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何かにつけて、本音と違うことが口から出てくることに昔から悩んでいました。
嘘を取り繕おうとしているわけでもなく、国語力がなくてうまく説明できないというのとも少し違う気がします。
こう言おう、こう相談しよう、って頭で考えたのに、口から出てくる言葉が全然違ったり、相手が何か返事をするとそれに流されて自分の言いたいことがまったく別物に変わってしまい、自分の頭はおかしいのではないかと困っていました。
小学生の頃いじめを受けていると母親に相談したことがあるのですが、いざ「どんな内容のことをされたのか?」と聞かれたら、咄嗟に口からは本当にされた内容が説明できず、「そんなものはいじめに含まれない」と相手にされなくなってしまいました。
それからアスペのこともあって精神科医にかかった時も、どういう事に困っているのか説明をしようと思っても、まったく別のことしか話せず、自分でも「なぜ?言いたいことはこんなことじゃないのに…」と思いながら口からペラペラと関係ない話をはじめ、適切な診断を受けられず効かない薬を貰いました。
たとえば、本当は対人関係で苦しい、人とうまく話せない、等の相談をしたかったのに、最近悪夢をよく見て眠れず困っているんです、と話し出したり・・・といった具合です。
私は今、定時制扱い(というのか、名称はよく分かりません)の学校に通っています。
そこでは教師とのコミュニケーションで困ったときの相談窓口があるのですが、私のASやパニックを理解してくれない教師や、セクハラまがいの発言をしてくる教師がいて怖くて通学できなくなることが多く相談しに行ったことがありました。
でも、やはり本当のことが言えず、笑い飛ばされて傷つきました。
本当のことをきちんと説明できたら、何らかの対処がしてもらえたかもしれないのに・・・
とても悔しくなります。
友達と話しているときも、家族と話しているときも、いつもこんな具合で本音が頭で構成されているのに口から違うことが出てくるのが不思議で、すごく困っています。
ASだからなのでしょうか・・・
他に同じような経験のある方はいますか?
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