アスペルガーの館の掲示板

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[#12765] こんな相談、してもいいのかな・・・ zero 06/7/1(土) 2:34 [未読]
[#12769] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ 三月うさぎ 06/7/1(土) 6:58 [未読]
[#12782] ありがとうございます その1 zero 06/7/2(日) 1:31 [未読]
[#12770] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ peach 06/7/1(土) 7:01 [未読]
[#12781] ありがとうございます その2 zero 06/7/2(日) 1:11 [未読]
[#12787] Re:ありがとうございます その2 peach 06/7/2(日) 6:05 [未読]
[#12771] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ Cyperus 06/7/1(土) 17:53 [未読]
[#12783] ありがとうございます その3 zero 06/7/2(日) 1:40 [未読]
[#12772] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ 2年坊主 06/7/1(土) 18:15 [未読]
[#12784] ありがとうございます その4 zero 06/7/2(日) 3:00 [未読]
[#12904] Re:こちらこそありがとうございます 2年坊主 06/7/8(土) 11:25 [未読]
[#12773] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ akane 06/7/1(土) 18:25 [未読]
[#12786] ありがとうございます その5 zero 06/7/2(日) 3:33 [未読]
[#12785] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ yume☆ 06/7/2(日) 3:28 [未読]
[#12790] ありがとうございます その6 zero 06/7/2(日) 10:08 [未読]
[#12788] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ Lao Tzu 06/7/2(日) 9:09 [未読]
[#12791] ありがとうございます その7 zero 06/7/2(日) 10:42 [未読]
[#12794] Re:ありがとうございます その7 Lao Tzu 06/7/2(日) 18:37 [未読]
[#12818] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ ラドン 06/7/3(月) 13:11 [未読]
[#12845] ありがとございます その8 zero 06/7/5(水) 0:13 [未読]
[#12883] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・ ジョン 06/7/7(金) 1:04 [未読]

[#12765] こんな相談、してもいいのかな・・・
 zero メール  - 06/7/1(土) 2:34 -

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   初めまして。zeroと申します。

ここ2〜3週間、ちょくちょくこの掲示板をのぞかせてもらっています。
悩んでいることがあり、
いつも、投稿しようと思い、
「新規投稿」のページを開いて、書いては消し、書いては消し、
こんなことを載せていいのか?と迷い、迷い、、、
でも、ここの掲示板なら、何か参考になるご意見が伺えると思い、
思い切って投稿します。
長いです。すみません。


自分は、今、小学校で3年生の副担任をしているのですが、
クラスに、「自閉的傾向があるな」と感じる男の子がいます。
アスペルガーとか、高機能自閉症とか、そこまでは解らないですが、
自閉症の人と関わる仕事をしたことのあるわたしにとって、
彼のいろいろな言動は、自閉症の人とすごくだぶって見えます。
(学力は充分にあります)


ですが、診断を受けているわけではなく、
いままでは、学校では「ただのわがまま」と見なされ、
毎日怒鳴られていたとのこと。
教室を出て行ってしまった時は、無理矢理力づくで戻されていたとのこと。
そのせいなのか解りませんが、
今でも、私は静かに話しかけているつもりですが、
注意を促すような言葉をかけると、体をこわばらせ、縮こまってしまいます。

どうしても、「ただのわがまま」とは思えなかった私は、
彼に対して、伝えたいことを文字にしてみたり(実際、この方が、音声の言葉で伝えるよりもすんなり伝わったり、理解できているという感じがあります。)、
無理矢理強要することはせず、彼の切り替えを待つようにしたり、、、
そうすることでなのかどうか、
落ち着いて授業にも取り組めるようになったと感じる今日この頃です。


ですが、これでいいのかなぁ?って、思うんです。
今は、私が勝手に、「彼は自閉的傾向がある」って思いこんでやっています。

本当は、全然自閉的なものはなくて、
本当に「ただのわがまま」かもしれません。
自閉的なものに+αがあるかもしれないし、もしくは、まったく違う障碍かもしれません。
診断は、私にはできません。
彼が落ち着けるようになってきている気はするけれど、
この対応でいいのか、自信が持てません。

診断が全てではないと思います。
診断が出ようが出まいが、彼に1番合った指導方法を試行錯誤して考え、実行することが一番良いということはわかっているつもりです。
でも、専門家の意見が聞きたい。
専門機関に相談したり、診断を受けてほしいです。


けれど、親御さんが、かなり頑なで、
そういう話にはとても敏感だそうで、
担任の先生がこの間電話をしたそうなんですが、
「すごいけんまくにおされちゃって、
もう今年度中に電話やお話はできなそう」なんて、言ってるんです。
私としては、それは、たぶん、校長の手前そう言っているんじゃないかな?と思うんです。
校長が、「ただのわがままだから、教室から出たときは無理矢理戻す」方針だからです。
この前、会議で彼のことが話題に上ったとき、校長に、
「ただのわがままとは思えません」て反論したら、
ちょっと理解を示した様子でしたが、
「親御さんが頑なだから、診断とかは無理」てことでした。
(1年生の時に、保護者と担任が全く信頼関係が築けなかったという過去があるからと理由をつけてました。でも、今はもう3年だしもちろん担任の先生も変わっています。。。)
だから、校長の手前、担任の先生は、教育相談や診断につながることをしたくないんじゃないかなと感じてしまいました。

うちの学校には特学はありませんが、全クラスに、相談や診断を勧める必要のある児童がいるそうです。(←養護の先生のはなし)
校長先生は、相談や診断の必要があることを知っているけれど、
特学とか、診断とか、そういう方向には一切向かないようにしているのだそうです。(これも養護の先生からの情報)
きっと、校長先生なりの「思い」があってのことなのでしょうが、
「早期の療育が重要」などという言葉を目にすると、
彼をこのままにしておいていいのか・・・と不安がよぎります。


私は、副担任で非常勤という立場です。まだ正規の採用教員ではありません。
間近に迫った採用試験には、校長先生が書いてくださる推薦文も頼みの綱です。
我が身かわいさ故、あんまり校長にたてつくことが今のところはできません。
情けないですけど。


彼以外にも、問題を抱えた子どもがたくさんいる学級なので、
担任の先生とはいろいろ相談することがあります。
彼への指導のことも、担任の先生といろいろ相談し、
指導のことは、今私がやっていることでいいとのことで、
やっていますが、
でも、本当にそれでいいの???このままでいいの???
彼にとってはどうするのが一番いいの???って、
頭が?でいっぱいです。
彼は彼なりに毎日楽しく過ごしているように見えるし、
いろんな楽しい話を聞かせてくれるし、
友達と、ちょっとした諍いはあっても、
恐竜博士でものすごく絵の上手な彼はみんなに認められているし、
診断なんて出さなくたって、
このままでいいのかな〜なんて思ってしまうこともあります。


☆さて、前置きがとてつもなく長ーくなって(しかも大半は愚痴みたいになって)しまいました。すみません。。。

校長のことはともかく、
私が一番知りたいことは、
彼がアスペルガーなどの障碍を持っていると仮定して、
診断を受けることは重要か、
また、
やはり早期からの療育が重要であるかどうかということです。

上記に加えて、
こんな状況やこんな状況を経験なさった方、そうでない皆様、
こうしたらどう?なんて意見はありますでしょうか。
また、
保護者への対応の仕方(保護者が受け入れられない場合、診断などの方向に持っていこうとするのは、余計なお世話ですかね・・・でも、親御さんが認めないうちは、やっぱり健常児とみて、問題行動には厳しくするしかないのかなって、、、でも、彼を見てるとそんなことできないし。。。周りへ理解を求めるのにも、やっぱり保護者の方がそういう姿勢でないと、勝手にはできませんよね。それに、本当に障碍を抱えているのかどうかもわからないし!!!あ〜もう!!!)、
保護者の方からの意見、
普通学級にいる自閉的傾向のある子どもへの指導法の例、等々、
いろいろ知りたいことだらけです。

長い文面、読んでいただけただけでもありがたいです。
が、いろいろ意見をもらえたらうれしいです。

[#12769] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 三月うさぎ ホームページ  - 06/7/1(土) 6:58 -

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   ▼zeroさん:
アスペルガーと診断された小学4年生の息子がおります。

うちの息子が、2年生のときが一番症状がひどかったです。

叱られればパニック。周囲への暴力。狭いところに閉じこもって出てこない。
2年生の時の担任の先生は、かなり憔悴しきってましたね。ほんとに申し訳ないことをしました…。

だから、こちらも「これはおかしい?」と、思って診断を受け、アスペルガーであることが発覚したのではありましたが。

我が家の場合は、診断を受け、子供が自閉症だとわかってからの方が、子供への指示はスムーズになりました。
なので、親御さんが「うちの子は、どうしたんだろう?」と、不安に思ってらっしゃるのなら、診断をおすすめするのも手ではありますが、

もし、親御さんの方が拒否してらっしゃる。話を聞いてくれるタイプではない、という場合は、診断をおすすめすると、逆効果になりやすいです。

「子供を障害者扱いされた」と、怒る方。
または、子供が自閉症と知り、愕然としてショックを受け、その後だからといって、病院へ行けばすぐに治る障害でもないですから、親御さんの受け止め方次第では、悪い方へむかっていく可能性もあります。

>彼に対して、伝えたいことを文字にしてみたり(実際、この方が、音声の言葉で伝えるよりもすんなり伝わったり、理解できているという感じがあります。)、
>無理矢理強要することはせず、彼の切り替えを待つようにしたり、、、
>そうすることでなのかどうか、
>落ち着いて授業にも取り組めるようになったと感じる今日この頃です。

指導する側が、そういった自閉向けの対応をしていただけると、とても有り難いと思います。
私は、親の立場として、逆にそうしてくださいと、担任の先生にお願いしておりますので。
また、自閉症児へのそういった対応は、健常児にも有効で、じゃまになることはありません。
健常児でも、指示の通りにくい子、それこそ我が儘にみえる子にも、こういった自閉症児向けの対応をすることは良いことだと思います。

>校長が、「ただのわがままだから、教室から出たときは無理矢理戻す」方針だからです。

学校は、校長先生等、トップの方針で、いろいろ左右されますよね。
こちらの方が、当面の難関かもしれません。
私共、親としても、これは頭を悩ませる問題なのです。

幸い、我が子の通う学校は、理解をしめしてくださっているので、息子ものびのびと学校生活を送らせていただいてはいますが、自閉児にとって「ただのわがまま」「無理矢理」は、逆効果です。
おそらく、健常児だって逆効果だと思いますよ。

子供を甘やかせすぎだと言われている最近の教育ですが、それは指導する側の受け取り方次第だと、私は考えます。

上からおさえつけてみんなと同じ行動をとらせようというのは古い。
かといって、子供を叱らない教育というのも、極端すぎます。

このあたりのさじ加減が教育って、難しいですよね。

しかし、昔の古い教育体制しか知らない方へは、どう話してもこういったことが通らなくって。


親御さんが、かたくなに受け止められないタイプであれば、指導する側としては「診断はされていないが、子供はみんな発達過程なのだから、発達障害を持っていると思おう。」
と、いった対応で良いかと思われます。

