アスペルガーの館の掲示板

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[#308] 家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/11(土) 0:13 [未読]
[#309] Re:家族の理解を得るためには・・・ マキナ 04/9/11(土) 2:04 [未読]
[#330] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/12(日) 22:45 [未読]
[#310] Re:家族の理解を得るためには・・・ タマ 04/9/11(土) 4:03 [未読]
[#331] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/12(日) 23:23 [未読]
[#344] Re:家族の理解を得るためには・・・ タマ 04/9/13(月) 19:57 [未読]
[#313] Re:家族の理解を得るためには・・・ rino 04/9/11(土) 12:13 [未読]
[#332] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/13(月) 0:08 [未読]
[#318] Re:家族の理解を得るためには・・・ nonno 04/9/11(土) 17:32 [未読]
[#333] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/13(月) 2:21 [未読]
[#338] Re:家族の理解を得るためには・・・ Shinyu(管理人) 04/9/13(月) 12:33 [未読]
[#367] 運転時の音量、解決!(>▽<)V さかな 04/9/14(火) 22:13 [未読]
[#345] Re:家族の理解を得るためには・・・ Chiquitita 04/9/13(月) 23:16 [未読]
[#371] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/14(火) 23:39 [未読]
[#375] ご事情が詳しくわかりました。 nonno 04/9/15(水) 1:26 [未読]
[#392] Re:ご事情が詳しくわかりました。 さかな 04/9/15(水) 22:58 [未読]
[#322] Re:家族の理解を得るためには・・・ Chiquitita 04/9/12(日) 0:58 [未読]
[#346] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/13(月) 23:36 [未読]
[#350] Re:家族の理解を得るためには・・・ Chiquitita 04/9/14(火) 0:26 [未読]
[#372] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/15(水) 0:25 [未読]
[#411] Re:家族の理解を得るためには・・・ Chiquitita 04/9/16(木) 20:23 [未読]
[#337] Re:家族の理解を得るためには・・・ 理沙 04/9/13(月) 9:28 [未読]
[#390] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/15(水) 22:05 [未読]
[#348] Re:家族の理解を得るためには・・・ mimico 04/9/14(火) 0:06 [未読]
[#391] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/15(水) 22:28 [未読]
[#537] 偏見 えみこ 04/9/26(日) 22:58 [未読]
[#593] Re:偏見 さかな 04/9/30(木) 23:54 [未読]
[#568] Re:家族の理解を得るためには・・・ ワン 04/9/29(水) 0:10 [未読]
[#592] Re:家族の理解を得るためには・・・ さかな 04/9/30(木) 22:56 [未読]

[#308] 家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/11(土) 0:13 -

引用なし
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   はじめまして。私は、24歳のアスペルガーです。
昨年末にようやくアスペルガーであることを診断されました。
自分が普通の人と違うことは以前から感じていたので、精神科を何件か回ったこともあります。ですが、私の悩みを誰にでもあることだからと、一蹴されてしまい、精神科を信じられなくなりました。
以前から自分がADDではないかと考えていたことから、ACや学習障害、ADDとたどり、もしかしたら、アスペルガーなのかもしれないとも思っていました。
広汎性発達障害と診断されて、ADDもあるけど、どちらかというとアスペルガー寄りであるとのことでした。アスペルガーが自閉症のことであるとはっきり知ったときはさすがに落ち込みましたが、アスペルガーについて勉強しているうちに、確かに自分は自閉症なんだなと、痛感しています。

相談したいのは私の家族のことです。
私がアスペルガーかもしれないと打ち明けたとき、家族は全く聞く耳を持ちませんでした。「少し思い当たることがあるくらいで自分を当てはめすぎている」と言われ、馬鹿馬鹿しいことのように言われました。
やっと専門の医師のいる病院に母を連れて行き、はっきり診断されたことで、明かりが見えたような気がしました。でも、そこからどうすればいいのか今、途方にくれるばかりです。

父、母、兄のうち、なんとか理解を示そうとしてくれるのは母ですが、あまり頼りになりません。講演の際に買った佐々木正美先生の「アスペルガー・高機能自閉症」の本が薄くてわかりやすかったので、何とか家族に読ませようとしていますが、母は仕事で疲れていると言い、あまり読もうとしてくれません。本自体読みたがらないのです。
一日一ページでもいいから読んで、と置いておいても、読んでるようすが見られません。
仕方がないので、口頭で私が内容を要約して伝え、私なりの解釈を入れて説明しますが「そこまで自分でわかっていて、どうして自分で改善できないの? 自分でわかっているんだからいいでしょ」と言われてしまいます。一応協力的なので、色々と教えてくれようとしますが、それでも私が変な行動をとると、どうしてそんなことするの、とあとで怒られます。

父は、問題外です。私がアスペルガーという脳機能障害があると言っても、相手にしてくれません。こういう症状があって、私に当てはまっているでしょ、と説明しても、「お前は単に精神が幼くて、考えなしなだけだ。病気と一緒にするな」と言うのです。
母の話では、父も最近は一応考えるようになって来ているそうですが、やはり私を困らせることばかりします。
たとえば、車に乗って、行くつもりだった場所に突然行くのをやめたりします。行くつもりがないのなら初めから言ってくれればいいのに、その場で取りやめるのでパニックになります。大泣きすると、じゃあここで下ろすから一人で帰って来いと言われました。帰れない距離ではないのですが、置いて行かれるとは思わなかったので私の精神は恐慌状態でした。結局目的の場所に行くことはできず、泣きながら家に帰るはめになりました。
何かあるたびに、やめて、と言ってもやめてくれず、自分でも信じられないくらい大きな声を出したことがあります。頭の中が真っ白になりました。気が狂うかと思うほど、心の中が破裂しそうなのを相殺するために、声が出るものなのかもしれないと思いました。

最近運転をするようになりましたが、父のナビゲートがとても怖いです。自分の判断で運転できるならいいのですが、父の道案内はいつ右左折を命じられるからわからないので、交差点にさしかかるたび、いつ声がかかるかびくびくしてしまいます。
父は「何も言わないときは真っ直ぐ行け」と言いますが、交差点内に入ってから突然右、と言われたことが今までに何度かあり、それが怖くて「何も言われなかったからここは直進」とは考えられないのです。
「何も言われなかったからここは直進かもしれないけど、もしかしたらいきなり右左折の指示をだされるかもしれない」と考えてしまい、気が気ではありません。
そこで、交差点に差し掛かったら、直進のときでも、「真っ直ぐ行け」と言って欲しい、と言いました。精神的に怖いのだと説明しましたが、「何でわからないんだ、何も言わなかったら真っ直ぐ行けばいいだけだろう」とわかろうとしてくれません。母も私に対して「それじゃ運転なんかできないじゃない」と、見当違いなことを言います。
母にはじっくりと説明し、その後、母と二人でしつこく父に粘り、やっと「わかったわかった」と言ってくれましたが、あてにするのも怖いです。

兄についてですが、本には、両親の間に兄弟が入って説明をしてくれればいいとあったので、兄にアスペルガーについての理解を求めようとしました。
兄とは年齢が5つ離れていて、子どものころからよく私の問題点を指摘したり、時間をかけて説教をしてくれたりしたので、きっと助けになってくれるだろうと思いました。
それなのに、今までの自分の説教が何の実にもなっていない、と怒られました。そのときは兄も感情的になっていただけなのかもしれませんが「何の努力もしていないお前のために本を読む気になれない、読んで欲しいと思うなら努力をみせろ」と言われました。
確かに目に見える努力はしていませんし、何でも先送りにしてしまって、今まで努力した!と思えるようなことをしてきてはいませんでした。
自分では頑張っているつもりなのですが、努力はしていないのです。
私はずっとだらしがなくて、いわれたことも満足にできませんでした。言うこともなかなか聞けないし、忘れるし、自分勝手な行動ばかりしていて、何十回、何百回説教されても、何の意味がないと言われました。
実際その通りでした、アスペルガーのことを知り、今まで説教されていたことが私にとって何の意味もなかったことがわかりました。今までの説教は的外れで無意味だったと面と向かって言うと見捨てられそうで怖いのです。
私の言い方では、余計に事態を悪くしかねません。今まで通り兄の説教が必要なのですが、説教の仕方や内容をアスペルガー向けにして欲しいと思い、そのことを伝えたくて本を読んで欲しいと頼んだのですが、読んでもくれないのでは他にどうすればいいのかわかりません。努力をしろと言われても、自分では、自分を変えられる自信が全くありません。

普段は仲のよい家族なのですが、私のことになると途端に険悪な雰囲気が漂います。
「私について」の議論が段々感情的になり、けんか腰になり、私がしつこく食い下がると、母はキーッとなって「自分も自閉症だ、頭がおかしくなりそう」と言い、邪魔になった物を床に投げたりします。一般に知られるパニックを起こした状態の自閉症のことを指しているんだと思うのですが、それは違うだろうと思って、普段の様子からして、「更年期障害だからだと思うよ」と言ったところ、目をむいて怒られました。さすがにまずかったかと思いましたが、そのときは素直にそう思ってしまったんです。

私のアスペルガーに関する話は結局、自閉症に対しては、こういう風に言って欲しい、こういう風にして欲しいという要求ばかりになってしまい、自分で何で直そうとしないのかと責められます。「お前は相手に要求ばかりして、自分では何もしようとしない」と言われました。
佐々木正美先生の本はとてもわかりやすくて、家族もこれを読めば私のことを理解してくれると思っていましたが、たった100ページもない本を読んでもらうのに、どうしてこんなことになるでのしょう。私と2時間話し合う(半分説教ですが)時間があれば、30分で読み終われるのにと思いました。
私の言い方は押し付けがましくて、いうことを聞く気になれない、やってもらって当たり前という態度が嫌だと、と言われました。
24年分の私の生活がこんな形で、はねかえってきたのでしょう。信用の積み重ねがなかったな、とつくづく思いました。

昨日、通勤途中で佐々木正美先生の本を読んでいて、泣いてしまいました。
朝読んでいるうちに、今までのことが、突然フラッシュバックしてきて、午前中は仕事中でも泣きそうになりました。
そして、この掲示板を見ていて、今も涙が出そうになります。
同じアスペルガーの子どものために、いろいろ考えているご両親の書き込みを見ていると、とてもうらやましいです。どうしてこんなに境遇が違うのでしょう。

なんだかもう疲れました。
どうして自分だけがこんなに頑張っているんだろう、と思います。
私ばかりがアスペルガーについて勉強していても、自分で自分をどうすることもできません。衝動は止まらないし、こだわりをどうにかすることもできません。
私はただ家族と一緒に病院を探したり、本を読んだり、話し合ったりしたいのです。
どうすれば私が言うことをきけるようになるのか、私が納得できる言い方を工夫したり、一緒に考えたりして欲しい。私と悩みを共有して欲しいのです。
そういうことを私が自分の口で言うからいけないんでしょうか。
私がべらべらとああしてほしい、こうしてほしいと、しゃべれるから余計にまずいんでしょうか。
典型的な自閉症の例を出すと、どうしてそんな重い人と一緒にするの、と母に言われます。重くても軽くても同じ自閉症で、根っこは同じだと説明しても、私の知識や学力を見て、さほど重要なことのように思ってくれていないようなのです。
「それだけわかっていて、それだけできるのに、なぜできないの?」という話が思ったより出てきます。どれだけ言えばわかってもらえるんだろう。どうしてこういう行動をとるのか、どうすればうまくできるようになるか、本で得た知識を説明はできるけど、それを実践するのは、自分だけでは難しいと説明しているのに、どうして私がわかるように理解してもらえないのか、不思議でなりません。
一方両親は、知識量が多く、いろいろ知っている私が、いまさら何でそんな基本的なことがわからない、できないのかが不思議なようです。
家族を困らせたいわけではありませんが、最近では、アスペルガーの話題を出すだけで、うんざりするような表情をされます。

不謹慎ですが、私が重度の自閉症だったら、家族の対応は変わっていたでしょうか。
あるいは言語障害があったりしたら、私のために心を砕いてくれたでしょうか。
それとも、何も変わらず、私が自閉症だということに気づきもせず、自分で自分を理解できず、誰にも理解されず、今以上の苦難を自分一人で抱え込まなければならなかったでしょうか。
大好きな家族の中にいてさえ、自分の障害のことを思うと、理解されない悲しさと孤独感で、泣きたくなります。
いっそ自分に理性がなければ、これほどまでに苦労しなくてすむのにと思います。やってはいけないと思うことに気づいたら、自分を抑えるために相当な精神力を使わなければなりません。自分の思うように動きたい、でも、動いてはいけない、そういう葛藤が絶えず私を揺さぶります。
それ以外にやってしまったことをやらないように努力しなさいと言うのなら、それ以上私にできることはありません。

