アスペルガーの館の掲示板

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[#13168] 支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/17(月) 23:05 [未読]
[#13169] Re:支援の限界なのでしょうか? kaze 06/7/17(月) 23:46 [未読]
[#13206] Re:支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/18(火) 23:47 [未読]
[#13221] Re:支援の限界なのでしょうか? kaze 06/7/19(水) 11:04 [未読]
[#13178] Re:支援の限界なのでしょうか? 元幼稚園教諭 06/7/18(火) 8:40 [未読]
[#13210] Re:支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/19(水) 0:15 [未読]
[#13184] 『構造化』の誤解(〜_〜) Cyperus 06/7/18(火) 14:10 [未読]
[#13212] Re:『構造化』の誤解(〜_〜) yume☆ 06/7/19(水) 0:46 [未読]
[#13187] とっても難しいのですね… みーぽん 06/7/18(火) 15:07 [未読]
[#13215] Re:とっても難しいのですね… yume☆ 06/7/19(水) 1:29 [未読]
[#13222] 思い出します みーぽん 06/7/19(水) 11:52 [未読]
[#13302] Re:思い出します yume☆ 06/7/24(月) 3:28 [未読]
[#13195] 根本的に先生との人間関係に問題があると思... aikidonotatujin 06/7/18(火) 19:55 [未読]
[#13196] 付けたし aikidonotatujin 06/7/18(火) 20:13 [未読]
[#13216] Re:根本的に先生との人間関係に問題がある... yume☆ 06/7/19(水) 2:15 [未読]
[#13202] 割り切りも時には必要です 秋桜(管理人) 06/7/18(火) 23:14 [未読]
[#13217] Re:割り切りも時には必要です yume☆ 06/7/19(水) 3:33 [未読]
[#13220] Re:割り切りも時には必要です kaze 06/7/19(水) 10:52 [未読]
[#13245] Re:割り切りも時には必要です 秋桜(管理人) 06/7/20(木) 18:31 [未読]
[#13247] Re:割り切りも時には必要です kaze 06/7/21(金) 0:11 [未読]
[#13257] Re:割り切りも時には必要です penpen 06/7/21(金) 10:29 [未読]
[#13203] Re:ガイドライン ジョン 06/7/18(火) 23:21 [未読]
[#13218] Re:ガイドライン yume☆ 06/7/19(水) 4:38 [未読]
[#13236] Re:ガイドライン ジョン 06/7/20(木) 0:26 [未読]
[#13303] Re:ガイドライン yume☆ 06/7/24(月) 4:37 [未読]
[#13353] Re:ガイドライン penpen 06/7/27(木) 0:41 [未読]
[#13373] Re:ガイドライン yume☆ 06/7/28(金) 3:50 [未読]
[#13376] Re:ガイドライン penpen 06/7/28(金) 9:00 [未読]
[#13397] Re:ガイドライン yume☆ 06/7/29(土) 2:04 [未読]
[#13422] Re:ガイドライン ジョン 06/7/30(日) 15:33 [未読]
[#13433] ジョンさんへ penpen 06/7/30(日) 23:35 [未読]
[#13463] Re:ガイドライン ジョン 06/7/31(月) 21:28 [未読]
[#13469] Re:ガイドライン penpen 06/8/1(火) 9:36 [未読]
[#13486] Re:ガイドライン ジョン 06/8/1(火) 23:35 [未読]
[#13514] Re:ガイドライン penpen 06/8/4(金) 8:16 [未読]
[#13520] Re:ガイドライン ジョン 06/8/4(金) 22:25 [未読]
[#13231] Re:支援の限界なのでしょうか? 元幼稚園教諭 06/7/19(水) 22:16 [未読]
[#13304] Re:支援の限界なのでしょうか? yume☆ 06/7/24(月) 6:01 [未読]
[#13325] はじめまして! じゅんこ 06/7/25(火) 23:34 [未読]
[#13350] Re:教員免許更新制度 ジョン 06/7/27(木) 0:24 [未読]
[#13423] 話が少しずれますが… nonbody knows 06/7/30(日) 17:53 [未読]
[#13427] Re:話が少しずれますが… ジョン 06/7/30(日) 19:24 [未読]
[#13438] Re:教員免許更新制度 じゅんこ 06/7/31(月) 10:39 [未読]
[#13461] 熱血先生 aikidonotatujin 06/7/31(月) 20:51 [未読]
[#13466] Re:熱血先生 じゅんこ 06/8/1(火) 0:11 [未読]
[#13464] Re:教員免許更新制度 ジョン 06/7/31(月) 21:37 [未読]
[#13370] Re:はじめまして! yume☆ 06/7/28(金) 2:33 [未読]
[#13380] Re:はじめまして! じゅんこ 06/7/28(金) 11:54 [未読]

[#13168] 支援の限界なのでしょうか?
 yume☆ ホームページ  - 06/7/17(月) 23:05 -

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     息子は小6のアスペルガーで、現在特殊学級に通っています。
 
 息子は先生との間でステップアップした自立に向けてのプログラムが始まったのですが、ひどい状態です。本当はステップアップしていい状態ではないと思っていましたが、先生がいうのだから・・と見守っていました。

  しかし、二次障害やストレス障害を起こしてまで、自立のために推し進めなくてはいけないプログラムなんてあるのでしょうか・・。私は専門家ではないのですが、逆効果でしかない気がしてなりません。
 息子の先生はとても努力家で、IEP(個人指導計画)も取り入れてくれたり、学級の構造化もしてくれます。心理士の先生と一ヶ月に一度はミーティングを開いてくれるすばらしい先生なのですが・・。

 息子は「先生の構造化は自閉症用で自分(AS)用ではない。」
    「先生の言いたいことが分らない」
    「文章にしてもらっても正直わからない」
    「自分から気持ちを話しても通じない。」

 と自傷したり、チックになったり、不眠、下痢、発熱を起こして休んでいます。

 私もそうなる何週間も前に息子の↑ヘルプサインが出ていることを連絡帳で先生へお知らせしたのですが、「自立させるために見守って欲しい」「学校のことは学校でやりますとIEPミーティングでお話しましたよね」と家からの情報も聞き入れてもらえなかった経緯がありました。

 心理士の先生はスローステップで選択肢を与えながら、自分で考えて選んでいくことをさせていきましょうということでした。「学校での問題は本来、先生が↑のヘルプサインに気づき、適切な対応していくことが大切なこと」と理解したつもりでしたが、そのヘルプサインに気づいていない先生へ家庭からの情報として連絡帳に書いたのですが・・先生は「学校で」にこだわって線引きしてしまいました。
 

 息子が何故、構造化や個人指導計画をたてても、先生の指導に従えなかったのか?勘違いを起こして問題行動になってしまったのかの原因を3年前から話してきたつもりでした。
 
 問題行動があった時にその原因になった出来事が息子のどこにあったかといえば
 質的な問題で、相手の行間が読めなかったことにありました。
 文字で書かれても、その文章の行間が読めずに勘違いしてしまったり、説明されてもイマジネーションすることが苦手だったことに問題があったからなのです。

 そこで、先生に息子に事前に説明する範囲を広げてもらったり、予測されるこの事柄を行間をうめた文章でお願いしました・・・。
 相手の感情の動きについても補足して具体的な説明が欲しいと要望したのです。
 
 先生は精一杯の努力をされてきているのに、私からこのような要望があるとは思っていなかったことでしょう。かなり、困惑されたようでその様子に私の胸も痛みました。
 以前からずっと先生と息子の間の通訳(行間を説明して先生との感じ方の違いをすり合わせをすること)をしたので息子は納得することができ、息子のストレス障害も無くなりました。その後は先生への感謝の気持ちから先生の言うことを聞こうと一生懸命だったのです。

 私がやっている通訳を先生にお願いすることは、無理なことなのでしょうか・・
先生は「息子さんは私の説明を解っています」と主張します。
 しかし、息子にとっては「何をいっても信じてくれない人」「先生だけわかっているつもりでいるんだ」とかなり誤差があります。

 この間、どしゃぶりの雨の中を両手に大きな紙袋をさげて、背中にはランドセル、胸のところには大きなダンボールを抱え、びしょぬりで帰ってきました。
 「先生が一人で帰れって言った。傘がさせないのわかってて帰れっていった」と
言いました。その後息子は嘔吐し、下痢をしてしまいました。
 先生にいじめられたと思い込んでいたのです。先生は一週間前から荷物を持っていく表を書いて、計画的にもっていかせようとしたらしいのですが、図工で大きなダンボールを持っていくことを予測していなかったり、息子が夏でも低体温なので長袖、長ズボンを着て登校します。暑くなったら脱いで袋に入れて家へ持っていくことを先生は計算をしていなかったこと、発熱から休んでしまった日にちの分まで計算にいれずに、その計画表に息子を合わせたやり方をしていました。
 先生は構造化はしているのですが、障害に合わせた対応や行動観察が苦手なように思えました。質的なものといわれれば、これ以上の支援は望めないものとあきらめてしまったほうが「私」は楽なのですが、一番辛い思いをしている息子を目の前にするとどうにかできないものかと悩みます。

 先生へも家で支援して成功している事例をレポートにして見てもらった時もあるのですが、「その場では思いつかない」ようです。
 先生も息子もお互いに辛い思いをしています。
 先生のプライドを傷つけないようにやってきましたが、3年間その行間の説明が出来ていない点について、話したほうがいいものか、最後の一年だから見守って息子のフォローに回って今の関係を維持するべきか・・。といろいろ悩んでいました。
 
 私のように先生自身は素晴らしい方なのに、同じことで悩んだ方はいらっしゃるのでしょうか? その方はどのように考えられたのでしょうか?
 支援の限界と考えたほうがよいのでしょうか? 
 教えていただきたいです(><)

[#13169] Re:支援の限界なのでしょうか?
 kaze ホームページ  - 06/7/17(月) 23:46 -

引用なし
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   ▼yume☆さんへ

 yume☆さんの記事を読んでいて、辛くなりました。
 過去を思い出しました。

 熱心な先生は確かにいることでしょう。
 今や、自閉症教育の根幹を担うにふさわしいのはTEACCHの構造化でしょう。
 でも、この構造化を履き違えている人たちのなんと多いことか・・・
 構造化は、あくまでも、その子が次のステップに進むための手助けなるもので、構造化ありきではなく、『子供ありき』という事が抜け落ちる事もしばしばではないでしょうか?
 構造化が悪いとは言いません。
 我が家も構造化を取り入れています。
 しかし、子供を苦しめたり、辛くするための構造化は意味が無いものだと私思います。
 特に、アスペルガーの子供は、時にその構造化自体が、自分に必要なのかそうでないのか、理解できる部分もあります。
 
 子供がそう感じた時には、それは必要ないのだと、どうして次の手段へと考える事が難しいのか、悲しくなります。


>
> 息子は「先生の構造化は自閉症用で自分(AS)用ではない。」
>    「先生の言いたいことが分らない」
>    「文章にしてもらっても正直わからない」
>    「自分から気持ちを話しても通じない。」
>
> と自傷したり、チックになったり、不眠、下痢、発熱を起こして休んでいます。

 明らかな、ヘルプサインだと私も思います。
 気がついてくださらないことに、悲しさを感じまし、どうしてこうも教師と親の考えは行き違うのかと、憤りも覚えます。


> 心理士の先生はスローステップで選択肢を与えながら、自分で考えて選んでいくことをさせていきましょうということでした。「学校での問題は本来、先生が↑のヘルプサインに気づき、適切な対応していくことが大切なこと」と理解したつもりでしたが、そのヘルプサインに気づいていない先生へ家庭からの情報として連絡帳に書いたのですが・・先生は「学校で」にこだわって線引きしてしまいました。
>
 ショートステップやスローステップを望まず、学校でにこだわってしまったら、何のための養護学級なのでしょうか?
 その子の速度で進む事が許されるのが、養護学級の役割だと私は思います。
 
> 問題行動があった時にその原因になった出来事が息子のどこにあったかといえば
> 質的な問題で、相手の行間が読めなかったことにありました。
> 文字で書かれても、その文章の行間が読めずに勘違いしてしまったり、説明されてもイマジネーションすることが苦手だったことに問題があったからなのです。

 文字で書くと仰いますが、コミック会話のように、物事を説明する形の文章になっているか、いないかでは、受け取り手は大きな違いがあります。

> そこで、先生に息子に事前に説明する範囲を広げてもらったり、予測されるこの事柄を行間をうめた文章でお願いしました・・・。
> 相手の感情の動きについても補足して具体的な説明が欲しいと要望したのです。
> 
> 先生は精一杯の努力をされてきているのに、私からこのような要望があるとは思っていなかったことでしょう。かなり、困惑されたようでその様子に私の胸も痛みました。
> 以前からずっと先生と息子の間の通訳(行間を説明して先生との感じ方の違いをすり合わせをすること)をしたので息子は納得することができ、息子のストレス障害も無くなりました。その後は先生への感謝の気持ちから先生の言うことを聞こうと一生懸命だったのです。
>
> 私がやっている通訳を先生にお願いすることは、無理なことなのでしょうか・・
>先生は「息子さんは私の説明を解っています」と主張します。
> しかし、息子にとっては「何をいっても信じてくれない人」「先生だけわかっているつもりでいるんだ」とかなり誤差があります。

 私もこの『○くんはわかっています』と言う言葉を、何度、教師や他の保護者から言われた事でしょうか?
 アスペの子供は、『わかったり、わからなかったり』と言う部分は、一時の理解でかき消されてしまいます。
 そこで、わかっているとの誤解を受けてしまいます。

> この間、どしゃぶりの雨の中を両手に大きな紙袋をさげて、背中にはランドセル、胸のところには大きなダンボールを抱え、びしょぬりで帰ってきました。
> 「先生が一人で帰れって言った。傘がさせないのわかってて帰れっていった」と
>言いました。その後息子は嘔吐し、下痢をしてしまいました。
> 先生にいじめられたと思い込んでいたのです。先生は一週間前から荷物を持っていく表を書いて、計画的にもっていかせようとしたらしいのですが、図工で大きなダンボールを持っていくことを予測していなかったり、息子が夏でも低体温なので長袖、長ズボンを着て登校します。暑くなったら脱いで袋に入れて家へ持っていくことを先生は計算をしていなかったこと、発熱から休んでしまった日にちの分まで計算にいれずに、その計画表に息子を合わせたやり方をしていました。
> 先生は構造化はしているのですが、障害に合わせた対応や行動観察が苦手なように思えました。質的なものといわれれば、これ以上の支援は望めないものとあきらめてしまったほうが「私」は楽なのですが、一番辛い思いをしている息子を目の前にするとどうにかできないものかと悩みます。

 どうして、臨機応変に荷物を少なくする事が出来なかったのでしょうか?
 計画通りに荷物を持ち帰らせると言うのは、大人の方の都合で、そのときの子供の状況に合っていない気がします。
 予定の変更が難しいのは勿論の事ですが、できない事をやれと言われる事の方がどれだけ辛い事でしょうか?

> 先生へも家で支援して成功している事例をレポートにして見てもらった時もあるのですが、「その場では思いつかない」ようです。
> 先生も息子もお互いに辛い思いをしています。
> 先生のプライドを傷つけないようにやってきましたが、3年間その行間の説明が出来ていない点について、話したほうがいいものか、最後の一年だから見守って息子のフォローに回って今の関係を維持するべきか・・。といろいろ悩んでいました。
> 
> 私のように先生自身は素晴らしい方なのに、同じことで悩んだ方はいらっしゃるのでしょうか? その方はどのように考えられたのでしょうか?
> 支援の限界と考えたほうがよいのでしょうか? 
> 教えていただきたいです(><)

 私は、昨年、色々な方から、素晴らしい先生ですよと言われた先生と、関わる機会がありました。
 勿論、その先生の言われている事は正論ですし、自閉症教育の上では納得の行くお言葉ばかりです。
 しかし、こと、アスペルガーの対応に関しては、ズレを感じる事も多く、それを私の周囲の方にも話しましたが、皆、あの先生は熱心で素晴らしいという事を言うので、それ以上は閉口しました。

 アスペルガーも自閉症スペクトラムに変わりはありませんが、実際の所、カナータイプのお子さんで成功した方法が、必ず100%アスペの子供に当てはまり、上手くいくとは限りません。
 そこがわかっている先生は、子供本人を見て、対応を変えますし、そうでない先生は頑なに自分の方法をお守りになります。
 我が子の実際もそうでした。
 この何年間かの間にそういう人とも、出会ってしまい苦しみました。

 でも、今やはり言えることは、その先生にとっては、うちの子と過ごすのはこの何年かの間ですし、公立でしたら転勤してしまえば終わりです。
 しかし、私たちの子供はこれからの時間の間に育つ権利が有りますし、私たち親もそれを支えていかなければいけません。
 時間は戻りません。
 そして、耐性のある大人より、傷付きやすい子供の傷は、すぐには治りません。
 それを考えると、もし私でしたら、自分の子供がよりよく暮らせる方を選ぶと思います。

 これは、不登校の娘の例ですが・・・
 6年間、先生のプライドを傷つけてはいけないと、やってきましたが、結局はこちらの傷付き損でした。
 小学校卒業の1週間前に、やっと校長を含め話し合いをする決意をしました。
 もっと、早くに担任のみでなく、多くの教員と・・・また教育委員会と話をすべきだったと後悔しました。
 関わる人が多くなる分、事は大きくなりますが、良い知恵が出たり、理解者が出来たりと好転する事もありました。

 先生と上手くやっていこうと思うのは、確かなのですが、義務教育は何年かで終わってしまい、その後は本当に自分達の力でやっていくしかありません。
 だからこそ、今のこの時間が有効に使われなければいけないと、私は思います。
 

[#13178] Re:支援の限界なのでしょうか?
 元幼稚園教諭  - 06/7/18(火) 8:40 -

引用なし
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   ストレス障害や多くのヘルプサインを引き起こす
その原因となるような教育方法は間違っています。

教育の場の主役は あくまでも子ども達であり
その声は充分に反映されるべきであるのに
(たとえ年少者の幼稚園児であってもです)
そこが足りないのでは教師の力量不足です。

教師の指導計画に子どもを合わせるのではなく
それぞれの個性に合う指導計画を立てることが
何よりも大切なのに そこも欠けています。

まず信頼関係が確立していなければ
教育は成り立たないし効果も上がりません。
息子さんは先生に不信感をお持ちのようなので
この点についても大いに教師に問題有りです。

それから これは教師側の事情にすぎませんが
仕上げ学年(卒業等)を担任すると
到達目標を先延ばしできないことからも
何とか期間内にそこまでというプレッシャーもあり
様々なことを見失う教師がいることも現実です。
↑↑
私の経験した幼稚園教諭の職の場合だと
小学校入学の際に
「あの幼稚園の卒園児 あの先生のクラスは
 こんなことも身に付かないまま入学してきた」
という悪い評価を受けかねないという具合です。

焦ったり無理強いしたりすれば
当然 教育効果は現れず逆効果であることは
年齢を問わず共通して言えることだと思います。

耐えられない憤りを感じたので
その先生に対して乱暴な断言をしましたが
教師側の事情の憶測の部分は別として
私は教育概念の常識を書いたまでです。

現状を絶対に改めるべきと強く願います。
お互いに辛い思いをしながらの現状維持は
決して望ましくありません。

先生や学校と対立する形を防ぎながら
改善を訴えかけていくには
雨の中を傘もささずに大量の荷物を抱え
びしょぬれになりながら帰宅したことを
例えば問題視してみてはいかがでしょうか?

