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[#2353] 体育の授業を異常に怖がる子 Chiquitita 04/12/19(日) 21:55 [未読]
[#2357] Re:体育の授業を異常に怖がる子 あさぎ 04/12/20(月) 0:24 [未読]
[#2359] Re:体育の授業を異常に怖がる子 Chiquitita 04/12/20(月) 3:10 [未読]
[#2363] Re:体育の授業を異常に怖がる子 ケロロ 04/12/20(月) 10:35 [未読]
[#2369] Re:体育の授業を異常に怖がる子 みーぽん 04/12/20(月) 12:37 [未読]
[#2372] Re:体育の授業を異常に怖がる子 わるなすび 04/12/20(月) 13:59 [未読]
[#2384] Re:体育の授業を異常に怖がる子 秋桜 04/12/20(月) 20:40 [未読]
[#2397] Re:体育の授業を異常に怖がる子 Chiquitita 04/12/20(月) 23:50 [未読]
[#2401] Re:体育の授業を異常に怖がる子 went 04/12/21(火) 0:28 [未読]
[#2403] Re:体育の授業を異常に怖がる子 Chiquitita 04/12/21(火) 1:11 [未読]
[#2394] Re:体育の授業を異常に怖がる子 マキナ 04/12/20(月) 23:26 [未読]
[#2400] Re:体育の授業を異常に怖がる子 Chiquitita 04/12/21(火) 0:27 [未読]
[#2412] みなさんの投稿を読んでみて。 あさぎ 04/12/21(火) 14:02 [未読]
[#2430] Re:みなさんの投稿を読んでみて。 Chiquitita 04/12/22(水) 1:15 [未読]

[#2353] 体育の授業を異常に怖がる子
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/19(日) 21:55 -

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   またまた事例研究ですみません。

私は身体障害もありましたが、小学校〜高校にかけて、実際の身障以上に体育の授業を怖がった記憶があります。
おそらく体のあちこちをぶつけるために発生する痛みに対して、異常なほど神経質だったのが理由だと思われます。
また、平衡感覚が悪く、平均台や跳び箱では転落事故が多発し、実際に左腕を骨折したこともあります。
握力が正常なのに鉄棒での落下も多く、41年間逆上がりが一度も成功していません。

もし他の当事者の皆さんにも同じような経験がございましたら、現在子育て中の当事者の親御さんにもアドバイスになるとは思いますが、如何なものでしょう?

[#2357] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 あさぎ  - 04/12/20(月) 0:24 -

引用なし
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   Chiquititaさんへ

こんばんは
>私は身体障害もありましたが、小学校〜高校にかけて、実際の身障以上に体育の授業を怖がった記憶があります。
>おそらく体のあちこちをぶつけるために発生する痛みに対して、異常なほど神経質だったのが理由だと思われます。
>また、平衡感覚が悪く、平均台や跳び箱では転落事故が多発し、実際に左腕を骨折したこともあります。
>握力が正常なのに鉄棒での落下も多く、41年間逆上がりが一度も成功していません。
>
>もし他の当事者の皆さんにも同じような経験がございましたら、現在子育て中の当事者の親御さんにもアドバイスになるとは思いますが、如何なものでしょう?

ボール類が怖かったです。
高校生の時 バレーボールの授業で バレー部の人のスパイクが飛んでくると 思った瞬間 当たってない(一瞬記憶が抜けた感じがしたので 実際は 当たってるかも・・・でも どこも痛くなかった)のに 倒れました。
また 社会人になって見に行った とある劇団で 終演後 チクワを投げるのですが どうしても取る事が出来ませんでした。
鉄棒も マット運動も 全然出来ずにいました。(コツが全然わからない)
泳ぐのも苦手で 25メートル 泳ぎきれた事がありません。(進まず沈んでいく)
縄跳びも苦手だったし 野球ボールを投げても 全然遠くに飛ばないし 人並みに出来たのは 卓球(ボールが小さいから?)と スケート(好きだったのと 転びたくないという気持ちから 上達した)くらいです。 
違う所に 自転車の乗り方をマスターするのに 異常に時間がかかったりしませんか?と質問を書かれていますが 私 そうです。補助輪を外せるようになったのが 小学校4年の時でした。三輪車も 扱いがよくわかっていなかったのか 坂道を登ったあとは 下りという場所で カーブを曲がれず(三輪車なので 曲がりにくくて当たり前)に 壁に激突しました。年中か年長か・・・扱いなれていていてそうな年齢の頃(子どもによってはとっくに卒業・・・)だったと思います。
今現在 子どもを後ろに乗せて走ろうとすると ふらふらします。
話はそれますが 私は 自分の事を父方に似ていると思っていました。(見た目と 鬱っぽいところ・・・祖母がそうなんです)
しかし 最近 気がついたのですが 自分がここにきて当てはまると思ったことが 母にも当てはまるんです。(人の顔を覚えられない 会話がずれている 運動能力がない 手先が不器用)
自分の子どもはどうなるんでしょうねえ・・。
娘は私に似た部分があるんじゃないかと 心配しているのですが 水泳以外の運動面では どうも 似ていないように思われます。(ただし 指示がわからないので 自分の番になっても 戸惑っている様子)
こちらのサイトに書き込みをされている人の中に 運動面は 全然 問題ないっていう方は いらっしゃるんでしょうか。。。
自分の経験談を話しているうちに 質問になってしまいましたが もしよろしければ どなたか お返事ください。
では

