アスペルガーの館の掲示板

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[#14719] 秋桜のエッセイ.アスペ・ハート13号掲載分 penpen 06/10/4(水) 9:35 [未読]
[#14720] Re:秋桜のエッセイ.アスペ・ハート13号掲... penpen 06/10/4(水) 9:52 [未読]
[#14741] Re:秋桜のエッセイ.アスペ・ハート13号掲... penpen 06/10/5(木) 11:20 [未読]

[#14719] 秋桜のエッセイ.アスペ・ハート13号掲載分
 penpen ホームページ  - 06/10/4(水) 9:35 -

引用なし
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   こんにちは。
連載開始おめでとうございます。
連載はわたしたち、迷える親にとって大変うれしいことです。
ネットでの公開も大変ありがたいです。
アスペハートには他にも興味深い連載があり、
購入の申し込みをさせていただきました。

コスモスさんは当事者ということで発達障害児のものの見方が
わたしたち親にとって非常に納得がいくものになっています。
またタイトルにもありますように、当事者でありながら、療育の現場にいて
親の苛立ちもよく理解していただいていると思います。
わたし達親が病院で子どものCTやMRI、血流検査や
心理テストの結果を医師のかたから知らされるのとは違う視点がコスモスさんにはあると思います。
発達障害の子どもの実生活を良く知っておられるかたの視点、
発達障害のわが子に対して親が持つ漠然とした違和感への明確な回答だと
非常に腑に落ちました。

一行、一字に対してひとつひとつ思うところがありますので
何度かに分けて感想を述べさせていただきたいと思います。

[#14720] Re:秋桜のエッセイ.アスペ・ハート13号掲載分
 penpen ホームページ  - 06/10/4(水) 9:52 -

引用なし
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   >(乳児期のfollow upについて)
>折を見て定型発達の乳幼児達の様子を気をつけて観察してみると、本当に彼らの新しいものへの興味の持ち方や周囲の環境への適応力には自然の摂理の力強さを感じました。

ほんとうにそう思います。
たとえ外見は同じでも定型の子どもと発達障害の子どもは
まったく違う。
外見に異状がないから同じに見えますが、中身は全然違う。
ある意味で発達障害の子どもはびっくりボックスみたいなものかもしれません。
発達障害の子どもと普通の子を育ててみると
普通の子どもの育てやすさに驚きます。
子どもの育てやすさは親の余裕になり、余裕は愛情になります。
発達障害の子どもを育てていて何が一番苦しいかというと
子どもの反応が予想できないので、親が自然体でいられないということです。
それは非常に苦しいことです。
親は自分の存在を全否定されるように思います。
絶えざる緊張、批判への身構えがさらに親子関係を
ゆがませるのかもしれません。
発達障害の子どもを持つとそれまでの
親の人間関係も崩れていきます。

定型の子どもはどこか非常に強い。
ちゃんと大地に足をつけている力強さがあると思います。
発達障害の子どもがこの世で生きるためには
親も子ももう一度生まれなおす必要があるように思います。

[#14741] Re:秋桜のエッセイ.アスペ・ハート13号掲載分
 penpen ホームページ  - 06/10/5(木) 11:20 -

引用なし
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   >私自身の経験を述べますと、私の母は婦人科疾患の既往があり、抗がん剤などを服用していたハイリスク妊婦でした。大学病院でフォローされていましたが、骨盤位(逆子)だったこともあり早期破水の後に仮死状態で3日がかりで出生しました。今ならば間違いなくNICUに入院する子どもだったと思います。その経験から考えると発達障害の有無に関らず感覚面などの対応が大切になってくると実感しています。私の場合は感覚過敏の傾向があり、ちょっとした変化に対しても大泣きして母はかなり苦労したそうです。この頃に感覚面などについてもっときめ細かいフォローがあって、対策が取れていればもう少し違っていたのでは、という気がしてなりません。斜頸と側湾の治療とリハビリのため、生後半年から11カ月まである療育機関へ整形外科と理学療法(PT)訓練に通っていたそうなのですが、当時は骨格的な面のフォローが中心で感覚面や出生時のトラブルなどへの配慮はなかったそうです。

たぶん、コスモスさんのおっしゃりたいこととは違うと思うのですが
ハイリスク妊娠、出生時のトラブルが発達障害の親の間で時々
話題になります。
医学的には出生時のトラブルが発達障害の原因ではないと言われますが、
私的にはどうも出生時のトラブルが気になります。
わたしの3人の子どもの出産でお産がひどかった上の子は非常に
神経質な子どもでしたし、2番目はへその緒が首に巻きついて、
だいぶ酸素不足の状態で生まれました。
3番目の子はまあまあ普通の出産でこの子はまあ普通です。

医学的な裏づけはないのですが、出産ということの子どもへの
影響の大きさを個人的には感じています。
NICUで長く過ごさざるを得ない新生児もきっと発達に影響がでるのでしょう。
産婦人科の先生は子どもを取り上げるところまでが
仕事なので子ども達のその後を見る機会は
あまりないかもしれません。
分業化の進む医学の世界では生まれた子どもの
その後を見続けるというのは
もっとも難しいことかもしれません。
出産と子どもの発達の影響は見落とされがちな
研究の難しい分野だと思います。

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