アスペルガーの館の掲示板

[ ホーム | 趣味の掲示板 | 旧掲示板 ]

※この掲示板は終了しました。閲覧のみ可能です。
※医療や福祉の支援を必要とするときは、発達障害者支援センターに問い合わせください。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
3106 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→

[#18740] お花を摘んではいけない(?) flor 07/4/9(月) 10:32 [未読]
[#18742] Re:お花を摘んではいけない(?) Cyperus 07/4/9(月) 11:09 [未読]
[#18744] Re:お花を摘んではいけない(?) flor 07/4/9(月) 15:04 [未読]
[#18747] 昔と今のギャップ Cyperus 07/4/9(月) 16:16 [未読]
[#18756] Re:昔と今のギャップ flor 07/4/10(火) 0:47 [未読]
[#18776] 訂正m(_ _)m Cyperus 07/4/10(火) 16:45 [未読]
[#18748] トラブルはチャンス! じゅんこ 07/4/9(月) 17:53 [未読]
[#18757] Re:トラブルはチャンス! flor 07/4/10(火) 1:16 [未読]
[#18749] Re:お花を摘んではいけない(?) 六華 07/4/9(月) 18:21 [未読]
[#18758] Re:お花を摘んではいけない(?) flor 07/4/10(火) 1:39 [未読]
[#18751] Re:お花を摘んではいけない(?) SILVER 07/4/9(月) 18:57 [未読]
[#18759] Re:お花を摘んではいけない(?) flor 07/4/10(火) 2:04 [未読]
[#18779] Re:お花を摘んではいけない(?) SILVER 07/4/10(火) 23:45 [未読]
[#18752] Re:お花を摘んではいけない(?) kaze 07/4/9(月) 21:06 [未読]
[#18760] Re:お花を摘んではいけない(?) flor 07/4/10(火) 2:33 [未読]
[#18765] Re:お花を摘んではいけない(?) kaze 07/4/10(火) 8:27 [未読]
[#18753] Re:お花を摘んではいけない(?) 夕焼け 07/4/9(月) 22:36 [未読]
[#18754] Re:お花を摘んではいけない(?) 夕焼け 07/4/9(月) 22:43 [未読]
[#18761] Re:お花を摘んではいけない(?) flor 07/4/10(火) 3:01 [未読]
[#18764] Re:お花を摘んではいけない(?) 夕焼け 07/4/10(火) 7:14 [未読]
[#18788] Re:お花を摘んではいけない(?) SILK 07/4/11(水) 9:50 [未読]
[#18791] その後の息子のこと flor 07/4/11(水) 11:03 [未読]

[#18740] お花を摘んではいけない(?)
 flor  - 07/4/9(月) 10:32 -

引用なし
パスワード
   幼稚園のお友達とのトラブル(?)です。

4歳の年中のアスペルガーの長男が公園でお花を摘んでいました。
年長さんの女の子がつかつか息子に近寄り
「お花を摘んだらダメだよ!摘んだら死んじゃうんだよ、可愛そうでしょ!そう思わないの!」
と、すごい剣幕で怒り始めました。
息子はビックリして固まりながらも、『これは公園のお花だから、とってもいいんだよ』と返事していました。
(私が、人が大切に育てている花はとってはいけない。公園の草花は取っても良い、と、教えていました)
「だめだよ!とったら枯れちゃうんだよ!わからないの!?お花を取っているのは○○くんだけだよ!」
「わかんないの?ちょっと、おばちゃん!」と、私が呼ばれました。
私は、
『おばちゃんは小さい頃にお花摘みをしたし、とっても楽しかったし、お花を見て綺麗だなーって思って、遊ぶのは大好きだから、公園のお花はとってもいいと思うよ。でも、確かにお花はとったら枯れちゃうから、そうしたら可愛そうだって言う○○○ちゃんは優しいなって思う。どっちも言っていることは間違ってないと思うよ。』と、答えました。
その女の子は、私の息子にかなり教育的指導をしてくれる子で、他の子の邪魔をしたりしていると跳んできて怒ってくれるんです。かなりきつい言い方だったりして、見ていて悲しくなったりもするんですが、言っていることは正しくて、正義感の強い子なのだなと思っていました。が、みんなが居る中で、息子にだけ特別いろいろ言っているような気もしていたし、それってちょっと言いがかりじゃない?っていいたくなるような場面もありました。現にお花摘みをしているのは息子だけじゃなくたくさんいたし、手にごっそり握って遊んでいる子もいました。その子は気づいていなかったと思うので、うちの息子だけにわざと言ったとは思いませんけど。
女の子は納得せず、『どっちが正しいの?それはお母さんが決めることだよ!』みたいなことを言っていました。
白黒はっきりつけたい子なんだなー、いろんな考え方があるんだってこともわかってくれるといいな、と、その子に対しては思い、息子に対してはここで下手にそうだね、かわいそうだね、とでも言おうものなら、これから先息子が花を摘んでいる人にいちいち言いに行くに違いないと思い、先の答えを繰り返しました。息子にも聞くと、「ぼくは(かわいそうって)思わない(それもどうかなって気がするんだけど)』といいました。
その子はかなり怒って、とにかく花を摘んでいるのは息子だけだ、いけないと繰り返したので、「そうかな?ほかにもお花持っている子が居るよ。ほら、」と、(ちょうどそのとき、その女の子の妹が花を持って通りかかりました。)そらしてしまいました。(かなり卑怯で、性格悪いですよね・・・5歳児相手に)
その子は困惑した表情で、でもだめなんだ、水に入れるならいい、と、どこからかコップを持ってきて、こうするんだといって、お花を摘んではコップにさして回っていました。私はそのまま逃げちゃいました。

実は私も白黒はっきりつけなきゃ、というほうで、こんな場面でどうするのが一番良いのかその答えを知りたくてたまらずに居ます。今回は、攻められる側に居ましたが、息子は直に攻め立てる側になりそうな気もします。「これをしちゃいけないんだよ、だってお母さんがそういったもん!」みたいに。息子が言っていることは決して間違いでない、でも、相手の言っていることも間違っていない、というとき。あるいは確かに正しいことを言っているけど、そこまで相手を追い詰めるように言わなくてもいいだろう、というとき。
どんな風に対応したらいいんでしょう?