[#2359] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/20(月) 3:10 -

引用なし
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   初めまして。レスありがとうございます。

▼あさぎさん:
>鉄棒も マット運動も 全然出来ずにいました。(コツが全然わからない)

そうなんですよね。私の場合は異常なほど体が固いから、可能な運動でもスムーズに進んだ例がありません。
おまけに発達障害が身体障害のリハビリを阻害しているので、ストレッチも思うような効果が出ません。ようやくプールを使ったリハビリで、満足のいく効果が表れた程度ですが、1セットで水中ウォーキング2000m、定位置での水中体操30分というスパルタンなメニューを必要としています。

>泳ぐのも苦手で 25メートル 泳ぎきれた事がありません。(進まず沈んでいく)

水泳は、クロールでなら連続で最長150mを泳ぐことができますが、やはり腕の回転が逆になるというだけで背泳はまったくできません。バタフライは腰痛の、平泳ぎは股関節痛のそれぞれ原因になるため禁止されています。

>縄跳びも苦手だったし 野球ボールを投げても 全然遠くに飛ばないし 人並みに出来たのは 卓球(ボールが小さいから?)と スケート(好きだったのと 転びたくないという気持ちから 上達した)くらいです。

スキー&スケートはドクターストップです。仮に担当ドクターが許しても、転倒事故で股関節へのダメージが心配です。

この他、ダンスはまるっきりダメです。動きがとろいだけでなく、でたらめな動きになってしまいます。ラジオ体操ぐらいなら動作は他の人にはついていくことが可能ですが、「モーニング娘。」の曲で宴会芸につき合わされるともう大変。

>違う所に 自転車の乗り方をマスターするのに 異常に時間がかかったりしませんか?と質問を書かれていますが 私 そうです。補助輪を外せるようになったのが 小学校4年の時でした。三輪車も 扱いがよくわかっていなかったのか 坂道を登ったあとは 下りという場所で カーブを曲がれず(三輪車なので 曲がりにくくて当たり前)に 壁に激突しました。年中か年長か・・・扱いなれていていてそうな年齢の頃(子どもによってはとっくに卒業・・・)だったと思います。
>今現在 子どもを後ろに乗せて走ろうとすると ふらふらします。

我々当事者は平衡感覚に異常を訴えることが多く、電車やバスに乗っていてもちょっとした横揺れで大げさなくらいにふらつくことがよくあります。そのために前後左右の人とぶつかって大立ち回りを演じたことさえありました。
現在は電車通勤で、所要時間は10分ほどですが、幸い現在の通勤経路(常磐線)は電車の揺れが比較的少なく、あまりふらつくことはありません。たまに型の古い電車で揺れのひどいのはありますが、高崎線や京浜急行ほどひどくありません。(そういえば京王線もカーブが多い割には横揺れは比較的少なかった記憶がある)
高崎線は新型(とはいっても13年前の「新型」だが)でも「何でこんなにめちゃくちゃな揺れ方をするの?」と首を傾げたくなるほどでした。
平衡感覚が悪いのは、三半規管からの情報処理がパニックを起こすからだと考えられています。
>>>特に、私のように変形性股関節症の患者は、平衡感覚が悪いことがそれだけでも致命傷になります。すなわち、転倒事故のリスクがAS非当事者に比べて数倍高くなったり、姿勢にも悪影響が出るため慢性腰痛を訴えても、腰痛対策の運動がドクターストップのため困難を極めたりします。

>こちらのサイトに書き込みをされている人の中に 運動面は 全然 問題ないっていう方は いらっしゃるんでしょうか…

やはりいると思いますね。
私の父(故人)も、AS傾向はあったと考えられますが、中学校のマラソン大会で1位になった経験があります。

[#2363] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 ケロロ  - 04/12/20(月) 10:35 -

引用なし
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   私の場合は、体の動きには支障はなかったですが、
集団行動は苦手でしたね。

マラソンができませんでした。
一人では走れるのに、短距離はOKなのに。
みんなでマラソンをしていて、
他の子の靴音や息を聞いていると、
自分が誰か分からなくなって、走れなくなる。
で、毎年ビリでした。

あと、バレーボールはできない。
あのスポーツは、集団の役割分担が瞬時に判断できないと無理ですね。
あ、ボールが飛んできた、
誰がレシーブするんだ?トスは?スパイクは?
それは私がするのか?
人間関係で疲れます。
ママさんバレーは誘われても断ってます。応援はするけど。

[#2369] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 みーぽん メール  - 04/12/20(月) 12:37 -

引用なし
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   自分自身、運動神経という面でどうなのか理解に苦しんでいます。

一人でするスポーツはいがいと大丈夫。
持久力はないのでマラソンはまるっきしダメですが、短距離はリレー代表選手一歩手前。
水泳は得意。(今はまるでダメ)
スキーもうまくないしフォームはかっこ悪いけど、みんなと同じところを滑れるし。リフトもとめないし。
縄跳びは二重跳びもいち早くマスター。
逆上がりも人並みの速さで出来ました。

