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▼ハム吾朗さん:
>僕は今までの学校の成績で5を取った事は一度もないです。
周囲はこう言うんです。
「1を取る人は5が取れない(学力が及ばないから)」
「5を取る人は1を取らない(1になるまで手抜きをしないだろうという考え)
補習出て真面目にしても体育は1でアスペの視覚記憶が活かせた教科は
努力の必要なく常に学年トップでした。
LDで理数系の成績は下から数えた方が早かったです。
論理的思考の点数が私の場合は低いですね。
>普通に考えれば少数派や役に立たない事は多少迷惑がかかりますが、それは人を傷つける行為ではなく、また故意ではないため、その人に危害を加えてはならないという理屈は分かるはずなのですが、それを念頭にない人間が健常者に多い事が謎です。
健常の一部も「自分なりに譲れない信念」があって
反対に見える意見や価値観を目にすると「異論を受け入れたくない」という
発想が浮かぶみたいです。
自分の信念を危うくされたような錯覚するのか,人によっては異論に反撃してきますよ。
>健常者は安易な理由で復讐を実行する人間が多すぎです。
>人間ができるはずのことができない事に対して苛立ちを覚えて悪口を言いたくなる事は分かりますが、できないには理由があり人によって背景が異なるため、それを健常者は考慮しない人間が多いため困っているのです。
健常側はアスペ側の苦痛を想像できないんです。
「空気を読む」について健常は数秒掛からず理解できます。
だからアスペ側の「空気読めない苦痛」を想像しづらいです。
「なんで,空気読めないんだ?」になるのは,「自分の経験外のことは健常でも想像しづらい」からです。
>アスペは普通の人と同じことができるように努力をしているのですから、健常者もアスペと同様の努力をしなければ、アスペに悪口を言う資格はないと思います。
健常は空気を読むのに苦労することがありません。
感覚過敏にしても健常にとって些細なことに見えるんです。
私は感覚過敏の説明で健常にも解りやすい説明をしてみました。
「聴覚過敏は,ある物音が騒音に聞こえてしまいます。
あなたは24時間耳元で物音の騒音を感じたら眠れなくなったり
イライラしたりしませんか?
健常でも寝る時時計の秒針や水道から水が堕ちる音が気になる人っていますよね?
不快に思う音の種類が健常より多いだけですよ。」
他に視覚過敏や接触過敏なども健常の感覚を使った説明することで
少し周囲から理解されました。
この説明するのに20年以上は掛かってます。
>僕も合理性だけでは健常者には通用しない事は思い知ってます。
>しかし健常者はあまりにも差別的で絶対音感のような決めつけに拘り過ぎているのではないでしょうか?
健常の一部は固定観念に囚われてる方がいらっしゃるからですよ。
その固定観念とは・・
*自分が生きてきた世界は絶対だ。
*自分が常識と思ってることに反する言動や行動は許せない。
(許したら自分が今まで信じてきた信念を脅かされる気分)
↑
これ私が診断される前の母です。
*母の中には「知的遅れがない自閉症」の存在が受け入れがたいことだった。
*昔の自閉症のイメージは一部で「親の愛情不足」という観念があったため
娘の自閉を受け入れることが,娘に愛情不足の対処をしたという意味になる。
*母は私を健常として育ててきたので混乱する気持ちやアスペを新手の精神病だと思ってる誤解。
>いましたけど、それは人間性の高いごく一部の人間です。
>大半の人間は聞こうとはしません。
私もそうです。だから,相手の反応を見るために
わざわざ変人なのを伝えるんです。
相手にとっては選択権があるから合わない,と判断すれば
こちらが何もしなくても相手から去って行きます。
思考に柔軟性のある健常の方は,こちらの反応に興味を持って
近づいてきます。
相手に自分を理解する気があるのか,ないのか
これだと簡単に識別できます。
同じ努力をするなら理解される可能性がある人に実施する方が効率が良さそうです。
私は努力の関して成功体験が少ないので「やるからには,どちらも傷つかない方法」の例として書いてみました。
>僕が今志してる職業はアスペにはほとんど就けないと言われてる職業です。
>だから僕も方法を考えています。
ハム吾郎さんに合った方法は諦めなければ,いつか見つかると思います。
10代の頃は,この方法だといつまでも合わない会話を強要されたけど
成人の健常になると「自分と合わない人間は必要以上に関わろう」という気をなくす人も居るので無駄に傷つく回数が減ります。
日常で私が気をつけてることは必要なこと(挨拶や世間話)しか話さない,
できるだけ自分の考えを述べるのを避ける,(意見の衝突を防ぐため)
健常側に選択権(会話の主導権,物事の決定権)を渡すこと,かもしれません。
私が発達障害であることを知るのは血縁と友達,保険関係者くらいなので
何も知らない健常から何を言われても個人的に平気です。
好意を持ってない相手からの言われて傷つく必要性が感じられないです。
成人になってもアスペの無理解から口論を吹っかけてくる方が居ても同様です。
(一応,相手が何を伝えたいかは聞くし解らない箇所も質問するけど,とりあえず「はい,そうかもしれませんね」と言うだけ)
「私は変り者なのであなたを疲れさせて申し訳ないです。
これ以上,お話していてもお互い疲れるだけと思いませんか?」
・・で健常のほとんどが
「この子に何を言っても無駄」と気づきます。
10代の頃と違い成人の健常は滅多にそれ以上の攻撃を仕掛けてきません。
>合理性だけでは健常者には通用しないことは思い知っています。
>明らかに間違ってることでいろんな健常者から危害を加えられてましたから。
>欠けた脳で考え回してると僕の学校の人間はみんな思ってることでしょう。
私もそういう過去があるので辛くなったときは鏡で自分の顔を見てます。
歳をそれなりに取ってる私は小学生〜高校生の幼い顔をしていません。
「辛いことは過去のことだ。成人しても危害を加えたがる人に構うだけ時間の無駄だ。」と思っています。過去の自分と今の自分を切り分ける作業だけど私は効きました。
>僕も知能面は限りなくカナーに近いです。
>本やニュースを見ても(一生懸命考えても)理解できていませんし、学生のときも授業を聞く集中力が全くありませんでしたし(気付かない内に空想に頭が囚われる)、効率を無視して自分流に勉強していたため(また強迫性障害もあったため勉強も遅い)成績はいつもドベクラスです。
>また学校では勉強量の多い人間と思われていたため、ただの真面目な知的障害者に思われています(実際言われたこともあります)。
>責任能力面でアスペが健常者より圧倒的不利になるのは当然と思います。
不利だけどハム吾郎さんは完全な知的遅れじゃないと思いますよ。
すごい努力家だと思います。
努力の必要性を理解してるハム吾郎さんが私には完全な知的遅れには見えないです。
物事の理解は個人差があっても仕方ないと思います。
焦らず,ご自分のペースでご自分に合った方法を探しませんか?
私は自分がしてる方法を例として書いたけど,ハム吾郎さんに合う方法は
違うかもしれません。
自分に合った方法を見つけるのに私は20年以上は掛かりました。
ハム吾郎さんも,それだけ時間を掛ける気で模索すれば見つかるような気がします。
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