アスペルガーの館の掲示板

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[#3376] 地域格差 Chiquitita 05/2/5(土) 0:23 [未読]
[#3425] Re:地域格差 went 05/2/7(月) 0:45 [未読]
[#3428] Re:地域格差 Chiquitita 05/2/7(月) 2:40 [未読]
[#3436] Re:地域格差 みーぽん 05/2/7(月) 11:10 [未読]
[#3460] Re:地域格差 Chiquitita 05/2/8(火) 0:01 [未読]
[#3438] Re:地域格差 秋桜 05/2/7(月) 12:33 [未読]
[#3457] Re:地域格差 Chiquitita 05/2/7(月) 23:27 [未読]

[#3376] 地域格差
 Chiquitita メールホームページ  - 05/2/5(土) 0:23 -

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   茨城に出てきてから、かれこれ4ヵ月半になります。

見ず知らずの土地でも、茨城の人が初対面の人にも親切なので心強く感じます。

でも東京や千葉、北海道は茨城に比べると初対面の人への接し方がやけによそよそしく感じます。(私の印象ですが、これらの地域にお住まいの方、ごめんなさい)同じ関東でも横浜はどちらかというとフレンドリーな印象です。

しかし本当に伝えたいことはこれ:
発達障害の人に対する接し方も、初対面の人に対する接し方同様地域差を感じています。
特に室蘭へ引っ越した当初は、幼少期だということもありましたが、同じ小学生なのかと思えるほどいじめが深刻でした。なぜなら、根室の小学校は3ヶ月しか通えませんでしたが、いじめはほとんどありませんでした。クラスメートに幼稚園の年長組から一緒だった人も多く、同じ北海道であることが信じられない程、根室では割と仲良くやっていました。
室蘭でのいじめは、時に殺人未遂に発展したケースもあり、小学校のときは氷の張った池に突き落とされたことがありました。社会人になってからでさえも、路線バスの到着を待っているときに、バスが到着すると後ろにいた高校生にバスの前に突き飛ばされたことがあります。
同じようなケースは札幌でもあり、地下鉄北34条駅の出入口で路上強盗に階段から突き落とされたり、大通駅で南北線の電車の前に突き飛ばされたこともありました。

最近、茨城でも引ったくりや路上強盗事件が横行していますが、幸い被害はありません。

でも発達障害の当事者(グレーゾーン含む)に対する接し方の違いは、時にいじめという形で表れることもあるため、私は新しい環境には常に不安を感じています。すなわち、実際以上にバカだと見られているから、からかわれているのではないのかとさえ感じることがあります。

こちらも幸い、茨城では発達障害の当事者を特別視するような風潮も今のところ感じられないので、茨城の環境にはもう慣れました。

引越しを経験された方で、引越しの前後に周囲の接し方でギャップを感じられた方はいらっしゃいますか?

[#3425] Re:地域格差
 went メール  - 05/2/7(月) 0:45 -

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   ▼Chiquititaさん:
>引越しを経験された方で、引越しの前後に周囲の接し方でギャップを感じられた方はいらっしゃいますか?

 引越しではないのですが、大学進学がきっかけで地域によるしきたり等の違いを感じました。
 私は大学に2回入学しています。2回とも、実家から遠く離れた地域にある大学でした。高校まで私は、学校という場に対して良い思い出があまりありません。「高校までロクな思い出がないから、身近な人が行かない大学にしたい」という理由で、大学を決めました。
 ここで、私の実家のある県をA県、最初に入学した大学がある県をB県、2度目の大学がある県をC県とします。A県とB県では特に違いを感じなかったのですが、C県ではギャップを感じました。
 ただし、これは、「私が住んでいた当時の精神状態が、各県で異なっていたこと」も大きいと思います。「落ち着かない状態で他の人と接するか、どうか」で、「他の人に対して持つ印象」が違ってくるということも、あり得ます。
 C県の人を好意的な目で見る余裕があったという面も、大きいと思います。「C県の人って嫌」と思って接するか「C県の人って、いい人だ」と思って接するかで、相手から返ってくる態度もまた違ってくることもあり得ます。 

