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▼白猫さん:
こんにちは。アスペルガー当事者です。
研究者ではないけどいくつか工夫を…
1.場を決める
そろばんさんもおっしゃる通り、場を変えることが有効な場合が
あります。うちの上の子は高校生(定型だがAS傾向?)ですが
勉強に集中できないため、学校と塾の自習室でテキストを広げる
クセをつけたら、その場所では集中できる習慣がついたようです。
2.作業項目を書き出す
書類作成等の仕事をしてたとき、レポート用紙に作業項目を書き出し、
終わったら線を引いて消す、など目に見える形にしていました。
「期限の順」「期限のないもの」と分けて1ページに書きます。
期限のないものは後回しにしがちなので、気が散りがちな昼食後の
一定時間、終業前30分など、時間を決めて片づけていました。
3.一週間単位、一ヶ月単位で作業を片づける
見通しを立てるのが苦手なので、とにかく仕事以外のことに気が散らない
よう、リマインダ−(作業メモを書いたポストイットを貼るなど)を
デスクの上に置いて、目に入ったら仕事に戻るよう自分で意識します。
最初は、作業A>作業B>作業Cの順番通りにしようとせず、どれでも
いいからまず取り掛かり、一週間ぐらいを単位として、出来具合を
振り返ってみると自分のペースが掴め、無理ない見通しが立てられます。
4.遡ってスケジュールを決めてしまう
これは指導教授がやっていた方法。
発表などの前日は緊張して眠れないことが多いので、前々日を準備の日と
決めて徹夜作業(レジュメ準備、発表練習)を入れてしまう。
前日夜になるとさすがに体力的に疲れるので、無理なく眠れるし、
準備は整っているので間に合う、とのことです。
論文を書くのは長い期間の作業が必要ですから、気が散る時間があるのは
仕方ないけど、気が散りっ放しにならないよう、ご自分に合った工夫を
探してみてください。
もし、指導教授や院生仲間がコーチ役になってくれそうなら、
気が散ることを相談して、時々進捗をチェックしてもらうなどの
サポートをしてもらえると、モチベーションも維持しやすいかと思います。
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