アスペルガーの館の掲示板

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[#12250] アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/2(金) 20:47 [未読]
[#12251] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ みくつん 06/6/2(金) 23:39 [未読]
[#12253] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/3(土) 0:57 [未読]
[#12283] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ 非自閉親の一想い 06/6/4(日) 1:04 [未読]
[#12285] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/4(日) 8:34 [未読]
[#12294] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ 非自閉親の一想い 06/6/5(月) 0:35 [未読]
[#12298] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/5(月) 1:39 [未読]
[#12301] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ 非自閉親の一想い 06/6/5(月) 10:06 [未読]
[#12306] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/5(月) 12:23 [未読]
[#12286] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/4(日) 8:36 [未読]
[#12296] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ 非自閉親の一想い 06/6/5(月) 0:53 [未読]
[#12299] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/5(月) 1:51 [未読]
[#12302] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ 非自閉親の一想い 06/6/5(月) 10:18 [未読]
[#12304] 非自閉親の一想いさんへ kaze 06/6/5(月) 12:05 [未読]
[#12260] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ yume☆ 06/6/3(土) 4:37 [未読]
[#12267] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/3(土) 9:39 [未読]
[#12303] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ yume☆ 06/6/5(月) 10:26 [未読]
[#12316] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/5(月) 17:14 [未読]
[#12264] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ みーぽん 06/6/3(土) 7:40 [未読]
[#12268] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/3(土) 9:57 [未読]
[#12266] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ こしあんだんご 06/6/3(土) 9:34 [未読]
[#12269] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/3(土) 10:13 [未読]
[#12271] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ こしあんだんご 06/6/3(土) 12:40 [未読]
[#12277] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/3(土) 21:18 [未読]
[#12274] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ うさママ 06/6/3(土) 13:14 [未読]
[#12278] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/3(土) 21:26 [未読]
[#12334] そうですね・・ うさママ 06/6/6(火) 23:38 [未読]
[#12360] Re:そうですね・・ kaze 06/6/7(水) 22:49 [未読]
[#12288] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ ふわりん 06/6/4(日) 14:28 [未読]
[#12292] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/5(月) 0:11 [未読]
[#12289] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ ユニコーン 06/6/4(日) 15:11 [未読]
[#12295] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/5(月) 0:51 [未読]
[#12383] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・ kaze 06/6/9(金) 14:02 [未読]

[#12250] アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/2(金) 20:47 -

引用なし
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    皆さんに・・・特にアスペのお子さんを持つ当事者の親御さんにお聞きしたい事があります。

 私は、自分の事を認識した時から、
音過敏(ザワザワした所で、特定の音が拾えないとか、蛍光灯のビーンと言う音が気になったりすること)や、
お天気が悪くなると、自分のコンデションも悪くなる事、
カナータイプのお子さんの行動が、こういう風に思っているのでは無いかという事が大概は外れない事
この子は、実はこう言いたいのではないか?など、
自分の不自由さとは別に、どうも、定型発達の人が気がつかないことを気がついてしまいます。

 そうすると、私にとっては、こういう手立てはこうしたらいいのではないか?
こういう子が、こういう行動にでるのは当然なのにと言う場面が沢山ありました。

 つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。
 そして、それは、発達障害の子供を育てる上で、まず 外れる事が無いのです。

 例えば、耳ふさぎをするお子さんがいますが、同じ場面にいれば、当然私も耳は塞がないにしても、辛い状況な訳です。
 ちょっと関わった事のあるお子さんにしても、その子にとっての対処法を、私はすぐに理解してしまって、それを実行すると、やめてほしいと言われました。
 私からすると、そういう対処をする事で、その子が楽になるのに・・・と思う訳ですが、それを説明しても理解してもらえない・・・
(勿論、わざわざやってあげたのではなくて、咄嗟にでてしまったのですが)

 そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。
 アスペの子供を育てるのには、ある意味こんなラッキーな事は無いぐらいに思っていますが、他の親御さんと話すときに、
えっ?こういうことではないの?と言うような、分析が心の中に浮かんでは消えます。

 そういう、誰も気がつかないけれど、発達障碍の子供の気持や行動の意味に気が付かれる方はいらっしゃるのでしょうか?

 そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。
 

[#12251] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 みくつん  - 06/6/2(金) 23:39 -

引用なし
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   ▼kazeさん:

 こんばんは。

 わたしは、結婚すらしていないし、ましてや子どももいないのですが、レスさせてください。

> 私は、自分の事を認識した時から、
>音過敏(ザワザワした所で、特定の音が拾えないとか、蛍光灯のビーンと言う音が気になったりすること)や、
>お天気が悪くなると、自分のコンデションも悪くなる事、
>カナータイプのお子さんの行動が、こういう風に思っているのでは無いかという事が大概は外れない事
>この子は、実はこう言いたいのではないか?など、
>自分の不自由さとは別に、どうも、定型発達の人が気がつかないことを気がついてしまいます。
>
> そうすると、私にとっては、こういう手立てはこうしたらいいのではないか?
>こういう子が、こういう行動にでるのは当然なのにと言う場面が沢山ありました。
>
> つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。
> そして、それは、発達障害の子供を育てる上で、まず 外れる事が無いのです。

ASの子どもからすれば、してほしい時にしてほしい援助をしてくれるお母さんがいることは、すごく有り難いのだと思います。
あと、ASとか発達障碍って、能力の中に欠けたところや弱いところがある分、そこをカバーするため、シックス・センスのようなものが強く働くのかなとも思ったりします。(Kazeさんの、子どもの心がなんとなく分かってしまうっていうのも、第六感というか、感覚なんですよね。「なんで?」って聞かれても、説明はできないけれど、なんとなく分かってしまうような・・・。)

相手の方に対する対応というのは、よく分からないのですが、子どもがkazeさんのとった対応で、気持ちが落ち着いたりする様子を一度でも見れば、相手の親御さんも納得するのかな・・・と思います。
(わたしは、子どもと関わる仕事をしていたのですが、親御さんって、子どもが
満足していれば、それで納得されるのですよね。当たり前と言えば当たり前ですが。)

ちなみに、ここの掲示板に初めてカキコしたとき、最初にお返事くださったのが、Kazeさんでした。文面から、とても素敵な方だなぁ・・・と印象を受け、そんな方から返事をいただいたことを、とても嬉しく思ったのを覚えています(*^^*)

[#12253] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/3(土) 0:57 -

引用なし
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   こんばんわ、みくつんさん
>
>ASの子どもからすれば、してほしい時にしてほしい援助をしてくれるお母さんがいることは、すごく有り難いのだと思います。
>あと、ASとか発達障碍って、能力の中に欠けたところや弱いところがある分、そこをカバーするため、シックス・センスのようなものが強く働くのかなとも思ったりします。(Kazeさんの、子どもの心がなんとなく分かってしまうっていうのも、第六感というか、感覚なんですよね。「なんで?」って聞かれても、説明はできないけれど、なんとなく分かってしまうような・・・。)

 そうなんです。
 本当に、何となくわかってしまうのことなので、理路整然と説明しろと言われても困ってしまいます。 
 ただ、本当に外れた事がない事だけは確かです。


>相手の方に対する対応というのは、よく分からないのですが、子どもがkazeさんのとった対応で、気持ちが落ち着いたりする様子を一度でも見れば、相手の親御さんも納得するのかな・・・と思います。
>(わたしは、子どもと関わる仕事をしていたのですが、親御さんって、子どもが
>満足していれば、それで納得されるのですよね。当たり前と言えば当たり前ですが。)

 その子どもさんは、落ち着くための行動にどうしても、他者が必要だった訳です。
 そして、それに気が付いたので、手を貸してしまったという事だけなのですが、どうも、大人になってそれが癖になるといけないから、やめてほしいという事でした。
でも、よその人に自分の子が必要以上に関わるのが嫌だったようで、止めてほしいと言う風にも聞こえてなりませんでした。

 癖になると言うことも、分からなくはないのですが、そういう行動に走るという事は、今落ち着きたいと言うSOSを出しているという事だと思うのです。
 その辺を、理解してあげないのなら、子ども達ってとてもしんどいですよね。

 落ち着く事と、癖になってしまうという事は、問題が別のような気がしてなりません。

 私も、その子が落ち着くのなら、それが一番いいことだと思っていましたが、そこは噛み合う事が無かったですね。
 でも、親は自分が子供にとって一番でありたいですから、嫉妬心があっても仕方が無いことですね。
 私は、そういうのが無いので、自分の子供が誰かと関われた事はとても嬉しいです。
 だって、人と関わると言うのが難しい障害なのですから、それが出来たら嬉しいですよね。
 ですから、感じ方に壁があるのかな?と・・・


>ちなみに、ここの掲示板に初めてカキコしたとき、最初にお返事くださったのが、Kazeさんでした。

 萩尾望都さんでしたよね。
 
 私もレスつけてくださって、嬉しいです。

[#12260] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 yume☆ ホームページ  - 06/6/3(土) 4:37 -

引用なし
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    私はkazeさんのような着眼点を持っている方の話しは聞きたいです。
 息子は小6のASなのですが、やはり同じクラスの子が今どう感じているのかとか、苦しんでいる原因が分かるようです。アプローチの仕方も的確でした。

> つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。
> そして、それは、発達障害の子供を育てる上で、まず 外れる事が無いのです。 

> 例えば、耳ふさぎをするお子さんがいますが、同じ場面にいれば、当然私も耳は塞がないにしても、辛い状況な訳です。
> ちょっと関わった事のあるお子さんにしても、その子にとっての対処法を、私はすぐに理解してしまって、それを実行すると、やめてほしいと言われました。
> 私からすると、そういう対処をする事で、その子が楽になるのに・・・と思う訳ですが、それを説明しても理解してもらえない・・・
>(勿論、わざわざやってあげたのではなくて、咄嗟にでてしまったのですが)
>
> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。
> アスペの子供を育てるのには、ある意味こんなラッキーな事は無いぐらいに思っていますが、他の親御さんと話すときに、
>えっ?こういうことではないの?と言うような、分析が心の中に浮かんでは消えます。

 きっと親さんが突然のことにびっくりしているだけかもしれませんね。でも、Kazeさんの感じていることは当たっていると思います。ですからこのコメントを読んで「ああっもったいない」と私は思ってしまいます。
>
> そういう、誰も気がつかないけれど、発達障碍の子供の気持や行動の意味に気が付かれる方はいらっしゃるのでしょうか?

 あります。推理力と行動観察は得意な方でしたので分る時があります。ずっと言葉の使えない赤ちゃんの時からの付き合いなので、何が辛いとか苦手なのかは分っているところはあります。100%は無理ですが「この行動は何処から来るものなのか?」という視点から入りました。子供の行動はある程度パターン化しているので無意識に身についている部分もあります。
 
 >
> そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。
> 
 他のお子さんの場合は、よくASの息子が気づいて教えてくれることが多いのですが、その場面では、当事者に直接自分が行動を取るのではなくて、親さんに教えてあげることにしています。
 親さんにもいろいろな考えや療育の仕方もあるようですから、いろいろな理由があるのかもしれません。親さんに話してワンクッション置くと受け入れやすくなると思いますよ(^^)。

 kazeさんの感じたことを親に助言してくれると本当に助かります。
 気づいていない時の方が多いのです。気づくまでに時間がかかってしまったりして試行錯誤している親のほうが多いと思います。(私も)
 息子に言われて「なるほど」と気づかされることも多いでので、私は教えてほしいです。


 

[#12264] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 みーぽん  - 06/6/3(土) 7:40 -

引用なし
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   ▼kazeさん:

おはようございます、kazeさん。

驚いたのと同時に、あ 私と似た経験をされてるかたがいる!と 嬉しくなってしまいました。

> そういう、誰も気がつかないけれど、発達障碍の子供の気持や行動の意味に気が付かれる方はいらっしゃるのでしょうか?