でも、球技はひどい。あまりにもひどい。
そのため、体育の通信簿は2か3。
自分でも、運動は苦手だという意識がすごく強くあります。
テニス、バレーボール、バドミントン、サッカー、バスケットボール、その他すべてダメ。
視力が左右極端に違うのでそのせいかと思っていた。
ボールをうまく受け取れない。
どこにボールを投げていいかわからない。
そのうち相手の顔色ばかりが気になり、プレーはどうしてもそっちのけ。

よーく考えてみると、ボールが恐怖というより、他の人の考えにあわせることが出来ない。
とんちんかんな行動になるのがすごく嫌で、恐怖感ばかりあります。
チームプレーが極端に難しいです。

[#2372] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 わるなすび  - 04/12/20(月) 13:59 -

引用なし
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   チキさんお久しぶりです!!!(ちょっと心配していた)
またお話できてうれしいです。
早速お返事させてください。

▼Chiquititaさん:
>またまた事例研究ですみません。

>もし他の当事者の皆さんにも同じような経験がございましたら、現在子育て中の当事者の親御さんにもアドバイスになるとは思いますが、如何なものでしょう?

以前「本が読めない」と書き込みをしたら、合気道の達人さん(私は勝手に 達人さん と呼んでいる)に「典型的なASの症状ではないか?」と指摘してもらえました。
だから「当事者」ではないのですがコメントさせてもらいます。

私も他の方同様、体育は苦手でした。
その中でも致命的だったのは バスケ サッカー など「他人とボールを競り合う」スポーツでした。

バレーボールが苦手だったと書かれている方がおられましたが、私はバレーの方がまだマシ・・。

なぜかというと、バレーは 1.レシーブ 2.セッター 3.アタック と3ステップが基本ですね。その上、ローテーションで守備場所が決められている。

ボールが自分の所に飛んでくれば、どの形かで(1.2.3.)返せばいいんです。(できなくて責められるのは別として)
そのときの集団としての役割は果たせるんです。

でも、バスケは一応「攻める人」「守る人」に分かれますが、自分が持っているボールを他人も触って奪おうとするんです。他人が持っているボールを奪いに行かなくてはならないんです。
これが どの程度積極的に行っていいものか?? 感覚ができなかったですね。

この状態が息子に顕著に見られました。
集団訓練で一度、バスケみたいなものをしたんです。
ASの子ども同士3人一組で一つのボールを取り合って、ゴールに入れる・・。
結果は・・やはりゲームとして成立しませんでした。

積極的な子同士でのボールの取り合い(奪い合ってお互い離さない)は、先生が介入しても止むことはなく・・(パニックを起こしている)。消極的な子は「自分はこうしたい!」が出せずにボールに触れることもなく・・。
空気が緊迫して ピーン ってなってました。
うちの子は奪い合いをしている子達に「おーっと手が出たー。ゴールは遠いでー」とプレーヤーのはずが、いつの間にか 観客。先生からボールをもらっても、ボールを奪おうと走りよってくる他の子に「はい、どうぞ」と渡す。

その日の心理士さんからのコメントは
「みんな ゲーム であることが理解しがたいから、ずっとボールを持ちたがる。
もしくは しちゃいけないかな?って いらない気を回してボールを取りにいけれない。 これはゲームなんだ あくまで日常とは区切られた空間で、ルールに則って楽しむんだ ってことが解かりにくい。」
と言われました。

そのとおりだと思います。
私はバスケでボールを他人から奪ったら、その人との関わり全体で「取った」としか考えられなかったようです。
あくまでゲーム・・。怪我をさせてしまってもそれは「事故」以外何者でもないんです。

ASの子たちの「他人との関わりの難しさ」を目の当たりにした訓練でした。

[#2384] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 秋桜 メールホームページ  - 04/12/20(月) 20:40 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
こんばんは。秋桜です。ホームページ見ていただいてありがとうございます。

>私は身体障害もありましたが、小学校〜高校にかけて、実際の身障以上に体育の授業を怖がった記憶があります。
>おそらく体のあちこちをぶつけるために発生する痛みに対して、異常なほど神経質だったのが理由だと思われます。
>また、平衡感覚が悪く、平均台や跳び箱では転落事故が多発し、実際に左腕を骨折したこともあります。
>握力が正常なのに鉄棒での落下も多く、41年間逆上がりが一度も成功していません。
>
>もし他の当事者の皆さんにも同じような経験がございましたら、現在子育て中の当事者の親御さんにもアドバイスになるとは思いますが、如何なものでしょう?

体育の授業って着替えとかが面倒くさいから嫌だったけど、特に苦手意識はありませんでした。大体中学以降の成績は平均で4前後でした。あ、でも持久力がなかったので水泳とマラソンは嫌いでした。ただ水泳は顔が濡れる、塩素の臭いがきつくて嫌、という理由もありました。マラソンはアスファルトを走るのが苦手だったという理由もありました(マラソン大会ではトラックになると急にスピードが上がっていました)。

股関節が柔らかくて瞬発力があったので、短距離走、跳び箱やマット運動などは得意でした。バランスもわりといい方でY字バランスも取れるのですが、関節がすごくゆるいので、逆に揺れる電車の中では体が支えきれずにビヨーンと一緒に動いてしまいます。

他の方は球技が苦手と言うお話が多いのですが、長身だったので守備系のポジションに付くことが多かったためかわりと平気でした。これは動体視力がいいのが要因かもしれません(普通の視力は0.1以下ですが)。

