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▼aikidonotatujinさん:
> アスペルガー症候群だけではなく、私のような立場にある人間は、他の障害についても正しく理解しなければいけないと、今日痛感した。
> ダウン症について今まで知っているつもりだったが、ダウン症の子にも、自閉症スペクトラムと同様の不適応、ADHD、こだわりなどが表れることがあることが今日、あるできごとからよく分かった。勉強になった。
私も今の職場に就職して脳性麻痺の子ども達と接した時、あまりの社会性のなさに驚いたことがありました。本当に自閉症の子ども達そっくりなんです。中には親御さんも手を焼いていて家庭崩壊寸前というケースもありました。
でもよく考えてみると当たり前なんですよね。まず彼らは自分で動くという経験が乏しいし、親御さんが面倒を見ざると得ないという環境にあります。その結果「やってもらって当たり前」という態度も身についてしまうし、親と一心同体な関係になっています。だから人との距離感も取りづらいし、距離の取り方の学習も不足しているんです。
肢体不自由の養護学校の先生方も意外にこの問題に気付いていなくて、私が指摘すると驚かれる方がたくさんいます。特に話せている子は養護学校の中では「優等生」になってしまうんです。「話せているから分かっていると思っていたけど、違うんですね」と反省して私が指導していることを学校に取り入れてくださった先生方もいました(中には「学校は学校の方針がありますから!」とけんもほろろな先生もいますが)。
aikidonotatujinさんは自閉症について詳しく勉強されているのですから、それを基にお子さん達を見ていくとさらに新しい発見があると思います。aikidonotatujinさんのように、向学心旺盛な先生が増えていただけると本当に嬉しいのですが…。お互い勉強ですね。
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