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支援法が制定されましたか｡でも,大人になったわれわれには,｢いまさら何を寝言こいてんでいっ｣ってのが本音でございます｡この世に呱々の声を上げて幾星霜,どれだけたくさんの仲間が社会の偏見にさらされ,白眼視を受けていたことか｡助けを求めたところで自助努力の欠如―みたいな扱いを受けつづけてせっかくの能力をスポイルされて,とうとう自分をだめだと思い込んでいる在宅の仲間たちをみるにつけ,ほうができたところでひとのこころなど変わるもんかって感じますね｡
前置きが長くなりました｡いまさらこんな法律ができた背景には,これからの出生率の低下により,きつい,汚い,危険,給料安い,結婚できないと言った悪条件で就労する人口が減少するため,われわれ発達障害をもつ者をそういった場所に就労させると言う目的も考えてということがあるんでしょうな｡
むかしは,老人が病院の待合室で遊んでいると言って老人医療費の無料化を撤廃し,専業主婦は税金を払わずに子育てを盾に働かないと言って配偶者控除を撤廃してまた年金保険料を負担してほしいがため就労者の不公平感の緩和と言う言い訳を用いている,そのやりかたそのままに発達障害者の能力だけ利用してあとは差別や偏見はそのままもありという法を作ってくれたんでしょうな｡
この意見に大反対,こんな言い方間違ってるよ,というご意見,どしどしお願いします｡今のままでこの支援法だけが歩き出してしまうと,最後に泣くのは,われわれと,未来あるこどもたちなんですから｡
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- 04/12/11(土) 20:19 -