 次にあげるようなことを、経験しました。

1 私の苗字は珍しいです。学校で出席をとられたときや銀行窓口を利用したときに、次のような違いを感じました。
 
 出席を取られたとき
 A県やB県では、「この苗字はなんと読むのですか」と最初から聞かれました。「私が黙っていても正しく苗字が読まれた」というときに、「学があるところを見せ付けようとしている」といった陰口が聞かれることもありました。
 C県では、「この苗字は○○と読むのですか」というふうに、最初に聞かれました。「学があるとかないとかいう話ではない。見たことない苗字だから、間違えて呼んでも仕方ないだろう。とりあえず、思ったとおりに読んでみよう。」という感じだったのではないかと、私は捉えています。
 余談ながら、他の県にある大学に進学した弟の話では、「○○(注 苗字の最初の二字)…102番」と言われることが多かったそうです。
 銀行窓口を利用したとき
 A県やB県では、「電気料金お支払いのお客様」とか、「○○町からお越しのお客様」と、呼ばれました。C県では、「○○(注 私の苗字)様」と呼ばれました。

2 贈り物をいただいたときやお茶を出されたときに、「一度断ってから、その後結局物をもらったりお茶を飲んだりする」というしきたりが、A県にはあります。しかし、「C県でこれをやって、飲む前にお茶を下げられた」と聞いたことがあります。
 また、A県には、倍返しというしきたりがあります。「贈り物をもらったが、迷惑。もう2度と送らないでほしい」というときに、「もらった物の倍額くらいの品物を送り返す」というしきたりです。このしきたりのことを話したら、C県の人に驚かれました。

3 「C県の人って、ズケズケものを言うなあ。怖い。」というのが、私の第一印象でした。しかし、しばらく経つと、「怖い」は「長所でもある」という認識に変わりました。「はっきりとものを言うけれど、裏と表がない」という感じです。
 例えば、「若い人は何を着てもお似合いですね。」という言葉は、A県では、「よくもまあ、こんなところに場違いな格好で来て。」という意味で使われることも多いです。しかし、C県の人にこれを話すと、「そんな裏の意味なんて、全然想像がつかない。」という言葉が返ってきました。

4 A県の県民性を表す言葉に、「煮えたら食わあ」というのがあります。これは、「何人かが鍋料理を囲んでいる。グツグツと音を立て、そろそろ煮えたという頃になった。しかし、誰一人として箸を取ろうとしない。しばらくたって誰かが確かめ『よし、煮えてる』と言って、初めて全員が一斉に箸を取る。」という意味です。
 
 A県やB県では、そのような雰囲気があると思います。「この場合に箸をとるのは、『地域の分限者』といったような人でなければいけない。それ以外の人が行動に出たら、でしゃばり・目立ちたがりというふうに非難される。」という文化があるような気がします。
 
 逆にC県の場合は、「『気が付いた人が箸を取る』という行動に出なければ、『他の人に行動させるなんて、何様のつもりだ。』というふうに非難される。」という文化があるように思えます。
 「気が付いたから箸を取ってみたけれど、煮えてないことがわかった」という場合、C県ではA県やB県ほど非難されないように思えます。
 また、非難された場合に、「やってみなければわからない」と反論することも許してもらえるように思えます。
 「まあまあ、経験したことないんだから仕方ないじゃない。」といったように、かばってくれる人が現れる可能性も大きいように思えます。