長くて、読みにくいですね。読んでくださって、ありがとうございます。
良いアドバイスがあったら、よろしくお願いします。

[#18742] Re:お花を摘んではいけない(?)
 Cyperus  - 07/4/9(月) 11:09 -

引用なし
パスワード
   ▼florさん:
>幼稚園のお友達とのトラブル(?)です。
>
>4歳の年中のアスペルガーの長男が公園でお花を摘んでいました。
>年長さんの女の子がつかつか息子に近寄り
>「お花を摘んだらダメだよ!摘んだら死んじゃうんだよ、可愛そうでしょ!そう思わないの!」
>と、すごい剣幕で怒り始めました。
>息子はビックリして固まりながらも、『これは公園のお花だから、とってもいいんだよ』と返事していました。
>(私が、人が大切に育てている花はとってはいけない。公園の草花は取っても良い、と、教えていました)
>「だめだよ!とったら枯れちゃうんだよ!わからないの!?お花を取っているのは○○くんだけだよ!」
>「わかんないの?ちょっと、おばちゃん!」と、私が呼ばれました。
>私は、
>長くて、読みにくいですね。読んでくださって、ありがとうございます。
>良いアドバイスがあったら、よろしくお願いします。

この場合、愛息君が摘んでいたお花が、花壇や植樹されている木の花ならNG、タンポポなど芝生に生えている雑草の類の花ならOKということだと思います。

[#18744] Re:お花を摘んではいけない(?)
 flor  - 07/4/9(月) 15:04 -

引用なし
パスワード
   すみません、わかりにくかったですね。
長男が摘んでいたのは、雑草です。
お友達は、草花も摘んだら枯れてしまう、かわいそうだから、とっちゃダメでしょ!!!と、怒っていたわけです。
どうしたらよいでしょう?
本当に困ってしまいました。

[#18747] 昔と今のギャップ
 Cyperus  - 07/4/9(月) 16:16 -

引用なし
パスワード
   ▼florさん:
>すみません、わかりにくかったですね。
>長男が摘んでいたのは、雑草です。
>お友達は、草花も摘んだら枯れてしまう、かわいそうだから、とっちゃダメでしょ!!!と、怒っていたわけです。
>どうしたらよいでしょう?
>本当に困ってしまいました。
 たぶんなんですけど、彼女は恐らくTVとかで、『高山植物(例えば、こまくさ・ニッコウキスゲ・水芭蕉)』といった類の、『採取が規制されている』感じのものを見て、『ひょっとしたら、どこの草でも、採ってはいけないのかも…』というふうに思っていたのかもしれません。
 
 僕が子どもだった30年ほど前は、今自分のような春爛漫の時期になると、よく原っぱや道ばたで、『ノビル』という野生のネギを友達と競うようにして引き抜いて、家へ持ち帰って、酢みそ和えにして食べたものです。
 そのころ暮らしていた団地では、一ヶ月に一度ぐらい草取りがあり、芝の『ほふく茎』を切りつつでしたが、カタバミ・ヒメムカシヨモギ・うしはこべなどの雑草を、おばさん達に負けまいと懸命に引っこ抜いたものでした… これらの草は非常に繁殖力が強く、一ヶ月後には、また生えてきてしまいました。

 それに比べると今の子ども達は、外で生の自然と戯れる機会が減ったので、案外農家の人が青肥として鍬込んだり、造園業者の人達が機械で無造作に切り飛ばしてしまうような類の草花でも、案外『貴重!』と感じてしまうのも、ゆがめないのかもしれません。

[#18748] トラブルはチャンス!
 じゅんこ  - 07/4/9(月) 17:53 -

引用なし
パスワード
   怒った口調で言われたり、実際に怒られたりすると
本当に悲しくなってしまいますね。

子どもって、自分中心の世界にいるのが当然なので、自分の気持ちにそぐわない出来事に対して、泣いたり、怒ったりすることが当然だとわかっていても
しつこく、追いかけてきて「違う」と言われると、「そこまで言わなくてもいいじゃない!」と言いたくなります。

 子どもって実際にしゃべっている内容(しゃべりかた)と裏にある気持ちってわりと一致していないことがあるので、

>私は、
>『おばちゃんは小さい頃にお花摘みをしたし、とっても楽しかったし、お花を見て綺麗だなーって思って、遊ぶのは大好きだから、公園のお花はとってもいいと思うよ。でも、確かにお花はとったら枯れちゃうから、そうしたら可愛そうだって言う○○○ちゃんは優しいなって思う。どっちも言っていることは間違ってないと思うよ。』と、答えました。
 
というリアクションはとってもいい!と思いました。
「教えてくれようと思ったんだね。ありがとう。」
「うちでも、誰かが種を植えて咲かせた花は大事にしなきゃいけないし、よその人のお庭に咲いてる花はとらないようにってお話してるよ。」
「○○○ちゃんちではどんなお約束なの?」
などと、その女の子と会話して、できれば仲良くなれちゃうといいのかな?とも思います。
 わからないゆえに、相手の行動ひとつひとつにチェックを入れてしまう子どもがいますが、その子にとっては相手の子どもに関心をもっているということですから、息子さんを理解してもらういいチャンスかも知れません。
「大きな声で怒って言うと、とってもびっくりしちゃうから、もう少し静かな声でお話してね」
など、さりげなく息子さんの情報を開示するといいと思います。

初めて出会って、自分とは違うことを感じた時、理解できなくて、恐怖を感じれば近づかないし、嫌だと思えば「悪口を言う」というリアクションをすることもあるけれど、子どもはそれをストレートに出しますよね。でも、少しずつ、関わりを持っていくうちに、関係が変わる事を信じて気長にいくというのはどうでしょうか?
 自分をどうやって相手に理解してもうか??
も大事ですし、相手を理解しようという努力も必要なので、関わってこない大人たちに比べると、おせっかいでも声をかけてくるその女の子を取り込んでしまうくらいにこちら(florさん)からも声をかけてみてもいいかも??

[#18749] Re:お花を摘んではいけない(?)
 六華  - 07/4/9(月) 18:21 -

引用なし
パスワード
   florさん、はじめまして
六華(りっか)と申します。

まだ独身なので、自分の考え方で、子どもに納得してもらえるものなのかどうか、わからないのですが、感じたことを書かせてくださいね。

率直な感想ですが、まず、5歳の子どもは定型でも発達障害児とたいして変わらないと思います。
年長さんの女の子も、まだ、これから社会性を身につけていく年頃ですよね?

なので、

>その子はかなり怒って、とにかく花を摘んでいるのは息子だけだ、いけないと繰り返したので、「そうかな?ほかにもお花持っている子が居るよ。ほら、」と、(ちょうどそのとき、その女の子の妹が花を持って通りかかりました。)そらしてしまいました。

これは、ちょっと可哀想だと思います…。

>『おばちゃんは小さい頃にお花摘みをしたし、とっても楽しかったし、お花を見て綺麗だなーって思って、遊ぶのは大好きだから、公園のお花はとってもいいと思うよ。でも、確かにお花はとったら枯れちゃうから、そうしたら可愛そうだって言う○○○ちゃんは優しいなって思う。どっちも言っていることは間違ってないと思うよ。』と、答えました。

基本的には、それでいいんじゃないかと思いますが、
その女の子が納得しないのであれば、息子さんと女の子、二人ともいるところで答えを出そうとしなくてもいいのではないでしょうか。

注意された時点では、
「○○ちゃんはお花が枯れてしまうことを心配してるんだね。○○ちゃんは優しいね」
「摘んだ花はおうちに持って帰って、お水をあげるからね」と、女の子を立ててあげて、
ご自宅に帰られてから、息子さんに話をしてあげてはいかがでしょう。