これは健康面からも安全管理面からも
指導の配慮不足は明らかだと思われます。

そこから意思の疎通が充分でないことや
息子さんが先生にいじめられたと感じて
傷付いた気持ちを問題として表面化すれば
(健康面にも支障がでた訳ですし)
解決につながる手立てにはならないでしょうか。

とにかく学校側がトラブルとして受け止める
きっかけを作ってみてはいかがでしょうか?
(人権侵害でもあると思います)

畑違いの未熟な元幼稚園教諭が
生意気ばかり言ってしまいごめんなさい。
息子さんの気持ちを想うと
居ても立ってもいられずおじゃましました。

個性を尊重した教育を受ける権利を
どうか守ってあげてくださいと願ってやみません。

[#13184] 『構造化』の誤解(〜_〜)
 Cyperus  - 06/7/18(火) 14:10 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:
>  しかし、二次障害やストレス障害を起こしてまで、自立のために推し進めなくてはいけないプログラムなんてあるのでしょうか・・。私は専門家ではないのですが、逆効果でしかない気がしてなりません。
> 息子の先生はとても努力家で、IEP(個人指導計画)も取り入れてくれたり、学級の構造化もしてくれます。心理士の先生と一ヶ月に一度はミーティングを開いてくれるすばらしい先生なのですが・・。
>
> 息子は「先生の構造化は自閉症用で自分(AS)用ではない。」
>    「先生の言いたいことが分らない」
>    「文章にしてもらっても正直わからない」
>    「自分から気持ちを話しても通じない。」
>
> と自傷したり、チックになったり、不眠、下痢、発熱を起こして休んでいます。
>
これは、どうも先生が『構造化』の意味を『誤解している』と言わざるを得ません。

『構造化』という言葉の意味の本質は、『その子をよく観察した上で、その子が周囲と上手くつきあっていくための方法を模索すること』なのです!
 つまり『オーダーメイド』で、『ひとりにひとつづつ』作っていくものなのです!

ありていに言えば、『本に書いてあることは、その子に当てはまるとは限らない』のです。

どうもその辺…誤解している人が多いように思います。ハイ…

[#13187] とっても難しいのですね…
 みーぽん  - 06/7/18(火) 15:07 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:
こんなに前向きに いろんなことを取り組んでこられたyumeさんなのに…それでも…壁は厚いのですね。
理解の壁は ほんとに ほんとに 厚い。

土砂降りの雨の中、びしょぬれの息子さんの姿、あんまりです。
もう、なんだか 言葉にならない、ただただ 胸が締め付けられる思いです。
yumeさんが そのときどんな思いだっただろうと思うと………
それはもう、教育とはいえないです。
子供の心 抜きにして 教育なんてありえない。

臨機応変が苦手なのが自閉の子なのだもの、なんで先生のほうがそれを補ってやらないのか?
臨機応変を具体的に教えてあげる(計画は、場合に応じて変更するもの)のも 先生の仕事じゃないの?と思ってしまうのは私だけでしょうか?
計画し、実行し、時に無理がある場合は『見直し』させ“変更”させることを教えるのが 本当に自立の道ではと思うのですよね。
テクニック(構造化)のみにとらわれて、もっと本質的な大事な部分を忘れてしまっているような。


先生の熱意は確かにわかりますが、どう考えても方向が間違ってる。
先生は、「自立」の意味をはき違えてるのでは?という気すらします。
6年生なので 焦ってるんでしょうか…
子供は 作品じゃない!作り上げるものじゃない。

心理士の先生が yumeさんの力となって、その先生にわかるように伝えてくださればいいのですが…

なんだかちっともまとまってないし 参考になるようなことも書けなくてなくてすみません。
いつも 読ませていただいて元気をわけていただいているので、ついいてもたってもいられず…

先生となんとかして気持ちが通じ合えるよう 心から祈っています…

[#13195] 根本的に先生との人間関係に問題があると思われます・・・
 aikidonotatujin  - 06/7/18(火) 19:55 -

引用なし
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    文章を読んでいて、痛々しい感じがしてきます。

 指導の方法の問題とか、支援の限界があるかないかの問題ではなく、もっと根本的な部分で問題があるように思われます。

 つまり、先生との信頼関係が成立していないということです。信頼関係が成立していないということは、教育は、成り立たないと思います。

 当然、それは、指導する先生の責任が問われると思います。

 軽度の自閉性障害を持つ子に対して、あるこだわりをなくそうとして、その行動が表れた時に、ひどくしかる先生を目にしたことがあります。当然、そのような指導をされた子は、不安定になり、次第に不適応症状が出てきました。こういうケース、けっこう、あるんです。

 通常学級へいけば「こだわり」「同一性固執」といった自閉性障害の基本が理解されていないことが原因により、もっと、このようなケースが表れる頻度が高くなっていきます。
 
 自閉症の指導の基本的な「HOW TO」を知識として持たない先生も数多くいるというのが特殊学級、養護学校の現実です。
 
 やはり、このようなケースは先生と、じっくりと懇談をすることがが必要だと思われます。

 先生との信頼関係が成立していない状態では、今後よい方向に行くことはあまり期待できないと思います。

 文章から推察すると、状況が、かなり深刻のような気がします。一刻も早く、先生と「自閉症児の指導法の基礎について」懇談し、理解してもらう必要があるように思います。

[#13196] 付けたし
 aikidonotatujin  - 06/7/18(火) 20:13 -

引用なし
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    自閉症児だけに限らず、障害を持つ人たちにとって、自分の「趣味」を持つということは、人生を豊かにしていく大切な材料です。

 それは、「同一性固執」「こだわり」の中に見つけられることがよくあるのです。

 一見奇妙に見えたり、ちょっと気になったりする行動は、日常生活に大きな支障がなければ、見守っていくか、少し方向を変えていきます。そうすると、人生を豊かにする趣味の方向に転換していくことがよくあります。

 そういった「ハウトゥー」は、障害児を指導する者が知らなければならないことだと思います。

[#13202] 割り切りも時には必要です
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 06/7/18(火) 23:14 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:
こんばんは。息子さんの件は当事者としても支援者としても身に覚えがあるだけに大変だな、と感じました。

ただもうひとつ私が引っかかったのはそんな先生に対して「素晴らしい」ということばを使うyumeさんの態度です。私にはとても矛盾しているように感じました。

先生の行動の努力を評価するのは大切だと思いますが、先生がやっていることは「素晴らしい」という表現に値するものでしょうか?本当にyumeさんは「素晴らしい」と思ったのでしょうか?息子のために努力しているのだから、素晴らしいと思わなければいけないと考えていませんか?

教師だって人間ですから間違えることだってあるし、不適切な行動をとることもあるでしょう。むしろそういうことを息子さんに教えるいいチャンスだと考えることはできないでしょうか?

またyumeさんは、息子さんは学校にいる時間が長いから、できるだけ快適な空間で過ごしてほしいという考えかもしれません。でも学校にいる時間って人生の全体の時間から考えればかなり短い時間ですよね。だとしたら学校外の時間で人生を楽しむ趣味などを見つけるようにして、学校は将来就職して思い通りにならない時にどうやって対応していけばいいのか、相性の悪い上司とどうやって付き合ったらいいかを学ぶいい機会だと考えるのもいいのかな、という気もします。

私自身義務教育期間はかなりひどいいじめに遭いました。体調を崩して蛋白尿とか出たこともありました。教師も今ほど協力的ではなかったし、母も大分苦労したと言っています。

でもそれでも学校へ行ったのは、「いじめている子どもと同じように私にも学校へ行く権利がある」「義務教育だから今はイヤでも学校へ行っておこう」「将来損するのは自分だ」という気持ちがあったからです。日曜日になると教会へ行って仲のいい友達に会えるから、それまでがんばろうと指折り数えて日曜日を待っていました。

今振り返ってみるとこの頃に大分私は「感情と事実は別物だ」「大きな目で考えて損得を考えることが大切だ」「転んでもただでは起きないぞ」「自分の力ではどうにもならないことは、できるだけのことをやって後は周りの人に助けを求めればいい」というたくましさや図々しさを身に付けたと思います。小さい頃から母はそういうことを教えてはくれていましたが、少しずつ意識的にできるようになってきました。同時に大人が言っていることに対して疑いや批判の気持ちが出てきて裏づけを取るように意識し始めたのもこの頃です。

分かってもらえない、ということを悲しいと思うのは自然な感情かもしれませんが、「ま、それも仕方ないか」「しょうがない人だなぁ」と思うことも時には大事だと私は考えています。

[#13203] Re:ガイドライン
 ジョン メールホームページ  - 06/7/18(火) 23:21 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:
>  息子は小6のアスペルガーで、現在特殊学級に通っています。
> 
yumeさん、ジョンです。

私はスレッドを見た時、返信しようと思ったのですが、
いたるホームページに方々投稿しているので、一度には
返信できず、今日になりました。

私はyumeさんに理論武装して教育関係者に相談して
ほしかったと思っています。というのは、現在、
私のホームページの改装をやっていて、気づいたのですが、
未だに「発達障害者支援センター」の設置されていない県が
7県もあるのです。逆にいえば、40都道府県は進んで
いるのかもしれません。秋田、福島、福井、香川、愛媛、
高知、沖縄では、支援センターの支援が得られないので、
教師も親も暗中模索です。平成16年に成立して、17年から
施行されたにもかかわらず、これらの県では、教師は教師で
考え、親は親で考えなければなりません。早期にこの状態が
解消されることを望んでいます。

そのために、文科省は平成16年にガイドラインを公表しています。
これは私のサイトに貼り付けてあります。私のサイトは少しでも
みなさんのお役に立ちたいと思って作っています。これを使って、
教育関係者と交渉して欲しかったです。このガイドラインの教員用
というのを見てください。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/01/04013002.htm
ここでは、以下の5つのことが書かれています。
1.    子供に気づいてあげなさい。
2.    特別な指導が必要です。
3.    子供に合った適切な指導が必要です。
4.    学校内でチームを作って、先生1人で頑張らないで、
他の先生と意見をすり合わせてください。
学校内の組織を作ってください。
5.    保護者との連携が必要です。
担任の先生は2までできていると思うので、一般の気づきの
ない先生に比べれば、5段階評価で3ぐらいかもしれません。
しかし、重要なのは、ガイドラインにもあるように、その子に
合った指導が必要だということです。いくら、崇高な理念が
あったとしても、適切ではありません。「過ぎたるは、なお、
及ばざるが如し」です。「担当教員が支援を必要とする
児童生徒の対応について必要な打合せをすることが大切です。」
とあります。このガイドラインには、校長用というのもあります。

教育関係者はほとんど何も知りません。しかし、文科省の
このガイドラインは、先生方すべてが知っていなければ
ならない内容です。是非、このガイドラインを参考に、
教員、校長、親の3者で理想を追求してください。
白旗を上げるのはいつでもできます。

仮に先生方がこのガイドラインを知って、なお、息子さんの
症状が悪化したとすれば、学校が息子さんのために作った
組織が機能していないと思います。心理士の先生は何をやって
いたのでしょうか、一度お聞きになってはどうでしょうか。
ガイドラインは「担当者が特別支援教育コーディネーターに
指名されている場合は,第3部の
「特別支援教育コーディネーター用」を参考にしてください。」と
ありますので、組織にはコーディネーターの資格のある先生が
必要になります。コーディネーターはおられたのでしょうか。
まあ、完璧を望むことはできませんが、学校が支援組織として
機能していなかったことは事実のようです。

いろいろ冷たいことを書いて済まなかったと思っています。
しかし、私たちの次女が自閉症のような泣き方をしたとき、
私たち夫婦は一家心中を考えました。それでも踏ん張った
のです。yumeさんが頑張っているのに踏ん張れとは言いません。
ただ、私たちが踏ん張ったのは、次女は私たちが、
作った命だったからです。次女は生まれて来たくて生まれて
来たのではありません。私も時々、このような障害を
持つのであれば、生まれて来なければ良かったと思うことが
あります。しかし、亡くなった父や母、育ててくれて、
仙台から、私の無事を祈っている今の母たちの愛情を思うと、
死んではならないと思います。yumeさんの愛情の範囲で
健闘してください。私は、なるべく役に立つホームページを
作って、応援したいと思っています。

[#13206] Re:支援の限界なのでしょうか?
 yume☆ ホームページ  - 06/7/18(火) 23:47 -

引用なし
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   kazeさんへ

> でも、この構造化を履き違えている人たちのなんと多いことか・・・
> 構造化は、あくまでも、その子が次のステップに進むための手助けなるもので、構造化ありきではなく、『子供ありき』という事が抜け落ちる事もしばしばではないでしょうか?
> 構造化が悪いとは言いません。
> 我が家も構造化を取り入れています。
> しかし、子供を苦しめたり、辛くするための構造化は意味が無いものだと私思います。
> 特に、アスペルガーの子供は、時にその構造化自体が、自分に必要なのかそうでないのか、理解できる部分もあります。
> 
  構造化は一般化できるものではありませんよね。私もkazeさんが同じ考えでいることでホッとしました。
 私の息子も構造化が自分自身に必要なことなのかを判断できるところがありました。 実際には息子からは「バカにしているのか」という言葉も聞きました。
 息子の同室には重度の自閉症の子供さんがいるのですが、そのお子さんと比較してしまう言動があったりしたのです。
 去年の話ですが、「1年生のRちゃんはできているのに、5年生にもなってできないんだ〜」と言われ息子は家に帰ってから暴れました。

> 明らかな、ヘルプサインだと私も思います。
> 気がついてくださらないことに、悲しさを感じまし、どうしてこうも教師と親の考えは行き違うのかと、憤りも覚えます。

 行動目的ばかり意識して、比較してしまっては先生との信頼関係も上手くいくはずがないのです(><)
先生はそこを自分で気付かれていなくて、「そう言わないと動いてくれない」という理由づけに唖然としてしまったのを覚えています。
>
>
> ショートステップやスローステップを望まず、学校でにこだわってしまったら、何のための養護学級なのでしょうか?
> その子の速度で進む事が許されるのが、養護学級の役割だと私は思います。

 そうですよね。高機能だからといっても分らない部分や感じ取れない部分をきちんと理解して欲しいです(><)
 ずっと息子が苦しんでいた部分でした。

> 文字で書くと仰いますが、コミック会話のように、物事を説明する形の文章になっているか、いないかでは、受け取り手は大きな違いがあります。
>

> 私もこの『○くんはわかっています』と言う言葉を、何度、教師や他の保護者から言われた事でしょうか?
> アスペの子供は、『わかったり、わからなかったり』と言う部分は、一時の理解でかき消されてしまいます。
> そこで、わかっているとの誤解を受けてしまいます。

 そうなんです。kazeさんもあったのですね。
 kazeさんはそんな時に先生にどんな風に理解を求めたのでしょうか?
>
> どうして、臨機応変に荷物を少なくする事が出来なかったのでしょうか?
> 計画通りに荷物を持ち帰らせると言うのは、大人の方の都合で、そのときの子供の状況に合っていない気がします。
> 予定の変更が難しいのは勿論の事ですが、できない事をやれと言われる事の方がどれだけ辛い事でしょうか?

