アスペルガーの館の掲示板

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[#13387] アスペの僕の幼少期  小1 たーちゃん 06/7/28(金) 16:57 [未読]
[#13388] Re:アスペの僕の幼少期  小1 nonbody knows 06/7/28(金) 19:15 [未読]
[#13428] Re:アスペの僕の幼少期  小1 たーちゃん 06/7/30(日) 19:30 [未読]
[#13403] Re:アスペの僕の幼少期  小1 スイートポテト 06/7/29(土) 12:13 [未読]
[#13430] Re:アスペの僕の幼少期  小1 たーちゃん 06/7/30(日) 19:44 [未読]

[#13387] アスペの僕の幼少期  小1
 たーちゃん ホームページ  - 06/7/28(金) 16:57 -

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    昭和62年4月6日、時折吹く優しい春風に満開の桜が舞う中、僕は自宅から徒歩3分の、地元の市立小学校に入学した。
 幼稚園からの同級生は僅かに数えるほどで、殆ど見知らぬ子ばかりだった。それより驚いたのは、たったの2クラスで一学年52名しかいないこと。7クラスあった幼稚園の活気とは雲泥の差で、そのシーンとした環境に僕は戸惑いを隠せなかった…。
 担任の先生は母より少し若そうな、笑顔が素敵な女性の大橋先生(仮名)。正直、隣のクラスの若い先生よりはよかったなと、幼心に思ったものだ。
 小学校生活の最初の1月半は午前中授業で、登校は普通の集団登校、下校は先生引率の下、集団下校だった。
 「小学校」という環境にはそれなりに適応しているという自覚は有った。しかし、落ち着きがなく動き回り、自分の話を聞いてくれない児童に対して、癇癪をおこしてすぐに暴力をふるってしまったり、国語のひらがなの宿題で、先生に指示された「か」という文字を「かかかかか」と5回書かずに、勝手にまだ習っていない「てとなやわ」と書くなど反抗的で、大橋先生にとっては早くも問題児と映っていたようだ。
 けれども、誰に対しても惜しみない愛で接してくれる大橋先生を、僕は大好きで(他の児童も好いていたと思う)、“学校のお母さん”と感じるくらいに尊敬していた。

 小学生初の夏休み前、母は落ち着きの無い僕を、一つ年上の幼馴染とそのお母さんと一緒に、市民センターの「子ども作法教室」(お茶の席での礼儀作法?)へと連れて行った。周りは女の子ばかりだったが、元々女の子と遊ぶことが多かった僕には抵抗無かった。それに、お茶が飲めてお菓子を食べられるので、凄く楽しそうだと僕は思い、早速この習い事に入会した(残念ながら幼馴染は入らなかった)。
 人見知りなど全く無かった僕は、その習い事でも学校でも、友達はどんどん増え続け、楽しい小学校生活を送れるようになっていった(多少喧嘩っ早かったが、仲直りも早かった)。

 その作法教室へ通い始めた頃とほぼ同じ頃、僕はアトピー性皮膚炎の治療のため「こども鍼灸」なるものへ、母に連れて行って貰っていた。
 然程酷くは無いが全身にアトピーがあり、早いうちに治しておいたほうがいいという親心だったのだろう。全く感謝すべきである。
 ところがドッコイ、鍼はあまり痛くなかったのだが、その陽性反応で逆に体中にアトピーが出てきてしまい、自分では痒いし、家族はビックリするしで大騒ぎだった。
 2ヵ月ほど通い、鍼の先生から「もう80%治ったよ!」と言われ、家族も半信半疑だったようだが、鍼に通わなくなり、また、夏休みにアトピーに良いといわれる海水浴へ両親と行き、しばらく経った頃、自然とアトピーが沈静化し、思春期前まで殆ど出なくなった。
 まさに驚くべき“鍼のパワー”である。

[#13388] Re:アスペの僕の幼少期  小1
 nonbody knows  - 06/7/28(金) 19:15 -

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   こんにちわ
nobody knowsと申します。

読ませていただいて、ふと自分の入学時と同じにおいを感じました。
問題を持ちつつも、親和感を見せるところは、ASよりもADHDかもとも思いました。
なぜなら、文章の入り方は、とても情緒あふれる叙述でしたもの。