「○○ちゃんは、お花のことを心配して△△君に言ってくれた。△△君を怒ったんじゃないのよ」と、女の子がどういう気持ちでいたのかを説明してあげて、

「いつも教えているように、人が大切に育てている花は取ってはいけないけれど、公園の草花は取ってもいいの。でも、公園でそのことを言ってしまうと、○○ちゃんの優しい気持ちを傷つけてしまうから、言わなかったのよ」
「○○君も、『やっちゃいけない』と思うことをやっている子がいても、他のお友達がたくさんいる前では言わないであげてね」と。

私が保育園のとき、二つのグループに分かれて、校庭に自分たちの家を描き、お互いに相手グループの家に行くという遊びをやっていました。
他の子どもが雑草をお土産にしていたので、私はもっと綺麗な花がいいと思い、花壇のクロッカスの球根を抜いて、男の子に渡したんです。

その男の子は喜んでくれたんですけど、あとで何やら保育士さんと話をしていて、花壇に球根を植えに行ったんですよね…。
たぶん、「クロッカスは抜いちゃいけないけど、六華ちゃんが可哀想だから、こっそり植えておきなさい」と言われたんでしょう。
今でも、子どもながらに○○君に悪いことしたなあ…と思い出します。(^_^;)

[#18751] Re:お花を摘んではいけない(?)
 SILVER ホームページ  - 07/4/9(月) 18:57 -

引用なし
パスワード
   ▼florさん:
結論から申し上げますと、「気にしない」ことですね。
相手は幼稚園児なのですから。

子供は、みな、発達障害だと思いませんか?
この年齢の子は、まだまだ社会性も発展途上ですし、自分が言いたいから言う。やりたいから、やりたい。

親御さんに「これが正義」と教えられたら、それが正義なんですもの。
彼女からすると、「自分は正しい!」「自分のお母さんがそう教えてくれたことは正しい!」なんですよ。

>女の子は納得せず、『どっちが正しいの?それはお母さんが決めることだよ!』みたいなことを言っていました。

「ここで、他のオバチャンの窘めに頷いてしまっては、自分がお母さんから教わった事が、間違いになってしまう!
お母さんの名誉の為に、私は考えを曲げられないわ!
このオバチャンが何か言ってるけど…けど…えーん、お母さん、お母さんが教えてくれたことは間違ってないわよね?」

なーんて、その子の中で葛藤があったとしたらどうでしょう?
微笑ましいと思いませんか?
幼い彼女にとって、自分の親から教えられた正義が全てですもの。

私は、自分の子が発達障害だとわかってから、よその子で、ちょっと乱暴な子や、ちょっと自分勝手に見える子、元気が良すぎてちょろちょろ落ち着かない子、みーんな、発達障害に見えてきちゃってね。

それからというもの、よその子のわがままも、ちょっと困った行動も、そう思うと微笑ましいなあ…と思えてきちゃうんですよ。

まだ、幼稚園児ですものね。

彼女は、自分のお母さんから教えられた「世界」が大事なんです。

>『おばちゃんは小さい頃にお花摘みをしたし、とっても楽しかったし、お花を見て綺麗だなーって思って、遊ぶのは大好きだから、公園のお花はとってもいいと思うよ。でも、確かにお花はとったら枯れちゃうから、そうしたら可愛そうだって言う○○○ちゃんは優しいなって思う。どっちも言っていることは間違ってないと思うよ。』と、答えました。

私も、これで良いと思いますよ。
あとは、その子に対してどう対応するか?ではなく、自分が「まあ、小さい子が、自分の世界を一生懸命主張して…可愛らしいわあ…」と、流してしまうことですね。
子供のすることなんですよ?

>みんなが居る中で、息子にだけ特別いろいろ言っているような気もしていたし、それってちょっと言いがかりじゃない?っていいたくなるような場面もありました。

「うちの子だけ?」「うちの子はいじめられやすいの?」「うちの子にだけいいがかりつけるの?」
と、思いたくなるかもしれませんけど、そういうときは、

「その子にとって、うちの子や自分は、安心できるキャラなんだわ」

と、思ってはいかがでしょう?
相手が安心できると思うから、甘えてきてるんですよ。

florさんは、別スレで、子供を殴ってしまう事への後悔をつづられてましたけれど、florさんも、お子さんに対して「甘えて」るんですね。

子供って、お母さんが大好きで、母親の言動が多少きつかろうが、それでも「お母さん大好き」って言ってくれる存在でしょ?
これが、他人に同じ事をすると、壊れてしまう関係になりますよね?
でも、子供は「お母さんが大好き」だから、親の「甘え」を受け止めてね、それでも「お母さん大好き」って言ってくれる事に、親は甘えてるんだと思うんです。

子供が甘えてられるのが「お母さん」なんですけど、
親が甘えられるのも「我が子」なんですね。

私達は、子供に「受け止められてる」んですよ。
小さなからだで一生懸命、親を受け止めてる。

その女の子も、自然と「受け止めてくれる」相手を選んでいる。

>息子が言っていることは決して間違いでない、でも、相手の言っていることも間違っていない、というとき。あるいは確かに正しいことを言っているけど、そこまで相手を追い詰めるように言わなくてもいいだろう、というとき。
>どんな風に対応したらいいんでしょう?

florさんは、その子から「逃げた」と、おっしゃられておられましたが、
「逃げる」事を子供に教えるのも手です。

通常、大人の世界なら、相手の言うことも正義、自分の言うことも正義なら、どうしても意見は平行線です。
ここで「白黒つける」ことを、子供に教えてしまっては、子供が社会に出たとき、人とケンカばかりしてしまいます。

意見のあわない人からは逃げること。
自分が正しいと思っても、相手の意見は尊重する事を、大人になったら大事になる事ですので、ゆっくりでかまいませんので、教えていってあげましょうね。

色んな事を「受け止めて」きているお子さんですもの。
もっと風呂敷を大きくひろげて、大きく受け止められるお子さんになってくれるといいですね?
(だから、親が子に甘えっぱなしでいいってわけではないですよ?親は、子に『受け止められている』、いつまでも子に『甘えて』いられない事を意識していきましょうね)

アドバイスになったかしら?

[#18752] Re:お花を摘んではいけない(?)
 kaze ホームページ  - 07/4/9(月) 21:06 -

引用なし
パスワード
   ▼florさんへ

 こんばんわ。
 アスペの子供を持つ、当事者でもあるKAZEと申します。
 実は、私は、日本自然保護協会の自然観察指導員をやっています。

 自然観察会でも、基本的には、お花は摘まないことを薦めていますが、
それは、植物自体が、花が咲くときだけではなくて、芽を出すところ、つぼみがつくところ、花が咲くところ、種がつくところ、やがて枯れるところと、その植物の一生を楽しみ、観察していくには、今花を摘まないほうがいいよという指導をします。

 しかし、私がやる自然観察会では、希少種で無い限り、例えばたんぽぽであるとかクローバーでは、摘んで、たんぽぽ水車を作ったり、クローバーで花冠を作ったりします。
 実は、最近のたんぽぽも、良く見ると西洋たんぽぽと言って、日本固有のたんぽぽでない物があったり、クローバーも牧畜用に外国から持ってこられたものだったりします。