時々、自分の両親がかわいそうになります。自分の家族を自覚がないとはいえ、こんなに困らせてしまう自分がとてもいやです。

長々と書いてしまって申し訳ありません。
この気持ちをどこにも出せないことが、本当に辛いです。
せめて、誰かに私の思いを知ってもらいたいと思いました。

[#309] Re:家族の理解を得るためには・・・
 マキナ  - 04/9/11(土) 2:04 -

引用なし
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   ▼さかなさん:
>はじめまして。私は、24歳のアスペルガーです。
>昨年末にようやくアスペルガーであることを診断されました。
>自分が普通の人と違うことは以前から感じていたので、精神科を何件か回ったこともあります。ですが、私の悩みを誰にでもあることだからと、一蹴されてしまい、精神科を信じられなくなりました。

はじめまして、私も長年精神科で薬の処方だけされてきました。結局、
今年にはいって「アスペルガー」の診断を受けました。
私自身にも発達障害の子供がいます。先ず、親の立場という観点から説明
しますと(もちろん、私の個人的な感情です)
「何がどうであろうと、障害を持つ子供を生んだ責任」というものに苦しめ
られてしまいます。自分自身が自閉圏の人間なのに、それでも随分自責
しました。

さかなさんが現在、24歳という事は、御両親は50代以上の年齢ですよね。
成人され、就職されているあなたを、アスペルガーだと認識するのは難しい
ことかも知れません。御両親や、御家族にしますと
「今さらそんな事が判ったから、どうなんだ?」や、
「家族から障害者が出たと認めろというのか?」等と、いう気持ちが大きい
と思います。(もちろん、私自身には偏見はありません。当事者ですし。)
家族同士ですと、甘えもあり、長年積み重なった感情に左右
される事も多いはずですので、理解も難しい話かも知れません。

実情の把握はしておりませんが、成人の発達障害者の多くは家族の無理解に
苦しんでいると思います。自分自身の話を少ししますと
「お前は狂っている。お前は賢気狂いだ。」と言われて育ったので、成人
してから家族とは会っていません。

それから、当事者としての意見を書きます。
さかなさん自身、診断を受けたばかりで、まだ戸惑っていらっしゃる部分も
あると思います。自分の内面の苦しさというものは、たとえ家族であっても
なかなか理解できるものではありませんし、背負えるものでもないと、
私は思っています。もちろん、「どう背負っていけばいいか」くらいの
理解と助けならば、家族や友人でもある程度の指針にはなってもらえます。
友人の場合は、家族並みの信頼関係は必要ですが。

自分自身、自閉症関係の勉強をはじめた頃は
「わーっ。私のことが書いてあるっ!!!」と、いう感覚のショックを
受けました。知れば知る程、驚いてとまどいました。

>そこで、交差点に差し掛かったら、直進のときでも、「真っ直ぐ行け」と言って欲しい、と言いました。精神的に怖いのだと説明しましたが、「何でわからないんだ、何も言わなかったら真っ直ぐ行けばいいだけだろう」とわかろうとしてくれません。母も私に対して「それじゃ運転なんかできないじゃない」と、見当違いなことを言います。

これは、よくわかります。私は車の運転が苦手なんですが、どうしても友人と
一緒に同行しないといけない場合があります。友人がお酒を飲むので代わりに
運転します。あまり叱られませんが、友人が私の扱いに慣れてしまっている
ので、「まーっすぐ。まーっすぐ。あ。そこで右車線に入って、ウィンカー
出して、後方確認、今だっ。はいれっ。」みたいなナビがつきます。
(正直、運転している意味はないんですけど…。)

何故、運転の話しを書いたか?と、いいますと、当事者同士や理解者ならば
全部符号することはなくとも、「少しは同調できる場合がある」と、いう
ことをいいたかったからです。

さかなさんの地元に、どこか支援団体や、発達障害のサークルなど
ありませんか?お話をしたりするだけでも随分と救われると思います。

>実際その通りでした、アスペルガーのことを知り、今まで説教されていたことが私にとって何の意味もなかったことがわかりました。今までの説教は的外れで無意味だったと面と向かって言うと見捨てられそうで怖いのです。

すべてにおいて、「無意味な事」と、いうものはないと思います。
どうしても、出来ない事や無理な事はありますが、「出来るかどうか?」の
選択肢も捨ててしまうおそれがあるからです。

>長々と書いてしまって申し訳ありません。
>この気持ちをどこにも出せないことが、本当に辛いです。
>せめて、誰かに私の思いを知ってもらいたいと思いました。

御家族の理解には時間がかかると思いますので、とりあえず、それに集中
しない方向で生活されてはどうでしょうか?同居している家族の場合は
「辛い、辛い」のシンパシーを全員が感じ取り、関係が悪化するときも
あると思いますので。

どうか、心、穏やかにお過ごし下さい。

[#310] Re:家族の理解を得るためには・・・
 タマ  - 04/9/11(土) 4:03 -

引用なし
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   さかなさん
家族にとっても、障害の受容は難しいことなんだと思います。
愛していればこそ、自分の家族が障害を抱えているということを
認めたくないのです。

私の家族も、私の病気をわかってくれません。
苦しくてたまらなくて、毎晩泣いていたときに
「どうしていつまでも病院に行くんだ?もう、治っているのに。
医者の優しい言葉にいつまでもすがってどうするんだ」と
父に言われたときは愕然としました。
こんなに、苦しいのに、父は今、私を健康だと思っている・・・
そのときはショックだったけど、今は諦めてます。
もともと、折り合いもよくなかったし、一緒にいると苦しいばかりなので
今は主治医の勧めもあって一人暮らししてます。

さかなさんは、家族にわかって欲しいと思うなら、
お手紙を書いてみたらどうですか?
家族に、これだけは、わかってほしいことを
とりあえず、3つに絞って書いてみてはどうでしょう。
その代わり、さかなさんが、努力しようと思うことや、
家族のためにしようと思うこと(家事手伝いでもなんでもいいと思います)
を3つ書いておくのです。
多分、口で言い合うより、手紙の方がお互い冷静になれていいと思います。

とにかく、ご家族も、今、いろいろと心の中で葛藤があるのだということを
わかってあげて、そして、焦らないで、ちょっとずつ、ちょっとずつ、
自分の障害を理解してもらうようにするといいと思います。
ご家族に、時間を与えてあげてください。
さかなさんのご家族なら、きっといつか分かってくれますよ。

[#313] Re:家族の理解を得るためには・・・
 rino  - 04/9/11(土) 12:13 -

引用なし
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   始めまして。
未診断ですがASの様な症状?+その他で生き辛さを抱えている者です。
私の兄は診断済です。

▼さかなさん:
>私のアスペルガーに関する話は結局、自閉症に対しては、こういう風に言って欲しい、こういう風にして欲しいという要求ばかりになってしまい、自分で何で直そうとしないのかと責められます。「お前は相手に要求ばかりして、自分では何もしようとしない」と言われました。
>佐々木正美先生の本はとてもわかりやすくて、家族もこれを読めば私のことを理解してくれると思っていましたが、たった100ページもない本を読んでもらうのに、どうしてこんなことになるでのしょう。私と2時間話し合う(半分説教ですが)時間があれば、30分で読み終われるのにと思いました。
>私の言い方は押し付けがましくて、いうことを聞く気になれない、やってもらって当たり前という態度が嫌だと、と言われました。
>24年分の私の生活がこんな形で、はねかえってきたのでしょう。信用の積み重ねがなかったな、とつくづく思いました。
(中略)
>どうすれば私が言うことをきけるようになるのか、私が納得できる言い方を工夫したり、一緒に考えたりして欲しい。私と悩みを共有して欲しいのです。
>そういうことを私が自分の口で言うからいけないんでしょうか。
>私がべらべらとああしてほしい、こうしてほしいと、しゃべれるから余計にまずいんでしょうか。

うちの両親は、兄が診断された後もあまりASを理解しようとしません。
私が何度説明しても、「兄は内心苦痛だろうな」と思う様な事ばかりしています。
実際、私も生活の中で”地雷”を踏まれ、癇癪(パニック?)を起こす事もしょっちゅうです。

私も普段から主張はする方ですが、やはりウザがられます(兄は言いたい事をガマンするタイプです)。家の中で「お前が怒ってないと安心する」とまで言われます。
兄より状態が軽いので、私に対しては母は「なんで?普通に見えるのに。気にしずぎ。」と。父は父で「お前、おかいしぞ」と。だから、おかしいんだって言ってるのに。
普通に見えるのは私の努力で、長年のそのクセが染み付いているから。私は、自分の苦悩は一切両親には話さずに来ました。
話しても、母は逆切れし、父は「俺を責められても困る(実際は責めてないのに)」と落ち込むだけの人達だからです。
(当時は診断されていませんでしたが)兄への心配が先立ち、女性に普通にされるべき配慮(特に思春期)もされずに、主張してもそれは無視されて来ました。
私は家にいる間も、寝てもさめても心が休まらず、私の人格を形成する上で大きな影響(トラウマ)をもたらしました。

さかなさんの、「家族を乗せての車の運転が大変」という気持ちもわかります。
私は家族との外出も、気を使って疲れるのでなるべくしない様にしています。
特に、私が運転して母をどこかに連れて行く時など、母はずっと絶え間なくしゃべり続けるので、ただでさえ外に行くと無意識に頭が緊張する+運転もしなければならない私は帰って来るとぐったり疲れます。

両親にずっと私が言って来たのは、理解なんてしてくれなくていいから、私の「絶対に嫌な事」だけはしないで、という事です。家族と暮らす上では協調も大事ですから、もちろん私も相手に譲歩してるし、気も使ってます。
自分の部屋に入って欲しくない(仕事部屋でもあるし)、矢継ぎ早に、しかもずっとしゃべり続けないで欲しい、家に誰か来る(家に上がる)時は事前に教えて欲しい。それだけです。
部屋に入られる事は、大げさかも知れませんが土足で心の中に入って来られるくらい嫌な事なのです。自分の我がままだと解っているのですがどうしてもダメです。ですが両親は用も無いのにふらっと入って来ては声を掛けます。そうして「様子を見てあげる事(のフリ)」が良い事だと思い込んでいます。
暑い日などはドアを開けたままにしていると声も掛けずにそっと入ってきて、仕事に集中している私の後ろに立っているのに気付いてパニックを起こした事もあります。あと私の留守の間に部屋に入り、部屋の中のものを動かしたりしています。

私は今、家を出る為にこつこつお金を貯めています。
でも両親に理解を得る為に頑張り続ける事も、無駄だとは思わないですよ。

うまく言えませんが、一緒に、無理せず少しずつ頑張っていきましょう。

[#318] Re:家族の理解を得るためには・・・
 nonno  - 04/9/11(土) 17:32 -

引用なし
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   さかなさん、はじめまして。車の運転について、ひとこと言わせてください。

運転は運転者の責任となるもので、同乗者は飽くまでも「協力」の域に留まるものだと思います。(教習所では教官が初心者に分かりやすくするために早めに指示を出して車を移動させていますが、これは本来「運転」ではありません。)

目的地までの距離・道順・渋滞等を考えた上での時間の計算等、本来運転者が充分に確認するよう、学科教習の時に言われてるのではないでしょうか。
もし、何かあったときに責任を問われるのは運転者であって同乗者ではないことは確かです。そのときにアスペルガーなど障害で云々という理由は通用しないばかりか、これまで充分に注意をして運転してきた同様の障害者の立場まで脅かしたり誤解を招くことにもなりかねません。

理解のないお父様の指示の出し方に注文をつけたり不満を持つ前に、御自分の運転のスタイルを確立させるために、指示を待つのでなく最低限は道順を事前に確認してほしいと思います。厳しいことを言うようですが、それが社会の責任であり(他のことは別として)車を運転する人の問われる責任です。

車の運転が社会人としての成熟度の高さが要求されるのは、危険と隣合わせだからです。そのことを再認識した上でハンドルを握って下さい。

[#322] Re:家族の理解を得るためには・・・
 Chiquitita メール  - 04/9/12(日) 0:58 -

引用なし
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   初めまして。
発達障害でつらいのは、普通の人が当たり前にできることが当事者にはできないこと、それが日常生活の根幹部分で起きているということです。
身近な人の誤解は骨身にしみるのもがあります。

▼さかなさん:
>自分が普通の人と違うことは以前から感じていたので、精神科を何件か回ったこともあります。ですが、私の悩みを誰にでもあることだからと、一蹴されてしまい、精神科を信じられなくなりました。

私はむしろ、現場(医療機関)の多くでは、「ADHDや《自閉症》などの発達障害は子供の病気で、大人になるに連れて症状は改善する」という誤った先入観があるというように捉えています。
しかしADHDや「自閉症」の症状は、思春期を過ぎても改善しません。

>広汎性発達障害と診断されて、ADDもあるけど、どちらかというとアスペルガー寄りであるとのことでした。アスペルガーが自閉症のことであるとはっきり知ったときはさすがに落ち込みましたが、アスペルガーについて勉強しているうちに、確かに自分は自閉症なんだなと、痛感しています。

ASであるならば、他人の言動を字義通りにしか解釈できなかったり、感覚過敏のためにたいした音量でもない音が極端な騒音に感じたり、ということがあるかと存じますが、その点については如何でしょうか?