今、ADHDと広汎性発達障害のスペクトラムが言われ始めています。
ADHDの強い子どもはしばしば自閉に近いことをするといいます。
またPDDとADHDの連続性の基に、
アレルギーも入っています。

実は、
ここにたくさん書き込みをされている方々の「AS」と自称されている方々の多くに
ADHDの方が多いのではないかなとも思います。
どれかよくてどれか゜悪いのかという意味ではなく、
同じ発達障害です。
ただ、自分は何者かと考えていくときに微妙に作用していくのではないかなと思います。
と同時に、「アスペルガーの館」は、同じ発達障害なら参加できます。
※と…思っています。私は。管理人様(*^_^*)

発達障害自立支援法もできた中、コレカラは発達障害の中の概念を見極めつつも、みんなで考えていく場にしていけるといいと思っています。

[#13403] Re:アスペの僕の幼少期  小1
 スイートポテト  - 06/7/29(土) 12:13 -

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   ▼たーちゃんさん:

こんにちは。先日は小1の息子の頭痛の件でアドバイスを頂き、ありがとうございました。

たーちゃんさんの1年生の頃のお話ですが、自分の小学校時代と比較しながら、面白く読ませていただきました。


私が1年生の頃は・・・実はあまり覚えていません。
ピンクレディーが大ブームで、私もよく教室でまねをして踊っていましたが、特に楽しかった訳ではありませんでした。
私は自分の意見を言ったり、感情を表現する事が全く出来なかったので、友達に誘われて、機械的に踊っているという感じでした。

友達はいましたが、活発な子に言われるがままに従うという関係で、友達付き合いにはかなりストレスを感じていました。
でも大人しくて従順で、ちょっとユニークだった私は、同姓から結構好かれていて、皆親切にしてくれました。(典型的な受動タイプだと思います。)


> 「小学校」という環境にはそれなりに適応しているという自覚は有った。しかし、落ち着きがなく動き回り、自分の話を聞いてくれない児童に対して、癇癪をおこしてすぐに暴力をふるってしまったり、国語のひらがなの宿題で、先生に指示された「か」という文字を「かかかかか」と5回書かずに、勝手にまだ習っていない「てとなやわ」と書くなど反抗的で、大橋先生にとっては早くも問題児と映っていたようだ。
けれども、誰に対しても惜しみない愛で接してくれる大橋先生を、僕は大好きで(他の児童も好いていたと思う)、“学校のお母さん”と感じるくらいに尊敬していた。


たーちゃんさんは全く私とは違う、活発なタイプのお子さんだったみたいですね。

手のかかる子供でも平等に愛情を注いでくれる良い先生にあたったのは、ラッキーでしたね。
反抗的な子供だったのに、ひねくれていないのは、先生がたーちゃんさんを決して悪者にしなかった証拠ですよね。

たーちゃんさんが人に愛着を感じる事ができるというのは、たーちゃんさんが元々もっていた能力である事はもちろんですが、ご家族の愛情や、こんな素敵な先生との出会いによる影響も、大きいのかもしれませんね。(私は子供の頃、人に愛着を感じる事は全くありませんでした。)

それからお母様の深い愛情が、伝わってきました。
「子ども作法教室」も「こども鍼灸」も、たーちゃんさんのために何をしてあげたら良いのか、一生懸命、情報収集をして、探されたのでしょうね。
今みたいにパソコンで検索・・・とか出来ない時代でしょうから、お母様も必死だったかもしれませんね。


私も我が子に、周りの人からの愛情を、沢山感じながら育って欲しいと思いました。
そして素敵な出会いが沢山ある事を願っています。

[#13428] Re:アスペの僕の幼少期  小1
 たーちゃん ホームページ  - 06/7/30(日) 19:30 -

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   ▼nonbody knowsさん:こんんちは。
>読ませていただいて、ふと自分の入学時と同じにおいを感じました。
>問題を持ちつつも、親和感を見せるところは、ASよりもADHDかもとも思いました。
>なぜなら、文章の入り方は、とても情緒あふれる叙述でしたもの。

私の主治医(非専門医)は「多分ASだと思うよ」と言っているのですが、私自身もADD(不注意優勢型)かなと思うことが多いです。
ASとされている作家は沢山居ますが(でも、作家にはADHDの人の方が多いかな?)、ASは情緒あふれる叙述をしないのですか?ASの人が書く文章って、傾向的にどういう感じのものが多いのでしょうか?