本当は、親御さんに診断をおすすめして、家庭でも自閉児向けの指導をしていただけると親子共に楽になるかと思うのですが、先にも挙げたように親御さんの性格次第ですので…。


文章が長くなりましたので、自閉症児への対応については、また考えて後に追記します。
こんな感じで、なにか参考になれば幸いです。

[#12770] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 peach  - 06/7/1(土) 7:01 -

引用なし
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   zero様

初めまして、peachと申します。
最近ASと診断された、小3の息子を持つ母です。
今まではロム専門でしたが、今回初めて書き込みさせていただきます。


>いままでは、学校では「ただのわがまま」と見なされ、
>毎日怒鳴られていたとのこと。
>教室を出て行ってしまった時は、無理矢理力づくで戻されていたとのこと。

私の息子も同じ状況で、逆効果でした。
去年の担任は、以前に自閉傾向のお子様の担任をしていたと言うので
少しはお任せ出来るかな?と思ってしまったのが、私のミスだと思います。
今年の担任の先生は、無理強いをせず、息子がどうしても我慢出来ない時は
ある程度ですが自由に行動させてくれます。
そうすると息子も、その後気分良く授業を受けていられるそうです。


>けれど、親御さんが、かなり頑なで、
>そういう話にはとても敏感だそうで、
>担任の先生がこの間電話をしたそうなんですが、
>「すごいけんまくにおされちゃって、
>もう今年度中に電話やお話はできなそう」なんて、言ってるんです。

私もそうでしたが、病院に行くのは抵抗があるかもしれません。
うちの場合は、幼少の頃からお友達への暴言、暴力があった様なのですが
家庭では良い子だったし、一人っ子なのでので、付き合い方が分からないんだろうと思っていました。

その後入学し、やはり問題行動があったので児童相談所に行くと、知能検査をされた後「知能指数は高いし、きっと寂しいんじゃないか」と言われました。
今思えば、相談所の人は無知だったんですよね。ですが、実は我が家は母子家庭で、私の両親も他県に居る為、その答えに納得してしまいました。
児童相談所で「異常なし」と言われた事を担任に伝えても、担任は「もっと専門的な所が良いんじゃないですか?」と何度か言われました。
やんわり言ってくれたのですが、正直言うとうっとおしかったです。

その後もお友達とのトラブルは絶えず、他の親御さんから苦情の電話が掛かってくる様になり、これは躾の問題だけじゃないのかなぁ…と思い、やっと病院に行く決心をし、診断され今に至ります。
主治医には「お母さんの躾の問題じゃありませんよ」と言われ、とても安堵しております。

ですが、病院に通いながらも「まだうちの子は障害なんか無い」と言ってる親御さんもいます。私が待合室でお話ししたお母さんの殆どはそうでした。
ですから、その親御さんも、なかなか理解は示してくれないかもしれませんね。
何か我が家の様なきっかけがあれば良いのですが…参考にならなくてすみません。

>彼は彼なりに毎日楽しく過ごしているように見えるし、
>いろんな楽しい話を聞かせてくれるし、
>友達と、ちょっとした諍いはあっても、
>恐竜博士でものすごく絵の上手な彼はみんなに認められているし、
>診断なんて出さなくたって、
>このままでいいのかな〜なんて思ってしまうこともあります。

私の息子とダブらせてしまいました。
うちも絵が上手で、お話しが大好きで、今はムシキングに夢中です。
ムシキングをしてから大分変わりました。幾分ですが落ち着いていられる様になりました。
ムシキングは単純なじゃんけんに見えて、色々な戦略があります。
ASの診断を受ける前までは、私のアドバイスも聞いてるのか聞いてないのか分からない感じでしたが、ASの診断を受け、私のアドバイスの仕方も少し変えたら、みるみるうちに上達しました。

うちの息子が通っている病院は小さい子が多いです。幼稚園の方から「病院に行って下さい」と言われているそうです。
私も、もっと小さいうちから気付いてあげられればなぁ…と反省しております。
ずっと「何で分からないの!」「何度言ったら分かるの!」と叱ってしまった事を後悔しております。

健常者でも、その子に合った勉強方法ってあると思うんですよね。
zero様が、そのお子様と筆談でお話しされるとの事、良いと思います。
副担任という立場では限度があるかもしれませんが、その子の良き理解者でいてあげてほしいと思います。

長々と失礼致しました。

[#12771] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 Cyperus  - 06/7/1(土) 17:53 -

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   ▼zeroさん:
>初めまして。zeroと申します。
>自分は、今、小学校で3年生の副担任をしているのですが、
>クラスに、「自閉的傾向があるな」と感じる男の子がいます。
>アスペルガーとか、高機能自閉症とか、そこまでは解らないですが、
>自閉症の人と関わる仕事をしたことのあるわたしにとって、
>彼のいろいろな言動は、自閉症の人とすごくだぶって見えます。
>(学力は充分にあります)
>ですが、診断を受けているわけではなく、
>いままでは、学校では「ただのわがまま」と見なされ、
>毎日怒鳴られていたとのこと。
>教室を出て行ってしまった時は、無理矢理力づくで戻されていたとのこと。
>そのせいなのか解りませんが、
>今でも、私は静かに話しかけているつもりですが、
>注意を促すような言葉をかけると、体をこわばらせ、縮こまってしまいます。
>ですが、これでいいのかなぁ?って、思うんです。
>今は、私が勝手に、「彼は自閉的傾向がある」って思いこんでやっています。
 うまくいっているのであれば、このまま『アプローチ』を続けるのが望ましいと思います。
 彼は恐らく、自分を『ありのまま』に『受け入れてくれる人』を求めているのかもしれません。恐らくはZEROさんが、最初の『BEST TEACHER』になりうるでしょう。
>診断が全てではないと思います。
>診断が出ようが出まいが、彼に1番合った指導方法を試行錯誤して考え、実行することが一番良いということはわかっているつもりです。
>でも、専門家の意見が聞きたい。
>専門機関に相談したり、診断を受けてほしいです。
>けれど、親御さんが、かなり頑なで、
>そういう話にはとても敏感だそうで、
>担任の先生がこの間電話をしたそうなんですが、
>「すごいけんまくにおされちゃって、
>もう今年度中に電話やお話はできなそう」なんて、言ってるんです。
 どこの親御さんも、『わが子が障害児…』ということは、にわかには『信じられず』、かなり狼狽するものです。
 彼の場合、まずは、家庭内でも『強い問題性』があるのかを、彼自身からよく聴いてみたほうがベターかもしれません。
 例えば、『姿勢・箸の持ち方がうまくできず、厳しく注意されて困る(@_@)』『言葉について小言を言われてしまう』『成績について咎められることが多い』ということがあれば、確かに、彼が何らかの『発達障害』を抱えているのに、それに気づかず親御さんが『罰』を与えているということが懸念されます。
 そういった兆候があるのであれば、『学校での彼の気になる様子』・いくつかの『正しい診断による良好例』を挙げて、書面で『診断』を促したほうがいいと思います。

>うちの学校には特学はありませんが、全クラスに、相談や診断を勧める必要のある児童がいるそうです。(←養護の先生のはなし)
>校長先生は、相談や診断の必要があることを知っているけれど、
>特学とか、診断とか、そういう方向には一切向かないようにしているのだそうです。(これも養護の先生からの情報)
>きっと、校長先生なりの「思い」があってのことなのでしょうが、
>「早期の療育が重要」などという言葉を目にすると、
>彼をこのままにしておいていいのか・・・と不安がよぎります。
>
ここが最も『まずい(X_X)』状態といえます。
2年前に施行された『発達障害支援法』では、『教育上、適切な配慮がなされなければならない!』と規定されています。
 同一地域の学校・他県の…と比べて、『著しい格差(T_T)』があるのであれば、教育委員会にその『是正』を訴えるべきです。

[#12772] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 2年坊主  - 06/7/1(土) 18:15 -

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   ▼zeroさん:
こんにちは。とてもきめ細かな指導をしていらっしゃって、素晴らしいと思います。その子もうれしいと思いますよ。
診断を受けるかどうか。我が子の時にも迷いました。単にレッテルを貼るだけではないか、周りの目が怖いなどいろんな思いがありました。ですが、教員としての立場上、いろんな意見も聞きました。そしてわがままととらえられることやほうっておかれることの怖さと、叱られ、「できるはずでしょ!」と追いつめられているわが子の姿に押されて5歳の時に診断を受けました。それ以来、学校にも喜んでいけるようになり、まだいろいろ問題はありますが、適切な指導を受けられることへの喜びは感じています。ですが、保護者に対しては、現在は、こんなことで困っていますということですらなかなか言えない世の中です。ベテランの先生でもどのように親に伝えるかかなり配慮していらっしゃいます。zeroさんの学校と同じで、家の学校にもたくさん支援が必要な子がいて、毎日廊下や階段に転がっていてびっくりします。声をかけると手をにぎってきたり、作った折り紙作品を見せてくれたり・・・大変なんだけどかわいい子たちばかりです。ですが、支援教室はなく、先生方の手も足りず、(副担任っていいですね。ないです)毎日こんな状態でいいのかと思います。
診断を受けることは大事だと思いますが、それよりも何に困っているかを適切に把握してその場で支援していくことの方が大切だと感じます。診断により過度の支援を周りがしてしまうこともあると聞きました。お家の方との人間関係がうまくいかないときにはなおさら診断よりも困っている時への適切な対応を考えていく方がよいのではないでしょうか。子どもの状態が良くなればお家の方とも良い関係になるかもしれません。(甘いでしょうか)zeroさんがその子のことを考えてやったことが療育になっていると思います。医療機関へいくことは専門家の意見も聞けて助かりますが、一番身近にいる人による支援が適切なのが、一番大切だと思います。
子どもがわがまま、親がわがまま、教員としては恥ずかしく、親としてはつらく、毎日そのような言葉を聞いています。知識も十分ではないため、うまく反論もできず、またどちらの立場でいっても未熟な自分は孤立しそうで怖いのです。zeroさんのようにがんばっていらっしゃる方がいると、がんばらなくては、と思います。

[#12773] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 akane メール  - 06/7/1(土) 18:25 -

引用なし
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   いい先生ですね。

校長のこともですが、担任の先生はどうなんでしょう。
お話を伺うと、自閉症傾向たっぷりですね。

息子はアスペですが、「単なる躾の問題」という認識を変えなかった1、2年の担任のときはつらそうでした。担任が原因でいじめにもあいました。

3年の後半、新しい塾での先生から叱咤されたりして、学校で反動が出ました。
このころ、身体も成長するし、大変な時期なのかもしれませんが(一般にもギャング年齢といいますし)
振り返ってみると、やはり、教師の対応、で本人の気持ちは大きく変わります。

