|
▼ここあさん, 初めまして。
14歳のASの娘がいるケイです。 8歳の時に”高機能自閉症 兼 AS”と診断されました。
実は昔は私もここあさんと全く同じ気持ちでした。 ”ごほうびがなければこの子はやらなくなっちゃうのかも”と思ったものです。 悪い癖がついてしまうのではないかと。。。 でもそれって違うんですよね。
ASの子達は健常者のように年齢が行くごとに自然にわかっていくことはないので、算数のように”1+1=2”といった感じで教えていかなくてはいけないんです。 ですから”〜〜しないと 〜〜だからこうしようね”と説明をし、それに従えたら”ごほうび”というやり方が特に小さいお子さんの場合は良いようです。 そして大きくなるにつれて少しレベルアップしたやり方で”ごほうび”という方法も良いと思います。
ただ一つだけ ここあさんが読んでらっしゃる本と違うのは お子さんが”ごほうび”としてもらった物(事)は絶対に取り上げないこと。 たとえ”ごほうび”がほしい為にしたと親はわかってても本人にしたら褒められてもらったもの。必ず全部とは言えなくても 訓練されたものは多少なりとも身についてる事もあるはずです。 それを”〜〜しなかったから”とか”今度ちゃんと出来なかったから”と前にあげた”ごほうび”を取り上げることは子供にとっては大ショックです。 ですからそれはしないほうが良いと思います。
ネガティブの方向に持ってくのではなくいつもポジティブの方向に持っていくと子供もやる気が出てくると思います。ただいつまでも子供扱いすると大変なことにもなってしまうので、お子さんがある程度大きくなったら”ごほうび”の基準を本人と相談しながら また”ごほうび”になる物(事)をお子さんを含めて一緒に決めていくと かなり違うようです。
私もまだまだ勉強中です。かなり忍耐力が必要でストレスも多いです。 でもなるべくセミナーに参加したり本を読むようにしています。 色々分かっていくとASの事をもっと知りたい、そう思うと娘の事ももっと知りたいと思うようになりました。お互いに頑張りましょうネ。
|
|