 A県・B県にお住まいの方、ごめんなさい。(私の過去の経験から)A県・B県へのバイアスが掛かりすぎた状態で、物事を見ているのが大きいと思います。

[#3428] Re:地域格差
 Chiquitita メールホームページ  - 05/2/7(月) 2:40 -

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   コメントありがとうございます。

▼wentさん:
> ここで、私の実家のある県をA県、最初に入学した大学がある県をB県、2度目の大学がある県をC県とします。A県とB県では特に違いを感じなかったのですが、C県ではギャップを感じました。
> ただし、これは、「私が住んでいた当時の精神状態が、各県で異なっていたこと」も大きいと思います。「落ち着かない状態で他の人と接するか、どうか」で、「他の人に対して持つ印象」が違ってくるということも、あり得ます。
> C県の人を好意的な目で見る余裕があったという面も、大きいと思います。「C県の人って嫌」と思って接するか「C県の人って、いい人だ」と思って接するかで、相手から返ってくる態度もまた違ってくることもあり得ます。 
>(中略)
> 出席を取られたとき
> A県やB県では、「この苗字はなんと読むのですか」と最初から聞かれました。「私が黙っていても正しく苗字が読まれた」というときに、「学があるところを見せ付けようとしている」といった陰口が聞かれることもありました。
> C県では、「この苗字は○○と読むのですか」というふうに、最初に聞かれました。「学があるとかないとかいう話ではない。見たことない苗字だから、間違えて呼んでも仕方ないだろう。とりあえず、思ったとおりに読んでみよう。」という感じだったのではないかと、私は捉えています。
>(中略)
> 銀行窓口を利用したとき
> A県やB県では、「電気料金お支払いのお客様」とか、「○○町からお越しのお客様」と、呼ばれました。C県では、「○○(注 私の苗字)様」と呼ばれました。
>(中略)
>3 「C県の人って、ズケズケものを言うなあ。怖い。」というのが、私の第一印象でした。しかし、しばらく経つと、「怖い」は「長所でもある」という認識に変わりました。「はっきりとものを言うけれど、裏と表がない」という感じです。
> 例えば、「若い人は何を着てもお似合いですね。」という言葉は、A県では、「よくもまあ、こんなところに場違いな格好で来て。」という意味で使われることも多いです。しかし、C県の人にこれを話すと、「そんな裏の意味なんて、全然想像がつかない。」という言葉が返ってきました。
>(中略)
> 逆にC県の場合は、「『気が付いた人が箸を取る』という行動に出なければ、『他の人に行動させるなんて、何様のつもりだ。』というふうに非難される。」という文化があるように思えます。
> 「気が付いたから箸を取ってみたけれど、煮えてないことがわかった」という場合、C県ではA県やB県ほど非難されないように思えます。
> また、非難された場合に、「やってみなければわからない」と反論することも許してもらえるように思えます。
> 「まあまあ、経験したことないんだから仕方ないじゃない。」といったように、かばってくれる人が現れる可能性も大きいように思えます。

かなり「C県」の特徴、茨城のものに近いように感じますね。
確かに茨城弁は聞いていても心地よい響きとはお世辞にもいえませんが、逆にストレートな分、相手には感情が伝わりやすいのでしょう。
接客業務ではさすがに茨城弁ではなく標準語ですが、県民性には言葉以上のものが伝わってきているのを感じます。

あと、千葉の人によそよそしい雰囲気を感じた(千葉県在住の方、ごめんなさい)のは、私が以前の勤め先で東京に出張していたときに起きた、ある出来事がきっかけでした。
私が東京(豊洲)の仕事場から千葉(船橋)の宿舎に戻る途中、京成船橋駅のすぐそばの路上で酔っ払いの中年男が大の字になって寝込んでいました。一瞬、死体のようにも見えましたが、近づいたところ、確かに息はありました。いびきも時々発生していました。
しかし現場を通る通勤客は誰一人として見て見ぬ振り。そのうち通りがかった車にも轢かれそうになったので、安全な場所に移動しようとしても予想外に重くて動かせません。
警察(船橋警察署)にも連絡しましたが、年末年始のパトロールが忙しいのを理由に現場にはなかなか来てくれません。結局1時間も待たされました。酔っ払いが1時間の間持ちこたえてくれたからよかったものの、警察の到着を待っている間に凍死してしまったら、私のしたことは徒労になってしまいます。

何れにしましても、茨城の県民性は(悪いところももちろんありますが)他の方々もよいところは多数認めており、ほとんどが共通の認識を持っています。没個性化の波に飲み込まれないことをひたすら祈るばかりです。

[#3436] Re:地域格差
 みーぽん  - 05/2/7(月) 11:10 -

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   私は、けっこう引越しを何回も経験しているほうだと思います。
引越しが原因のひとつになっていじめにあったこともあれば、引っ越したことによっていじめがなくなって友達が出来たり。
私の人生において、引越しは大きな意味合いを持ってる気がします。