 私もそこが分らないのです・・。何故扁桃腺肥大を持っていてアレルギーから体が弱っていると解っていて、びしょぬれで帰すことにしたのか、どう考えても息子にとって利益のあるものではないことでした。
 後で「お母さんに依存してほしくなかった」と理由をお聞きしましたが、まだ納得できませんでした。傘などさせない状況は見てとれたでしょう。それでも帰したということは先生の感情論でしかないように思えました。
 「依存」という言葉にとても誤解があったように思います(辛)
 息子は先生に無言の抵抗をするので、先生は息子からの気持ちを学校では表現できていないことも先生をいらただせる一つだったのかもしれません。
 先生も自分のペースにすることを目的にしているので、将来息子にとって回りに合わせることが大切だと信じていることを話してくれました。
 でも・・・・違うと思うのです。(アプローチの仕方)

> 私は、昨年、色々な方から、素晴らしい先生ですよと言われた先生と、関わる機会がありました。
> 勿論、その先生の言われている事は正論ですし、自閉症教育の上では納得の行くお言葉ばかりです。
> しかし、こと、アスペルガーの対応に関しては、ズレを感じる事も多く、それを私の周囲の方にも話しましたが、皆、あの先生は熱心で素晴らしいという事を言うので、それ以上は閉口しました。
>
> アスペルガーも自閉症スペクトラムに変わりはありませんが、実際の所、カナータイプのお子さんで成功した方法が、必ず100%アスペの子供に当てはまり、上手くいくとは限りません。
> そこがわかっている先生は、子供本人を見て、対応を変えますし、そうでない先生は頑なに自分の方法をお守りになります。
> 我が子の実際もそうでした。
> この何年間かの間にそういう人とも、出会ってしまい苦しみました。
>
> でも、今やはり言えることは、その先生にとっては、うちの子と過ごすのはこの何年かの間ですし、公立でしたら転勤してしまえば終わりです。
> しかし、私たちの子供はこれからの時間の間に育つ権利が有りますし、私たち親もそれを支えていかなければいけません。
> 時間は戻りません。
> そして、耐性のある大人より、傷付きやすい子供の傷は、すぐには治りません。
> それを考えると、もし私でしたら、自分の子供がよりよく暮らせる方を選ぶと思います。

 kazeさんのコメントをうん・うんと頷きながら読ませていただきました。
 息子の先生も素晴らしい努力を重ねてくださった先生ですが、息子にとっては理解してもらえない不満があり、混乱するばかりでした。
>
> これは、不登校の娘の例ですが・・・
> 6年間、先生のプライドを傷つけてはいけないと、やってきましたが、結局はこちらの傷付き損でした。
> 小学校卒業の1週間前に、やっと校長を含め話し合いをする決意をしました。
> もっと、早くに担任のみでなく、多くの教員と・・・また教育委員会と話をすべきだったと後悔しました。
> 関わる人が多くなる分、事は大きくなりますが、良い知恵が出たり、理解者が出来たりと好転する事もありました。
>
> 先生と上手くやっていこうと思うのは、確かなのですが、義務教育は何年かで終わってしまい、その後は本当に自分達の力でやっていくしかありません。
> だからこそ、今のこの時間が有効に使われなければいけないと、私は思います。

 「とことん話し合う」ことは大切なことなんですね。私は先生が壊れてしまうのではないか?「これだけ頑張って息子さんは成長しているのに否定された」と息子の話以前に先生が受け入れてくれない状態になってしまうことを恐れていました。

 実際 息子の感じ方と家で成功した具体策を話したところ「それでは私は何も言えなくなってしまいます」・「これ以上私には出来ない」と言われて、私自身先生の心理状態も考えながら接しなくてはならないと思っていたから慎重になっていました。

 私もとことん話し合ってみます。先生の頑張りを知っているので胸が痛みますが息子自身のために頑張ってみます。
 分ってくれるといいのですが・・・。先生と私の息子へのスローステップの段階に大きな誤差を感じています(><) 

 
>

[#13210] Re:支援の限界なのでしょうか?
 yume☆ ホームページ  - 06/7/19(水) 0:15 -

引用なし
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   元幼稚園教諭さんへ

>ストレス障害や多くのヘルプサインを引き起こす
>その原因となるような教育方法は間違っています。
>
>教育の場の主役は あくまでも子ども達であり
>その声は充分に反映されるべきであるのに
>(たとえ年少者の幼稚園児であってもです)
>そこが足りないのでは教師の力量不足です。
>
>教師の指導計画に子どもを合わせるのではなく
>それぞれの個性に合う指導計画を立てることが
>何よりも大切なのに そこも欠けています。

 私の感じていることが間違いではなかったことを
 先生の立場から言ってもらえたことでホッしました。
 私は自信を失くしかけていたのです。私は過保護な親なのだろうか?
 「自立」に向けてこのストレス障害は仕方がないものなのだろうか?
 とずっと悩んでいました。
>
>まず信頼関係が確立していなければ
>教育は成り立たないし効果も上がりません。
>息子さんは先生に不信感をお持ちのようなので
>この点についても大いに教師に問題有りです。

 とても楽しく過ごせる時もあるのですが、根本的に問題があった時は
 息子は無言で抵抗したり、先生が無理に押しは入ろうとアプローチをかけると
 暴言を吐いてしまっていました。
 やはり根本的なところで信頼関係が出来ていなかったということでしょうか・・
>
>それから これは教師側の事情にすぎませんが
>仕上げ学年(卒業等)を担任すると
>到達目標を先延ばしできないことからも
>何とか期間内にそこまでというプレッシャーもあり
>様々なことを見失う教師がいることも現実です。
>↑↑
>私の経験した幼稚園教諭の職の場合だと
>小学校入学の際に
>「あの幼稚園の卒園児 あの先生のクラスは
> こんなことも身に付かないまま入学してきた」
>という悪い評価を受けかねないという具合です。

 ああ・・これです。私も先生の焦りを感じています。
 来年度中学にいくまでに「ここまで教えたい」と話をしてくださいました。
 しかし、私は今の息子の状態を見ると・・まだまだ無理な気がしていました。
>
>焦ったり無理強いしたりすれば
>当然 教育効果は現れず逆効果であることは
>年齢を問わず共通して言えることだと思います。
>
>耐えられない憤りを感じたので
>その先生に対して乱暴な断言をしましたが
>教師側の事情の憶測の部分は別として
>私は教育概念の常識を書いたまでです。

 今回の相談はずっと私の中でくすぶっていたものでした。
 しかし、私は教育のなんたるかは知りません。
 ずっと「本当にこれでいいのだろうか?」
 「これが息子のために必要な試練なんだろうか?」
 とやりきれない気持ちを愚痴のようにずっとブログにも書いていたものでした。
>
>現状を絶対に改めるべきと強く願います。
>お互いに辛い思いをしながらの現状維持は
>決して望ましくありません。
>
>先生や学校と対立する形を防ぎながら
>改善を訴えかけていくには
>雨の中を傘もささずに大量の荷物を抱え
>びしょぬれになりながら帰宅したことを
>例えば問題視してみてはいかがでしょうか?
>
>これは健康面からも安全管理面からも
>指導の配慮不足は明らかだと思われます。

「学校のことは学校で」と言われましたが
 これ以上息子を苦しめたくありません。
 同じことがないように配慮を求めてみたいと思います。
 
>
>そこから意思の疎通が充分でないことや
>息子さんが先生にいじめられたと感じて
>傷付いた気持ちを問題として表面化すれば
>(健康面にも支障がでた訳ですし)
>解決につながる手立てにはならないでしょうか。

 息子自身がどう感じているか?
 どう受け止めているか?ということを話してみます。
 息子自身と先生の感じ方のすり合わせができるように
 話し合いの場を設けてもらおうと思えるようになりました。
>
>とにかく学校側がトラブルとして受け止める
>きっかけを作ってみてはいかがでしょうか?
>(人権侵害でもあると思います)
>
>畑違いの未熟な元幼稚園教諭が
>生意気ばかり言ってしまいごめんなさい。
>息子さんの気持ちを想うと
>居ても立ってもいられずおじゃましました。
>
>個性を尊重した教育を受ける権利を
>どうか守ってあげてくださいと願ってやみません。

 とても参考になりました。元幼稚園教諭さんの言葉に涙が出てしまいます。
 解ってくださる先生がいると思えるだけで勇気が湧いてきました。
 頑張ってみます。

[#13212] Re:『構造化』の誤解(〜_〜)
 yume☆ ホームページ  - 06/7/19(水) 0:46 -

引用なし
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   Cyperusさんへ

>>
>> 息子は「先生の構造化は自閉症用で自分(AS)用ではない。」
>>    「先生の言いたいことが分らない」
>>    「文章にしてもらっても正直わからない」
>>    「自分から気持ちを話しても通じない。」
>>
>> と自傷したり、チックになったり、不眠、下痢、発熱を起こして休んでいます。
>>
>これは、どうも先生が『構造化』の意味を『誤解している』と言わざるを得ません。
 やっぱり誤解しているのでしょうか・・。私も息子の言葉からは合っていないように感じていました。しかし、担任の先生からはこの構造化を「心理士の先生の言うとおりにしている」と言われてしまったので、私も専門家の話からなのだから私が口出しすることは私のほうこそ理解していない親。心配性の親なのかしら?と思って苦悩するばかりでした。
>
>『構造化』という言葉の意味の本質は、『その子をよく観察した上で、その子が周囲と上手くつきあっていくための方法を模索すること』なのです!
> つまり『オーダーメイド』で、『ひとりにひとつづつ』作っていくものなのです!
>
>ありていに言えば、『本に書いてあることは、その子に当てはまるとは限らない』のです。
>
>どうもその辺…誤解している人が多いように思います。ハイ…

 私も先生に「「構造化」をしても、研修をやっても問題行動があるのは息子自身の障害を理解していない部分があるのではないでしょうか?」
と話したことがあったのですが・・・
 先生にそこを理解してもらうにはどうすればいいのでしょうか・・。
 今のままでは共倒れ(先生も息子も)になってしまいそうで恐いのです。
 行間を説明することをお願いしていく必要性を息子の言葉から痛感しているのですが、心理士の先生も「今がステップアップの時期なのよ」と言われたので・・息子の状態がいままでどんな感じだったのかを詳しく話さなくてはと焦っています。 先生に話しても具体的なマニュアルがあるわけではないのですが、マサチューセッツ州で論文を見せたりもしました。息子に当てはまるところにラインを引き「具体的な説明が必要」「構造化には一般化はなく、個人の段階的な見極めが必要」というところの話をしたこともありました。

 先生の誤解だとしたら、その誤解がある点の修正をどうしたらいいものでしょうか?
息子は行間の説明をして一つ一つ納得していくことが必要な段階な気がしてなりません(><)

[#13215] Re:とっても難しいのですね…
 yume☆ ホームページ  - 06/7/19(水) 1:29 -

引用なし
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   みーぽんさんへ


>臨機応変が苦手なのが自閉の子なのだもの、なんで先生のほうがそれを補ってやらないのか?
>臨機応変を具体的に教えてあげる(計画は、場合に応じて変更するもの)のも 先生の仕事じゃないの?と思ってしまうのは私だけでしょうか?
>計画し、実行し、時に無理がある場合は『見直し』させ“変更”させることを教えるのが 本当に自立の道ではと思うのですよね。
>テクニック(構造化)のみにとらわれて、もっと本質的な大事な部分を忘れてしまっているような。

 そうかもしれません。見えなくなってしまったこともあるのかもしれないです。
 特殊学級立ち上げ当初は私といろいろな話を先生として、息子にあった教材などを作ってくれて息子はみちがえるほどの成長を見せました。もともと養護教諭ではない先生だからこそ、時間をおしんでいろいろな知識を吸収されて授業に取り入れてくれました。
 2年目にだんだん息子は「疲れた」と言い始め、自分の苦手なことにも挑戦させる先生に対して無言で退室してしまったり、物をなげてみたりと問題行動が出始めてしまいました。
 私は先生が引き上げすぎていることや障害を理解していないことを話しました。
 「「ガンバレ」と言われれば息子は「どこまで頑張ればいいのか」わからなくて体にストレス障害が現れるまで頑張りとおしてしまう真面目な子だ」と話すと普段の息子の様子から「まだガンバレますよ。私達は可能性を伸ばしてあげたいのです。お母さん。息子さんを信じてあげてください」と言われてしまいました。

 「頑張れば出来る子」と思われているプレッシャーに息子はそれ以下になれないと・・自分を追い込んでいたので話したのですが一蹴されてしまいました。
 私は先生との視点の違いをずっと感じていたのです。

 そして・・いつも頑張った次の日に発熱や腹痛を起こして休んでしまいます。 
 本人も「なんでいつも頑張ると体がおかしくなるんだろう」と自覚していないこともあって先生に「頑張りすぎたことを報告する」だけでした。

みーぽんさんの↓の言葉が胸に応えました。

先生の熱意は確かにわかりますが、どう考えても方向が間違ってる。
先生は、「自立」の意味をはき違えてるのでは?という気すらします。
6年生なので 焦ってるんでしょうか…
子供は 作品じゃない!作り上げるものじゃない。

 そうですよね。私も先生に「出来たこと」が息子に大切なことではなくて、
 一つ一つ納得して承認していくことが大切なことなのだと気づいて欲しいです。
 先生も自分の自信として自負しているところでもあると思いますが、「作品」になってしまっている息子に目を向けて欲しいです。

 私の頑張りどころなのかもしれません。
 息子が自分で表現できない部分を先生ととことん私も納得できるまで
 話し合ってみます。

 みーぽんさん勇気を分けてくださってありがとうございます。
 あきらめてはいけない部分ですものね。弱気になっていました。
 息子を苦しみから救うつもりで先生と対峙してみたいと思います。


>
>

[#13216] Re:根本的に先生との人間関係に問題があると思われます・・・
 yume☆ ホームページ  - 06/7/19(水) 2:15 -

引用なし
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   aikidonotatujinさんへ
> 文章を読んでいて、痛々しい感じがしてきます。
>
> 指導の方法の問題とか、支援の限界があるかないかの問題ではなく、もっと根本的な部分で問題があるように思われます。
>
> つまり、先生との信頼関係が成立していないということです。信頼関係が成立していないということは、教育は、成り立たないと思います。

 やはりここに問題があったのですね。
 根本的な部分が確立していなかったのですね。
 行間の説明が息子にとってとても重要だと思うのですが、aikidonotatujinさんはどう思われますか?

 家では主人とのトラブルの時に主人の心の動きや行間読みをして通訳することで息子は納得して行動に移れていました。その後は主人に自分の悪かった点を謝ることもできました。
 自分の感情のコントロールも上手に出来たことで、息子から「ありがとう」という言葉もきけたのです。
 学校でこの行間読みを「先生にしてもらう」ことはかなり高度な要求なのでしょうか?

aikidonotatujinさんは息子の気持ちを汲み取ってくださる先生だと思います。
 ですが、もともと健常者の教育に携わってきた先生にとって通常概念から誤解をしたアプローチを修正することは難しいことなのでしょうか?先生の言葉のはしばしに健常者向きな教育理念を話されているように感じるのですが、息子の担任のような特殊学級の先生は多いのでしょうか?

>
> 当然、それは、指導する先生の責任が問われると思います。
>
> 軽度の自閉性障害を持つ子に対して、あるこだわりをなくそうとして、その行動が表れた時に、ひどくしかる先生を目にしたことがあります。当然、そのような指導をされた子は、不安定になり、次第に不適応症状が出てきました。こういうケース、けっこう、あるんです。
>
> 通常学級へいけば「こだわり」「同一性固執」といった自閉性障害の基本が理解されていないことが原因により、もっと、このようなケースが表れる頻度が高くなっていきます。
> 
> 自閉症の指導の基本的な「HOW TO」を知識として持たない先生も数多くいるというのが特殊学級、養護学校の現実です。
> 
> やはり、このようなケースは先生と、じっくりと懇談をすることがが必要だと思われます。
>
> 先生との信頼関係が成立していない状態では、今後よい方向に行くことはあまり期待できないと思います。

やはり最終的には息子と先生の間の信頼関係を立て直すことが大切なのですね。
 息子自身が先生に「辛いことや不満に思うことを話す」ことが大事なのかもれません。息子は家では沢山話してくれるのですが、学校では無言の抵抗でその場を動かず指示には一切したがわない行動をします。言語での表現はしないのです。
 息子の中で「どうせ言っても解ってくれない」という悪い経験をずっと積み重ねてしまっていました。
>
> 文章から推察すると、状況が、かなり深刻のような気がします。一刻も早く、先生と「自閉症児の指導法の基礎について」懇談し、理解してもらう必要があるように思います。
 
 最近いろいろな場面で荒れていると聞きました。押さえ込もうとした先生を蹴ってしまって家で自傷している息子を見るに耐えませんでした。
 今の担任の先生に会う前に、別の先生から酷い誤解を受けて先生自体に酷い言葉の暴力を受けていたことがあり、もともと先生不信は息子の中に根付いていたので、フラッシュバックしてしまってもいるようでした。得に男の先生には怒鳴られる・叩かれることをしていましたので恐怖心からも不信感でいっぱいなのです。
 息子はその時に必死に先生に訴えたのですが、言っても言っても信じてもらえなかったそうです。
 「「分らないことを分れ」と言われたらお母さんならどうする?俺はずっと「分からない」ことを信じてもらえないんだ。」とずっと泣いていた姿を思いだします。

 先生が分らないなら私が一緒に学校へ行って息子の言葉をはっするきっかけを作ってみようと思いました。
 aikidonotatujinさんがおっしゃったように信頼関係を一から始めることを先生に話してみます。
 言われて見ればそうですよね。基礎がしっかりしていなければ何も始まらないのですものね。

 もともと二次障害をかかえて重度の行動障害をもっている息子に先生も必死だったと思います。まずは足元を私も先生と一緒に見てみようと思いました。
 少しずつ頑張る勇気や方向性が見えてくることができました。
 ありがとうございます。
 

[#13217] Re:割り切りも時には必要です
 yume☆ ホームページ  - 06/7/19(水) 3:33 -

引用なし
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   秋桜(管理人)さんへ

>こんばんは。息子さんの件は当事者としても支援者としても身に覚えがあるだけに大変だな、と感じました。
>
>ただもうひとつ私が引っかかったのはそんな先生に対して「素晴らしい」ということばを使うyumeさんの態度です。私にはとても矛盾しているように感じました。
>
>先生の行動の努力を評価するのは大切だと思いますが、先生がやっていることは「素晴らしい」という表現に値するものでしょうか?本当にyumeさんは「素晴らしい」と思ったのでしょうか?息子のために努力しているのだから、素晴らしいと思わなければいけないと考えていませんか?

 どうなのでしょうか・・・ここ一年は今のようなギャプに苦しんでいるのですが、もともと2年の時の担任になった先生が今の特殊学級の先生になってくれた方でした。その2年の時に先生は息子がASである診断をするきっかけを作ってくれたのです。
 息子は3年生の時に障害がわかり、私自身はとても努力されている先生だと評価しています。息子が興味を引いたものを自分で教材を作ってくれたり、土日まで出勤して息子の対応を考えてくれたり、本当に自分の出来る限りの努力をしてくれました。休憩することもできませんし、歯医者に行くことよりも息子に時間を裂いてくれる先生なのです。もともと一年生の時のトラウマから人間不信を起こして生ける屍のような顔つきだった息子が初めて認めた先生だったのです。
 「楽しい」と通えていた時期もあるのです。息子はどんどん回復して二次障害もストレス障害もなくなった時を経験しました。小学校へ通って初めて息子の笑顔を見せてくれた先生だったのです。その時は本当に息子にとってすはらしい先生だったのです。
 ですが・・確かに・・今の状態では「素晴らしい」は過去形かもしれません。
 
 
>
>教師だって人間ですから間違えることだってあるし、不適切な行動をとることもあるでしょう。むしろそういうことを息子さんに教えるいいチャンスだと考えることはできないでしょうか?
 