一番無理なのは、無理矢理押さえつけるやり方で、パニックを引き起こします。
わがままだ!というタイプの先生は、時に強引なので、きつく叱ったりします。

息子は、教頭に足で床を踏みならされてどなられ、追いかけられたとき、
熱を出してねこんでしまい、その後、半年はフラッシュバックを何度も経験し、泣いたり身体をこわばらしたりしていました。

教頭はけして悪い人ではありませんが、対応の仕方を知らないんだと思います。
今では小学校の校長ですから、いかに、対応を知らない先生が多いか、ということです。(その後息子は、一緒にいった社会科見学で、他の子をヘルプする教頭を見て、へ〜、意外にやるじゃないか、いい人なんだ、と見直したそうです)。

親に関して。
自閉症の親には自らも自閉症の人も多いので、
異常な「頑さ」を示すことは少なくないと思います。

知り合いに、明らかに子供がアスペなのに、両親が認めず、見当違いのカウンセリングを受けたりしている親子がいます。父親が自閉症傾向、母親がものすごい見栄っ張りの夫婦です。

他にも2件。
父親が自閉症、母親が少し気づかないタイプの夫婦のお子さんも、学校でうまくやれていないのを、他の子のせいにしているだけです。
下手すると相手の親に文句を言うために、いじめた現場のビデオを撮るとか言ってます。

もうひと家族は、母親が自閉症傾向のため、まったく気づきません。
父親は、子供の数字マニアを、「勉強ができる」と思って喜んでいるので、気づいてません。その子は言葉が達者なので、非常にわかりにくいですが、自閉症を知るものからみると、たくさんの特徴を持っています。

こんな風に、親が気づかない例はたくさんあります。
適当な病院にさえ行けないんだろうなと思います。

校長と担任に、自閉症の特徴の本などを示して、あてはまりますよね、と言って
理解を示してもらったらいかがでしょう。
あくまでも彼らのプライドを保ちながら。

親は、おそらく変わりませんから、先生の対応が変わるだけでよくなると思います。

自閉症は、病気でもないので、薬物療法もありますが、基本的に治るわけではないので、必ずしも診断されていなくても、自閉症対応がとれます。
知っていると知らないでは、雲泥の差なんです。

アスペ、自閉症をもつ教師のための本、も出ています。
(千円くらいで、本屋に売ってます。私は若い担任にあげました。)

校長先生は、プライドさえ保てれば、耳を貸してくれるところはあるんじゃないかと思いますから、会議などの大きな場所ではなく、二人のときにでも、
自閉症傾向の子の行動、特性などについて知っていただき、この子もあてはまると考えたほうが自然だと思う、というように、相談されてはいかがですか。

校長がわかってくだされば、逆に評価があがるのでは。
ちょっとやらしい言い方ですけど。

隣のクラスに4年で転校してきた恐らく何かの発達障害を持つお子さん、
それをからかう子がいたりして、クラスは崩壊、授業にならず、親が常に授業参観をするという状況でした。
クラスがえをし、担任をそういうった子の扱いにベテランな先生に変えたところ、うそのようにおさまっています。

特に小学校時代は、先生次第ですね。
がんばってください。
そして正規採用、合格お祈りしています。


▼zeroさん:
>初めまして。zeroと申します。
>
>ここ2〜3週間、ちょくちょくこの掲示板をのぞかせてもらっています。
>悩んでいることがあり、
>いつも、投稿しようと思い、
>「新規投稿」のページを開いて、書いては消し、書いては消し、
>こんなことを載せていいのか?と迷い、迷い、、、
>でも、ここの掲示板なら、何か参考になるご意見が伺えると思い、
>思い切って投稿します。
>長いです。すみません。
>
>
>自分は、今、小学校で3年生の副担任をしているのですが、
>クラスに、「自閉的傾向があるな」と感じる男の子がいます。
>アスペルガーとか、高機能自閉症とか、そこまでは解らないですが、
>自閉症の人と関わる仕事をしたことのあるわたしにとって、
>彼のいろいろな言動は、自閉症の人とすごくだぶって見えます。
>(学力は充分にあります)
>
>
>ですが、診断を受けているわけではなく、
>いままでは、学校では「ただのわがまま」と見なされ、
>毎日怒鳴られていたとのこと。
>教室を出て行ってしまった時は、無理矢理力づくで戻されていたとのこと。
>そのせいなのか解りませんが、
>今でも、私は静かに話しかけているつもりですが、
>注意を促すような言葉をかけると、体をこわばらせ、縮こまってしまいます。
>
>どうしても、「ただのわがまま」とは思えなかった私は、
>彼に対して、伝えたいことを文字にしてみたり(実際、この方が、音声の言葉で伝えるよりもすんなり伝わったり、理解できているという感じがあります。)、
>無理矢理強要することはせず、彼の切り替えを待つようにしたり、、、
>そうすることでなのかどうか、
>落ち着いて授業にも取り組めるようになったと感じる今日この頃です。
>
>
>ですが、これでいいのかなぁ?って、思うんです。
>今は、私が勝手に、「彼は自閉的傾向がある」って思いこんでやっています。
>
>本当は、全然自閉的なものはなくて、
>本当に「ただのわがまま」かもしれません。
>自閉的なものに+αがあるかもしれないし、もしくは、まったく違う障碍かもしれません。
>診断は、私にはできません。
>彼が落ち着けるようになってきている気はするけれど、
>この対応でいいのか、自信が持てません。
>
>診断が全てではないと思います。
>診断が出ようが出まいが、彼に1番合った指導方法を試行錯誤して考え、実行することが一番良いということはわかっているつもりです。
>でも、専門家の意見が聞きたい。
>専門機関に相談したり、診断を受けてほしいです。
>
>
>けれど、親御さんが、かなり頑なで、
>そういう話にはとても敏感だそうで、
>担任の先生がこの間電話をしたそうなんですが、
>「すごいけんまくにおされちゃって、
>もう今年度中に電話やお話はできなそう」なんて、言ってるんです。
>私としては、それは、たぶん、校長の手前そう言っているんじゃないかな?と思うんです。
>校長が、「ただのわがままだから、教室から出たときは無理矢理戻す」方針だからです。
>この前、会議で彼のことが話題に上ったとき、校長に、
>「ただのわがままとは思えません」て反論したら、
>ちょっと理解を示した様子でしたが、
>「親御さんが頑なだから、診断とかは無理」てことでした。
>(1年生の時に、保護者と担任が全く信頼関係が築けなかったという過去があるからと理由をつけてました。でも、今はもう3年だしもちろん担任の先生も変わっています。。。)
>だから、校長の手前、担任の先生は、教育相談や診断につながることをしたくないんじゃないかなと感じてしまいました。
>
>うちの学校には特学はありませんが、全クラスに、相談や診断を勧める必要のある児童がいるそうです。(←養護の先生のはなし)
>校長先生は、相談や診断の必要があることを知っているけれど、
>特学とか、診断とか、そういう方向には一切向かないようにしているのだそうです。(これも養護の先生からの情報)
>きっと、校長先生なりの「思い」があってのことなのでしょうが、
>「早期の療育が重要」などという言葉を目にすると、
>彼をこのままにしておいていいのか・・・と不安がよぎります。
>
>
>私は、副担任で非常勤という立場です。まだ正規の採用教員ではありません。
>間近に迫った採用試験には、校長先生が書いてくださる推薦文も頼みの綱です。
>我が身かわいさ故、あんまり校長にたてつくことが今のところはできません。
>情けないですけど。
>
>
>彼以外にも、問題を抱えた子どもがたくさんいる学級なので、
>担任の先生とはいろいろ相談することがあります。
>彼への指導のことも、担任の先生といろいろ相談し、
>指導のことは、今私がやっていることでいいとのことで、
>やっていますが、
>でも、本当にそれでいいの???このままでいいの???
>彼にとってはどうするのが一番いいの???って、
>頭が?でいっぱいです。
>彼は彼なりに毎日楽しく過ごしているように見えるし、
>いろんな楽しい話を聞かせてくれるし、
>友達と、ちょっとした諍いはあっても、
>恐竜博士でものすごく絵の上手な彼はみんなに認められているし、
>診断なんて出さなくたって、
>このままでいいのかな〜なんて思ってしまうこともあります。
>
>
>☆さて、前置きがとてつもなく長ーくなって(しかも大半は愚痴みたいになって)しまいました。すみません。。。
>
>校長のことはともかく、
>私が一番知りたいことは、
>彼がアスペルガーなどの障碍を持っていると仮定して、
>診断を受けることは重要か、
>また、
>やはり早期からの療育が重要であるかどうかということです。
>
>上記に加えて、
>こんな状況やこんな状況を経験なさった方、そうでない皆様、
>こうしたらどう?なんて意見はありますでしょうか。
>また、
>保護者への対応の仕方(保護者が受け入れられない場合、診断などの方向に持っていこうとするのは、余計なお世話ですかね・・・でも、親御さんが認めないうちは、やっぱり健常児とみて、問題行動には厳しくするしかないのかなって、、、でも、彼を見てるとそんなことできないし。。。周りへ理解を求めるのにも、やっぱり保護者の方がそういう姿勢でないと、勝手にはできませんよね。それに、本当に障碍を抱えているのかどうかもわからないし!!!あ〜もう!!!)、
>保護者の方からの意見、
>普通学級にいる自閉的傾向のある子どもへの指導法の例、等々、
>いろいろ知りたいことだらけです。
>
>長い文面、読んでいただけただけでもありがたいです。
>が、いろいろ意見をもらえたらうれしいです。

[#12781] ありがとうございます その2
 zero メール  - 06/7/2(日) 1:11 -

引用なし
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   peach様

レスありがとうございます。


>今年の担任の先生は、無理強いをせず、息子がどうしても我慢出来ない時は
>ある程度ですが自由に行動させてくれます。
>そうすると息子も、その後気分良く授業を受けていられるそうです。

↑その、ある程度の自由ていうのが、具体的にどんなくらいか、
ちょっと知りたいです。


>私もそうでしたが、病院に行くのは抵抗があるかもしれません。
>うちの場合は、幼少の頃からお友達への暴言、暴力があった様なのですが
>家庭では良い子だったし、一人っ子なのでので、付き合い方が分からないんだろうと思っていました。

彼の場合も、家で学校ほど問題行動はないんだと思います。
お家の話を楽しそうにしてくれるし、
1歳上のお兄ちゃんを見かけると飛びかかっていって喜んでいます。
恐竜大好きな彼なんですけど、
お家でも、博物館によく行ったりだとか、恐竜関係のビデオだとか、
彼の恐竜好きを存分に伸ばしてくれてるみたいです。


