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>たしかに大学も行っていますが、誰ともコミュニケーションをとろうとしません。
コミュニケーションは他人が無理強いするものではなく、本人が必要に応じてすればいいものだと思います。
ですので、本人がそれで困っていないのであれば特に問題はないのではないかと。
それと、コミュニケーション能力の不足はASの症状の全てではなくて、多岐に渡る症状の中の一つに過ぎません。
ASというとコミュニケーション能力の部分ばかりがクローズアップされがちですが、もっと全体的な事にも目を向けて欲しいと思います。
>父親は「もっと積極的になれ!」と社会に出てからのことを心配します。
「他人とのコミュニケーションが少ない人間=積極的でない人間」とは思いません。
社会が求める人間とは、簡単に言ってしまうと「仕事が出来る人間」であって、コミュニケーションが多いか少ないかが問題になる事は実はあまりありません。
ですのでコミュニケーション云々よりも「仕事が出来る人間」かどうかを問題にすべきです。
ただASの人は脳の特性上、特定の仕事がなかなか覚えられないという場合が多いので、バイトなどを通して何が不得手かを早めに知って、それを仕事選びに生かすというのも一つの手です。
>私としては、まず 同じ立場の人たちと話す機会があれば 次男もだんだんとコミュニケーションのノウハウを教えてもらえるのではと思うのです。
これはあまり期待はしないほうがいいと思います。
同じ立場の人たちと話す機会があれば、気が合う事も多いので話が弾む事もあるかもしれませんが、所詮は仲間内の雑談に過ぎません。
社会に出てから様々な年齢や立場の人達と話す上ではほとんど役に立たないと思います。
ですので、コミュニケーションがどうしてもうまく出来ないという事であれば、コミュニケーション能力を出来るだけ必要としない進路を考えてあげたほうがいいのではないかと思います。
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