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読書治療でコミュニケーション能力も向上、自閉症治療に期待
2009年12月11日 12:26 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月11日 AFP】集中的な読書治療を受けた子どもは、読書力が向上するだけではなく、脳内回路が活性化されコミュニケーション能力も向上するとの研究結果が、 9日の医学誌「ニューロン(Neuron)」電子版に発表された。
米カーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)の研究者らは、 8〜10歳の子ども72人の脳のスキャンを、6か月間100時間の読書治療の前と後に行った。
その結果、脳の白質(情報処理を担当する灰白質に信号を伝達する脳組織)の機能が、 治療後には大幅に向上していた。
信号伝達効率が上がったことがスキャン画像から示唆されたほか、 子どもたちへのテストでも読書力の向上が認められたという。
研究者は、「脳の白質の活性化が可能だと分かったことは、読書障害や自閉症などの 発達障害の治療に新たな可能性が開けたことを意味している」と話している。(c)AFP
▽記事引用元
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2673538/5024774
AFPBBNews(http://www.afpbb.com/)
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