>私がアスペルガーかもしれないと打ち明けたとき、家族は全く聞く耳を持ちませんでした。「少し思い当たることがあるくらいで自分を当てはめすぎている」と言われ、馬鹿馬鹿しいことのように言われました。
>やっと専門の医師のいる病院に母を連れて行き、はっきり診断されたことで、明かりが見えたような気がしました。でも、そこからどうすればいいのか今、途方にくれるばかりです。

発達障害に対する先入観は、現場でも当たり前のことなので、ましてや医療の素人である我々は至極当然のことです。もちろん私はこういった誤解を責めるつもりはありません。

>仕方がないので、口頭で私が内容を要約して伝え、私なりの解釈を入れて説明しますが「そこまで自分でわかっていて、どうして自分で改善できないの? 自分でわかっているんだからいいでしょ」と言われてしまいます。一応協力的なので、色々と教えてくれようとしますが、それでも私が変な行動をとると、どうしてそんなことするの、とあとで怒られます。

最も誤解の原因になりやすいのは、最も当たり前の「意思の疎通」に我々が難儀しているということです。
視力障害や身体障害など、明らかに障害だと解るものなら、周囲の対応は明らかに違うでしょうが、これは最も周囲に見えにくい障害です。社会参加には、身体障害や視力障害などに比べるとある意味ではより困難かもしれません。

>父は、問題外です。私がアスペルガーという脳機能障害があると言っても、相手にしてくれません。こういう症状があって、私に当てはまっているでしょ、と説明しても、「お前は単に精神が幼くて、考えなしなだけだ。病気と一緒にするな」と言うのです。
>(中略)
>たとえば、車に乗って、行くつもりだった場所に突然行くのをやめたりします。行くつもりがないのなら初めから言ってくれればいいのに、その場で取りやめるのでパニックになります。大泣きすると、じゃあここで下ろすから一人で帰って来いと言われました。帰れない距離ではないのですが、置いて行かれるとは思わなかったので私の精神は恐慌状態でした。結局目的の場所に行くことはできず、泣きながら家に帰るはめになりました。
>何かあるたびに、やめて、と言ってもやめてくれず、自分でも信じられないくらい大きな声を出したことがあります。頭の中が真っ白になりました。気が狂うかと思うほど、心の中が破裂しそうなのを相殺するために、声が出るものなのかもしれないと思いました。

まるで虐待ですね。
我々発達障害の当事者には、人格障害や統合失調症、強迫性障害や鬱状態など深刻な2次障害を抱えている人が多いですが、これらは幼児虐待やいじめなどで拡大するものです。深刻な人間不信に陥っているために引きこもり状態になることも珍しくないようです。
私の場合も、父の偏見が非常に深刻でしたが、私の場合はADHDやASだけでなく、身体障害もあるため、父は「片輪者の息子なんか連れて町を歩けるか?」とか言って私をどこにも連れて行ってくれず、「大学なんか地元で十分だろう」と言って北海道大学へ行くことまで反対しました。偏見の最たるものは、私が30歳になっても車の運転免許を取ることに猛反対したことでした。
父は私が30歳のときに胃がんで亡くなりましたが、私が自動車学校へ通いだしてから我が家の電気製品がいっせいに同時多発的に故障したり、挙句の果てには弟の自家用車まで原因不明の故障を起こしたり、私の当時の勤め先だった医療機関で使用しているPCも原因不明の故障を起こすなど不愉快なことが続いたので、「親父は死んでもオレが車の運転免許を取ることに猛反対なのか?」とぼやいたほどでした。
>>>父が死んで以来、夢枕に立つ父の姿は必ずと言っていいほど鉄パイプや出刃包丁、あるいは自動小銃を持った殺人鬼の姿です。
それくらい私は父の悪い印象しか残っていません。
父が死んだとき、さすがの私も、人の死に直接接して悲しかったですが、
>>>実感としては、父が死んでむしろ清々(せいせい)しているくらいです。

>私のアスペルガーに関する話は結局、自閉症に対しては、こういう風に言って欲しい、こういう風にして欲しいという要求ばかりになってしまい、自分で何で直そうとしないのかと責められます。「お前は相手に要求ばかりして、自分では何もしようとしない」と言われました。
>(中略)
>私の言い方は押し付けがましくて、いうことを聞く気になれない、やってもらって当たり前という態度が嫌だと、と言われました。

やはり問題なのは、御家族の方の理解が得られない、ということなのでしょうが、貴方の説得方法も、無理に御家族の方の理解を得ようとしている、というのはないでしょうか?
最も大切なのは、まず自分が発達障害に関する正しい知識を身につける、ということでしょう。

私自身も、長いこと発達障害に対する誤解がありました。方々のWebフォーラムで関連知識を身につけるなど、発達障害の正しい理解については、今も努力を続けています。
私としては、貴方もこのフォーラムにしばらく参加されて正しい知識を身に付けられてから、御家族の方に説明されたほうが正しく伝わると思いますし、今はいたずらに説得を急いでも逆効果になるだけだと思います。

>同じアスペルガーの子どものために、いろいろ考えているご両親の書き込みを見ていると、とてもうらやましいです。どうしてこんなに境遇が違うのでしょう。

おそらくは、親が子供の障害という事実をどのように受け取られたかによって大きく左右されるのでしょう。
私の場合は、生まれ育った場所が漁村だということもあって障害者に対する扱いが非常に冷たく、母方の親類は理解を示してくれたようですが、
>>>父方の親類は「漁師の跡取りもできないような片輪者なんか、生きていたってしょうがない」と、私がどんな重病のときでも入院させまいとしたほどで、今で言う「保護責任者遺棄致死(未遂)」に該当する行為です。

>私ばかりがアスペルガーについて勉強していても、自分で自分をどうすることもできません。衝動は止まらないし、こだわりをどうにかすることもできません。

それならば、視点を変えてみる、というのは如何でしょうか? もちろん今すぐにものの見方や考え方を変えるというのが困難であるのは百も承知ですが…
ASの当事者には感性の鋭い人が多いので、そちらをセールスポイントにするというのも一案かと存じます。衝動が激しいのは、行動力もあるのでしょう。
こだわりにしても、活かす方法はあると思います。

>私はただ家族と一緒に病院を探したり、本を読んだり、話し合ったりしたいのです。
>どうすれば私が言うことをきけるようになるのか、私が納得できる言い方を工夫したり、一緒に考えたりして欲しい。私と悩みを共有して欲しいのです。
>そういうことを私が自分の口で言うからいけないんでしょうか。
>私がべらべらとああしてほしい、こうしてほしいと、しゃべれるから余計にまずいんでしょうか。

別に本人が直接説明することがいけないわけではありませんが、本人から発達障害のことを説明されても、周囲の人間は「どうせChiquititaの言い訳か作り話だ」というようにしか解釈しない、というのが悲しいです。
でも御家族の中では発達障害に最も詳しいのは貴方のはずです。口頭でうまく伝えられなければ、ワープロソフトなどで原稿を打ち込んで印刷し、それを御家族の方に見せるというようにしてはどうでしょうか?

>典型的な自閉症の例を出すと、どうしてそんな重い人と一緒にするの、と母に言われます。重くても軽くても同じ自閉症で、根っこは同じだと説明しても、私の知識や学力を見て、さほど重要なことのように思ってくれていないようなのです。
>「それだけわかっていて、それだけできるのに、なぜできないの?」という話が思ったより出てきます。どれだけ言えばわかってもらえるんだろう。どうしてこういう行動をとるのか、どうすればうまくできるようになるか、本で得た知識を説明はできるけど、それを実践するのは、自分だけでは難しいと説明しているのに、どうして私がわかるように理解してもらえないのか、不思議でなりません。

やはり、御家族の方が、発達障害に対する誤解ゆえに、貴方がひたすら甘える、というように考えていらっしゃるのでしょうか、そうとしか考えられませんね。
>>>我々当事者に対するフォローアップは常に必要ですが、我々の自助努力と周囲の人のフォローアップがうまくかみ合って初めて幸福がもたらされると、私は考えております。

>大好きな家族の中にいてさえ、自分の障害のことを思うと、理解されない悲しさと孤独感で、泣きたくなります。
>いっそ自分に理性がなければ、これほどまでに苦労しなくてすむのにと思います。やってはいけないと思うことに気づいたら、自分を抑えるために相当な精神力を使わなければなりません。自分の思うように動きたい、でも、動いてはいけない、そういう葛藤が絶えず私を揺さぶります。
>それ以外にやってしまったことをやらないように努力しなさいと言うのなら、それ以上私にできることはありません。

心中お察しします。
貴方の心の中をリアルタイムで探ることができないので、同情しかできないのが我々にとってもつらいですが、思いの丈をこの場で、あるいはメールで吐露していただければ、微力でもお役に立ちたいと思います。

>時々、自分の両親がかわいそうになります。自分の家族を自覚がないとはいえ、こんなに困らせてしまう自分がとてもいやです。

でも我々は好き好んで障害者になったわけではありません。貴方に罪はないので、何も恥じることはないでしょう。
つらくなったら、いつでもメールして下さい。

[#330] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/12(日) 22:45 -

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   返信ありがとうございます。

>「何がどうであろうと、障害を持つ子供を生んだ責任」というものに苦しめ
>られてしまいます。

そうですね。私は生まれたときから色々と身体に障害を抱えているので、発達障害が判明して、余計に両親の方が辛いのだと思います。
身体に障害があっても、脳がなんともなくてよかった、と、よく言われました。
それなのに、発達障害という脳の障害がわかり、知らされた両親も受け入れるには時間がかかるのだと思います。
頭が固いだけだと思っていましたが、考えて見ると、納得させようとすること自体、酷なことをしているのかもしれません。

>さかなさんの地元に、どこか支援団体や、発達障害のサークルなど
>ありませんか?お話をしたりするだけでも随分と救われると思います。
>
支援団体に一時相談をしていたときもありました。色々事情もあるのですが、結局その、支援団体の人とのコミュニケーションに疲れてしまい、自然と足が遠のいてしまいました。
いい人たちだとは思うので、相談に行ってみようと思いますが・・・。
もしくは、どこか別の団体がないか探してみようと思います。

>すべてにおいて、「無意味な事」と、いうものはないと思います。
>どうしても、出来ない事や無理な事はありますが、「出来るかどうか?」の
>選択肢も捨ててしまうおそれがあるからです。
>
そうですね、短絡的な考え方だったと思います。
家族との今までの会話の中でためになったことは、沢山あったはず。それを活かすことのできなかった私自身に問題もあったと思います。
わたしはいつも、頭の中で考えて、「それはできない」「多分無理」と自己完結してしまう癖があります。
今度から意見をちゃんと聞いて、「できるかもしれない」という気持ちを持ってみようと思います。

>御家族の理解には時間がかかると思いますので、とりあえず、それに集中
>しない方向で生活されてはどうでしょうか?同居している家族の場合は
>「辛い、辛い」のシンパシーを全員が感じ取り、関係が悪化するときも
>あると思いますので。
>
理解を求めて、焦りすぎていたかもしれません。
しばらく、アスペルガーの話題から離れてみようと思います。
自然とアスペルガーの話題が出てくるようになるまで、私の方からは何も言わないようにします。
いつか、自然と納得する日が来るかもしれないことを、信じてみます。

ありがとうございました。

[#331] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/12(日) 23:23 -

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   ▼タマさん:
返信ありがとうございます。

>家族にとっても、障害の受容は難しいことなんだと思います。
>愛していればこそ、自分の家族が障害を抱えているということを
>認めたくないのです。
>
はい。私は「認めたくない」というその複雑な気持ちを理解できませんが、そんなものなのだということはわかります。
そう言う感情になるものだということは、理屈ではわかります。
でも、認めてもらえないことが、本人にとって苦痛であることを気づいてもらえないのは苦しいですね。