あと大学に入ってからヨーガを始めたのですが、これで大分平衡感覚と体幹部の筋肉が鍛えられました。発達障害の人は体の姿勢保持に関する筋力が弱いことが多いので、体幹部の筋肉を鍛えるような運動は有効だと思います。動きにキレが出てきますよ。

[#2394] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 マキナ  - 04/12/20(月) 23:26 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
>またまた事例研究ですみません。

こんばんは。マキナです。私も体育の授業は苦手でしたので投稿します。
小さい頃は泣いてばかりいたと思います。騒がしいのが苦手だったの
かなぁ?と、思っていたのですが、ここ1年ほどかけて、脳や肉体的
問題が色々と解りました。

脳の問題は
小脳モデル(無意識に行動できる運動能力のひな形)の数が貧困だと
思われる。小脳の働きがひどく悪い事と、大脳との連係ができて
いない為に動きが鈍く、不自然。筋肉の発達に軽い問題もあるが
それも脳の連係の問題。「まっすぐが、わからない感覚がある」
定期的に脳波が乱れている。音と光りの刺激で脳波がひどく乱れる。
それで、結果として感覚の統合に問題がある。
椅子に座っているのもけっこう苦労なので、運動というレベルの
問題ではなさそうですが。。。。(6時間くらいなら連続して
椅子に座っていられますが、休憩が必要です)

肉体的問題
関節が柔らかすぎるので、無理な角度に曲り易い。安定しない。
股関節に軽い変型があるので、足を交互に使うような運動はできない。
目にも問題がある。軽い、斜視、眼振があり、左右の目でみていても
片目がひどい乱視で(しかも利き目)、眼圧が高く、水晶体に問題
があるので(空気中につぶが見える)視覚を頼りにした運動ができない。
片目ずつ、独立して立体をみているので、盲点(死角に該当する範囲点)
が非常に大きいので、見ていても見えていない時がある。
逆に耳が良く、リズム感があるので、縄跳びやスキーといったリズムが
必要な運動なら人並みにはこなせる。

で。具体的に書きますと。

飛んできたボールがいきなり視界から消えるので、ボール遊びが
まったくできなかった。
自分だけで縄跳びはできても、大縄はできない。
マラソン等、持久力の必要なものはできない。チアノーゼを起す。
ゆっくりなら泳げるが、(何故か簡単に浮くので)クロール等が
まったくできなかった。手足がばらばらに動く為。
スキップができなかった。普通の体育の時の行進も左右の足と手が
ばらばらになってしまい、よく叱られた。
目の問題で、白い体操服が太陽光線に反射すると恐怖だった。
体が小さく身軽だったので、木登り系統は得意だった。
モノにしがみついている状態が好きだったので、ひたすら練習した
鉄棒は得意だった。マット運動は身体が柔らかいので得意かと
勘違いしていたけど、実際はまっすぐが出来なかったので指導
ばかりされたのが悲しかった。
股関節が悪いので、ひとりだけ、開脚が上手く出来ずに、居残り
指導を受けたのが悲しかった。
バレーボールで、たまたまボールを受けた時に、手首が変な方向に
曲ったので、体育教師に見学を命ぜられた経験あり。
跳び箱に何度も激突していたので、体育教師に心配された経験あり。

小さい頃は「三輪車」は、タイヤをまわすものだと誤解していたので
三輪車は逆さまに置いて、ひたすらタイヤをまわしていました。
自転車も「三輪車の仲間」だと思っていたので、タイヤばかり回して
いましたが、小学校高学年になって、クラスメイトから遊びに行く
のに自転車が必要だと知らされてから練習したので、今でも、自転車
に乗れるというレベルになっていません。多分、サーカスのくまの
方が自転車は上手だと、周囲に言われています。

関係ないんですけど、ちくわを投げる劇団関係は大好きでした。

[#2397] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/20(月) 23:50 -

引用なし
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   皆様ありがとうございます。
12/20にレス戴きました分につきまして、まとめてお返事させていただきます。

まず、
▼ケロロさん:
>私の場合は、体の動きには支障はなかったですが、
>集団行動は苦手でしたね。

集団行動が苦手だ、というのは、私がふだん入り浸っているADHDのフォーラムでもずいぶんと目にしたコメントですが、雑踏の音が苦手だったり、あるいは複数の人の意見をまとめることができない、ということを訴えていた人が多かったのを覚えています。
貴方にも似たような経験はございますか?

>マラソンができませんでした。
>一人では走れるのに、短距離はOKなのに。
>みんなでマラソンをしていて、
>他の子の靴音や息を聞いていると、
>自分が誰か分からなくなって、走れなくなる。
>で、毎年ビリでした。

私も、走ることは全般的にダメで、マラソンだけはかろうじて最下位を免れていました。
しまいに走ることさえドクターストップにされましたが、それだけ重症だったにもかかわらず、学校では変形性股関節症を「仮病」呼ばわりされました。

>あと、バレーボールはできない。
>あのスポーツは、集団の役割分担が瞬時に判断できないと無理ですね。
>あ、ボールが飛んできた、
>誰がレシーブするんだ?トスは?スパイクは?
>それは私がするのか?
>人間関係で疲れます。

チームワークを要求されるスポーツは、常に足手纏いとしてのけ者にされていました。
小学校のとき、全員参加のクラス対抗リレーで私の所属するクラスが最下位になったとき、「Chiquititaのせいで負けた」と袋叩きにされた嫌な思い出が今なお蘇ってきます。

続きまして、
▼みーぽんさん:
>一人でするスポーツはいがいと大丈夫。
>持久力はないのでマラソンはまるっきしダメですが、短距離はリレー代表選手一歩手前。

私は女子よりも鈍足でした。(;_;) おかげで女子にまで集団でいじめられたので、1985年に「おニャン子クラブ」がデビューしたとき、フラッシュバックを感じました。(でもなぜか「モーニング娘。」は平気です。年齢差のせいか?)