自分の子以外のお子さんについては私が直接教えてあげたりすることができないのでわからないのですが、自分の子に関してなら 一般的に定型発達の人が「理由がわからない」といわれるような行動や振る舞いでも 
手に取るように気持ちがわかります。
理由がはずれることが ほぼないです。
子供がパニックを感じるようなときがあれば、そういうときはたいてい 親の自分も嫌だなと感じることばっかり。
親という立場上、大人である立場上、この場は我慢したほうがいいとかこうしたほうがいい と分かってるから私自身は対処できますが、それをまだわかってない子供ならパニックになるの当たり前かも って感じることが多いです。
たまに周りの大人の手前 パニックの子供を抑えながらも、内心子供のほうに共感していたりしてます(汗)。
 
これまで、親子だから感じ方がそっくりなんだろうと思ってたのですが、やっぱりそれだけじゃないみたいですね。

> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。

わかります。
以前同じ幼稚園ママで親しくお付き合いさせていただいたかたがいたのですが、そのかたのお子さんが困ってるようだったのでついつい こう感じてるかも とアドバイスしたことがありました。
「どうして そういうことまでわかるの??何でそこまでわかるの?」とそのお母さんにびっくりされ 引かれてしまいました。
そのときは 「本見たり療育で勉強して…うんぬん」とごまかしましたが、それ以来 あまり他の人にはいわないようにしています。
でも、こうしてあげたら楽なのになぁ と思うことが見ていてありますね…。

> そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。

今のところ それとなく「この前お医者さんにこう言われたよ〜こうするといいらしいよ」みたいな感じで 伝えたりしています。
自分の感覚として伝えると 「この人なぜわかる??」みたいに思われるようなので…(汗)
私も みなさんがどうしているのか、知りたいです。

[#12266] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 こしあんだんご  - 06/6/3(土) 9:34 -

引用なし
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   kazeさん、こんにちわ。

当事者で、高機能自閉症の息子がいます。
kazeさんと同じことを感じ、同じことを思います。
読みながら、「そうそう。」と強く思いました。

> 私は、自分の事を認識した時から、
>音過敏(ザワザワした所で、特定の音が拾えないとか、蛍光灯のビーンと言う音が気になったりすること)や、
>お天気が悪くなると、自分のコンデションも悪くなる事、
>カナータイプのお子さんの行動が、こういう風に思っているのでは無いかという事が大概は外れない事
>この子は、実はこう言いたいのではないか?など、
>自分の不自由さとは別に、どうも、定型発達の人が気がつかないことを気がついてしまいます。

ですね。
この場所は、音がこもってつらいので、窓を開けると楽になる。とか、
この場所の蛍光灯は、きつすぎるから、消して欲しい。とか、
今日の天気は頭がおかしくなりそう。とか。
実際に、子供たちと同じように感じるようです。

> つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。

実際にそう言われます。

> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。
> アスペの子供を育てるのには、ある意味こんなラッキーな事は無いぐらいに思っていますが、他の親御さんと話すときに、
>えっ?こういうことではないの?と言うような、分析が心の中に浮かんでは消えます。

とっても、とっても、よくわかります。
自分の子供に関しては、ラッキー以外の何者でもないですけど、
他の親御さんとの壁、厚いですね。

> そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。

すいません。同意ばかりの文で、私もわからなくて、歯がゆい気持ちです。

息子との関わりで、知り合った女の子(アスペ)は、誰もわかってくれなくて、とてもつらそうでした。うちに遊びに来て、彼女がお母さんに言われてつらかった事、先生に言われてつらかった事が、私も同じように言われてつらかった事を話し、二人で泣いたこともありました。
彼女を通して、私は初めて、客観的に自分を見たし、彼女は「何で、わかるの?」と、私のことがとても不思議だったようです。

でも、息子と距離が出来ると、私には彼女との接点がなくなり、これ以上どうしようもないのです。

私も、私が言ったことでスムーズになったこともあるのですけど、「これ以上、口を出してはいけないのだ。」と感じることが何度かあり、怖くて、言えなくなってしまいました。

どうしたら子供たちの力になれるのだろうと、思いつつ、手を出しては、自分のコミュニケーションの限界にぶつかり、つらくなります。

こうした思いは、私が勝手に妄想しているだけなんだろうか、とか、いや同じだからわかるんだ、とか、自分の中で、迷走していました。
なので、kazeさんの文を読んで、私は気が楽になりました。

[#12267] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/3(土) 9:39 -

引用なし
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   ▼yume☆さん おはようございます

> 私はkazeさんのような着眼点を持っている方の話しは聞きたいです。
> 息子は小6のASなのですが、やはり同じクラスの子が今どう感じているのかとか、苦しんでいる原因が分かるようです。アプローチの仕方も的確でした。

 そうですか。息子さんも分かるという事は、やっぱり着眼点の違いがあるのかもしれませんね。
 相手のお子さんだって、誰も気がついてくれないのに、息子さんのように気付いてくれる相手がいるという事は、救いですよね。


> きっと親さんが突然のことにびっくりしているだけかもしれませんね。でも、Kazeさんの感じていることは当たっていると思います。ですからこのコメントを読んで「ああっもったいない」と私は思ってしまいます。

 YUME☆さんの様に、もったいないと言ってくださる方がいらっしゃって、今はちょっとほっとしています。
 昨年、色々な事情があって、養護学級に通う息子の付き添いをしました。
 その中では、大人の手が足りない状況も、時々生まれるので、当然私もただ立っているという事が出来なくて、元記事の様に、咄嗟に他のお子さんに対応してしまうことがあったのです。
 
 どうも他の保護者の方からは、そこでの状況とか、総合的な情報(私が知っている)は理解してもらえず、お子さんのコンデション低下はある原因一つだといわれてしまったのですが、私からすると、ちょっと待って、あれもこれも原因ですよ、という要因を、いくつも当事者として感じていたのに、理解してもらえませんでした。

> あります。推理力と行動観察は得意な方でしたので分る時があります。ずっと言葉の使えない赤ちゃんの時からの付き合いなので、何が辛いとか苦手なのかは分っているところはあります。100%は無理ですが「この行動は何処から来るものなのか?」という視点から入りました。子供の行動はある程度パターン化しているので無意識に身についている部分もあります。

 そうですよね。
 赤ちゃんの時は、定型・障碍関係なく、言葉がない訳ですから、観察したり情報を集めたり、どうしてだろうと考えますよね。
 『この行動はどこから来るものなのか?』と、やっぱりトラブルやパニックが起こったときには特に考えますよね。

 そういう時に、YUME☆さんは、どういう様に考えますか?
 最初から、これが原因だと決め付けますか?
 それとも、これもあれも、原因みたいだけど・・と考えていきますか?
 また、どうも原因は複数らしいという事はありますか?

> 他のお子さんの場合は、よくASの息子が気づいて教えてくれることが多いのですが、その場面では、当事者に直接自分が行動を取るのではなくて、親さんに教えてあげることにしています。
> 親さんにもいろいろな考えや療育の仕方もあるようですから、いろいろな理由があるのかもしれません。親さんに話してワンクッション置くと受け入れやすくなると思いますよ(^^)。

 咄嗟の事とは言え、良くなかったかもしれませんね。
 でも、着眼点がそもそも違う時は、どうすればいいのでしょう。
 その方の見ているところと、私の見ているところに、そもそもズレがあるみたいなんです。
 話しても、そんな訳ないと一蹴されてしまうのです。・・・
 私は、すぐにその子にとって良い事は何か・・・と考えてしまうので、とても残念な気がしてならないです。
 それこそ、もったいないと・・・

> kazeさんの感じたことを親に助言してくれると本当に助かります。
> 気づいていない時の方が多いのです。気づくまでに時間がかかってしまったりして試行錯誤している親のほうが多いと思います。(私も)
> 息子に言われて「なるほど」と気づかされることも多いでので、私は教えてほしいです。

 YUME☆さんの様に、教えてほしいといってくれる人に、出会えてないだけかもしれないとふと思いました。
 そう言ってくれるYUME☆さんの言葉が温かいです。
 問題は、私の伝え方なのかなと・・・

[#12268] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/3(土) 9:57 -

引用なし
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   ▼みーぽんさん おはようございます

>
>驚いたのと同時に、あ 私と似た経験をされてるかたがいる!と 嬉しくなってしまいました。

 私も、嬉しいと言うか、ほっと安堵しました。


>自分の子以外のお子さんについては私が直接教えてあげたりすることができないのでわからないのですが、自分の子に関してなら 一般的に定型発達の人が「理由がわからない」といわれるような行動や振る舞いでも 
>手に取るように気持ちがわかります。
>理由がはずれることが ほぼないです。
>子供がパニックを感じるようなときがあれば、そういうときはたいてい 親の自分も嫌だなと感じることばっかり。
>親という立場上、大人である立場上、この場は我慢したほうがいいとかこうしたほうがいい と分かってるから私自身は対処できますが、それをまだわかってない子供ならパニックになるの当たり前かも って感じることが多いです。
>たまに周りの大人の手前 パニックの子供を抑えながらも、内心子供のほうに共感していたりしてます(汗)。

 そうですね。
 感覚的のなものだけに、まず外れる事が無いですし、親も一緒に辛い事ですよね。
 だから、耐性の低い子どもの方が、パニックになっても当たり前の気がしますね。
 私も、自分が辛い時があるだけに、パニックになっている息子を見ても、他のお子さんを見ても、『そうだよね。辛いよねぇ。』と共感してしまいます。
 人前では、世間体も大事かもしれないのですが、その前にこの辛さだものねという気持が先に来てしまいます。

>これまで、親子だから感じ方がそっくりなんだろうと思ってたのですが、やっぱりそれだけじゃないみたいですね。
>
>> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。
>
>わかります。
>以前同じ幼稚園ママで親しくお付き合いさせていただいたかたがいたのですが、そのかたのお子さんが困ってるようだったのでついつい こう感じてるかも とアドバイスしたことがありました。
>「どうして そういうことまでわかるの??何でそこまでわかるの?」とそのお母さんにびっくりされ 引かれてしまいました。
>そのときは 「本見たり療育で勉強して…うんぬん」とごまかしましたが、それ以来 あまり他の人にはいわないようにしています。
>でも、こうしてあげたら楽なのになぁ と思うことが見ていてありますね…。
>
>> そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。
>
>今のところ それとなく「この前お医者さんにこう言われたよ〜こうするといいらしいよ」みたいな感じで 伝えたりしています。
>自分の感覚として伝えると 「この人なぜわかる??」みたいに思われるようなので…(汗)
>私も みなさんがどうしているのか、知りたいです。

 『そうしてそんなことがわかるの?』と聞かれると、もう答えようが無いですよね。
 そう感じたからとしか言えないです。
 でも、自分の感じないものを、感じているのは抵抗があるのかもしれませんね。
 私の伝え方のスキルを上げないといけませんね。
 それか、黙して語らずかどちらかなのでしょうか?

 辛い事が共感できるだけに、黙して語らずと言うのは、その子にとってと考えると(大きなお世話間かもしれまえんが)、困り感を周囲に伝えるチャンスなのに・・パニックが改善されるチャンスなのに・・・と残念でなりませんが・・・

[#12269] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/3(土) 10:13 -

引用なし
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   ▼こしあんだんごさん こんにちは

>当事者で、高機能自閉症の息子がいます。
>kazeさんと同じことを感じ、同じことを思います。
>読みながら、「そうそう。」と強く思いました。

 こしあんだんごさんも含め、レスをつけてくれた皆さんに安堵の気持ちでいます。
 私の感覚そのものが何か違うのかと思っていましたから・・・


>> 私は、自分の事を認識した時から、
>>音過敏(ザワザワした所で、特定の音が拾えないとか、蛍光灯のビーンと言う音が気になったりすること)や、
>>お天気が悪くなると、自分のコンデションも悪くなる事、
>>カナータイプのお子さんの行動が、こういう風に思っているのでは無いかという事が大概は外れない事
>>この子は、実はこう言いたいのではないか?など、
>>自分の不自由さとは別に、どうも、定型発達の人が気がつかないことを気がついてしまいます。
>
>ですね。
>この場所は、音がこもってつらいので、窓を開けると楽になる。とか、
>この場所の蛍光灯は、きつすぎるから、消して欲しい。とか、
>今日の天気は頭がおかしくなりそう。とか。
>実際に、子供たちと同じように感じるようです。

 そうですね。わかるだけに、対処法もすぐに出てきますよね。


>> つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。
>
>実際にそう言われます。
>
>> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。
>> アスペの子供を育てるのには、ある意味こんなラッキーな事は無いぐらいに思っていますが、他の親御さんと話すときに、
>>えっ?こういうことではないの?と言うような、分析が心の中に浮かんでは消えます。
>
>とっても、とっても、よくわかります。
>自分の子供に関しては、ラッキー以外の何者でもないですけど、
>他の親御さんとの壁、厚いですね。
>
>すいません。同意ばかりの文で、私もわからなくて、歯がゆい気持ちです。
>
>息子との関わりで、知り合った女の子(アスペ)は、誰もわかってくれなくて、とてもつらそうでした。うちに遊びに来て、彼女がお母さんに言われてつらかった事、先生に言われてつらかった事が、私も同じように言われてつらかった事を話し、二人で泣いたこともありました。
>彼女を通して、私は初めて、客観的に自分を見たし、彼女は「何で、わかるの?」と、私のことがとても不思議だったようです。

