>発語についても、加齢の影響は今のところありません。
>年を取ると経験値も上がり、発語の前にあれやこれやとシュミレーションしてしまうため、遅くなるのかも知れません。私の場合も、「場の空気に沿わないうっかりな一言」を防ぐ意味では遅くなっていますし、聞き役中心になりました。
なるほど。やっぱり発語の遅さは、経験値の上昇とシュミレーションの為ですか。
私も毛布さんの様に、聞き役中心に回ってみようかと思います。
有難うございました。

[#31286] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/19(日) 12:04 -

引用なし
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   ヒゲ達磨さんへ
ご丁寧にお答え頂き有難うございます。
時間を掛けてお返事したかったので、お返事遅れてすみません。

>>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?
>>私の見た目が男性である→一般的な男性らしさの型にはめようとする人がいる事<は不快です。>ご参照までに、後藤健治医師の「発達障害と性同一性障害」
>http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/20070928/1
私も物心付いた頃から、女性である私に、一般的な女性らしさを求められる又は、意識される事が不快です。
今回のスレッドで皆さんのご意見を聞くことができて、やっと自分はおかしい訳では無くて、ASにはよくある事なんだと分かり、非常に安心しました。
有難う御座います。
ブログの方も非常に興味深いですね。早速『お気に入り』に入れておきました。


> >2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
>男性ジェンダーの男性で子供好きの方は、パートナーの妊娠を知ると、女性ホルモンのプロラクチンの脳下垂体からの分泌が高まるそうです。プロラクチンの働きの一つは、性欲減少であり、プロラクチンの受容体が出現し刺激を受ける脳神経細胞は、親和性、優しさなどに関連する神経だそうです。つまり男性側の出産、子育て準備を脳が始めるそうです。
>
>高プロラクチン血症の男性が、その優しさに惚れられ、女性側が妊娠を望んでいませんでしたが、子作りを条件に結婚しました。高プロラクチン血症は男性不妊の大きな原因ですが、彼は望んでいた子供ができませんでした。その結果、パートーナーに関心を失い、気を使わないようになり、優しさをパートナーに示さなくなった彼は離婚されました。その精神的ショックの中で、彼は自身の優しさ・他人との親和性と男性としての性不全などから、自分がMtoFの性同一性障害と自覚しました。診断を受けようとしていないので性同一性障害は未診断ですが、そういう男性を知っています。彼の場合、性同一性障害とホルモンバランスの崩れがセットになっています。高プロラクチン血症の多くは原因不明であり、私の解釈とは逆の性同一性障害からホルモンバランスの崩れとも解釈可能です。
非常に面白い話ですね。
性同一性障害⇔ホルモンバランスの崩れが
成り立つ可能性がある訳ですか。
なるほど、確かに『性同一性障害』と『ホルモンバランスの崩れ』には
切っても切れない相互関係が有るようですね。

私も少なからず、ホルモンバランスが崩れているようです。
と言うのは、月経前症候群もそうですが、外見的な女性らしさの未発達や男性的な外見がみられるからです。また、ASの祖父、父はホルモンバランスの崩れに起因していると思われる『甲状腺の腫瘍、前立腺の腫瘍』(手術は成功しました)を過去に発症しているのに加え、父は私に執拗に定期的な血液採取による、ホルモン検査を勧めてきます。(理由も結果も答えてはくれません。)
ただ、私だけを被験者として診た場合に、どちらが原因でどちらが結果なのか
私には検討がつきません。そこら辺が気になる所ですね。
どちらにしろ、やはり『ホルモンバランスの崩れ』は関係がある事がわかったので良かったです。有難う御座います。

>> 3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
>私の場合、ASと自覚してから相手の気持ちをできるだけ想像して共感するようにした結果、発語が遅くなりました。想像共感、認知的共感性を忘れると、以前の早口に戻ります。共感を生むための情報処理に手間取るためと思っています。
やはり、毛布さんもおっしゃていましたが、皆さん同じなんですね。
良くわかりました。

>>以前は感動して泣く事ができた人情物の映画やファンタジーも泣けなくなってしまい、今では専らSFかノンフィクションばかり好んで観る様になってしまったりするからです。
>これは、想像共感、認知的共感性の時間がかかって、映画など話に展開が相手任せなメディアでは、十分に共感が湧かないうちに話が先に進むためではないでしょうか。
なるほど、これは気付きませんでした!確かにそうです。
因みに私の場合、動物や人の死に関わる映画は、想像共感、認知的共感性は沸いて観るのがつらいくらいなのですが、一方で恋愛もの、青春系の映画は共感が沸かないようです。

> [#31268]を見ますと、動植物ヲタクとのこと、ロボットの様になってきているとは思えません。アンドロイドは電気羊の夢を見るものです。
そうですね、安心しました。
希望が持てる気がします!

P.S
『ひとり言掲示板』拝見させて頂いてました。
非常に興味深く読ませて頂いてます。

[#31287] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/19(日) 13:21 -

引用なし
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   手毬さんへ
非常にご丁寧にお返事頂いて、有難うございます。

>はじめまして。中年にさしかかる当事者の女です。自分の10代20代は、世間の求める「女らしさ」に強い違和感を感じてきました。今現在、夫と子供がいますが、やはり、ある種の違和感が無くなったわけではありません。3人以上の集りの中では、そこでの対応に疲れやすくなります。
 やはり皆さんも『女性らしさ(男性らしさ)』を求められる事に不快感を感じているのですね。この歳にして今までの人生の謎が解けました。
 私も3人以上の雑談になると、途中から話についていけなくなり『話を聞いていない人』のレッテルを貼られがちになってしまいます。当の本人は話を聞きたい訳なのですが・・。

> 当時の私の場合、かいつまんで言うと、女らしさには、暗黙の同調圧力に対する、高度な適応が求められているように感じ、建前では、「女<男」と、男性を自分たちよりも有能な存在として、彼らに対しての引き立て役であることが求められることに、強い嫌悪感を感じていた時期も少なからずありました。
 いくら欧米文化が浸透してきている現代と言っても、特に日本という『和』を尊び、且つ『男尊女卑』が未だに根深い国でASが生きる事は、特に女性のAS当事者にとって、やはり難しい事なのだと思い知らされます。


>それはあくまで、私個人の感覚ですが、自分で「女の子」と自覚することに対して、世間の求める「女の子や女らしさ」に大きな隔たりがあることに気付き、自分の求める「女らしさ」が、いわゆるフェミニズムに近いものに近いと思いつつも、悪いのは、女性を下に見るある種の男達であって、男性全体を敵対視したいわけでもなく、実際そういった女性達が、新しい女らしさという同調圧力をかけているようにも思い、彼女たちの言い分は、結局、女性を下に見る結果になっているのかと、堂々巡りになってしまいます。
>「女性」と一括りにされることは、濡れ衣の同調圧力、もしくは、欲しくもない賞賛の押しつけとしか思えません。(個人の感想ですので、不快を感じた方、すみません。)女の体で生活しているだけで、言葉からして、暗に人間としての扱いを受けていない、という怒りを感じる一方で、女としてまともな存在ではない、との矛盾に苦しみました。(この思い切りの悪さが、子供っぽいといわれる所以とは十分承知していますが、中年になってから薄らいだようです。)
『フェミニズム』に関する書物は未だ読んだことはありませんでしたが、なるほど、だいたいの流れが掴めた気がします。
つまり、『フェミニズム』に近い感情をASの女性は抱きがちだけれど、
『真のフェミニズム』とは『男性全般』に対するものであり、
『ASの女性がもつフェミニズム』とは『一部の男性』に
対するものである点で異なり、
『真のフェミニズム』自体が男尊女卑社会に拍車をかけるキッカケにも成り得て本末転倒であり、しかも困ったことに、当のASの女性は『フェミニズム』の感情に似て非なるものが故に『真のフェミニズム』の濡れ衣を着せられてしまうということですね。(解釈が間違っていたらすみません)
 私も女性として一括りにされる事は嫌ですが、だからと言ってフェミニズムと一緒にされる事も嫌ですね。そして、手毬さんのおっしゃる様に、はたして自分を正確な(まともな)女性としてみて言える事なのかも疑問を持つ所ですね。
 その点から考えて、物事を思ったようにハッキリいう事への美徳と、レディーファーストの社会である欧米に定住する事を考えると移住する事に魅力を感じますが、日本人が想像している以上の黄色人種差別もあるので(海外に何年か住んでたのでわかります)踏み留まってしまいますね。

>私の場合は、自分で自覚する「女の子」であることと、世間で言われる「女の子」扱われ方に、大きなギャップを感じてきて、女子特有の数人でグループを組んで行動したり、恋愛がらみや、誰かのうわさ話で、いつもつながっていることが、苦痛で、それで、中学時代、当時としては、青天の霹靂でしかない、仲間はずれに遭い、グループにこだわらない、多くの男子が羨ましく見えました。
私の書き方が少し足りないようでしたね。私も大きなギャップに未だに悩んでいる感じです。女子生徒特有の放課後にクラスに残って雑談していく意味が分からなくやはりずっと浮いていました。そういった点で何度も男になりたいとは思いました。

>私の場合、飼い猫が亡くなったときは、ダイレクトに悲しくて、小さな子供のように泣くじゃくり、家の建て替えと重なって、しばらくして幻聴におそわれたことがありました。その後に母が亡くなったとき、そして、結婚し、子供が生れたときに、自分の感情が分からなくてガラス一枚隔てた感覚になりましたが、ふとした拍子に、悲しい、嬉しい、困る、憎いなどの感情が出てきたりします。マイナスの感情を持たないように、とロボットのように考えられることが救いだったりします。
私も同じように、共感できる事と、できない事の差が割とハッキリしているようです。その共感も恐らく、一般の人の共感とは異なる様な気がしますが。
 手毬さんの『マイナスの感情を持たないように、とロボットのように考えられる』と似ていると思う事で、私は悲しくて仕様が無く考えるだけで涙が止まらない様な事でも、その事を考えるのを止めて違う事を考えると涙がボツッと不思議なくらい止まったり、泣いている時に他の事を言われて話に集中すると、涙が急に止まったりしてしまいます。その点では、確かに気持ちの切り替えが早かったりします(苦笑)

[#31288] Re:続きです。
 もかか  - 09/7/19(日) 13:43 -

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   手毬さんへ(続き)

>>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
>私の場合、かなり辛いPMS(精神的に不安定になりやすい、薬の聞きが悪い)が来て、改めてカレンダーで確認して、やっと気付きます。
やはり、PMSは皆さん結構お持ちなんですね。
私も精神的に辛いです。話がズレてしまいますが、痛みに極めて鈍感な為、生理痛が無い事がせめてもの救いです。でも困ったことに身に覚えの無いアザが足に沢山できたり(ぶつけた?)、虫刺され(痒みに敏感)やアトピーで血が一杯出るまで掻いたり、胃潰瘍になって血を吐くまで気付かなかったりと色々大変です。

>>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
>とりあえず、相手がいらいらしないように、反応を早くして、答えるようにしていますが、こちらからの発言は、要領よく、早くかどうかは、疑問です。
私も要領よく答えようとしています。でも、よく省いちゃいけない所を省いてしまったり、話の論点がズレていたりするのでまだまだ、上手く適応できていないみたいです。

>いえいえ、このスレッドを立てて頂いて、有り難いと思っています。
>他の投稿も読みましたが、もかかさんの受けたひどい仕打ちの記憶が薄れるようにと、願わずにいられません。当事者からのコメントにつきましては、ひとりごと掲示板が参考になりますし、自分もつづっています。とりあえず、参考までに。
お勧めして頂いたブログや、当事者のコメントも見てみますね。
こんなに長文で返して頂けたので、親切な人だなぁと、嬉しく思いました。
有難う御座います!頑張って適応していきたいと思います!