>水泳は得意。(今はまるでダメ)
>スキーもうまくないしフォームはかっこ悪いけど、みんなと同じところを滑れるし。リフトもとめないし。

(私は、誤診による誤った手術が原因で、一生スキーもスケートもできない体にされました。)

>縄跳びは二重跳びもいち早くマスター。
>逆上がりも人並みの速さで出来ました。

縄跳びは、異常なほど縄が足元に引っかかって転倒事故が多く、長縄跳びでは首が縄に引っかかって悶絶したこともありました。

>でも、球技はひどい。あまりにもひどい。
>そのため、体育の通信簿は2か3。
>自分でも、運動は苦手だという意識がすごく強くあります。

>>>私の場合はあまりにも体育の授業で他の生徒との格差が大きく、さらし者にされることも多かったために、在籍していた学校では体育の授業毎に「Chiquitita対策会議」なるものが招集されていたそうです。
その理由は、体育の授業に対して示す恐怖感が、(私の通っていた学校では)前例のないほどひどいものだったのも一つの理由です。
私は普通学級に通っていましたが、一部の教師が私に養護学校への転校を進言したのも、そういった事情があってのことでしたが、私も親も世間の偏見を嫌って猛反対した記憶があります。

続きまして、
▼わるなすびさん:
>私も他の方同様、体育は苦手でした。
>その中でも致命的だったのは バスケ サッカー など「他人とボールを競り合う」スポーツでした。

役割のはっきり決まっていないものが苦手、ということなのでしょうか?

>バレーボールが苦手だったと書かれている方がおられましたが、私はバレーの方がまだマシ・・。
>
>なぜかというと、バレーは 1.レシーブ 2.セッター 3.アタック と3ステップが基本ですね。その上、ローテーションで守備場所が決められている。
>
>ボールが自分の所に飛んでくれば、どの形かで(1.2.3.)返せばいいんです。(できなくて責められるのは別として)
>そのときの集団としての役割は果たせるんです。
>
>でも、バスケは一応「攻める人」「守る人」に分かれますが、自分が持っているボールを他人も触って奪おうとするんです。他人が持っているボールを奪いに行かなくてはならないんです。
>これが どの程度積極的に行っていいものか?? 感覚ができなかったですね。

状況をつかみにくい、という点では、我々当事者(もしくはその疑いのある人)はこういったものは苦手にする人が多いのかもしれませんね。

>この状態が息子に顕著に見られました。
>集団訓練で一度、バスケみたいなものをしたんです。
>ASの子ども同士3人一組で一つのボールを取り合って、ゴールに入れる・・。
>結果は・・やはりゲームとして成立しませんでした。
>(中略)
>その日の心理士さんからのコメントは
>「みんな ゲーム であることが理解しがたいから、ずっとボールを持ちたがる。
>もしくは しちゃいけないかな?って いらない気を回してボールを取りにいけれない。 これはゲームなんだ あくまで日常とは区切られた空間で、ルールに則って楽しむんだ ってことが解かりにくい。」
>と言われました。

あるいは、私はこういう捉え方をしていました。
ゲームに限ったことではありませんが、(今回のコメントとは別に)「自分の弱味を握られたくないために、一番手という状況にこだわる」という意見には、私の経験とオーバーラップするものを感じました。

最後になりましたが、
▼秋桜さん:
>体育の授業って着替えとかが面倒くさいから嫌だったけど、特に苦手意識はありませんでした。大体中学以降の成績は平均で4前後でした。あ、でも持久力がなかったので水泳とマラソンは嫌いでした。

私の場合は、体育の成績が1より上がることがなかったので、どうしても高校進学のときにどんなに試験でがんばってもハンディになる、といわれていました。地元の進学校では、内申書で、例え実技系であっても5段階評定に1科目でも「1」があると合格した例はない、という話も聞いていたため、はっきり言って不安でしたが、結局は特例が認められて無事合格しました。

>ただ水泳は顔が濡れる、塩素の臭いがきつくて嫌、という理由もありました。マラソンはアスファルトを走るのが苦手だったという理由もありました(マラソン大会ではトラックになると急にスピードが上がっていました)。

感覚過敏があるのでしょうか? 微妙な路面の感触の違いに神経質な人も、しばしば見受けられます。

>股関節が柔らかくて瞬発力があったので、短距離走、跳び箱やマット運動などは得意でした。バランスもわりといい方でY字バランスも取れるのですが、関節がすごくゆるいので、逆に揺れる電車の中では体が支えきれずにビヨーンと一緒に動いてしまいます。

私は異常なほど体が固く、長いこと胡坐がかけなかったのが昨年24年ぶりに可能になったほどでして、可動域が左右合わせても85度しかないので日常生活にも支障しています。(前後にも85度しか開かない)既にコメントしているように、よほどスパルタンなメニューでようやく満足のいく結果が出るというありさまで、担当の理学療法士にも呆れられたことがありました。
体育の授業では、跳び箱を横向きにセッティングすると開脚飛び越しは絶対不可能です。
>>>日常生活でもWCは和式便器が使えません。