 そのお嬢さんにとって、こあんだんごさんとの出会いはとてもラッキーなものでしたね。
 自分のことをわかってくる人がいるという事だけで、誰かのせいにしたり、社会のせいにしたりする事は、少し軽くなると思うのです。
 まして、一緒に泣いてくれるなんて・・・
 私は かつてそうでしたが、大勢の人の中にいるのに、何故か凄い孤独を感じるのです。
 でも、共感してくれる人がいるだけで、頑張れそうな気がしますものね。


>でも、息子と距離が出来ると、私には彼女との接点がなくなり、これ以上どうしようもないのです。
>
>私も、私が言ったことでスムーズになったこともあるのですけど、「これ以上、口を出してはいけないのだ。」と感じることが何度かあり、怖くて、言えなくなってしまいました。
>
>どうしたら子供たちの力になれるのだろうと、思いつつ、手を出しては、自分のコミュニケーションの限界にぶつかり、つらくなります。

 そう。
 自分の子だけでなく、似たような子が目の前にいたら、放って置けない気がしてしまいます。
 でも、そのたびに自分の限界も感じます。
 本当に同意です。

>こうした思いは、私が勝手に妄想しているだけなんだろうか、とか、いや同じだからわかるんだ、とか、自分の中で、迷走していました。
>なので、kazeさんの文を読んで、私は気が楽になりました。

 いえ、気が楽になったのは私の方です。
 私も、自分の感覚がおかしいのかどうか、何度も何度も自問自答しながらきました。
 でも、皆さん同じ様な経験をお持ちなのだと思ったら、本当にほっとしました。

[#12271] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 こしあんだんご  - 06/6/3(土) 12:40 -

引用なし
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   kazeさん、こんにちわ。

> 自分の子だけでなく、似たような子が目の前にいたら、放って置けない気がしてしまいます。
> でも、そのたびに自分の限界も感じます。

本当に、放って置けないです。
で、この子にはこういう角度から攻めた方がわかりやすい、とか、場所を変えてあげるだけでずいぶん違うのに、と、思いながら、
指導をしている先生や親御さんと自分の関わりに、限界を感じます。

あと、私の言葉は自閉の子に入りやすい、というのもあります。
何か共通の思考経路があるような気もしているのです。
先生がいくら言っても、教室に入れなかったのに、たまたまいた私が言ったら、次の行動に移れたとか。

解決方法かどうかわからないのですが、
難しいのは、私が「いち親」の立場だからだろう、とも思っています。
息子もだいぶ大きいので、もう少ししたら、自閉の子と会えるボランティアをしたいと希望を持ってます。

自閉児育児経験者なので、先輩としてなら、発言してもいいのではないか、と思って。

> そのお嬢さんにとって、こあんだんごさんとの出会いはとてもラッキーなものでしたね。
> まして、一緒に泣いてくれるなんて・・・

その時、彼女が母親に言われていることは、そのまま私が母親に今もって言われていることだったし、彼女が困っている先生は、私も関わりがあって困っていた先生だったので、
「言ってること、わかんないよね。傷つくよねえ。」みたいに、
救われたのは、私の方でした。

ボランティアに行けば、同じ人に会える。
と、私の方が救ってもらえそうです。

> 私は かつてそうでしたが、大勢の人の中にいるのに、何故か凄い孤独を感じるのです。
> でも、共感してくれる人がいるだけで、頑張れそうな気がしますものね。

そうですね。
実生活で共感できることがあまり無いので、困っている子に共感できると、私の方がうれしくなって、つい行動に移してしまいます。

ドクターからは、「言う人を選んだ方がいい。」とか、
他のお母さんからは、「自分を守らないと。」とか、
言われるのですが、
言う人を選んで、自分を守りつつ、ある視点を提供する、
などと難しいことは出来そうにも無いので、
「立場を変える」ことを今一生懸命考えています。
ボランティアに限らなくても、です。

[#12274] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 うさママ  - 06/6/3(土) 13:14 -

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   はじめまして
そうですね、着眼点が明らかに違うんだなと思うことはありますよね。
私の場合気がつくのが遅かったので「定型の人だから。。。」と思うよりは先に
「他の人は。。。」と思う習慣がついてしまっています。
世の中には私と私以外の親と二種類しかいないといっても過言ではない感覚です。

> そういう時に、相手の方にどうしてらっしゃるか、もしよろしければお教えください。

私は親同士の立場と言うよりも子供の代弁者になっているかもしれません。
「○○なんだね」とか
「今これが嫌なんだね」とか
「あ〜こう考えたんだね〜」とか
一言だけ親御さんに聞こえるように口に出します。
「なんでわかるの?」と聞かれたら
「私もそうだから」で終わっているかな。。。

[#12277] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/3(土) 21:18 -

引用なし
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   ▼こしあんだんごさん こんばんわ

>あと、私の言葉は自閉の子に入りやすい、というのもあります。
>何か共通の思考経路があるような気もしているのです。
>先生がいくら言っても、教室に入れなかったのに、たまたまいた私が言ったら、次の行動に移れたとか。

 私も同じ事を感じていました。
 そのことに理由をつけようとしても、私には上手く説明できませんが・・・

>解決方法かどうかわからないのですが、
>難しいのは、私が「いち親」の立場だからだろう、とも思っています。
>息子もだいぶ大きいので、もう少ししたら、自閉の子と会えるボランティアをしたいと希望を持ってます。
>
>自閉児育児経験者なので、先輩としてなら、発言してもいいのではないか、と思って。

 実は、私も将来、自分の子供たちが手を離れて、自立してくれたら、本当に困っている、自閉症のお子さんやその親御さんの手助けをしたいと思っています。
 自分の経験が少しでも役に立つのなら、役に立ててほしいと思っています。
 (それは、現在も同じ思いですが、聞き入れてくれる立場にいないので・・・)


>>実生活で共感できることがあまり無いので、困っている子に共感できると、私の方がうれしくなって、つい行動に移してしまいます。
>
 仲間とまでは言えないかも知れませんが、無意識に動いてしまう事は確かですね。

>ドクターからは、「言う人を選んだ方がいい。」とか、
>他のお母さんからは、「自分を守らないと。」とか、
>言われるのですが、
>言う人を選んで、自分を守りつつ、ある視点を提供する、
>などと難しいことは出来そうにも無いので、
>「立場を変える」ことを今一生懸命考えています。
>ボランティアに限らなくても、です。

 私も、主治医には同じ事を言われました。
 ある保護者の方からは、『あなたには自分と言う物が無い』と言われました。
 きっと、そうやって、色々な子に配慮する事が、信念が無いと取られたのだと思います。

 受け止める側の方も、もし少しでも、胸襟を開いてくれたのなら、奢っている訳ではありませんが、困っている子の困り感を伝える事が出来るのにと、思ってやみません。

[#12278] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/3(土) 21:26 -

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   ▼うさママさん はじめまして こんばんわ

>そうですね、着眼点が明らかに違うんだなと思うことはありますよね。
>私の場合気がつくのが遅かったので「定型の人だから。。。」と思うよりは先に
>「他の人は。。。」と思う習慣がついてしまっています。
>世の中には私と私以外の親と二種類しかいないといっても過言ではない感覚です。

 そういう感覚は、自閉症スペクトラムのお子さんとシンクロする事はありますか?
 私は、どうしても場面場面で、シンクロしてしまうのです。


>私は親同士の立場と言うよりも子供の代弁者になっているかもしれません。
>「○○なんだね」とか
>「今これが嫌なんだね」とか
>「あ〜こう考えたんだね〜」とか
>一言だけ親御さんに聞こえるように口に出します。
>「なんでわかるの?」と聞かれたら
>「私もそうだから」で終わっているかな。。。

 そうですか。
 私の場合、ほとんどの保護者の方が年上のため、私が何か言うという事が、どうも横柄だと取られてしまうようです。
 また、年齢のせいでしょうか、『あなたにわかるわけない』と言われた事もあります。
 でも、私もうさママさんと同じ様に、当事者なので、正直私が対応して上手く行くことがあるわけです。
 それを、その方が受け入れるのには、プライドが許さないのだと感じました。

 黙して語らすが、一番いい方法なのでしょうか?
 なんだか、私のとって、それはアインシュタインが、相対性理論以上の発見をしているのに、誰かに言いたくてもいえない状態の様に、感じられます。
 自閉症の子の、確かな対処方法が、ここにあるのにと思うと歯がゆくて・・・

[#12283] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 非自閉親の一想い  - 06/6/4(日) 1:04 -

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   ▼kazeさん:
横レスですが、失礼します。
>でも、よその人に自分の子が必要以上に関わるのが嫌だったようで、止めてほしいと言う風にも聞こえてなりませんでした。

これは、kazeさんにはそう聞こえた、そう感じた、という話で、実際にその方がそう思ったかどうかは、わからないことですよね。

> 私も、その子が落ち着くのなら、それが一番いいことだと思っていましたが、そこは噛み合う事が無かったですね。

これは、相手の親御さんと直接お話されてのことなのでしょうか?それとも間に人を介してやり取りされてのことなのでしょうか。ただ、いずれにしても、噛み合わない、と思ったのは、きっと相手の方も一緒だったでしょうね。

> でも、親は自分が子供にとって一番でありたいですから、嫉妬心があっても仕方が無いことですね。

これは、相手の親御さんが子どもの気持ちを理解できるkazeさんに嫉妬したんだ、とkazeさんが感じている、ということでしょうか。もし自分がその相手の方の立場なら、「それは私の気持ちではない。kazeさんの思い込みだ。何だか自分は何にもわかってない親だ、とkazeさんに批判されているのかな」と悲しくなると思います。

どんなに自分のほうの対応が絶対正しくて相手の方がわかっていない、と思われる状況があったとしても、相手の方の子育てなり対応を、非難したり、批判したりしてしまっては、よくないと思います。

たとえ、親自身は自閉圏ではなくても、一生懸命我が子のことを考えているのですから。全く考えていない親御さんなら、「やめて欲しい」とも「こうして欲しい」とも、言わないと思います。

私なら、分かっているのに、、、という思いや、我が子以外のお子さんのために役に立ちたい、という思いがおありのようですね。そういう思いを非難する方は、いらっしゃらないのではないでしょうか。

でも、「分かってない親」は嫉妬しているんだ、だから関わって欲しくないと思っているんだ、と、kazeさんが思われているのなら、

相手の親御さんと、良い関係を結ぶことは、とても難しいことだと感じます。

[#12285] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/4(日) 8:34 -

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   ▼非自閉親の一想いさんへ

>これは、kazeさんにはそう聞こえた、そう感じた、という話で、実際にその方がそう思ったかどうかは、わからないことですよね。

 そうですね。もしかしたら、私の主観でしかないかもしれません。
 ただ、非自閉親の一想いさんなら、人の気持に気付きにくい当事者の私よりも、もっとお分かりになると思うのですが、人って、同じ言葉を言うにしても、その人の心が現れる事がありますよね。
 そういう事を、アスペの人が必ずしも受け止めていないという事は無く、時に非自閉の方より、感度の高い形で傷付く事もあります。
 そして、詳しく書けない事情から、書きませんでしたが、私は自分が人のそのような言動や態度から、勝手に推測する事がリスクが高いことを、経験上理解しているので、その状況にいた第三者的(非自閉者の方です)なまたお二人にも意見を求めました。
 その結果、そういう風に聞こえてならないと言う答えを出しました。


>これは、相手の親御さんと直接お話されてのことなのでしょうか?それとも間に人を介してやり取りされてのことなのでしょうか。ただ、いずれにしても、噛み合わない、と思ったのは、きっと相手の方も一緒だったでしょうね。

 そうだと思います。噛み合わなかったでしょうね。
 ですから、一番最初の書き込みあるとおり、『当事者と非自閉者の着眼点の違いはあるかどうか』という事を、皆さんにお聞きしたくて書きました。
 その、噛み合わなさが、私個人のパーソナリティの問題なのか、それとも当事者で更に親である方も、同じことが言えるのかお聞きしたかったからです。

 もし、私個人のパーソナリティの問題であれば、それは私個人のソーシャルスキルの問題でもあるので、自分自身が考えていかなければいけません。
 しかし、それが、特性の問題なのだとしたら、どこかに解決策がないかと皆さんにアドバイスをいただきたかっただけです。


>これは、相手の親御さんが子どもの気持ちを理解できるkazeさんに嫉妬したんだ、とkazeさんが感じている、ということでしょうか。もし自分がその相手の方の立場なら、「それは私の気持ちではない。kazeさんの思い込みだ。何だか自分は何にもわかってない親だ、とkazeさんに批判されているのかな」と悲しくなると思います。
>
 いいえ。そんな奢ったことではありません。
 世間一般的にも、赤ちゃんが生まれてとても可愛いと、大事にしていると、他の誰かに自分以上になついた様に見えると、ちょっとした嫉妬心が沸くというような意味合いです。
 過去の私にだって、そういう事はありましたから、経験上書いただけですし、そういう話を周囲からも聞いてきましたから、これは一般論として書きました。
 でも、実際はその赤ちゃんがずっとそのなついたように見えた相手を、欲するかと言うとありえない話ですよね。
 当然、母子関係の絆の方が強い訳ですから。
 ましてや、私自身もその方とそのお子さんの間に割って入ろうというようなことは考えてもいないです。

