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今日 精神保険センターの待合室で 古い精神医学の一般向け解説書が置いてあったので読んで見ました
そうしたら 1975年初版1981年7刷の 黒丸正四郎という方の書かれた「子供の精神医学」という本に(創元医学新書)アスペルガー症候群の記述が!!
あの・・・・・・60年前にアスペルガー先生がドイツ語で論文発表されてから ローナ・ウイング先生が自閉症スペクトラムの考えを発表するまで アスペルガー先生の論文は誰からも忘れられた存在だったのかと思っていたら 日本でも知っていた方いたのですね
ただその本文は私が覚えている限り下記のごときである カッコ内は私の注釈
精神分裂症(現在は統合失調症に変更)の自閉症(症状が悪化して医者ともコミュニケーションがとれない状態を指すらしい精神科の医者の間でしか通じない業界用語)が 幼児の1才から3才までに発病(気づかれたのがその時期なだけで生まれつきなんですが)した幼児性自閉症の場合は・・・・・・・・・・(以下省略)
それに似た症状で 自閉症気質の幼児性疾患があり母親と自己を同一化し 母親と離れるとパニックを起こす症例があり 自閉症に近いのではないかと・・・・・・・・・(この症状は今はなんと呼ばれているか不明)
アスペルガー氏が報告した事例の中に 3歳以上から小学生のころに自閉症を発病した場合 言葉の遅れはないが 奇妙なしゃべり方をする・・・・・・・・
これら 自閉症によく似た疾患は 別物だと考える専門家も多く 意見が分かれている・・・・・・・・
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