>その後もお友達とのトラブルは絶えず、他の親御さんから苦情の電話が掛かってくる様になり、これは躾の問題だけじゃないのかなぁ…と思い、やっと病院に行く決心をし、診断され今に至ります。
>主治医には「お母さんの躾の問題じゃありませんよ」と言われ、とても安堵しております。
>
>ですが、病院に通いながらも「まだうちの子は障害なんか無い」と言ってる親御さんもいます。私が待合室でお話ししたお母さんの殆どはそうでした。
>ですから、その親御さんも、なかなか理解は示してくれないかもしれませんね。
>何か我が家の様なきっかけがあれば良いのですが…参考にならなくてすみません。


やっぱり、彼のお母さんも、学校から何か言われたときには、
「自分の躾の問題か」と悩んでいらっしゃるんでしょうか。。。

彼の場合、
誰かとトラブルになることは少ないんです。
「やられたらやりかえす」ってことは彼の中であるみたいですが、
今のところ、苦情が出るようなけんかには発展してないですね。
やられたことと同じようなことを相手にやり返せば、気が済むみたいです。
まあ、先にやった方が、気づいてない、覚えてないってこともしばしばですが。
血の気が多いクラスなもんで、
どうしてもお互い手がでますね。
今はまだ、子どものけんかですませられているけど、
高学年くらいになると、問題が出るかもしれないですね。。。


>私も、もっと小さいうちから気付いてあげられればなぁ…と反省しております。
>ずっと「何で分からないの!」「何度言ったら分かるの!」と叱ってしまった事を後悔しております。

その気持ち、分かります。

校長先生がうちのクラスを見に来た時に、
(この校長先生、やっぱり、問題を抱えた子が多いっていう気持ちは充分にあって、常にいろんなクラスをまわって、そういう子に個別に付き添ったりしてるんです。わかんないですよね。)
彼が授業に集中していない様子を見て、
ものすごい大声で怒鳴りつけたんですね。
もうこっちの寿命が縮まるかと思うくらいの大声で。
その後、態度が改まらない彼を、無理矢理引っ張って隣の空き教室に連れて行ったんです。
その後、そこでどんな指導をしたのかはわかりませんが、
しばらくして戻ってきた後は、
彼はすっかり姿勢がよくなり、授業を聞いていました。
その頃は、(今もですが)彼に自閉的な傾向があるって、
私自身、自信を持っていなかったので、
「ああいうふうに怒られれば、できるんじゃないか!
私の対応の仕方は間違っていた!」
と思い、その日、掃除に取り組まない彼を、ものすごい勢いで叱ってしまいました。
彼は逃げだし、図工室の机の下に隠れ、わたしが追いつめると、
なんとか私から逃げだそうとこちらをうかがっていました。
「校長先生に怒られればちゃんとできるんじゃない!
先生だって怒るとこわいんだからね!できるでしょ!」
などと大声を上げながら彼の顔が見えるようにしゃがみました。
その日、初めて彼の涙を見ました。
呼吸が速くなって、(言葉が悪いかもしれないけど、)
命をねらわれた小動物みたいにおびえていました。
彼の様子を見て、
「やっぱり、この対応は間違っている」
と、感じました。
少し時間をおいて、彼が少し落ち着いたかなと感じた頃、
私が怒った理由を静かに説明してみたけど、
彼は全然わからなくって、
いや、あんな状況で分かれっていうほうが無理だったのかも。
なんだか申し訳ないっていう気持ちでいっぱいで、
それまで、ちょっと信頼関係が築けてきた気がしてたのが、
一気にだめになってしまったような気がして、
とても悲しかった。
彼は、その後も変わらない様子で接してくれているけど。
心に深い傷を負わせてしまったことには変わりないでしょうね。


ここで突然ですが、質問
彼はものすごく叱られた後でも、
なんら気にしない様子で接してくれる。
その態度が、
校長先生から見たら、「ただのわがまま」と見る要因になっているみたいなんです。
アスペルガーの子は、そういう様子がありますか?
それとも、叱られたりすると、その人を敬遠しますか?


>
>健常者でも、その子に合った勉強方法ってあると思うんですよね。
>zero様が、そのお子様と筆談でお話しされるとの事、良いと思います。
>副担任という立場では限度があるかもしれませんが、その子の良き理解者でいてあげてほしいと思います。
>
>長々と失礼致しました。


いろいろと子どもたちと共に悩んで成長していける先生でありたいと思います。
頑張ります。
ありがとうございます。

[#12782] ありがとうございます その1
 zero メール  - 06/7/2(日) 1:31 -

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   三月うさぎさま

レスありがとうございます。
早起きですね。


>我が家の場合は、診断を受け、子供が自閉症だとわかってからの方が、子供への指示はスムーズになりました。
>なので、親御さんが「うちの子は、どうしたんだろう?」と、不安に思ってらっしゃるのなら、診断をおすすめするのも手ではありますが、

うーん、担任の先生の話によると、
お母さんから、
「(彼が)家でも、気に入らないことがあると、手が付けられない状態になる」
ということは聞いたそうです。

>
>もし、親御さんの方が拒否してらっしゃる。話を聞いてくれるタイプではない、という場合は、診断をおすすめすると、逆効果になりやすいです。
>
>「子供を障害者扱いされた」と、怒る方。
>または、子供が自閉症と知り、愕然としてショックを受け、その後だからといって、病院へ行けばすぐに治る障害でもないですから、親御さんの受け止め方次第では、悪い方へむかっていく可能性もあります。

それは考えてみなかったです。
悪い方向に行きそうなら、
診断勧めたくないです。。。


>また、自閉症児へのそういった対応は、健常児にも有効で、じゃまになることはありません。
>健常児でも、指示の通りにくい子、それこそ我が儘にみえる子にも、こういった自閉症児向けの対応をすることは良いことだと思います。

本当にそう思います。
3年生になっても、1日の流れが把握できてない我がクラスの子どもたちにとって、
その日の予定を少し詳しく書き出して提示することなどは、
とっても有効だと思います。
「通信に載ってる週予定」+「担任の先生の朝の連絡」では足りていないみたいなので。。。
ただ、私自身のトラウマから、担任の先生に「こうしてみませんか?」ってなかなか言い出せなくって。
「めんどくさいこと言い出しやがって」とか思われそうで怖いんですよね。
そんな人じゃないことはわかってるんですけど。。。
自分が毎日できればいいけど、何せ非常勤。。。
あ、でも、子どもにやらせるようにすれば、うまくいくかな。


>上からおさえつけてみんなと同じ行動をとらせようというのは古い。
>かといって、子供を叱らない教育というのも、極端すぎます。
>
>このあたりのさじ加減が教育って、難しいですよね。

ほんとに。難しいです。


>親御さんが、かたくなに受け止められないタイプであれば、指導する側としては「診断はされていないが、子供はみんな発達過程なのだから、発達障害を持っていると思おう。」
>と、いった対応で良いかと思われます。

それ、いただきです。
そういう風に考えてみます。


>文章が長くなりましたので、自閉症児への対応については、また考えて後に追記します。
>こんな感じで、なにか参考になれば幸いです。

とても励まされました。
またよろしくお願いします。

[#12783] ありがとうございます その3
 zero メール  - 06/7/2(日) 1:40 -

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   ▼Cyperusさま

ご意見ありがとうございます。


> どこの親御さんも、『わが子が障害児…』ということは、にわかには『信じられず』、かなり狼狽するものです。
> 彼の場合、まずは、家庭内でも『強い問題性』があるのかを、彼自身からよく聴いてみたほうがベターかもしれません。
> 例えば、『姿勢・箸の持ち方がうまくできず、厳しく注意されて困る(@_@)』『言葉について小言を言われてしまう』『成績について咎められることが多い』ということがあれば、確かに、彼が何らかの『発達障害』を抱えているのに、それに気づかず親御さんが『罰』を与えているということが懸念されます。
> そういった兆候があるのであれば、『学校での彼の気になる様子』・いくつかの『正しい診断による良好例』を挙げて、書面で『診断』を促したほうがいいと思います。

なるほど。
彼が自発的にするお家の話はよく聞きますが、
私からお家での様子を彼に聞いたことはないので、
聞いてみます。


>
>>うちの学校には特学はありませんが、全クラスに、相談や診断を勧める必要のある児童がいるそうです。(←養護の先生のはなし)
>>校長先生は、相談や診断の必要があることを知っているけれど、
>>特学とか、診断とか、そういう方向には一切向かないようにしているのだそうです。(これも養護の先生からの情報)
>>きっと、校長先生なりの「思い」があってのことなのでしょうが、
>>「早期の療育が重要」などという言葉を目にすると、
>>彼をこのままにしておいていいのか・・・と不安がよぎります。
>>
>ここが最も『まずい(X_X)』状態といえます。
>2年前に施行された『発達障害支援法』では、『教育上、適切な配慮がなされなければならない!』と規定されています。
> 同一地域の学校・他県の…と比べて、『著しい格差(T_T)』があるのであれば、教育委員会にその『是正』を訴えるべきです。

そうですね。
昨年度は今勤めている学校の隣の小学校に勤めていたんですけど、
その学校では、今年度から特殊学級ができたんです。
この前、遊びに行ったら、特殊学級に入った子が、
楽しそうに、いろいろできるようになったことなど教えてくれて、
この子にとっては、本当に良かったなと感じました。


彼の場合、普通学級でやっていけると感じますが、
やっぱり特別な支援体制が整うのは悪いことではないと思うし、
学校全体として、特別な支援を必要としているのは明らかだと感じますので、
頑張って働きかけても校長が動いてくれなければ、
教育委員会に、意見を述べてみることも、必要ですよね。(きゃー)


今勤めている小学校では、
年1回のペースで、
特別支援教育に関する研修も行っているみたいなんですけど、
まずは、もうちょっと、
理解を深めてもらえるように努力してみます。

[#12784] ありがとうございます その4
 zero メール  - 06/7/2(日) 3:00 -

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   ▼2年坊主さん


>こんにちは。とてもきめ細かな指導をしていらっしゃって、素晴らしいと思います。その子もうれしいと思いますよ。

そうでもないです。
最近はちょっと幼児退行してしまっている子の専門先生と化していますので、
彼のことはほとんど放っておいてしまっている感じです。。。


>診断を受けるかどうか。我が子の時にも迷いました。単にレッテルを貼るだけではないか、周りの目が怖いなどいろんな思いがありました。ですが、教員としての立場上、いろんな意見も聞きました。そしてわがままととらえられることやほうっておかれることの怖さと、叱られ、「できるはずでしょ!」と追いつめられているわが子の姿に押されて5歳の時に診断を受けました。それ以来、学校にも喜んでいけるようになり、まだいろいろ問題はありますが、適切な指導を受けられることへの喜びは感じています。ですが、保護者に対しては、現在は、こんなことで困っていますということですらなかなか言えない世の中です。ベテランの先生でもどのように親に伝えるかかなり配慮していらっしゃいます。zeroさんの学校と同じで、家の学校にもたくさん支援が必要な子がいて、毎日廊下や階段に転がっていてびっくりします。声をかけると手をにぎってきたり、作った折り紙作品を見せてくれたり・・・大変なんだけどかわいい子たちばかりです。ですが、支援教室はなく、先生方の手も足りず、(副担任っていいですね。ないです)毎日こんな状態でいいのかと思います。