 私は、その方を、何も分かってない親だとは思っていません。
 むしろ、一生懸命な方だと見ています。
 ただ、咄嗟に対応してしまった自分のまずさもあるでしょうが、その私の行動自体は無意識に行われた事で、それをどうしてかと責められても、私には説明が付かないという事を言いたかっただけです。
 感覚的に、似ていた。
 だから、普段自分が自分の困り感に対応するように、他の子にもしてしまったという事なので、むしろ、私は、その方がご自分の口で理路整然と、こういう育て方なのでと言ってくださった方が、とてもわかりやすかったです。

 その方には、私自身のアスペルガーもカミングアウトしていましたが、そういう第三者を挟んで物事を伝えるとか、曖昧な表現とかが私と言う当事者としては、とてもわかりにくく、その点は何度も、その第三者の方に直接お話できませんかとお話しましたが叶いませんでした。
 これは、その人と対立するという事ではなく、そのほうが、私自身の物事の理解度を高める方法とその人への理解度を高める方法なのですが・・・


>どんなに自分のほうの対応が絶対正しくて相手の方がわかっていない、と思われる状況があったとしても、相手の方の子育てなり対応を、非難したり、批判したりしてしまっては、よくないと思います。

 私は、自分が全て正しいとは思っていません。
 そんな事は、どんな人でもありえませんよね。
 ましてや、その人の子育て・対応を非難、批判するつもりはありません。

 例えば、身近なお母さんで、『私はどの子も分け隔てなく、悪い事は悪いと言って怒ってしまうからごめんね』と言うお母さんがいました。
 ところが、アスペの息子からすると、『駄目じゃない。やっちゃ駄目でしょ。そういう言葉使いはいいの』といわれると、叱ってもらうのはあり難い事なのですが、私からするとパニックを増大させる叱り方なので、暫らくその場は放っておいて、落ち着いてから『さっきのことはどう思う?良くないことだよね』と話していただくとすんなり入るのです。

 つまり、人それぞれの育てるコツみたいなものがあるんですよね。
 方法も手法もそれぞれ違うと思うし。
 それにプラスして、例えば、今日はどうもノイズが多い日だなとか、今日は低気圧が近づいているから調子が悪いなとか、パニック起こしていて、周囲の人は原因がわからないと言うけど、どうも私はこれじゃないかなと思う事が当たっていたり・・・という感覚的なものが付随してくる訳です。

 ある医師の方にも言われましたが、『普通、低気圧が来てるとか天気図を見なければわからないでしょ。というより、大半の人は分からないでしょうね』。
 実は、こういう事も体験上 自分が理解してきた事なのです。
 子供の頃から、暫らく続く雨が降る何日か前から調子が悪いとか、台風が来る様なときは気持が凄く沈んで、持ち直せないなどのことが、大人になってどうも自分の障害ゆえなのだという事がわかってきたからこそ、自分の子を初め、他の子のコンデションも感じ取ってしまうという事です。
 
 それが、何回か外れてくれればいいのですが、毎度毎度当たるとなると、これはどうも勘とかそういう曖昧な物ではなく、感度とか感覚の問題なんだと認識したという事です。

 ニキリンコさんが本で、初めてその自閉症の三つ組み以外の、身体感覚について明かされたように、日々の生活の中の、わかりにくい不便さ、困り感が私にも、そして他の子もあっただけだと思います。 

>たとえ、親自身は自閉圏ではなくても、一生懸命我が子のことを考えているのですから。

 非自閉の親御さんが一生懸命ではないと思った事は一度もありません。
 私の上の子は、普通級にいますし、下の子のような障碍は一応見られません。
 その中で知り合った、定型発達児のお母さんも、障碍のあるお子さんをお持ちのお母さんも、それぞれ一生懸命、悩みながらやっていることも知っています。

[#12286] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/4(日) 8:36 -

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   全く考えていない親御さんなら、「やめて欲しい」とも「こうして欲しい」とも、言わないと思います。
>
>私なら、分かっているのに、、、という思いや、我が子以外のお子さんのために役に立ちたい、という思いがおありのようですね。そういう思いを非難する方は、いらっしゃらないのではないでしょうか。

 私ならわかっているのにと、ここに一度も書いていませんので、それこそが非自閉親の一想いさんの思い込みではないでしょうか?
 私は、そういう自分の身体感覚と障碍を利用して、我が子以外のお子さんのための役に立ちたい、取り入りたいとは書いていないと思います。
 将来的に、自分の目標みたいなものがあってもいいなぁと考えているだけです。
 非自閉親の一想いさんが、どのような子育てなさっているかわかりませんが、地域によっては行政のサービスが手厚くない事もあります。
 特に、アスペには療育手帳も出ない場合が多いので、支援費を貰って有料民間サービスをいつも受けることは難しいです。

 そんな時に、ボランティアの方に頼もうと思っても、カナータイプのお子さんの対応には長けていても、積極奇異型のおしゃべりで多動のアスペの子供の対応はわからないという場合も少なくありません。
 パニックが起きて、結局見られませんという事もあります。

 ですから、自分の将来的観測として、そういう手伝いが出来たらいいなと思っただけのことで、今 関わっているお子さん達全ての役に立ちたいとも、教えてあげたいとも思ってはいません。
 それに、基本的には、相手の方がそういう情報を欲するのならば、提供することは出来ますが、こちらから自らでしゃばって、こうですよ、こうすればいいですよなどと言うつもりはありません。
 それは、子育てにおける越権行為ですから。

 非自閉親の一想いさんが、どうしてこう思われたのか、私にはわかりませんが、きっと私の周りの方も、同じ様な想いか誤解をしてらっしゃるという事は分かりました。
 でも、私個人は思うのです。
 自閉であろうと、非自閉であろうと、皆それぞれ一生懸命やっているし、それぞれ子育ての方法も違うでしょう。
 私の学校以外の、障碍のあるお子さんをお持ちの保護者の方たちは、意外とどうやったらパニックが減るか、どうやったら子どもが心安らかに過ごせるかというKとをいつも考えていて、その為にはどうしてる?という情報交換が盛んです。
 勿論私もです。
 子どもと同じ障害と言えども、タイプが違うと、すぐにわかってあげられる所とわかって上げられない所も、当然ありますから。
 だから、私はなるべく、周囲からの暖かいアドバイスであろうが、手厳しい批判であろうが、自分の子育てには反映させていきたいと思います。

 相手にもそうあって欲しいとは思いませんが、お互いがお互いの特性や持っているものを認めたうえで、繋がりをもてたらいいなぁと思っています。
 その為には、大人の世界にも、アスペとか自閉症という障碍を持つ親がいることを、認識していただかないと、
 また、当事者の私自身も、一般的にはそう考えるのだと言う認識を持つことをしていかなければ、本当に相容れないものとなって壁が出来てしまいます。

 私は以前、あるところで自分の障害をカミングアウトしました。
 そこで、言われたのは、『親の方もアスペだとは思わなかった』という言葉でした。厳しい言葉です。
 世の中には、アスペに限らず、障碍のある生活をしている人がたくさんいます。
 そういう子供を育てる場には、障碍のある子供だけが集まるという認識で、親の方は非自閉の親の筈というのは、一瞬偏見を感じました。(これも私の思い込みかもしれませんが)

 将来、どこにでも障碍のある人たちがいるんだと言う認識が、もっと広がったら、大人になった私達の子どもも もっと生活しやすくなると思いませんか?
 これこそが、私の奢りでしょうか?
 自分の子供が、将来大人になっても、偏見などに晒されず、楽しく生きていって欲しいと思うのは、多分、非自閉親の一想いさんも私も同じだと思いますが、いかがでしょうか。

 感覚の壁はあっても、心の壁は出来るだけ取り払いたいと言うのが私の考えです。
 そのために、先ほども書きましたが、この感覚的なものが、私個人の物なのか・・特性の物なのかを見極めたかっただけです。
 その事で、もし 非自閉親の一想いさんを不快にさせたのなら、申し訳ないと思うばかりです。


>でも、「分かってない親」は嫉妬しているんだ、だから関わって欲しくないと思っているんだ、と、kazeさんが思われているのなら、
>
>相手の親御さんと、良い関係を結ぶことは、とても難しいことだと感じます。

 何度も書きますが、『わかってない親』は嫉妬してるんだ。だから関わって欲しくないと思っているんだと 私は思っていません。

 では、もし、非自閉親の一想いさんの身近な所に、私の様な者がいたらそうお思いになるのでしょうか?

 私は、とにかく、邪推の上で、そのような対応を咄嗟にしてしまったのではなく、私なりの理由があったのだけれど・・・というところを 自分の中で明確にしたかったし、他の親御さんとも誤解を解いた上で、お互いが向き合える方法はないかと考えています。
 まずは、自分にある原因を対処した上で、その方たちを向き合った方が良い関係が結べると思ったからです。

 問題点を持ったままでは、結局は同じことの繰り返しか、状況が悪くなるのは目に見えてわかっているので。

[#12288] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 ふわりん  - 06/6/4(日) 14:28 -

引用なし
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   ▼kazeさんへ

はじめまして。館での発言も初めての、ふわりんと申します。
診断はついていませんが、受動タイプの13歳の息子のいる母です。

この子は小さいときから過敏な子で、ガラスのような神経を持った
取り扱い注意な子だとは感じていましたが、
わたしも夫もAQ指数10以下の「鈍感」人間ですから、
言葉で表現して伝えるのが苦手な幼い彼が、
なにかに怯えているのはわかっても、心底共感できませんし、
どうしたら楽になれるかの方法がわからず、困ったものでした。
母のわたしは、非自閉ですが、いわゆるADHDフレーバーの香る者です。
息子のことから発達障害関連の学びをはじめましたら、
わたしの友人には自閉フレーバーの人が
けっこう多いことに気づきました。
中にお二人、やはり受動タイプのやさしい友人がいまして、
幼い息子の怯えなどの悩みを話すと、
とても彼の気持ちがよくわかるといってくれるので、
これはありがたい!と、くわしくお話をきかせてもらったものです。

今は、本人も以前よりは言葉で気持ちも伝えてくれようになったし、
もう思春期の男子なので、女性の友人にきくこともあまりなくなりましたが。
それでも、kazeさんのことをうかがって、おもわず息子のことを
相談したくなりましたよ。

というわけで、わたしにとっては、自分にはわからない、子どもの困り感の
わかる人は、貴重な存在です。

ただ、その人がわたしにとって元々信頼できる友人だった点、
また、こちらから聞きたい時にお話してもらった点がちがいますが。


>ちょっと関わった事のあるお子さんにしても、その子にとっての対処法を、私はすぐに理解してしまって、それを実行すると、やめてほしいと言われました。

具体的なことはわからないですが、深くは知り合っていない方で、
あらかじめことわりなく(お子さんの動きのことで仕方なかたのでしょうけれど)
すぐにその場で「実行」されたということで、
その親御さんに、とまどいや誤解があったのかしらと思いました。
あとで説明してもわかってもらえなかったというのはつらいですね。

親であれば、お子さんのことで困っていて、
自分にはお子さんの気持ちが理解できないと感じていれば、
kazeさんのことはありがたいとおもうのでは・・・と思いますが、
むずかしいですね。
少なくともその子どもさんにとっては救いになっているようなので、
ほっとします。

[#12289] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 ユニコーン  - 06/6/4(日) 15:11 -

引用なし
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   ▼kazeさん:

はじめまして。AS傾向を持つ19歳の息子がいるユニコーンと申します。私自身は定型なので、kazeさんの直接の疑問には当事者としてお答えできないのですが。

kazeさんのおっしゃりたいことは私の胸の中にすとんと落ちました。私の息子が子どもの時にkazeさんのような方がそばにいて、この子はこういう風に感じているんだよ、だからこういう行動をとるんだ、と教えてくださったらどんなに嬉しかったでしょう。

息子はあるとき、「お母さんより○○クンのほうがずっとぼくの気持ちが分かる。」と言ったことがあります。○○くんというのは息子と似た傾向のある子でした。この言葉は当時の私にはけっこうショックでした。