 今年は、多分どこの町でも、たんぽぽなどは当たり年で、凄い数が咲いていると思います。
 ほんの少しだけ、楽しむ程度ならと私は考えています。

 私の観察会では、子供に話すときには特に、『自然のおこぼれにあずかるという事。』そして、それにはお返しが必要な事を話しています。
 たんぽぽで遊ばせてもらったら、自然の中に、自然に返らないゴミを捨てない。
 取って無くなってしまうものは、手折らないと教えています。

 例えば、最近かぶとむしなどの甲虫がブームですが、これには少し危険を感じます。
 虫も生きている。
 もし、おこぼれに預かる程度なら、他人の山に分け入って、何十匹も取る必要なないわけです。
 1匹の甲虫でも、大事に最後まで育ててあげることが大事だと思います。
 かぶとむしなどは、ひと夏しか生きられません。
 多く取ってきては、夏ごとに子孫も残せぬまま死んでいったら、使い捨てと一緒です。

 手折ることで、楽しむ事も、その他に手折らず種になるまで見守る・・・
是非、両方楽しんでみてください。
 どちらも、きっと素敵な体験になると思います。

 長くなりますが、もう一つ、書いておきます。
 親というものは、時々狡猾になります。
 例えば、『虫』が嫌いな親の中には、家庭に虫を持ち込ませないために、
虫が死んだら可哀相よと教える方もいます。
 また、枯れた花を始末するのが嫌で、手折る事を否定する方もいます。
 全てではないですよ。
 たまにいます。
 そういう方は、観察会でも、そこをとても強調されますが、実は『何故、手折ってはいけないか』という、根本的なところは理解されてない方が、いる事も確かです。

 そのお子さんは、どうかはわかりませんが、花を摘んだら可哀相・・・
 では、毎日食卓に上がる『野菜』は可哀相ではないのか?
 花は悪くて、野菜は良い なんて言うのは、人間の傲慢です。
 本当に大切なのは、生きているものは大切だよ。
 でも、手折られてしまうものに、今自分にとって楽しい時間をくれて、ありがとうと言う感謝の気持ちの方が大切だと、私は思います。

 感謝の気持ちが大切だからこそ、『おこぼれに預かる』程度の謙虚さが必要なのだと思います。

 全国、あちこちで、私の仲間達、自然観察員が、自然観察会を開いています。
 特に、この春先は多いです。
 是非、参加してみてください。
 HPもあります。

 日本自然保護協会 NACS-J で検索してみてください。
 

[#18753] Re:お花を摘んではいけない(?)
 夕焼け  - 07/4/9(月) 22:36 -

引用なし
パスワード
   こんばんは。

娘はたんぽぽが大好きです。

中学の理科の学習で先生から
「ひとり一本ずつたんぽぽを持ってくるように」
という指示が出たとき、娘は
「本当にそれだけの数のたんぽぽが必要なのだろうか」
と疑問を持ちました。(学年全体の生徒数はで約100人)

しかし、先生の指示です。仕方がありません。一本のたんぽぽを摘んで茎の端を水を含ませた綿でくるんで持って行きました。

次の時間にも再び
「ひとり一本ずつたんぽぽを持ってくるように」
と指示が出ました。

娘は、持って行きませんでした。
「私が摘んで勉強するより、小さな子が摘んでいる姿を見るほうが何倍もいい!」
「私は誰かのを見せてもらう」「ひとり一本は必要ない!」
と。

わたしは、
「うん、それでいいと思うよ。あなたも小さい頃たんぽぽ摘んで楽しい思い出あるもんね。先生にお話してみなね。」
って。

お返事にはなっていませんが、
摘んでいい花、いけない花って区分けは難しいなぁ……

[#18754] Re:お花を摘んではいけない(?)
 夕焼け  - 07/4/9(月) 22:43 -

引用なし
パスワード
   すみません、こんなときどうしたらいいかっていう書き込みでしたね。

すっかり思い出話になってしまいました。

お花を大切にする気持ち大事にしながら、愛で親しむことが出来るといいのですね。

[#18756] Re:昔と今のギャップ
 flor  - 07/4/10(火) 0:47 -

引用なし
パスワード
   Cyperus さん、レスありがとうございます。

あまり意識したこと、というか、考えたことが無かったのですが、
確かに昔と今とのギャップはあると思います。
私は消して自然が豊富なところで育ったわけではないけれど、
それでもかわらや公園に自生しているシロツメクサで花冠を作ったりなど、普通にしていました。
今すんでいるところでは、出来ないし、
自然公園などと銘打っているところでは草木を取らないでと書いてあるところもあったようなきもします。
お友達はそういうところで何かを感じたのかもしれないですね。

まだどう対応したらいいのかわからないけれど、
自分のことだけでなく、相手がどうしてそう思ったのか?ということにも想像力を働かせて対応していけたらいいなと思っています。
ありがとうございました。

[#18757] Re:トラブルはチャンス!
 flor  - 07/4/10(火) 1:16 -

引用なし
パスワード
   じゅんこさん、レスありがとうございます。

>>「教えてくれようと思ったんだね。ありがとう。」
>「うちでも、誰かが種を植えて咲かせた花は大事にしなきゃいけないし、よその人のお庭に咲いてる花はとらないようにってお話してるよ。」
>「○○○ちゃんちではどんなお約束なの?」
>などと、その女の子と会話して、できれば仲良くなれちゃうといいのかな?とも思います。
> わからないゆえに、相手の行動ひとつひとつにチェックを入れてしまう子どもがいますが、その子にとっては相手の子どもに関心をもっているということですから、息子さんを理解してもらういいチャンスかも知れません。
>「大きな声で怒って言うと、とってもびっくりしちゃうから、もう少し静かな声でお話してね」
>など、さりげなく息子さんの情報を開示するといいと思います。

そうですね。なんだか、目からうろこです。
私の中に、うわ、またか、とか、どうしてうちの子にばっかり絡んでくるのよーという思いが正直なところありまして、はじめっから悪く考えていたんだと気づきました。
「教えてくれようとしたんだね、ありがとう。」
この言葉、この考え方、感じ方。
すごく大事ですね。
心に刻み込みます。

私は話を聞くのがへたくそで、
お友達がなぜそう考えたのかとか、そういうことに思いをはせることも
彼女の話を引きだそうとすることもありませんでした。
実はちょっと苦手な子ではあるのですが、息子に関心を持ってくれていると思うと、とても嬉しくも思います。
息子のこともわかってもらおうというより先に、、
まず私が息子のことを理解しなくてはならないのですが、
息子だけでなく、周りのお友達のことにも私自身が関心を持って接して行けるといいなと思いました。

私は人への関心がとても薄いほうです。
人とかかわりたいし、話もしたいので、はしょってたくさん話しちゃうんだけど、
場の空気も読めず、失言して落ち込んだり後悔したり。
それなら話せずに黙っていようと思うこともしばしばで、
この数日も幼稚園のお友達やお母様方と少し距離をおきたいと思っていました。
でも、距離を置くだけが解決方法ではないですね。
すこしだけ、相手の背景に思いをはせてみようかなと思いました。