教員をなさっていらっしゃるんですね。

保護者への対応って、ほんとに、難しいですね。
私は担任を持ったことはないですけど、
ちょっとした行き違いから、教育委員会に訴えられてしまったり、、、
大変な思いをしている先生方はたくさんみてきました。
ほんとに、難しい。。。


廊下や階段に子どもが転がってる・・・って、すごいですね。
子どもがいなくなって問題になったりしたことはないですか?
私としては、彼が教室から出て行ってしまうことが一番心配のたねです。
しばらくして落ち着くと戻ってきますが、
どこかでけがをしたり、何かあったら・・・と思うと、心配でなりません。
ちょっと探して見つからない時などは、他の先生に手伝ってもらって探します。
彼としては、心の切り替え、落ち着くために出て行ったのだったら、
探されたら迷惑かもしれないけど。
でも、学校側としては、放っておくわけにいきませんよね。。。
難しいなぁ。

と、ここでちょっと質問なんですけど、
彼が出て行ってしまったときの対処法としては、どんな方法が良いのでしょうか。
いまのわたしは、安全面での心配がありますので、
ある程度の距離を保って、彼について行って、
(彼は必ず気づいて、最初の頃はダッシュで逃げられましたが、最近は、私が無理矢理連れ戻す人ではないと認識したのか、気づいても、「来てるか?来てるのか???」みたいに何度か振り返る程度で、逃げなくなりました。)
そうすると、彼の方から話しかけてきたりするので、
教室に戻ろうと声をかけ、彼の意志で戻るまで待つ姿勢を取るようにしています。
出て行った理由を聞いたりすることは、ほとんどありません。
聞けば答えてくれますが、自分からは言いません。
でも、ちゃんと理由を聞いて、相手がいる場合には両者に指導するなど、
そういうことって、やっぱり必要ですよね。
なんだか、せっかく彼がその件に関して落ち着いたのに、
こっちがまたその話をぶり返して、
彼がまたイヤな気分になり出て行ってしまう、という教師から見たらちょっとめんどくさい
事態になるのがイヤで、
そういうことは避けてきましたが、やっぱり、必要ですよね。

て、質問のはずがなんか答えを出している。。。
いや、でも、やっぱりわからない。
何か良い対処法をご存じでしたら教えてください。


「大変だけどかわいい子ばかり」
その言葉、ほんとにそうですね。かわいいです。みんな。


>診断を受けることは大事だと思いますが、それよりも何に困っているかを適切に把握してその場で支援していくことの方が大切だと感じます。診断により過度の支援を周りがしてしまうこともあると聞きました。


ああ、過度の支援・・・
そうならないようにしたいと思っています。
私は、なんだか、彼を甘やかしすぎているのではないか・・・
と思う時があるのです。
前に自閉症の方と関わる仕事をしたことがあると書きましたが、
サービス業だったので、
できるだけその人のやりたいことをやりたいだけ、
っていう姿勢で接していましたので、
学校という場所ではそれではいけないと思いつつ、
ついそんな風に彼に接してしまっているのではないかと思うんです。
わざとじゃなくても、人にぶつかったら謝ること、などなど、
そういう場面で、うまく分かるように説明してあげたいけど、
上手にできないんです。いつも彼にうやむやにされて終わってしまいます。
彼の将来を考えれば、そういうことを1つ1つ教えてあげることが
とっても大切なことなのでしょう。
どうしたら上手に伝えられるのでしょうか。


>子どもがわがまま、親がわがまま、教員としては恥ずかしく、親としてはつらく、毎日そのような言葉を聞いています。知識も十分ではないため、うまく反論もできず、またどちらの立場でいっても未熟な自分は孤立しそうで怖いのです。zeroさんのようにがんばっていらっしゃる方がいると、がんばらなくては、と思います。

私はまだ親ではないので、
親の気持ちっていうのは、想像しかできません。
でも、周りで子育てしている友達なんか見てると、
ほんとに尊敬します。
親って、それだけで、すごいです。

お互い、いろいろ、がんばりましょう。
がんばりすぎはダメですけどね。(^_^)

[#12785] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 yume☆ ホームページ  - 06/7/2(日) 3:28 -

引用なし
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   zeroさんへ
 はじめまして、小6のアスペの息子を育てています。
 
 zeroさんの微妙な立場を考えると心労お察しします(><)
 でも、かくゆう私も小1の時、息子が学校で問題行動を起こした時に学校側の指導不足をうたがった一人です。(汗)

 なにせ、知らなかったんです。自閉症もアスペルガーという言葉さえも・・。
 そして、先生に言われた言葉は「お子さんは狂っていますよ。絶対におかしいから精神病院へ行ってください」と言われました。
 いくら問題行動があるからといってこんな言われようはないのではないか?と先生自体の精神状態を疑ってしまいました。

 それでも私は悔しさを押し殺して、まずは病院に行こうと思いました。なんともなかったら責任を追及するつもりでいたのです。
 そして、結果は行動障害という診断でした。海外生活から帰ってきた子供たちが混乱してなりやすい症状だそうです。(私達も海外生活から帰ってきてすぐでした)今思えば誤診だったのでここで息子は酷い目にあうことになるのですが・・。
 
 先生にはわかっていたのでしょうね・・。
「そんなはずはない」と言われていました。が息子はその後も薬を飲みながら頑張っても怒られる生活をつづけ、先生の言葉でいじめがはじまり、先生自体もいじめがはじまっていました。息子の友達が心配して教えてくれたほどです。

 家ではとても優等生で問題一つ起こさなかったし、いままで問題行動の「こ」の字もなかった大人しい子だったのでなおさら侵害だったのです。
 ある時に学校から電話がかかってきて第一声が「ママ助けて〜。殺される〜」と泣き叫ぶ息子の声に急いで学校へいってみると無理矢理押さえ込まれ、怒鳴られている息子の姿でした。
 息子の形相はまさに殺されるという形相、しろ目をむいて今にも失神しそうだったのです。そんな様子を見て私は先生に敵意を持ちました。
 それから息子は殆ど学校へもいけずに、学校を見ると下痢をもらすし、吐いてしまって恐怖で震えているのです。やっと3学期の終わりに一日だけ行かせたら「バカは死ななきゃ治らない」という先生の冗談に息子は言葉どおり受け取り、自殺を計りました。

 ひどい二次障害と教師にたいする人間不信とみんな敵だという認識は息子を苦しめ続けました。

 私がそんな息子をもう一度違う病院へ見せるきっかけになったのは、2年生になり、今の担任の先生に変ってからです。その先生が私を学校へ呼んでくださったことがきっかけでした。息子と毎日学校へ通い、廊下から息子の様子を見せてくれたのです。一周間を過ぎた頃、息子の異常な反応や、息子が勘違いを起こしている姿や言動を聞いて、その異常性を真のあたりにして驚いたのです。初めはADHDだと思いました。
私が息子のサポートに入ればスムーズにいくこともあって、わざとしている訳でもなく、本人は一生懸命なのだということも知ったことから行動障害ではないと私なりに判断しました。そして、はじめて発達障害の専門医のいる病院へつれていきました。親に実体を見せてくれた先生に感謝です。「百聞は一見にしかず」本当にいままでのことがすべて結びつきました。
 診断はアスペルガー症候群 私は生まれてはじめて聞く診断名に戸惑いながら勉強していくと学校での息子そのままだったのに納得することができました。

 私はもっと早くに・・・という後悔の念と先生方や校長先生方の苦労に涙することができたのです。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 
 長期的に考えて、zeroさんの懸念されていることは分ります。確実に診断してもらうことが大切だと思います。今は理解してくれるzeroさんがいるからよいのですが、理解してくれる先生に当たることは稀だと思います。

 私はそんな自分の失敗を学校の校長先生に申し出ました。
「どうぞ、私を使ってください。先生からお話されるよりも、同じような親の視線から話すと考えてくれる人はいます。同じ問題行動で悩んでいる者が発達障害だと分れば病院へ見せる気になるかもしれません」と話してみたのです。

 それから、何人かの人が相談にくるようになりました。不登校児の親さんが
「学校が病院で見てもらえなんて言うのよ」と侵害だといわんばかりに言ってきます。どんなことでそう言われたのかを聞いていくうちに、自分の息子と行動やしぐさに共通点を見つけて話してみました。「自分もそうだった」と話している内に、
記録に残るわけじゃないし、見てもらって本当のことを知ることは本人にとっても楽なことを話したら、病院に行くことを決断してくれました。その結果、その子はやはり広汎性発達障害でした。

 親という共通の立場からは話を受け入れやすいようです。どんな頑なな親さんもその言葉が残ってまた相談に見える人もいました。

 zeroさんの学校では特殊学級がないとのことでしたので、先生から保護者へお話するしかないのかもしれないですが、私の経験からするとどんな行動やしぐさが発達障害の行動と類似しているのか、類似した行動がのっている専門誌のコピーなどで知る機会が欲しいと思います。早期発見がどれだけ大切なことなのかを書いたものを渡してください。電話や言葉では気が動転してしまいますが、冷静になれた時にやはりそのコピーの中から子供の類似点を見つけたら、行くきっかけになるように思います。
 私がやって欲しかったアプローチです。

 先生の焦りやきつい調子ばかり目についてしまって混乱するばかりだったことを思いだしました。自分だったらどう納得するか考えてみました。発達障害自体、知らな過ぎたのです。発達障害といえば、ニュースでやっている凶悪な事件のことしか結びつかないことも受け入れられない一つの要因でした。

 やはり、しっかりした診断がないと学校側も一貫した対処ができないこともあると思います。zeroさんの校長先生におっしゃった発言には勇気がいったことと思います。でも、そういうことに気づけるzeroさんのような先生が今求められていると思います。
 副担任と本採用を控えての立場を考えると、主だったことは担任の先生に任せなければならないですよね。思い切った発言はしないほうが良いように思います。ただ、資料を揃えてみて担任の先生に相談してみるくらいは範囲内なのではないでしょうか?
 