>苦しくてたまらなくて、毎晩泣いていたときに
>「どうしていつまでも病院に行くんだ?もう、治っているのに。
>医者の優しい言葉にいつまでもすがってどうするんだ」と
>父に言われたときは愕然としました。
>こんなに、苦しいのに、父は今、私を健康だと思っている・・・
>そのときはショックだったけど、今は諦めてます。
>もともと、折り合いもよくなかったし、一緒にいると苦しいばかりなので
>今は主治医の勧めもあって一人暮らししてます。
>
私も今まで、割と明るめに振舞ってきました。
いじめられていたときも、両親に言うこともなく、自分の内面の苦しさを表に出すことはありませんでした。
癇癪を起こして泣いたりわめいたりすることは、それこそ日常的でしたが、心の底の辛い部分は、今もあまり口に出す気にはなれません。
私が口でこんなに辛いのだと言っても、軽く受け流されるだけだったからです。
カウンセリングを受けたいと言っても、そんな必要ないだろうと言われました。
私としては、精一杯のSOS、メッセージのつもりだったのです。カウンセリングに行きたいと思うほど苦しい思いをしているとアピールしたつもりでした。
少なくとも、精神的に安定している人は自分でカウンセリングに行きたいとは思わないと思うのですが。
私が感情をぶつければぶつけるほど、両親は困惑し、なお頑なに私を受け入れようとしなくなりました。
私も、ある程度の妥協は、した方がいいのかもしれませんね。

>お手紙を書いてみたらどうですか?
>家族に、これだけは、わかってほしいことを
>とりあえず、3つに絞って書いてみてはどうでしょう。

手紙、何言っているんだ、とつき返されそうで怖いです。
仕事が忙しいと言って、読むのを後回しにされたり、取り合ってもらえなかったり、そういうことを考えると、出すのは少し、ためらいます。
でも、出さないかもしれないけど、書いてみようと思います。
自分が一番いいたいことは何か、整理できるかもしれません。

>その代わり、さかなさんが、努力しようと思うことや、
>家族のためにしようと思うこと(家事手伝いでもなんでもいいと思います)
>を3つ書いておくのです。
>多分、口で言い合うより、手紙の方がお互い冷静になれていいと思います。
>
これを努力しますと書いて、結局できなかったとき、また家族に失望されるかもしれないことを考えると、やはり怖くなります。
とりあえず、家の手伝いから始めたほうが、いいのでしょうね。
感情的にならないとか、部屋の片付けをちゃんとするとか、そう言うのを約束できればいいのですが、今の自分には無理のような気がしますし・・・。情けないことですが。

>とにかく、ご家族も、今、いろいろと心の中で葛藤があるのだということを
>わかってあげて、そして、焦らないで、ちょっとずつ、ちょっとずつ、
>自分の障害を理解してもらうようにするといいと思います。
>ご家族に、時間を与えてあげてください。
>さかなさんのご家族なら、きっといつか分かってくれますよ。

焦りすぎていた自分に気づきました。
家族の心に、戸惑い、動揺が私以上にあるのかもしれません。
変な言い方ですが、成り行きを見守っていこうと思います。

ありがとうございました。

[#332] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/13(月) 0:08 -

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   ▼rinoさん:
返信ありがとうございます。

>うちの両親は、兄が診断された後もあまりASを理解しようとしません。
>私が何度説明しても、「兄は内心苦痛だろうな」と思う様な事ばかりしています。
>実際、私も生活の中で”地雷”を踏まれ、癇癪(パニック?)を起こす事もしょっちゅうです。
>
>私も普段から主張はする方ですが、やはりウザがられます(兄は言いたい事をガマンするタイプです)。家の中で「お前が怒ってないと安心する」とまで言われます。
>兄より状態が軽いので、私に対しては母は「なんで?普通に見えるのに。気にしずぎ。」と。父は父で「お前、おかいしぞ」と。だから、おかしいんだって言ってるのに。

そうですね、よくわかります。そのおかしいのが、障害なんだといくら説明しても通じないのが不思議なんですよね。
どこの家も、そんな感じなのでしょうか。

>普通に見えるのは私の努力で、長年のそのクセが染み付いているから。私は、自分の苦悩は一切両親には話さずに来ました。
>話しても、母は逆切れし、父は「俺を責められても困る(実際は責めてないのに)」と落ち込むだけの人達だからです。

普通の人にみえる努力って、大変ですよね。
私の常識的な行動は、たいてい何かの模倣なので、それ以外の行動で変な子という印象を持たれます。
両親にまともに取り合ってもらえないのは、本当に辛いことですね。
相談する気になれなくなるのは確かです。

>(当時は診断されていませんでしたが)兄への心配が先立ち、女性に普通にされるべき配慮(特に思春期)もされずに、主張してもそれは無視されて来ました。
>私は家にいる間も、寝てもさめても心が休まらず、私の人格を形成する上で大きな影響(トラウマ)をもたらしました。
>
私も、自分の主張が無視されるのが辛かったです。うちは父が頑固な人で、肝心なときほど、話を聞いてくれません。
それどころか、人の意見を否定したり、わからないことを馬鹿したりするので、今でも、自分に自信が持てないでいます。

>特に、私が運転して母をどこかに連れて行く時など、母はずっと絶え間なくしゃべり続けるので、ただでさえ外に行くと無意識に頭が緊張する+運転もしなければならない私は帰って来るとぐったり疲れます。
>
運転しているとき、自分にとって嫌なことをされると本当に苦しいものですよね。
始終疲れながら運転するなんて、さぞ大変だと思います。
普通の人なら我慢できることが、我慢できないから大変なのにね。

>両親にずっと私が言って来たのは、理解なんてしてくれなくていいから、私の「絶対に嫌な事」だけはしないで、という事です。家族と暮らす上では協調も大事ですから、もちろん私も相手に譲歩してるし、気も使ってます。
>
私には協調性がないようです。
私が、されると嫌なことをしないでと厳しく言うのに対し、他人の嫌なことには無頓着なようなのです。
rinoさんはその辺がしっかりしていらっしゃるんですね。
私とは大違いです。見習いたいです。

>部屋に入られる事は、大げさかも知れませんが土足で心の中に入って来られるくらい嫌な事なのです。自分の我がままだと解っているのですがどうしてもダメです。ですが両親は用も無いのにふらっと入って来ては声を掛けます。そうして「様子を見てあげる事(のフリ)」が良い事だと思い込んでいます。

私は逆に、兄弟の部屋に入っていくほうです。
両親も兄弟も、私の部屋に気軽に入ってくるのに、兄弟の方は、自分の部屋に人が入ってくるのがたまらなく嫌なようなんです。
なので、両親の方は、兄弟の部屋にはあまり入ろうとはしません。私の部屋にはずかずか入ってくるのに。
人が部屋に入ることを私はあまり気にしませんが、たまに、嫌だなと思うときもあります。ただ、「どうしても嫌だ」という気持ちはよくわからなかったのですが。
こういうところが、他人の心情にうとい証拠なのでしょうね。
rinoさんのためにも、そう言う気持ちを理解しなければ、と思います。
貴重なご意見でした。

>私は今、家を出る為にこつこつお金を貯めています。
>でも両親に理解を得る為に頑張り続ける事も、無駄だとは思わないですよ。
>
>うまく言えませんが、一緒に、無理せず少しずつ頑張っていきましょう。

私と同じような気持ちを抱いて、自分以上に頑張っている人をみると、自分の努力の足りなさがよくわかります。
家にいる間、大変でしょうけど、乗り越えていきましょう。
とても参考になりました。

ありがとうございました。

[#333] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/13(月) 2:21 -

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   ▼nonnoさん:
返信ありがとうございます。

>運転は運転者の責任となるもので、同乗者は飽くまでも「協力」の域に留まるものだと思います。(教習所では教官が初心者に分かりやすくするために早めに指示を出して車を移動させていますが、これは本来「運転」ではありません。)
>
>目的地までの距離・道順・渋滞等を考えた上での時間の計算等、本来運転者が充分に確認するよう、学科教習の時に言われてるのではないでしょうか。
>もし、何かあったときに責任を問われるのは運転者であって同乗者ではないことは確かです。そのときにアスペルガーなど障害で云々という理由は通用しないばかりか、これまで充分に注意をして運転してきた同様の障害者の立場まで脅かしたり誤解を招くことにもなりかねません。
>
>理解のないお父様の指示の出し方に注文をつけたり不満を持つ前に、御自分の運転のスタイルを確立させるために、指示を待つのでなく最低限は道順を事前に確認してほしいと思います。厳しいことを言うようですが、それが社会の責任であり(他のことは別として)車を運転する人の問われる責任です。
>

おっしゃることは、よくわかります。
車の運転に関しては、おおむね、nonnoさんと同じ意見を私も持っています。
あまり長く書くと、読む人に申し訳ないと思って割愛しましたが、我が家の、特に私の運転事情について、述べさせてください。

まず、私はずっと、父に運転免許をとることを反対されてきました。
理由は私に普段から注意力がなく、運転に向いていないことを心配されていたからです。危ないから、という親としては当たり前の感情で止められていました。
それ以前に、私の両親はどことなく私に対して過保護であるようでした。
よくそのことを、母の妹である叔母から指摘されています。
家にお金がないと言うこともありまして、私が運転免許をとることはまずないだろうと思いました。
社会人になってから自分でとろうと考えたこともありましたが、会社に通いながら予算内に免許をとれるなど、とうてい考えられませんでした。

それで今回、運転免許をとれることになったのは、障害者用の特別コースがあったからなのです。
私は生まれつき足が悪いため、障害者手帳を所持しています。
国から補助金が出て、障害者が3ヶ月の講習で免許をとれる制度があることを知り、受講することになりました。
破綻していた私の会社生活も、これを機会に退社しました。
自分がアスペルガーだと知らなかったころですが、すでに会社では私の問題行動が目をつけられていて、更に異動でキツイ上司に当たり、針のむしろだったのです。
精神的にも情緒不安定になり、泣いたりわめいたりが今まで以上に激しかったのですが、両親にはその違いがわかってもらえませんでした。

3ヶ月間、月曜以外、毎日朝8時から夜7時まで、授業があれば毎時間講義を受け、
技能は一日最低1時間、うまく調整できれば2時間目3時間目も受けることができます。

私が一番不安だったのは、反復練習でした。1時間の受講に何千円もかかるのでは、飲み込みの遅い私には、相当に金銭的な負担があると思い、免許取得をあきらめていたのですが。
この講習のおかげでじっくりと取り組むことができ、自分と向き合って運転することができました。
同期のメンバーの中では、3、4番目ぐらいの成績で卒業することができました。
思ったより、自分が運転に向いていたんだなと思えたことが本当に嬉しかったです。
また、自分のように身体や脳に障害を抱えている人と接することができて、自分のままでいいんだと、やっと思うことができました。
健常者の中で、異端者だった自分が受け入れられた気がする場所でした。
このときが、私にとって人生の転機となった気がします。
精神的な落ち着きを得ることができました。

免許をとり、その後、アスペルガーについての病院に行きました。

障害を受け入れてもらえる会社に入社し、今とても安定していますが、新たな不安は両親のことです。
自分がASであることがわかり、本や体験談などで、AS(もしくは私)にとって苦痛なことを片っ端からあげて、両親に説明したりしていますが、具体的な話になるとなかなか納得してくれません。

免許とりたてであることも考え、私が運転するときには、必ず父が同乗します。逆に言えば、父がいないと運転できないことになります。
これは仕方がないことなので、父の言い分もわかります。車は一台しかないし、仕事用でもあるので、万が一のことを考えるとそうせざるを得ないのでしょう。

私が運転できるのは、父が付き添える日、父の休日の夜、私が仕事から帰ってからです。
たいてい目的のないドライブになるのですが、これも困り物です。
子どものころからそうでしたが、父は目的地をいつも言いません。どこに行くのと聞いても、つけばわかる、の一点張りです。泣くと余計に教えてくれようとしません。

旅行に行っても、旅館の場所以外は、行き当たりばったりです。着けばわかるでしょうが、それでは私の不安は治まりませんでした。今では大分慣れましたが。肝心なことも、自分だけが知っていればいいという態度には母共々閉口しています、

父は思い立ったらすぐ行動する人で、「行くぞ」と言われたら、出発前に地図を見る間もありません。
下手するとドライブが取りやめになったり、父が運転することになったり、最悪の想像をすると置いていかれかねません。

更に、ドライブの時は、私の見知らぬ土地に行かされます。私は、地元の教習所での実習しなれた道を中心に回りたいのですが、父は、「知ってる道を走ったら練習にならない」と言うのです。
それならせめて、地図を見て、目的地まで自分で判断して行きたい、と言うと、「初めて行く土地を一人で行けるわけがないだろう。地図を見ながらいちいち道端で車を止めるのか」と言い、それが、私の意見とはピントが外れているような気がしてなりません。

技能を上達するには知らない道を行くのがいいのでしょうが、根本的な部分は養われていかないような気がするのです。
毎回違う道を行くので覚えようがないし、私の運転技能に関しては父も認めてくれています。この目的のないドライブにいったい、何の意味があるのでしょう。
教習所で渡された地元の地図には、私の知らない道路や行ったことのない方面があり、この道はこっちにつながっているのか、という発見があり、どちらかというと
地元を中心に世界を広げていったほうが、nonnoさんのおっしゃるような、本当に運転に必要な技術が養われるのではないでしょうか。
しかし、現時点では、父にどう言えばわかってもらえるのか自信がありません。