トラブルはチャンス。
トラブルのときには、困ったときには相手のことに思いをはせてみる。
お友達のことだけでなく、息子との関係にも役立つような気がします。

もしかしたら、おっしゃっている内容と感想がちぐはぐかもしれません。
でも、じゅんこさんのお話はとても私の心にしみいりました。
ありがとうございました。

[#18758] Re:お花を摘んではいけない(?)
 flor  - 07/4/10(火) 1:39 -

引用なし
パスワード
   六華さん レスありがとうございます。

>
>>その子はかなり怒って、とにかく花を摘んでいるのは息子だけだ、いけないと繰り返したので、「そうかな?ほかにもお花持っている子が居るよ。ほら、」と、(ちょうどそのとき、その女の子の妹が花を持って通りかかりました。)そらしてしまいました。
>
>これは、ちょっと可哀想だと思います…。

そうですよね。私も反省したしました。
大人気ないなと思ったので、ずっと言わずに我慢してたんですけど、結局言っちゃいました。
今回だけに限らないのですが、私の中に、なぜ息子にだけ言うの?どうして他の子には言わないの?という気持ちがあるのは事実で、
それは、私が今まで生きてきた対人関係の中で、同じことをしている人がたくさんいるのになぜ私にだけ?と思ったことが多かったのに重なります。
被害妄想的なものかもしれません。
昔いじめられたことがあるのも関係しているかもしれないです。

>^>その女の子が納得しないのであれば、息子さんと女の子、二人ともいるところで答えを出そうとしなくてもいいのではないでしょうか。
>
>注意された時点では、
>「○○ちゃんはお花が枯れてしまうことを心配してるんだね。○○ちゃんは優しいね」
>「摘んだ花はおうちに持って帰って、お水をあげるからね」と、女の子を立ててあげて、
>ご自宅に帰られてから、息子さんに話をしてあげてはいかがでしょう。
>
>「○○ちゃんは、お花のことを心配して△△君に言ってくれた。△△君を怒ったんじゃないのよ」と、女の子がどういう気持ちでいたのかを説明してあげて、
>
>「いつも教えているように、人が大切に育てている花は取ってはいけないけれど、公園の草花は取ってもいいの。でも、公園でそのことを言ってしまうと、○○ちゃんの優しい気持ちを傷つけてしまうから、言わなかったのよ」
>「○○君も、『やっちゃいけない』と思うことをやっている子がいても、他のお友達がたくさんいる前では言わないであげてね」と。

そうですね。そういう対応もやってみようと思います。
今までは、四角は四角!という息子の性格から、お友達を肯定して水にさそうねといおうものなら、その後、ぜったいそうしなければならない、とインプットされそうで怖かったんですが、
あとから六華さんのおっしゃるように説明してみるというのも良いのかもしれないと思いました。
まだ息子には理解できないというか、わかってもらえないかもしれないですが、
少しずつそういう状況があるということも伝えていかなければならないのですよね。

以前に見てもらった発達心理士の先生から、
「彼には、普通ならわかるいろんなことがわからないかもしれない。でも、それは、ただ、教えてあげればいいだけですから」
といわれたことがあります。
六華さんがおっしゃるような対応をしていこうということかなとちょっと思いました。
私にはかなり難しいことではあるのですが、心に留めて、少しずつでもやっていけたらと思います。

六華さんは、まだ独身でお子さんもいらっしゃらないということですが、
とてもそうは思えないです。
素晴らしいと思いました。

ありがとうございました。 

[#18759] Re:お花を摘んではいけない(?)
 flor  - 07/4/10(火) 2:04 -

引用なし
パスワード
   SILVERさん レスありがとうございます。

>「ここで、他のオバチャンの窘めに頷いてしまっては、自分がお母さんから教わった事が、間違いになってしまう!
>お母さんの名誉の為に、私は考えを曲げられないわ!
>このオバチャンが何か言ってるけど…けど…えーん、お母さん、お母さんが教えてくれたことは間違ってないわよね?」
>
>なーんて、その子の中で葛藤があったとしたらどうでしょう?
>微笑ましいと思いませんか?
>幼い彼女にとって、自分の親から教えられた正義が全てですもの。

そんな風に考えたこと無かったです。
私、少し子のこのこと苦手だったのだけど、めちゃめちゃ可愛いなと思いました。
そんな風に自分でも考えられるようになりたいです。

>「うちの子だけ?」「うちの子はいじめられやすいの?」「うちの子にだけいいがかりつけるの?」
>と、思いたくなるかもしれませんけど、そういうときは、
>
>「その子にとって、うちの子や自分は、安心できるキャラなんだわ」
>
>と、思ってはいかがでしょう?
>相手が安心できると思うから、甘えてきてるんですよ。

別の方も、息子に関心があるということ、と書いて下さってました。
そう思うと、ありがたいなあ、と思います。
ちょっと変わっているし、自分から人にかかわることも少ない子なので、
貴重な機会を作ってくれていると思わなきゃいけないんだなと思いました。


>florさんは、別スレで、子供を殴ってしまう事への後悔をつづられてましたけれど、florさんも、お子さんに対して「甘えて」るんですね。
>
>子供って、お母さんが大好きで、母親の言動が多少きつかろうが、それでも「お母さん大好き」って言ってくれる存在でしょ?
>これが、他人に同じ事をすると、壊れてしまう関係になりますよね?
>でも、子供は「お母さんが大好き」だから、親の「甘え」を受け止めてね、それでも「お母さん大好き」って言ってくれる事に、親は甘えてるんだと思うんです。
>
>子供が甘えてられるのが「お母さん」なんですけど、
>親が甘えられるのも「我が子」なんですね。
>
>私達は、子供に「受け止められてる」んですよ。
>小さなからだで一生懸命、親を受け止めてる。

彼はいつも私を受け止めて、甘えさせてくれているんですね。
彼とかかわっていると自分のいやなところばかりが見えてきて、
嬉しい、可愛いと思うことよりもしんどいことの方がずっと多くて。
彼としっかり向き合うこともいっそ放棄することも出来ず
毎日もがいています。
彼に怒りや腹立ちをぶつけてしまったあとは
息子に申し訳なくて、どうしてこんな母親の下に生まれてきちゃったのだろう、
もっといいお母さんのところに生まれていたらもっと幸せだったろうに・・・と
そんなことばかり考えてしまいます。
でも、彼はそんなわたしをそれでもお母さんとよんでくれる。
彼は私を受け止めてくれているんですね。
どうしたらいいかわからないけど、どうしたらよい方向に行くのかわからないけど、そのことは忘れないようにしたいと思います。


>florさんは、その子から「逃げた」と、おっしゃられておられましたが、
>「逃げる」事を子供に教えるのも手です。
>
>通常、大人の世界なら、相手の言うことも正義、自分の言うことも正義なら、どうしても意見は平行線です。
>ここで「白黒つける」ことを、子供に教えてしまっては、子供が社会に出たとき、人とケンカばかりしてしまいます。
>
>意見のあわない人からは逃げること。
>自分が正しいと思っても、相手の意見は尊重する事を、大人になったら大事になる事ですので、ゆっくりでかまいませんので、教えていってあげましょうね。