 その子はそのままでいいとは・・私も思いません。

 対応はzeroさんのおっしゃった通りです。健常者にも共通することですが、頭ごなしにその状況を怒鳴るよりも、「聞く姿勢」を常にもって共感してあげてください。それから、必要なルールについて筆談していただけると納得できると思います。今までのzeroさんのアプローチに自信をもってくださいね(^^)

 応援しています♪

[#12786] ありがとうございます その5
 zero メール  - 06/7/2(日) 3:33 -

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   akaneさん

レスありがとうございます。


>息子はアスペですが、「単なる躾の問題」という認識を変えなかった1、2年の担任のときはつらそうでした。担任が原因でいじめにもあいました。

担任が原因でいじめ・・・恐ろしい言葉です。
そういうことには、ぜったいならないように気をつけていきます。


>教頭はけして悪い人ではありませんが、対応の仕方を知らないんだと思います。
>今では小学校の校長ですから、いかに、対応を知らない先生が多いか、ということです。

そうですね。
うちの校長も、絶対的に悪い人!では決してないです。
彼の抱えている問題や、彼への対応の仕方が「分からない」って所も、多聞にあるのだと思います。
実際、私も、自閉症に関してはちょっと分かりますが、
ADHDとかLDとか、知識として知ってはいるけれど、
実際に接したことがないので、そういう子がいてもなかなか分からないと思います。


>親に関して。
>自閉症の親には自らも自閉症の人も多いので、
>異常な「頑さ」を示すことは少なくないと思います。

うーん、それに関しては、分からないですが、、、
先生方の話だと、
「常に眉間にしわを寄せて、つまらなそうな顔をしている」
「家庭訪問の時、お茶も出さず(まあ、出さないでくださいなんて注意書きしますけど、普通、出ますよね)、テーブルの上に時計を置き、『20分間ですよね』と念を押された」
と、ちょっと変わった人という印象は拭えないですかね。。。


>アスペ、自閉症をもつ教師のための本、も出ています。

探したら、けっこういろいろありますね。
おすすめはありますか?


>校長先生は、プライドさえ保てれば、耳を貸してくれるところはあるんじゃないかと思いますから、会議などの大きな場所ではなく、二人のときにでも、
>自閉症傾向の子の行動、特性などについて知っていただき、この子もあてはまると考えたほうが自然だと思う、というように、相談されてはいかがですか。

はい。
そうしてみます。
勇気を出します。


>特に小学校時代は、先生次第ですね。
>がんばってください。
>そして正規採用、合格お祈りしています。


ありがとうございます。
がんばります。

[#12787] Re:ありがとうございます その2
 peach  - 06/7/2(日) 6:05 -

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   zero様

おはようございます。こちらこそレスありがとうございます。

>>今年の担任の先生は、無理強いをせず、息子がどうしても我慢出来ない時は
>>ある程度ですが自由に行動させてくれます。
>>そうすると息子も、その後気分良く授業を受けていられるそうです。
>
>↑その、ある程度の自由ていうのが、具体的にどんなくらいか、
>ちょっと知りたいです。

息子の場合、やはり椅子にずっと座っていたり、体育の授業で自分の好きな種目以外の事をするのが苦手なので、担任が「本当に我慢して座っているなぁ」と感じた時、息子に「その辺一周しておいで」と言うそうです。すると本当に校庭一周走った程度で満足する様です。そして自ら皆の所に戻る様です。
ですが担任も、これが我侭なのか本当にAS故の症状なのか難しいなぁとは言っておりました。それでも自由にさせてくれる事は大変ありがたいです。
主治医にこの事を話したら、担任の対処法を褒めて下さいました。


>やっぱり、彼のお母さんも、学校から何か言われたときには、
>「自分の躾の問題か」と悩んでいらっしゃるんでしょうか。。。

よく考えるのですが、自分が小さい頃もクラスに1人位はじっとしていられない子が居たと思うんです。今でこそ色々な障害が分かってきてるけど、昔はそんな事調べもせず「なんて落ち着きのない子なんだ」で片付けられていましたから。
そういう点も踏まえ、身近な人や年配者に相談した場合「子供なんてみんなそう」で納得させられてしまいます。そうすると「今の学校は神経質」程度にしか思わないのかもしれません。

実際、うちの息子の事を周りに相談しても「子供ってそんなもん」「うちもそういうのあるよ」「普通にしか見えない」で済まされ、じゃあもう少ししたら落ち着くかなと納得しちゃいましたから。
ですがASと診断された後は、両親は理解を示してくれ、ASの事を詳しく分からないのに「叱りすぎは駄目だよ」とアドバイスをしてくれます。
うちの息子は忘れ物と物を壊すのがひどく、何度も叱ってしまいましたが、悪気が無いと分かった今、逆にそんな息子が可愛らしくて笑ってしまいます。

その親御さんが、学校から色々言われ、どの様に感じているかは分かりませんが、ご自身の躾の問題と捉えてしまった場合、更に厳しい躾が行われるのが予想されますが、本当にそれだけは避けたい事ですね。
私の様にずっと躾と家庭環境の問題だと思い、悩んで子供を叱り、ASと診断されて、今後の苦労はともかく、今までの苦悩から解放されて安心するタイプの親御さんであれば良いのですが…

>今はまだ、子どものけんかですませられているけど、
>高学年くらいになると、問題が出るかもしれないですね。。。

我が家が病院に行く決心をしたのは、正にそれです。
今はまだ先生でも止められるでしょうが、高学年になったらまずいですね。

>その頃は、(今もですが)彼に自閉的な傾向があるって、
>私自身、自信を持っていなかったので、
>「ああいうふうに怒られれば、できるんじゃないか!
>私の対応の仕方は間違っていた!」
>と思い、その日、掃除に取り組まない彼を、ものすごい勢いで叱ってしまいました。
>彼は逃げだし、図工室の机の下に隠れ、わたしが追いつめると、
>なんとか私から逃げだそうとこちらをうかがっていました。
>「校長先生に怒られればちゃんとできるんじゃない!
>先生だって怒るとこわいんだからね!できるでしょ!」
>などと大声を上げながら彼の顔が見えるようにしゃがみました。
>その日、初めて彼の涙を見ました。
>呼吸が速くなって、(言葉が悪いかもしれないけど、)
>命をねらわれた小動物みたいにおびえていました。
>彼の様子を見て、
>「やっぱり、この対応は間違っている」
>と、感じました。

校長の対応はさておき、涙を流しているその子を見て「対応が間違っている」と思われたzero様は、本当にその子の事を真剣に考えているんだなぁと思いました。
私など、叱る度に無く息子を見ては「泣けば済むなんて思わないでよ!」と更に叱ってしまいましたから…

>ここで突然ですが、質問
>彼はものすごく叱られた後でも、
>なんら気にしない様子で接してくれる。
>その態度が、
>校長先生から見たら、「ただのわがまま」と見る要因になっているみたいなんです。
>アスペルガーの子は、そういう様子がありますか?
>それとも、叱られたりすると、その人を敬遠しますか?

うちの息子は人懐っこいので、叱られても構わず近寄ります。
ですが勿論叱られた事は覚えておりますし、逆にその人との楽しい思い出も覚えております。
うちの場合ですが、息子が祖父に叱られた(と思い込んでいる。実際には息子ではなく私が叱られたのですが)事を思い出す時は「おれのおじいちゃん恐いんだぞ」なんて言いますけど、私が実家に帰る時「おじいちゃんはお酒が好きだからお土産買わなくちゃ」などと言います。普段から優しい祖母にはないのかな?と尋ねると「うーん」と考え込んでしまいます。ですが、遊びに行くのは「おじいちゃん家」ではなく「おばあちゃん家」なのです。会いに行くのもおばあちゃんなのです。不思議ですよね。

私もまだASの事でアドバイスが出来る程詳しくはないので、息子の例を挙げるしかないのですが、何か参考になれば幸いです。
学校生活においては、お友達関係も重要ですが、やはり先生の理解が絶対だと思います。校長や担任の壁は厚いと思いますが、なんとかその親御さんの関心を引き付けられたらなぁと願うばかりです。

[#12788] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 Lao Tzu  - 06/7/2(日) 9:09 -

引用なし
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   最近ASと診断された成人です。

こういうことは一人の先生が抱えるような問題では無いと思いますので、zeroさんに対して言うつもりではないのですが、ASであろうと普通の子供であろうと同じように柔軟に受け入れて対応できな現在の教育システムが問題なのです。
本来人間にスタンダードなんてありません。ですから学習指導要領なんていう枠に当てはめて勉強させること自体がおかしいのです。
日本は単一民族国家ですので学校にしろ会社にしろ毛色の違った人が入ってくると上手く機能しないシステムになってしまっていますが、多くの民族や宗教の違いを抱える国の教育システムならば、ASの子も普通の子も問題なく同じ教育が受けられる筈です。

問題行動と言ったって、いったい何を基準に問題行動としているのでしょう?
授業をおとなしく聞けない子が居るのなら、それは授業のやり方が悪いのだと思います。

私自身の話はあまりしたくないのですが、私は読書障害があるので教科書だけを使って教える小中学校の授業などは全く意味を成さず、いつも授業を妨害したりクラスを飛び出して隣のクラスに乱入していました。先生から帰れと言われてそのまま帰ることも度々ありましたし、同級生とよくケンカをして傷だらけでした。10人以上を相手に一人でケンカ(今で言うといじめ?)することもあったのですが、私が凶器(椅子など)を振り回して応戦すると先生は必ず私一人を悪者にしてつまみ出し、正座させたり給食のアルミ製おぼんで頭を叩いたりしました。
その頃はASどころか読書障害さえ知られていなかったので、私が何を言おうと相手にしてもらえない雰囲気だったのです。
でもそれってASの私がいけなかったんでしょうか?
私は、自分達の知っていることが全てで絶対だと思い込み、柔軟性の無い教科書だけで授業を進めるような教育システムを作り上げた文部科学省や大人たちがおかしいのだと思います。

そんな思い出したくも無い学生時代でしたが、ひとつだけ私の支えになったこともありました。小学校3、4年の時、同級生や先生達から攻撃されて一人でストレスを抱えていた私の事を気にかけて、声をかけてくれた一人の女性教師がいました。その人は放課後に話しを聞いてくれて、言葉に出来ない気持ちをいっぱい抱えて泣きじゃくるだけの私を抱き寄せ、ずーっと泣かせてくれました。そういう暖かさを味わったおかげで私はいままでやってこれたのです。
だから学校というのは、本で勉強を教えるだけのところじゃないんです。

中学は不登校で半分以上欠席し何も学校で学ばなかった私ですが、教科書や本に頼らず自分なりに勉強して、大手自動車メーカーの開発に携わるエンジニアをしたり、3カ国語を習得し外資系企業でエンジニアをしたりしてきました。
学校なんかで勉強を教わらないでも中、高、大学で英語や電子・機械工学を学んできた人達と方を並べて仕事をすることも出来るようになるんです。

もう一度言いますが、人間にスタンダードなんて無いのです。人間は工業製品じゃないんですから、管理して枠に当てはめるなんていうのは教育の本来あるべき姿ではありません。だから子供がスタンダードから外れるような行動をしたとしても、それも一つの個性として育て、伸ばしていくことが今の学校教育に求められているのではないでしょうか。
それをアウトレット品を処理するみたいに安易に養護学級に移したり、療育といって薬を飲ませたりして、もし何年か後にASの病理がもっと明らかにされてそれらの措置が間違いだと言うことが分かったら、その子達はどうなるんですか? 薬の後遺症で苦しむかもしれませんし、楽しい学校の思い出が無いことに一生苦しむかも知れないんです。私はうつ症状はあったのですが薬はほとんど効かず、副作用や後遺症ばかりに悩まされました。