[#31289] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/19(日) 14:06 -

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   乃絵さんへ
お返事有難う御座います。
頑張って書いているつもりですが、至らない所もあるかもわかりません。その時はごめんなさい。

>>1..ASの方で自分のジェンダーに違和感を感じている方はいますか?
>わたしはジェンダーに違和感はないし女性であることに満足しているのですが、結局結婚も恋愛体験もないまま今まで来てしまいました。
>結婚や恋愛ができなかったのはもっぱらわたしの時代錯誤的倫理感(具体的な内容は他の方の感情を害する恐れがあるため触れません)によるものだと思っています。この倫理感は両親からの影響ですが、その時代遅れの価値観を捨てきれないのが自閉的と言えるのかもしれません。
ジェンダーに違和感を感じていない事は、非常に幸運な様に思われます。話は変わりますが、私も両親からの影響はかなり大きい事が多く、未だに色んな形で『こだわり』として残ってしまっています。その度に自閉的だなと思いますね。(苦笑)

>>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
>上記のようにわたしはジェンダーと実際の性別の不一致はないのですが、ホルモンバランスを崩しやすく肌荒れや子宮卵巣のトラブルを抱えてしまい現在治療中です。
>わたしの場合ホルモンバランスが崩れているのは「恋愛をしてないから」といえるのですが、ホルモンバランスのために恋愛をするのは本末転倒であるので、現在わたしが受けているのはもっぱらホルモン剤治療です。
>その他アロマテラピーや漢方にもホルモンバランスを整える処方があります。これらも効果的です。
以前からホルモンバランスの崩れについて病院を受診しようかと考えており、女性ホルモン投与をしている友人の女性にもそれを勧められていたので、
乃絵さんのお返事を見て、いよいよ病院に行くべきかと思いました。書き込み有難う御座います。
 確かにホルモンバランスが崩れるのを防ぐ為に、恋愛する人は中々いないですよね。ホルモンバランスの崩れ対策に、アロマテラピー、漢方も利くとは知らなかったので調べて試そうと思います!

>>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
>ASに限らず人は年をとると言葉が出にくくなる傾向にあると思います。でも周りを見ると日頃いろんな人とコミュニケーションをとっている人は年をとっても流暢に話せているようです。
確かにAS以前にコミュニケーション不足が原因している所もある気がしますので
改善していきたいと思います。

貴重なご意見有難うございました。

[#31299] Re:ジェンダーに疑問。
 こたき  - 09/7/19(日) 21:26 -

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   こんばんは。
PDD_nos(AS傾向)の当事者、女性です。

経験した事しか書けないのですが、参考になれば幸いです。
色々考えているうちにレスが遅くなりました。


1.
私自身の感覚として、性に対する違和感はありません。
が、周囲からはよく言われてきました。
子供の頃は本当に女かどうか証拠を見せろ的なこともありました。
大したことではなかったですが、ある行動をさせて女性らしく振る舞うかを試された事もありました。
思春期以降は自分の考え方は男性的だと思ってきました。
しかし性の不一致まで感じたコトはありません。

女性を愛したこともあります。(今は抑えています)

現在は結婚し子供もおります。
子供の出生時からは強い母性ホルモン(オキシトシン)の影響なのか却ってコダワリが強くなり苦しみました。子供は早産でNICUに入院したのですが当時の担当看護士からは面会中の私の様子から洞察力が鋭く、感受性が強い人だと言われました。
一方自分で不思議なのは一般的に「お腹を痛めた我が子」等という表現が全く理解出来ず、母性愛を実感する事ができませんでした。おなかの中にいる時から子供は別人格という感覚が強すぎました。

2.
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と甲状腺機能低下症(橋本病)の両方があります。ただ、これが発達障害と直接の因果関係があるかどうかは、発症当時PDDの診断を受けていませんでしたし医師に相談したことがないため判りません。当時は原因不明であるようなことを言われ、投薬治療しました。
先ほど書きましたが、出産後のホルモンバランスは恐らく正常範囲であったと思いますが、私には強く感じ、また人生でかつて経験した事のないような感覚がありました(母性?女性的、共感的、協調性など今までにない感覚)。その頃の私は「(出産前に比べて)とても優しいお母さんの顔をしている」と写真を見た人に言われました。が、オキシトシンの分泌が減り(一般的なことです)、元の自分の感覚に戻ってくると顔つきが鋭く「男性的」になってきました。これは自分で写真を見比べて実感出来ました。

他にPMSの症状も強く現れ苦しいです。

3.
発語の遅さと加齢については、経験が増えるに従って多くの情報から最適な表現を検索しようとする絶対数の多さから来るのではないかと思います。

以上3つの質問に答える形のみになりました。かつ長文失礼致しました。
ASの方に同じような感覚をお持ちの方がいらっしゃる事を知る事が出来、感謝しております。

[#31321] Re:ジェンダーに疑問。
 手毬 メール  - 09/7/21(火) 16:16 -

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   ▼もかかさん:

こんにちは。コメントありがとうございます。長くなりますが、説明させたもらいます。読みにくかったらすみません。

> やはり皆さんも『女性らしさ(男性らしさ)』を求められる事に不快感を感じているのですね。この歳にして今までの人生の謎が解けました。
> 私も3人以上の雑談になると、途中から話についていけなくなり『話を聞いていない人』のレッテルを貼られがちになってしまいます。当の本人は話を聞きたい訳なのですが・・。
20代の頃でしたが、ある趣味の集りで、講師である年配の男性から、ある中年の女性に対して、「(手毬の)言っている意味が分からない、通訳してくれ」と命じていて、くだんの女性は、フェミニズムの関係者だったにもかかわらず、彼の威圧的な態度に対して従順だったので、????だったことがありました。彼女は、人々の動きにそつなく適応できる、普通の定型発達の適応をしていただけだと、診断を受け、本を読むうちに後で納得しました。当時は、東京で一人暮らしをしていて、フェミニストといわれる女性達と、度々話をしたことがありました。


> いくら欧米文化が浸透してきている現代と言っても、特に日本という『和』を尊び、且つ『男尊女卑』が未だに根深い国でASが生きる事は、特に女性のAS当事者にとって、やはり難しい事なのだと思い知らされます。
フェミニストであれば、逆に、男性を立てる対応をしている人々と、そうでない人に別れると思います。意識がはっきりしているだけに、かえって保守的な同性の方が気が、話をしていても気が楽だったことがありましたが、フェミニストの女性によると、どっちみち扱いが表向き女性を立てているように見えても、女の人を「女性」という決まった枠の色眼鏡で見る以上は、あくまでも「第2の性」であることには変わらないようです。ですので、フェミニストが悪い存在か否か、決められるとは思えません。そうレッテルを貼られたところで、尊敬か、排除か、かなり別れるところですが、そう言う人たちにとっては、単に「怖い女」と、いう記号に過ぎないと思います。

>『フェミニズム』に関する書物は未だ読んだことはありませんでしたが、なるほど、だいたいの流れが掴めた気がします。
>つまり、『フェミニズム』に近い感情をASの女性は抱きがちだけれど、
>『真のフェミニズム』とは『男性全般』に対するものであり、
確かにそう言われますね。フェミニズム=男性が悪い、と一元的にいわれる所以でしょうか。ジェンダーという言葉は、フェミニズムが母体になって生れた言葉だと聞いています。

>『ASの女性がもつフェミニズム』とは『一部の男性』に
>対するものである点で異なり、
>『真のフェミニズム』自体が男尊女卑社会に拍車をかけるキッカケにも成り得て本末転倒であり、しかも困ったことに、当のASの女性は『フェミニズム』の感情に似て非なるものが故に『真のフェミニズム』の濡れ衣を着せられてしまうということですね。(解釈が間違っていたらすみません)
あ、説明不足ですみません。「濡れ衣」という意味は、

1.女性と言うことで、人間一般からの例外として、「女性」という、色眼鏡で見られて、男性に対しては、なされない解釈がつきまとい、例えば、怒っているわけでなくても、怒った、と男性以上に過剰に解釈されたりすること。

2.特に、今で言うセクハラに近い会話、対応が向けられたときなどに、異議の申し立て(1.に近い誤解と重なり)をすれば、からかい混じりに、「フェミニズム」のレッテルを貼られるので、事を荒立てないためには、ひたすら、我慢するしかない。

以上、2通りの意味でした。からかい混じりで、そういった濡れ衣を着せられることは、定型、当事者にかかわらず、女性に降りかかる災難といえるでしょう。当事者の場合は、なぜ、そう言われるのか、こらえて適応しても悔しい思いを持ち越すか、その時のパニックで失敗するか、時間が経たなければ分からないので苦労します。定型の場合は、不本意で怒り心頭でも、空気を読んで、合わせられるという事が出来るのでしょうか。


> 私も女性として一括りにされる事は嫌ですが、だからと言ってフェミニズムと一緒にされる事も嫌ですね。そして、手毬さんのおっしゃる様に、はたして自分を正確な(まともな)女性としてみて言える事なのかも疑問を持つ所ですね。
> その点から考えて、物事を思ったようにハッキリいう事への美徳と、レディーファーストの社会である欧米に定住する事を考えると移住する事に魅力を感じますが、日本人が想像している以上の黄色人種差別もあるので(海外に何年か住んでたのでわかります)踏み留まってしまいますね。
そうでしたか。自分は、日本を出たことがないので分かりませんが。海外に滞在した日本人同士は、やはり、学校などの女子グループのようにくっついているし、排他的だと聞きました。さぞ大変だったことでしょう。

>私の書き方が少し足りないようでしたね。私も大きなギャップに未だに悩んでいる感じです。女子生徒特有の放課後にクラスに残って雑談していく意味が分からなくやはりずっと浮いていました。そういった点で何度も男になりたいとは思いました。
連れだってトイレ、おそろいの持ち物(職場や、主婦の仲間同士でありました。)、母親になってもママ友同士で、子供を同じ習い事に通わせる(こちらは本で読みました。)・・・そんな傾向は、ありますね。

>私も同じように、共感できる事と、できない事の差が割とハッキリしているようです。その共感も恐らく、一般の人の共感とは異なる様な気がしますが。
その「共感」の部分ですが、最近、子供を保育園に行かせる車の中で、カーラジオの放送で、松谷みよ子の童話が朗読されていて、子供の名前を呼び続ける母親に対して、すずめから、死んだ子供が、貝になったことを知らされる場面が耳に入り、(え?死んだの?)と、思わず号泣し、息子がびっくりしてしまい、息子から、「大丈夫?」と声をかけられて我に返っても、涙が止まらず、保育園に着くやいなや、何にもなかったように、挨拶、用具の支度、子供の見送りをすませて、家に向かう車に戻るやいなや、また涙が止まらない状態に戻って、何かに操られているような感覚になったことがありました。普段とは打って変わった自分の反応に戸惑いました。

本当は子供といたかったことと、保育園への登園との矛盾した気持ちが、童話の母親への共感として現われたとも思えますが、それを、「母親の本能」として、仮に誰から、仮に言われたら、違和感(本能?ちょっと違うな・・・でも、相手がそう見るなら、仕方がない)を感じると思いますが、そこで笑うのが適応だと思っています。(9割当っていても1割は違うな???と思っても、本音の1割の部分は、言わない方が角が立たないので、言いません。)もっとも、こちらに火の粉がかかるならば、話は別ですが。

> 手毬さんの『マイナスの感情を持たないように、とロボットのように考えられる』と似ていると思う事で、私は悲しくて仕様が無く考えるだけで涙が止まらない様な事でも、その事を考えるのを止めて違う事を考えると涙がボツッと不思議なくらい止まったり、泣いている時に他の事を言われて話に集中すると、涙が急に止まったりしてしまいます。その点では、確かに気持ちの切り替えが早かったりします
クリニックで上記の、「何かに操られているような感覚になったこと」を話しましたが、別におかしいとも何とも言われませんでした。

中年に入り、「可愛い女の子であること」が求められなくなったせいか、女性タレントの演出や、少女向けの娯楽などで、主人公が、甲高い声で、「可愛いこと」を自己アピールする演出を見るや聞くや、瞬時に無意識に舌打ちしていたりで、どうも好きになれません。母もそんな少女が嫌いで、自分が、未成年の頃、当時中年だった母の持っていた趣味の影響を受けたのかも知れません。

しかし、女性向けのアクセサリーや、服などで、そういった「女らしい」もの、女性好みの小物などを見ると、むしろ好感を持ちます。私自身、手毬のカラフルな色彩が好きなので、HNにも使っています。
(元のHNは、「てんまりこ」でした。意味は「跳ねっ返り」になってしまうということでしたが。)そこで、短く「手毬」に変えました。人によっては、「結局女らしい」と思われるか、「素直でない女」と解釈されるか、よく分かりませんが・・・(苦笑)

適応するには、周囲とのギャップを、どのように埋められるか?が、課題に思えます。長文、失礼しました。

[#31322] Re:続きです。
 手毬 メール  - 09/7/21(火) 16:50 -

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   ▼もかかさん:

丁寧にコメントありがとうございます。

>>>2..また、ジェンダーと実際の性別に差が有り過ぎると、ホルモンバランスの崩れによる病気などが起こってきたりするのでしょうか?またそうであれば、どの様な予防策があるのでしょう?
>やはり、PMSは皆さん結構お持ちなんですね。
>私も精神的に辛いです。話がズレてしまいますが、痛みに極めて鈍感な為、生理痛が無い事がせめてもの救いです。でも困ったことに身に覚えの無いアザが足に沢山できたり(ぶつけた?)、虫刺され(痒みに敏感)やアトピーで血が一杯出るまで掻いたり、胃潰瘍になって血を吐くまで気付かなかったりと色々大変です。
ひっかいた後の傷跡は、嫌ですね。自分は、刺されて引っ掻いた痕がなかなかとれずに、大変でした。胃潰瘍は、今は大丈夫でしょうか?どうかお大事に。

>>>3.加齢と共に発語は遅くなってくるものでしょうか?
>私も要領よく答えようとしています。でも、よく省いちゃいけない所を省いてしまったり、話の論点がズレていたりするのでまだまだ、上手く適応できていないみたいです。
自分も、保育園や、福祉のディケアなどで、パニックになり、しまったと思うことがありました。家の中でも、夫に対してパニックになったりします。

母は今はいませんが、中年で、自分が物心付く頃は、なぜ返事が遅くて煮え切らないのかといらいらしたことがありました。聞いたら、「分からないから」今になって思うと、正しく答えようとしていたのかと、遅かったようで、晩年になってもそれは変わらないようでした。

母も何らかの発達障害があったのか?北海道から、関東に出てきて、言葉で苦労したのかよく分かりませんが、女性同士のグループの行動が嫌いで、女らしいものも避けていました。それは、社会性という観点から見ると、偏ったものに見えました。ですから、いたずらに目を背けずに現実に目を向けることが大切だと思います。

>お勧めして頂いたブログや、当事者のコメントも見てみますね。
既に読まれていましたら失礼ですが、独り言では、自分も書いていますが、ジェンダーにつきましては、ヒゲ達磨さんのコメントが参考になりました。

>こんなに長文で返して頂けたので、親切な人だなぁと、嬉しく思いました。
>有難う御座います!頑張って適応していきたいと思います!
恐れ入ります。ジェンダーに関するスレッドは、自分も立てようと思っていました。お節介でしたら、申し訳ありませんが、コメントを上記に追加しました。

今から8年ほど前、「女らしさ」に関するスレッドを、別なサイトで立てたことがありました。立てた結果、ひとりごとにも罵詈雑言を書かれ、そこで主導権を持っているある参加者からなりすましや、釣りでで追いつめられ、これ以上コメントすれば、パニックに陥って、サイトを荒らしてしまう危機感から、そこのサイトから去ったことがありました。

スレ立て、本当にありがとうございました!

文字を打つが遅いので、限られたコメントしかできませんが、時間が許せば、またコメントさせて頂きますね。

[#31328] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/22(水) 0:13 -

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   こたきさんへ
長文でのお返事有難うございます!(私は長文の方が嬉しいです。)
そして返信が遅れてしまってすみません。

>1.
>私自身の感覚として、性に対する違和感はありません。
>が、周囲からはよく言われてきました。
>子供の頃は本当に女かどうか証拠を見せろ的なこともありました。
>大したことではなかったですが、ある行動をさせて女性らしく振る舞うかを試された事もありました。
>思春期以降は自分の考え方は男性的だと思ってきました。
>しかし性の不一致まで感じたコトはありません。
やはりそうですか。
私も思春期以降にどうやら、周りの女子と比べて自分は男性的だと
自覚し始めました。「証拠を見せろ!」的な事は無かったですが、
中学生まで男の子に間違われたりしましたね。
今でも仕草は女性らしくできないので困りますが。
 性に対する違和感は、無いに越した事はないですよね。うらやましいです!
私も中学生時代をピークに変動的ですが、比較的に性に対する違和感が
和らいできたように思いますが、依然として消えては無いのが現状です。

>現在は結婚し子供もおります。
>子供の出生時からは強い母性ホルモン(オキシトシン)の影響なのか却ってコダワリが強くなり苦しみました。子供は早産でNICUに入院したのですが当時の担当看護士からは面会中の私の様子から洞察力が鋭く、感受性が強い人だと言われました。
 お子さんがいらっしゃるのですね。
子供は無邪気で可愛いので好きです。
 未だ私は出産を経験していないので未知の世界なので驚いているのですが、
コダワリが強くなってしまったりもするのですね。
ただでさえ、出産後のお母さんというと母性本能から子供を気遣って
ぴりぴりしてしまったりするイメージがあるので、大変そうですね。
私たちの様に一般の人と比べて、洞察力が鋭く、感受性が強いという事は、
悪い事ばかりでは無さそうですね。
子供を育てるにあたって、母親としてとても大切な事だと思いました。

>一方自分で不思議なのは一般的に「お腹を痛めた我が子」等という表現が全く理解出来ず、母性愛を実感する事ができませんでした。おなかの中にいる時から子供は別人格という感覚が強すぎました。
『母性愛』は、私も未経験なので全くわかりませんが、
自分にそういったものが芽ばえるかは、自信が無いです。
何でもそうですが、私自身も『共感』というものが得られにくいみたいで、
いつもどこか、一枚壁を隔てたところから目を凝らして観察して、
『共感』に似た事をする為に、先ずは過去の経験から自分に当てはめたり、
分析して考察するしか無いみたいで、
そういった所が冷たいと取られてしまったり、自分の事ばかり話していると
勘違いさせてしまったり(自分の事に置き換えないと共感が難しいから)
するんだと勝手に考えているのですが、
こたきさんはいかがですか?

>2.
>甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と甲状腺機能低下症(橋本病)の両方があります。ただ、これが発達障害と直接の因果関係があるかどうかは、発症当時PDDの診断を受けていませんでしたし医師に相談したことがないため判りません。当時は原因不明であるようなことを言われ、投薬治療しました。
甲状腺機能の異常は私も心配していた事だったので、非常にドッキリきました。
私の父は甲状腺機能の異常から腫瘍ができてしまい(手術で完治しました)、
私も昔から理由も結果も教えては貰えないのですが、
ホルモン量の検査を半年に一度程するように父から言われています。
(ASである父は、私がASである事も隠し通している様です)
また、最近では実際の甲状腺の検査もしていないので何とも言えませんが、
更年期障害に似た症状が現れたりして大変です。

>先ほど書きましたが、出産後のホルモンバランスは恐らく正常範囲であったと思いますが、私には強く感じ、また人生でかつて経験した事のないような感覚がありました(母性?女性的、共感的、協調性など今までにない感覚)。その頃の私は「(出産前に比べて)とても優しいお母さんの顔をしている」と写真を見た人に言われました。が、オキシトシンの分泌が減り(一般的なことです)、元の自分の感覚に戻ってくると顔つきが鋭く「男性的」になってきました。これは自分で写真を見比べて実感出来ました。
>他にPMSの症状も強く現れ苦しいです。
顔のつくりまで変わったのですか。きっと幸せなんでしょうね。
そう言えば、私も顔が今の恋人ができて、2年程まえから
攻撃性のある言動を矯正されてきた為かわかりませんが、
顔のつくりが劇的に優しいように変わってきました。
その変化が著しいものだったので気になっていた所だったのですが、
こたきさんのお話をお聞きして、自分にも言えそうだと深く納得しました。
PMSは皆さんお持ちなんですね、私も繰鬱病とダブルパンチで
精神的に参ってしまいます。

>3.
>発語の遅さと加齢については、経験が増えるに従って多くの情報から最適な表現を検索しようとする絶対数の多さから来るのではないかと思います。
やはり、皆さんも同じように加齢と共に発語が出にくくなるものなのですね。
私だけでないと安心でき、メカニズムも知る事ができました。
皆さん感謝しています!


長文、乱文で読みにくい上に、私の気持ちが伝わりにくく不愉快な気持ちに
させてしまうかもわかりませんので、その時はごめんなさい。
ご丁寧なお返事有難うございました!

[#31347] Re:ジェンダーに疑問。
 こたき  - 09/7/24(金) 0:50 -

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   もかかさん。
こんばんは。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
とても嬉しかったです。

>私も中学生時代をピークに変動的ですが、比較的に性に対する違和感が
>和らいできたように思いますが、依然として消えては無いのが現状です。
多分、完全に消える事はどうでしょう。色んな経験をして、肉体が男性と女性と違うということや、思考が男性的であっても、真性男性からは女性として扱われますし、そこに甘えてはいけないと思いながらも、男性からの女性への配慮という部分では、その思いやりや優しさの部分を受入れることは必要かなと思うようになってきました。(30過ぎてから。)
段々性別に対するコダワリがなくなったというか、中性的であってもよいのではと感じています。
対面的には女性として見られても、自分の考え方が女性ではないとか男性的とかではなくて、自分であるということで良い、という解釈です。(自分勝手かな?)

> 未だ私は出産を経験していないので未知の世界なので驚いているのですが、
>コダワリが強くなってしまったりもするのですね。
個人差はあると思います。

>私たちの様に一般の人と比べて、洞察力が鋭く、感受性が強いという事は、
>悪い事ばかりでは無さそうですね。
>子供を育てるにあたって、母親としてとても大切な事だと思いました。
そうですね。良い面はできるだけ上手く活用したいと思っています。


>『母性愛』は、私も未経験なので全くわかりませんが、
>自分にそういったものが芽ばえるかは、自信が無いです。
私は随分悩んだ時期がありましたが、母性であっても父性であっても子を思う気持ちには変わりない筈です。身体的に女性にしか出来ない事は勿論ありますが、それが全てではないと思います。

>何でもそうですが、私自身も『共感』というものが得られにくいみたいで、
>いつもどこか、一枚壁を隔てたところから目を凝らして観察して、
>『共感』に似た事をする為に、先ずは過去の経験から自分に当てはめたり、
>分析して考察するしか無いみたいで、
よくわかります。何事も経験しなければ人の気持ちはわからないと信じて生きてきました。(そういう歌もありますね。)けれども、定型発達の人達は経験しなくても想像できるということを最近知って驚きました。
母が恐らく自閉圏(AD/HD未診断ですが本人も自覚)で、経験しなければ分からないから、苦労は買ってでもしろという言葉通りに教えられてきました。

経験が全てだと信じてきましたから、体を壊してまで苦しみに耐え抜き通したり、敢えて困難に立ち向かったり、苦手で嫌な事でも買って出たり…
苦手、困難故に間違いやトラブルになりやすく、トラブルを起こしている事にすら気がつかなかったり。
若い頃20代までは特に散々でした。

分析癖もあって、常に理論的に物事が成立していると思っていて、それが人の気持ちや行動までそうだと思い、何故このような言動をとるのだろうと色々観察したり調べたりが当たり前になっています。

>そういった所が冷たいと取られてしまったり、自分の事ばかり話していると
>勘違いさせてしまったり(自分の事に置き換えないと共感が難しいから)
その通りですね。自分の経験に置き換えないと共感できないから、相手に同じ感覚か確かめたくて自分の事を話します。話したり言葉にしてみないと自分の感じている事が相手の気持ちに叶っているかなんてわかりません。自分の事ばかり、しかも納得出来なかったり理解出来なかったりすると同じ事を何度も繰り返して質問しているみたいです。

自分が経験してとても辛かった事だと、必要以上に共感してしまいます。
相手はそれほど辛くないのに、過剰に反応して「そこまで思っていないけど」という具合に。
逆に相手もとても辛い思いをしていた場合、こんなに気持ちを分かってくれる人は初めてと涙を流す人もいました。

>甲状腺機能の異常は私も心配していた事だったので、非常にドッキリきました。
>私の父は甲状腺機能の異常から腫瘍ができてしまい(手術で完治しました)、
>私も昔から理由も結果も教えては貰えないのですが、
>ホルモン量の検査を半年に一度程するように父から言われています。
お父様の経験上、早期発見が体への負担が少なくて済むということではないでしょうか。
優しいお父様ですね。

>また、最近では実際の甲状腺の検査もしていないので何とも言えませんが、
>更年期障害に似た症状が現れたりして大変です。
大丈夫ですか?脅かすつもりはないですが、甲状腺の異常は更年期障害に似た症状が出ますので。
検査はされていて、その結果はご存じないということですか?それとも検査自体まだ一度もされていないですか?


