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はじめまして。
30代男性です。
最近、十数年一緒に過ごしてきた妻から、アスペルガーのような傾向があるではないか、との指摘を受けました。
それは、私が長年隠そうとしてきた、自分への違和感を見抜かれたような、ショッキングな出来事でもありました。妻は、軽々しく物事を判断する性格ではないですし、妻の母親は、実際に保育の現場でアスペルガーの子供達への対応に苦労されておりますので、その指摘はある程度尊重してよいのでは、と思います。
人生の大部分を、自分と似た人がいないのか、ということへの探求に費やして来ました。ようやく自分のことが分かるかも知れない、との期待から、関連する書籍を貪るように読みました。自分に特有だと思っていた傾向の多くが当てはまりますし、当てはまらないと思っていた部分も、妻から見ると、やはりおかしい、と思われるようです。
自分は人に対して感情移入できている、と感じていてもそれは多くの場合、的はずれですし、きちんと人の眼を見て話すようこころがけ、それができていても、妻に言わせれば、瞳孔が開き気味の眼でのぞき込まれるので、怖かったそうです。
また、私の人生で、友達がいたことはほぼ全くありません。
コミュニケーション時の緊張からくる苦痛は激しく、実際の皮膚が焼け付く痛みと何らかわりません。しかも、状況によっては、全く時間による劣化がなく、突然前触れもなく昔の痛みに苛まれます。
自分の人生の基調は、いたたまれなさと、時間の感覚の希薄さにあります。
※以上は、未診断のため、自己紹介の意味で書かせて頂きました。長文となり、申し訳ありません。以下、本題に入ります。
私には、幼少時の記憶が鮮明に残っています。
たとえば、保育園へ初めて連れられていた日のことなど、昨日のことのように思い出すことができます。
生まれたときの記憶とまでは言いませんが、それに近いものも残っているようです。
幼児期から頻繁に、極端に狭いところを頭から通り抜ける夢、世界全体が収縮して締め付けられるような夢を見ました。(白昼夢を含みます) 自分が周りの空間ごと押しつぶされるようで、ぐしゃぐしゃの自動車事故を連想させ、正確に思い出そうとすると、非常な恐怖が伴います。これには特定のリズムが伴っていて、母の鼓動だったのではないか、と考えています。
以前読んだ本には、「自閉症児の場合は、自分が生まれたときの記憶を持つ場合さえある」という記述がありました。ただ、私が読んだ限り、自閉症やアスペルガーの方の自伝でも、そこまで言及されているものはあまりないようです。
もし、当事者の皆さんの中で、非常に古い記憶をお持ちの方がいらっしゃいましたら、参考のため、お聞かせ願えませんでしょうか。
よろしくお願い致します。
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