ですから学校や先生には、自分達の扱っているのが人間だということをもう一度考えていただいて、どんな人間でも受け入れることのできるバリアフリーな教育システムを作り上げていって欲しいと思います。他の子供達にもそういうダイバーシティーの環境を受け入れる重要性を教えていくことが必要だと思います。
頑張ってください。

[#12790] ありがとうございます その6
 zero メール  - 06/7/2(日) 10:08 -

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   ▼yume☆さん

おはようございます。


> なにせ、知らなかったんです。自閉症もアスペルガーという言葉さえも・・。
> そして、先生に言われた言葉は「お子さんは狂っていますよ。絶対におかしいから精神病院へ行ってください」と言われました。
> いくら問題行動があるからといってこんな言われようはないのではないか?と先生自体の精神状態を疑ってしまいました。
>
> それでも私は悔しさを押し殺して、まずは病院に行こうと思いました。なんともなかったら責任を追及するつもりでいたのです。
> そして、結果は行動障害という診断でした。海外生活から帰ってきた子供たちが混乱してなりやすい症状だそうです。(私達も海外生活から帰ってきてすぐでした)今思えば誤診だったのでここで息子は酷い目にあうことになるのですが・・。
> 
> 先生にはわかっていたのでしょうね・・。
>「そんなはずはない」と言われていました。が息子はその後も薬を飲みながら頑張っても怒られる生活をつづけ、先生の言葉でいじめがはじまり、先生自体もいじめがはじまっていました。息子の友達が心配して教えてくれたほどです。
>
> 家ではとても優等生で問題一つ起こさなかったし、いままで問題行動の「こ」の字もなかった大人しい子だったのでなおさら侵害だったのです。
> ある時に学校から電話がかかってきて第一声が「ママ助けて〜。殺される〜」と泣き叫ぶ息子の声に急いで学校へいってみると無理矢理押さえ込まれ、怒鳴られている息子の姿でした。
> 息子の形相はまさに殺されるという形相、しろ目をむいて今にも失神しそうだったのです。そんな様子を見て私は先生に敵意を持ちました。
> それから息子は殆ど学校へもいけずに、学校を見ると下痢をもらすし、吐いてしまって恐怖で震えているのです。やっと3学期の終わりに一日だけ行かせたら「バカは死ななきゃ治らない」という先生の冗談に息子は言葉どおり受け取り、自殺を計りました。
>
> ひどい二次障害と教師にたいする人間不信とみんな敵だという認識は息子を苦しめ続けました。


つらい経験をなさったんですね。
いくらなんでも、その先生の対応、言葉はひどすぎますね。
ほんとにひどい。
見返してやりたいですね。


>
> 私がそんな息子をもう一度違う病院へ見せるきっかけになったのは、2年生になり、今の担任の先生に変ってからです。その先生が私を学校へ呼んでくださったことがきっかけでした。息子と毎日学校へ通い、廊下から息子の様子を見せてくれたのです。一周間を過ぎた頃、息子の異常な反応や、息子が勘違いを起こしている姿や言動を聞いて、その異常性を真のあたりにして驚いたのです。初めはADHDだと思いました。
>私が息子のサポートに入ればスムーズにいくこともあって、わざとしている訳でもなく、本人は一生懸命なのだということも知ったことから行動障害ではないと私なりに判断しました。そして、はじめて発達障害の専門医のいる病院へつれていきました。親に実体を見せてくれた先生に感謝です。「百聞は一見にしかず」本当にいままでのことがすべて結びつきました。
> 診断はアスペルガー症候群 私は生まれてはじめて聞く診断名に戸惑いながら勉強していくと学校での息子そのままだったのに納得することができました。


彼の親御さんにも、見てもらいたいです。
そういう機会がもてるといいです。

>
> 私はもっと早くに・・・という後悔の念と先生方や校長先生方の苦労に涙することができたのです。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
> 
> 長期的に考えて、zeroさんの懸念されていることは分ります。確実に診断してもらうことが大切だと思います。今は理解してくれるzeroさんがいるからよいのですが、理解してくれる先生に当たることは稀だと思います。
>
> 私はそんな自分の失敗を学校の校長先生に申し出ました。
>「どうぞ、私を使ってください。先生からお話されるよりも、同じような親の視線から話すと考えてくれる人はいます。同じ問題行動で悩んでいる者が発達障害だと分れば病院へ見せる気になるかもしれません」と話してみたのです。
>
> それから、何人かの人が相談にくるようになりました。不登校児の親さんが
>「学校が病院で見てもらえなんて言うのよ」と侵害だといわんばかりに言ってきます。どんなことでそう言われたのかを聞いていくうちに、自分の息子と行動やしぐさに共通点を見つけて話してみました。「自分もそうだった」と話している内に、
>記録に残るわけじゃないし、見てもらって本当のことを知ることは本人にとっても楽なことを話したら、病院に行くことを決断してくれました。その結果、その子はやはり広汎性発達障害でした。
>
> 親という共通の立場からは話を受け入れやすいようです。どんな頑なな親さんもその言葉が残ってまた相談に見える人もいました。

取り組み、素晴らしいですね。
yume☆さんのような方がうちの学校にもいてくださると心強いと思います。
学校は、保護者の方が頑なだと、遠慮しすぎたりしてしまうし、
やっぱり、「親」という立場とは違う所から子どもを見ているのは確かなので、
同じ保護者の立場で話を聞いてくださったり、
意見を言ってもらったら、
心に響いていきやすいだろうなと思います。


>
> zeroさんの学校では特殊学級がないとのことでしたので、先生から保護者へお話するしかないのかもしれないですが、私の経験からするとどんな行動やしぐさが発達障害の行動と類似しているのか、類似した行動がのっている専門誌のコピーなどで知る機会が欲しいと思います。早期発見がどれだけ大切なことなのかを書いたものを渡してください。電話や言葉では気が動転してしまいますが、冷静になれた時にやはりそのコピーの中から子供の類似点を見つけたら、行くきっかけになるように思います。
> 私がやって欲しかったアプローチです。

とてもとても、参考にさせていただきます。
親御さんの機嫌を損ねない機会を見計らって、
そういうアプローチ、してみたいと思います。
まずは担任に相談ですね。


> その子はそのままでいいとは・・私も思いません。
>
> 対応はzeroさんのおっしゃった通りです。健常者にも共通することですが、頭ごなしにその状況を怒鳴るよりも、「聞く姿勢」を常にもって共感してあげてください。それから、必要なルールについて筆談していただけると納得できると思います。今までのzeroさんのアプローチに自信をもってくださいね(^^)
>
> 応援しています♪

ありがとうございます。
いろいろ試行錯誤して、
がんばります。

[#12791] ありがとうございます その7
 zero メール  - 06/7/2(日) 10:42 -

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   ▼Lao Tzuさんへ


>こういうことは一人の先生が抱えるような問題では無いと思いますので、zeroさんに対して言うつもりではないのですが、ASであろうと普通の子供であろうと同じように柔軟に受け入れて対応できな現在の教育システムが問題なのです。
>本来人間にスタンダードなんてありません。ですから学習指導要領なんていう枠に当てはめて勉強させること自体がおかしいのです。
>日本は単一民族国家ですので学校にしろ会社にしろ毛色の違った人が入ってくると上手く機能しないシステムになってしまっていますが、多くの民族や宗教の違いを抱える国の教育システムならば、ASの子も普通の子も問題なく同じ教育が受けられる筈です。

本当に、そうですね。
今だって、身体的な障碍、ADHDなどの障碍を抱えた子がいるクラスでも、
なんの問題もなく、授業を進められるクラスもあります。
あたりまえのように、いろんな子を受け入れられている所があります。
私たちは、そういう所から、もっと積極的に学び、
また、国全体がそういう姿勢をもつために、
はたらきかけていくことが必要なのですよね。


>問題行動と言ったって、いったい何を基準に問題行動としているのでしょう?
>授業をおとなしく聞けない子が居るのなら、それは授業のやり方が悪いのだと思います。

うう、それは痛いお言葉です。
私もまだまだ新米で、「子どもが自分から集中できる授業づくり」に奮闘している段階です。
問題行動の基準。。。それも、難しいお話です。
細かいところまで、見ていけば、
どの子にも必ず問題行動がありますしね。
安易に言ってはいけない言葉ですね。
すみません。


>
>私自身の話はあまりしたくないのですが、私は読書障害があるので教科書だけを使って教える小中学校の授業などは全く意味を成さず、いつも授業を妨害したりクラスを飛び出して隣のクラスに乱入していました。先生から帰れと言われてそのまま帰ることも度々ありましたし、同級生とよくケンカをして傷だらけでした。10人以上を相手に一人でケンカ(今で言うといじめ?)することもあったのですが、私が凶器(椅子など)を振り回して応戦すると先生は必ず私一人を悪者にしてつまみ出し、正座させたり給食のアルミ製おぼんで頭を叩いたりしました。
>その頃はASどころか読書障害さえ知られていなかったので、私が何を言おうと相手にしてもらえない雰囲気だったのです。
>でもそれってASの私がいけなかったんでしょうか?
>私は、自分達の知っていることが全てで絶対だと思い込み、柔軟性の無い教科書だけで授業を進めるような教育システムを作り上げた文部科学省や大人たちがおかしいのだと思います。
>
>そんな思い出したくも無い学生時代でしたが、ひとつだけ私の支えになったこともありました。小学校3、4年の時、同級生や先生達から攻撃されて一人でストレスを抱えていた私の事を気にかけて、声をかけてくれた一人の女性教師がいました。その人は放課後に話しを聞いてくれて、言葉に出来ない気持ちをいっぱい抱えて泣きじゃくるだけの私を抱き寄せ、ずーっと泣かせてくれました。そういう暖かさを味わったおかげで私はいままでやってこれたのです。
>だから学校というのは、本で勉強を教えるだけのところじゃないんです。

つらい経験を書いてくださり、ありがたいです。
「学校というのは、本で勉強を教えるだけのところじゃない」
その通りだと思います。

いろんな言葉が心にしみました。


>ですから学校や先生には、自分達の扱っているのが人間だということをもう一度考えていただいて、どんな人間でも受け入れることのできるバリアフリーな教育システムを作り上げていって欲しいと思います。他の子供達にもそういうダイバーシティーの環境を受け入れる重要性を教えていくことが必要だと思います。
>頑張ってください。

がんばります。

Lao Tzuさんと同じことを考えている人は、教員にも、たくさんいると思います。
この問題以外でも、今の教育界、
いろいろな問題を抱えています。
間違っていると感じたら、見過ごさず、立ち上がって上層機関に意見を述べる先生方もたくさんいらっしゃいます。
私もそのような教師になりたいと思います。
子どものことを一番に考えて、行動していける先生になりたいです。
その前に、はやく、正規採用されたいです・・・(T_T)

