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▼P.R.Sさん:
はじめまして。
趣味の掲示板には時々書き込みますが、館の掲示板はシリアスな話題が当然ながら多いので、余り書き込まない ali,forever! です。
さて、アスペ当事者の就労についてですが、私の通っている障害者自立支援施設の職員の方と話をした直後ではありましたし、他人事とはとても思えなかったので、少し書かせていただきます。
結論から言いますと、障害者である事をはっきり明言した上での求職には、雇用者の側もそれなりの不安を感じることは、こちら側としては分かったつもりでした。それでも尚且つ、障害者専用の合同面接会に出向きますと、面接担当の人から
<あなたは精神的ストレスが耐えられない程たまると、どういう行動に出がちですか?>といった、精神障害者について全く無知な質問を受けた事もありました。障害者自立支援施設(長いので、以下は作業所と呼びます)の職員の人からも、ジョブコーチと呼ばれる、障害を持つ労働者と雇用者の間に立ってお互いの行き違いを早めに調整してくれる役割の人をうまく利用すること。と、強調されました。なぜなら、雇用者側の不安や戸惑いを減らす努力は欠かせない。それなしには、雇用者の側が余程長い目でこちらの職場内での習熟や成長を見てやろうという、人間のできた人事関係の方がおられる職場に行き当たるまで、障害者の側が、ひたすら役立たず呼ばわりされて、色々と嫌味も言われた挙句、失敗経験という、ひたすらネガティブな自己評価をさらに強く持つことになりかねない。というのが、私の最終的な感想でした。
まずは2〜3時間ほど通い、それから徐々にフルタイムの就労に移行することが出来るように、交渉していくことが大事ですよね?作業所の職員の人からも、そうやって雇用者側とのトラブルを小さな内に調整していく配慮を障害者の側が、常に意識しておくのは大事だともいわれました。例えば、以前試験採用にまでは何とかこぎつけた工場は、障害者を積極的に雇用してくれるところだったのですが、性同一障害(ありていに言えばゲイの人)までが男子更衣室で皆と一緒に着替えるのが、私としてはどうしてもイヤで、その事についてジョブコーチの人と話し合ったことがありました。
(私は別にゲイに人にケチをつけるつもりはないのですが、少年時代から、電車や映画館の中で何度もホモ痴漢にあった経験もあり、ゲイの男性からゲイ道に誘い込まれそうになった経験がトラウマになっていたから、ゲイに対して嫌悪感を持つのであって、同好の志を持つ者同士が、サウナかどこかで出会いを求めることに関しては、何も偏見はありません)
さて、話が横道にそれましたが、健常者と障害者を問わず就職難の昨今、どちらにしても年単位の求職活動を覚悟しなければいけない。とは、作業所の職員の人の
結びの言葉でした。お互いにがんばりましょう.....とか、元気なコメントを残すつもりは毛頭ありませんが、なんとかそれまで絶望せずに生きていられたらいいな、というのが私の今現在の正直な気持ちです。
お役にたちましたでしょうか?
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