どんな風に逃げるといいんでしょう?
実は、逃げるというのは私の課題でもあるんです。
教えてあげようにも、わからないので教えてあげられない。
そもそも、逃げるって、どういうことなんだろう?
(私は、お友達が立ち去ったときに物理的にホントに逃げました)
その話題をやめるってこと?
どうやって?
なにがなんでも白黒つけるぞ、うやむやにはさせないぞって
空気を感じたときにそのエネルギーをそらすにはどうやったらいいのでしょう?
(実は夫がそのタイプの人です。)


>色んな事を「受け止めて」きているお子さんですもの。
>もっと風呂敷を大きくひろげて、大きく受け止められるお子さんになってくれるといいですね?
>(だから、親が子に甘えっぱなしでいいってわけではないですよ?親は、子に『受け止められている』、いつまでも子に『甘えて』いられない事を意識していきましょうね)

はい、そのとおりですよね。
何とか乗り越えていけるようになれたらと思います。

[#18760] Re:お花を摘んではいけない(?)
 flor  - 07/4/10(火) 2:33 -

引用なし
パスワード
   kazeさん レスありがとうございます。

今までなんとなくもやもやした思いがあったところがクローズアップされました。
以前公園で、木を折って遊んでいる子たちがいて、
私的には木を折ることはいけないことなんだけど、親御さんはすぐそばにおられて
何も言わないので、そのままにしたことがあります。
もし息子が同じことをやり始めたら、私は間違いなくやめさせるけど、
(木は折ってはいけない、葉っぱなら、少しはとってもいいよと教えたことがあります)
草花は良いのになぜ木はいけないの?
どうして葉っぱだったらいいの?
どうしてみんなやってたのに僕にはダメだって言うの?
なーんて聞くかもしれない、そのとき私はなんて答えたらいいのかなあ?
と、ちょっと考えたのを思い出しました。

動物も、虫も生きている。
木や草だって生きている。
でも害虫は殺されちゃうし、雑草は抜かれてしまう。
同じ生命ではないのか?
結局人間に必要であるとか、害があるとか、人間が価値があると判断したかどうかで分けられるということで、そんなことを子供に説明するのも意味が無いというか、言ってはいけない気がします。

> そのお子さんは、どうかはわかりませんが、花を摘んだら可哀相・・・
> では、毎日食卓に上がる『野菜』は可哀相ではないのか?
> 花は悪くて、野菜は良い なんて言うのは、人間の傲慢です。
> 本当に大切なのは、生きているものは大切だよ。
> でも、手折られてしまうものに、今自分にとって楽しい時間をくれて、ありがとうと言う感謝の気持ちの方が大切だと、私は思います。
>
> 感謝の気持ちが大切だからこそ、『おこぼれに預かる』程度の謙虚さが必要なのだと思います。

この心、忘れてはいけないですね。
花を摘むときも、ものを食べるときも、そして、少し拡大して、洋服を着るときも、おもちゃや道具を使うときも。
謙虚さと感謝の念を持っていなければならないのだなと思いました。
このことは、息子にも話せていけるといいなと思います。

結局、どこまで良くてどこまで悪いか、それは個人個人が持つ価値基準であり、
人がどうこう教えるものではないのかもしれませんね。
上記の私の結局人間が勝手に考えてるだけね、という思いも決して人から教えられたものではなかった。
いろんな経験をするうちに子ども自身が導き出すものなのかもしれないと思いました。
私はつい、○○だから△△だ、みたいに、理由付けして教えようとする傾向があるのだと思いますが、子供にはそれはしなくてもいいかもとも思いました。
どうして?ってきかれたら、
『うーんどうしてかなあ?お母さんもわからないけどなんとなくそう思うんだあ』みたいな答えもありかな、と。
「あなたはどうおもう?」というのもいいのかもしれない。
そんなことの中から、いろんな考えがあるんだな、って、こたえはひとつではないんだなって、息子が感じてくれるといいなと思いました。

kazeさんのおっしゃる内容とはずれたことを考えたかもしれませんが・・・。
とってもいろんなことを考えることができました。
ありがとうございました。
>

[#18761] Re:お花を摘んではいけない(?)
 flor  - 07/4/10(火) 3:01 -

引用なし
パスワード
   夕焼けさん レスありがとうございます。

とっても素敵な娘さんですね。
物事をきちんと見る目と、考える力と、優しさと、それを実行する行動力、そして、一人だけ違うことをする事にためらわず、確固たる信念を持って向かっていく精神力を持っていらっしゃる。
素晴らしいと思います。
親子でのやり取りをかいま見て、すばらしいかかわりをもっていらっしゃるなあ、と思い、こんなお母様がいらっしゃるから、こんな素敵な娘さんになれたんだなあ、と改めて親御さんの力の大きさを感じました。

私もタンポポの思い出があります。
タンポポというだけで、まったく関係が無い内容なのですが、
ちょっともやもやとした悲しい思い出で、吐き出させてください。

中学1年の初めの頃、理科の先生が『誰か、タンポポを見つけたら持ってきて』といいました。
先生の言うことに素直に従う子だった私は、公園でタンポポをとり、植木鉢に入れて持って行きました。
提出するのが少し恥ずかしく、お花がしぼんで綿毛になりかけくらいになってから先生に渡しました。
先生は、喜んでお礼を言ってくださいました。
しばらくして、他のクラスから私のことを見に来ている人がいるのに気づきました。『ほら、あの人』みたいに。
原因は、持って行ったタンポポが、職員室の前に「○年○組の○○さんがとってきてくれました」という張り紙とともに飾られていたからでした。
他の子から、タンポポ全然綺麗じゃないしーとか、いいこぶりっこ、とかそういう空気を感じました。
(被害妄想かもしれません)
言われてから何日も経っていたため教材としてはもう使うことがなかったのかもしれません。それで、先生は飾ってくれたのかもしれません。
が、結果、入学して間もない頃に『先生のいう子をととってもよく聞くいい子ちゃん』みたいな印象をみんなに与えてしまいました。
目立たないようにしたほうがいい・・・そんなことを考えるようになったきっかけだったかもしれません。
一つの出来事でその後の人とのかかわりがすぐに決まるというわけではなく、その後いろいろ重なるからよくもなり、悪くもなるので、その後の級友との隔たりはこのことのせいとは思いませんが、私がいけない部分がたくさんあったのだとは思いますが。
ちょっといやな思い出として残っています。

すみません、せっかくの娘さんの良い話の後で、こんなくらい話をしてしまいました。
あのときの私に、娘さんの強さがあったらよかったなあ、と思いました。
ちぢこまることはないよ、あなたは良いことをしたのだから、堂々として自信を持っていていいのだよ、とあのときの自分に言ってあげたいです。

わけのわからない内容のレスですみません。
良いお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。

[#18764] Re:お花を摘んではいけない(?)
 夕焼け  - 07/4/10(火) 7:14 -

引用なし
パスワード
   ▼florさん:
>あのときの私に、娘さんの強さがあったらよかったなあ、と思いました。
ちぢこまることはないよ、あなたは良いことをしたのだから、堂々として自信を持っていていいのだよ、とあのときの自分に言ってあげたいです。