>そう言えば、私も顔が今の恋人ができて、2年程まえから
>攻撃性のある言動を矯正されてきた為かわかりませんが、
>顔のつくりが劇的に優しいように変わってきました。
恋は人を美しくするのかな?
感受性が強い分、表情に素直に現れるのかもしれないですね。


>PMSは皆さんお持ちなんですね、私も繰鬱病とダブルパンチで
>精神的に参ってしまいます。
躁鬱ですか?私直感やアイデア、集中力勝負の仕事をしてきたので、クスリやらないでもとびきりハイテンションだったり、恐ろしく落ち込んだりと言う気分の波は仕事の特徴上仕方ないと思っていました。が、最近そうではないなと思い始めました。治療する程ではないと思うけど、躁状態の自分って振り返ると言動が恥ずかしくて自分じゃないみたいで強い違和感覚えます。気分のムラは本当に辛いですね。何度このハイテンションを捨ててしまいたいと思った事か。でもハイテンションの時って感受性が宇宙的でそこが芸術とかアイデアに繋がっていると思うと、どうしても捨てきれないのです。

またまた長文になりました。
このような形でお話が出来た事がとても嬉しかったです。
ASであることを知らなかった頃には無かった感覚です。
本当にありがとう。

[#31378] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/26(日) 14:16 -

引用なし
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   手毬さんへ
お返事どうも有難うございます!お返事がきていた事に気付かなかったので、
少し遅れました。すみません。

フェミニズムについて、非常に深いお話になってきて、正直内容を理解する事が難しくなって来たので、少しネットでフェミニズムについて勉強させて頂きました。
奥が深いです!

>20代の頃でしたが、ある趣味の集りで、講師である年配の男性から、ある中年の女性に対して、「(手毬の)言っている意味が分からない、通訳してくれ」と命じていて、くだんの女性は、フェミニズムの関係者だったにもかかわらず、彼の威圧的な態度に対して従順だったので、????だったことがありました。彼女は、人々の動きにそつなく適応できる、普通の定型発達の適応をしていただけだと、診断を受け、本を読むうちに後で納得しました。当時は、東京で一人暮らしをしていて、フェミニストといわれる女性達と、度々話をしたことがありました。
私も当時の手毬さんの立場であれば、きっと同じようにその『フェミニズム関係者の女性』の行動が理解できなかったと思います。

実は、私もこれと似たような体験をしていた事があり、ずっとその事について疑問に感じていたのですが、自分がASだと理解してやっと理解できた事でした。
その内容と言うのは、この掲示板で書いて良いものか、他の人の気分を害するのではないかと非常に迷った事なのですが、どうやら『フェミニズム』を語る上で関係が切っても切れなそうだと思ったので告白します。
実は私は同性愛者で、彼女がいます。
その彼女がいつも男性と話をする時に、通常よりも声のトーンが上がり可愛らしく対応しているので、何故私と対応する時のような対応で男性と接しないのか?実は両性愛者なのか?と問いただした事が何度もありました。
後に、彼女の男性との対応は社会に適応した、定型発達者のものだと理解しましたが、私は未だASである自分を理解してから日が浅いので、『お世辞、愛想笑い』といったコミュニケーション力に欠けているようです。
(論点がズレていたらすみません。また、私は同性愛者だからと言って、
いわゆる『レズビアン・フェミニズム』や『レズビアン・セパレーティズム』といった思想はありません。また、気分を害してしまったのならすみません。)

一つ疑問に思ったのですが、手毬さんは政治家関係のお仕事をしていらっしゃるのですか?フェミニストの方とよくお話されている様なので。

>フェミニストであれば、逆に、男性を立てる対応をしている人々と、そうでない人に別れると思います。意識がはっきりしているだけに、かえって保守的な同性の方が、話をしていても気が楽だったことがありましたが、フェミニストの女性によると、どっちみち扱いが表向き女性を立てているように見えても、女の人を「女性」という決まった枠の色眼鏡で見る以上は、あくまでも「第2の性」であることには変わらないようです。ですので、フェミニストが悪い存在か否か、決められるとは思えません。そうレッテルを貼られたところで、尊敬か、排除か、かなり別れるところですが、そう言う人たちにとっては、単に「怖い女」と、いう記号に過ぎないと思います。
『フェミニズム』について少し勉強したので解りましたが、私達女性はこの思想のお陰で現在在る様々な恩恵(完全では無いですが、女性参政権、育児休暇、セクハラ・DV・強姦・近親姦の禁止、社会進出)を受けているのですね。
在り難いことです。でも同時に私の中には『反フェミニズム』的な思想も存在します。と言うのは、最近『人工中絶』に対する人々の意識の低下に疑問を持つからです。「子供をおろす、おろさない」この言葉自体に私は非常に嫌悪感を持ちます。簡単な言葉の表れに反して、その言葉の持つ意味の重さが計り知れないものだと思うからです。
『反フェミニズム』とは言っても、私のような同性愛者が『少子化』について声を荒げて言える立場では無いのですけれど。
正直、子供は大好きなので欲しいです。でも子供の周りを囲む環境を想うととても産む気にはなれませんね。悲しいですが。

論点がずれてしまってすみません。『保守的なフェミニスト』であれ、『保守的でないフェミニスト』であれ結局行き着く先は同じ意見なのですね。男性に女性という形式だった、色眼鏡で見られているという。
なるほど、フェミニストは男性から怖い女性に見えるでしょうね。苦笑

『フェミニズム』と一言で言っても、その中でも色んな思想に分かれていて、それぞれがどこまで『フェミニズム』を追求していくべきなのかも私には、難しいですが、少なくとも現在の日本には更にフェミニズムを追求していくべき余地は有るのだという事だけは解りました。(更に育児休暇を取りやすい社会にしたり、女性でも会社で高い地位の職に就きやすくしたり等)
『目に見える男女平等』(参政権等)の確立は比較的容易なのに対して、『精神的自由権に関わる男女平等』の確立は、日本という古くからのしとやかで、物腰の柔らかい女性らしさを美徳と考える等の文化から難しそうですね。


>あ、説明不足ですみません。「濡れ衣」という意味は、
>
>1.女性と言うことで、人間一般からの例外として、「女性」という、色眼鏡で見られて、男性に対しては、なされない解釈がつきまとい、例えば、怒っているわけでなくても、怒った、と男性以上に過剰に解釈されたりすること。
>
>2.特に、今で言うセクハラに近い会話、対応が向けられたときなどに、異議の申し立て(1.に近い誤解と重なり)をすれば、からかい混じりに、「フェミニズム」のレッテルを貼られるので、事を荒立てないためには、ひたすら、我慢するしかない。
>
>以上、2通りの意味でした。からかい混じりで、そういった濡れ衣を着せられることは、定型、当事者にかかわらず、女性に降りかかる災難といえるでしょう。当事者の場合は、なぜ、そう言われるのか、こらえて適応しても悔しい思いを持ち越すか、その時のパニックで失敗するか、時間が経たなければ分からないので苦労します。定型の場合は、不本意で怒り心頭でも、空気を読んで、合わせられるという事が出来るのでしょうか。
なるほど、解りました。大きく『濡れ衣』の意味を取り間違えてしまっていたようです。(苦笑)
『濡れ衣』は『精神的自由に関する男女平等』を求めたフェミニズムの過剰反応に取られやすいという事でしょうか。(また間違っていたらすみません)

話は変わりますが、私も大勢での討論の場(大学での意見を発表する場)で、自分のこだわりから、パニックを起こして一人で自分の主張を通してしまった事があります。当時はASだという自覚も、それがこだわりだという自覚も無かったので悔しい想いをしました。
その内容とは、大学の教育学の授業の中の『食育』をテーマに新たな教育方法を研究していく事を目的とした授業で、内容は賛否両論の映画『ブタがいた教室』にもなったものです。
内容の粗筋は、小学校低学年からブタを食べる目的で学校で飼いましょうと先生が提案したのをキッカケにブタを飼い、卒業間近の時に生徒の多数決からブタを食肉工場に連れて行くか、このまま学校で飼い続けるかを生徒達に決めさせるものだったのですが、結果は賛成派の生徒と反対派の生徒の半々になってしまい、最後の一票を先生自身が苦悩の末投じるといったものでした。
私は、動植物に対する愛情が半端なく強いようで、最後まで「命の尊さから食育を教えるのであれば、他により良い方法があるのではないでしょうか」と半泣きになりながら訴えていました。今から思えば、40人いたクラスの私だけが反対派だったので、とても空気を読んでいたようには思えませんね。

>その「共感」の部分ですが、最近、子供を保育園に行かせる車の中で、カーラジオの放送で、松谷みよ子の童話が朗読されていて、子供の名前を呼び続ける母親に対して、すずめから、死んだ子供が、貝になったことを知らされる場面が耳に入り、(え?死んだの?)と、思わず号泣し、息子がびっくりしてしまい、息子から、「大丈夫?」と声をかけられて我に返っても、涙が止まらず、保育園に着くやいなや、何にもなかったように、挨拶、用具の支度、子供の見送りをすませて、家に向かう車に戻るやいなや、また涙が止まらない状態に戻って、何かに操られているような感覚になったことがありました。普段とは打って変わった自分の反応に戸惑いました。
>
>本当は子供といたかったことと、保育園への登園との矛盾した気持ちが、童話の母親への共感として現われたとも思えますが、それを、「母親の本能」として、仮に誰から、仮に言われたら、違和感(本能?ちょっと違うな・・・でも、相手がそう見るなら、仕方がない)を感じると思いますが、そこで笑うのが適応だと思っています。(9割当っていても1割は違うな???と思っても、本音の1割の部分は、言わない方が角が立たないので、言いません。)もっとも、こちらに火の粉がかかるならば、話は別ですが。
私もそのような事がたまにあります。後々自分の感情を分析してみないと解らなかったりするので厄介ですが、自分の置かれている状態と、一旦シンクロしてしまうと、驚くほど共感が持てるということですよね。


>クリニックで上記の、「何かに操られているような感覚になったこと」を話しましたが、別におかしいとも何とも言われませんでした。
>中年に入り、「可愛い女の子であること」が求められなくなったせいか、女性タレントの演出や、少女向けの娯楽などで、主人公が、甲高い声で、「可愛いこと」を自己アピールする演出を見るや聞くや、瞬時に無意識に舌打ちしていたりで、どうも好きになれません。母もそんな少女が嫌いで、自分が、未成年の頃、当時中年だった母の持っていた趣味の影響を受けたのかも知れません。
>
>しかし、女性向けのアクセサリーや、服などで、そういった「女らしい」もの、女性好みの小物などを見ると、むしろ好感を持ちます。私自身、手毬のカラフルな色彩が好きなので、HNにも使っています。
>(元のHNは、「てんまりこ」でした。意味は「跳ねっ返り」になってしまうということでしたが。)そこで、短く「手毬」に変えました。人によっては、「結局女らしい」と思われるか、「素直でない女」と解釈されるか、よく分かりませんが・・・(苦笑)
『てんまりこ』とは可愛らしい言葉の響きですね!私も手毬の色彩が好きです。

未だに不思議な事に、ここまで男性的な考え方をしている私ですが、好きになるものや、身に付けたい物は非常に女性的なようです。(バラの花が大好き、ロリータも昔していました)ここら辺が自分でも解らないのです。

『フェミニズム』に対する良い勉強の機会になりました。どうも有難う御座います!長文・乱文失礼しました。

[#31379] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/7/26(日) 20:11 -

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   こたきさんへ
お返事有難うございます!


>多分、完全に消える事はどうでしょう。色んな経験をして、肉体が男性と女性と違うということや、思考が男性的であっても、真性男性からは女性として扱われますし、そこに甘えてはいけないと思いながらも、男性からの女性への配慮という部分では、その思いやりや優しさの部分を受入れることは必要かなと思うようになってきました。(30過ぎてから。)
>段々性別に対するコダワリがなくなったというか、中性的であってもよいのではと感じています。
>対面的には女性として見られても、自分の考え方が女性ではないとか男性的とかではなくて、自分であるということで良い、という解釈です。
とても良い考え方ですね!気に入りました。そのように考えると、自分を肯定することができて、自信にも繋がりそうです。有難う御座います!

