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私は最近、耳栓をつけるようになりました…
きっかけは、手話サークルに通っているのですが、どうも自分には『聞こえない人』の世界というのがうまく把握できないので、『ちょっと…つけてみようかな(・_・)』という、本当にあさはかなことでした。
でも、耳栓をつけてみて、自分は如何に『無意識的』に、『音の洪水』に飲み込まれて、溺れているかを悟りました。
過剰に耳に飛び込んでいた音は、明らかに、私から『正常な感覚』を奪い去ってしまっていました!
私が最初に気づいたのは、『自分が確かにここにいる(^_〜)』という、足からのシグナルでした。素の耳の状態では、この専門用語でいうところの『固有覚』という感覚がとても低いレベルであり、疲労時には『ほとんど0』というふうになって、よくものにぶつかっていたようです。
その次に気づいたのは、『視覚』の変化でした。素の耳の状態では、私の目は小刻みに震えていて、『立体感』・『距離感』というものがとてもあいまいな状態になっていましたが、耳栓をすると、『驚くほどに(・ゝ・)』クリアーに認識できるようになったのです!
この現象は、恐らくは、耳の奥にあって『身体のバランス』を保つ働きをしている『三半規管』とか、運動のプログラミングをしている『小脳』に関係しているのだと思います。
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