そうか、この子と私は感じ方が根本的に違うのかもしれない、とそのとき始めて気がつきました。腹をくくって、自分の先入観を消そう、と思った瞬間です。

「以心伝心」と言う言葉は、定型が定型の気持ちを語らずして理解するという意味の言葉だと思いますが、同じ傾向を持つもの同志、なんとなく気持ちが分かり合うというのは当然のことだと思います。
親和性といっていいんでしょうか。

>> つまり、どうも、障害があるというだけでなく、着眼点自体も違うのではないかという事です。

物事の感じ方、捉え方、根本的に違うのだから(人によって程度の差はあると思いますが)当然、着眼点も違うと思います。

> ちょっと関わった事のあるお子さんにしても、その子にとっての対処法を、私はすぐに理解してしまって、それを実行すると、やめてほしいと言われました。
> 私からすると、そういう対処をする事で、その子が楽になるのに・・・と思う訳ですが、それを説明しても理解してもらえない・・・

難しい問題ですね。自分とは違う発想法、感じ方を理解するのはわが子ともいえどとても難しいのです。今の私なら、kazeさんのような方がそばにいてアスペ傾向のある子の気持ちを代弁してもらえたら本当に嬉しい、と思えるのですが、子育て真っ最中、闇夜に船をこいでいるような気持ちの当時の私が、人から「こうした方がいいよ」と言われて素直に聞けたかどうか自信がありません。

自分自身必死すぎて余裕がない、ということもあると思います。こんなに必死に子どものことを考えているのにそれは無意味なの?と。kazeさんのおっしゃるように軽い意味での嫉妬もあるのかもしれませんが、それより、自分のやっていることを否定されることに対する心理的恐怖や、違う感性を認められない嫌悪感もあるような気がします。

> そういう事で、当事者で親という事で、他の親御さんと壁を感じます。

多分、双方が(特に多数派の定型者が)本気で相手の気持ちに歩み寄ろうと思わない限り難しいと思います。でも、これからですよ。発達障害の社会的認知度があがり、これから状況は必ず良くなると思っています。

> アスペの子供を育てるのには、ある意味こんなラッキーな事は無いぐらいに思っていますが、他の親御さんと話すときに、
>えっ?こういうことではないの?と言うような、分析が心の中に浮かんでは消えます。

kazeさんが感じていることは的を射ていることが多いと思います。(自閉症スペクトラムですから万人がみな同じ、とは思いませんが)共有している感性は似ていると思いますから。

発達障害の子の気持ちがわかる大人の当事者、と言うのは今とても教育現場で必要だと思います。子どもが自分で説明できない困難さを言葉で説明してくれるならなおさらです。でも、それをまわりの親たちが素直に受け止めてくれるかどうか・・

人との軋轢や誤解を避けるには「黙して語らず」が無難なのかもしれませんが、kazeさんがご自分の負担にならない形でまわりにゆるゆると啓蒙活動を続ける
ということは大切なことだと思います。kazeさんだけではなく、大人の当事者の方々が声を出し続けて、自分たちのために、そしてこれから育つこどものためにより良い社会を作っていければいいと切に思います。

kazeさんの歯がゆい気持ち文面から痛いほど伝わります。また、良かれと思ってしたことが否定された気持ちの痛みも伝わります。

相手の方もまた違った痛みを感じていると思います。
定型発達者が発達障害を真に理解するには、自分の常識や先入観をある程度捨てて「パラダイムの転換」をしなければならないのです。私もまだ、それはできていないと思います。

kazeさんのブログ拝見しました。これも一つの啓蒙活動だと思います。小さな積み重ねがいつか社会の理解につながると信じてがんばってください。kazeさんは一人ではありませんよ。

kazeさんの立てたスレの趣旨からはずれてしまいました。失礼しました。でも、定型親として、こういう者もいる、ということをお知らせしたくて。

[#12292] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 0:11 -

引用なし
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   ▼ふわりんさんへ

 はじめまして。コメントありがとうございます。

>具体的なことはわからないですが、深くは知り合っていない方で、
>あらかじめことわりなく(お子さんの動きのことで仕方なかたのでしょうけれど)
>すぐにその場で「実行」されたということで、
>その親御さんに、とまどいや誤解があったのかしらと思いました。
>あとで説明してもわかってもらえなかったというのはつらいですね。

 私も、咄嗟にこととは言え、今では浅はかだったと反省しています。
 もう少し、間接的ではなく直接、説明できる機会があったのならとも思っています。
 ふわりんさんを始め、色々な方が、肯定してくださったことは、ありがたいと思っています。
 最初の書き込みに書いた、自分がアスペである事というのも、元々は自分には伝わらない困難がある。
 その自分の存在価値はどこにあるのかという事が根底にあります。
 それを、正直な所、自分の子育てには少なくとも、役立っているではないかと言う、自己肯定です。
 ともすると、これは、自己満足へと移行してしまうものかもしれません。
 それは、大いに反省すべきだとも思います。

>親であれば、お子さんのことで困っていて、
>自分にはお子さんの気持ちが理解できないと感じていれば、
>kazeさんのことはありがたいとおもうのでは・・・と思いますが、
>むずかしいですね。
>少なくともその子どもさんにとっては救いになっているようなので、
>ほっとします。

 本当に難しい問題です。
 私にもう少し、伝える力があったのなら、変わるのかなとも思います。

 でも、ふわりんさんのご経験のように、自分の行為も無駄ではなかったのならいいのですけれど・・・

 きっと、そういう事を必要としている人に話すという事が、このことのポイントだったかもしれません。
 そういう意味では、人とのコミュニケーションの方法が私の中で、まだ未熟だったのだと思います。

 ご意見いただけて、本当によかったです。
 ありがとうございます。

[#12294] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 非自閉親の一想い  - 06/6/5(月) 0:35 -

引用なし
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   ▼kazeさん:
> ただ、非自閉親の一想いさんなら、人の気持に気付きにくい当事者の私よりも、もっとお分かりになると思うのですが、

私は、自分の方が人の気持ちに気付きやすい、とは思っていません。気付けないことだって、よくあると思っていますから。ですから、こう前提をつけられてしまうのは、ちょっと戸惑います。

>人って、同じ言葉を言うにしても、その人の心が現れる事がありますよね。
> そういう事を、アスペの人が必ずしも受け止めていないという事は無く、時に非自閉の方より、感度の高い形で傷付く事もあります。

非自閉の人よりアスペの方は傷つきやすいということを、分かって欲しい、ということでしょうか。
では、是非、非自閉の人も、傷つくことも、深く傷つくこともあるということを分かっていただきたいです。どちらの方が敏感か、とか、感度が高い、とかいうことは、そんなに重要なことなのでしょうか。お互い様、と考えるのは、ダメでしょうか。

アスペではない人がアスペの方を傷つけてしまうこともあれば、アスペの方がアスペでない人を傷つけることもあると思います。お互いに、そんなつもりは全くなかったとしても、そういう行き違いは、ありえる事だと私は感じているのです。

>その状況にいた第三者的(非自閉者の方です)なまたお二人にも意見を求めました。その結果、そういう風に聞こえてならないと言う答えを出しました。

二人、という数が適正なのかどうか?私には判断できません。ただ、もしかしたら、もう何人かの方に意見を求めれば、また違った見解なり可能性なりが出てきたかもしれない、その可能性はあるのでは?とは思います。

> その私の行動自体は無意識に行われた事で、それをどうしてかと責められても、私には説明が付かないという事を言いたかっただけです。
> 感覚的に、似ていた。
> だから、普段自分が自分の困り感に対応するように、他の子にもしてしまったという事なので、むしろ、私は、その方がご自分の口で理路整然と、こういう育て方なのでと言ってくださった方が、とてもわかりやすかったです。

kazeさん自身も、相手の方に説明がつかないことがあるように、
相手の方も、理路整然とkazeさんに話すことができなかった、ということではないでしょうか。そうして欲しかった、と思う気持ちはわかりますが、そうはしてもらえなかった、ということを責めてしまっては、いい方向にはなかなか進まないと思うのです。

> 例えば、身近なお母さんで、『私はどの子も分け隔てなく、悪い事は悪いと言って怒ってしまうからごめんね』と言うお母さんがいました。
> ところが、アスペの息子からすると、『駄目じゃない。やっちゃ駄目でしょ。そういう言葉使いはいいの』といわれると、叱ってもらうのはあり難い事なのですが、私からするとパニックを増大させる叱り方なので、暫らくその場は放っておいて、落ち着いてから『さっきのことはどう思う?良くないことだよね』と話していただくとすんなり入るのです。

なるほど。そういうことなら、そのお母さんとkazeさんとで、お互いの情報を伝え合えば、きっと相手のお母さんも、少なくともkazeさんの息子さんへの対応については、考えてくださるのでは?と感じたのですが、、。

[#12295] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 0:51 -

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   ▼ユニコーンさんへ

 はじめまして。コメントありがとうございます

>息子はあるとき、「お母さんより○○クンのほうがずっとぼくの気持ちが分かる。」と言ったことがあります。○○くんというのは息子と似た傾向のある子でした。この言葉は当時の私にはけっこうショックでした。
>
>そうか、この子と私は感じ方が根本的に違うのかもしれない、とそのとき始めて気がつきました。腹をくくって、自分の先入観を消そう、と思った瞬間です。

>「以心伝心」と言う言葉は、定型が定型の気持ちを語らずして理解するという意味の言葉だと思いますが、同じ傾向を持つもの同志、なんとなく気持ちが分かり合うというのは当然のことだと思います。
>親和性といっていいんでしょうか。
 
 子ども同士でもあるという事は、やはり着眼点の違いはあるようですね。
 ユニコーンさんだけでなく、非自閉の親御さんからすると、とてもショックな事だと言うはわかります。
 でも、私はこう思っています。

 子どもの困り感やトラブルを、どうしてだろう?と立ち止まって考えてくれる事に意味があると思うのです。
 私の場合は、当事者という立場で、子どもと関わる事になってしまいましたが、本来はその子の目線まで下がることこそが、大事だと思うのです。
 結果は色々だとは思います。
 
 私は過去に、自分に寄り添おうとしてくれた人がいましたが、その時には思いも噛み合わないし、どうしてこの人は私に対して、一生懸命なのだろうと思った事があります。
 でも、それが、色々な経験を経て、大勢の人と関わる中で、『ああ、あの人はあの時、私のことわかろうとしてくれたのだ』と、何十年も経ってから気が付きました。
 遅いですよね。
 でも悲しいかな、そういう心の配線が、後になってやっと繋がる事が多いのです。

 ですから、非自閉の親御さんが、子ども達を理解していないとは思っていませんし、もしかしたら、どうして?と思われたり、不毛な事とがっかりされたりするのかもしれません。
 ですが、それがいつか、繋がる、合点がいく日がくるかもしれません。
 きっと、そういう障碍だと思うのです。
 定型の子が、20歳くらいで成人するとして(個人差もあると思いますが)、アスペの子どもは、もっとゆっくり大人になるのかもしれません。
 むしろ、そうなのだと思って、アスペの子供を育てています。


>難しい問題ですね。自分とは違う発想法、感じ方を理解するのはわが子ともいえどとても難しいのです。今の私なら、kazeさんのような方がそばにいてアスペ傾向のある子の気持ちを代弁してもらえたら本当に嬉しい、と思えるのですが、子育て真っ最中、闇夜に船をこいでいるような気持ちの当時の私が、人から「こうした方がいいよ」と言われて素直に聞けたかどうか自信がありません。

 私自身の場を読めない、タイミングの悪さもあったのだと思います。
 代弁する事が必ずしも正しいのではないのです。
 
>自分自身必死すぎて余裕がない、ということもあると思います。こんなに必死に子どものことを考えているのにそれは無意味なの?と。kazeさんのおっしゃるように軽い意味での嫉妬もあるのかもしれませんが、それより、自分のやっていることを否定されることに対する心理的恐怖や、違う感性を認められない嫌悪感もあるような気がします。

 先ほども書きましたが、無意味ではないと思います。
 私の母親は、カナータイプで知的遅れのある兄と、アスペ(当時はわかっていなかった)の私、他の兄弟を抱え、辛かったのでしょう。
 私達、兄弟を顧みることはありませんでした。
 そういう人も、世の中にはいるわけですから、子供を見つめている親は大きな意味があると思います。
 ですから、そういう親御さんを否定する気持ちは私には無かったですが、その点は想いの擦れ違いなのだと思います。

>多分、双方が(特に多数派の定型者が)本気で相手の気持ちに歩み寄ろうと思わない限り難しいと思います。でも、これからですよ。発達障害の社会的認知度があがり、これから状況は必ず良くなると思っています。

 そう言ってもらえると、少し希望が持てます。

>発達障害の子の気持ちがわかる大人の当事者、と言うのは今とても教育現場で必要だと思います。子どもが自分で説明できない困難さを言葉で説明してくれるならなおさらです。でも、それをまわりの親たちが素直に受け止めてくれるかどうか・・