私は県民性も感じますが もっと小さい範囲の 地区による地域格差みたいなものも感じます。
たとえば小・中学校、学校自体の雰囲気や先生の質みたいなものも関係するのかもしれませんが、それ以外の意味で 学校ごとに生徒の雰囲気が全然違っていますね。
A区域の学校はいじめの少ないオープンな感じ、B区域の学校は学級崩壊状態というのはよくあります。
学校に限ったことかと思えば、住んでいる人に直接話を聞いてみるとやっぱり住民全体の雰囲気?がどうも違うようです。
知り合いのかたの娘さんが、たまたま隣の学区に引っ越してしまったらあまりに学校の雰囲気が悪く、前の学校では元気だったのにいじめにもあって登校拒否になってしまった との話を聞きました。

また、住む都道府県によって人付き合いの仕方に違いがあるのは、私も感じています。
長年すんでいた実家のある県は、かなりオープンな付き合いかたが普通で あまり裏がない感じでした。
また、誰でも誘い合う感じがあり、見ず知らずの初対面でもまず話してみるという雰囲気があったように思います。
友達の友達は みな友達のような。
現在の住居地では、防犯意識の高さからか、知り合い以外とはなるべく接しない という雰囲気があります。
また、表と裏を上手に使い分けなければいけない、人と深いかかわりをなるべくもたず、浅く広く付き合うといった感じを受けます。
「郷に入れば郷に従え」とはいいますが、長年培った対人スキルが使えず、私には新しい対人スキルの構築が難しくて 現在かなり疲れています。

また、ちょっと話がズレますが、地域格差というと医療機関の質の違いにものすごい衝撃を受けています。
私の実家近辺では、医療機関の質があまり良くなく 発達障碍についての対応なんかは正直すごく遅れていると思います。
実家のそばに住む友人の話では、私の実家近辺の乳幼児健診があまりにおそまつで、発達障碍の疑いのある子でも 見つけることが出来ないだろうと言っていました。
それに対し、現在の私の住居地ではきちんと療育施設もあり、乳幼児健診でも詳細にチェックされ、診断を受ける医療機関も選ぶことが出来ます。
一般の医療に関しても同様で、私の母がひどい挫骨神経痛で寝たきりになったことがあり、見かねた私たち夫婦が母を呼び現住居地近くの病院に通わせたところ、驚くほど回復した経験があります。
現在、寝たきりになるほどだった母は、卓球教室で汗を流しています。

医療機関の質の地域格差に関しては、早急に無くす必要性があると思っています。

[#3438] Re:地域格差
 秋桜 メールホームページ  - 05/2/7(月) 12:33 -

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   ▼Chiquititaさん:
>茨城に出てきてから、かれこれ4ヵ月半になります。
>
>見ず知らずの土地でも、茨城の人が初対面の人にも親切なので心強く感じます。
>
>でも東京や千葉、北海道は茨城に比べると初対面の人への接し方がやけによそよそしく感じます。(私の印象ですが、これらの地域にお住まいの方、ごめんなさい)同じ関東でも横浜はどちらかというとフレンドリーな印象です。
>(略)
>引越しを経験された方で、引越しの前後に周囲の接し方でギャップを感じられた方はいらっしゃいますか?

「東京」と一口に言ってもかなり地域格差がありますよ。家の事情で都内を何度か引越ししましたが全然雰囲気が違いました。
東京でも下町風情が残って所だとわりとフレンドリーです。東京周辺でも古くから人が住んでいる地区は住人もおっとりしていて、付かず離れずの近所づきあいが成立しています。街の雰囲気も落ち着いています。

でも新興住宅街だとそうは行かないです。私の実家がある場所は戦後宅地開発がされた地区なので、あまり住環境が良くないし、行政サービスも今ひとつです。学校の先生達も問題教師が多く集まっていました。付き合いも子ども中心になりがちだから、仕事をしていてかつ子どもがいないときっと「謎の人」ってなるんだろうな…(前住んでいる所がそうだった)。

あと賃貸アパートに住んでいた時はどうしても移動が激しいから、気が付いたら「あれ?この部屋の人、いつの間に引越ししたんだろう…」ということもしばしばでした。学生さんや一人暮らしの人用のアパートだと余計近所付き合いってないと思います。都会の習慣としては「必要以上に相手の詮索をしない」という暗黙の了解もあるから、どうしても人付き合いには工夫が必要です。