>>『母性愛』は、私も未経験なので全くわかりませんが、
>>自分にそういったものが芽ばえるかは、自信が無いです。
>私は随分悩んだ時期がありましたが、母性であっても父性であっても子を思う気持ちには変わりない筈です。身体的に女性にしか出来ない事は勿論ありますが、それが全てではないと思います。
そうですね、母性という言葉にとらわれ過ぎていましたが、母親である以前に親であり子供を想う気持ちが大切なんですよね。本当に子供が好きなので、子供がいる家庭に憧れます。

>よくわかります。何事も経験しなければ人の気持ちはわからないと信じて生きてきました。(そういう歌もありますね。)けれども、定型発達の人達は経験しなくても想像できるということを最近知ってきました。
>母が恐らく自閉圏(AD/HD未診断ですが本人も自覚)で、経験しなければ分からないから、苦労は買ってでもしろという言葉通りに教えられてきました。
>経験が全てだと信じてきましたから、体を壊してまで苦しみに耐え抜き通したり、敢えて困難に立ち向かったり、苦手で嫌な事でも買って出たり…
>苦手、困難故に間違いやトラブルになりやすく、トラブルを起こしている事にすら気がつかなかったり。
>若い頃20代までは特に散々でした。
私もASの父親から、『若いうちの苦労は買ってでもしろ』や、『万事塞翁が馬』と教えられ育てられてきたので、チャレンジ精神は旺盛で何でもトライするのが好きで、ダメ元で挑んでいく事が多いです。ただ、やっぱり過去を振り返ると失敗が山の様にありますね。(苦笑)例えば、中学生の時に他人をまとめる力も無いのに、無謀にも学級委員に立候補してみたりだとか。
私も恋人に経験せずに共感が得られると教えてもらった時には、かなり驚きましたね。今までヘタクソにしか生きてこれなかったのも、無理もないかと過去の自分を許す事ができました。

>>そういった所が冷たいと取られてしまったり、自分の事ばかり話していると
>>勘違いさせてしまったり(自分の事に置き換えないと共感が難しいから)
>その通りですね。自分の経験に置き換えないと共感できないから、相手に同じ感覚か確かめたくて自分の事を話します。話したり言葉にしてみないと自分の感じている事が相手の気持ちに叶っているかなんてわかりません。自分の事ばかり、しかも納得出来なかったり理解出来なかったりすると同じ事を何度も繰り返して質問しているみたいです。
>自分が経験してとても辛かった事だと、必要以上に共感してしまいます。
>相手はそれほど辛くないのに、過剰に反応して「そこまで思っていないけど」という具合に。
>逆に相手もとても辛い思いをしていた場合、こんなに気持ちを分かってくれる人は初めてと涙を流す人もいました。
わかります。自分が解らないのだから、相手も解らないだろうと勝手に思って、必要以上の説明をしてしまったり、同じ事を何度も話していたりして、相手に「くどい。さっき聞いた」とか言われちゃうんですよね(苦笑)
その分、過去の経験から共感できるところはかなりシンクロ率が高いみたいで、相手が傷ついて悩んでいるはずなのに、いつのまにか当の本人よりも自分が、本人を傷つけた相手に対して怒りから涙がにじんできたりするといった事があります。

>>甲状腺機能の異常は私も心配していた事だったので、非常にドッキリきました。
>>私の父は甲状腺機能の異常から腫瘍ができてしまい(手術で完治しました)、
>>私も昔から理由も結果も教えては貰えないのですが、
>>ホルモン量の検査を半年に一度程するように父から言われています。
>>また、最近では実際の甲状腺の検査もしていないので何とも言えませんが、
>>更年期障害に似た症状が現れたりして大変です。
>大丈夫ですか?脅かすつもりはないですが、甲状腺の異常は更年期障害に似た症状が出ますので。
>検査はされていて、その結果はご存じないということですか?それとも検査自体まだ一度もされていないですか?
実は父は医者で父に血液検査をされているので、全く私は自分の事(ASで、ディスレクシアである事)を父から知らされていないのです。父はASで、おまけに私ほどでは無いですがディスレクシアの為、非常に周りから馬鹿にされてきたようですが、最終的には成功しています。
何度か私がASである事を父にほのめかしたりして、認めてもらおうと努めてはみたのですが、20年以上隠し通した父の信念の方が強かったようです。また、私に自信を持って強く生きるようにという愛情が伝わってきました。父が言うには『ASは病気では無い。所詮人間が決めた名前という枠組みなのだから、それに捕らわれて不幸になるのは愚かなこと。もっと自信を持ちなさい。』という事でした。
ASである事を知って、失敗続きだった私としては、過去の自分を許す事ができて嬉しかった訳ですが、父からは叱咤激励されて多少複雑な心境になりました。

ごめんなさい、話がずれてしまいました。そんな訳で甲状腺の異常に関して、病院は未受診だったのですが、こたきさんのお話を聞いて近い内に予約をとる決心がつきました。正直結果が恐ろしいです。

>躁鬱ですか?私直感やアイデア、集中力勝負の仕事をしてきたので、クスリやらないでもとびきりハイテンションだったり、恐ろしく落ち込んだりと言う気分の波は仕事の特徴上仕方ないと思っていました。が、最近そうではないなと思い始めました。治療する程ではないと思うけど、躁状態の自分って振り返ると言動が恥ずかしくて自分じゃないみたいで強い違和感覚えます。気分のムラは本当に辛いですね。何度このハイテンションを捨ててしまいたいと思った事か。でもハイテンションの時って感受性が宇宙的でそこが芸術とかアイデアに繋がっていると思うと、どうしても捨てきれないのです。
別のスレッド『重低音で腹痛』で知ったのですが、こたきさんは自分の才能を活かしたお仕事をされていたのですね!音響のお仕事だとか。非常にうらやましいです!自分の感性を活かして仕事をするってどんな感じなのかと考えるだけで、非常にワクワクしてきます。(昔から絵を描いたり物を創る事は得意でしたが、親に反対されてきました。)
今私は法学系の資格を勉強しているのですが、正直実際に資格を活かせるのか不安が大きいです。そこで、この資格を取った後の事も視野を広げる為に考えていきたいので、音響のお仕事についてやりがいや、必要な事等あったら教えて頂けたら嬉しいです。(元の話とは関係の無いお話でごめんなさい。)

今回もまた、自分の事ばかり書いてしまったような気がします。すみません。
お話できた事を嬉しく思います。

[#31385] 老爺心の余計なお世話
 ヒゲ達磨  - 09/7/26(日) 23:54 -

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   老婆心、じゃなくて老爺心の余計なお世話だと思いますが、
自分の身体的性別に違和感を覚える「性別不快症候群」を背景にお持ちですから、性差医療に携わっている医師の方が、(一般には女性外来の看板を掲げている)内分泌の専門医よりもモカカさんの全体像を知った上で診療、相談に適しているのではないかとおもいます。日本の性差医療は、米国のジェンダー医療の影響を受けていますが、ジェンダーでわかるように性同一性障害が視野に入っています。MTFの方は、女性外来で初診を受けることが多いと聞いております。こうしたことを何も知らないであろう内分泌の専門医よりも、知識として持っている、実際に診たことがあるかもしれない性差医療に携わっている医師の方が適しているのではないでしょうか?

また、甲状腺だけでなくモカカさんの困り感全体を相談なさったらどうでしょうか?

成長ホルモンGHと女性ホルモンは不可分の関係にあります。
生理周期の原点は女性ホルモンやその調節系(エストロゲン-卵巣刺激ホルモン-卵巣刺激ホルモン分泌刺激ホルモンによる負のフィードバック調節)ではありません。成長ホルモン(GH)-インスリン様成長因子1(IGF1)システムがその引き金になっています。

女性ホルモンだけではありません。GHは様々なホルモン、たとえば、甲状腺ホルモン(甲状腺ホルモンの抹消での活性化)、ステロイドホルモン、インスリンなどの成長因子のほか、サイトカインと許容作用 や拮抗作用を示します。

IGF1を介して成長因子としての作用を示しますが、GH固有の作用としてエネルギー産生調節、水の出納、カルシウムなどの電解質調節、脂質やブドウ糖代謝、免疫細胞の機能に直接関与します。

また細胞の分化全般に調節的に関与します。

神経系にも作用を有します。高次中枢機能の過剰な応答に対する抑制系にも関与し、感情表現、意欲の調節、性格の制御、食欲の調節などにも関与します。多細胞生物としての生命が持つすべての機能をコントロールするホルモンといっていいと思います。

ホルモンレベルではなくホルモン濃度の時間当たりの変化率がホルモン作用に重要なわけです。

参照 http://sugp.int-univ.com/Material/Medicine/cai/text/subject06/no13/html/section2.html

[#31405] 音響の仕事について
 こたき  - 09/7/28(火) 20:02 -

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   もかかさん
こんばんは。
お返事ありがとうございました。
私の方こそ色々自分の事ばかり書いてしまいました。
スレッドの本題からズレてしまいましたので、ざっくりとまとめますが、私の場合ですが、体験的にそして現在置かれている社会立場上「中性」(FTXになりますかね)に着地したわけです。どのような着地点になるか、それぞれの感性あるかと思います。
もかかさん自身が一番安心出来る所へ落ち着かれる事を願っております。

将来の職業の事で色々お考えのようですね。
法学系の資格とのこと、素敵ですね。頑張ってください。

感性を活かす仕事。
音響の仕事は食えない時期も含めて比較的長くやっておりました。
男性と同じ土俵でやる仕事で、ホール、劇場、イベント会場などの仕事ですと、かなりの重労働です。(特にイベント)
放送局では機材を持ち上げる事はありませんが、徹夜などこちらも中々の体力を要しました。

現在の職業(デザイン)も基本的に同じ事が言えますが、感性を活かす仕事といえば客観的には、自己表現で食っていける的なイメージを持たれがちです。
しかし個人的な感性を評価されて仕事している著名なデザイナーは極僅かで、現実的には顧客様の要望に応える形で商品(作品)を提供していく事が求められます。
そういった意味での感性を研ぎすます、技を鍛えるということが必要なのですが、私の場合は優れた商品を観察、分析したり、マーケティングや世間の動向へ神経を尖らせて情報をキャッチする等、絵を描く事以上にそのようなことへアンテナを張り巡らせ、顧客様の要望がどこにあるかという事をネタとして持つように日頃努力しています。
ただ、問題点はコダワリの部分でうまく調整が出来なかったり(自分の感覚と顧客様の感覚がズレた場合の修正が困難)、最近はコミュニケーション能力が求められているのでそのあたりを上手くクリアすることがポイントではないかと思います。(職人肌にコミュニケーション能力を求める酷な時代だと思っています。)
自己表現の部分と、それが社会的な評価を得る=商品化される事の接点を持つのは簡単なようで難しく、私も日々勉強しています。

以上は私の職業観です。叩き上げでアカデミックな経験に乏しい為、経験的に感じた事なのですが。
他の方の意見も参考にしてくださいね。
お役に立てる事があれば幸いです。

こたき

[#31420] Re:老爺心の余計なお世話
 もかか  - 09/7/30(木) 9:00 -

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   ヒゲ達磨さんへ

いつも色んな資料とお返事有難うございます!
どの様に返信しようかと考えている内に遅くなってしまいました
すみません。

>自分の身体的性別に違和感を覚える「性別不快症候群」を背景にお持ちですから、性差医療に携わっている医師の方が、(一般には女性外来の看板を掲げている)内分泌の専門医よりもモカカさんの全体像を知った上で診療、相談に適しているのではないかとおもいます。日本の性差医療は、米国のジェンダー医療の影響を受けていますが、ジェンダーでわかるように性同一性障害が視野に入っています。MTFの方は、女性外来で初診を受けることが多いと聞いております。こうしたことを何も知らないであろう内分泌の専門医よりも、知識として持っている、実際に診たことがあるかもしれない性差医療に携わっている医師の方が適しているのではないでしょうか?
>また、甲状腺だけでなくモカカさんの困り感全体を相談なさったらどうでしょうか?
丁度病院のどの科を受診しようかしらと考えていたところだったので、アドバイス非常に助かりました!
なるほど、確かに内分泌系の科にかかった所で、果たして、どこからどこまでを聞いて貰う事ができるのか?話せば良いのか?わからず不安だったので、ヒゲ達磨さんのおっしゃる様に産婦人科に診て貰う事にします。有難うございます。