>あと大学に入ってからヨーガを始めたのですが、これで大分平衡感覚と体幹部の筋肉が鍛えられました。発達障害の人は体の姿勢保持に関する筋力が弱いことが多いので、体幹部の筋肉を鍛えるような運動は有効だと思います。動きにキレが出てきますよ。

せっかくのアドバイスなので、ありがたくお受けしたいところですが、残念ながら、私のような末期の変形性股関節症には参考になりません。
プールでの運動以外では、ひたすら高岡秀夫氏の「ゆる体操」で関節の緊張を取る以外に有効な方法がないのが現状です。「チーム北島」にも匹敵するようなスペシャルトレーニングが必要なのかもしれません。(本当のことを言えば、プールでの水中体操は毎日やっても足りないくらいかもしれない)

私のケースは、身体障害が絡んでいるので極端な事例ですが、もし現に学校で体育の授業に苦手意識を感じられていらっしゃる方、あるいは現に子育て中でお子様が体育の授業に苦手意識を示されていられる方は、発達障害が運動神経を破綻させていることについての裏付けが取れていることを心に留めていただきたく存じます。

[#2400] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/21(火) 0:27 -

引用なし
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   レスありがとうございます。

ここまでいろいろな方のコメントを拝見させていただきましたが、私も含めて体育の授業に対する恐怖感や苦手意識が教育現場には思ったほど理解してもらえない、という現状が見えてきたように思えます。(もっとも、現在小学生や中学生である人が現に受けている授業まではどうなのかははっきり解りませんが)

▼マキナさん:
>小さい頃は泣いてばかりいたと思います。騒がしいのが苦手だったの
>かなぁ?と、思っていたのですが、ここ1年ほどかけて、脳や肉体的
>問題が色々と解りました。

マキナさんの勉強熱心な様にはいつも感服しております。(^^)

>小脳モデル(無意識に行動できる運動能力のひな形)の数が貧困だと
>思われる。小脳の働きがひどく悪い事と、大脳との連係ができて
>いない為に動きが鈍く、不自然。筋肉の発達に軽い問題もあるが
>それも脳の連係の問題。「まっすぐが、わからない感覚がある」
>定期的に脳波が乱れている。音と光の刺激で脳波がひどく乱れる。
>それで、結果として感覚の統合に問題がある。

あるいは私もこのタイプかもしれません。
情報の伝達で難渋しているのは、思考回路や感覚神経ばかりでなく、小脳と大脳の間の同期を取る神経でも起きているのですか…
脳波は、私の場合も「自閉症」が高機能タイプ(後にASであることも判明)であることを裏付ける証拠物件となりました。

>股関節に軽い変型があるので、足を交互に使うような運動はできない。

>>>最近になって気づいたことですが、もしかすると私の場合、変形性股関節症が19歳にして末期状態に至ったという展開に、ASが絡んでいるかもしれない、ということに気づきました。
(来年3月の変形性股関節症の定期検査の際に、担当ドクターが発達障害のことを御存知かどうかということも含めて確認してみたいです)

平衡感覚が悪いために、左右の股関節に均等に体重がかからず、左側の股関節の筋力が弱かったために左寄りに体重がかかり、当時の担当ドクターがびっくりするぐらいのハイペースで脊柱側彎が進行しました。ドクターも予想していないほどの体重のアンバランスで、変形性股関節症が予想外のスピードで進行したということは素人の見解でも十分に考えられます。
ある意味では、こういった悲劇的な展開は起こるべくして起こったともいえるでしょう。

>目にも問題がある。軽い、斜視、眼振があり、左右の目でみていても
>片目がひどい乱視で(しかも利き目)、眼圧が高く、水晶体に問題
>があるので(空気中につぶが見える)視覚を頼りにした運動ができない。
>片目ずつ、独立して立体をみているので、盲点(死角に該当する範囲点)
>が非常に大きいので、見ていても見えていない時がある。

こうして考えてみると、発達障害は時に看過できないほど重大な健康障害をもたらしている可能性がある、ということは否定できませんね。

>逆に耳が良く、リズム感があるので、縄跳びやスキーといったリズムが
>必要な運動なら人並みにはこなせる。

リズム感があるのなら、カラオケは得意だとは存じますが、如何でしょうか?
楽器の演奏については如何でしょうか?

