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おこさんの授業参観で、明らかな先生の失敗を追求したお子さんに、怒ってキレたという先生について書き込みをされておられた方へ・・・。
私は保育の仕事をしていて学校の先生側の立場にいる者であると同時に4人の子どもの保護者で、本当にいろんな学校の先生との出会いがあったなぁなどといろいろ考えておりました。気がつくとスレッドそのものがなくなっていました。(レスがつかないと自動的に削除されるとかですか?それともご自分で削除されたのかなぁ?と不思議に思っております。)
で、せっかく、いろいろ考えましたので私の思いを書き込むことにしました。書き込みをされた方の目に触れるといいのですが・・・。
先生も人間だということです。
そしてその人は人間として信頼できますか?
ご自分に正直に生きておられる方ですか?
先生は無条件に正しくて、間違ったことを言わない。だから、先生の言ったことは絶対!!そうやって、子どもを叱りつけて指導することしか知らない先生が残念ですが多いです。子どもは信頼感からではなく、通信簿にいい評価をもらうために先生の言うことに従っているだけなのに、自分は子どもに好かれていると勘違いしている先生方がたくさんいることを思わせられます。学校や保育の現場で、自分のことを子どもの前で「先生は・・」とあたりまえにおっしゃる先生方・・・。子どもを上から動かそうとする先生の無意識の姿勢を感じさせられます。この学校制度のあり方に私は疑問を感じます。実は私自身もずっと自分を「先生はね・・」と言っていましたが、ある時から、自分のことを「わたし」と言うようにしてみました。(口ぐせのようになっていて容易ではありませんでしたが・・)
子どもに「先生として自分を尊敬しろ!」というマウンティングのような表現をやめて、「わたし」と気を付けて言うようになってから、少し子どもとの関係が変化してきました。ありのままの私が思っていることをあなたに伝えるというスタンスでやりとりをするので、子どももありのままの思いで自分を出すようになり、互いに肩の力を抜いて向き合うことができるようになりました。自分のことを自分で考える第一歩です。
あきらかに先生のミスでうまく事が運ばなかった場合、「ミスはミスとして認め、本当はどうすればよかったのかを説明し、そしてそれが誰かに迷惑をかけたことであるならごめんなさいを言う」という生きたモデルを示すチャンスだと捉えることができればよかったのですが、その担当の先生の経験や学びがそこまでいっていなかったのでしょう。
改善法などと教授されても、その方は先生としてのプライドが、素直に聞くことを妨げてしまったのかもしれません。
いつも頭ごなしに怒ってばかりの先生で学校生活が楽しくないのでしたら問題です。もし、そうでないのでしたら、ちょっと先生と呼ばれる私たちに成長するための時間をいただけるとうれしいです。「このしつこさは自分への非難ではなくこの子のこだわりという特性だったんだ〜」と経験によって理解を深め、さらりと受け流すことの術を身に付けるなど、教師としての資質を高める努力(日々の学び)をしている者も確かに存在していて、きっとその先生もその成長の途中なんだと・・・・。そして先生と保護者が心からの信頼感を持って向き合うことができたらいいなぁ〜と思います。
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