[#12794] Re:ありがとうございます その7
 Lao Tzu  - 06/7/2(日) 18:37 -

引用なし
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   zeroさんへ

>>問題行動と言ったって、いったい何を基準に問題行動としているのでしょう?
>>授業をおとなしく聞けない子が居るのなら、それは授業のやり方が悪いのだと思います。
>
>うう、それは痛いお言葉です。
>私もまだまだ新米で、「子どもが自分から集中できる授業づくり」に奮闘している段階です。
>問題行動の基準。。。それも、難しいお話です。
>細かいところまで、見ていけば、
>どの子にも必ず問題行動がありますしね。
>安易に言ってはいけない言葉ですね。
>すみません。

現役の先生の方には少しきつい物の言い方だったかもしれません、ごめんなさい。
お詫びに一つの例をお話しします。

小学生の時に購読させてもらっていた雑誌の付録に自分でコイルを巻いて作るモーターの工作があって、私はそれに夢中になって作った後も電池の変わりに豆電球を繋げて光らせたりして遊び、布団の中まで毎晩持って入っていました。視覚的に情報を取り入れる傾向の強かった私は、その光の強弱やモーターの回転との関係に興味を持っていました。それからしばらくしてその事は忘れてしまいましたが、会社に入ってオシロスコープ(電圧の波形を読み取る機械)を扱うようになりその時のことを思い出したんです。学校で習ってなどいなくても、名前など知らなくても、サイン波(正弦波)の存在やその発生の仕組みは既に小学生の時に知っていたのです。
だから私にとって学習と言うのは、自分の考えを言い表すための言葉を知ることがメインだったのです。そうやって普通の人とは違う方法で学習している子供達も居るということです。

上記のようなことを現場の先生がいちいち想像するのは大変だと思いますが、思いもよらないこともあるということを心に留めておいて欲しいんです。先生や学校にとって生徒は大勢の中の一人かもしれませんが、子供にとってはたった一人の先生、たった一つの学校なんです。
またでしゃばったことを言ってすみません。

>Lao Tzuさんと同じことを考えている人は、教員にも、たくさんいると思います。
>この問題以外でも、今の教育界、
>いろいろな問題を抱えています。
>間違っていると感じたら、見過ごさず、立ち上がって上層機関に意見を述べる先生方もたくさんいらっしゃいます。
>私もそのような教師になりたいと思います。
>子どものことを一番に考えて、行動していける先生になりたいです。
>その前に、はやく、正規採用されたいです・・・(T_T)

私の友達のイギリス人ジャーナリストから聞いた話なのですが、ドイツにはシュタイナー・スクールと言うのがあるそうです。読書障害なので文献とかは読んでないのですが、話しを聞いた限りでは私のようなASにとっては現段階で理想的な教育のように思えます。日本の教育制度に今すぐ当てはめられるとは思いませんが、参考にはなるかもしれません。
しかし、zeroさんみたいな先生が増えていってくれないと本当に困ります。
私もそういう風に考えてくれる人達が増えてくれるなら、何か出来ることを出来る範囲でしていきたいと思っています。(学歴が無いのでかなり制限されますが)
ぜひ頑張りましょう。

[#12818] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 ラドン  - 06/7/3(月) 13:11 -

引用なし
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   うちの子(中学3年男子 アスペ)は、
小学校のときは目立った行動もなく
なーーーんとなく過ごせてきました。
変わったところといえば、
小学校3年生まで ひらがな を 鏡文字で書く
行動が極端に遅い
姿勢が悪い
整理整頓ができない
字が極端に汚い
運動がものすごく苦手
親にも敬語を使う、一人称が「ワタシ」
*****ぐらいで、でも、テストの結果はいつも良くて
自己主張はしっかり出来ていたし、
私もアスペには気が付かなかった。

でも、中学になり(受験をしました)環境がガラッとかわり(裕福な家庭に子が多いので、話題についていけない)
思春期にもはいり、
まさに疾風怒濤の思春期。
警察のお世話にもなり、学校でいじめにもあい、
怪我もして、家出もして、
問題行動が爆発状態。(つい3日前も学校さぼって補導された)
小学校のときから気が付いていたら、
ここまでひどいことにならなかったかと思います。
自分の子が「違う」
なら、早い時期に知らせて欲しかったです。

あと、こどもたちの問題行動は、教師の実力で、大部分おさえられると思います。
うちの娘(今小学校5年)が3年のとき、
学年3クラス中、2クラスが学級崩壊を起こしましたが
4年のときは、改善されました。
教師になっても、ずっと、勉強をし続けてくださる先生に
担任をしてもらえたら、こどもたちもすごく落ち着きました。

とりとめもなく 長々とすみません。

[#12845] ありがとございます その8
 zero メール  - 06/7/5(水) 0:13 -

引用なし
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   ▼ラドンさん、みなさん、いろいろご意見、アドバイス、などなど、
ありがとうございました。
つらい経験を書いていただいた方々、ありがとうございます。
とても勉強になりました。
ホームページものぞかせていただき、
とても参考になることばかりで、
これからもちょくちょくのぞかせてもらうと思います。


今日、わたしも、実際に彼のお母さんとちょっとお会いして、
手強いってことがよくわかりました。。。
ものすごい学校不信。悲しくなるくらい。


昨日は彼は「別人か?!」と思うくらいのおりこうさんだった(なんの声かけもなしに、授業中ずっと座っているし、授業聞いているし、休み時間も終了5分前の音楽とともに切り上げて教室に戻ってきた!びつくりです)のですが、
今日はまたいろいろとありました。
しかもガラスを割ってしまいました。
怪我がなかったことが幸いでした。

今日は一日中、いろんな子どもに振り回され(振り回されるのが悪いんでしょうけど)、
誰かに対応してると別の事件が起こり、
担任の先生共々、ほんとに疲れ果ててしまいましたぁ。
あー
学級崩壊も間近か・・・って、縁起でもない。


ガラスの件で、校長先生とお話をして、
「チャンスは今だ」と思い、
彼についての私の考えなど、話してみました。
校長は熱心に聞いてくれました。
お家の方に、彼のことを文章で伝えたり、実際に学校に来て見てもらうことなど、
「難しいと思う」って言われたけど、
今まではそういうことはやったことがないそうなので、
やってみるだけやってみたいって気持ちは前向きに捉えてもらえたような気がします。。。ちょっと曖昧・・・

近々、特別支援コーディネーターの先生が来てくださるそうで。
その時にいろいろ見てもらったり相談しましょうってことで話は終わりました。
有意義な相談ができるように準備をしたいと思います。
彼だけでなく、アドバイスをいただきたい子がたくさんいます。
そういえば、去年コーディネーターの先生が来たとき、
彼を中心に見てほしかったのに、コーディネーターの先生は他の子が気になって、
そっちが中心になってしまったそうで。
でも、彼に関しては、「アスペルガーの疑い」ってことを言われたそうです。
じゃあ今までなんでそれなりの対応をしてこなかったの〜?!
って、もう、言う気力も出なかったですけど。


また何かあったら書き込みさせていただきます。

[#12883] Re:こんな相談、してもいいのかな・・・
 ジョン メールホームページ  - 06/7/7(金) 1:04 -

引用なし
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   ▼zeroさん:
>初めまして。zeroと申します。

はじめまして、ジョンと申します。
アスペルガーと診断された、52歳、会社員です。
総ての返信を拝読しました。
議論は出尽くしているようですので、私から特にコメントすることは
ありません。

ただ、教職員の先生方に是非知っていただきたい事項がありますので、
差し出がましいようですが、リンクさせていただきます。
私のサイトhttp://www.geocities.jp/johnhealing/からも
リンクが張ってあるのですが、
「小・中学校におけるLD(学習障害),
ADHD(注意欠陥/多動性障害),
高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備の
ためのガイドライン(試案)の公表について 」というページです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/01/04013002.htm
ご参考まで、お知らせします。
私もzeroさんがすばらしい先生で、新しい情報を取り入れ、
児童のために尽くされていることに感心しています。
これからも、子供達の気持ちを分かってあげられる先生に
成長していただくよう、お願いします。

[#12904] Re:こちらこそありがとうございます
 2年坊主  - 06/7/8(土) 11:25 -

引用なし
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   ▼zeroさん:こんにちは。せっかくお返事を下さったのにバタバタしてメールを見る時間もとれませんでした。すみません。

>と、ここでちょっと質問なんですけど、
>彼が出て行ってしまったときの対処法としては、どんな方法が良いのでしょうか。
>いまのわたしは、安全面での心配がありますので、
>ある程度の距離を保って、彼について行って、
>(彼は必ず気づいて、最初の頃はダッシュで逃げられましたが、最近は、私が無理矢理連れ戻す人ではないと認識したのか、気づいても、「来てるか?来てるのか???」みたいに何度か振り返る程度で、逃げなくなりました。)
>そうすると、彼の方から話しかけてきたりするので、
>教室に戻ろうと声をかけ、彼の意志で戻るまで待つ姿勢を取るようにしています。
>出て行った理由を聞いたりすることは、ほとんどありません。
>聞けば答えてくれますが、自分からは言いません。

難しいですね。その子その子の理由と、出ていく方法がありますから。学校としては安全が第一ですから追いかけますよね。でも羽交い締めにしたり無理にひっぱたりしたら逆効果だろうと感じますので、少し後を付いて・・・というのは上手だなと思います。ただ担任していると他の子がいますのでそんなことはできないのが事実です。理由を聞けば答えてくれる。それってすごいですね。うちのクラスの子は聞いても固まってしまって言えません。うちの子はとりあえずこっちが言ったことにうなずきます。先日廊下で逃げていた子は分かっているけど言いたくない!の一言でした。あなたに心を開いているのでしょうね。逃げていったり、パニックになったりするときの状況はいつも同じだとは限りませんし、今日のやり方が明日もうまくいくとは限らないところでみなさん疲れてしまうのでしょう。とりあえず毎日記録を取っているのが今の私にできることです。
いつも同じ場所に出ていってしまうのなら、それが、その子にとっての避難場所なのではないかなと予測してそう言うお部屋を作ることもできますし、○○へいこうと呼びかけて方向転換をすることもできるかもしれません。でもとりあえず飛び出した、というときには落ち着くのを待つのがいいのでしょうね。その後、思い出すのがつらいでしょうが、とても安心できる空間でゆっくり訳を聞けるといいのではと思います。やっぱり聞いてあげると、もっと後で変な記憶になってよみがえってつらくならないのではと勝手に思うのです。ちなみにうちの子は布団の中です。なんかあんまりいいこと言えませんね。実は昨日固まって教室からでなくなってしまったクラスの子を一人自習させておいたのですが(みんな集会でした)それが良いことなのかかんがえてしまいました。もうすぐ中学生になるので日々の対処方法に不安があります。健常の子で不登校気味の子もいます。うちに帰れば我が子はすねて(?)隅っこに転がっていました。すみません。愚痴ってしまいました・・・
夏の間にもっと研修が受けられたらと思っています。

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