あと困っているのは、運転中の音楽です。
父の趣味が私に合わないのと、気が散るので音量を抑えて欲しいのですが、一向にいうことを聞いてくれません。
父が運転しているときは、音量のこと以外はおとなしく聞いているのに、私が運転しているとき、父の方は音量を大きくします。大きい音と重厚な音質で聞くのが好きなようです。
気が散るし、好きな曲でもないので、雑音とまではいかないけど、余計な音にしか聞こえないのです。私は自分の好きな曲でも、なるべく聞こえるか聞こえないかの音量にしているのに。
私の方は耳が悪く補聴器もしているので、私が聞こえない音でも、父には聞こえているはずなんですが。
運転中に音量をめぐってケンカになります。耳障りなので音量を下げようとすると父が元に戻し、なおかつ前より音量をあげてくる始末で、まるで子どものけんかです。
二人とも同レベルなので救いがないですね。
それで、「前を見て運転しろっ」と怒鳴られますが(当たり前ですけどね)、それよりも音の方が神経に障って、落ち着きません。誰のせいだと言いたいのですが。
この父を本当にどうにかしたいです。


>車の運転が社会人としての成熟度の高さが要求されるのは、危険と隣合わせだからです。そのことを再認識した上でハンドルを握って下さい。

肝に銘じ、良いドライバーになりたいと思います。
ありがとうございました。

[#337] Re:家族の理解を得るためには・・・
 理沙  - 04/9/13(月) 9:28 -

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   ▼さかなさん:。
こどもがASと分かった時にはとてもショックを受けました。家族に正しい付き合いかたを理解してもらうのも時間がかかりました。みんな簡単には受け入れたくない事実です。
言っても家族が理解してくれないなら、自分から実行してみてはいかがでしょうか?たとえば、
 今日の予定(やらなくてはならないこと)を紙などに張って目のつくところに貼 っておく。
 車の運転のとき、隣でナビをしてもらう人と出かける前に通る道などシュミレー ションしておく。
 お母さんが少しでも理解を示し始めているなら自分で<ダメ>と書いたカードを 作って渡しておき間違ったとき出してくれるようにしてもらう。
など。
私の子供はまだ小学生なので子供っぽいことしか思いつきませんが、自分で実行していることの効果が見られれば家族もどう接していけばいいのか、どう接していくのが一番いいのか少しずつでしょうが、わかってくれることと思います。
それをしていくことで自分の子供が変わっていくことがわかれば障害との付き合い方も見えてくると思います。
私もまだまだどうしていいかわからないことばかりです。皆さんにいろいろ教えてもらい助けていただきながら勉強しています。偉そうな事は言えませんが、少しでも参考になることがあればいいなと思います。

[#338] Re:家族の理解を得るためには・・・
 Shinyu(管理人) メールホームページ  - 04/9/13(月) 12:33 -

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   ▼さかなさん:
>思ったより、自分が運転に向いていたんだなと思えたことが本当に嬉しかったです。

私も18年も前ですが免許がとれて運転ができるようになったことが本当に嬉しかったです。就職で親元を離れられて、自分の車を持つこともできたということは幸運でした。

>私が運転できるのは、父が付き添える日、父の休日の夜、私が仕事から帰ってからです。

お父様の付き添いなしで運転できる環境がほしいですね。それが無理なうちは、運転する前に最低のことを約束させるということはできないでしょうか。

・右左折の指示は早めにすること(遅すぎる指示には従わない)。
・音楽の音量は上げない(勝手に音楽をかけさせないことが望ましいが)。

交差点に入ってから右折指示だなんて、ナビゲート失格です。危険ですので、そんな指示には従ってはいけません。お父さんは、交差点に入ってから、「あ、しまったここ曲がるんだ」と思ってあせって言うのでしょう。私も自分が運転していて、交差点に入ってから、ここ曲がるんだったと思うことあります。失敗したと思いながら、直進します。それからどうするか考えます。

運転中は、周囲の音に注意する必要があるので、音楽の音量をあまり上げてはいけません。救急車が近づいても気がつかないなどというがあってはいけませんので。
運転者が気が散るような音楽をかけたりしてはいけないです。
その音楽をかけるようなら運転しない、とはいえないのでしょうか。

このような要求は、あなたの障害とは関係なく正当なものだと思います。
障害を理解するのは難しくても、安全運転のために必要なことは理解できるはずです。お父さんだって教習を受けて免許をとっているはずですから。

[#344] Re:家族の理解を得るためには・・・
 タマ  - 04/9/13(月) 19:57 -

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   ▼さかなさん:
>認めてもらえないことが、本人にとって苦痛であることを気づいてもらえないのは苦しいですね。

全くそのとおりですね!!

>私も今まで、割と明るめに振舞ってきました。
>いじめられていたときも、両親に言うこともなく、自分の内面の苦しさを表に出すことはありませんでした。

さかなさんは、今まで、一人で、すごくすごく、我慢したり、がんばったりしてきたんですね。えらいです。さかなさん。それなのに、家族に理解してもらえないのは、やっぱり悲しいですね。

前回は、読み返すと恥ずかしいような、えらそうな返信をしてしまいましたが、私も、家族から理解してもらえてるとはいえないし、私自身も多分家族の思いをわかっていないし、ときに憎しみを感じならがも、距離をとることで、騙し騙し関係をつないでるような感じです。
お互い気長にボチボチ壁を乗り越えていきましょう。

そうそう、もしも、ほんとに、家族へお手紙を出すんだったら、出す前に主治医の先生に見てもらってアドバイスをもらった方がいいと思います。

[#345] Re:家族の理解を得るためには・・・
 Chiquitita メール  - 04/9/13(月) 23:16 -

引用なし
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   ▼さかなさん:
>まず、私はずっと、父に運転免許をとることを反対されてきました。
>理由は私に普段から注意力がなく、運転に向いていないことを心配されていたからです。危ないから、という親としては当たり前の感情で止められていました。

私のケースもほぼ同じです。さらに私の場合は身体障害も運転免許取得反対の理由でした。
それが間違いであることは、現在の運転免許証がゴールド免許(今年の5月に更新があったが、前回もゴールドだった)であることや、運転開始から9年4ヶ月間人身事故ゼロ(昨年9月に、片側交互通行の工事現場で、相手が誘導員の制止を無視して突っ込んできたために正面衝突し、相手の車の助手席の人がダッシュボードに顔面を打ち付けて鼻血を出した)であることが如実に物語っています。

>それ以前に、私の両親はどことなく私に対して過保護であるようでした。
>よくそのことを、母の妹である叔母から指摘されています。
>家にお金がないと言うこともありまして、私が運転免許をとることはまずないだろうと思いました。
>社会人になってから自分でとろうと考えたこともありましたが、会社に通いながら予算内に免許をとれるなど、とうてい考えられませんでした。

ここで質問ですが、貴方は親の過保護を、親にとっては自分の都合がよいものだと感じたことはありませんか?(誤解であったと後で解ったとしても)

>それで今回、運転免許をとれることになったのは、障害者用の特別コースがあったからなのです。
>私は生まれつき足が悪いため、障害者手帳を所持しています。
>国から補助金が出て、障害者が3ヶ月の講習で免許をとれる制度があることを知り、受講することになりました。

どんな症状なのでしょうか? 差し支えなければ、メールで構いませんので教えていただけないでしょうか?(メールでの秘密厳守は必ず約束いたします)

私の場合は変形性股関節症の末期状態で、日常生活には影響は少ないですが、スポーツは水泳以外全面ドクターストップで、就職もデスクワークでないとできません。

>自分がアスペルガーだと知らなかったころですが、すでに会社では私の問題行動が目をつけられていて、更に異動でキツイ上司に当たり、針のむしろだったのです。

職場での経験も、私と同じですね。
私の場合は、上司のほうが異動してきて針のむしろ状態になったので、その点だけが違います。

>私が一番不安だったのは、反復練習でした。1時間の受講に何千円もかかるのでは、飲み込みの遅い私には、相当に金銭的な負担があると思い、免許取得をあきらめていたのですが。
>この講習のおかげでじっくりと取り組むことができ、自分と向き合って運転することができました。
>同期のメンバーの中では、3、4番目ぐらいの成績で卒業することができました。
>思ったより、自分が運転に向いていたんだなと思えたことが本当に嬉しかったです。

私も、障害者用の特別コースではなく一般向けのAT限定でしたが、案外気楽に免許を取ることができたので、父が存命だったらその場で見返してあげることができたと思います。
もちろん私は障害者手帳(第2種5級)の交付は受けておりますが、車はごく普通の日産キューブ(旧型)で、マニュアルシフトモードの付いたAT車です。障害者向けの改造箇所はなく、洗車(最近サボり気味だが)や夏冬タイヤ交換は全部自分で行っています。

>また、自分のように身体や脳に障害を抱えている人と接することができて、自分のままでいいんだと、やっと思うことができました。
>健常者の中で、異端者だった自分が受け入れられた気がする場所でした。
>このときが、私にとって人生の転機となった気がします。
>精神的な落ち着きを得ることができました。

今まで、障害者は閉鎖的なコミュニティを好む日本人の悪い特質のために肩身の狭い思いを強いられてきました。
もともと、日本人は和を大切にする民族であり、和を大切にすることは我々の誇りでもあります。しかし、この風潮はいつの間にか、異端者を受け入れないというスタイルに変わってしまいました。この異端者の中には、障害者も含まれており、私は小学校〜中学校で9年間毎日いじめの被害に悩まされました。
コミュニティのすべての人間が同じであるということは、和を大切にする本来の特質からはかけ離れたものです。
最近は発達障害などの理解が深まったため、教育の現場でも以前より自閉症児などの受け入れが進むようになりましたが、身体障害については、学習指導要領で体育のレベルが格段に高くなった(これは英数国理社の5教科に比べてもはるかに高くなっている)ために、身障者には以前よりもむしろ敷居が高くなっています。

>免許とりたてであることも考え、私が運転するときには、必ず父が同乗します。逆に言えば、父がいないと運転できないことになります。
>これは仕方がないことなので、父の言い分もわかります。車は一台しかないし、仕事用でもあるので、万が一のことを考えるとそうせざるを得ないのでしょう。

そのうち単独で運転できるように、車に慣れるといいですね。
私の場合は、運転開始の1ヵ月後には単独で全行程252kmのドライブに出て、無事に帰還することができました。

>たいてい目的のないドライブになるのですが、これも困り物です。
>子どものころからそうでしたが、父は目的地をいつも言いません。どこに行くのと聞いても、つけばわかる、の一点張りです。泣くと余計に教えてくれようとしません。

おそらくは試運転のつもりなのでしょうね。でも度胸試しにしてはやり方が間違っていると、私は感じます。行き先不明のミステリーツアーじゃあるまいに…

>旅行に行っても、旅館の場所以外は、行き当たりばったりです。着けばわかるでしょうが、それでは私の不安は治まりませんでした。今では大分慣れましたが。肝心なことも、自分だけが知っていればいいという態度には母共々閉口しています、
>父は思い立ったらすぐ行動する人で、「行くぞ」と言われたら、出発前に地図を見る間もありません。
>下手するとドライブが取りやめになったり、父が運転することになったり、最悪の想像をすると置いていかれかねません。
>
>更に、ドライブの時は、私の見知らぬ土地に行かされます。私は、地元の教習所での実習しなれた道を中心に回りたいのですが、父は、「知ってる道を走ったら練習にならない」と言うのです。
>それならせめて、地図を見て、目的地まで自分で判断して行きたい、と言うと、「初めて行く土地を一人で行けるわけがないだろう。地図を見ながらいちいち道端で車を止めるのか」と言い、それが、私の意見とはピントが外れているような気がしてなりません。

私は文面を拝見して感じたのですが、貴方のお父様もADHDの傾向があるように感じますね。
私は素人なので診断を下せませんが、ADHDの自己診断テストの項目に貴方のお父様の行動の癖を照らし合わせてみたところ、該当する項目が多数ありました。ASについても同様です。
>>>でも今は、このことはお父様には知らせないほうがよろしいでしょう。取り乱して散々な結果になるかもしれません。

