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[#35245] 聴覚障害者への支援から学ぶ情報保障 松浦 早希 10/10/6(水) 12:44 [未読]
[#35258] Re:聴覚障害者への支援から学ぶ情報保障 twenty 10/10/7(木) 12:14 [未読]

[#35245] 聴覚障害者への支援から学ぶ情報保障
 松浦 早希 メールホームページ  - 10/10/6(水) 12:44 -

引用なし
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   第26回メディアリテラシー教育研究会
第3回発達障害児・者支援情報保障研究会
「聴覚障害者への支援から学ぶ情報保障
 〜 遠隔情報保障システムから発達障害支援に活用できる情報を学ぶ 〜」

主催:日本メディアリテラシー教育推進機構
   特定非営利活動法人企業教育研究会
   就労支援推進ネットワーク
   発達障害児支援アカンパニスト

 2007年度は「特別支援教育元年」と呼ばれ、 学校教育法等の一部が改正さ
れました。2008年度以降も様々な取り組みが、学校現場にて実施されています。
この数年のうちには、発達障害の子どもたちへの支援問題が、当たり前のよう
に取り上げられるかと思います。
 そこで今回は、遠隔情報保障システムで、聴覚障害者への支援に取り組まれ
ている筑波技術大学障害者高等教育研究支援センターの三好茂樹さん、特定非
営利活動法人長野サマライズ・センターの小笠原恵美子さんにお越しいただき、
お話を伺います。

 「情報保障」という考え方は、「聴覚障害者」への支援としては昔からあり
ましたが、「発達障害」の分野では取り組み・研究がされてきませんでした。
その背景としては、「発達障害の方々は支援がなくても情報は入手できる」と
いった思い込みがあったと推測しております。
 「発達障害者への情報保障も必要」を考えるために、「聴覚障害者」への
「遠隔情報保障システム」の取り込みを丁寧に伺いたいと考えています。
その中から、発達障害の情報保障支援に役立つものを、参加者全員で探してい
きたいと思います。

 ぜひ、発達障害者の支援を日々考えている保護者の方、学校関係者の方、福
祉施設の方、企業の方など、あらゆる分野の方のご参加をお待ちしております。
また、当事者の方の参加も大歓迎です。ぜひお越しいただき、一緒に支援の方
法について考えていきませんか。

■日 時:2010年10月23日(土)13:30〜16:50(受付13:15〜)

     13:15    受付開始
     13:30-13:50 参加者自己紹介
           (参加者は多い場合には、省略させていただきます)
     13:50-14:50 講演・実演 三好茂樹さん(筑波技術大学准教授)
     14:50-15:20 実施報告  小笠原 恵美子さん
                 (特定非営利活動法人
                  長野サマライズ・センター副理事長)
     15:20-15:40 休憩(名刺交換など)
     15:40-16:10 質疑応答
     16:10-16:40 参加者のフリートーク
     16:40-16:50 まとめ

■場 所:ソフトバンク通信3社 青海キャンパス
     東京都江東区青海2-45 タイム24ビル9階
     ゆりかもめ「テレコムセンター」 駅下車 徒歩約2分
     りんかい線「東京テレポート」駅下車 徒歩約18分
     http://www.tokyo-bigsight.co.jp/time/access/index.html

■テーマ:「聴覚障害者への支援から学ぶ情報保障
      〜 遠隔情報保障システムから発達障害支援に
                 活用できる情報を学ぶ 〜」
     [講演]
      聴覚に障害のある方には、講師の発話内容を補聴器だけでははっ
      きり理解できない方々が多くいます。そのような方には手話通訳
      や文字によるサポートが不可欠です。特に文字によるサポートで
      はパソコンを活用した様々な手法によってリアルタイムに提供で
      きる情報の量が、近年飛躍的にアップしています。
      しかしながらこの手法では、大学の場合で言えば学外見学や教育
      実習などの局面で、共に移動することが困難であるために、それ
      らの能力を上手く活用できていませんでした。また、初等・中等
      教育の現場では生徒への心理的な配慮なども問題となっています。
      このような、今までの情報保障(※1)で起こっていた悩みや
      問題を少しでも解決するために、『モバイル型遠隔情報保障シス
      テム』を提案、構築しました。
      このプロジェクトは、国立大学法人筑波技術大学を代表として、
      ソフトバンクモバイル株式会社、特定非営利活動法人長野サマラ
      イズ・センター、国立大学法人群馬大学、国立大学法人東京大学
      先端科学技術研究センターそしてMCC HubneTの6者が協力し、
      2009年3月から始まりました。提案システムの向き不向きなどを
      調べるために、プロジェクト開始から約1年間、聴覚に障害のあ
      る方約300名、実施回数100回以上の導入実験を行いました。今回
      の講演では、これらの結果や事例、そしてシステム構成の概要な
      どについて触れさせて頂く予定です。