 そういった意味では息子に教えていたのです。主人も教師なので先生である前に一人の人間であるのだから間違いや勘違いはあることを話していました。
 だからこそ、「ちがうよ」って教えてあげることも大切だよと話していました。
>
>またyumeさんは、息子さんは学校にいる時間が長いから、できるだけ快適な空間で過ごしてほしいという考えかもしれません。でも学校にいる時間って人生の全体の時間から考えればかなり短い時間ですよね。だとしたら学校外の時間で人生を楽しむ趣味などを見つけるようにして、学校は将来就職して思い通りにならない時にどうやって対応していけばいいのか、相性の悪い上司とどうやって付き合ったらいいかを学ぶいい機会だと考えるのもいいのかな、という気もします。

 はい、自立という面ではいろいろな人や立場の人がいて、いろいろな考え方があることも教えてきました。家ではSSTからリアルな喫茶店の店主をやらせて、たまに困った客の役を私がやってみせる時がありますが、とても上手な対応にびっくりするほどでした。
 不登校の時や夏休みなどでもどんどん外へ出して、牧場にいって芋堀りをしたり、バスや電車に一人でのせて困った時はこうすることを事前に教えておくこともしていました。
 思い通りにならない時のストレス発散の仕方もパンチングマシーンをつかったり、バッテッングセンターでテニスの打ちっぱなしをさせたり、釣り掘りやカラオケで思い切り発散することも選択肢の一つとして教えてきました。
 嫌な人にあった場合は今の時点ではその場を離れることや音が煩いところへ行く時は耳栓をして環境に自分を合わせていく選択肢も教えていました。
 ただまだ相性の悪い人の対応策については機会があまりないのですが・・
 
 ただ私自身は割り切ることもできる問題ですが、一番は息子自身の今の状態にあるのでまずはストレス障害の緩和を考えていました。しかし、原因が先生であった場合はその先生との誤差をすり合わせすることを息子自身が「声」を出す「話す」ことが大切な気がします。その選択肢や意見の合わない人と話をしていくきっかけを息子に与えることが必要だと思っているのです。やはりその場合も先生(支援者)に息子自身の障害理解が必要ではないのか?と思っていました。
>
>私自身義務教育期間はかなりひどいいじめに遭いました。体調を崩して蛋白尿とか出たこともありました。教師も今ほど協力的ではなかったし、母も大分苦労したと言っています。

 秋桜さんは今の息子の気持ちも解ってくださるのですね
>
>でもそれでも学校へ行ったのは、「いじめている子どもと同じように私にも学校へ行く権利がある」「義務教育だから今はイヤでも学校へ行っておこう」「将来損するのは自分だ」という気持ちがあったからです。日曜日になると教会へ行って仲のいい友達に会えるから、それまでがんばろうと指折り数えて日曜日を待っていました。

 息子も前むきに「学校へ行く権利」について自分で調べていました。とても負けん気の強いところもあるので、どんなに酷い目にあっても、体が拒否反応しているのに「僕は学校に行くんだ」と頑張っていました。
 友達とよべる子は一人いるのですが、殆ど会うことができません。やっぱり会えることを楽しみにしている子です。秋桜さんと似ているところがあります。
>
>今振り返ってみるとこの頃に大分私は「感情と事実は別物だ」「大きな目で考えて損得を考えることが大切だ」「転んでもただでは起きないぞ」「自分の力ではどうにもならないことは、できるだけのことをやって後は周りの人に助けを求めればいい」というたくましさや図々しさを身に付けたと思います。小さい頃から母はそういうことを教えてはくれていましたが、少しずつ意識的にできるようになってきました。同時に大人が言っていることに対して疑いや批判の気持ちが出てきて裏づけを取るように意識し始めたのもこの頃です。

 ここはまだ息子にとって難しいようです。周りの人に助けを求めることができないでいるからなのです。(><)
これができればもっと楽に生きていけるのにと思います。
 道に困ったり、分らないことはすぐに道行く人や専門の方へ質問することが出来るのですが、今回のようなケースは今までの先生不信が根強くあるようなのです。
 秋桜さんのように息子も広い視野がもてるようになって欲しいです。
>
>分かってもらえない、ということを悲しいと思うのは自然な感情かもしれませんが、「ま、それも仕方ないか」「しょうがない人だなぁ」と思うことも時には大事だと私は考えています。

 割り切れることが出来ることは秋桜さんのスキルの高さが伺えます。息子は割り切るというよりは「諦め」に近いようです。
 私も「まっいいか〜」「そんなもんかもね」と割り切る・気持ちを切り替える話を息子にもしますが、息子にとっては今の現状が続いているので何度かそう割り切ったとしても、胸の奥に溜まっていくものはあるようです。
 消化していない・納得できていないことが噴出すと問題行動へ繋がっていて、その原因が毎日会う先生の対応だということに悩んでいるようでした。
 
 秋桜さんのような人に息子もなって欲しいです。秋桜さんの言葉も息子に話してみます。
 同じような体験をした人がいること、その人は「しょうがない人だなぁ」
 「ま、それも仕方ないか」と考えることが出来るようになったんだよと話したらきっと息子も目指すことができる気がします。
 最終的に息子が楽になれる方法を探してみたいと思います。
 アドバイスをくださって本当にありがとうございました。

[#13218] Re:ガイドライン
 yume☆ ホームページ  - 06/7/19(水) 4:38 -

引用なし
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   ジョンさんへ
>
>私はyumeさんに理論武装して教育関係者に相談して
>ほしかったと思っています。というのは、現在、
>私のホームページの改装をやっていて、気づいたのですが、
>未だに「発達障害者支援センター」の設置されていない県が
>7県もあるのです。逆にいえば、40都道府県は進んで
>いるのかもしれません。秋田、福島、福井、香川、愛媛、
>高知、沖縄では、支援センターの支援が得られないので、
>教師も親も暗中模索です。平成16年に成立して、17年から
>施行されたにもかかわらず、これらの県では、教師は教師で
>考え、親は親で考えなければなりません。早期にこの状態が
>解消されることを望んでいます。

まだまだ発達障害者の理解が十分ではないということなのですね。
>
>そのために、文科省は平成16年にガイドラインを公表しています。
>これは私のサイトに貼り付けてあります。私のサイトは少しでも
>みなさんのお役に立ちたいと思って作っています。これを使って、
>教育関係者と交渉して欲しかったです。このガイドラインの教員用
>というのを見てください。
>http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/01/04013002.htm
>ここでは、以下の5つのことが書かれています。
>1.    子供に気づいてあげなさい。
>2.    特別な指導が必要です。
>3.    子供に合った適切な指導が必要です。
>4.    学校内でチームを作って、先生1人で頑張らないで、
>他の先生と意見をすり合わせてください。
>学校内の組織を作ってください。
>5.    保護者との連携が必要です。
>担任の先生は2までできていると思うので、一般の気づきの
>ない先生に比べれば、5段階評価で3ぐらいかもしれません。
>しかし、重要なのは、ガイドラインにもあるように、その子に
>合った指導が必要だということです。いくら、崇高な理念が
>あったとしても、適切ではありません。「過ぎたるは、なお、
>及ばざるが如し」です。「担当教員が支援を必要とする
>児童生徒の対応について必要な打合せをすることが大切です。」
>とあります。このガイドラインには、校長用というのもあります。
 
 去年、文部省の知り合いの方が送ってくれて知りました。
 そして、私もこれを持って話したことがありました。去年の話なのです。
 しかし、「書いてあることはもっともだが、現場の現実とかみ合わない理想論だ」とある先生がおっしゃいました。
  私はびっくりして「理想」と一蹴された先生の顔をまじまじと見てしまいました。「理想」であってもそこに近づく努力をして欲しいと発言しました。
 実際問題としては理解できるところもあるのですが、がっかりしてしまったのです。
 
>
>教育関係者はほとんど何も知りません。しかし、文科省の
>このガイドラインは、先生方すべてが知っていなければ
>ならない内容です。是非、このガイドラインを参考に、
>教員、校長、親の3者で理想を追求してください。
>白旗を上げるのはいつでもできます。

 学校通達で送られてきているはずなのです。
 理論武装は私も今まで幾度となくしてきたのですが・・。
 友人はガイドラインを見せたら「どうして知っているのか?」と
 校長先生に迫られたそうです。
 私も実際、警戒されてしまっただけで、連携とはいえない結果でした。
>
>仮に先生方がこのガイドラインを知って、なお、息子さんの
>症状が悪化したとすれば、学校が息子さんのために作った
>組織が機能していないと思います。心理士の先生は何をやって
>いたのでしょうか、一度お聞きになってはどうでしょうか。
>ガイドラインは「担当者が特別支援教育コーディネーターに
>指名されている場合は,第3部の
>「特別支援教育コーディネーター用」を参考にしてください。」と
>ありますので、組織にはコーディネーターの資格のある先生が
>必要になります。コーディネーターはおられたのでしょうか。
>まあ、完璧を望むことはできませんが、学校が支援組織として
>機能していなかったことは事実のようです。

 その学校での特別支援コーディネーターが今、息子の担任をされている
 先生なのです。チームを組んで学校全体の特別教育に携わっているようです。
 機能はしているのですが、息子自身には機能しているとは・・いえないのかもしれません。
 
>
>いろいろ冷たいことを書いて済まなかったと思っています。
>しかし、私たちの次女が自閉症のような泣き方をしたとき、
>私たち夫婦は一家心中を考えました。それでも踏ん張った
>のです。yumeさんが頑張っているのに踏ん張れとは言いません。
>ただ、私たちが踏ん張ったのは、次女は私たちが、
>作った命だったからです。次女は生まれて来たくて生まれて
>来たのではありません。私も時々、このような障害を
>持つのであれば、生まれて来なければ良かったと思うことが
>あります。しかし、亡くなった父や母、育ててくれて、
>仙台から、私の無事を祈っている今の母たちの愛情を思うと、
>死んではならないと思います。yumeさんの愛情の範囲で
>健闘してください。私は、なるべく役に立つホームページを
>作って、応援したいと思っています。

 いつも弱気になった私を勇気づけてくださりありがとうございます。
 そして息子ほど酷い二次障害を抱えた児童も聞いたことがありませんでした。
 私は息子に生きて欲しいのです。小さい頃から身体的に奇形を持っていたので、手術をしたり、病院に何度も駆け込むことが多かった私は、息子を何としても長生きさせたいと強く思っていました。
 息子は酷いストレス障害から自殺未遂をして、その記憶が飛んでしまうほどの重圧を体験しましたが、私もそのトラウマは消えていません。
 私自身、息子の酷い二次障害を見ると耐え難い記憶が蘇ってきて恐いのです。
 
 息子はとても頑張る反面、急激な絶望感と戦っている様子が見てとれます。学校ばかりが人生じゃないし、そこまでして学校へいく価値はない気もしています。
 
 すべてを一度壊して、また一から始められるように先生と対峙しようという勇気をジョンさんやみなさんからもらいました。
 ジョンさんのHPも参考にさせてもらっています。
 支援の限界なのかと私自身もあきらめないで、息子に必要ならとことん突き詰めて先生と対峙していきたいと思えました。

 改めてジョンさんに「息子への愛情の範囲内で」と言われて、私の命に変えても・・と思えました。そう思えば息子のために今の関係を壊しても、息子を守っていく姿勢をとっていく決意のようなものに自信を持てる気がします。

 大切なことを気づかせてもらえた気がしました。
 ジョンさんありがとうございます。

[#13220] Re:割り切りも時には必要です
 kaze ホームページ  - 06/7/19(水) 10:52 -

引用なし
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   秋桜(管理人)さん、こんにちは
>▼yume☆さん 横レス申し訳ありません。

>私自身義務教育期間はかなりひどいいじめに遭いました。体調を崩して蛋白尿とか出たこともありました。教師も今ほど協力的ではなかったし、母も大分苦労したと言っています。
>
>でもそれでも学校へ行ったのは、「いじめている子どもと同じように私にも学校へ行く権利がある」「義務教育だから今はイヤでも学校へ行っておこう」「将来損するのは自分だ」という気持ちがあったからです。日曜日になると教会へ行って仲のいい友達に会えるから、それまでがんばろうと指折り数えて日曜日を待っていました。

 ご意見伺いたくて、書き込みしています。
 学校の外で、何か楽しみがあることで、秋桜さんの様な考えが出来ると思うのですが、また、長いスパンで考えると、将来の自分の為に今考えようと思う事が出来ますよね。 これは、現在の自分だったのなら、こうやって考える事も出来ますが、多分過去の自分(将来など無いと思っていた頃の自分)だったら、そういう将来のためにと考える事が出来なかったと思うのです。

 そして、我が子二人も、そういう時間的な将来に、自分が在るという事を認識する力が弱くて、わたしが少し先の自分のためにという話をしても、理解するのが難しいようです。
 どのような、アプローチでしたら、その様に、考える事ができるとお思いになりますか?
 
>今振り返ってみるとこの頃に大分私は「感情と事実は別物だ」「大きな目で考えて損得を考えることが大切だ」「転んでもただでは起きないぞ」「自分の力ではどうにもならないことは、できるだけのことをやって後は周りの人に助けを求めればいい」というたくましさや図々しさを身に付けたと思います。小さい頃から母はそういうことを教えてはくれていましたが、少しずつ意識的にできるようになってきました。同時に大人が言っていることに対して疑いや批判の気持ちが出てきて裏づけを取るように意識し始めたのもこの頃です。

 また、お母様はどうのような働き掛けをなさったのでしょうか?
 差し支えの無い範囲で教えていただけないでしょうか?

[#13221] Re:支援の限界なのでしょうか?
 kaze ホームページ  - 06/7/19(水) 11:04 -

引用なし
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   ▼yume☆さんへ

>> 私もこの『○くんはわかっています』と言う言葉を、何度、教師や他の保護者から言われた事でしょうか?
>> アスペの子供は、『わかったり、わからなかったり』と言う部分は、一時の理解でかき消されてしまいます。
>> そこで、わかっているとの誤解を受けてしまいます。
>
> そうなんです。kazeさんもあったのですね。
> kazeさんはそんな時に先生にどんな風に理解を求めたのでしょうか?

 私の場合も、決定的にその人に理解してもらうだけの、言葉はありません。
 ただ、やはり根気強く『そう見えてしまうのですが、わかったり、わからなかったりなので、そう接していただけると助かります。』と何度も伝えるようにしています。
 それしか出来ないのが実情なのですが・・・
 ナンセンスな話ですが、テレパシーが使えたらと思う事もしばしばです。
 それだけ、感覚的な物の見方の違いなのだと思います。

[#13222] 思い出します
 みーぽん  - 06/7/19(水) 11:52 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:

yumeさんへ

> 私は先生が引き上げすぎていることや障害を理解していないことを話しました。
> 「「ガンバレ」と言われれば息子は「どこまで頑張ればいいのか」わからなくて体にストレス障害が現れるまで頑張りとおしてしまう真面目な子だ」と話すと普段の息子の様子から「まだガンバレますよ。私達は可能性を伸ばしてあげたいのです。お母さん。息子さんを信じてあげてください」と言われてしまいました。

息子さんの精神状態が 昔の私にシンクロします。
昔の私は 息子さんとまったく同じ状況でした。
どこまでも どこまでも がんばってしまうんですよ。
限界を超えてよく熱を出したり 倒れました…。

そのときの私は 嫌だったんですよね、「お前はもっとがんばれるのに、がんばろうとしない」と言われるのが。
たいてい 拒否するとそんなことを言われることが多いんです。
がんばりながらも、不信感でいっぱいでした。
だから、もしかしたら息子さんは 先生の期待に応えるためというよりは、拒否をしたときにさらに自己評価を下げられるのが耐えられず ”がんばるしか選択肢のない”状況なのかもとも思うのです。
そういう場合は、私だったら やっぱり息子さんと同じで 「何言ってもわかんないから 言わない」という選択をすると思います。

どうして大人は 「ここまでよくやった。充分だ!」といってくれないのか、そういう発想がないのか不思議でしたね。


もしステップアップするとしたら、先生が目標を決めるのでなく、必ず本人が目標を決める必要があるのではと思うのですよね。
先生がすることは、それが無理がないかを確認したり 時に『見直し』させるなど、子供のあくまで補助(ナビゲーター)をすることだと 私は思うのです。
そして 結果だけじゃなくて 過程をこまめに評価する→自己評価をあげていく
だと思うんですよね…。


> 私の頑張りどころなのかもしれません。
> 息子が自分で表現できない部分を先生ととことん私も納得できるまで
> 話し合ってみます。

yumeさんも息子さんも、本当によくがんばられています。
どうか、yumeさんご自身もがんばりすぎませんように。
夏休みにも入りますから、時間はきっとあります。
どうか、たくさんの支援者を巻き込んで 負担を減らしていってくださいね。

[#13231] Re:支援の限界なのでしょうか?
 元幼稚園教諭  - 06/7/19(水) 22:16 -

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   お返事をありがとうございます。
こんばんは。再びおじゃまします。

>とても楽しく過ごせる時もあるのですが、根本的に問題があった時は
>息子は無言で抵抗したり、先生が無理に押しは入ろうとアプローチをかけると
>暴言を吐いてしまっていました。

>2年目にだんだん息子は「疲れた」と言い始め、
>自分の苦手なことにも挑戦させる先生に対して無言で退室してしまったり、
>物をなげてみたりと問題行動が出始めてしまいました。

確かに暴言や物を投げることは望ましくありませんが
少なくとも教師に従順でないことが問題行動ではありません。
むしろ自分の適性や感情を理解し
そしてそれを表現できている息子さんは人間として素敵です。
その表現方法は年齢的にも学んでいる発達段階の時期ですので
この時期の子供達の望ましくない形での表現は珍しくありませんし
例えば思春期の男の子が母親に一度も「うるせえ」と言わなければ
逆に心配しましょうという話を聞いたことがあります。
(暴言により気持ちの表現をする時期が当然にあることの例えです)