>成長ホルモンGHと女性ホルモンは不可分の関係にあります。
>生理周期の原点は女性ホルモンやその調節系(エストロゲン-卵巣刺激ホルモン-卵巣刺激ホルモン分泌刺激ホルモンによる負のフィードバック調節)ではありません。成長ホルモン(GH)-インスリン様成長因子1(IGF1)システムがその引き金になっています。
>女性ホルモンだけではありません。GHは様々なホルモン、たとえば、甲状腺ホルモン(甲状腺ホルモンの抹消での活性化)、ステロイドホルモン、インスリンなどの成長因子のほか、サイトカインと許容作用 や拮抗作用を示します。
>IGF1を介して成長因子としての作用を示しますが、GH固有の作用としてエネルギー産生調節、水の出納、カルシウムなどの電解質調節、脂質やブドウ糖代謝、免疫細胞の機能に直接関与します。
>また細胞の分化全般に調節的に関与します。
>神経系にも作用を有します。高次中枢機能の過剰な応答に対する抑制系にも関与し、感情表現、意欲の調節、性格の制御、食欲の調節などにも関与します。多細胞生物としての生命が持つすべての機能をコントロールするホルモンといっていいと思います。
>ホルモンレベルではなくホルモン濃度の時間当たりの変化率がホルモン作用に重要なわけです。
>参照 http://sugp.int-univ.com/Material/Medicine/cai/text/subject06/no13/html/section2.html
 私が思い描いていた以上に体の仕組みは、非常に複雑みたいですね。
まさか成長ホルモンが他のホルモンや神経系にまで影響を及ぼしているような存在だとは知りませんでした。通りでFtMの方や、MtFの方で体の性別とは異性のホルモン注射をすると、常にイライラして情緒不安定になったり、寿命が縮んでしまったりするのですね。納得しました。
余談です。私は学生時代にコンビニでバイトをしていたのですが、近くにあるオカマバーのMtFの方はTVのバラエティー番組の様な面白いイメージとは打って変わって、常にピリピリされていて怒鳴られる事もよくありました。(苦笑)

 仮に私が、産婦人科で受診して女性ホルモン投与が必要であると診断されても、セカンドオピニオン等をして慎重にホルモン投与については考えていきたいと思います。

親切なアドバイスに感謝します。有難うございました!

[#31421] Re:音響の仕事について
 もかか  - 09/7/30(木) 9:39 -

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   こたきさんへ

ご親切にお答え頂き有難うございました。
やはり、感性で食べていけるというのは非常に甘い考えだった様ですね。
営利目的の商売である以上は、お客様のニーズに応える様な商品作りをしないと
いけないというのは、絵を書く仕事や、音響のお仕事といった感性を使ったお仕事全般に言える事なのですね。また、常日頃からマーケティングを怠らないように努めなければならないと言うのは、大変なことだと思いました。
コダワリも障害になってしまうとは、この世界は甘く無いですね。

実は、以前に仕事に就くのに失敗してPTSDになってしまった事があるのでどうしても必要以上に、慎重になってしまいます。(大学院進学は実験の段階で物忘れ+平行して実験を同時進行が難しい為、グループと馬が合わなかったり、教員免許取得目前で教育実習で過集中のし過ぎで胃潰瘍で倒れたりと色々と失敗。)

もう少し自分と向き合って、考えてみようと思います!
スレッドと主旨をずらしてしまったのに、ご丁寧にお返事頂き
ありがとう御座いました。参考にさせて頂こうと思います。

[#31440] 産婦人科ではありません
 ヒゲ達磨  - 09/7/30(木) 18:46 -

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   ▼もかかさん:
>丁度病院のどの科を受診しようかしらと考えていたところだったので、アドバイス非常に助かりました!
>なるほど、確かに内分泌系の科にかかった所で、果たして、どこからどこまでを聞いて貰う事ができるのか?話せば良いのか?わからず不安だったので、ヒゲ達磨さんのおっしゃる様に産婦人科に診て貰う事にします。有難うございます。

性差医療の女性外来と産婦人科は別物とお考えください。

お近くの女性外来は下記から検索してください。

性差医療情報ネットワーク NAHW

http://www.nahw.org/

[#31449] Re:産婦人科ではありません
 もかか  - 09/8/1(土) 9:49 -

引用なし
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   ヒゲ達磨さんへ

>性差医療の女性外来と産婦人科は別物とお考えください。
>お近くの女性外来は下記から検索してください。
>性差医療情報ネットワーク NAHW
>http://www.nahw.org/
思い込みが激しくてすみません!
調べて受診してみます。有難うございます。

[#31517] Re:ジェンダーに疑問。
 手毬 メール  - 09/8/6(木) 13:37 -

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   もかか様

すみません。家庭の事情で、しばらくパソコンから離れていまして、お返事が送れました。関東の実家へ行っていまして、そちらには、パソコンがないので、レスをする時間が遅くなりました。ネットカフェで、もかかさんのレスを読ませてもらいましたが、多忙で、時間がとれず、今になりました。

お返事ありがとうございます。重いテーマでありながら、無視した形になり、無責任な形で間をあけたこと、お詫びします。


>フェミニズムについて、非常に深いお話になってきて、正直内容を理解する事が難しくなって来たので、少しネットでフェミニズムについて勉強させて頂きました。
>奥が深いです!
>
私とフェミニズムとの関わりは、10代の後半からで、はじめて手にしたのが、犬飼智子さんの著書で、初めて読んだときに、自分が、「女子」として存在している上での不快感を払拭する、大きな清涼感、というのでしょうか、一言で言えば、溜飲が下がった気分で、感動したことがありました。それまでは、ウーマンリブ、と言えば、あまり印象の良いものとして認知されていなかったようでしたが、当時の自分にとっては、そのような考え方を声高く啓蒙する、同性の先輩の存在は、何よりの慰めでありましたし、何より、彼女たちのような考え方の同性が、男性からも、同性である女性からも、否定的に扱われることは、自分が攻撃を受けたと同じ絶望を感じていました。

>>20代の頃でしたが、<フェミニズムの関係者だったにもかかわらず、彼の威圧的な態度に対して従順だったので、????だったことがありました。彼女は、人々の動きにそつなく適応できる、普通の定型発達の適応をしていただけだと、診断を受け、本を読むうちに後で納得しました。当時は、東京で一人暮らしをしていて、フェミニストといわれる女性達と、度々話をしたことがありました。
すみません、補足します。上京して、彼女に出会ったことは、大きな希望でした。彼女は、いわゆる、団塊の世代で、男性の前での態度と、20歳年少の同性である私との間の態度は、(当然ですが)明らかに、違っていて、フェミニズムというものを男の人は分からない、若い女性も何も知らない、だから私が教えなければいけない、と言うスタンスでした。私は、小説を書いていて、それを発表しましたら、これは女性差別を描いたものである、と、彼女から賞賛されたことを、共感されたと勘違いしていたことがありました。そこに、自分と他人の認識のはき違えがあったのかと、今になってようやく思い至ります。

>私も当時の手毬さんの立場であれば、きっと同じようにその『フェミニズム関係者の女性』の行動が理解できなかったと思います。
>
そうですね・・・・フェミニズム関係者の女性こそ、むしろ、そういう差別の機敏を知っているだけに、人によっては、意図的に古風に振る舞う事もあると思います。


>実は、私もこれと似たような体験をしていた事があり、ずっとその事について疑問に感じていたのですが、自分がASだと理解してやっと理解できた事でした。
>その内容と言うのは、この掲示板で書いて良いものか、他の人の気分を害するのではないかと非常に迷った事なのですが、どうやら『フェミニズム』を語る上で関係が切っても切れなそうだと思ったので告白します。
>実は私は同性愛者で、彼女がいます。
私は、男性、女性とともに、恋愛には無頓着で、今の夫と知り合うまでに、恋愛がらみで、付き合うまでに至ったことはありませんが、フェミニズムの関係者に同性愛のカップルがいて、そのカップルの片方から誘われ、結果として断ったことがありました。彼女の経営する店の2回に行くように言われ、薄暗い部屋で彼女と二人きりになったことがありましたが、当時は、それが「誘い」とは分からなくて、単なる知人として、後で、電話で話すうちに、突然怒鳴られ、知人としてのつきあいも終わったことがあり、彼女のパートナーの女性からも嫌われていたようです。

>その彼女がいつも男性と話をする時に、通常よりも声のトーンが上がり可愛らしく対応しているので、何故私と対応する時のような対応で男性と接しないのか?実は両性愛者なのか?と問いただした事が何度もありました。
どうやら、私も、自分の性別を意識しなくても、無意識のうちに、嫌悪感のなおニュートラルな異性なら、そのように振る舞っているのかも知れません。無意識的なだけに、後で気付くのが遅く、同性、異性の双方から、悪い感情を持たれていたかと思います。自分が女性として、どのように振る舞っていることに、意図的に鈍感だった時期がありました。

>後に、彼女の男性との対応は社会に適応した、定型発達者のものだと理解しましたが、私は未だASである自分を理解してから日が浅いので、『お世辞、愛想笑い』といったコミュニケーション力に欠けているようです。
20代前半のころ、知人のつてで勤めた事務所のオーナーから、「手毬さんは笑わないね」と言われました。それが何を指すのか判らず、くだんの団塊の世代の女性と話し、「おかしくもないのに笑えないよ」と言ったところ、そんなことも判らないの?と、怪訝な顔をされたことがありました。

>(論点がズレていたらすみません。また、私は同性愛者だからと言って、
>いわゆる『レズビアン・フェミニズム』や『レズビアン・セパレーティズム』といった思想はありません。また、気分を害してしまったのならすみません。)
>
私自身、恋愛に関心が薄く、同性愛、異性愛につきまして、それを否定する感情も、強く望む感情はありません。もかかさんのおっしゃることで、不愉快なコメントはありませんよ。むしろ、こちらからのコメントで、不愉快にさせていたらすみません。

>一つ疑問に思ったのですが、手毬さんは政治家関係のお仕事をしていらっしゃるのですか?フェミニストの方とよくお話されている様なので。
>
答えは、NOです。くだんの同性愛のフェミニストに、ある女性の連絡先を聞きましたら、トラブルになり、今はつきあいはありませんし、その女性とは、顔だけ会わせたことはあります。実家に戻ってからは、東京での、そういった関係の知人とは縁が切れていましたし、新聞でその女性は、選挙活動をしていたことを知りました。彼女には、個人的に手紙を出したことがありましたが、多忙なことと、大きな面識がなかったので、返事を頂いたことはありません。


>『フェミニズム』について少し勉強したので解りましたが、私達女性はこの思想のお陰で現在在る様々な恩恵(完全では無いですが、女性参政権、育児休暇、セクハラ・DV・強姦・近親姦の禁止、社会進出)を受けているのですね。
>在り難いことです。でも同時に私の中には『反フェミニズム』的な思想も存在します。と言うのは、最近『人工中絶』に対する人々の意識の低下に疑問を持つからです。「子供をおろす、おろさない」この言葉自体に私は非常に嫌悪感を持ちます。簡単な言葉の表れに反して、その言葉の持つ意味の重さが計り知れないものだと思うからです。
私自身、10歳の頃、母に連れて行かれたお寺で、水子供養の札の前で、私が生れる前に自然流産したことと、水子がどういうものであるか、を聞かされ、強いショックを受けたことがありました。ですので、強姦など許せるものではありませんし、それを肯定した、男性中心の娯楽が、女性のジェンダーに組み込まれ、それに呼応するものとして存在ているともなれば、不愉快ですね。若い頃は、それで、恋愛がらみのつきあいを避けていたと行っても過言ではありませんでした。

私の思い違いかも知れませんが、恋愛がらみの情報では、すっぽりと、「望まない妊娠を避けられること」についての発想、女性側の意志の尊重が、すっぽりと抜け落ちていた気がしていました。中絶につきましては、フェミニズムは、両刃の刃と思います。追いつめられると、、子供をおろすことを肯定する思想に傾きそうで、怖いと思います。

26歳の時に、ある知人のつてで、骨に障害のある女性に付き添って、イベントに参加したことがありました。その彼女は、のちに彼女自身と同じ障害のある子供を産んだことを新聞で知りました。