 発達障碍の認知度が上がって教育と言う場にもその理解が入ってきてはいますが、世の中の大人の中にそういう人たちがいるという認識は、まだまだなのだと思います。
 そういう、どこにでもいるという事が、もし理解してもらえる時が来るのならば、私、もしくは当事者の人たちが、説明する事を受け入れてもらえるのだと思います。


>人との軋轢や誤解を避けるには「黙して語らず」が無難なのかもしれませんが、kazeさんがご自分の負担にならない形でまわりにゆるゆると啓蒙活動を続ける
>ということは大切なことだと思います。kazeさんだけではなく、大人の当事者の方々が声を出し続けて、自分たちのために、そしてこれから育つこどものためにより良い社会を作っていければいいと切に思います。

 自分が、この障碍と分からずにやってきて辛かった。
 せめて、自分の子供が大人になった時は、そういう偏見などが少しは軽減されて、楽しく暮らせるといいなあと思っています。

>kazeさんの歯がゆい気持ち文面から痛いほど伝わります。また、良かれと思ってしたことが否定された気持ちの痛みも伝わります。
>
>相手の方もまた違った痛みを感じていると思います。
>定型発達者が発達障害を真に理解するには、自分の常識や先入観をある程度捨てて「パラダイムの転換」をしなければならないのです。私もまだ、それはできていないと思います。

 そうですね。
 でも、きっと片方ではなく、双方に何らかの変化が必要なのかもしれません。
 療育などを受けてこなかった、気付かれなかった私の世代と違って、私の子どもの世代ではきっと、当事者の人たちももっと理解度が上がっていると私は思います。
 それだけ、良い経験を積む事ができるでしょうし、自分たちを顧みてくれる大人がいるのですから。


>kazeさんのブログ拝見しました。これも一つの啓蒙活動だと思います。小さな積み重ねがいつか社会の理解につながると信じてがんばってください。kazeさんは一人ではありませんよ。

 ありがとうございます、
 一人ではないと言ってもらう事が、一番の理解です。
 嬉しいです。

[#12296] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 非自閉親の一想い  - 06/6/5(月) 0:53 -

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   ▼kazeさん:
> 私の学校以外の、障碍のあるお子さんをお持ちの保護者の方たちは、意外とどうやったらパニックが減るか、どうやったら子どもが心安らかに過ごせるかというKとをいつも考えていて、その為にはどうしてる?という情報交換が盛んです。
> 勿論私もです。

kazeさんの学校の、他の方も、そういうことは考えていらっしゃるのではないでしょうか。情報交換をするかしないか、というところは、個人差がありますから、する人はするし、しない人もいる、とは思いますが。

何だか、学校の他の親御さんのことを、批判されているように、読み取ってしまうんですよね。私の理解力の問題でしょうか。

お互いの子どものことを理解しあったり、親同士もお互いを尊重しあったりするためには、直接話し合うことは、必要なことだと、個人的には考えています。なので、なぜkazeさんが話し合いたいと思っていたにも関わらず、話し合うことがなかったのかは、不思議です。

[#12298] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 1:39 -

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   ▼非自閉親の一想いさん:

>私は、自分の方が人の気持ちに気付きやすい、とは思っていません。気付けないことだって、よくあると思っていますから。ですから、こう前提をつけられてしまうのは、ちょっと戸惑います。

>非自閉の人よりアスペの方は傷つきやすいということを、分かって欲しい、ということでしょうか。
>では、是非、非自閉の人も、傷つくことも、深く傷つくこともあるということを分かっていただきたいです。どちらの方が敏感か、とか、感度が高い、とかいうことは、そんなに重要なことなのでしょうか。お互い様、と考えるのは、ダメでしょうか。

 非自閉の人よりアスペの人が傷付きやすいという事を、わかって欲しいという事ではなく、そのポイントが違うので、二重三重の傷付き方をするという事を、わかって欲しいと思っただけです。
 どちらが敏感かという事ではなく、例えば、私はよく『頑張って』と言われます。
 定型の人からすると、がんばってと言う言葉は、挨拶程度のものかも知れません。
 ところが、私はがんばってと言われるのだから、まだ頑張り足りていないのだ、もっと、もっと頑張らないといけないのだと感じる事があるのです。
 そうすると、もうとっくに自分の限界がきているのに、頑張らなければならないのです。
 また、咄嗟に大きな声で、注意されてしまう時も、この人は怒っているのだと感じる事があります。
 そういう、何気ない言葉一つにも、感度が高いからだと私は認識しています。
 当然、傷付くと言う感覚的なものは、人それぞれ違います。
 でも、がんばってと言われて、頑張り足りていないと思う定型の人は、本当に少ないと聞いています。
 非自閉親の一想いさんはいかがでしょうか?

 ただ、私が言いたいのは、そういった定型の人がなんでもないことに、一つずつ躓き傷付く事を言っているのです。

 そういう、感覚の違いが起きているときは、受け取り方が随分と違うわけですから、お互い様とは言えない気がします。
 それをお互い様と言うのよと言われてしまうと、私の障害がそういう受け取り方をするから悪いと言われているようで、悲しくなります。

 どうやっても、障碍を無くす事は出来ないのですから。
 出来たのなら、楽ですけれど・・・

>アスペではない人がアスペの方を傷つけてしまうこともあれば、アスペの方がアスペでない人を傷つけることもあると思います。お互いに、そんなつもりは全くなかったとしても、そういう行き違いは、ありえる事だと私は感じているのです。

 今がその状態だと思います。

>二人、という数が適正なのかどうか?私には判断できません。ただ、もしかしたら、もう何人かの方に意見を求めれば、また違った見解なり可能性なりが出てきたかもしれない、その可能性はあるのでは?とは思います。

 二人と言うのは、妥当かどうかではなく、中立にいた人たちでその場の責任の
ある人だったからです。
 ここにこれ以上の事情を書くことも出来ませんし、本来私がお聞きしたい事とは話がずれていっていますので、具体的なことを追求することは書くことが出来ません。
 それで、非自閉親の一想いさんが、私の書いたことを追求したいという事であれば、お書きになっていただいて構いません。
 それこそ、相手のいる事ですので、申し訳ありませんが書く気持ちになれません。
 ごめんなさい。

>> その私の行動自体は無意識に行われた事で、それをどうしてかと責められても、私には説明が付かないという事を言いたかっただけです。
>> 感覚的に、似ていた。
>> だから、普段自分が自分の困り感に対応するように、他の子にもしてしまったという事なので、むしろ、私は、その方がご自分の口で理路整然と、こういう育て方なのでと言ってくださった方が、とてもわかりやすかったです。
>
>kazeさん自身も、相手の方に説明がつかないことがあるように、
>相手の方も、理路整然とkazeさんに話すことができなかった、ということではないでしょうか。そうして欲しかった、と思う気持ちはわかりますが、そうはしてもらえなかった、ということを責めてしまっては、いい方向にはなかなか進まないと思うのです。

 非自閉親の一想いさんには、責めているように感じられたのですね。
 私は、曖昧な表現や比ゆでは、理解しにくいという事を書いただけですよ。
 責めてなどいません。
 私が、そういう障害を持った人間だという事を書いたまでです。
 でも、この方は、先ほどの二人の方には、理路整然とお話されています。
 これ以上書いても水掛け論ですし、非自閉の親の方でそう思われた方がいるという事だけは深く受け止めたいと思います。

>> 例えば、身近なお母さんで、『私はどの子も分け隔てなく、悪い事は悪いと言って怒ってしまうからごめんね』と言うお母さんがいました。
>> ところが、アスペの息子からすると、『駄目じゃない。やっちゃ駄目でしょ。そういう言葉使いはいいの』といわれると、叱ってもらうのはあり難い事なのですが、私からするとパニックを増大させる叱り方なので、暫らくその場は放っておいて、落ち着いてから『さっきのことはどう思う?良くないことだよね』と話していただくとすんなり入るのです。
>
>なるほど。そういうことなら、そのお母さんとkazeさんとで、お互いの情報を伝え合えば、きっと相手のお母さんも、少なくともkazeさんの息子さんへの対応については、考えてくださるのでは?と感じたのですが、、。


 そのお母さんに直接お話しましたが、その方の子育ての方法と、私の子育ての方法が違うため、飲めないと仰いました。
 これからも、気が付いたら注意すると仰っていました。
 ですから、その事で子どもがパニックを起こす事が、その後ありましたが、仕方が無い事だと思っております。
 ですから、そういう言葉掛けに対して、自分の子供に耐性をつけさせるしか無いものと思っております。
 それは、一朝一夕に出来るようになることでは有りませんが、それも世の中の常だと思っていますし、それが、人と場所や空間、時間をシェアする事だと思っています。

 非自閉親の一想いさんの、私に攻撃されているかの想いは良くわかりました。
 でも、私は、何度も書いていますが、非自閉の人たちが子どものために一生懸命ではないと思った事はありませんし、責めている事もありませんし、否定もしていません。
 また、私個人の先ほど書きましたトラブルについては、これ以上申し上げる事は出来ません。
 あなたがその当事者であれば別ですが、それでもここで議論する事でも、説明する事でもないように思えますので、どうかご了承ください。

 私自身の中で、漠然と問題となっていることがどの位明確に出来るのか、経験のある方がいたらお聞きしたかっただけです。
 それが上手く表現できていないので、非自閉親の一想いさんに不快な想いをさせているのであれば、改めで謝罪いたします。
 申し訳ありません。

 そこで、不躾なお願いですが、では非自閉親の一想いさんからはアスペやスペクトラムの方はどう見えているのか、教えていただけませんか?
 非自閉の親として、自閉症の子どもの行動はどうの様に映っているのでしょうか?
 それを、教えていただければ、私のそもそもの質問に戻る事が出来ますし、もっとも私の知りたい事の一つですので、大変助かります。

 勝手な言分かもしれませんが、ここで非自閉親の一想いさんと、諍うことは、本当に意味で、自閉症スペクトラムの子ども達のためにはならないと思っています。
 大人同士が、理解しあえることで、子どもにも良い姿を見せていく事が出来ると信じていますので。

[#12299] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 1:51 -

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   ▼非自閉親の一想いさん:

>kazeさんの学校の、他の方も、そういうことは考えていらっしゃるのではないでしょうか。情報交換をするかしないか、というところは、個人差がありますから、する人はするし、しない人もいる、とは思いますが。
>
>何だか、学校の他の親御さんのことを、批判されているように、読み取ってしまうんですよね。私の理解力の問題でしょうか。

 考えすぎではありませんか?
 こちらの事情がわからない段階では、ご理解いただくのは難しいと思います。
 前のレスでも、書きましたが、この件に関してこれ以上の説明をする事は出来ません。
 ご了承ください。


>お互いの子どものことを理解しあったり、親同士もお互いを尊重しあったりするためには、直接話し合うことは、必要なことだと、個人的には考えています。なので、なぜkazeさんが話し合いたいと思っていたにも関わらず、話し合うことがなかったのかは、不思議です。

 私も、理解しあったり、尊重しあったりしたいと思ったからこそ、話し合いを申し入れましたが、諸事情があり、仲立ちする方たちがいて、その方たちに双方とも間接的に話し合うことと言われ、叶いませんでした。
 私も、直接話し合う事は必要だと言う点では、非自閉親の一想いさんと同意です。
 それを許されない環境に置かれたという事だけは、お汲み取りください。
 また、1対1の話し合いであれば、何の問題もありませんが、関係の無い方も含まれた話し合いならば、受け入れる事も出来ませんでした。
 多勢に無勢となるので・・・
 これ以上は、本当に書くことが出来ませんし、非自閉親の一想いさんにご説明する理由が見つかりませんので、お許しください。
 その上で、自分に出来ることはまだ無いのだろうかと、模索している結果がこの書き込みでもあるわけです。
 まずは、自分の問題点と向き合おうという事です。

 あまり、個人的な情報を必要とされるレスはとても辛いです。

[#12301] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 非自閉親の一想い  - 06/6/5(月) 10:06 -

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   ▼kazeさん:
私がこちらにコメントを書いてしまったことで、kazeさんをとても辛い気持ちにさせてしまったこと、心から申し訳なく思っています。

そして、もしかしたらこちらに集う多くの当事者の方にも、結果的に辛い思いをさせてしまっているのかもしれない、と考えると、これ以上は書いてはいけない、とも思います。でも、黙って書かないのもかえって失礼になってしまう気もしますので、質問されていることにだけ答えるつもりで書かせてください。