たんぽぽの時から二年たちますが、もしかすると娘もflorさんと同じように感じているのかも知れません。

改めて、娘のことをちゃんと応援していきたいと思ったと同時に、自分のことも認めて応援したいと思いました。

ちなみに、娘は大のお兄ちゃん子。お兄ちゃんの真似をして本を読み、算数が分からないと教えてもらい、親が忙しい時には本読みカードの保護者サインも兄がして…
子育ての半分はお兄ちゃんにしてもらったと言ってもいい位。
今の娘がいるのは、お兄ちゃんの存在があるからなんです。
兄はアスペルガーの診断を受けています。

[#18765] Re:お花を摘んではいけない(?)
 kaze ホームページ  - 07/4/10(火) 8:27 -

引用なし
パスワード
   ▼florさんへ

 florさんの考え方は、間違ってないと私は思います。
 アスペに限らず、発達障害の子供は、勉強や知識の他に、現実的に体験していく事で、知識を深めたり、価値観を形成していく事が多いというか、その方が得意なような気がします。

 以前聞いたある教育関係者の話で、こんな話があります。

 昔の子供は、外で遊ぶ事で、体感することで、人間関係や価値観を養っていった。
 今は、自然に触れたり、体感する事が随分と減って、それと同時に発達障害と呼ばれる子供達がクローズアップされるようになった。
 昔だったら、何そのくらいというような、大らかさも消えたので、こういう子たちには住みにくい、育ちにくい現実がある。

 遊びと、発達障害を絡めた話だったのですが、全部とは言わずとも、なるほどと頷く部分もありました。

 florさんのおっしゃる、
 
『うーんどうしてかなあ?お母さんもわからないけどなんとなくそう思うんだあ』みたいな答えもありかな、と。
「あなたはどうおもう?」というのもいいのかもしれない。
そんなことの中から、いろんな考えがあるんだな、って、こたえはひとつではないんだなって、息子が感じてくれるといいなと思いました。

 こういう事って、とても大事な気がします。
 子供は、その精神世界が、どうしても親の考えに支配されやすい事が多いです。
 それは、仕方の無い事かもしれません。
 親も、正しい事を教えたい。
 それも大事です。

 でも、親も答えが出せない事、知らない事は、こうやって一緒に考えるという事も大事だと思います。
 
 観察員として話をしたお子さんに、こんなお子さんがいました。
 『私、花を取っちゃった。だから、大人になったら、花を育てる。』
 これも、自分がおこぼれに預かった、それを返すという事だと思います。

 こうやって、そのお子さんなりの価値観が生まれたときに、観察指導員やっていてよかったなぁと思います。

 その、花が可哀相と言うお子さんも、いつか、自分の矛盾に気付くかもしれません。
 人間は、何も食べないで生きていく事なんて出来ないでしょうから、
野菜でも、肉でも魚でも、それぞれに命があるという事・・・
気付いてくれると良いですね。

 そして、私達の子供達も、それぞれに素敵な価値観を得ていくと良いですね。
 

[#18776] 訂正m(_ _)m
 Cyperus  - 07/4/10(火) 16:45 -

引用なし
パスワード
   ▼Cyperusさん:
> 
> 僕が子どもだった30年ほど前は、今自分のような春爛漫の時期になると、
今自分→今時分
です。
すいません。

[#18779] Re:お花を摘んではいけない(?)
 SILVER ホームページ  - 07/4/10(火) 23:45 -

引用なし
パスワード
   ▼florさん:

>別の方も、息子に関心があるということ、と書いて下さってました。
>そう思うと、ありがたいなあ、と思います。
>ちょっと変わっているし、自分から人にかかわることも少ない子なので、
>貴重な機会を作ってくれていると思わなきゃいけないんだなと思いました。

そうですね。
「好き」の反対は、「嫌い」ではなく、実は「無関心」らしいですからね。
「嫌い嫌い嫌い」と言われながらかまわれるのと、まったく無視されるのとは、どちらがいいでしょう?みたいな、…(自閉にとって、無関心は別に苦にならなかったりする方も多いので…たとえにならないかもしれません^_^;)

>彼に怒りや腹立ちをぶつけてしまったあとは
>息子に申し訳なくて、どうしてこんな母親の下に生まれてきちゃったのだろう、
>もっといいお母さんのところに生まれていたらもっと幸せだったろうに・・・と
>そんなことばかり考えてしまいます。

私は、「この子を育てられるのは、私だけ!」「この子の母親たるは、私だけ!」と、思ってますよ。

>でも、彼はそんなわたしをそれでもお母さんとよんでくれる。
>彼は私を受け止めてくれているんですね。
>どうしたらいいかわからないけど、どうしたらよい方向に行くのかわからないけど、そのことは忘れないようにしたいと思います。

俗に、「子供が3歳なら、親も3歳」とか申します。
florさんとこは、親年齢4歳ですか?
私は、それでいうと10歳。息子がアスペとわかってから、3年ですから、その分の余裕があります。
今、florさんは、余裕が無いのだと思います。

余裕が出てきたら、少しずつ、その殴る手を止めていきましょう。
子にぶつけても、後悔ばかりで何にもなりません。
自閉の子は、記憶力がいいので、こうしたダメージは、何年も覚えています。
今、お母さんを受け止めているその幼いけなげな心に、いつまでものこる傷を残さないように。

>>florさんは、その子から「逃げた」と、おっしゃられておられましたが、
>>「逃げる」事を子供に教えるのも手です。
>>
>>意見のあわない人からは逃げること。
>>自分が正しいと思っても、相手の意見は尊重する事を、大人になったら大事になる事ですので、ゆっくりでかまいませんので、教えていってあげましょうね。
>
>どんな風に逃げるといいんでしょう?
>実は、逃げるというのは私の課題でもあるんです。
>教えてあげようにも、わからないので教えてあげられない。
>そもそも、逃げるって、どういうことなんだろう?
>(私は、お友達が立ち去ったときに物理的にホントに逃げました)

相手が他人なら、それでもいいと思いますよ。
関係を続けたく無い相手なら、ときにはそれもひとつの手です。

>なにがなんでも白黒つけるぞ、うやむやにはさせないぞって
>空気を感じたときにそのエネルギーをそらすにはどうやったらいいのでしょう?
>(実は夫がそのタイプの人です。)

でも、身内だとなかなかそうもいきませんよね?
私も、夫が、逃げても追いかけて 自分の話しを聞け!というタイプでしたので、ほんとに困りました。
夫は「言いたい」人なので、こっちが理由をつくって、その場を離れても「まだ話しは終わってない!」と追いかけてくる人でした。
夫は自閉じゃ無いんですけどね(対外的にはそつなくこなすので、定型発達者だと思います)

自分の「言いたい」が我慢出来ない。
人に自分の「正しい主張」を押し付けたい。
人に自分の「正しい主張」に相手が納得するまで我慢できない。

この夫とは、ただ今、離婚調停中ですので、私も実質、彼から逃げてますけど。
そうですね。
相手の話に頷いて、受け入れたふりをするのも、ひとつの手段ですし、
その人の好きな話題に、話題を切り替えてやるのもひとつの手かもしれません。
相手は自分の意見をこちらに押し付けたいのですから、こちらが受け取るまでは、てこでも動かない…。

これが良識ある人間だったなら、お互いに「価値観の相違は仕方がない」と、相手を認め合う事は出来ると思うのですけれど、そうじゃない場合はほんとに難しいです。
逆を云えば、「価値観の相違は仕方がない」と、こちらがひくことなのかもね。
価値観違うと、意見がぶつかるのはどうしょうもないんですから。
お互い、産まれてきた環境、育ってきた環境が違うでしょ?