でも都会ってそこがいいんだと思います。私の父は閉鎖された地域社会の出身で、村全体が何らかの関係で親戚と言っても過言ではない場所だから、そういう所では私はきっと生活できないでしょう。

>最近、茨城でも引ったくりや路上強盗事件が横行していますが、幸い被害はありません。
>
>でも発達障害の当事者(グレーゾーン含む)に対する接し方の違いは、時にいじめという形で表れることもあるため、私は新しい環境には常に不安を感じています。すなわち、実際以上にバカだと見られているから、からかわれているのではないのかとさえ感じることがあります。
>
>こちらも幸い、茨城では発達障害の当事者を特別視するような風潮も今のところ感じられないので、茨城の環境にはもう慣れました。

茨城でも地域格差はかなりあると思います。職場の同僚で茨城出身の人がいますが、「親戚に自閉症の子がいるけど、田舎の方だから偏見が多くてけっこう大変」と言っていました。

今色々犯罪が多発している地区を見ていると昔は農地だったところが新興住宅地になって、昔ながらの住人と新しい住人が混在しているようなところが多いように感じています。

[#3457] Re:地域格差
 Chiquitita メールホームページ  - 05/2/7(月) 23:27 -

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   コメントありがとうございます。

▼秋桜さん:
>「東京」と一口に言ってもかなり地域格差がありますよ。家の事情で都内を何度か引越ししましたが全然雰囲気が違いました。
>東京でも下町風情が残って所だとわりとフレンドリーです。東京周辺でも古くから人が住んでいる地区は住人もおっとりしていて、付かず離れずの近所づきあいが成立しています。街の雰囲気も落ち着いています。

私の場合、東京はほとんど仕事場でしたので、あまり下町風情に触れたことはなかったですが、ある日曜日に仕事が休みだったので柴又に行ったことがありました。そのときは「矢切の渡し」も往復で乗ったり、柴又で名物の草団子を戴いたりと、短時間だけ映画「男はつらいよ」の雰囲気を楽しんできました。あそこだけは人情豊かな雰囲気を感じています。

>でも都会ってそこがいいんだと思います。私の父は閉鎖された地域社会の出身で、村全体が何らかの関係で親戚と言っても過言ではない場所だから、そういう所では私はきっと生活できないでしょう。

その意味では、私の出身地である根室も、漁村ごとにコミュニティが閉鎖的に固まっているような気がしました。ふだん漁業に従事している人なら、漁協のサークル(青年団など)で交流はあったのかもしれませんが、子供にとっては隣の漁村の事情はまったく解りません。
おまけに私が身障者だったものだから、私だけでなく親も弟も居心地の悪さを感じていました。母方の祖父母は何かと気にかけてくれたものの、親父が父方の祖父母と喧嘩別れするような形になり、いったん根室の市街地で4ヶ月ほど暮らしたあと、室蘭に出る形になりました。

>茨城でも地域格差はかなりあると思います。職場の同僚で茨城出身の人がいますが、「親戚に自閉症の子がいるけど、田舎の方だから偏見が多くてけっこう大変」と言っていました。
>
>今色々犯罪が多発している地区を見ていると昔は農地だったところが新興住宅地になって、昔ながらの住人と新しい住人が混在しているようなところが多いように感じています。

確かに、水戸の周辺でも勝田(ひたちなか市)とか東海村とかは新興住宅地が増えていますからね。その分日立辺りは寂れてきていますけど、でも新興住宅地は県の南部のほう(土浦・つくば方面)が圧倒的に多いようですね。
つくば辺りだったら、また違う雰囲気なのでしょう。

また千葉でも船橋近辺と銚子近辺、房総半島南部はそれぞれ雰囲気は違うでしょうが、銚子辺りや南房総はドラマやドキュメンタリーで見た限りでは県北西部よりは人情に熱い雰囲気が感じられました。