「がんばって」については、私も自分なりにがんばっていた時に言われて、「これ以上頑張れない」「がんばって、と今は言って欲しくない」と思ったことはあります。それを言った相手の方が、私のことを頑張りが足りないと思っているからこう言ってるんだろうな、と感じると、とても辛かったです。ただ、今はもうこんな風には思わないようになったので、誰かから「がんばって」と言われても辛い気持ちになることはないのですが、自分にも辛かった時期があったので、人に「がんばってるんですね」ということはあっても、「かんばって」とは言わないようにしています。

> また、咄嗟に大きな声で、注意されてしまう時も、この人は怒っているのだと感じる事があります。

私も、自分が信頼していない人からの大声での指示に、そのように感じることはあります。ただ、相手の方と親しくなると、あ、怒っていた訳ではないんだな、と分かることもあるので、大声の注意イコール怒っている、ではないと考えています。

> 非自閉親の一想いさんはいかがでしょうか?
私は今書いたようなことを考えていますが、これは私の感じ方なので、私以外の他の親御さんの考えとはまた違うはずです。こんなことくらいしか答えられなくて、すみません。

> ただ、私が言いたいのは、そういった定型の人がなんでもないことに、一つずつ躓き傷付く事を言っているのです。
> そういう、感覚の違いが起きているときは、受け取り方が随分と違うわけですから、お互い様とは言えない気がします。
> それをお互い様と言うのよと言われてしまうと、私の障害がそういう受け取り方をするから悪いと言われているようで、悲しくなります。

「お互い様」を、そんな風に感じられるのですね。悲しませてしまったことは、本当に申し訳ないです。私にはkazeさんが悪い、なんて言うつもりは全くありません。でも、私の書いたことでkazeさんがそう感じられたということは、私の書き方が全くダメだったのだと考えなければいけない、と思っています。私が書きたかったのは、アスペでもそうでなくても、親という立場は一緒ですし、違っているところは違っていると情報交換しあったり、お互いの思いを否定し合わない様な、親同士のお付き合いをするためには、「お互い様」の気持ちをお互いに持ち合うことが必要ではないか、と思っていたので、そう伺ってみたのです。

> 非自閉親の一想いさんの、私に攻撃されているかの想いは良くわかりました。
> でも、私は、何度も書いていますが、非自閉の人たちが子どものために一生懸命ではないと思った事はありませんし、責めている事もありませんし、否定もしていません。

同じ文章を読んでも、きっとそういったkazeさんの思いも理解しながら読むことのできる方も、たくさんいらっしゃるのでしょう。でも、私はその気持ちを汲み取ることができないままに、読んでしまっていたのだと思います。そう思うと、これは、私の受け取り方の問題だと思うようになりました。kazeさんは悪くないです。

> そこで、不躾なお願いですが、では非自閉親の一想いさんからはアスペやスペクトラムの方はどう見えているのか、教えていただけませんか?
> 非自閉の親として、自閉症の子どもの行動はどうの様に映っているのでしょうか?
> それを、教えていただければ、私のそもそもの質問に戻る事が出来ますし、もっとも私の知りたい事の一つですので、大変助かります。

この質問へのお返事を、私がこちらに書いていいものなのかどうか、躊躇します。私自身、アスペについてよく理解できていないと思うからです。私の思いを書くことで、さらに辛い悲しい思いにさせてしまうかもしれない、と思うと、思うところはあっても、書くのがよいことではないような気持ちがするのです。

> 勝手な言分かもしれませんが、ここで非自閉親の一想いさんと、諍うことは、本当に意味で、自閉症スペクトラムの子ども達のためにはならないと思っています。

私たちは、諍っていたのでしょうか?私はそうは思っていませんでした。でも、そう思われたのなら、私の書き方にやはり問題があったのだと思います。その点本当に申し訳なく思っています。

> 大人同士が、理解しあえることで、子どもにも良い姿を見せていく事が出来ると信じていますので。

私も、そう思います。この思いは同じなのに、なぜこんなことになってしまうのかとも思います。

[#12302] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 非自閉親の一想い  - 06/6/5(月) 10:18 -

引用なし
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   ▼kazeさん:
> まずは、自分の問題点と向き合おうという事です。

私もそうしてみます。

> あまり、個人的な情報を必要とされるレスはとても辛いです。

kazeさんが書きたくないことを書け書けと要求しているつもりも全くありませんでした。難しいですね。
感じ方はいろいろで、kazeさんの感じ方を伺って、こういう感じ方をされる方もいしゃっしゃるんだなぁ、と。私自身は、ほんの少しだけ、これまでよりも、理解できたことがあるような気持ちもしているのですが、私がここに書いてしまったことで、kazeさんをお辛い気持ちにさせてしまったことは、反省しなければならないと考えています。悪気がなければなにをしてもいいのいう訳では、ないですものね。

大変失礼いたしました。

[#12303] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 yume☆ ホームページ  - 06/6/5(月) 10:26 -

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   kazeさんへ
 私の場合、kazeさんのような方が先生のチームにいてくれたら、息子がこんなに苦労することもないのに・・と思います。息子ももっと「承認される」経験ができるのにと思わずにはいられません

> YUME☆さんの様に、もったいないと言ってくださる方がいらっしゃって、今はちょっとほっとしています。
> 昨年、色々な事情があって、養護学級に通う息子の付き添いをしました。
> その中では、大人の手が足りない状況も、時々生まれるので、当然私もただ立っているという事が出来なくて、元記事の様に、咄嗟に他のお子さんに対応してしまうことがあったのです。
> 
> どうも他の保護者の方からは、そこでの状況とか、総合的な情報(私が知っている)は理解してもらえず、お子さんのコンデション低下はある原因一つだといわれてしまったのですが、私からすると、ちょっと待って、あれもこれも原因ですよ、という要因を、いくつも当事者として感じていたのに、理解してもらえませんでした。
> 『この行動はどこから来るものなのか?』と、やっぱりトラブルやパニックが起こったときには特に考えますよね。
>
> そういう時に、YUME☆さんは、どういう様に考えますか?
> 最初から、これが原因だと決め付けますか?
> それとも、これもあれも、原因みたいだけど・・と考えていきますか?
> また、どうも原因は複数らしいという事はありますか?

 以前にイスの持ち方で、先生との視点の違いを感じたことがありました。
 息子は一年生の廊下を通って体育館へ移動する時に、イスを頭の上へ高く持ち上げていました。先生は「危ないからおろしなさい」と注意したのです。ですが、息子はその指示に従うことができずに、さらに高くイスを持ち上げてしまいました。先生は苦い顔をされていたので、あきれていたのでしょう。
 私は「何故息子がいつもはやらない行動をとる必要があったのか?」「先生の指示に答えられないで、ますますイスを高く持ち上げてしまった理由はどこにあるのか?」と推理しました。
 もちろん、「息子の人となりが一番の根底」にありました。「人を傷つけたくない」というまじめな性格の息子から推測すると、息子はイスを頭の上に持ち上げて、小さな一年生に自分のイスが少しでもぶつからないように「安全なイスの持ち方」をしているつもりだったのです。
 そこで私は息子に声をかけました。「イスが頭の上から落ちると一年生が大怪我をしてしまう原因になるから、先生と同じように持ってごらん」と黒子のようにささやいただけで、通常通りのイスの持ち方にすぐに訂正することができたのです。

 周りの状況と息子の人となりと「さらに高く持ち上げた」行動から総合的に判断しました。
 しかし、先生には「お母さんの言うことはきく」「お母さんが大好きなんです」と言われていたので、やはり視点の違いを感じました。
 そこで、イスを何故高くもちあげたのか?という理由を話して、CARSのような行動分析の表からの理解を求めました。かなり高度な要求ですが理解をもとめるには専門的な知識を学んでもらいたいと伝えました。

 客観的に分析できるように、息子の資質の理解(IEP)をもっと勉強して、誰にでも理解できる資料づくりをしたいと考えました。
 

> 咄嗟の事とは言え、良くなかったかもしれませんね。
> でも、着眼点がそもそも違う時は、どうすればいいのでしょう。
> その方の見ているところと、私の見ているところに、そもそもズレがあるみたいなんです。
> 話しても、そんな訳ないと一蹴されてしまうのです。・・・
> 私は、すぐにその子にとって良い事は何か・・・と考えてしまうので、とても残念な気がしてならないです。
> それこそ、もったいないと・・・

 はい〜(>.<)本当にもったいないですよ☆ 
 ASを持ってる先生や指導員の方がいる学校はきっと恵まれていると思います。
 息子も「俺と同じ先生知ってる。以心伝心なんだよね」と言ったことがあります。言葉がなくても通じ合ってる様子を見た時には理解できませんでしたが、お互いの行動から会話をしているようでした。私はその方から習ったのです。行動観察の極意(^^)
 「言葉にたよって生活している健常者よりも、視覚的にたけているASの強みはね。お母さん、行動観察とその分析能力なんですよ」と言われて気づかされたことがありました。 
 私のようにアドバイスの言葉を実感している親としては、何度もいっちゃいますが、もったいないです〜。

> 問題は、私の伝え方なのかなと・・・

 理解してもらうのはとても難しい視点ですよね。私もパニックなどに有効な行動分析方法などがのっている論文や専門誌をコピーしてラインを引いてお願いしてみた時もありました〜。

 kazeさんがアドバイスした方は、その児童がまたパニックなどになった時にkazeさんの言葉を思い出す時が来ると思います。(^^)

[#12304] 非自閉親の一想いさんへ
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 12:05 -

引用なし
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   ▼非自閉親の一想いさん:

 昨晩、どうしようと悩んでしまいました。
 でも、今は、レスを読んで少し嬉しい気持ちでいます。

 非自閉親の一想いさんも、同じ様に【親】として同じなのだと言う事がわかったからです。
 私の記事に色々な方が、ご意見を書いてくださって本当に嬉しいと思います。

 何より、非自閉親の一想いさんのような方の意見も大事だと感じています。

 当事者というより、私個人だけかもしれませんが、相手がどう思っているかについては、情報を集め(会話の中ならとか、その人の表情を観察したりとかなど)なければなりません。
 それ自体が、瞬時には出来にくいので、どう思っているのかと言う答えを出すのに、とても時間が掛かったり、全く違っていたりという事も少なくありません。

 そういうとき、例え傷付いても、これはこう感じているのとストレートに説明して下さった方が、合点がいくことも多いです。

 この記事を書いたときに、勿論反対意見や、それに類した言葉を書かれる方もいるかもしれないと自覚していました。

 むしろ、世の中の人全部が、『全く同じ意見・考え』と言う方が不健全ですし、
反対の考えからこそ学ぶべき点は多いと思っています。

 ただそれが、お互い攻撃的でなく温和に進んだらもっと良いと思っています。

 非自閉親の一想いさんも私も、多分・・・向いている方向は一緒だと思うのです。
 ただ、その方法が違うだけなのだと思います。
 それは、互いにいけないことではないし、それだけ、多種多様な方が自閉症スペクトラムの子ども達には生き易いとも思います。

 私自身は、非自閉親の一想いさんが書いてくださったことで、得たものは大きいです。
 自分のコミュニケーションや行動のまずさ、人との摩擦がどこにあったのかが、よく分かったからです。
 この私の実生活の誤解を、どうしたら解いていけるかはこれからじっくり考えたいと思います。

 コメントくださってありがとうございます。

[#12306] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 12:23 -

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   ▼非自閉親の一想いさん:
非自閉親の一想いさんへ
>
>「がんばって」については、私も自分なりにがんばっていた時に言われて、「これ以上頑張れない」「がんばって、と今は言って欲しくない」と思ったことはあります。それを言った相手の方が、私のことを頑張りが足りないと思っているからこう言ってるんだろうな、と感じると、とても辛かったです。ただ、今はもうこんな風には思わないようになったので、誰かから「がんばって」と言われても辛い気持ちになることはないのですが、自分にも辛かった時期があったので、人に「がんばってるんですね」ということはあっても、「かんばって」とは言わないようにしています。

 私も同意です。
 ですから、私は人にがんばってと言えない人です。
 その代わりの言葉は、日本語と言う豊かな言語の中にきっとあるとも思っています。
 日本で頑張ってと同意語で、『ファイト』というのがありますね。
 日本人は励ますために、ファイトと言いますが、これが英語なら、『闘え』といわれているのと同じです。
 きっと、がんばってと言う言葉も、『闘え』と聞こえているのと同じなのかもしれません。
 そういう感じ方なのかもしれません。

>>「お互い様」を、そんな風に感じられるのですね。悲しませてしまったことは、本当に申し訳ないです。私にはkazeさんが悪い、なんて言うつもりは全くありません。でも、私の書いたことでkazeさんがそう感じられたということは、私の書き方が全くダメだったのだと考えなければいけない、と思っています。私が書きたかったのは、アスペでもそうでなくても、親という立場は一緒ですし、違っているところは違っていると情報交換しあったり、お互いの思いを否定し合わない様な、親同士のお付き合いをするためには、「お互い様」の気持ちをお互いに持ち合うことが必要ではないか、と思っていたので、そう伺ってみたのです。

 学校での子どものトラブルも同じ様に、同じ空間・場所・時間を共有する限り、『お互い様』だと私も思っています。
 当然、親の方もそうだと思っています。
 そのお互い様と言う気持が、噛み合わない事もあったので、きっと非自閉親の一想いさんのような方と、話せたのなら、わかってもらえたのかもなぁと思います。

>同じ文章を読んでも、きっとそういったkazeさんの思いも理解しながら読むことのできる方も、たくさんいらっしゃるのでしょう。でも、私はその気持ちを汲み取ることができないままに、読んでしまっていたのだと思います。そう思うと、これは、私の受け取り方の問題だと思うようになりました。

 お互い感じ方を、否定する必要はないと無いと思います。
 だから、どちらが悪いという言葉はやめませんか?