自分の気持ちをしっかりと表現することは
当たり前のようで 大人でさえもとても難しいことだと思います。
自己表現力の発達には2〜3歳時の経験が大きく作用していて
その時期に伸び伸びと気持ちを表現できる環境に育ったか否かが
大きく関係していると言われています。
伸び伸びと気持ちを表現できるのは
深い愛情で気持ちを汲んでもらう経験を多くしたからでもある訳で
yume☆さんの子育ては素敵です。その効果の表れですね。

お母様としては問題行動だとご心配なのかもしれませんが
私はyume☆さんの息子さんを本当に素敵に思い
思わず読んでいて たくさん頷き涙と微笑みが一緒に出ました。
このような素敵な個性がストレスに隠れてしまうことの決してないよう
心の底から祈っています。

それからもう一つだけ生意気を言わせてもらえば
苦手を克服する部分を強調する教育は古いように思います。
ストレングスモデルという言葉を学んだことがあるのですが
苦手を克服する為の時間よりも
得意を伸ばす時間を多く費やす方が効果が上がる教育だと
最近ではそのような考え方が主流のように思うのですが…。
もちろん様々なことを経験しその中から「得意」「好き」をみつけ
そこを伸ばしていくことを中心とした教育こそが子供達を輝かせる
望ましい個性を尊重する教育であると私は信じています。

[#13236] Re:ガイドライン
 ジョン メールホームページ  - 06/7/20(木) 0:26 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:
>ジョンさんへ
>>
yumeさん、ジョンです。

やはりそうでしたか、学校の組織が機能していない訳ですね。
その状態で、yumeさん個人が頑張るというのは、かなり
リスクを感じます。私が市教育委員会と話し合った時は、
市教育委員会の指導主事の先生から、学校での話し合いが
不調ならば、市教育委員会が直接介入するという担保を頂きました。

今回も市教育委員会の担保を頂くか、親の会で動いてもらうか、
校長先生に何らかの理解しようという姿勢を引き出さないと
校長先生は前向きにならないと思います。
なぜならば、学校において、管理職は校長先生、教頭先生だけであり、
彼らの姿勢は、自分の在任期間に学校内で問題が起きないことだけが
目標ですから。つまり、問題が起きると自分の出世にかかわるわけです。

校長先生は非常に気の毒な立場にあり、教育委員会は、現場で対処しろ、と
指示を出します。決して教育委員会がアイデアを出すことはありません。
一方、親の側としては、校長先生に何とかしてもらいたい訳です。
この板ばさみを解消する方法が、県発達障害者支援センターなのです。
センターが設立されていない現状では、教育委員会に動いてもらうか、
親の会で動いてもらった方が、yumeさん個人の問題としてこじれなくて
いいと思います。

私の子供達の小学校の校長先生は、たびたび変わりましたが、ある先生は、
親の意見を聞くのは、校長の義務ということで、休日でも、ご自宅で
話を聞いてくれました。

校長先生にもいろいろの方がおられますので、ここは一つ、yumeさんが
捨て身になるよりは、実を取って、教育委員会ルート、親の会ルートなど
使える社会資源を活用してはどうでしょうか。厚い壁は、1人では無理では
ないでしょうか。yumeさんご自身のことが心配です。
どうか、自分も大事にしてください。

[#13245] Re:割り切りも時には必要です
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 06/7/20(木) 18:31 -

引用なし
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   ▼kazeさん:
お久しぶりです。

> ご意見伺いたくて、書き込みしています。
> 学校の外で、何か楽しみがあることで、秋桜さんの様な考えが出来ると思うのですが、また、長いスパンで考えると、将来の自分の為に今考えようと思う事が出来ますよね。 これは、現在の自分だったのなら、こうやって考える事も出来ますが、多分過去の自分(将来など無いと思っていた頃の自分)だったら、そういう将来のためにと考える事が出来なかったと思うのです。
>
> そして、我が子二人も、そういう時間的な将来に、自分が在るという事を認識する力が弱くて、わたしが少し先の自分のためにという話をしても、理解するのが難しいようです。
> どのような、アプローチでしたら、その様に、考える事ができるとお思いになりますか?
>
> また、お母様はどうのような働き掛けをなさったのでしょうか?
> 差し支えの無い範囲で教えていただけないでしょうか?
 
母は折に触れて「女性と仕事」といった本などを買って読ませ、どんな仕事が向いていると思うか、もしもその仕事に就きたいのならどんな学校へ行くといいのか、どんな勉強が必要なのかといったことを議論していました。

ただ我が家の場合は母が教師だったこともあってか大学へ進むことは暗黙の了解になっていました。私も小学生の頃から漠然と「何か専門的な資格を取って働きたい」と考えていたので、「だったら大学へ行かないといけないんだな」とは思っていました。母も「普通の会社員は向いていないだろうから、専門職に就かせた方がいいだろう」と考えていたようです。

現在の自分について未来の視点から考える、というのは実はコーチングでも重要なスキルでもあります。今考えると母親はかなり意識的にやらせていたんだな、と感じています。

ただ発達障害のお子さんの場合、時間軸や時間の感覚がしっかりしていないケースも多く見られます。これは曜日や時間の概念が身に付きやすかったか、1日のスケジュールを適切に組めるかといったプランニング系の能力と深く関係しています。

お子さん達はどんな仕事に就いてみたいと考えていますか?最近は「13歳のハローワーク」といった本もありますから世の中にはどんな仕事があるのかといったことを調べてみることもいいと思います。

また、時間の感覚がしっかりしていない場合はある程度の時間(3〜6時間程度)を区切り、「この時間内に何ができるか」といったスケジュールを一緒に考えるといったことをやってみるのもいいと思います。姉と私は中学生になると長期休み中の講習会スケジュールなどは全部自分たちで組み、両親に代金の請求をしていました。

元々スケジュールは割りと覚えている方ですが、できるだけメモを取ったり携帯にタスクリストとスケジュールを作成して確認しています。常勤の仕事をしていた頃はスケジュール帳に記録をし、さらに空き時間も何をするかをできるだけ具体的に書く、ポストイットにタスクリストを机に貼ってできたものを消すといったことをしていました。

ビジネス書などで成功している人の例を読んでいると意外と参考になることが多いです。

あと以前他の方のレスでお勧めしましたが、メル・レヴィーンというアメリカの小児科医が書いた「ひとりひとりこころを育てる」「<できる>子どもの育て方」という本は私にとってはとても参考になりました。

[#13247] Re:割り切りも時には必要です
 kaze ホームページ  - 06/7/21(金) 0:11 -

引用なし
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   秋桜(管理人)さんへ
お返事ありがとうございます。
> 
>母は折に触れて「女性と仕事」といった本などを買って読ませ、どんな仕事が向いていると思うか、もしもその仕事に就きたいのならどんな学校へ行くといいのか、どんな勉強が必要なのかといったことを議論していました。
>
>ただ我が家の場合は母が教師だったこともあってか大学へ進むことは暗黙の了解になっていました。私も小学生の頃から漠然と「何か専門的な資格を取って働きたい」と考えていたので、「だったら大学へ行かないといけないんだな」とは思っていました。母も「普通の会社員は向いていないだろうから、専門職に就かせた方がいいだろう」と考えていたようです。

 将来的な展望(ビジョン)を示唆していたという事でしょうか。
 また、漠然となりにも、こういう仕事の為に進学が必要であるとの、知識が備わっていたという事ですね。
 具体的な将来展望について、子供達との会話の中から、何がしたいのかという事を拾い出してみたいと思います。
 また、その為には、今からどうするかという事を、親の方も探してみる事も大事だという事を感じました。


>現在の自分について未来の視点から考える、というのは実はコーチングでも重要なスキルでもあります。今考えると母親はかなり意識的にやらせていたんだな、と感じています。

 多分、一朝一夕に子供自身が考えるようには、成らないのだと思うので、折に触れ、本人達の考えや思いに結び付けていこうと思います。
 というより、きっと、物事はこうなるためには、具体的にこういうアプローチをしていかないと成し得ないよと言う、考え方の方法を教えていけばいいのかなと解釈しましたがいかがでしょうか?
 将来の夢につなげるというダイレクトな方法は、まだ先になるとして、考え方の方法を教えていくのなら、私にも出来そうだと思います。


>ただ発達障害のお子さんの場合、時間軸や時間の感覚がしっかりしていないケースも多く見られます。これは曜日や時間の概念が身に付きやすかったか、1日のスケジュールを適切に組めるかといったプランニング系の能力と深く関係しています。

 そうですね、時間軸や時間間隔は不得手のようです。
 ただ、今確実に差が出てきているのは、時間感覚の練習を学校などでしている、下の子の方が、理解していました。
 そういう点では、時間間隔の問題を、具体的に示してこなかった上の子の方が、普通級に通いながらも弱いようです。
 下の子から比べれば、遅いのかもしれませんが、受験生ですし、これからの日常で教えていこうと思います。

>お子さん達はどんな仕事に就いてみたいと考えていますか?最近は「13歳のハローワーク」といった本もありますから世の中にはどんな仕事があるのかといったことを調べてみることもいいと思います。

 我が家にもこの本があります。
 とても具体的でいい本ですね。
 どんな職業であっても、それでもいいよと肯定していますし、エッチな事が好きな子は何て、通常では大人が薦めないこともきちんと解説されているのには、感嘆しました。


>また、時間の感覚がしっかりしていない場合はある程度の時間(3〜6時間程度)を区切り、「この時間内に何ができるか」といったスケジュールを一緒に考えるといったことをやってみるのもいいと思います。姉と私は中学生になると長期休み中の講習会スケジュールなどは全部自分たちで組み、両親に代金の請求をしていました。
>
>元々スケジュールは割りと覚えている方ですが、できるだけメモを取ったり携帯にタスクリストとスケジュールを作成して確認しています。常勤の仕事をしていた頃はスケジュール帳に記録をし、さらに空き時間も何をするかをできるだけ具体的に書く、ポストイットにタスクリストを机に貼ってできたものを消すといったことをしていました。

 言われてみると、私もメモ魔で、空き時間のことまで書いて日々過ごす事はやっていました。
 それを、子供達に置き換える事は思ってもみませんでした。
 余暇の時間を過ごすのが、下手な我が子達・・・合点が行きました。
 休日だと時間も多く、考えるのが難しいと思いますので、まずは、平日の家に帰ってきてからで、自分で計画(時間の組み立て)を立てさせる所からやってみたいと思います。
 アドバイスありがとうございました。

>ビジネス書などで成功している人の例を読んでいると意外と参考になることが多いです。
>
>あと以前他の方のレスでお勧めしましたが、メル・レヴィーンというアメリカの小児科医が書いた「ひとりひとりこころを育てる」「<できる>子どもの育て方」という本は私にとってはとても参考になりました。

 ありがとうございます。
 是非探して読んでみます。
 

[#13257] Re:割り切りも時には必要です
 penpen ホームページ  - 06/7/21(金) 10:29 -

引用なし
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   ▼kazeさん:
>秋桜(管理人)さんへ

横入り失礼します。

>>秋桜(管理人)さん
>>ただ発達障害のお子さんの場合、時間軸や時間の感覚がしっかりしていないケースも多く見られます。これは曜日や時間の概念が身に付きやすかったか、1日のスケジュールを適切に組めるかといったプランニング系の能力と深く関係しています。

> そうですね、時間軸や時間間隔は不得手のようです。
> ただ、今確実に差が出てきているのは、時間感覚の練習を学校などでしている、下の子の方が、理解していました。

わたしも時間感覚は非常に鈍いです。
これはわたしの場合ですが、どうも軽い解離と関係しているような気がします。
外からの刺激がない限り、
時間が止まってしまう、というか。

パーキンソンの患者さんがカタトニアで硬直している状態にあるのが
肩を触られたりすると
その刺激でふっと硬直が解けて、また歩き出せるような感じ、というか。

体の内部の時間感覚もない、というか、ひとりでいたら、
お腹もすかないし喉も渇かない、という感じです。

多少の刺激で自己覚醒させるためにのど飴をなめたり、
コーヒーを飲んだりしています。
それはコーヒーに含まれるカフェインの刺激を求めているのではなく、
ある動作によって自分に刺激を与えている感じです。

体の中の時計、自分自身の時計がそもそも存在しないような気がします。
しかし、夏になって体調が良くなると、時間感覚も
かなりましになります。

[#13302] Re:思い出します
 yume☆ ホームページ  - 06/7/24(月) 3:28 -

引用なし
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   みーぽんさんへ

お返事が遅くなってすみません(><)>

>
>息子さんの精神状態が 昔の私にシンクロします。
>昔の私は 息子さんとまったく同じ状況でした。
>どこまでも どこまでも がんばってしまうんですよ。
>限界を超えてよく熱を出したり 倒れました…。

みーぽんさんも息子と同じ思いをされていたんですね(><)
「がんばれ」は一生懸命頑張っている者にとってはタブーな言葉かも
 しれないですよね。
 息子はいろいろな学校行事に参加した後は必ず2.3日は休まないといけません。熱が出たり、腹痛になります。
 私は息子が「どうして俺は自分の限界が分からないだろう」という言葉をベットの中でつぶやくたびに「あなたのペースはゆっくりペースがあっているのかもしれないね」とつぶやき返しました。
>
>そのときの私は 嫌だったんですよね、「お前はもっとがんばれるのに、がんばろうとしない」と言われるのが。
>たいてい 拒否するとそんなことを言われることが多いんです。
>がんばりながらも、不信感でいっぱいでした。

 息子もまったく同じようなことを話していました。

>だから、もしかしたら息子さんは 先生の期待に応えるためというよりは、拒否をしたときにさらに自己評価を下げられるのが耐えられず ”がんばるしか選択肢のない”状況なのかもとも思うのです。

 その通りなのです。マラソンの時も吐くまで頑張っていました。
 その時息子は言ったんです。「次の授業も受けられないくらいヘトヘトになっているのに、先生は次の授業を受けたくないから「わがまま」を言っているといって「大丈夫?」と一言も言ってくれなかったんだ。俺辛いよ」と・・・。
 息子は悔しくて、また頑張って頑張り続けていました。そういう毎日の中で、先生に不信感でいっぱいになっていたようでした。

>そういう場合は、私だったら やっぱり息子さんと同じで 「何言ってもわかんないから 言わない」という選択をすると思います。

 うん。うん。辛い思いを毎日続けたら、私も同じようなことをすると思います。
 家ではとてもおしゃべりで、学校であったことも全部話してくれます。それは息子の話を最後まで聞いて、共感してから私の意見を言うからかもしれないのです。
 「この人なら自分の話を聞いてくれる」という存在が担任の先生であってほしいところなのですけど・・・。
 先生のアプローチは目的への誘導になってしまっていて、息子はそれを察知する能力にたけているんです。「○○をさせたいから言っているんでしょ」と見透かされた言葉を言われて先生がびっくりしている時があります。
 行動観察はかなり優れているので、「先生の思考パターンはいつも俺の操作にあるんだ」と言い、ウンザリしているのです。
>
>どうして大人は 「ここまでよくやった。充分だ!」といってくれないのか、そういう発想がないのか不思議でしたね。

 本当に、純粋に人を評価・承認してくれる人は少ないようですね(><)
>
>
>もしステップアップするとしたら、先生が目標を決めるのでなく、必ず本人が目標を決める必要があるのではと思うのですよね。
>先生がすることは、それが無理がないかを確認したり 時に『見直し』させるなど、子供のあくまで補助(ナビゲーター)をすることだと 私は思うのです。
>そして 結果だけじゃなくて 過程をこまめに評価する→自己評価をあげていく
>だと思うんですよね…。

やっぱりそうですよね。いきなり高いステップアップをしているように思えてなりません。
 「本人に確認」しながら認めながら進んで欲しいです。この評価がまちがっていたら大変なことになると思います。
 息子にとって、本人がいかに納得した経験を積んできたかが一番大切だと思うのです。私もみいぽんさんと同じ思いです。

 先生方といろいろと話合ってみたのですけど・・。担任の先生は逆に焦ってしまって息子の両腕を掴んで無理矢理話そうとしていました。
 息子はのけぞって嫌だと顔を後ろにもっていったので、誰がみても嫌がっていた態度だったのに、両腕をブンブンふって感覚過敏の息子と話をしようとしていたのです。信じられない光景に唖然としてしまいました。(><) 「いつもこうなんだ」と後で話してくれたので、いままで先生は上辺だけの療育をされていたんだと悟ってしまいました。
 息子は「本当はお母さんにこんな姿を見せて心配させたくなかったんだ。ごめんね」と謝ったのです。涙が出てきてしまいました。
 学校へ行かせたくなくなった私です(><) でも、本人は「頑張る」と言うばかり、そしてまた繰り返すのでしょうね・・先生が変らないかぎり・・・
まだまだ理解は遠いもののようです。(溜息)


 そんな息子だからこそ周りの相談機関に相談したいと思いました。予約まちです。今は息子も回復してサイクリングで遠出ができるくらいになりました。体調的には大丈夫です。ご心配おかけしました。

[#13303] Re:ガイドライン
 yume☆ ホームページ  - 06/7/24(月) 4:37 -

引用なし
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   ジョンさんへ
 
 お返事が遅れてしまってすみません(><)

>やはりそうでしたか、学校の組織が機能していない訳ですね。
>その状態で、yumeさん個人が頑張るというのは、かなり
>リスクを感じます。私が市教育委員会と話し合った時は、
>市教育委員会の指導主事の先生から、学校での話し合いが
>不調ならば、市教育委員会が直接介入するという担保を頂きました。

 やはり何度も教育委員会と話を聞いてもらうことが大切なことなのですね。
 のちのち担任の先生との連携を考えると大事にならないような運びを考えていたのです。
>
>今回も市教育委員会の担保を頂くか、親の会で動いてもらうか、
>校長先生に何らかの理解しようという姿勢を引き出さないと
>校長先生は前向きにならないと思います。
>なぜならば、学校において、管理職は校長先生、教頭先生だけであり、
>彼らの姿勢は、自分の在任期間に学校内で問題が起きないことだけが
>目標ですから。つまり、問題が起きると自分の出世にかかわるわけです。
>
>校長先生は非常に気の毒な立場にあり、教育委員会は、現場で対処しろ、と
>指示を出します。決して教育委員会がアイデアを出すことはありません。
>一方、親の側としては、校長先生に何とかしてもらいたい訳です。
>この板ばさみを解消する方法が、県発達障害者支援センターなのです。
>センターが設立されていない現状では、教育委員会に動いてもらうか、
>親の会で動いてもらった方が、yumeさん個人の問題としてこじれなくて
>いいと思います。