>今、ADHDと広汎性発達障害のスペクトラムが言われ始めています。
>ADHDの強い子どもはしばしば自閉に近いことをするといいます。
>またPDDとADHDの連続性の基に、
>アレルギーも入っています。

PDDとADHDの連続性と併発の可能性は多くの専門家が本で著していますが、アレルギーがその基に入っているというのは興味深い話です。おそらく僕のガールフレンドはADD(片付けられないそうです。)ですが、赤ちゃんの頃から酷いアトピーに悩まされたらしいです。僕自身も、重症ではありませんがアトピー・鼻炎・ドライアイ持ちです。

>ここにたくさん書き込みをされている方々の「AS」と自称されている方々の多くに
>ADHDの方が多いのではないかなとも思います。
>どれかよくてどれか゜悪いのかという意味ではなく、
>同じ発達障害です。
>ただ、自分は何者かと考えていくときに微妙に作用していくのではないかなと思います。
>と同時に、「アスペルガーの館」は、同じ発達障害なら参加できます。

ASもADHD(ADD)も学習障害(LD)も、「発達障害」という点で同じ仲間です。ですから、皆さんでこれらの問題を共に考えながら、よりよい生活を築いていきましょう!

[#13430] Re:アスペの僕の幼少期  小1
 たーちゃん ホームページ  - 06/7/30(日) 19:44 -

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   ▼スイートポテトさん:こんにちは。
>▼たーちゃんさん:
>
>こんにちは。先日は小1の息子の頭痛の件でアドバイスを頂き、ありがとうございました。

いえいえ、どいたしまして♪

>たーちゃんさんの1年生の頃のお話ですが、自分の小学校時代と比較しながら、面白く読ませていただきました。
>私が1年生の頃は・・・実はあまり覚えていません。
>ピンクレディーが大ブームで、私もよく教室でまねをして踊っていましたが、特に楽しかった訳ではありませんでした。
>私は自分の意見を言ったり、感情を表現する事が全く出来なかったので、友達に誘われて、機械的に踊っているという感じでした。

クラスにはそういう子もよく居ますよね!でも、思春期にガラリと変わって積極的になって、モテモテになる男の子も女の子も居ましたよね♪

>友達はいましたが、活発な子に言われるがままに従うという関係で、友達付き合いにはかなりストレスを感じていました。
>でも大人しくて従順で、ちょっとユニークだった私は、同姓から結構好かれていて、皆親切にしてくれました。(典型的な受動タイプだと思います。)

「受動型」はあまり自己中心的ではないので、結構友達が出来やすいようですね。
むしろ生意気だとか、押し付けがましいとかいう理由で友達が出来にくかったり、いじめに遭いやすいのは「積極奇異型」の方が多いでしょう。

>たーちゃんさんは全く私とは違う、活発なタイプのお子さんだったみたいですね。
>
>手のかかる子供でも平等に愛情を注いでくれる良い先生にあたったのは、ラッキーでしたね。
>反抗的な子供だったのに、ひねくれていないのは、先生がたーちゃんさんを決して悪者にしなかった証拠ですよね。
>
>たーちゃんさんが人に愛着を感じる事ができるというのは、たーちゃんさんが元々もっていた能力である事はもちろんですが、ご家族の愛情や、こんな素敵な先生との出会いによる影響も、大きいのかもしれませんね。(私は子供の頃、人に愛着を感じる事は全くありませんでした。)
>
>それからお母様の深い愛情が、伝わってきました。
>「子ども作法教室」も「こども鍼灸」も、たーちゃんさんのために何をしてあげたら良いのか、一生懸命、情報収集をして、探されたのでしょうね。
>今みたいにパソコンで検索・・・とか出来ない時代でしょうから、お母様も必死だったかもしれませんね。

手のかかる僕に、惜しみない愛情を注いでくれた担任の先生と母には本当に感謝しています。

>私も我が子に、周りの人からの愛情を、沢山感じながら育って欲しいと思いました。
>そして素敵な出会いが沢山ある事を願っています。

スイートポテトさんのご子息も、きっとあなたや周囲の人の愛情を、胸いっぱい感じながら育ってらっしゃると思いますよ♪
そしてこれから、素敵な出会いが、溢れるくらい待ち受けていますよ!

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