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はじめて体験した時よりは少し慣れましたが、
大きい本屋とか、図書館とか行くと、
自分の知らない情報(知るべきこと)が山ほどあって、それに飲み込まれる感じ?がして苦しくなってしまいます。
はじめて大型書店に入ったときはめまいがした。
インターネットもそうですね。
例えばウィキペディア(百科事典)とか好きなんですが、キーワードをたどって調べ続けていくと、何時間もたってしまって、それでも尽きなくて、疲れてしまう。
全部を知る必要はないし、必要なものだけ選べばいい、と言うことは頭ではわかっているんですが、ものすごくプレッシャーみたいなのを感じてしまう。
情報のうずまきに襲われる感じです。
個人的な趣味では、
子どものころから犬の飼育書や図鑑を読むのが好きで、
高校生の時は、学校が終わると毎日本屋に行っては、飼育書や犬種図鑑や月刊誌の新刊が出ていないかチェックして読む習慣がありました。
以後現在まで本屋にいくたびそれをやるのですが、
この数年、ペットブームのせいか爆発的に犬の飼育書や月刊誌や、図鑑が増えてしまい、チェックが追いつかなくなってきました。
それで、好きなのに、本屋のペットコーナーに行けなくなってしまいました。
特に犬種を図鑑で覚えるのが趣味なのですが、
昔はせいぜい200種に満たない数の犬だったので、余裕で覚えられたのに、数年前に400種の図鑑が出て、それもなんとか覚えようとしていてまだもうすぐ全部覚えれるかというくらいの覚え切れていないうちに、先日1000種以上載っている事典が出てしまいました。
1犬種につき複数の名前があるので、名前だけなら実質3000種以上あります。
もう、あまりに把握しきれなくて、苦しい。
好きだから、全部覚えたいのに、
年齢とともに頭も覚えが悪くなってくる感じです。
このことに限らず、20歳こえたぐらいからは、この世界の物事には調べ始めるととりとめがなかったり、一概に言えないことが多いということに気づいてしまって、その無限で混沌とした感じがすごく不安です。
じゃあ、何も見なければいいし、手を出さなければいい、と言うことになるんでしょうか。自分でも、じゃあ、やめればいいじゃん、て思うけどあえて入っていくような感じです。
情報が限られていて、価値観や定義や解釈が一つの世界だと、どんなに楽かと思います。
今の世界は、生きていこうと思ったらそういうわけには行かないけど。
この時代に向いてないなぁと思います。
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