|
今日は大学へ行く機会があったので、県内のアスペルガー症候群の確定診断をしてもらえるクリニックや診断基準について聞いてみた。
子どもの診断基準については、DSM−IVでよいとのこと。脳波や心理テストを子どもにしても正確なデータが得られないという話であった。つまり診断には、行動観察が大切だという結論であった。
発達障害者支援法案については、法案ができただけで、やって当たり前のことであるということだった。
近辺の小学校でアスペルガー症候群の子を差別するような発言をする先生の話を聞いたが、その話を聞いて私はその先生を責める気にはなれなかった。なぜなら、あまりにも現場では発達障害に関する知識を得る機会が少ないからである。我々のようにネットで交流している者は、知識を得ることができる。しかし発達障害と無縁な先生にとっては、アスペルガー症候群とADHDの区別さえつかない先生もいるのが現実である。
これは、はっきり言って、国や市町村の教育委員会の指導が悪いからである。法だけ作っておいて、あとはみんなでやりなさい。無責任である。
今の段階では、アスペルガー症候群などの軽度発達障害に関する用語や誤った認識が一人歩きしているのが現実である。
|
|