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▼桜木月瑠さん:
>僕は小論文の練習中ですが
>
>なぜか理屈過ぎる・・・というような
>
>理論的な思考のおかげか具体例をうまく書けないんです
>
小論文というのは基本的に自分の主張を論理的に書く作業です。
文章の運びにおいてどんなに理論を駆使してもよいのですが、
その根底には必ず「自分なりの主張」が必要なのだ、ということを
その先生はおっしゃりたいのだと思います。
ただ客観的事実を延々と語っているだけでは論文ではありません。
もっともポピュラーな小論文の構造としては
(1)主題
(2)自分の結論((1)に対して賛成か?反対か?)
(3)(2)の理由その1
(4)(2)の理由その2
(5)再度自分の結論
というのが挙げられます。
ここで(3)(4)はできるだけ具体的な例に触れつつ論じるのが説得力のある論文であるとされます。
また(2)と(5)は答えがぶれてはいけません。(2)で「死刑制度に賛成である」と言っておきながら(3)(4)を語っているうちに答えがぶれて(5)で「やっぱり死刑制度には反対である」とやってしまうのが最悪のパターンです。
まずは上の構造を「公式」として頭に入れておき、文章を組み立てる練習をするのが良いだろうと思います。
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