私がカラオケで音程の乱れを指摘されながらも、ほとんどの機種の採点機能で平均80点以上をマークしているのは、やはりリズム感が良好だからだと信じておりますが、リズム感のとおりに体が動いてくれないのが問題です。フォークダンスの如きでも、動きがでたらめになってさらし者にされたことは何度あったか知れません。

>股関節が悪いので、ひとりだけ、開脚が上手く出来ずに、居残り
>指導を受けたのが悲しかった。
>バレーボールで、たまたまボールを受けた時に、手首が変な方向に
>曲ったので、体育教師に見学を命ぜられた経験あり。
>跳び箱に何度も激突していたので、体育教師に心配された経験あり。

余談ですが、私は身障者に体育の授業を見学させるスタイルの授業には反対ですね。見学しても役に立たない授業をひたすら見学させるより、別メニューでストレッチングなど、リハビリを主体とした運動をさせるほうがよほど有意義だと考えております。
ただこれは、本来は変形性股関節症のフォーラムで訴えるべきことなので、今回はこの程度にしておきます。

[#2401] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 went メール  - 04/12/21(火) 0:28 -

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   ▼Chiquititaさん:

>>>>私の場合はあまりにも体育の授業で他の生徒との格差が大きく、さらし者にされることも多かったために、在籍していた学校では体育の授業毎に「Chiquitita対策会議」なるものが招集されていたそうです。
>その理由は、体育の授業に対して示す恐怖感が、(私の通っていた学校では)前例のないほどひどいものだったのも一つの理由です。
>私は普通学級に通っていましたが、一部の教師が私に養護学校への転校を進言したのも、そういった事情があってのことでしたが、私も親も世間の偏見を嫌って猛反対した記憶があります。

 Chiquititaさんもそうだったんですか。私も同じような経験をしています。

>私のケースは、身体障害が絡んでいるので極端な事例ですが、もし現に学校で体育の授業に苦手意識を感じられていらっしゃる方、あるいは現に子育て中でお子様が体育の授業に苦手意識を示されていられる方は、発達障害が運動神経を破綻させていることについての裏付けが取れていることを心に留めていただきたく存じます。

 私の場合、小学校4年生のときに異常な恐怖感がなくなりました。担任の先生が、配慮してくださったからです。
 「状況判断ができない」「身体のどの部分をどのように動かせばよいのかわからない」「適切な動きができなかったら、怒鳴られたりからかわれたりする(しかも、これらのことを親や一部の教師が率先していた)」といったことを、恐怖心と同時に当時意識していました。
 しかし、その担任の先生は、怒鳴りつけるとかバカにするとかいった態度を取ることはなかったのです。「怖くない。大丈夫だ。」と、きちんと伝えてくださったのです。
 例えば、水泳の授業で水を怖がっていたときに、「朝、顔を洗うのと同じだ。怖くない。」と、落ち着いたかんじで言葉をかけてくださいました。
 球技のとき、ボールの動きと自分の身体の動きをどう合わせればいいのか戸惑っていた私に、実際手をとって身体を動かして説明してくださいました(もっとも、触覚過敏のある人は、この方法は合わないかもしれませんが)。
 
 また、「人並みのできばえ」や「年齢相応のできばえ」といったことについては、全然ふれられませんでした。「上達しているプロセスを、went自身が驚き楽しんでいる」という事実を喜んでくださったように、子供心にも思えました。 
 この先生は、私にとっては恩師です。しかし、他の生徒や保護者からは「えこひいき」と思われていたようです。また、「人並みのできばえや年齢相応のできばえまでは届きそうにない子供には、いくら教えてもムダだ。そんな子供のことよりも、他の子の実力を伸ばして欲しい。」と、私の親はうちの中では言っていました。哀しいですが。
 
 「人並み・年齢相応にできるようになるかどうか」に、大人が執着しないでほしいです。「上達するプロセスを本人が楽しめる」ことが、大切だと思います。

[#2403] Re:体育の授業を異常に怖がる子
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/21(火) 1:11 -

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   レスありがとうございました。
旧HNから続いている体育関係のぼやきに、今回もお付き合いいただきありがとうございます。

▼wentさん:
> 私の場合、小学校4年生のときに異常な恐怖感がなくなりました。担任の先生が、配慮してくださったからです。
> 「状況判断ができない」「身体のどの部分をどのように動かせばよいのかわからない」「適切な動きができなかったら、怒鳴られたりからかわれたりする(しかも、これらのことを親や一部の教師が率先していた)」といったことを、恐怖心と同時に当時意識していました。
> しかし、その担任の先生は、怒鳴りつけるとかバカにするとかいった態度を取ることはなかったのです。「怖くない。大丈夫だ。」と、きちんと伝えてくださったのです。

私の担当教師はそういったことがなかったばかりか、身体障害が原因の見学なのに、「仮病」の噂を流される環境でしたからね…
茨城の環境に3ヶ月で慣れてしまった私は、やはり今にして思えば両親が祖父母とケンカ別れして根室を離れたとき、室蘭ではなく茨城に引っ越していれば、展開はもっとマシだったかもしれない、と思うこともあります。

> 例えば、水泳の授業で水を怖がっていたときに、「朝、顔を洗うのと同じだ。怖くない。」と、落ち着いたかんじで言葉をかけてくださいました。
> 球技のとき、ボールの動きと自分の身体の動きをどう合わせればいいのか戸惑っていた私に、実際手をとって身体を動かして説明してくださいました(もっとも、触覚過敏のある人は、この方法は合わないかもしれませんが)。
> 
> また、「人並みのできばえ」や「年齢相応のできばえ」といったことについては、全然ふれられませんでした。「上達しているプロセスを、went自身が驚き楽しんでいる」という事実を喜んでくださったように、子供心にも思えました。 

確かに、障害児であっても普通学級への通学希望者が多い現状をかんがみると、非常に重要なことだといえるでしょう。

> この先生は、私にとっては恩師です。しかし、他の生徒や保護者からは「えこひいき」と思われていたようです。また、「人並みのできばえや年齢相応のできばえまでは届きそうにない子供には、いくら教えてもムダだ。そんな子供のことよりも、他の子の実力を伸ばして欲しい。」と、私の親はうちの中では言っていました。哀しいですが。