>正直、子供は大好きなので欲しいです。でも子供の周りを囲む環境を想うととても産む気にはなれませんね。悲しいですが。
診断をした医師に、出産と子育てについて相談しましたが、話が混乱して、まとまらなかったことがありました。その時のショックを抱えたまま、出産しまして、そろそろ3年になりますが、やはり、どうすれば、子供を守れるか、その課題は残ります。過去にその骨に障害のある女性に出会っていなかったら、子供を産むことを諦めていたかと思います。

※・・・長くなるので、一旦切りました。長文ですみませんが、続きます。

[#31518] Re:ジェンダーに疑問。(続きです)
 手毬 メール  - 09/8/6(木) 16:36 -

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   もかか様

すみません、続きます。お疲れなら、返信気になさらずに。

>
>論点がずれてしまってすみません。『保守的なフェミニスト』であれ、『保守的でないフェミニスト』であれ結局行き着く先は同じ意見なのですね。男性に女性という形式だった、色眼鏡で見られているという。
>なるほど、フェミニストは男性から怖い女性に見えるでしょうね。苦笑
そうですね・・・突きつめると、小学校の時に、クラスの中で気の強い女子がクラスを仕切った発言をしたりすると、それだけで、からかわれたり、揚げ足を取られたり、自分が彼女でなくても、男子が同じ行動をしても彼女ほどの風当たりが強くなく、自然な流れになってしまうだけに、「学校は男女が平等」と聞かされていただけに私にとっては、違和感が強い光景でした。(今ではどうなのか、よく分かりませんが・・・)

>
>『フェミニズム』と一言で言っても、その中でも色んな思想に分かれていて、それぞれがどこまで『フェミニズム』を追求していくべきなのかも私には、難しいですが、少なくとも現在の日本には更にフェミニズムを追求していくべき余地は有るのだという事だけは解りました。(更に育児休暇を取りやすい社会にしたり、女性でも会社で高い地位の職に就きやすくしたり等)
>『目に見える男女平等』(参政権等)の確立は比較的容易なのに対して、『精神的自由権に関わる男女平等』の確立は、日本という古くからのしとやかで、物腰の柔らかい女性らしさを美徳と考える等の文化から難しそうですね。
偉そうですみませんが、本当にそう思います。いわゆる「お転婆」に対する風当たりは強いですね。女性当事者は、「お転婆」になるつもりがなくても、そう取られる場合もありますし、場の空気を読み通せる「定型」の場合は、その行動がパフォーマンス的なアクセサリーになったりするのでしょうね。


>『濡れ衣』は『精神的自由に関する男女平等』を求めたフェミニズムの過剰反応に取られやすいという事でしょうか。(また間違っていたらすみません)
また偉そうなコメントで、申し訳ないのですが、(読まれた方、不快を感じられたらお詫びします。)今から20年ほど前、マスコミや広告に対して、女性の団体が、性的対象物として女性を取り上げていることについて、抗議したことがありましたが、世論の多くは、その女性団体の抗議の内容よりも、感情的であることに焦点を当て、それを強調して揶揄、もしくは、抗議の姿勢に干渉するスタンスであったと感じました。

そして今日では、女性の政治家や芸能人などの有名人が、同性からどのような「感情」を持たれているかが、焦点となり、やはり違和感をぬぐえませんが、この感覚は、果たして正しいのか、間違っているのか、自分でもよく分かりませんが、事実、テレビ局からインタビューを受けたある女性(広告やマスメディアに抗議した本人の一人)は、普通に答えて話していたら、「怒った所」をカット編集されて放送された、と言っていました。


>話は変わりますが、私も大勢での討論の場(大学での意見を発表する場)で、自分のこだわりから、パニックを起こして一人で自分の主張を通してしまった事があります。当時はASだという自覚も、それがこだわりだという自覚も無かったので悔しい想いをしました。
>その内容とは、大学の教育学の授業の中の『食育』をテーマに新たな教育方法を研究していく事を目的とした授業で、内容は賛否両論の映画『ブタがいた教室』にもなったものです。
>内容の粗筋は、小学校低学年からブタを食べる目的で学校で飼いましょうと先生が提案したのをキッカケにブタを飼い、卒業間近の時に生徒の多数決からブタを食肉工場に連れて行くか、このまま学校で飼い続けるかを生徒達に決めさせるものだったのですが、結果は賛成派の生徒と反対派の生徒の半々になってしまい、最後の一票を先生自身が苦悩の末投じるといったものでした。
当事者にありがちなトラブルと言い切って良いものなのか、辛かったでしょうね。私は、大学には通って講義を受けたことはありませんが、似たような状況で、私も、23歳の時に、文学関係(ダダイズム系でした)の合評でありました。

(一当事者の経験ですが、参考までに。話が一旦変わります。)
1回目は、批評されること自体のストレスが大きく、お礼で精一杯でしたが、2回目は合評自体が、私生活や人格の干渉や詮索が多い、と批評して、パニックを起こして、ひんしゅくを買い、3回目は、初めての合評よりも更に追い打ちをかける酷評に人格攻撃。(その場では耐えましたが、怒りが収まらず、夜通し歩き続け、深夜営業の喫茶店で夜を明かし、翌朝、そのまま出勤。)別に参加した会議でも、(こちらが怒るであろう事を確信的に判った態度で発言、もしくは無視)人がいるのが判り、会議で意図的に無視されるなど、態度がよそよそしくなり、こちらも疑心暗鬼になり、その年の年度末の旅行では、気を遣ってくれる人がいながらも、こちらを嫌っている人が増えて、ストレスが多く、我慢しましたが、疲れてしまい、文学関係からも、人間関係が離れました。
そんな中、くだんのフェミニストの女性に言われました。
「いくら何を言ってもいいといっても、何でもしゃべって言いわけじゃない」
彼女は、私が合評を批評したときにそういいました。要するに、自分は場の空気が読めていなかったのでした。

>私は、動植物に対する愛情が半端なく強いようで、最後まで「命の尊さから食育を教えるのであれば、他により良い方法があるのではないでしょうか」と半泣きになりながら訴えていました。今から思えば、40人いたクラスの私だけが反対派だったので、とても空気を読んでいたようには思えませんね。
すみません。賛成か反対か、と、多数対一人になってしまった、と言うことでしょうか?傍観者として、感想を書かせてもらいますが、私一個人は、もかかさんが感じたことを間違いとは思いません。仮に、賛成すること自体が空気を読むとされるならば、それは違うと思います。(本当に、偉そうで不愉快だったら、読み飛ばしてください。)豚の飼育での食育については、ネットで読んだことがありましたが、(もかかさんの)そういう感情は、間違っていないと思います。空気が読めていないと言うのであれば、泣いてしまったことでしょうか?賛成派にならなければ浮いてしまう空気があるとしたならば、健常者の中には、ポーカーフェイスで賛成の態度を取りながらも、本音では、心で泣いている人もいるのではないでしょうか?ネットで読んだ感想には、そのカリキュラム自体を否定している書込みもありました。

偉そうですみませんが、無表情でやり過ごすことが、普通の対応でしょうか。そうできなかったからこそ、辛いですね。
私も、子供を保育園に預けて、情けない親ですが、状況が判らない事で、突然の無視?=悪意=抗議・・・パニックを起こして、起こしたこと自体を平謝りと言うことがたまにあります。

>>
>>普段とは打って変わった自分の反応に戸惑いました。
>>本当は子供といたかったことと、保育園への登園との矛盾した気持ちが、童話の母親への共感として現われたとも思えますが、それを、「母親の本能」として、仮に誰から、仮に言われたら、違和感(本能?ちょっと違うな・・・でも、相手がそう見るなら、仕方がない)を感じると思いますが、そこで笑うのが適応だと思っています。
>私もそのような事がたまにあります。後々自分の感情を分析してみないと解らなかったりするので厄介ですが、自分の置かれている状態と、一旦シンクロしてしまうと、驚くほど共感が持てるということですよね。

自分の場合、いわゆる「年頃」の年齢層には、自分自身の問題を解決し、考えるためにも、フェミニズムは、命綱でした。周囲から、第2の性、もしくは、感情的で性的な存在でしかない「女」として位置づけられるであることは、違和感が抜けない思いです。夫は、そんな妻である私を「男らしい」とからかいますが、彼の私に向かう関心は妻の「言い分」よりも、感情に向いているので、良いのか悪いのか、複雑な気持ちです。こちらから夫を「主人」と個人的に呼ぶのはかまわないのですが、相手から、「ご主人」と言われると、「劣等人種」と呼ばれた錯覚?に陥り、フリーズしてしまい、適応に時間がかかる事もあります。

「女性を鑑賞する世間の目」からは、中年になってからやっと自由になれた、とある中年のカウンセラーの女性が言っていました。今、私は既婚で中年ですが、その点からは自由になれたものの、「ご主人」「主人」という、あからさまな言葉は、着心地のひどく悪いスーツのような感じですが、事を荒立てないために、仕方なく「着る」ときもありますが、本当に夫を頼もしいと思えるときは、それもありかな?と思ってしまいます。今までのレスが、分かりにくい説明だったらすみません。そして、この文を読まれた、男性の方、不快を感じられたらお詫びします。あくまでも一当事者の言い分ですので、参考までに。

話は飛びますが、特に、自分と同じファーストネームの同性が、パートナーをそう呼んでいると、奈落の底に突き落とされたような絶望を感じます。もかかさんのおっしゃる、「シンクロ」だと思いました。違っていたらすみません。


>『てんまりこ』とは可愛らしい言葉の響きですね!私も手毬の色彩が好きです。
ありがとうございます!色彩の並んでいるものには、昔から好きでした。

>
>未だに不思議な事に、ここまで男性的な考え方をしている私ですが、好きになるものや、身に付けたい物は非常に女性的なようです。(バラの花が大好き、ロリータも昔していました)ここら辺が自分でも解らないのです。
私もフェミニンな服は、好きですが、女としての「別な意味」で、良くも悪くも、それこそ、着ている意味が体ごと一人歩きしそうなので、服の売り場を見て楽しんでいます。

>
>『フェミニズム』に対する良い勉強の機会になりました。どうも有難う御座います!長文・乱文失礼しました。
こちらこそ。お返事遅くてすみませんでした。かつての経験をつづり、長くなってしまいました。前のレスには、丁寧なお返事ありがとうございました。またよろしくお願いします。

[#31548] Re:ジェンダーに疑問。
 まこまこ メール  - 09/8/8(土) 15:41 -

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   ▼もかかさん:
ジェンダーに疑問。
びっくりするくらい共感できます。
私はずっと女子高でしたが、大学に入ってからはじめて、「女として見られる」という体験をしました。
ちやほやされるのにも驚きましたが、女らしくあってほしいという相手の願望に合わせているのが、とてもしんどかったです。
大学は、みんなおしゃれをしてきていて(文系キャンパスしかなかったので)自分も女の子らしい格好をして、顔立ちが癒し系といわれるので、そんなキャラクターを演じていました。
それを演じるために、何も考えずにぼんやりしているんだけれど、無防備な表情で微笑める訓練とか、いろいろなことをしていました。
そのときはしんどかったですが、自分が変なことをしているとは思っていませんでした。
高校までは、リーダーシップをとるタイプで、みんなから一目置かれるけれどじゃれあう相手ではないみたいな位置づけで、はしゃぎあえる女の子たちがうらやましかったのもあり、
いろんな人が心を開いてくれて、自分の側で弱音を吐いてくれて、
自分は必要とされているし、受け入れられているとはじめて感じることができました。
勉強に打ち込むよりも、くまをつくらないように早く寝て、ストレッチやマッサージはかかさない。それで、みんなが気持ちよく休みに来てくれる人間でいたいと本気で思っていました。
勉強をおろそかにしたので成績も下がり、中退してはたらいてみてから、仕事の場では愛嬌よりも実力なんだと(容姿もある程度は重要ですが)思いました。
今もまだ少し、あのころのように誰も責めず誰からも責められない生活をしたいと思うこともあります。
ホステスさんみたいですよね。
ただ、お金のためじゃないからこそ、素敵な時間をもてるのですが。
自分の話になってすいません。
私は、ジェンダーという扱いにくい壁にぶつかって、
そういう経験をしました。
大学時代は、異性として見られていると分かっても、笑ってかわしていましたが、
今は、あんまり居心地がよくないということを伝えるようになりました。