>あと困っているのは、運転中の音楽です。
>父の趣味が私に合わないのと、気が散るので音量を抑えて欲しいのですが、一向にいうことを聞いてくれません。
>父が運転しているときは、音量のこと以外はおとなしく聞いているのに、私が運転しているとき、父の方は音量を大きくします。大きい音と重厚な音質で聞くのが好きなようです。
>気が散るし、好きな曲でもないので、雑音とまではいかないけど、余計な音にしか聞こえないのです。私は自分の好きな曲でも、なるべく聞こえるか聞こえないかの音量にしているのに。
>私の方は耳が悪く補聴器もしているので、私が聞こえない音でも、父には聞こえているはずなんですが。
>運転中に音量をめぐってケンカになります。耳障りなので音量を下げようとすると父が元に戻し、なおかつ前より音量をあげてくる始末で、まるで子どものけんかです。
>二人とも同レベルなので救いがないですね。
>それで、「前を見て運転しろっ」と怒鳴られますが(当たり前ですけどね)、それよりも音の方が神経に障って、落ち着きません。誰のせいだと言いたいのですが。
>この父を本当にどうにかしたいです。

>>>重ねて言いますが、これははっきり言っていじめです。
難聴もいじめの理由にしているとしか言いようがありません。私は貴方のお父様の行動に対しての怒りを禁じ得ません。

[#346] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/13(月) 23:36 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
返信ありがとうございます。

>身近な人の誤解は骨身にしみるのもがあります。
>
おっしゃるとおりです。私の性格を知り尽くしているはずの両親にさえ、誤解される私の言動、行動。本当に、どうしてこうなるの!? という心境です。

>私はむしろ、現場(医療機関)の多くでは、「ADHDや《自閉症》などの発達障害は子供の病気で、大人になるに連れて症状は改善する」という誤った先入観があるというように捉えています。
>しかしADHDや「自閉症」の症状は、思春期を過ぎても改善しません。
>
私の場合は、アスペルガーではないかと、一般的な精神科に尋ねてみたところ、「あなたがアスペルガーのはずがない」と、その場で断言されました。更に「マスコミに踊らされすぎだ」とも言われました。
アスペルガーがマスコミで話題になったことなど、聞いたことがなかったので、この人は何を根拠に言っているんだろう、と思いました。
そのあまりの一方的な物言いに、愕然としました。

では、どういうのがアスペルガーなのですか、と聞くと、「ピンからキリまであるよ」というのです。そのピンからキリの間に、私がいるかもしれないじゃないか、と思いました。
間違った情報や知識、先入観を持った医者に振り回されるなんて、患者はどうすればいいのか、わからなくなりますね。

>ASであるならば、他人の言動を字義通りにしか解釈できなかったり、感覚過敏のためにたいした音量でもない音が極端な騒音に感じたり、ということがあるかと存じますが、その点については如何でしょうか?
>
字義通りに解釈すると言うのはよくありますね。
言われた言葉を真に受けたり、裏の言葉が読めなくて、相手を困惑させたような気がします。
社会人になっても、上司の皮肉に気づかず、ほめられたものと、思ったり・・・あとで、ハッと気づくんですけどね。
感覚過敏については、特に意識したことはありません。耳が悪いので、騒音を感じることはありませんでした。
興味のない音楽や、子どもの泣き声などは、自分の聞こえる音量になっていると、耳障りだと感じることはあります。
私の診断のポイントは、自閉症特有のこだわりや、衝動性、暗黙の了解をいちいち確認しないと確信が持てない、という辺りにあり、
知的障害、言語障害のない自閉症=アスペルガーという診断に基づくものだと思います。


>最も誤解の原因になりやすいのは、最も当たり前の「意思の疎通」に我々が難儀しているということです。

そうですね・・・。私の説明が必ずしも相手に的確に通じるものでないことは、今までの経験で何度となく感じてきた、苦難でした。
説明すればするほど、深みにはまるような気がして・・・。

>視力障害や身体障害など、明らかに障害だと解るものなら、周囲の対応は明らかに違うでしょうが、これは最も周囲に見えにくい障害です。社会参加には、身体障害や視力障害などに比べるとある意味ではより困難かもしれません。
>
確かにその通りです。杖を持っていれば足が悪いことはわかってもらえるのに、少し話したぐらいでは、わかってもらえない。わかってもらえなければ、それに対応した配慮も求められない。それが私たちの障害ですね。
そして、何よりも説明しづらいことが最大の難題かと思います。

>我々発達障害の当事者には、人格障害や統合失調症、強迫性障害や鬱状態など深刻な2次障害を抱えている人が多いですが、これらは幼児虐待やいじめなどで拡大するものです。深刻な人間不信に陥っているために引きこもり状態になることも珍しくないようです。

鬱を見てもらったら、ASだったという話はよく聞きますね。
私自信、自分の精神状態がASである以前に、あまり良くないものであることを感じています。
カウンセリングを受けたいと思っているのですが・・・
果たして、ASであることを前提にカウンセリングをしてくれる医者がいるのでしょうか。
主治医には、自閉症にカウンセリングは無意味だと言われました。それでも、カウンセリングを受けたいという思いは変わりません。
本当に必要ないものなのでしょうか。医者の言葉に振り回されて、自分の答えが出せないでいます。

>私の場合も、父の偏見が非常に深刻でしたが、私の場合はADHDやASだけでなく、身体障害もあるため、父は「片輪者の息子なんか連れて町を歩けるか?」とか言って私をどこにも連れて行ってくれず、「大学なんか地元で十分だろう」と言って北海道大学へ行くことまで反対しました。偏見の最たるものは、私が30歳になっても車の運転免許を取ることに猛反対したことでした。

二重三重に抱えているものの重み、その重さゆえの痛みにどうして気づけない人がいるのでしょうね。その鈍感さに私もよく怒りをもてあまします。
私も時折、自分ができることを、先回りしてもぎ取られているような感覚に陥ることがあります。誰が悪いのではないにしても、考えずにはいられないときがあります。

>やはり問題なのは、御家族の方の理解が得られない、ということなのでしょうが、貴方の説得方法も、無理に御家族の方の理解を得ようとしている、というのはないでしょうか?
>最も大切なのは、まず自分が発達障害に関する正しい知識を身につける、ということでしょう。
>
思い返してみると、家族に対して、押し付けていたような気もしてきました。
障害のことに関しても、すべてを完璧に理解できているわけではありませんし、
人にうまく説明で来ていない時点で、私の知識が浅いだけのことなのでしょうか。
まずは、いろいろ情報を集めてみようと思います。

>おそらくは、親が子供の障害という事実をどのように受け取られたかによって大きく左右されるのでしょう。
>
年代によって、やはり受け止め方が違うのでしょうね。
父は60をすぎているので、仕方ないのか、と思うことにします。

>ASの当事者には感性の鋭い人が多いので、そちらをセールスポイントにするというのも一案かと存じます。衝動が激しいのは、行動力もあるのでしょう。
>こだわりにしても、活かす方法はあると思います。
>
私は、どうしてもネガティブな考え方になってしまうので、なかなか前向きになることができないようです。
でも、言い換えてみれば、確かに思い当たることはありますね。
よく気がつくね、と言われたり、行動力があるとはいわれることがあります。
こだわりに関しては、前の会社で相当迷惑をかけたと思っていましたが、今の職場では、ファイルの整理などをまかされたりして、自分に向いていると思ったりしました。
思いがけず、自分自身を見つめ直すことができそうです。

>
>別に本人が直接説明することがいけないわけではありませんが、本人から発達障害のことを説明されても、周囲の人間は「どうせChiquititaの言い訳か作り話だ」というようにしか解釈しない、というのが悲しいです。

私も当初は、発達障害の話をしても、言い訳だ、こじつけている、などと言われ、何事においても、私の意見はあまり当てにしてもらえませんでした。
信用がないというのは、こんなに悲しいものかと思いました。
真剣に話しても、誰も取り合ってくれないのですから。

>でも御家族の中では発達障害に最も詳しいのは貴方のはずです。口頭でうまく伝えられなければ、ワープロソフトなどで原稿を打ち込んで印刷し、それを御家族の方に見せるというようにしてはどうでしょうか?
>
以前から本を読ませても、文章を読ませても、「ふーーん」で、終わってしまいました。
それゆえ、口頭で話すしか手段が思い当たらなかったのです。
やはり、ASの人間が口で説明するのは、無謀なのでしょうか。
当の本人たちが読んでくれるかどうか、と思うと、気が滅入ります。
でも、一度、自分の気持ちを文章にすると、自分の考えがまとまりそうな気がします。
目の前で読み上げてもいいかもしれませんね。

>やはり、御家族の方が、発達障害に対する誤解ゆえに、貴方がひたすら甘える、というように考えていらっしゃるのでしょうか、そうとしか考えられませんね。

>
どうも、そのようにとらえられているようです。私の中に甘えはあるかもしれませんが、周りの人の協力が必要だということを、家族にももっとわかってほしいと思います。

>>>>我々当事者に対するフォローアップは常に必要ですが、我々の自助努力と周囲の人のフォローアップがうまくかみ合って初めて幸福がもたらされると、私は考えております。
>
救われるような、とてもいい一文だと思いました。
努力、という言葉が私には足りないのでしょうね。
恥ずかしいことですが、私は今まで、これといった努力をしたことがなかったように思います。
私自身が努力して、初めて、周囲の人の手が借りられる、と思わなければいけませんでした。
周りが何もしてくれないと、甘えているばかりでは、誰も手を貸してくれるわけがありませんね。


>貴方の心の中をリアルタイムで探ることができないので、同情しかできないのが我々にとってもつらいですが、思いの丈をこの場で、あるいはメールで吐露していただければ、微力でもお役に立ちたいと思います。
>

グチばかりで本当に申し訳ありません。
でも、皆さんの率直な意見が、私の今後の行動の指針に、また精神的な励みになります。
色々な意見をありがとうございました。

[#348] Re:家族の理解を得るためには・・・
 mimico  - 04/9/14(火) 0:06 -

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   さかなさん、その気持ちよくわかります。うちの場合、幼児期に自閉症の診断を受けた兄がいるにも関わらず同じような状況なので。
さて、文面を読んでワタシが思うことは、診断がついた、というだけでいっぺんにあれこれ言うのはやり方としては少々せっかちだな、という点です。
今まで御両親はあなたの感覚や思考方法にほとんど気づいていなかったのでしょう?そういう相手にいきなり自閉症に関する本を読んでくれ、というのはかなり無理があるのではないかと。それよりは最低限以下のことを紙に書いて伝えたほうが御家族としても受け入れやすくかつわかりやすいのではないかと。

1.急な変更に対応するのはかなり辛いので、前もって伝えてくれたほうが安心。
2.注意・要望などは書き物にしてもらえると口頭でのそれよりもはるかに理解しやすいのでぜひ協力して欲しい。
3.こちらからの要請や意見なども書いた物で伝えたほうが、きっとお互いの誤解が少ないかと思うので、私としてもこの方法を採りたいと思うがどうか。

このくらいならご家族にも抵抗なく受け入れてもらえるはずです。それにこの方法を採用するのにはそんなにコストはかかりませんよ。字を書くのが苦手でしたら携帯電話のメモ帳機能やメールの作成機能(ただし実際にはメールは送信しない)を使うという手もありますし、ケータイのメール機能も苦手ならちょっとお金を出してPDAやH/PC(どういうものかは電器店に行くなりネットで検索するなりしてください、これらのカテゴリーであればどの機種をとっても10万円以内で購入可能)を買ってそれを利用する、という方法もあります(サブノートでもいいのだが、それではたぶん女性が普段扱うには重過ぎる。それにノートパソコンは意外と頻繁に充電が必要だし)。書き物にするだけならパソコンに打ち込んで印刷すれば事足りるけど、それで逆にしょっちゅう自分の部屋に引っ込む、逃げてる、と思われても立つ瀬がありませんからね。診断名を話すのは先の3点がお互いに定着してからでもいいと思います。
最後に。家族の無理解に苦しんでいるのはたぶんあなた一人じゃない。お互いに気楽に頑張りましょう。

[#350] Re:家族の理解を得るためには・・・
 Chiquitita メール  - 04/9/14(火) 0:26 -

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   レスありがとうございました。

▼さかなさん:
>カウンセリングを受けたいと思っているのですが・・・
>果たして、ASであることを前提にカウンセリングをしてくれる医者がいるのでしょうか。
>主治医には、自閉症にカウンセリングは無意味だと言われました。それでも、カウンセリングを受けたいという思いは変わりません。
>本当に必要ないものなのでしょうか。医者の言葉に振り回されて、自分の答えが出せないでいます。

私はカウンセリングは必要だと思います。
確かにASやADHD等、発達障害の基本的なものについては無意味だという解釈はあって当然だとは思いますが、私は諸々の生活アドバイスもカウンセリングの一部と考えており、その点ではカウンセリングなんか無意味だと考えている人とは意見が合わないと思います。
カウンセリングが必要だと考えるもうひとつの理由は、2次障害です。ASやADHDの2次障害には、鬱状態や統合失調症や強迫性障害(私はさらに人格障害も2次障害だと信じている)など、放置しておくととんでもない結末をもたらすものが多数あります。早めに手を打つためにも、カウンセリングは重要でしょう。