 それ以上のお返事は、非自閉親の一想いさんへ へ書きました。
 読んでいただけたら、ありがたいです。

[#12316] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/5(月) 17:14 -

引用なし
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   ▼yume☆さんへ

> 以前にイスの持ち方で、先生との視点の違いを感じたことがありました。
> 息子は一年生の廊下を通って体育館へ移動する時に、イスを頭の上へ高く持ち上げていました。先生は「危ないからおろしなさい」と注意したのです。ですが、息子はその指示に従うことができずに、さらに高くイスを持ち上げてしまいました。先生は苦い顔をされていたので、あきれていたのでしょう。
> 私は「何故息子がいつもはやらない行動をとる必要があったのか?」「先生の指示に答えられないで、ますますイスを高く持ち上げてしまった理由はどこにあるのか?」と推理しました。
> もちろん、「息子の人となりが一番の根底」にありました。「人を傷つけたくない」というまじめな性格の息子から推測すると、息子はイスを頭の上に持ち上げて、小さな一年生に自分のイスが少しでもぶつからないように「安全なイスの持ち方」をしているつもりだったのです。
> そこで私は息子に声をかけました。「イスが頭の上から落ちると一年生が大怪我をしてしまう原因になるから、先生と同じように持ってごらん」と黒子のようにささやいただけで、通常通りのイスの持ち方にすぐに訂正することができたのです。

 とても、的確な指示ですね。
『危ないからおろしなさい』では、多分どうしていいのかわからず、自分の中の正しいと思うルールに従って、更に高く持ち上げたのだと思います。
 yume☆さんが、どうしたらいいのか話して、更には、先生と同じ様に持ってごらんと視覚的に示す事で、すんなり入ったのだと思います。

 よく例えで上げられるのが、
廊下を『走らないで』と言われるとわからないのに、『廊下は歩いてね』という指示で理解するというのがありますね。

 危ないからおろしなさいでは、次にどうするかがわからないので、タイプに違うお子さんなら、わからなくて泣いてしまう子もいるかもしれませんし、カナータイプのお子さんの中には自傷を始めてしまうお子さんも中にはいると思います。

 ○○だから、どうする という事だけでも、ずっと暮らしやすくなります

 yume☆さんの対応は素晴らしいですよね。
 

> 周りの状況と息子の人となりと「さらに高く持ち上げた」行動から総合的に判断しました。
> しかし、先生には「お母さんの言うことはきく」「お母さんが大好きなんです」と言われていたので、やはり視点の違いを感じました。

 これは、お母さんだから指示が入ったのではなく、
お母さんがその子にとって、一番合う指示の方法を取ったからだと思います。
 これを、先生がもし心がけてくださるのなら、きっと先生の指示でも入ると思います。(相手の喋り方に苦手があると難しいかもしれませんが・・・命令口調とか大声とか)
 と・・・私は思います。


> そこで、イスを何故高くもちあげたのか?という理由を話して、CARSのような行動分析の表からの理解を求めました。かなり高度な要求ですが理解をもとめるには専門的な知識を学んでもらいたいと伝えました。
>
> 客観的に分析できるように、息子の資質の理解(IEP)をもっと勉強して、誰にでも理解できる資料づくりをしたいと考えました。

 こちらの認識している事を、噛み砕いて説明すると言うのは、本当に難しいものですね。
 自分自身も伝えるというスキルを上げないといけないと感じます。

 
> はい〜(>.<)本当にもったいないですよ☆ 
> ASを持ってる先生や指導員の方がいる学校はきっと恵まれていると思います。
> 息子も「俺と同じ先生知ってる。以心伝心なんだよね」と言ったことがあります。言葉がなくても通じ合ってる様子を見た時には理解できませんでしたが、お互いの行動から会話をしているようでした。私はその方から習ったのです。行動観察の極意(^^)
> 「言葉にたよって生活している健常者よりも、視覚的にたけているASの強みはね。お母さん、行動観察とその分析能力なんですよ」と言われて気づかされたことがありました。 
> 私のようにアドバイスの言葉を実感している親としては、何度もいっちゃいますが、もったいないです〜。

 そうですね。
 自分にもとても当てはまる言葉です。
 行動観察と情報収集と分析・・・やっています。
 頭の中でグルグルと。
 ですから、大勢の方の集まる場所では、それがずっとになるので、緊張状態が続き、帰ってくるとどっと疲れるという事があります。
 最近では、MAX10人くらいだなという事が自分の中ではわかりました。
 聴覚の問題もあるので、それ以上の人が集まる場所は、しんどいですね。
 耳栓が必要です。
 でも、耳栓をすると話が出来ないですしね。

> 理解してもらうのはとても難しい視点ですよね。私もパニックなどに有効な行動分析方法などがのっている論文や専門誌をコピーしてラインを引いてお願いしてみた時もありました〜。
>
> kazeさんがアドバイスした方は、その児童がまたパニックなどになった時にkazeさんの言葉を思い出す時が来ると思います。(^^)

 思い出してくれたときに、私の行動に合点がいってくれたら、それだけでいいのですが・・・
 とにかく、伝えるというスキルをどうするかを、勉強してみようと思います。
 結局は、これってコミュニケーションの障碍ってやつですね。

[#12334] そうですね・・
 うさママ  - 06/6/6(火) 23:38 -

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   >>世の中には私と私以外の親と二種類しかいないといっても過言ではない感覚です。
>
> そういう感覚は、自閉症スペクトラムのお子さんとシンクロする事はありますか?
> 私は、どうしても場面場面で、シンクロしてしまうのです。

そうですね、確かに考えてみればそうなんですが
私の場合は良くも悪くも自分本位でして(^^;;
あまりシンクロしていませんね。

> 私の場合、ほとんどの保護者の方が年上のため、私が何か言うという事が、どうも横柄だと取られてしまうようです。

なるほど
これはもう越えられない時間の壁ですね。
障害の問題に限った事ではなく
結局人には場面場面で、できる事とできない事があって
それぞれの人が皆できることのうちの十分の一も実行できずに生きているのが現実かと思いますよ。
正しい事を言えば受け入れられるとは限らないのが人間関係で、
相手の役に立つ情報であっても相手に受け入れる気持ちがなければ
それはもう残念ながら役に立つ情報ではないわけです。

> また、年齢のせいでしょうか、『あなたにわかるわけない』と言われた事もあります。

これはある意味事実ではないけれど事実だったりするわけです。
年齢のせいばかりではないかもしれません。
年寄りの言う事はまた受け入れられないものです。

> でも、私もうさママさんと同じ様に、当事者なので、正直私が対応して上手く行くことがあるわけです。
> それを、その方が受け入れるのには、プライドが許さないのだと感じました。

きっとその通りですね。
私だったらプライドが許しません。
だって親として本当に頑張っているんですもの。

> 黙して語らすが、一番いい方法なのでしょうか?

知っている事をそのまま語るのは簡単なことですが有効ではないと思います。
知っている事を相手に理解できる方法で伝える事は難しいけれど有効な方法だと思います。

> なんだか、私のとって、それはアインシュタインが、相対性理論以上の発見をしているのに、誰かに言いたくてもいえない状態の様に、感じられます。

その気持ち良くわかります。

> 自閉症の子の、確かな対処方法が、ここにあるのにと思うと歯がゆくて・・・

そうですね。本当に
でもねその子の親になるわけにはいかないので
自分のスタンスでできることにベストを尽くせばいいんですよ。
親に対する上手な働きかけ方は他にないのか?
若いのに生意気だと思われない態度は?話し方はないのか?
相手が心を開いて自分の話を聞いてくれるようなアプローチはないのか?
そう考えるとできる事は無限にあります。
自然体で肩の力が抜けると不思議と事はいい方向に運ばれたりします。
それしかないと思うと虚しいですが
結局無理なくできる事だけをするのが本当にベストなんです。

[#12360] Re:そうですね・・
 kaze ホームページ  - 06/6/7(水) 22:49 -

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   うさママさんへ
 お返事ありがとうございます。

>そうですね、確かに考えてみればそうなんですが
>私の場合は良くも悪くも自分本位でして(^^;;
>あまりシンクロしていませんね。
>
 そうですか。
 もしかしたら、これは個人差があると考えた方が良さそうですね。

>なるほど
>これはもう越えられない時間の壁ですね。
>障害の問題に限った事ではなく
>結局人には場面場面で、できる事とできない事があって
>それぞれの人が皆できることのうちの十分の一も実行できずに生きているのが現実かと思いますよ。
>正しい事を言えば受け入れられるとは限らないのが人間関係で、
>相手の役に立つ情報であっても相手に受け入れる気持ちがなければ
>それはもう残念ながら役に立つ情報ではないわけです。

 そうですか。時間の壁なんて考えた事がありませんでした。
 私の場合、年下でも尊敬できる人はいると思いますし、年上でも尊敬できない人もいると言うのが、子どもの頃からの考え方なので、年齢を強調する人や年功序列を強く押し出す人は苦手です。
 年齢より、人としてどう付き合えるかと言う方が、優先的になってしまいます。

 そういう意味でも、もしかしたら、知らず知らずのうちに相手に不快感を与えているのかもしれません。

 また、正しいからといって口に出していう事がいいことではないというのは、アスペの『見たまま』を口に出していってしまう事と同じかもしれませんね。

>きっとその通りですね。
>私だったらプライドが許しません。
>だって親として本当に頑張っているんですもの。

 その人や他の人が、一生懸命やっていないとは思いませんが、着眼点の違いからのズレはどうしても生じるのだろうなと思っています。
 それを、表に出す事で、相手のプライドと傷つけるのならば、やはり気をつけるべきなのだと思いました。

>> 黙して語らすが、一番いい方法なのでしょうか?
>
>知っている事をそのまま語るのは簡単なことですが有効ではないと思います。
>知っている事を相手に理解できる方法で伝える事は難しいけれど有効な方法だと思います。
>
>> なんだか、私にとって、それはアインシュタインが、相対性理論以上の発見をしているのに、誰かに言いたくてもいえない状態の様に、感じられます。
>
>その気持ち良くわかります。
>
>> 自閉症の子の、確かな対処方法が、ここにあるのにと思うと歯がゆくて・・・
>
>そうですね。本当に
>でもねその子の親になるわけにはいかないので
>自分のスタンスでできることにベストを尽くせばいいんですよ。
>親に対する上手な働きかけ方は他にないのか?
>若いのに生意気だと思われない態度は?話し方はないのか?
>相手が心を開いて自分の話を聞いてくれるようなアプローチはないのか?
>そう考えるとできる事は無限にあります。
>自然体で肩の力が抜けると不思議と事はいい方向に運ばれたりします。
>それしかないと思うと虚しいですが
>結局無理なくできる事だけをするのが本当にベストなんです。

 そうですよね。
 その子の親になることは出来ませんし、その子と親の間に入ることも望んでいません。

親に対する上手な働きかけ方は他にないのか?
>相手が心を開いて自分の話を聞いてくれるようなアプローチはないのか?

 どれも、私には出来そうもない気がしました。
 ただ、話し方などは変えていけるのではないかと思います。
 まずは、自分のできることを探して、のんびりやってみようと思います。

 ありがとうございました。

[#12383] Re:アスペの子どもを持つ親の視点・・・
 kaze ホームページ  - 06/6/9(金) 14:02 -

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    コメントくださったみなさんへ

 色々なご意見を聞くことが出来て、本当のよかったです。
 感じ方が違うという感覚に違いをどう受け止めたらよいのか、
何故、摩擦が起きるのか、悩む所でした。
 
 答えが見つかったと言うには、まだ頭の中で反芻している最中ですが、
どうしていけばいいのかと言う方向性みたいなものは、見つけられたような気がします。

 ありがとうございました。

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