[#31570] Re:ジェンダーに疑問。(続きです)
 もかか  - 09/8/10(月) 9:42 -

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   手毬さんへ

お返事どうも有難うございます!
正直、皆さんのお返事を拝見させて頂き、
ここまで共感できる人がこの世界に居るのかと感激しました!
また手毬さんは、本当に親切で誠実な方なのですね。
ここまで丁寧に文章を書く人を見たことが無かったので
真面目な方だなとも思いました。
こちらこそ、今後よろしくお願いします。

[#31572] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/8/10(月) 10:35 -

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   まこまこさんへ

お返事有難うございます。
私も共感することが出来て嬉しく思います。

>私はずっと女子高でしたが、大学に入ってからはじめて、「女として見られる」という体験をしました。
>ちやほやされるのにも驚きましたが、女らしくあってほしいという相手の願望に合わせているのが、とてもしんどかったです。
>大学は、みんなおしゃれをしてきていて(文系キャンパスしかなかったので)自分も女の子らしい格好をして、顔立ちが癒し系といわれるので、そんなキャラクターを演じていました。
>それを演じるために、何も考えずにぼんやりしているんだけれど、無防備な表情で微笑める訓練とか、いろいろなことをしていました。
>そのときはしんどかったですが、自分が変なことをしているとは思っていませんでした。
私と似ていますね。
男性と接する時は世間一般的に求められる『女らしさ』を
演じなければいけないのと、私だけかも分かりませんが、
ASの為にズレた言動から天然でバカだと誤解をされたりするので、
更にそういった相手のニーズに応えなければいけないのかと
考え模索してしまう為、私も男性とのコミュニケーションには疲れてしまいます。
その上演じる事で、相手を騙していることにもなるのでは無いかと、
自己嫌悪におちいる事も有りましたし、
他の女性から客観的どのように見られているのだろうと、不安になりました。

>仕事の場では愛嬌よりも実力なんだと(容姿もある程度は重要ですが)思いました。今もまだ少し、あのころのように誰も責めず誰からも責められない生活をしたいと思うこともあります。

私も社会人になってからは、今まで失敗した時に、
通用していた愛嬌が仕事では通用しない事が分かり、
社会適応の難しさを身に染みて感じるようになりました。

>大学時代は、異性として見られていると分かっても、笑ってかわしていましたが、
>今は、あんまり居心地がよくないということを伝えるようになりました。
未だに私の場合は、異性とのコミュニケーションが堅くなり過ぎたり、
くだけ過ぎたりする傾向にあるのですが(どちらも苦痛です)、
まこまこさんの様に、相手に伝えると言うのも手ですね。
参考にさせて頂こうと思います、ありがとう御座います。

わざわざ、このスレッドに目を留めて頂き、有難うございました。

[#31593] Re:ジェンダーに疑問。(続きです)
 手毬 メール  - 09/8/11(火) 10:44 -

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   もかかさんへ

返信ありがとうございます。

こちらの気にとめていたテーマだったせいか、長いコメントになってしまいました。長文のレスに目を通してくださってありがとうございました。負担だったら、ごめんなさい。誤字が多く、失礼しました。

独り言など、読みました。高校時代に、数学の成績が平均点から赤点になった、自分からすると、へぇーすごい!と感心しました。これからの学習が、順調に進めばよいですね。応援しています。

私事になりますが、今日の夕方から、今月の二十日前後まで、関東地方のパソコンのない実家に行く予定(今朝静岡で地震がありましたので、予定がどうなるか、今のところ分かりませんが・・・)になりましたので、しばらくパソコンから離れることになりますが、よろしくお願いします。

[#31609] Re:ジェンダーに疑問。
 chrom(クロム)  - 09/8/13(木) 0:46 -

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   ▼もかかさん:
はじめまして。
自分は医者曰くASもしくはPDD-NOSの当事者で、20代♀です。

ジェンダーについて、
自分も男とも女とも言えず、どちらかというと男よりで胸も不要、なれるものなら男に、と思っていたのでレスも興味深く読ませていただきました。

自分は小学生のときから制服以外でスカートを履いたことがありません。
就職活動しているのですが、事務系を探すとスカートの事務服があったり、他の仕事でも女らしい制服や社会的な「女らしさ」を求められるような仕事はできません。

医者が、発達障害者には性自認のあいまいな人が多いという統計がある(詳細は調べていません)と言っていました。

それだけです。

[#31610] Re:ジェンダーに疑問。(続きです)
 もかか  - 09/8/14(金) 1:44 -

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   手毬さんへ

応援どうも有難うございます!
今年資格試験に受かるかどうかは、大いに謎ですが
頑張ってみます(^・ω・)ノ
地震怖いですよね、阪神大震災の震度7を体験してるので
東海大地震がとても心配です。(中部在住の為)
また機会が有りましたら、仲良くしてくださいね。
                         もかか

[#31612] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/8/14(金) 2:35 -

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    chromさんへ
初めまして、お返事ありがとう御座います。

>ジェンダーについて、
>自分も男とも女とも言えず、どちらかというと男よりで胸も不要、なれるものなら男に、と思っていたのでレスも興味深く読ませていただきました。
>自分は小学生のときから制服以外でスカートを履いたことがありません。
>就職活動しているのですが、事務系を探すとスカートの事務服があったり、他の仕事でも女らしい制服や社会的な「女らしさ」を求められるような仕事はできません。
chromさんも、性自認がFtMよりのFtXなのですね。
私もFtXで過去に、FtMだった事が多々あったので、
社会進出が難しいのはよくわかります。
今でも女性らしい話し方・振る舞いを、計算しながらでないとできません。
私の場合は、外見を中身に合わせるのに断念してしまったタイプだと思います。
きっと、chromさんは自分らしさを貫ける強さを持ってらっしゃる方
なんですね。凄いなと心から思います。

ここで一つ質問なのですが、(変な質問でご免なさい)
今まで、『声変わり』とか有りましたか?
私は過去に2、3度軽い?変声期があって、
結果的に女性としてはかなり?低い声になってしまいました。
(高い声も出ますが)また、胸はいつまで経っても平らに近いです。
外見上からも判る体の変化みたいなものがあれば教えて
頂きたいなと思いましたので、質問させて頂きました。

思い込みや、思い違いで書いている可能性が有りますので、
その時は失礼しました。宜しくお願いします。


[#31623] Re:ジェンダーに疑問。
 chrom(クロム)  - 09/8/18(火) 10:50 -

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   ▼もかかさん:

>ここで一つ質問なのですが、(変な質問でご免なさい)
>今まで、『声変わり』とか有りましたか?

はっきり分かる声変わりの時期はありませんでしたが、声は低いです。
>(高い声も出ますが)また、胸はいつまで経っても平らに近いです。
>外見上からも判る体の変化みたいなものがあれば教えて
>頂きたいなと思いましたので、質問させて頂きました。

胸が平らで羨ましいです。
自分は残念ながら胸は普通に女らしいままです。
お金があったら切除しても良い。邪魔だし。
ただ、腕とか脚とかの節々は少しごつごつしてる方だと思うし、
鎖骨や肩幅も女らしくはないし、
腰も幅が狭いので、胸以外はかなり中性的な体格です。
ただ、内面から来る変化とは違って、父親似なだけかもしれません。
骨格は、女らしい生活をしていないから、こうなったのかなぁとは思います。

もかかさんの書いている変化とはいつ頃から起こったものですか?
性自認が原因でホルモン変化が起こったとか?

[#31650] Re:ジェンダーに疑問。
 もかか  - 09/8/23(日) 12:50 -

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   chromさんへ
お返事非常に遅くなってしまって、
すみませんでした。

>>ここで一つ質問なのですが、(変な質問でご免なさい)
>>今まで、『声変わり』とか有りましたか?
>はっきり分かる声変わりの時期はありませんでしたが、声は低いです。
クロムさんも声が低いのですね。
やはり、多少のホルモンバランスの影響も
関連しているのかなと思いました。
しかし、よくよく過去の自分について考えてみたのですが、
私の場合、ホルモンバランスの影響だけでは無く、
自分の今までとってきた、言動の影響も
関連しているのではないかと思い当たりました。
というのは、私は昔から男性と会話する時に
女性として意識されるのを避けるために
意識的に普段より低く、感情のこもらない声で
話してきたからでした。
そして、最近非常に困っている事は、
自分の男性脳化が進んでいる為か分かりませんが、
男性に女性扱いされる事に、苛立ちさえ覚えるように
なってきてしまいました。

数日前に、女友達と買い物へ行った時の事です。
男性店員が、女性に対するイントネーションで
丁寧に優しく接客してくれました。
友人は、「今の男性店員さんは優しかった」と
言っていたのに対して、私ときたら、
「あの男性店員は、舐めてるのか?」と苛立ちが
止まりませんでした。
帰宅してから、気付いたのですが、
私は過去に頻繁に、この様な事が有り
社会適応の為に今は、女性らしい格好をしていますが、
やはり、中身までも変える事は出来ず
中身は男性のままであり、
女性らしい不完全な着ぐるみを着て、
生活しているに過ぎないんだろうと思い
愕然としました。

>腕とか脚とかの節々は少しごつごつしてる方だと思うし、
>鎖骨や肩幅も女らしくはないし、
>腰も幅が狭いので、胸以外はかなり中性的な体格です。
クロムさんは、骨格が中性的なのですね、
うらやましいです。
私の場合、骨盤が発達しているので、
どうしてもパンツがカッコよく決まりません。
でも、なぜか胸板(肋骨)は非常に発達しているので、
細い女性の2倍近い厚さは有るんじゃないかと思います。
とにかく、不自然な形態だと思います。

>もかかさんの書いている変化とはいつ頃から起こったものですか?
>性自認が原因でホルモン変化が起こったとか?
声変わりは、高校1年と最近有ったのは覚えています。
風邪をひいたわけでも、カラオケに行った訳でもないのに
急に声がガラガラになったかと思ったら、
翌日か次の日くらいに、一段と低くなっているといった具合です。

私自身も性自認が原因なのか、ホルモンバランスの崩れが原因なのか
正直、分からないのです。
どちらが起因して起こっている現象なのか分かれば
改善される気もするのですが。

話は変わりますが、ここまで正直に書いてしまうと
スレの内容が内容なだけに不気味で、不快に思われる方も
いるかも分かりませんので、これ以上の詳しい話は
自分でセーブをかけないといけないと思いました。
ですから、クロムさんが良ければ、
『100の質問』の方に私のメルアドを載せていますので、
そこに連絡下さい。

[#32956] Re:ジェンダーに疑問。(続きです)
 手毬 メール  - 10/2/10(水) 21:54 -

引用なし
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   もかかさん

手毬です。ご無沙汰しています。色々と大変な思いをされたようですね。

お返事になっているかどうか分かりませんが、出来る範囲でまたお話ししたいです。返信をスルーした形になって申し訳ないです。独り言を読みました。老婆心ながら、心配しています。こちらも、子供の風邪で、取り乱し、寝かせの合間に書き込んでいます。

私も中部在住です。アスペの当事者同士で、つながれればと願っています。
よろしかったら、メールを下さい。

それでは、また。

[#33025] お返事遅くなりました!
 もかか メール  - 10/2/17(水) 23:00 -

引用なし
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   手毬さんへ

お久しぶりです。手毬さんのお心遣いとても嬉しく思います。
お会いしたことは無いですが、手毬さんは、やはり親切な方ですね。。
ここ2か月の内に私の家庭内で急激な変化がありまして、
融通も利かず、愚直に生きているので、
その変化に毎日オロオロして過ごしています。

また近い内にメールしたいと思いますので、よろしくお願いします(u.u*)

[#33028] 安心しました。
 手毬 メール  - 10/2/18(木) 13:23 -

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   もかかさん、こんにちは。

もかかさんご自身が、ご無事で安心しました。

独り言を読んで、もしかしたら、何か大変なことがあったのか?
と、顔は知らないながらも、心配になりました。私自身が、親切と言うよりは、少しお節介なのかも知れませんが・・・

ご家族に変化があったのですね。自分は、約6年前に、診断の前後に母が急に亡くなり、診断を受けたことと遇わせて、大きな生活の変化でした。

詳細は聞きませんが、何かショックを受けられたのなら、くれぐれも、ご自愛下さい。何か、好きなことをして気を紛らわせるのも良いかも知れません。アドバイスにならなくてすみません。

コメントは、亀返信(甚だ遅いです)の可能性大ですが、気が向いたら、またよろしくお願いします。

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