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[#34138] 脳深部刺激療法について といにんち 10/6/14(月) 21:53 [未読]
[#34145] ここが問題! Cyperus-A 10/6/15(火) 13:29 [未読]

[#34138] 脳深部刺激療法について
 といにんち  - 10/6/14(月) 21:53 -

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   ASの当事者です。ある記事を見ました。

【脳を守る】うつ病に脳外科手術 
2008.8.14 03:08
 鬱病(うつびょう)に画期的な脳外科手術が出現、といっても日本ではなく、カナダを中心に北米で展開されている新しい治療法の話です。現代社会はストレスに満ちあふれ、鬱病の発症率が上昇して大きな社会問題となっています。
 鬱病は、うっとうしい気分と、何事にも興味や喜びがわかない、という2つの主な症状からなります。毎日、憂鬱(ゆううつ)で何もする気になれない、何をしても楽しくなく興味もわかない、という症状です。食欲不振、不眠、集中してものを考えることができない−などの症状もよく出ます。
 そして自分に価値がないと思いつめて、ついに自殺を考えることもあります。自殺者の約7割が鬱病によるものとも言われています。
 最近のMRI(磁気共鳴画像装置)やCT(コンピューター断層撮影)スキャンの発達が、鬱病の脳を解明しつつあります。何もする気にならない、何事にも興味がわかない、という症状から、鬱病の脳は活動性が低下していると考えられていました。しかし、そうではなく、脳のある場所が異常に興奮していることがわかってきました。
 脳の中心部にある「帯状回」と呼ばれる場所が興奮しすぎて、結果として前頭葉の活動性が低下しているのです。前頭葉は「意欲の脳」とも呼ばれ、活動性が低下すると何もしたくなくなってしまいます。
 新しい脳外科手術とは、鬱病で興奮しすぎた「帯状回」に細い電気刺激用の針を留置して、慢性的に脳を刺激しようとするものです。電気刺激で興奮しすぎた脳を鎮めてやるのです。電気刺激用の針や電線は脳の中から皮膚の下を通して、胸の皮膚の下においたペースメーカーにつながれるため、外からはまったく見えません。
 カナダで試験的に行われた手術では、鬱病の患者20人のうち6割に効果があったといいます。韓国でも同じような手術がすでに行われ、よい成績が報告されています。日本では実際の手術が行われるまでに、もう少し時間がかかりそうです。
 (県立医科大学脳神経外科板倉徹)


自分は、集中すると、次に切り替える時に残像や感情がしばらく消えません。そのため他人のペースに付いていく事が、困難なんですが(SSRIも効果は、出ませんし)、DBSでASが改善する事は、あるんでしょうか?(アメリカでトゥレット障害が改善したと、言うニュースは、ありましたが)

[#34145] ここが問題!
 Cyperus-A  - 10/6/15(火) 13:29 -

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   ▼といにんちさん:
> 新しい脳外科手術とは、鬱病で興奮しすぎた「帯状回」に細い電気刺激用の針を留置して、慢性的に脳を刺激しようとするものです。電気刺激で興奮しすぎた脳を鎮めてやるのです。電気刺激用の針や電線は脳の中から皮膚の下を通して、胸の皮膚の下においたペースメーカーにつながれるため、外からはまったく見えません。

 『電気刺激用の針を脳に留置』とありますが、脳というのはどんな人でも考える・試行錯誤をするために、たくさんのブドウ糖を消費していて、それをまかなうために、こんもりと茂った木のようにたくさんの毛細血管が張り巡らされています。
 ここに針を通せば、出血がかなりの頻度で起き、場所が悪いと思わぬ合併症がでかねないと思います。

 やるとしても、薬や行動療法など、従来の方法ではどうしても立ちゆかないというときの、最終手段としてのほうがよく、第一選択肢とはしない方が無難であろうかと思います。

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