こちらも、それを尊重しなければと思います。

こちらの意見をひっこめても相手の意見を尊重するのは、人間関係を円滑にするひとつの方法です。内心は、気分悪いですけどね…(^_^;)

[#18788] Re:お花を摘んではいけない(?)
 SILK  - 07/4/11(水) 9:50 -

引用なし
パスワード
   florさん、こんにちは。SILKと言います。
たくさんのレスを読みました。
みなさんの関心の深さがわかります。

丁度、桜の季節ですが(みなさんのところでは、終わったかな?)
息子が幼稚園の時に車で移動中、私が沿道の満開に咲く桜の木を見て
「わっ、きれいだねぇ」と言ったら、息子は
「この桜の木は、道に咲いているからだめだ。
山とかに咲く桜がいい。」と言っていました。
その頃、まだ息子は診断されていなかったのですが、彼が私の考えの及ばない
ところを感じているなぁと思いました。

そんなことを言う息子も、今では中学生になり、
自然への見方は変わっていませんが、
季節になると人の家の柿をもいで、食べながら帰って来ます。
「人の家のものを…」と思い、一度は止めることを言いましたが、
その場で言わないとだめだし、柿と息子との間に私が入ることが
不自然なような気がして、今は言いません。
土地柄、地域の人が注意してくれるということも期待できるので。
(息子の言い訳としては、「自然にあるものではない」ということ
かもしれませんが、聞いていないのでわかりません。
じゃあ、人の家のものでもいいのか?という話になりますが。)

>4歳の年中のアスペルガーの長男が公園でお花を摘んでいました。

この一文を読んで、微笑ましい気持ちになりました。
程度の問題もありますよね。
「絶対に摘んではいけない」のか、
たくさんはダメだけど、少しならいいのか、
今日はダメだけど、明日ならいいのか、
ここはダメだけど、あちらならいいのか。
それとも、まったく問題なくいいのか。

>年長さんの女の子がつかつか息子に近寄り
>「お花を摘んだらダメだよ!摘んだら死んじゃうんだよ、可愛そうでしょ!そう思わないの!」
>と、すごい剣幕で怒り始めました。
>息子はビックリして固まりながらも、『これは公園のお花だから、とってもいいんだよ』と返事していました。

医師に、アスペの子は関係性を認知すると次に(同じ人なら)対応する
ことが可能かもしれない、と言われたことがあります。
子どもながら、アスペの子だから特に一度認知すると
次は対応できるのかな。
息子さんもその女の子への対応の仕方を学ぶのかもしれませんね。

>「わかんないの?ちょっと、おばちゃん!」と、私が呼ばれました。

このスレには、「花摘み」の話と「女の子」の話がありますよね。
私はこの「おばさんを呼ぶ」女の子に注目しそう…
10年単位でしょうが。
他の方も言われていますが、子どもは発達中ですから
(と言って私など大人が既発達とは言えませんが)
この子も一生懸命なのでしょう。

>私は、
>『おばちゃんは小さい頃にお花摘みをしたし、とっても楽しかったし、お花を見て綺麗だなーって思って、遊ぶのは大好きだから、公園のお花はとってもいいと思うよ。でも、確かにお花はとったら枯れちゃうから、そうしたら可愛そうだって言う○○○ちゃんは優しいなって思う。どっちも言っていることは間違ってないと思うよ。』と、答えました。

そうだよねぇ、と私が感心してしまいました。すばらしい返答ですね!
その子も、お母さんと私(女の子)、だけではなく、
florさんと私(女の子)、という関係が成立して幸運ではないかしら。
なかなか、真剣に話を聞く大人って少ないだろうから。
その子は「話を聞いてもらいたい」のかもしれませんね。

摘んではいけないのかの返事ではなくてごめんなさい。
でも、ちょっとお話したくなりました。

[#18791] その後の息子のこと
 flor  - 07/4/11(水) 11:03 -

引用なし
パスワード
   皆さん、レスをたくさんありがとうございました。
その後の息子のことで、ちょっとうれしくなったので、書かせていただきます。

昨日、幼稚園に行く道すがらに、息子はタンポポを摘みました。
「おとうさんにおみやげ!」と。
これから幼稚園に行くし、年長さんの女の子もいるし、困ったな・・と思っていました。
行っている幼稚園は、個人が経営しているとても小さなところで、クラスわけも無く、年少から年長の子が30人ちょっと、いっしょにいます。また、ちょっと厳しい幼稚園で、自分の持ち物や後片付け、身支度などすべて自分でやらなければならないところです。その辺におきっぱなしにしていたらおこられちゃうかもしれないな、はじめからかばんのポケットにでも入れさせておくか、私が持って帰っておくか、どちらかにさせよう、と思いました。
『タンポポどこにおくの?』ときくと、
「水に入れるの」と息子。
『どうして?』
「おはなは、そうしておくといいんだよ」
『誰に教えてもらったの?』
『○○ちゃん(例の年長さんの女の子です。)」

公園でいろいろ言われたときは固まっていたし、年長さんの話は完全に否定というか、受け入れてはいませんでした。
その後、私は何も言わなかったし、多分その女の子にも何も言われていないと思います。
幼稚園が終わったあと、公園で遊びましたが、普通にハコベを摘んでいました。「これはいぬのえさ!」といって、いきなりホントに食べちゃったのには驚きましたが、私が心配していたように他の子が草花を摘んでいるのを注意して回るようなこともなく、いつものように、遊んでいました。

彼の中で、どういう風に理解したのか、どういう思いがあるのかはわかりませんが。私はどうしよう、どうしたらいいの??とあわててましたが。
息子は息子なりにお友達と過ごしているんだなあ、いろんなことを学んでいるんだなあ、(お花は水に刺すもの、というだけでなく、なんとなく臨機応変っぽく振舞えているということも含めて。)とおもいました。お友達とちゃんとかかわれてる!!と思い、嬉しかったです。

さて、朝摘んだタンポポは、
『僕ね、お水に入れられなかったの(理由はわからない)。だから、お部屋の隅においておいたの。そしたら、無くなっちゃったのよ。』
だそうです。
それでもって、今朝も同じようにタンポポを摘んでいきました。
『お水に入れる』そうですが。
今日は無事お水にさせるんでしょうか?
帰りが楽しみです。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
3106 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
1877573
(SS)C-BOARD v3.8.1β4 is Free.