 学校の仕組みや立場は私もよく理解しているつもりなのです。私は3年前の息子が診断をされてからずっと環境整備に走りまわっていました。
 学校もここ10年くらいでASの話を聞いただけで、対処するには情報が無さ過ぎるという話をされたことがありました。
 「逆に情報がほしいです。」とお願いされて個人の障害理解が一番の近道だというIEPの話を親の会でも話してきたのです。親の会の友人もいろいろと相談にのってくれて、障害理解に詳しい先生を紹介してくれました。でも、外部を入れることを嫌がる校長先生が認めてくれるかが、今の私の課題です(><)
>
>私の子供達の小学校の校長先生は、たびたび変わりましたが、ある先生は、
>親の意見を聞くのは、校長の義務ということで、休日でも、ご自宅で
>話を聞いてくれました。
>
>校長先生にもいろいろの方がおられますので、ここは一つ、yumeさんが
>捨て身になるよりは、実を取って、教育委員会ルート、親の会ルートなど
>使える社会資源を活用してはどうでしょうか。厚い壁は、1人では無理では
>ないでしょうか。yumeさんご自身のことが心配です。
>どうか、自分も大事にしてください。

ジョンさんのお子さんの校長先生は素敵な方ですね。私の息子の校長先生は障害に関しての理解は、まず無理っぽいです。
 「わがまま」「親の躾」の話や「努力」「能力・実力・やれば出来る」という一般論のお話ばかりされていました。私の話は「愚痴」だと思っていらっしゃることがわかります。
 「校長としての責務」の範囲内で頑張ってくださっているので、良くも悪くも・・。
 あきらめないで、ジョンさんのルートで何度でもトライしてみますね。
 
 先日、心理士の先生を間に話し合いましたが・・先生は納得されていなかったようで、次の日息子の教室が学校の増改築の間、プレハブの新しい教室へ移動になったので、その「教室を見るだけ」に放課後学校を訪れました。
 先生はその息子を無理矢理教室につれこみ、嫌がる息子を逃げられないように両腕を掴み、息子は嫌がってのけぞり、顔を後ろへむけて誰が見ても拒否したポーズをしていたのにお構いなしに「私に話しがあるんじゃないの?」と穏やかに話しをされていましたが、どうみても、「さあ!!話なさい」と強要している態度でした。
 心理士の先生から担任の先生へ「無理じいしてはいけない」と言われていたのに・・・言われた次の日に真逆の態度だったんです。(><)
 私には「今回」先生が焦っているように見えたのですが・・・息子に聞いてみたら「いつもなんだ」の言葉にショックでした。これでは信頼関係どころか感覚過敏をもった息子がストレス障害を起こすのも当たり前だったのです。
 秋桜さんがおっしゃったように、「学校へ行く権利」として息子は頑張ろうとしますが・・毎日接する先生が理解されないかぎり、息子は傷つけられてばかりではないのか?と不安でなりませんでした。お互いに歩み寄れるように通訳は欠かせないと思うのです。先生がこの通訳ができるようになるには、息子の信頼回復という一番基本的な部分から始めないといけないように思いました。
 今は素敵な先生という思いはふっとんでしまいました。(><)

 夏休みになり、今は回復して友達とも遊べるようになりましたが・・
 2学期までになんとかしたい問題です。夏休みでも先生方は出勤していることを願って話してみるつもりです。それと同時にその経過を教育委員会にも相談してみたいと思いました。

 ジョンさんのおっしゃったように、いろいろな機関を活用して相談してみたいと思います。私は先生とのお互いの立場からの話を3年間続けてきました・・今は本当に疲れています。
 私の中で教育委員会に相談することは「とんでもない大事」になると思っていたのですが、ジョンさんに言われて「教育相談できるための機関」なのだから当たり前に相談していいことなのだと思えるようになりました。先生の立場ばかり気にしていたいままでの自分が恥ずかしいです。 頑張ってみます。

[#13304] Re:支援の限界なのでしょうか?
 yume☆ ホームページ  - 06/7/24(月) 6:01 -

引用なし
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   元幼稚園教諭さんへ

 お返事が遅くなってすみません(><)
元幼稚園教諭さんがコメントしてくれた内容が嬉しくて涙が出てしまいました。
 実際、心理士の先生を間に先日話し合いをもってもらったのですが、行き詰まりを感じていました。
 ジョンさんのところにも書いたのですが、その話し合いの次の日に先生は逆に焦ってしまって、心理士の先生が「無理強いはしないで」という言葉と真逆のことをしてしまっていました。しかし、息子は「いつもなんだ」と毎回無理じいされていた経緯を知って愕然としてしまったのです。
 本当に先生は息子の障害を理解できないままで、この3年間息子と接してきたのかと思うと、息子が不憫でなりませんでした。
 息子は「こんな姿をみせたらお母さんが心配するから嫌だったんだ・・ごめんね」と謝ったのです。
 息子は自分のことで私を傷つけたくなくて、黙っていたこともあったのです。

>確かに暴言や物を投げることは望ましくありませんが
>少なくとも教師に従順でないことが問題行動ではありません。
>むしろ自分の適性や感情を理解し
>そしてそれを表現できている息子さんは人間として素敵です。
>その表現方法は年齢的にも学んでいる発達段階の時期ですので
>この時期の子供達の望ましくない形での表現は珍しくありませんし
>例えば思春期の男の子が母親に一度も「うるせえ」と言わなければ
>逆に心配しましょうという話を聞いたことがあります。
>(暴言により気持ちの表現をする時期が当然にあることの例えです)

息子を認めてくださって本当にありがとうございます。
 息子自身「どうしてもコントロールが上手くいかないんだ」と言い心理士の先生に悩みを打ち明けていました。
 「人を傷つけたくない」と本当に必死だったので、自傷行為に発展することはよくあったのです。学校のことを考えながら手に噛み付いていることがあります。

 私が自分の都合で無理強いした時は「クソババア」と言ったりしますが、次の日までひきずって「昨日はごめんね」と自分から謝ってくることもできるのです。私も無理強いしたことを謝りました。

 私と先生の違いは無理強いしたことを自覚できているか・いないかの差だと思います。基本的な息子個人への視点が違うように思えるのです。
>
>それからもう一つだけ生意気を言わせてもらえば
>苦手を克服する部分を強調する教育は古いように思います。
>ストレングスモデルという言葉を学んだことがあるのですが
>苦手を克服する為の時間よりも
>得意を伸ばす時間を多く費やす方が効果が上がる教育だと
>最近ではそのような考え方が主流のように思うのですが…。
>もちろん様々なことを経験しその中から「得意」「好き」をみつけ
>そこを伸ばしていくことを中心とした教育こそが子供達を輝かせる
>望ましい個性を尊重する教育であると私は信じています。

 本当にそのとおりだと思います。私は息子を通してそれを実感します。
得意な分野は大人顔負けの知識を飽きることなく探求しています。

 息子は「自分の脳機能障害は出産時、または胎児である時期の母体が酸素を送るホルモンのタテコールアミンがストレスを過剰に感じたことにより、このホルモンの減少が影響を及ぼした結果の酸素不足で起きた可能性もある。だからストレスを受けやすい体質遺伝をもっていると脳機能障害が生まれてくる可能性が高いのかもしれない。このストレス社会だもんね。だからこれからもっと生まれてくると思うよ」と昨日私に淡々と話してくれました。息子は12歳にして生物が得意なのです。

 その反面、人の心の動きや言葉からのイメージングかできないようです。生活レベルでも、得意なことを生かしたアプローチや障害ならそれを補えるような行間読みがあったら、息子はもっと伸びるように思います。
 もともと大人しい子どもでした。いつも恐くて泣いてばかりいる息子です。家ではよく泣くのです。

 大切なことは、先生が息子の分らないことは幼稚園まで戻ったやり方でもいいから、しっかり納得して行動できるように指示することだと思っています。
 どれが正しいのかは、息子が一番知っていることなので、息子個人の中の「わがまま」と「障害」の違いを先生自身が解って欲しいと願わずにはいられませんでした。

 息子の想いに気づけずにいた いままでの自分が情けなくて行き詰っていました。息子を認めてくれる言葉が嬉しいです。また頑張ろうと思える私がいます。
 先生の中にも解ってくれている人がいると思えることが本当に私の救いです。
 本来の息子が学校でも出せるような居場所作りを周りの方の力を借りて作っていこうと思えました。そして一番の理解者にやっぱり担任の先生になって欲しいです。あきらめたら息子がかわいそうすぎますもの(><)

笑って卒業させてあげたいです。

[#13325] はじめまして!
 じゅんこ  - 06/7/25(火) 23:34 -

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    横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。
 
 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。
 
 お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・。

 きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。

 なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

[#13350] Re:教員免許更新制度
 ジョン メールホームページ  - 06/7/27(木) 0:24 -

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   ▼じゅんこさん:
> 横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。
> 
> 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
>先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。
> 
> お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・。
>
> きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。
>
> なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

はじめまして、ジョンと申します。
確かに「熱血先生」は歓迎します。ただ、教職という職業は失敗が
許されない職業なのです。私は研究者ですが、毎日が失敗の連続です。
世の中には、失敗の許される職業と許されない職業があります。
例えば、行政です。これは、国民の生活に直接の影響がありますから
失敗の許されない職業なのです。教職は「先生」と呼ばれる職業ですから
失敗は許されないでしょう。
教員がしなければならないことは、「適切な指導は如何にあるべきか」を
考えることだと思います。「熱心だからいい」という免罪符はありません。
文部科学省は、教員の免許更新制度を導入しました。かなり昔から
検討されてきた制度です。教職に不適な先生は教師にしない制度です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000128-kyodo-soci
私は娘たちの小学校に10年お世話になって来ました。
その間、学級運営が上手な先生、分かっていない先生、いろいろな
先生にお会いしました。先生は頑張るために指導をするのでもなく、
自分がやらなければならないと感じていることをやるために
指導するのでもなく、その子に適切なことをするために指導するのだと
思っています。それが分からないから、yumeさんの学校のようなことが
起きると思っています。

じゅんこさんがまさにおっしゃっている、
> 学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができる
ことが教師の仕事だと思っています。

私の長女は小学校でいじめに合いました。私は匿名で、何度も
教育委員会へ行きました。その長女が教員をめざしています。
まさか、生徒を理解しない教員にはならないだろうとは思っていますが。

じゅんこさんがおっしゃっている「肯定感」に同じ意見です。

[#13353] Re:ガイドライン
 penpen ホームページ  - 06/7/27(木) 0:41 -

引用なし
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   ▼yume☆さん:

こんにちは。
ご無沙汰しております。
大変な思いをなさっておられるのですね。
でも、もしかすると学校に行かないという選択肢も
あるように思います。

息子さんがあとで“すごくいやでたまらなかったのに
おかあさんががんばっているから”
“僕は学校に行かなくてはならなかった”という形での
怒りが出ることもあるように思うからです。

yumeさんと息子さんとの関係が良好なら
とりあえずその関係を大事にする、という道もあるように思います。
子ども時代も学校時代も後になると短いです。
戦いが多いと、得るものも多いけれど、
失うものも多いようにも思います。

[#13370] Re:はじめまして!
 yume☆ ホームページ  - 06/7/28(金) 2:33 -

引用なし
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   じゅんこさんへ
> 横レスですが、いままでのみなさんのやりとりを読ませて頂きながら、たまらず書き込みさせていただくことにしました。

 はじめまして、じゅんこさんが「たまらず」とおっしゃる気持ちもわかります。
 支援する側としたらこんな書き込みは辛かったことでしょう(><)
私も親という支援する立場からその気持ちも理解しているのです。
> 
> 先生は頑張って、頑張って、頑張りすぎているのですね。
>先生を非難することはかんたんですが、それが先生を追いつめることになり、結果お子さんが、もっと辛い思いをすることになってしまうという八方ふさがりです。

 努力しても、努力しても結果が伴わない時にじゅんこさんならどうしますか?
私も先生の頑張る気持ちや思いつめた気持ちを知っています。私自身もそんな先生を目の前にしながら心を痛めているのです。
 それでも息子のために伝えていかねばならない時もあると察してはいただけないでしょうか・・。私自身も先生の悲しそうな顔を見るたびに、昔の自分を見ました。障害と分る前は私も息子に先生と同じようなことをしていたんです。
 結果は取り返しのつかないくらい息子を傷つけただけだったんです。(悲)
> 
> お子さんが、一番楽になることは、焦りからきている先生の頑なさや、がちがちになっているその肩の力をちょっと抜いてもらうことなんですよね。お子さんのことを真剣に考えてくださり、お子さんの方も初めて信頼感を感じた先生だということですから、先生自身、だれよりもお子さんのことを理解しているんだという自負、プライドがむくむくと沸いてきたのでしょう。なんとか、私の力量でこの子を成長させたい、自分の思いどおりに発達させたい!と・・・

 その気持ちも理解しています。先生が息子を想う気持ちにうれし涙を何度も流し、感謝の言葉を言いました。先生自身も息子の回復ぶりや、出来ることが多くなったことに成果も感じていたことでしょう。先生は目標を持って頑張っておいででした。尊敬しています。
 しかし、マラソンでも吐くまで頑張ってしまう息子の資質や先生に喜んで欲しくて体が壊れるまで頑張る息子のひたむきさには気づいていらしゃらなかった点で、
 健常者の子同様に「頑張れば出来る・可能性は伸ばせる」と引き上げ過ぎて、家庭から発信する声を「過保護や心配性」という視点で切捨ててしまったこところに原因の一つがあるのです。
>
> きっと、やるべきことも、やらなければいけないことも先生はご自分の中に持っておられると思います。対立してやりこめるのではなく、「あ〜そうだった!!」と自分を外からもう一度見直すことができるようなアプローチを親のYUMEさんではないだれかが、してくれるといいのですが・・・。本当に難しいですね〜。
 
 その通りなのです。心理士の先生にお願いして話をしてもらったのですけど、心理士の先生の声も届かない状態だったり、勘違いをしていらっしゃるようなのです。校長先生もチームを組んでくださっている先生も「先生の頑張りに目がいっていて」肝心の「息子の資質の段階」に目がいっていない点もありました。
 校長先生へお話しても、「先生は頑張っていらっしゃるから任せましょう」というお話や、障害を理解していない発言ばかりに私としても・・どちらから先生へもう一度自分を見直してもらえるアプローチをお願いできるのかに悩んでいました。
 十分に先生の立場や気持ちは解っていてのお願いだけに私としても板ばさみ的な心理状況なのです。

 気づいてくださる先生や気づけない先生の中に資質的な差があるとしたら、私も支援の限界なのかな?とあきらめて息子自身の身体的なストレスとのバランスを考えながら学校へ行かせたりすることもできるのですが、そんな頑張りやの先生だからこそ、誤解のあったまま卒業させたくないのです。そして、先生にも「力を抜いてもいいんだよ」と教えてくださる方を探しています。「親の立場のなんと難しいことか・・」そしてじゅんこさんも親として息子の辛さを目の前にしたら・・・きっと私と同じことで悩まれるのではないでしょうか・・・。
>
> なにもアドバイスができなくてくやしいですが、学校でのお子さんが、「そのままでいいんだよ!」という肯定感に包まれて、一日をすごすことができますようにお祈りしています。

 私が求めているのも、息子が求めているのもこの「そのままでいいんだよ」という感じ・体感だと思います。
 息子は二次障害で先生に対する嫌悪感が前々からあったので、先生にとってはとても大変なケースだと思います。「バカは死ななきゃ治らない」と冗談でいった先生の言葉で自殺未遂をして記憶までとばしてしまった息子です。そう簡単には先生自身を受け入れられない子なのです。信頼関係が出来ても、すぐに壊れてしまうところがあります。難しい子どもだと重々承知はしているのです。
 本当に息子自身を認めてくれる第三者の言葉が息子には一番に欲しいのだと思います。

 息子は担任の先生が好きです。だからこそ、ずっと理解してもらえないことで傷つく度合いも高いのでしょう。そんな先生と息子の苦しみの原因が「焦り」だったとしたなら、「行間の説明をして納得させいく作業」がお互いに必要な気がしてならないのです。実際に私が通ってきた道を今先生自身が体験されているので、原因が見えてしまっていました。
 そういう経緯から「行間の説明をする」こと自体が資質的な部分で出来ないのなら高度な要求でしかないのだろうか?と悩んでスレッドをたてさせていただきました。愚痴がいいたくて、先生の話をしていた訳ではないのです。

 支援されている側からはやはり「支援している先生」のお気持ちも十分に理解されていると存じます。私も支援する側として、息子の重度の行動障害がどこから来たのかを知っているからこそ、お願いしてきました。はじめから先生のやる気をそぐようなことはしていないのです。今回はじめて先生に息子の実態について話し会いを持てるようになったのです。
 心理士の先生も「先生の育ち」を待ちましょうとおっしゃっていたので、私も先生にお任せできるように口出しはしないで、良い部分は家庭にも取り入れてきました。 今回は息子に身体的なストレス症状がオンパレードで出ていて、自殺未遂した時のような様子によく似ていたので私自身「恐かった」のです。
早急に先生へ「伝えなくてはいけなかった」状況だったことがありました。その中でどんなに努力をされていたと先生を認めたとしても、「守るべき息子の命」に本気で先生とぶつかっていかねばならないのだと思えたのです。
 先生にとってはとても辛い状況だと察します。お互いに楽になるには「間違い」を認められる「プライド」にも目を向けて欲しかったのです。

 私は息子と先生との間のことでは、第三者です。私は息子に歩み寄りの方法を話すこともできるのですが、大人の先生には先生が「納得」できる人物に話をして頂くことが必要だと思いました。私ではダメなのは知っているのです。息子が私に依存していると思われているようなので・・・(><)。
 だからこそ、教育機関に相談をしていくしかないのだという気持ちでいます。

