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ASの程度は様々です。親子アスペ、DSS(ドメステック・ストックホルム症候群)等は、すぐには解らない。本人が突然暴言を吐き出すと、深く考えて、あぁ、あれとあれの関連づけができない複雑な誤認だと、パズルを解くようにして解る。
問題は、このとき、暴言を吐かれた相手方が、【1】名誉毀損状態にあるという点です。不特定または多数の面前で、事実を摘示して恥をかかされているからです。
そして、「攻撃されて当たり前と思ってる人」と異なり、【2】「攻撃されないと思っている人」への言葉の暴力、つまり社会心理学上の攻撃行為は、相手にとって
相当な精神的苦痛になります。
では、いわゆる『対抗言論』(名誉毀損の事案なので)で、恥の修復をできるか?本人に認知の関連づけを説明したら解るのかが問題になります。
定型とASの間には、壁がある、ASとASの間には、二重の壁がある。
「○○だから、○○と思うのは当然だ。」vs「△△だから、△△ご思うのは当然だ。」という議論は、経験的に虚しいと熟知しています。
おそらく、身内にASのいる定型は反論しないし(別の機会に・・と思う)、
経験を積んだASの方も、反論しないのではないかと思う。
すると、3.本人は、言いたいことを言ってスッキリするのに対し、
相手は鉛の様に重くなる。
つまるところ、認知に関する問題である限り、本人が『振り返る力』を養う以外、
相手方を【1】【2】【3】の精神的苦痛から救う方策がない。
相手方は、コミュニティBBS(2ch等)と異なり、他人の家に遊びに行き
罵倒されたからといって、暴れて帰ってくる訳にはいかないのです。
人を招く以上、『振り返る力』を養うことが、ブロガーとしてのモラルであり、責任ではないかと思う。
(以上の事例は、宛てはまらないASの方もおられると思います。)
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