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ここ最近、少年凶悪事件関連のニュースで、その犯罪加害者が「広汎性発達障害者の可能性が高い。」や「アスペルガー障害を抱えている。」、「刑事責任能力の有無が問われているので、精神鑑定が行われる・・。」等と言った事がマスコミ等で報道されたり雑誌や新聞等に表記される事が最近多いです。
それらの事について高機能自閉症を抱えている私自身は、犯罪被害者の当事者や遺族に対する深い冥福の気持ちがあると共に、「何故、この様な悲劇が起こったのだろうか。何が一体原因で、犯罪の深い真相の背景には何があるのか。」や「この様な悲劇や惨事が二度とあってはならない。」、「犯罪被害者又は加害者の当事者ないし関係者のみに対する一方的な責任転嫁と中傷誹謗をしてはいけない。だから、マスコミや政治行政はこの様な事件が二度と起こらない様にして行くための対策をどう行うべきか?。私としては、国を挙げて国民と一体になって『平和・友愛・共存共栄・基本的人権の尊重』を基本理念に、教育・福祉・医療を第一主義として施策すべきだ。国民も発達・身体障害関連にもっともっと関心を持って欲しいし、触れ合いを増やして欲しい。」との疑問や悲しみの気持ちで一杯になります。
それで、私は元衆議院議員の山本譲司氏著作の「累犯障害者」を読んでいます。そこには、彼自身の体験談だけではなく、日本の障害者福祉教育行政や障害者犯罪の深層背景と矯正教育の問題点や経緯、今後の展望等が書かれています。
障害者の犯罪問題に関心やその解決を要望している方には、その書籍に一目通した方が良いかと思います。
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