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今年3月に、アスペルガー症候群を描いた舞台
『「ゴルゴダ・メール」 KY(空気読めない)っていけないことなの?』(劇団俳小)
が上演されたそうです。
この舞台公演の情報に今まで気づきませんでした。
ぜひ再演してほしいです。
「シアターガイド」のサイトより
http://www.theaterguide.co.jp/search_result/paid/detail.php?id=15368
『劇団俳小公演
「ゴルゴダ・メール」 KY(空気読めない)っていけないことなの?
公演期間 2010年3月25日(木)〜3月29日(月)
会場 シアターグリーン BOX in BOX THEATER
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-20-4
PR・解説
相手の仕草や雰囲気で心情を推し量ったり、言葉の「行間を読む」ことが暗に求められたりするなど、我々のやり取りでは婉曲的な要素が大きな役割を占めています。
いわゆる「KY」(空気が読めない)などが非難の対象になるのは、その現れでしょう。
作者の篠原久美子は、非言語コミュニケーションが先天的に不得手な自閉症者の苦悩を見事に浮き彫りにしています。
彼女自身の体験も織り交ぜて構成された作品は、繊細なリアリティに富みながらも精緻で、さらにはコミュニケーションの本質をも深く追求した珠玉の名作です。
河田園子・松本永実子も、女性ならではの観点から、理論と情感とが相互昇華した世界観を構築しています。
山本悠生(俳協)・舞山裕子(劇団昴)をはじめとするキャスト陣も、瑞々しく躍動的な作品を創り出そうと日々稽古に邁進しています。
人間が、寂しさや悲しさに打ち震え、必死でか細い手を誰かへと伸ばそうとしている姿を見て、今いちど、人との関わり方や、イジメ、家庭、常人とは何かを考えさせられる作品です。
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます。
空気読めないって、いけないことなの!?
相手の仕草や状況、雰囲気から気持ちを汲み取れず、言葉にしなければ意図していることを全く理解できないアスペルガー症候群の人たちが、人間の機微に敏感でなくてはならない演劇をすることになった!
試行錯誤しながらも、彼らの行き着く先は……? 』
ストーリー (日本タレント名鑑の公演情報より)
http://www.vip-times.co.jp/advance-info/stage-info/121-2010-03-09-07-24-02.html
『東京近郊にある青少年会館で、市と高機能自閉症者(アスペルガー症候群)の自立支援のためのNPO法人「くじらっ子クラブ」が、高機能自閉症者と一般人が一緒に芝居を作ることを企画した。
社会性、コミュニケーション、想像力に障害があることを理解して欲しいアスペルガー症候群の人たちと、アスペルガー症候群だからこそ持つことが出来る才能があることに気付いて、驚き、羨ましく思ってしまう一般人たちとの間に繰り広げられるユニークな創造現場を通して、人とその関係性、普通とはいったい何なのか、いじめ、家族などの問題の不可思議さが、時にはコミカルに、また時には非情なまでに切なく浮上する。
はたして彼らは無事に公演までにたどり着けるのだろうか……。』
劇団俳小 公式サイトの「ゴルゴダ・メール」のページ
http://haishou.co.jp/backnumber/golgotha/index.html
「ゴルゴダ・メール」の台本の一部が見られます。(PDF)
http://www.gekisakka.net/sample/gorugoda_hp.pdf
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