教育関係者としては、すべての児童生徒の能力を均等に伸ばすべきか、それとも格差の大きさを埋めながら伸ばすべきか、大いに悩むところでしょう。でも、当時は「えこひいき」だと感じていられた生徒さんや親御さんにも、格差を埋めながら能力を伸ばす教育が間違いでないことは理解してもらえるものと信じております。

> 「人並み・年齢相応にできるようになるかどうか」に、大人が執着しないでほしいです。「上達するプロセスを本人が楽しめる」ことが、大切だと思います。

もう一つ忘れてはいけないのは、教育現場で教育者がものを教えるのに「誰でもできて当たり前」という意識を捨てることでしょう。これは体育の授業に限ったことではありません。

[#2412] みなさんの投稿を読んでみて。
 あさぎ  - 04/12/21(火) 14:02 -

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   みなさん 苦手と言っても 色々な理由があるんですね。私は先日書き込みした以外にも バスケ(走りながら 球をつくのがヘタ ボールが受け取れない ルールを考えているうちに 動きが止まる) 創作ダンス(動きが覚えられない) 持久力と瞬発力も無いし バーも飛び越せない(ゴムとびも苦手)から陸上全般も駄目でした。スケートと卓球は苦手でないと書きましたが これは みんなが熱心にやらないから 見劣りしなかっただけなんです。
まず 出来なかったので 集団における役割や競り合う事については考えた事がなかったのですが スポーツ観戦(特にサッカー)をしていてもとっさに何が起こったかわからないし こう攻めたら良かったのにとか気がつかないので 自分がある程度できていたら そう感じるのかもしれません。

「まっすぐが、わからない感覚がある」
とマキナさんが書かれてますが これとは違う問題でかもしれませんが 物を投げる 転がすのがうまくいかず 真っ直ぐにいきませんでした。また 字を書いていても 真っ直ぐに書けず 罫線の間で揺れた感じになります。
あと話 それますが ちくわを投げる劇団関係だった人の本のおかげで つらい時期 乗り越えられました。今もつらい時 読んでます。

平衡感覚が悪いのは、三半規管からの情報処理がパニックを起こすからだと考えられています。
Chiquititaさんが上のことや実体験を書かれていますが なるほど〜と思いました。私も揺れすぎるので 中途半端な空き加減の電車が苦手です。何かにつかまれたとしても支えるのが難しく 両手でつかまりたいと思いながら揺られています。

wentさんが「人並み・年齢相応にできるようになるかどうか」に、大人が執着しないでほしいです。「上達するプロセスを本人が楽しめる」ことが、大切だと思います。と書かれていますが 本当にその通りですよね。
半年間 娘をスイミングに通わせていたのですが 水に慣れない(顔つけ)し上達(一番下の級から上にあがらない)もしませんでした。親としては気長に通わせたかったのですが コーチはそれなりに教えようとするし 周りの子が まだ20級なの?とか言ったりして 嫌いになりかけているようだったので つい先日 やめたばかりです。で 幼稚園の先生との話でたまたまなのですが 指示に戸惑う事が多いなら 幼稚園が終わった後に週一でやっている体操教室が 人が少なく 丁寧に時間をかけてくれるので 体操なら好きそうな事だし 話も聞けれるようになるんじゃないですかと言う事で 通わせる事なったのです。もし 指示以外で何かつまずくようだったら みなさんが 書かれた出来ないでいる理由を参考にしたいと思います。(ちなみに ここで指示の理解力に進展がなかったら 相談所の方に再度相談する事になっています)

[#2430] Re:みなさんの投稿を読んでみて。
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/22(水) 1:15 -

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   レスありがとうございます。

▼あさぎさん:
>平衡感覚が悪いのは、三半規管からの情報処理がパニックを起こすからだと考えられています。
>Chiquititaさんが上のことや実体験を書かれていますが なるほど〜と思いました。私も揺れすぎるので 中途半端な空き加減の電車が苦手です。何かにつかまれたとしても支えるのが難しく 両手でつかまりたいと思いながら揺られています。

我々が平衡感覚の不調を訴えるのが三半規管の故障が原因でないことは、予期しない横揺れに弱くても、常時揺れっぱなしの電車や、ある決まった場所で揺れることが解っている電車では平気だということが裏付けています。

私が今から4年前に、船橋に出張して東京まで京葉線の電車に揺られて通勤していたときの話です。
市川塩浜と二俣新町の間にジャンクションがあり、ここで枝分かれした線路が西船橋へ向かう構造になっていますが、このジャンクションを通過するときの電車の横揺れがひどく、乗客は一様にふらついていました。
ところがこのジャンクションで横揺れを起こした電車の中では、実は私が一番安定した姿勢を保っていました。
その理由は、電車の横揺れの発生する場所をメートル単位で、また横揺れの発生するタイミングを秒単位で体に覚えこませていたからでした。すなわち、この電車から見える風景がこのアングルになったら揺れる、という「この瞬間」をしっかりと覚えることができたからです。

これは、三半規管そのものに故障が発生しているような状態では考えられない事例だとみられます。

三半規管と発達障害の関与の可能性については、体育の授業と関係のないジャンルで[#2429]にもう一つスレッドを挙げました。

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