 ただやはりそのことで「先生にダメな教師のレッテル」を貼られることは避けたいので、必ず先生がこれまでしてきた努力の話もするつもりです。ここで書いたようなストレートな表現はしません。相談機関にお願いする部分は「息子の障害に合わせたスケジュール」をお願いしていくつもりです。「スケジュールに息子をあわせるのではなく」・・・。まだその段階なのだと理解して欲しいだけなのです。

[#13373] Re:ガイドライン
 yume☆ ホームページ  - 06/7/28(金) 3:50 -

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   penpenさんへ

 こちらこそご無沙汰しておりました。
 以前お電話いただいたのにすみません(><)
 すぐ近くに息子がいたので焦ってしまいました(汗)
>
>でも、もしかすると学校に行かないという選択肢も
>あるように思います。

 今の息子には休息が必要なのかもしれないですね(考)
ちょうど夏休みになって今は回復してきました。自分から精力的に外に出て人と接しようと努力もしているようです。すべて自発的にやりたいことは任せています。友達も良いタイミングで来てくれて、息子をサイクリングに誘ってくれました。そこで少しだけでも愚痴を話せたそうで、友達は頷いて静かに聞いてくれたことをありがたそうに話してくれました。

 2学期になったら学校へいくかは・・・息子が自信を取り戻して先生と話しが出来るようになるまでは無理なのかもしれないですね・・・。

>
>息子さんがあとで“すごくいやでたまらなかったのに
>おかあさんががんばっているから”
>“僕は学校に行かなくてはならなかった”という形での
>怒りが出ることもあるように思うからです。

 先生と息子が自分なりに対峙して納得できたらいいな〜とは思っているのですが、自発的な気持ちが整うまで・・・などなど考えていました。
 確かに後で言われそう・・・
心の居場所も失くしてしまわないように気をつけます。(><)
>
>yumeさんと息子さんとの関係が良好なら
>とりあえずその関係を大事にする、という道もあるように思います。
>子ども時代も学校時代も後になると短いです。
>戦いが多いと、得るものも多いけれど、
>失うものも多いようにも思います。

 私は今回のことで、「私自身と先生との信頼関係」が失われてしまいそうで恐いです。しかし、そこを通らないと息子は「学校が嫌い」なまま終わってしまうんじゃないか? それがこれから生きていく人生の中で「辛い記憶」として自分を苛む土台になってしまうのではないか?と考えてしまいました。
 「こだわり」を持つ息子には、守られている学生時代や今のこども時代に「納得」して「学んでいく」ことが、大人になってからの選択肢を「自分で持つ」ことに繋がるのかもしれない・・・と漠然と思っていました。
でも今の息子の状態では、先生との話し会いを拒否するばかりなので、私も先生にも「待つ」ことが必要なようです。
 私も息子が失うことが多い状況は避けたいです。(><)

 何事も「ほどほど」がいいようですね。
 環境が整うのと、息子自身が前を向ける元気が出てくるまで・・・私もできるなら休ませようとは考えているのですが、毎回同じようなことがあった時に休んで回避することを学んでしまったら前には進めない気もしていて思案しています。私自身も息子に「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」と息子に話して行きたいです。

 この夏休みが息子にとって良い休息になるように見守ってあげたいです。

 penpenさん、アドバイスありがとうございました。

 P.S.
 以前に「ASの上手な褒め方」でpenpenさんから良かった点をポイントを絞って具体的に褒めるやり方を教えて頂きましたが、とても効果がありました。やはり具体的な説明が息子には合っているようです。重ねてアドバイスありがとうございました。

[#13376] Re:ガイドライン
 penpen ホームページ  - 06/7/28(金) 9:00 -

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   ▼yume☆さん

> 以前お電話いただいたのにすみません(><)
> すぐ近くに息子がいたので焦ってしまいました(汗)

それはそれは……。
講演会はうまく行きましたか?

> 先生と息子が自分なりに対峙して納得できたらいいな〜とは思っているのですが、

yumeさんのそのお気持ちに息子さんも気がついているのかもしれませんね。

> 私は今回のことで、「私自身と先生との信頼関係」が失われてしまいそうで恐いです。

もうすでに、「私自身と先生との信頼関係」はないように思います。

>しかし、そこを通らないと息子は「学校が嫌い」なまま終わってしまうんじゃないか? それがこれから生きていく人生の中で「辛い記憶」として自分を苛む土台になってしまうのではないか?と考えてしまいました。

学校が嫌いでもいいと思います。
友人も勉強も学校以外でもできるように思いますが……。

>毎回同じようなことがあった時に休んで回避することを学んでしまったら前には進めない気もしていて思案しています。
>私自身も息子に「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」と息子に話して行きたいです。

yumeさんのお考えとこのメッセージは矛盾しているように思います。
おそらく息子さんは「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」という
メッセージを信じることができないと思います。

> P.S.
> 以前に「ASの上手な褒め方」でpenpenさんから良かった点をポイントを絞って具体的に褒めるやり方を教えて頂きましたが、とても効果がありました。

それはよかったです。
あいまいなほめことばは時に“ばかにされた”と感じてしまう心のメカニズムが
あると思います。

[#13380] Re:はじめまして!
 じゅんこ  - 06/7/28(金) 11:54 -

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   ▼yume☆さん:

 お返事ありがとうございました。支援する側の人間として、取り返しのつかないくらい子どもを傷つけてしまっているかもしれない〜と、自分に気づかせてくれたひとりの子どもとの出会いをとおして、私自身も沢山のことを学ばせていただいています。
 
 一見、わがままに見える行動、暴言、乱暴、集団行動からの離脱・・。幼稚園児の彼と向き合うことになった時、なぜ、私の促しに応じないんだろう?私の保育者としてのプライドはずたずたになりました。家庭では「厳しく怒っていうことを聞かせているが、母親の言うことは聞かない。父親の恐い態度がないと、どうしようもない。」ということでした。そのうち彼は園で、人と関わることをまったく拒否するようになっていきました。完全なる二次障害です。資料を調べるうちにASにいきあたりました。

「つばを吐く」「保育室からぷいっとでていく」という目に見える行動をとがめて、ちゃんとしなければいけないと彼の外側(目にみえる部分)だけをなんとかしたい、集団の中に適応させなければならない・・・私の指導力で・・。
そのことが間違いだったんですよね。自分のプライドをこわしてくれた彼に感謝しています。
 私たち大人にとって「困った子ども」ではなく「本人がなにを困っているんだろう?」という視点から、彼に向かい合うと、少しずつ彼が心を開いてくれるようになってきました。落ち着いた声、落ち着いた表情での会話が可能になってきたのです。「ぼくは悪い子になってやるんだ」「いなくなりたいよ」「みんなが僕のことを恐れているんだ」などという彼の言葉に出会うと、そこまで彼を傷つけてしまった私たちってなんだろう??と、涙がでてしまいました。自己肯定力の低さも自分の存在を自分で否定してしまうことも、全部私たち大人が原因をつくっていることに気づかされました。一緒に絵を描いた時、ヒーローに見立てた自分がビルの上で、悪い雨を降らせる悪者をやっつけるというストーリー性のある絵を描き上げました。ヒーローが助けるヒロイン?として私を描いてくれたことが、大切な宝物です。家庭でも、怒ってもこの子には通じないことをお母さんが理解し、検査などを受け、お子さんをしっかり把握しようという気持ちになってくれました。結果は「かぎりなくASに近い行動様式」で「てんかん〜ふっと意識がとんで舌を噛む〜」があるということでした。(薬を服用しています)
小学校になった彼のお母さんは、時々、園に子どもの様子や悩んでいることを話しに来ます。 

>そんな頑張りやの先生だからこそ、誤解のあったまま卒業させたくないのです。そして、先生にも「力を抜いてもいいんだよ」と教えてくださる方を探しています。
> 心理士の先生も「先生の育ち」を待ちましょうとおっしゃっていたので、私も先生にお任せできるように口出しはしないで、良い部分は家庭にも取り入れてきました。 今回は息子に身体的なストレス症状がオンパレードで出ていて、自殺未遂した時のような様子によく似ていたので私自身「恐かった」のです。
>早急に先生へ「伝えなくてはいけなかった」状況だったことがありました。その中でどんなに努力をされていたと先生を認めたとしても、「守るべき息子の命」に本気で先生とぶつかっていかねばならないのだと思えたのです。
> 先生にとってはとても辛い状況だと察します。お互いに楽になるには「間違い」を認められる「プライド」にも目を向けて欲しかったのです。

 今までのレスをゆっくり読ませていただいているうちに、私の書き込みがとても浅はかで、表面的なことだけだったことに改めて気づかされました。Yumeさんは、もうひとつ先のことで、壁にぶつかっておられるんですね。本当にごめんなさい。支援する側の人間として、当事者のご家庭をしっかりサポートするということがどういうことかを、これからも学んでいきたいと思います。私たち大人の責任は子どもが、人としてその命の尊厳を保障されて生きていける場所をしっかりつくることだと思っています。お子さんの笑顔がいっぱい見られる日々になりますように祈っています。

[#13397] Re:ガイドライン
 yume☆ ホームページ  - 06/7/29(土) 2:04 -

引用なし
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   penpenさんへ

 講演会については、高機能自閉症・アスペルガーについての講演が10月に開かれる予定のようです。どちらの方が講師に招かれるのかは、まだ分りません。

>yumeさんのそのお気持ちに息子さんも気がついているのかもしれませんね。

 それは、知っています。息子と話し合う機会があり、息子自身も耳を傾けてくれるので一緒にいろいろと話し合ってきました。
>
>> 私は今回のことで、「私自身と先生との信頼関係」が失われてしまいそうで恐いです。
>
>もうすでに、「私自身と先生との信頼関係」はないように思います。

 難しいことですよね。今の段階では私の中ではふっとんでしまっています。息子自身を任せられる状態ではないと判断しているのです。でも、立て直しができる先生だと信じているので、先生へ話をしてくれる相談機関の方を探しています。県の特別教育支援の先生がとても自閉症を理解された方なので予約を入れてみました。
>
>>しかし、そこを通らないと息子は「学校が嫌い」なまま終わってしまうんじゃないか? それがこれから生きていく人生の中で「辛い記憶」として自分を苛む土台になってしまうのではないか?と考えてしまいました。
>
>学校が嫌いでもいいと思います。
>友人も勉強も学校以外でもできるように思いますが……。

 その通りですね(^^)でも、息子と話をすると、今の学校で良くしてくれる児童が多くなってきていることから、本人が「後少しだけの小学校生活だから行きたいんだ」と頑張ってしまって身体的な症状が出ても頑張り続ける気持ちがあるからこそ、先生に「分らない」と言える環境を整えてげたいと悩んでいました。
 私はそのちょっとした手助けをしているにすぎないのだと思うのです。一番は「本人がどう感じているか?」「本人がこれからどうしていきたいのか?」という明確な意思があるのなら、その意思に添った対処法を選択肢の一つとして教えていきたいのです。
>
>>毎回同じようなことがあった時に休んで回避することを学んでしまったら前には進めない気もしていて思案しています。
>>私自身も息子に「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」と息子に話して行きたいです。
>
>yumeさんのお考えとこのメッセージは矛盾しているように思います。
>おそらく息子さんは「ゆっくりでもいいんだよ」「あなたのままでいいんだよ」という
>メッセージを信じることができないと思います。

 この件については、本人とも話し会いができています。本人も「どうしたら自分のペースが作れるのか?」「俺のままってどんなままなんだろう?」と考え始めていました。
 自分自身の「苦手な部分と得意な部分を知ることから始まると思うよ」という話に「苦手なのは・・待つのが嫌い、スケジュールが変るのも嫌い、バカにされるのも嫌い、一人になるのも嫌い、意地悪な人も嫌い、ぶなしめじが嫌い、ゴキブリが嫌い、得意なのは虫の話、動物の話し、早く走ること、記憶がいい、ゲームが得意、英語の発音、消防署の話、車の話、生物の話は得意だよ」

 などなどから、苦手な部分についての対処法や得意な分野の探求の情報をサポートしながら・・これはみんなももっている個性なのだと話しています。いろいろな人にもいろいろな苦手な部分や得意な部分がある話をしているのです。

 息子は脳が過活動するので、「休みながらやっていくスタイルが自分流」なのだと話しています。他の人とちがっていて当然で、他の人と比べることをしなくても十分魅力的な人間だという話もしてきました。

 その話の後はいつも散歩にいくのですけど、息子は「お母さんの息子でよかった」と言ってくれました。気をつかって言ってくれたのだと思いましたが、思ってもいないことは口にしない子供なので、それが息子なりの表現のしかたなのだと思うと素直に喜べたのです。
 
>
>> P.S.
>> 以前に「ASの上手な褒め方」でpenpenさんから良かった点をポイントを絞って具体的に褒めるやり方を教えて頂きましたが、とても効果がありました。
>
>それはよかったです。
>あいまいなほめことばは時に“ばかにされた”と感じてしまう心のメカニズムが
>あると思います。

 これは本当に実感しました。一つ息子のことが解った瞬間でした。
 いつも褒めると苦虫をかみつぶしたような顔になるので、どうして褒められて怒るのかわらなかったのです。
 ポイントを絞って褒めた後に、息子が嬉しそうに笑っていたことに「ちょっとした視点の違い」だったことを痛感しました。息子にとって万事に渡って、言葉の「具体性」が必要だったのだと思い知らされたのです。
 後で話を聞いたら、まさに「ばかにされたと思った」と言っていました。
 penpenさんに感謝です☆

[#13422] Re:ガイドライン
 ジョン メールホームページ  - 06/7/30(日) 15:33 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
>▼yume☆さん:
>
>こんにちは。
>ご無沙汰しております。
>大変な思いをなさっておられるのですね。
>でも、もしかすると学校に行かないという選択肢も
>あるように思います。
>
penpen様、ジョンです。

>でも、もしかすると学校に行かないという選択肢も
>あるように思います。

いつもいろいろと教えていただいて感謝しています。
どちらの選択肢を選ぶのかはyumeさんのお決めに
なることなので、私の意見は控えますが、私は、
ネットで意見を述べる時は、そのことが、閲覧者にとって
意義があるかを考えて書いています。要するに100万ヒット
ということは、当事者だけではなく、この「アスペルガー
ブーム?」で情報を探している教育関係者も閲覧している
可能性があるからです。(ここは管理人さんのご努力で
情報の山となっているからです。)

そこで、教えて頂きたいのは、このスレッドを読み終えた
段階で、「教育関係者に物申す」という姿勢が益となるか
無駄とお考えなのか、ということです。

私の長女が小学校でいじめにあった、昔の頃、
私は教育委員会に匿名で相談に行きました。
このことはyumeさんにも伝えてあります。
長女が担任と関係が悪化してはいけないと思い、
匿名とした上で、話しました。学校側とも、あくまで、
「学校との話し合い」という形を取り、長女への
不利益を回避しました。形はともあれ、校長先生を含む
学校関係者に意見し続けた訳です。

この問題は2,3年を経て解決し、長女は(6年の)
担任の先生が言うには、「水を得た魚のよう」になったそうです。
yumeさんには、直接、担任の先生と事を構えると、
息子さんに不利益になるのではないかと思い、教育委員会からの
働きかけ、親の会からの働きかけ(直接yumeさんが
担任の先生と問題を起こさないようにうまくやってもらう方法)を
勧めました。もっとも、担任の先生にお中元を贈って事を
収めるという方法もありますが、形だけでは、現在の教育は
変わりませんから。

ところで、突然、関係ない話に飛んで済みませんが、
ここで引用するのには不適切だということは認識
していますが、他に適切な例を知らないので、述べます。
私が、金銭的被害に合って、弁護士の所に相談に行った時の
話です。よくある勧誘にだまされて、被害が出たので、
裁判所の調停に持ち込みたいと思った時のことです。
弁護士の先生は「ジョンさん、これは調停ではなく
裁判をやりましょう。裁判は強制力があります。裁判を
やって勝たないと、このような業者は、社会的に許されると
思ってしまいます。もっと被害者が裁判を起こして、
犯罪は利益にならない、ということを分からせないと、
いつまで経っても犯罪はなくなりません。」それで、裁判を
やり、結局、東京高裁で勝訴しました。それで、私は
裁判のやり方に詳しくなってしまったのですが。
ここで、この話は一旦忘れてください。

さて、元の話に戻ります。私が、長女のいじめに対して、
理解のない校長先生と話し合いをして、泣き寝入り
することは簡単でした。しかし、私はASですから、
家族を守るということが私の義務だと考えてしまいます。
そこで、市教育委員会へ話し合いに行った次第です。
まだまだ、発達障害は、理解者が少ないのが現状です。
yumeさんの県でも発達障害者支援センターが設置されて
いなく。ご自身で動かないと回りが理解してくれない環境
かと思います。教育関係者に、この機会を通じて分かって
もらわないと理解がすすまない。敢えて、問題提起しなければ、
自分の子どもを守ることができない状況で、訴えを起こす
ことに意義があるように思いますが、ご意見を頂ければ、
ありがたく存じます。

[#13423] 話が少しずれますが…
 nonbody knows  - 06/7/30(日) 17:53 -

引用なし
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   ▼ジョンさん:
こんにちわ。nobody knowsです。
ジョンさんの書いたガイドライン及び更新制度、これにさらに学校教育法施行規則の一部改正を含めて、教員の側からちょいと書かせていただこうかと…(*^_^*)

正直に申しまして、学校の特別支援教育や発達障害に対する理解は、まったく進んでいないというのが印象です。
※ただし、全ての学校というのは語弊がありますので、私の勤めている都や区、さらに行政的にという意味で。
19年度からの特別支援教育の開始なのに…と行政のスローペースぶりにはがっかりしてしまいます。
年度当初は大上段ふりかぶって「専門家委員会に」「巡回相談も」「研究協議会も」と言っていたのが、その開始もどんどん先送りに…。
原因は、予算です。基本的に国や都からの予算措置はゼロですので、一度始めたものは区市町村で責任持たなければならないからです。
まあ、これはこれで台所事情を知っているので仕方がないのですが…。