まだまだ私の知らない茨城をもっと勉強したいですね。

[#3460] Re:地域格差
 Chiquitita メールホームページ  - 05/2/8(火) 0:01 -

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   コメントありがとうございます。

▼みーぽんさん:
>私は、けっこう引越しを何回も経験しているほうだと思います。
>引越しが原因のひとつになっていじめにあったこともあれば、引っ越したことによっていじめがなくなって友達が出来たり。
>私の人生において、引越しは大きな意味合いを持ってる気がします。

確かに私もずいぶんと引越しが与える心理的影響の大きさを感じています。私だけでなく、親父も感じていたようですね。
親父も、子供が身障者だということで居心地の悪さを感じ、父方の祖父母とケンカ別れをしてまで室蘭に出てきました。(室蘭には当時親類の者も住んでおり、その人のコネで富士製鉄の系列会社に入社した。なお、富士製鉄は現在の新日鐵)室蘭の他に、夕張の炭鉱会社の求人にも応募していたそうですが、結局室蘭を選んだそうです。
しかし室蘭になじめなかったのは私だけではなく、親父も同様でした。
仕事の不満を全部自宅に持ち帰り、DVを働くのは日常茶飯事の状態でした。おまけに何かあると、根室へ帰りたいとか、根室の昆布干し場の用地は利権がまだ有効だとかとホームシックを訴えていました。
今にして思えば、親父もASの可能性があっただけに事情を理解することはできたのでしょうが、当時はやはり親父のわがままとしか考えられませんでした。

>私は県民性も感じますが もっと小さい範囲の 地区による地域格差みたいなものも感じます。
>たとえば小・中学校、学校自体の雰囲気や先生の質みたいなものも関係するのかもしれませんが、それ以外の意味で 学校ごとに生徒の雰囲気が全然違っていますね。
>A区域の学校はいじめの少ないオープンな感じ、B区域の学校は学級崩壊状態というのはよくあります。
>学校に限ったことかと思えば、住んでいる人に直接話を聞いてみるとやっぱり住民全体の雰囲気?がどうも違うようです。
>知り合いのかたの娘さんが、たまたま隣の学区に引っ越してしまったらあまりに学校の雰囲気が悪く、前の学校では元気だったのにいじめにもあって登校拒否になってしまった との話を聞きました。
>(中略)
>「郷に入れば郷に従え」とはいいますが、長年培った対人スキルが使えず、私には新しい対人スキルの構築が難しくて 現在かなり疲れています。

茨城でも日立方面と土浦方面、鹿島方面、下館方面はみんな雰囲気が違いまして、それぞれによいところと悪いところの両面を感じ始めていますが、よいところも悪いところもそれなりに個性でいいじゃないか、あとはそれぞれの地域で人間観察を行って付き合い方を研究するのがいいんじゃないのかな、と思います。

>また、ちょっと話がズレますが、地域格差というと医療機関の質の違いにものすごい衝撃を受けています。
>私の実家近辺では、医療機関の質があまり良くなく 発達障碍についての対応なんかは正直すごく遅れていると思います。
>実家のそばに住む友人の話では、私の実家近辺の乳幼児健診があまりにおそまつで、発達障碍の疑いのある子でも 見つけることが出来ないだろうと言っていました。
>それに対し、現在の私の住居地ではきちんと療育施設もあり、乳幼児健診でも詳細にチェックされ、診断を受ける医療機関も選ぶことが出来ます。
>一般の医療に関しても同様で、私の母がひどい挫骨神経痛で寝たきりになったことがあり、見かねた私たち夫婦が母を呼び現住居地近くの病院に通わせたところ、驚くほど回復した経験があります。
>現在、寝たきりになるほどだった母は、卓球教室で汗を流しています。
>
>医療機関の質の地域格差に関しては、早急に無くす必要性があると思っています。

それは確かに。特に変形性股関節症では、首都圏や大都市の病院の多くは患者にも積極的に運動をさせていますが、地方の病院だと運動をさせないのがベストだとか言ってひたすら安静にさせるケースが多いです。(実際に自分のWebページでアンケートを取った結果解ったこと)しかし実際には安静にさせられた患者は運動を積極的に行った患者よりも股関節の状態の悪化がひどく、医療機関を信用できない、といった意見も地方の医療機関にかかっていた患者さんに多かったというアンケート結果が出ました。

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