>思いがけず、自分自身を見つめ直すことができそうです。

この台詞で、私も安心しました。

>努力、という言葉が私には足りないのでしょうね。
>恥ずかしいことですが、私は今まで、これといった努力をしたことがなかったように思います。
>私自身が努力して、初めて、周囲の人の手が借りられる、と思わなければいけませんでした。
>周りが何もしてくれないと、甘えているばかりでは、誰も手を貸してくれるわけがありませんね。

自分のできるところから始めてみましょう。
すぐに結果が出なくても、焦るには及びません。

私も今まで人間関係に恵まれなかった原因が徐々に解ってきましたし、それに従って身近な問題から少しずつ取り組んでおります。

[#367] 運転時の音量、解決!(>▽<)V
 さかな メール  - 04/9/14(火) 22:13 -

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   ▼Shinyu(管理人)さん:
返信ありがとうございます。

>・音楽の音量は上げない(勝手に音楽をかけさせないことが望ましいが)。
>
今日、運転をする機会があったので、早速父に言ってみることにしました。
エンジンをかけた時点で、音量が私の許容範囲を超えていたので、まず音量をぎりぎりまで低くしました。
すると父が音量をあげようとするので、すかさず、気が散るので必要以上に音量をあげるのはやめてほしいと言いました。
皆さんの意見を参考にして、自分なりに思ったことを一通り言ってみました。
母も一緒に話をしてくれて、その後、父が必要以上に音量をあげることはありませんでした。
いつまで続くかわかりませんが、とりあえずひと安心です。

>運転者が気が散るような音楽をかけたりしてはいけないです。
>その音楽をかけるようなら運転しない、とはいえないのでしょうか。
>
まあ、演歌とかですので、私の趣味に合わないだけ、というのはわがままかもしれませんが、せめて自分のCDでも聞きたいですね。
自分が興味のないものは、本当にどうでもいいので、うるさいとしか思えないんですよね。
本当に、早く一人で運転できるようなりたいです。

>・右左折の指示は早めにすること(遅すぎる指示には従わない)。

父も多少の反省はしているみたいなので、今後気をつけてもらえたら、と思います。
今日は、近くのスーパーに行っただけなので、自分の意思で運転ができて、とても気が楽でした。
他人の指示に従って運転するのとは、全然違いますね。
今日の運転で、目的地のないドライブが、知らずのうちにストレスになっていたことに気づきました。

次回のドライブに備えて、皆さんの意見を参考に、言うべきことをまとめておこうと思います。
ありがとうございました!

[#371] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな メール  - 04/9/14(火) 23:39 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:

>私のケースもほぼ同じです。さらに私の場合は身体障害も運転免許取得反対の理由でした。
>
どういう理屈だったのでしょうね。
障害者、足の悪い人は特に、後々のことを考えると運転免許をとったほうがいいと言われているのに、見当違いもはなはだしいです。

あと、よくわかりませんが、注意欠陥障害は、運転免許の素質とは関係がないのでしょうか。私はADDもあるので心配だったのですが、注意欠陥障害だから事故を起こすとは限らないですしね。
結局、運転者の心がけ次第なんですね。

>ここで質問ですが、貴方は親の過保護を、親にとっては自分の都合がよいものだと感じたことはありませんか?(誤解であったと後で解ったとしても)
>
親にとって都合のいい過保護と思ったことはありません。
ただ、必要以上にいろいろな面で心配しすぎているような気がします。
その割には、夜中、終バスに乗り遅れた娘を迎えにくることもせず、歩いて帰って来いと平気で言う親なんです。
不可抗力ですし、普通の親だったら、夜中でも車を出して迎えに来ると思うんです。
厳しいとか、しつけとか以前の問題で、母も呆れていましたが、仕方がないので、50分かけて歩いて帰りました。
家の近くまで来たころ、両親そろって歩いて迎えにきました。
母が言うには、娘が心配で父が外に出てきた、というのですが、どういう神経しているんだろうと、思いました。
なにせ夜中ですし、一応年頃の娘ですし、足も悪いですし、普通の親なら・・・。
うちの親はどこかおかしい、とずっと思っていました。

>私の場合は変形性股関節症の末期状態で、日常生活には影響は少ないですが、スポーツは水泳以外全面ドクターストップで、就職もデスクワークでないとできません。
>
多分、呼び方が違うだけで、ほぼ同じだと思います。
私は、先天性の股関節脱臼による、股関節形成不全。
股関節の形が正常な形になっていない状態です。
アスペルガーだけでなく、その他の障害も同じ人にめぐり合うとは思いませんでした。

現在は杖をついていますが、そのうち杖なしで歩けるようになるといいなと思っています。
スポーツ関係は、特に制限されていません。無理をしないように、と言われたぐらいです。学生のころのマラソンはさすがに出ませんでした。
就職は、やはり事務関係がいいと言われました。立ち仕事はNGです。

>私の場合は、上司のほうが異動してきて針のむしろ状態になったので、その点だけが違います。
>
私の表現がおかしかったですね。上司が私のいる部署に異動してきたのです。
Chiquititaさんと同じですよ。
当時は、本当にキツかったです。
親しくしてくれた先輩が会社を辞め、部署内での私の孤立化は進みました。
私を自主退職に追い込むために、この上司が異動してきたんじゃないかと思うほど、苦しい思いをしました。
もともと、評判のあまり良くない人で、前の部署でその上司の下にいた人が、4人ほど続けて辞めていったという話がありました。いまごろ私は5人目に数えられているんでしょうか。
周りの人に上司のことで同情もされましたが、その周りの人ともあまりなじめず、本当に孤独な日々でした。
2年務めましたが、辞める3.4ヶ月前から、仕事中、動悸がしたり、呼吸が浅くなったりしました。ほとんど毎日、家に帰った途端、泣かない日はないくらいでした。情緒が不安定になり、泣いたりわめいたり、今まで以上に家族に八つ当たりしてました。
今思うと、本当に酷い精神状態だったと思います。


>私は文面を拝見して感じたのですが、貴方のお父様もADHDの傾向があるように感じますね。
>私は素人なので診断を下せませんが、ADHDの自己診断テストの項目に貴方のお父様の行動の癖を照らし合わせてみたところ、該当する項目が多数ありました。ASについても同様です。
>>>>でも今は、このことはお父様には知らせないほうがよろしいでしょう。取り乱して散々な結果になるかもしれません。
>
父がアスペルガーでないか、という話は母としたことがあります。
本人を前に、笑い話を交えて言ったことはありました。どんな反応だったかは覚えていませんが、真面目にとりあってはいなかったでしょうね。
私の見たところでは、母もADHDではないかと考えています。
母は、自分で納得していますが、物忘れとか、話の内容が頭に入ってこないとか、そういうことはありますが、だからといって、ADHDとも限らないですし。
でも、物の考え方や、世間の常識や型にとらわれすぎているようなところもあり、これは、アスペルガーの特徴に近い気がするのですが。
どちらにしろ、素人判断でうかつなことは言えませんが、診断されたところで、何かが変わるわけではないのでしょうね。

>>>重ねて言いますが、これははっきり言っていじめです。
難聴もいじめの理由にしているとしか言いようがありません。私は貴方のお父様の行動に対しての怒りを禁じ得ません。

別のところに書き込みをしましたが、運転中の音量に関しては一応解決しました。
ですが、人の嫌がる気持ちを理解できないあたり、父はアスペルガーなんじゃないかと、考えることがあります。
家族そろって発達障害があるとすると、すごい家だなあと思いますね。

[#372] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな メール  - 04/9/15(水) 0:25 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:

こんばんわ。
私が書きこみをしてからすぐにレスをくれたのですね。
私は打ち込みは早いのですが、考えがうまくまとまらなくて、色々と考え込みながら入力するため、レス一つをするだけでかなりの時間がかかってしまいます。
そのため、いただいたレスをその日のうちに返事することができないこともあると思います。
頑張っていますが、お返事が遅れてしまっている人もいるので、大変心苦しいのですが、ご理解いただければと思います・・・。

>
>私はカウンセリングは必要だと思います。

とても心強いご意見で安心しました。
今通っている発達障害の専門医から、薬を処方する以外、病院ではこれ以上できることはないと言われ、事実上、通院が終わってしまいました。
以前からお願いしていた、カウンセリングのための病院もとうとう紹介してもらうことができませんでした。
その先生からは、自助に頼った方がいいと言われましたが、突き放されたような空虚感があり、今、何らかの行動をする気にはなれません。
でも、カウンセリングを受けたい気持ちは変わっていないので、あきらめず、探していこうと思います。

>自分のできるところから始めてみましょう。
>すぐに結果が出なくても、焦るには及びません。
>
目標は近くに定めて、まずは一歩進んで行くことが大事ですね。
当面の目標は、カウンセリングのできる病院に電話をすること、でしょうか。
あせらず、やっていこうと思います。

[#375] ご事情が詳しくわかりました。
 nonno  - 04/9/15(水) 1:26 -

引用なし
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   私は個人的に、目的地のわからないドライブには同乗することも苦手です。
これは単純に私のパニック障害が原因で、渋滞の程度や抜け道が分からない所で予期不安が起きそうなときは、その場で車から降りたいぐらいですから、さかなさんの緊張や拒絶反応は他人事ではない気がして、読みながら心臓がドキドキしてきそうでした。

 Chiquititaさんも書いてらしたけれど、私もさかなさんのお父様は視点や考え方の切り換えが苦手な要素を持ってらっしゃる方なのかな…と感じました。

見通しがつけにくいことを受け入れるのは、いろいろな意味でゆとりがないとできないことです。さかなさんと、お父様は意外に共通点があるのではないでしょうか?
 お父様はさかなさんに抵抗されることで、心のゆとりがなくなってしまい意固地になり、さかなさんを限度を超えた責め方をすることはないでしょうか?
そのときにさかなさんが反論されると、もう収集がつかなくなると思います。
ここは、御自分のことをお父様よりは客観的に理解してるさかなさんの方が(御自分を護るために)伝え方を、ちょっと工夫してみては如何でしょうか?

例えば、さかなさん御自身が「こんな言われ方なら、受け入れられる」と思えるような言い方にしてみるとか、「お父さんが運転してるときに、前の車が急にカーブしたりされたらイヤでしょう?」など、お父様御自身の立場で考えてもらえるような表現をした方が理解していただけると思います。
そのときには即座に理解を示していただけなくても、似たようなケースを経験されたときに、さかなさんが伝えていることを納得されるのではないでしょうか?

(共通点の件は、お父様に伝えずに)この方法を少し試してみていただくことで、さかなさんのことをお父様に理解していただくのではなく、さかなさんがお父様を理解することにつながり、お二人の関係が少しでも円滑になれば今後のために大きなプラスになると思います。
ある意味では「障害」として理解していただくより、さかなさんの「性分」のように伝えた方が、お父様も消化できるのかもしれません。

いろいろ勝手なことばかり書き連ねましたが、さかなさんが笑顔でハンドルが握れるよう応援しています。後日、続編の報告を読ませていただけると、嬉しいです。

[#390] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな メール  - 04/9/15(水) 22:05 -

引用なし
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   ▼理沙さん:
返信ありがとうございます。


> 今日の予定(やらなくてはならないこと)を紙などに張って目のつくところに貼 っておく。

今日の仕事の進展内容、明日の仕事のことなど、メモをして、パソコンの上に置いて帰ります。出社してノートパソコンを開いたら、昨日の私からのメッセージが・・・!
私は、昨日あったことを覚えていなかったりするので、有効な方法だと思います。
家では、冷蔵庫にマグネット式のメモパッドをつけているのですが、こちらはなかなか活用できていません。
マメにメモをすることができなくて、つい自分の記憶に頼ってしまいます。
そうすると、肝心なことを忘れてしまっていたりして、悪循環なんですよね。
メモを自分でつけるクセがつくといいなと思っています。

> 車の運転のとき、隣でナビをしてもらう人と出かける前に通る道などシュミレー ションしておく。

できれば、それが望ましいんでしょうが、うちの場合は、それができないんです。
なぜなら、いつも父の言うなりで、行き当たりばったりのドライブになってしまうからなんです。当然目的地も決まっていません。
ナビする人が、地図を見る間も与えてくれないので、本当に困るんですよね・・・
自転車で、地図を見ながら知らない所へ行くのが好きだったんですが、車だと、地図を見るためにうかつに停車できないのが意外と不便ですね。
出かける前に、地図くらい見ていけたら、と思います。
方向音痴ではないので、地図さえあればどこへでも行けるはずなのに、自分が思い描いていた車ライフが遥かに遠いです。

> お母さんが少しでも理解を示し始めているなら自分で<ダメ>と書いたカードを 作って渡しておき間違ったとき出してくれるようにしてもらう。

これは、とてもありがたいですよね。
やっちゃいけないこと、言っちゃいけないことを、その場で教えてもらえると助かります。
うちの母に、何かあったらその場で教えて、と頼んだのですが、いつもあとで教えてくれるんです。でもそのときには、後の祭り。
人の目があるから、と言うのですが、私の袖を引っ張り、ひそひそ話でもしてくれればいいのに、と思います。
いつも誰かの目を気にして、その場で教えてくれません。
恥をかくのは、結局、母であり、私であるのに。

>私もまだまだどうしていいかわからないことばかりです。皆さんにいろいろ教えてもらい助けていただきながら勉強しています。偉そうな事は言えませんが、少しでも参考になることがあればいいなと思います。

ASはどうしても辛い思いをしながら成長することになってしまうと思います。
お子さんが健やかに成長できるために、ご家族の理解は本当に大切なことですね。
理沙さんは理解のあるお母さんでよかったです。
どうか、そのままのASを認めて、お子さんを信頼の上、導いてあげてください。
私もここで色々なことをこれから教わっていこうと思います。
一緒に勉強していきましょう。

[#391] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな メール  - 04/9/15(水) 22:28 -

引用なし
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   ▼mimicoさん:
返信ありがとうございます。

>さて、文面を読んでワタシが思うことは、診断がついた、というだけでいっぺんにあれこれ言うのはやり方としては少々せっかちだな、という点です。

はい、反省しています。私としては、理解してほしい、という一点だけのつもりだったのですが、結果として、色々なことを押し付けてしまっていたのですね。

>今まで御両親はあなたの感覚や思考方法にほとんど気づいていなかったのでしょう?