また先生方の苦しみも大変です。
講師としてここ最近、発達障害について話す機会が増えているのですが、全て基本からお話ししています。臨床的な話ですので、とても興味深く聞いてくれますが、講義の終わったあとの先生たちの質問は切実です。全体の場では言えないので、その後に何十分も話を聞いてあげることになるのです。
さらに、
学力向上や時数確保、資質向上に教育問題、なんで「特別支援教育」までも…という意識はベテランを中心に根強くあります。
「発達障害のお子さんに適切な支援を教室ですることは、全員が分かる・指示が通る学級作りになるのです」
と日頃、力説しているのですが、それ以上に疲労感と負担感が大きいようです。

そんな中、元スレの先生のような、
個別指導計画を立てたり
心理と連携したり
は制度的には進んでいる方だとは思います。
ただし、この先生、やや力入れすぎ…って感じがしますが。
中学へのカウントダウンが始まるとしばしば、「帳尻合わせ」で無理する先生は多いです。

最後に、更新制度についてひとこと。
確かに、問題教師=「M」(学校内のスラング)は多いです。仕事柄、通常学級の授業参観をすることが多いのですが、見ていて、
「?」
ということがよくあります。
でも、単純に更新するといっても、それが研修の回数とか、管理職受けがいいか悪いかとかが指標になるのだったら、教師はたぶんつぶれていきますね。
本当にいい教師は「縁の下の力持ち」です。そんなに目立ちませんよ。目立つのは上昇志向だけやたら強い者たちだけです。
研修だって、今の新規採用の研修は私たちの10倍はあります。一年でも終わりませんし、内容だって、聞いてたら笑ってしまうようなことをするのですから。
※セクハラの研修とか。

半分、愚痴になってしまいました。
ただ、学校の問題は子どもの変質であり、、家庭や社会の変質の影響がある、ということは知っておいていただきたくて…。
失礼しました。m(_ _)m

[#13427] Re:話が少しずれますが…
 ジョン メールホームページ  - 06/7/30(日) 19:24 -

引用なし
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   ▼nonbody knowsさん:
>▼ジョンさん:
>こんにちわ。nobody knowsです。
>ジョンさんの書いたガイドライン及び更新制度、これにさらに学校教育法施行規則の一部改正を含めて、教員の側からちょいと書かせていただこうかと…(*^_^*)

お久しぶりです。お元気ですか。
よく分かっています。
おそらく、発達障害児童の教育に不十分だからと言って、教員免許が
剥奪される先生はほとんどいないと思っています。

現在の法改正はおそらくもっとひどい先生が対象で、不祥事を起こした
先生がまず、免許更新できなくなると思っています。

というのは、政府=役所というところは、国民感情に従って法を改正する
ところですから、国民が「わいせつ行為があっても教師でいいのか」などの
声があって、今回法改正があったと思っています。

むしろ、yumeさんのお子さんの先生は熱心過ぎて困っている訳ですから、
免許剥奪の対象にはならないと思っています。
ただ、注意しなければならないのは、熱心過ぎることによって、児童が
追い詰められ、不測の事態になる恐れがある、ということです。
これはまさに教育委員会にとっては、不祥事ですから、放置できないと
思います。

そんなことにならないようにここで議論しているので、全体を通読の上、
また、ご専門の立場からご意見をいただければ、ありがたいと
思っています。先生の側の意見はここでは貴重だと思っています。

国は発達障害者支援センターを設置する際に予算を措置しています。
ネットで調べれば分かります。
しかし、お話しですと、学校現場へは下りて来ていないようですね。
ここは、政府の片手落ちのところだと思います。

私の育ての母は小学校教師でした。教師の辛さは知っているつもりです。
長女は教員になりたくて進学しました。高校教員を目指しているので、
小学校ほどではないと思いますが、結構辛いと思います。
特に小学校の先生は、教育委員会から指示が飛び、かつ、父兄から
クレームが出て、板ばさみで辛いと思います。

ただ、今回のケースはやはりひどいと思っています。

また、ご意見をお寄せくださいますようお願いします。
 

[#13433] ジョンさんへ
 penpen ホームページ  - 06/7/30(日) 23:35 -

引用なし
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   ▼ジョンさん:

>penpen様、ジョンです。

こんばんは。

>私は、ネットで意見を述べる時は、そのことが、閲覧者にとって
>意義があるかを考えて書いています。

わたしとは違う立場でお書きになっているのですね。
わたしの場合、投稿はyumeさんに対しての
返事であって、他のかたのことはあまり想定していません。

>そこで、教えて頂きたいのは、このスレッドを読み終えた
>段階で、「教育関係者に物申す」という姿勢が益となるか
>無駄とお考えなのか、ということです。

わたしはこの館の掲示板には、
ごく私的な立場で参加しているので
益があるかどうか以前にそういうことは考えたことがないです。

もちろん、ジョンさんが教育に関わるかたに訴えたいことがあって
この掲示板をお使いになるのは
禁止はされないと思いますが……。

>ところで、突然、関係ない話に飛んで済みませんが、
>ここで引用するのには不適切だということは認識
>していますが、他に適切な例を知らないので、述べます。
>私が、金銭的被害に合って、弁護士の所に相談に行った時の
>話です。よくある勧誘にだまされて、被害が出たので、
>裁判所の調停に持ち込みたいと思った時のことです。
>弁護士の先生は「ジョンさん、これは調停ではなく
>裁判をやりましょう。裁判は強制力があります。裁判を
>やって勝たないと、このような業者は、社会的に許されると
>思ってしまいます。もっと被害者が裁判を起こして、
>犯罪は利益にならない、ということを分からせないと、
>いつまで経っても犯罪はなくなりません。」それで、裁判を
>やり、結局、東京高裁で勝訴しました。それで、私は
>裁判のやり方に詳しくなってしまったのですが。

??????????

>ここで、この話は一旦忘れてください。

はい。

>敢えて、問題提起しなければ、
>自分の子どもを守ることができない状況で、訴えを起こす
>ことに意義があるように思いますが、ご意見を頂ければ、
>ありがたく存じます。

yumeさんが訴えを起こすべきだというお話ですか?
yumeさんからのご相談でしたら何か返事ができるかもしれませんが
ジョンさんもわたしも当事者ではないと思いますので
お答えできないです。

[#13438] Re:教員免許更新制度
 じゅんこ  - 06/7/31(月) 10:39 -

引用なし
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   ▼ジョンさん:

>確かに「熱血先生」は歓迎します。ただ、教職という職業は失敗が
>許されない職業なのです。

この熱血さが、時と場合によって子どもたちに強い不信感を抱かせてしまう現実が本当にありますね。これは、けっしてASの方だけでなく、普通と言われる子どもたちでも同じです。先生であるというだけで、なんだかとても人間的に格が違うように思い違いをしている先生を、見かけると、その方こそ人との関係を作るという力が十分備わっていないのではないかと思わせられます。
私は、失敗が許されない教育という現場にいるということを、肝に銘じながらも、心を通わせ合うという点については、さまざまな失敗を経験することで、その失敗の経験から多くのことを学んでいく存在が教育者ではないかと考えています。
 このサイトにであって、私自身もASを持っておられる方々の思いを知り、私が出会ったお子さんもきっとこんな風に感じ、生きにくさに悩んでいたんだなぁ〜ということを学ばせていただいています。
 yumeさんもかいておられましたが、教師は「自分のやり方が間違っていた」ことをみとめることができない方が多いようです。先生もまさに自分自身を否定されてしまうことに傷つくわけですから。だからこそ、こうした匿名の場で、当事者の本当の思いに触れてほしい・・、自分が先生という立場(私も含めて)の方は、自分がいま向かい合っているお子さんとご自分との関係を洗い直してもらいたい・・・。ジョンさんが、教育の現場にいる方たちに訴えたいこともこのことなんじゃないかな?と思いました。

[#13461] 熱血先生
 aikidonotatujin  - 06/7/31(月) 20:51 -

引用なし
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    先生が熱血であることと、先生の指導力とはあまり相関関係はありません。もっと別の価値観が教師にとっては、大切のような気がします。

 また今の学校制度そのものも問われるべきだと思います。

 言葉による体罰、体罰までいかない懲罰等、子どもを自分の思い通りに動かそうとして、これらの手段をとる先生は多くなってきています。私が一番腹だたしいのは、不正な手段を用いて、保護者、校長、教育委員会から高く評価されている先生たちです。なぜ「不正」を見抜けないの???

 もちろん、本当にすばらしい先生もいますが・・・・・。要は、「人間性」に尽きてしまう・・・・・。先生の技術、手法にはあまり関係がないように思います。

[#13463] Re:ガイドライン
 ジョン メールホームページ  - 06/7/31(月) 21:28 -

引用なし
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   ▼penpenさん:
>▼ジョンさん:
>
>>敢えて、問題提起しなければ、
>>自分の子どもを守ることができない状況で、訴えを起こす
>>ことに意義があるように思いますが、ご意見を頂ければ、
>>ありがたく存じます。
>
>yumeさんが訴えを起こすべきだというお話ですか?
>yumeさんからのご相談でしたら何か返事ができるかもしれませんが
>ジョンさんもわたしも当事者ではないと思いますので
>お答えできないです。

yumeさんの件では、私は当事者ではありませんが、
教育機関と私の関係においては、私は立派な当事者です。

よく分かりました。
また、いろいろ教えてください。
よろしくお願い致します。

[#13464] Re:教員免許更新制度
 ジョン メールホームページ  - 06/7/31(月) 21:37 -

引用なし
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   ▼じゅんこさん:
>▼ジョンさん:
>
>>確かに「熱血先生」は歓迎します。ただ、教職という職業は失敗が
>>許されない職業なのです。
>
>私は、失敗が許されない教育という現場にいるということを、肝に銘じながらも、心を通わせ合うという点については、さまざまな失敗を経験することで、その失敗の経験から多くのことを学んでいく存在が教育者ではないかと考えています。
> yumeさんもかいておられましたが、教師は「自分のやり方が間違っていた」ことをみとめることができない方が多いようです。先生もまさに自分自身を否定されてしまうことに傷つくわけですから。だからこそ、こうした匿名の場で、当事者の本当の思いに触れてほしい・・、自分が先生という立場(私も含めて)の方は、自分がいま向かい合っているお子さんとご自分との関係を洗い直してもらいたい・・・。

ジョンです。私の長女は現在、教員を目指して進学しています。
長女にはじゅんこさんのような教師になってもらいたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。

[#13466] Re:熱血先生
 じゅんこ  - 06/8/1(火) 0:11 -

引用なし
パスワード
   ▼aikidonotatujinさん 
 ジョンさん

 ありがとうございます。教育者とかいてしまいましたが、学校の教師ではなく幼稚園でした。まぎらわしい言い方をしてしまってごめんなさい。
 言葉による体罰は、本当に許せませんね。完全なモラル・ハラスメントだとおもいます。賞罰、比較、皮肉など、あらゆる手段を用いて子どもを痛めつけます。子どもが「変だ」と思うことが間違っているのかもしれないという心境になるくらい、その子どもを支配してしまう手腕にたけた先生をみると、ぞっとします。そういう人に限って、学校からの評価が高く、同時に子どもから絶対的な信頼を得ていると誤解しているんです。私も子どもを通して、いろんな先生との出会いがありましたが、どうしても解り合えない方が何人かいらっしゃいました。(ほとんどの先生はきちんと向き合ってくださいましたが)闘っても、こちらの言葉が理解できないので、無駄です。その毒牙から子どもを引き離す・・つまり、先生のほうが間違っているんだということをしっかり子どもに伝えて、先生と自分の距離をとれるようにしてあげるだけが精一杯。結果的に子どもの方がその先生を受け入れ、フォローしてたりして・・。
 ジョンさんのお嬢さんの学びが充実したものとなりますように。実はわたしの長女もこの春から教育学部の一年生で教育臨床を学んでいるんですよ。これからもどうぞよろしくお願いします。

[#13469] Re:ガイドライン
 penpen ホームページ  - 06/8/1(火) 9:36 -

引用なし
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   ▼ジョンさん:

おはようございます。

>よく分かりました。

ほんとうですか?(T_T)

>また、いろいろ教えてください。

わたしはジョンさんのご質問にお答えしましたが
別にジョンさんに何かをお教えしたわけではないのです。
世の中の人って案外教える、教えられる関係は
望んでいないように思います。
学校以外では“対等”が人間関係の基本のように感じます。

>よろしくお願い致します。

ほんとうですか?
なんか縁切りされたように感じるのですが……。

[#13486] Re:ガイドライン
 ジョン メールホームページ  - 06/8/1(火) 23:35 -

引用なし
パスワード
   ▼penpenさん:
>▼ジョンさん:
>
>おはようございます。
>
>>よく分かりました。
>
>ほんとうですか?(T_T)
>
私は、長い間、penpenさんとネットでおつきあいさせていただきました。
penpenさんのこれまでのことはホームページ、詩集、メールなどで
存じ上げているつもりです。返信をいただいて、思わず笑ってしまいました。
見透かされているな、と思ったからです。
penpenさんはおそらく私よりお若いと思います。しかし尊敬しています。
penpenさんを引き合いにしてウエブページを作ったぐらいですから。
ですから、penpenさんのお考えは分かるような気がしております。

>yumeさんが訴えを起こすべきだというお話ですか?
>yumeさんからのご相談でしたら何か返事ができるかもしれませんが
>ジョンさんもわたしも当事者ではないと思いますので
>お答えできないです。

私はこのスレッドで「教育論」を打(ぶ)とうと思ったのですが、
お答えは、「そのような高邁な考えは持っていない」という
お答えだったと思います。それで分かりました。と申し上げました。
つまり、将棋で言えば、「王」を取られる前に「負け」が分かって、
投了したようなものです。

>>また、いろいろ教えてください。
>
>わたしはジョンさんのご質問にお答えしましたが
>別にジョンさんに何かをお教えしたわけではないのです。
>世の中の人って案外教える、教えられる関係は
>望んでいないように思います。
>学校以外では“対等”が人間関係の基本のように感じます。
>
ありがとうございます。私は、2003年にアスペルガーの館に
投稿させていただくようになった者です。もっと正確に言うならば、
2004年に本格的に発言をはじめました。ところがpenpenさん達は
とっくの昔にアスペルガーのことを知っていて、私は自分では新参者で、
penpenさん達は先輩だと思っています。対等とおっしゃって頂けるのは、
ありがたいのですが、この世界、わずか3年では、まだまだ勉強不足だと
思っています。そういう意味では、まだまだ教えて頂くことは沢山あると
思っています。

>>よろしくお願い致します。
>
>ほんとうですか?
>なんか縁切りされたように感じるのですが……。

繰り返しになりますが、仮に、penpenさんが私よりお若いとしても
尊敬しています。これまでも、この掲示板でかばっていただいたこと、
助けてもらったことが沢山あります。これからも、お互い良い投稿をして、
penpenさんと良い関係でありたいと思っています。
ご指導いただけますようにお願い致します。
私は、他の方も含めて、一人一人関係を作っていくことによって、
私の財産が増えていくと思っています。
よろしくお願い致します。

[#13514] Re:ガイドライン
 penpen ホームページ  - 06/8/4(金) 8:16 -

引用なし
パスワード
   ▼ジョンさん:

こんにちはー。

>私は、長い間、penpenさんとネットでおつきあいさせていただきました。
>penpenさんのこれまでのことはホームページ、詩集、メールなどで
>存じ上げているつもりです。返信をいただいて、思わず笑ってしまいました。
>見透かされているな、と思ったからです。

見透かしているなんてこともないのですが……。

>つまり、将棋で言えば、「王」を取られる前に「負け」が分かって、
>投了したようなものです。

そうですねー。
この掲示板でわたしは自分の考えていることを
述べることはありますが、
教える、ということはあまりしないと思います。
と、同様に掲示板には“勝ち負け”もないように感じています。
(ジョンさんは例として将棋の「負け」を出されただけだと思いますが)

教える、教えられる関係、勝つか負けるかが気になる、というのは
上下関係にこだわるアスペ的特性ですが、
人間関係を力関係でしか捉えられないと
いろいろ不都合が生じます。
例えば上司に対して、常に礼をわきまえた
丁寧語だけで接していても
なぜかそれほどよくは思われないとか……。

>対等とおっしゃって頂けるのは、
>ありがたいのですが、この世界、わずか3年では、まだまだ勉強不足だと
>思っています。そういう意味では、まだまだ教えて頂くことは沢山あると
>思っています。

教える、教えられるという上下関係に囚われると
人との自然な関係を作りにくいことがあります。
例えば両親とも教師という家庭の子どもは
いろいろ指導してくれる両親のもとで
万全に育つかというとそうとも限らない、みたいなものかもしれません。

>ご指導いただけますようにお願い致します。

ジョンさん、ちょっと頑なだったりします?
頑固とか不器用とか一途とか一徹とか?
日本男子ですねえ。笑

>よろしくお願い致します。

そうですねえ。
どうしようかな、なんちゃって。
(ジョークです)

[#13520] Re:ガイドライン
 ジョン メールホームページ  - 06/8/4(金) 22:25 -

引用なし
パスワード
   ▼penpenさん:
>▼ジョンさん:
>
>こんにちはー。
>
恐れ入ります。

このスレッドを見ている方は、おかしな会話に戸惑っているかもしれませんが、
私も大人気ないというか、高尚な会話はできません。説明が後手後手に
回って、情けないです。

ただ、気持ちは、二心ありませんので、真意が伝わればいいな、と思って
います。

例えば、私が「教育論」を打とうと思ったのに対して、penpenさんが
かわしたので、将棋を例えに出して、相手の意図を察した、ということを
言おうとしたのです。
特に勝ち負けにこだわっている訳ではありません。察したことを
「投了」という例えで表現したに過ぎません。あくまで、例えです。

おっしゃることはよく分かりました。

この世界、人が自分の答えを持っていると言われることがあります。
斎藤学先生の自助グループに参加したときでした。自助グループと
いっても、集まっているのは、仲間ですから、先生はいません。
ところが、似たもの同士集まると、「人が自分の答えを持っている」と
聞いたことがありました。

先日、発達障害の自助グループに参加したときでした。
参加者の1人が、ぴたっと、私の弱点を言ったときがありました。
驚きました。そうなのか、と答えを教わったような気がしました。

penpenさんが私の先生であるとは考えていません。
この世界の経験が長いので、教わるところがあると思っています。

それでは、失礼します。
これからも、どうか、よろしくお願いします。
 

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