       ※1 身体的な障害により情報を収集することが困難な方に対し、
         代替手段を用いて情報を提供することにより「知る権利」
         を保障すること。

     [実施報告]
      『モバイル型遠隔情報保障システム』を使った2009年に行ってき
      た難聴児・者支援の実施例をお話して、聴覚障害とは異なる障害
      をお持ちの皆さまの社会参加を支援できる情報保障のあり方を
      皆さんからご意見などがいただければと思っております。

■講 師:三好茂樹(みよし しげき)さん
     筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター准教授

     1998年、北海道大学工学研究科生体工学専攻博士後期課程修了。
     同大学にて、人工内耳に関する基礎研究を行い、博士号(博士・工
     学)を取得。同年、筑波技術短期大学助手。2004年、同短期大学助
     教授。現在、筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター准教授。
     主に、聴覚障がい者のための感覚代行、情報保障システムの研究・
     開発に従事。ヒューマンインタフェース学会、日本特殊教育学会、
     ライフサポートテクノロジー学会会員。

     小笠原 恵美子(おがさわら えみこ)さん
     特定非営利活動法人長野サマライズ・センター副理事長

     長野県で1996年からパソコン要約筆記活動に取り組む。
     パソコンなどのIT機器やIT技術を活用して、障がい者・高齢者など
     の社会参加をサポートする活動を実施。「パソコン要約筆記の連携
     入力」手法を用いて県内外の各種教育機関や行政機関、議会、選挙
     等において支援実績を持つ。
     現在は、大学や企業など幅広い分野へ協力を求め、情報保障の必要
     性の認知と普及を目指して活動中。

■進 行:小林浩一(就労支援推進ネットワーク 理事長)

■定 員:40名(定員になり次第締め切ります)

■参加費:1,000円(大学生以下無料)*当日お支払いください。

★お申込み方法
 いずれかの方法でお申し込みください。
  1.申し込みフォームより申し込む
   以下のURLよりお申し込みください。
   http://shuro-shien.net/?page_id=637

  2.FAXで申し込む。
   1)氏名、2)会員・一般の別、3)〒・住所、4)電話・FAX番号、
   5)勤務先、6)メールアドレスを明記の上、お申し込みください。

   送付先 020-4669-6822

★問い合せ先
 就労支援推進ネットワーク 事務局 松浦早希
 Tel 042-578-4907 / FAX 020-4669-6822
 e-mail info@shuro-shien.net URL:http://shuro-shien.net/

[#35258] Re:聴覚障害者への支援から学ぶ情報保障
 twenty  - 10/10/7(木) 12:14 -

引用なし
パスワード
   twentyです。面白そうな内容ですね。

>      しかしながらこの手法では、大学の場合で言えば学外見学や教育
>      実習などの局面で、共に移動することが困難であるために、それ
>      らの能力を上手く活用できていませんでした。また、初等・中等
>      教育の現場では生徒への心理的な配慮なども問題となっています。
>      このような、今までの情報保障(※1)で起こっていた悩みや
>      問題を少しでも解決するために、『モバイル型遠隔情報保障シス
>      テム』を提案、構築しました。

あまり目立たない形でどこでも情報保障がしてもらえたら、発達障害の人にも便利でしょうね。


>      このプロジェクトは、国立大学法人筑波技術大学を代表として、
>      ソフトバンクモバイル株式会社、特定非営利活動法人長野サマラ
>      イズ・センター、国立大学法人群馬大学、国立大学法人東京大学
>      先端科学技術研究センターそしてMCC HubneTの6者が協力し、
>      2009年3月から始まりました。提案システムの向き不向きなどを
>      調べるために、プロジェクト開始から約1年間、聴覚に障害のあ
>      る方約300名、実施回数100回以上の導入実験を行いました。今回
>      の講演では、これらの結果や事例、そしてシステム構成の概要な
>      どについて触れさせて頂く予定です。
>

日本で手話で遠くから情報を送る事業がなされようとしてるようなことは聞いたことがありますが、文字情報のサービスがここまで進んでいたのは知りませんでした。聴覚障害の方にもこれからみたいなので、どんどん進むといいですね。

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