私の精神的な幼さや、常識のなさ、考えの足りなさなどについては、いつも呆れられていました。どこか変だなと思ってはいたようです。
一度、私の異常性について、両親と話したことがありましたが、「よその家でもこんなもんじゃないのか」と言われました。
よその家の、私と同じ年頃の女性が、泣いたりわめいたり、かんしゃくを起こすのか、と聞いたら、「外には見せないだけだ」と、通常の考え方としてありえないことを言われました。
やはり、うちの親もどこかおかしいような気もします。

>1.急な変更に対応するのはかなり辛いので、前もって伝えてくれたほうが安心。

急な変更に対応しにくい、というのをどの程度まで説明すればいいか悩みます。
我が家の急な変更というのは、だいたい父の独断で決まるので、その場で決まることが多いのです。
たとえば、車に乗ってさあ行こうというときに、父の気が変わっても「○○には行かないからな」とは言ってくれません。○○を通り過ぎてから、「え? 何? 通り過ぎちゃったよ? 何で行かないの?」という状態です。
車に乗ってから、「行かないよ」と説明されても多分「行かない」と言われた時点で、どうしても行きたい場所だったとしたら、パニックを起こすと思います。


>2.注意・要望などは書き物にしてもらえると口頭でのそれよりもはるかに理解しやすいのでぜひ協力して欲しい。
>3.こちらからの要請や意見なども書いた物で伝えたほうが、きっとお互いの誤解が少ないかと思うので、私としてもこの方法を採りたいと思うがどうか。
>
これは実行してみようと思います。
書いて伝えるというのは、気恥ずかしいのですが、伝えられる方法があるなら、実践あるのみです。
ただ、真面目に読んでくれるかどうか、心配です。

>最後に。家族の無理解に苦しんでいるのはたぶんあなた一人じゃない。お互いに気楽に頑張りましょう。

そうですね。私と同じような思いをしている人がいるかと思うと、なんともいえない気持ちになりますが、みんなそれぞれに自分のできることをやっているんでしょうね。
前向きになりたいです。

[#392] Re:ご事情が詳しくわかりました。
 さかな メール  - 04/9/15(水) 22:58 -

引用なし
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   ▼nonnoさん:
返信ありがとうございます。
>

> Chiquititaさんも書いてらしたけれど、私もさかなさんのお父様は視点や考え方の切り換えが苦手な要素を持ってらっしゃる方なのかな…と感じました。
>
そうですね・・・ASの可能性大だと思います。

>見通しがつけにくいことを受け入れるのは、いろいろな意味でゆとりがないとできないことです。さかなさんと、お父様は意外に共通点があるのではないでしょうか?

よく、性格が似ているところがあると、母にも言われました。自己中心的で、他人の気持ちを考えない、といったところでしょうか。

> お父様はさかなさんに抵抗されることで、心のゆとりがなくなってしまい意固地になり、さかなさんを限度を超えた責め方をすることはないでしょうか?
>そのときにさかなさんが反論されると、もう収集がつかなくなると思います。

全くその通りです。私と父の口論は火がつくと収拾がつかなくなり、父がヘソを曲げて、すべてがパーになります。出かける予定も何もかもなくなり、何かをお願いすることも期待できなくなります。
私も感情的になり、攻め立てるのが悪いのですが、止まらないのです。
そのせいで、私では父の機嫌を損ねてしまうので、余計なことは言わないように、母に言われます。

>ここは、御自分のことをお父様よりは客観的に理解してるさかなさんの方が(御自分を護るために)伝え方を、ちょっと工夫してみては如何でしょうか?
>
>例えば、さかなさん御自身が「こんな言われ方なら、受け入れられる」と思えるような言い方にしてみるとか、「お父さんが運転してるときに、前の車が急にカーブしたりされたらイヤでしょう?」など、お父様御自身の立場で考えてもらえるような表現をした方が理解していただけると思います。

そうですね。とてもよくわかります。今までにも、私が、「こうなったらいやでしょう」という言い方をしたときは、父にうまく伝わっていたような気がします。
私の気持ちを、父の気持ちに置き変えて説明してみると、うまく行くのかもしれないんですね。
参考になります。

>そのときには即座に理解を示していただけなくても、似たようなケースを経験されたときに、さかなさんが伝えていることを納得されるのではないでしょうか?
>
私も、言われたことをその場で理解できなくても、あとで納得できたりするので、父もそうなのかもしれませんね。

>(共通点の件は、お父様に伝えずに)この方法を少し試してみていただくことで、さかなさんのことをお父様に理解していただくのではなく、さかなさんがお父様を理解することにつながり、お二人の関係が少しでも円滑になれば今後のために大きなプラスになると思います。

まず、父を理解することが一番の近道なんでしょうね。
父も同じASであるならば、父を理解できるのも私なのかもしれません。
あとは、私が暴走、暴発しないようにしなければなりませんが・・・
言いあいが始まると、もう何にもなりませんから。

>いろいろ勝手なことばかり書き連ねましたが、さかなさんが笑顔でハンドルが握れるよう応援しています。後日、続編の報告を読ませていただけると、嬉しいです。

的確なアドバイスで、とても参考になりました。
今まで見えていなかったものが見えた気がします。
次に運転する日がいつ来るかわかりませんが、うまくいったときは、
必ずご報告したいと思います。
ありがとうございました。

[#411] Re:家族の理解を得るためには・・・
 Chiquitita メールホームページ  - 04/9/16(木) 20:23 -

引用なし
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   ▼さかなさん:
>今通っている発達障害の専門医から、薬を処方する以外、病院ではこれ以上できることはないと言われ、事実上、通院が終わってしまいました。
>以前からお願いしていた、カウンセリングのための病院もとうとう紹介してもらうことができませんでした。
>その先生からは、自助に頼った方がいいと言われましたが、突き放されたような空虚感があり、今、何らかの行動をする気にはなれません。
>でも、カウンセリングを受けたい気持ちは変わっていないので、あきらめず、探していこうと思います。

2次障害を未然に防ぐためにも、がんばって続けて下さい。

私のWebページでも、変形性股関節症や発達障害をテーマにしています。よろしければどうぞ。

[#537] 偏見
 えみこ  - 04/9/26(日) 22:58 -

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   さかなさん、はじめまして。なんだか、同じ状況なので、レスさせてもらいました。でも、私は、未診断で、カウンセリングのみで、診察を受けようとは、思っていません。治らない事は、わかってるし。診断してくれる所もほぼ、ないし。
家族が、ADHD、又は、アスペぽいというのも、同じです。おばあちゃんが、アスペっぽかっいし、人付き合いはいいけど、世間体や障害の偏見、仕事学歴の偏見など、両親とも、とらわれすぎてて、ADHDっぽいです。

ある人に、相談した所、私が普通出ないことは、親は知っていたけど、認めたく
ないんだよ、っていされました。
自分が、障害者の親になりたくないんだと思います。
親は、すごい偏見の持ち主で、子供をオリンピック選手にしたかったようです。
私のような人間、嫌いだと思います。鬱もひどいです。でも、医者にいうわけには
いきません。

きっと、発育障害なんて、甘えだっていわれるでしょう。うちの親にいったら。
でも、生育暦から考えるえと、ずっと、いじめにあってきて、やはり、おかしいし。親からすると、必要ない人間だと思うと、生まれてこなければよかった、って思います。
心より、ご家族にご理解してもらえる事を、祈ってます。

[#568] Re:家族の理解を得るためには・・・
 ワン メールホームページ  - 04/9/29(水) 0:10 -

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   ▼さかなさん:

>昨日、通勤途中で佐々木正美先生の本を読んでいて、泣いてしまいました。

佐々木正美先生の本とは、どういうものですか?よかったら、題名と出版社を教えてください。

[#592] Re:家族の理解を得るためには・・・
 さかな  - 04/9/30(木) 22:56 -

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   ▼ワンさん:

>佐々木正美先生の本とは、どういうものですか?よかったら、題名と出版社を教えてください。


佐々木正美シリーズ5

「アスペルガー症候群 -高機能自閉症-」

子育て協会 編集・発行

電話 0466-44-0806
FAX  0466-43-3156

一般書店では購入できないものだそうです。
直接お問い合わせするか、セミナーなどの講演会場で、お買い求めください。
私は、自閉症セミナーの会場で購入しました。

[#593] Re:偏見
 さかな  - 04/9/30(木) 23:54 -

引用なし
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   ▼えみこさん

はじめまして。
見るのが遅れてしまってすみません。

>治らない事は、わかってるし。
>
薬などである程度改善することはあるようですよ。

>診断してくれる所もほぼ、ないし。
>
市役所や、保健所に問い合わせてみてはどうでしょうか。
各都道府県に最低一箇所は発達障害支援施設があるはずですので、
まず聞いてみてはどうでしょう。
手間と勇気は必要ですが、時間に余裕があれば診断してもらうことを
おすすめします。

>親は、すごい偏見の持ち主で、子供をオリンピック選手にしたかったようです。
>
うちの親もそうですが、なぜか世間を知らないですよね。
倍率何百倍もの公務員試験、受けろって言われたことがありました。
勉強してないし、レベルが違うと言っても、勉強すればいいだろって言うんです。
あと3ヶ月の時点でどう勉強しろと・・・?
専門学校行っても受からなかった人がいるのに。
知り合いの人が、あっさり試験に受かったからって、鵜呑みにしているんですよね。
あとで別の知り合いから公務員試験の現状を知って、私に謝ってきましたけど。

>鬱もひどいです。でも、医者にいうわけには
>いきません。
>
医者に相談するわけにはいきませんか?
一番相談できる相手だと思うのですが。
発達障害を知らない精神科医は相手になりませんが(それで苦労しました・・・)。
私は、診断はしてもらっても、カウンセリングをしてくれる医者が未だに見つかりません。

>親からすると、必要ない人間だと思うと、生まれてこなければよかった、って思います。
>
そんな風に考えると、とても悲しくなります。
私も世間の輪から外れていて、今、自分がここからいなくなっても、ほとんどの人には何の問題もないことなんだろうな、と考えることがあります。
でも、私にとって、自分は大切な人間だと思っています。
自分という存在がなければ、何もできません。
本を読むことも、音楽を聞くことも、出かけることもできません。
生きていれば、何かができるんです。
したいこと、何でも。

必要ない、と思われる筋合いはないと思うのです。
誰かに必要とされないなら、それでもいい、
自分を必要としている人間が、自分だけでもいいと思います。
私はそれほど自分を好きではありませんが、好きなことをするために、
自分の身体を必要としています。
だから、自分を大切にしたい、好きになりたいと思っています。
自分が壊れちゃったら、困りますもんね(*^-^)

>心より、ご家族にご理解してもらえる事を、祈ってます。

ありがとうございます。
えみこさんも抱えているものを降ろせるといいですね。。
一日も早く鬱から開放されて、心の健康を取り戻せるよう、私も願っています。


PS.
支援センターの施設が掲載されたページをリンクします。
参考になればいいのですが。

http://www10.ocn.ne.jp/~mahoroba/center.htm

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