アスペルガーの館の掲示板

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[#38534] 車の運転の可否の扱いについて… Cyperus-A 12/4/14(土) 16:49 [未読]
[#38542] Re:車の運転の可否の扱いについて… きものひめ 12/4/15(日) 17:05 [未読]
[#38545] Re:車の運転の可否の扱いについて… ウォルフル 12/4/16(月) 4:31 [未読]
[#38548] てんかんの人こそ適正化(厳罰化)を望むべ... たける 12/4/18(水) 10:37 [未読]
[#38549] 適正化(厳罰化)すればいい問題解決すると... でらっくすス 12/4/18(水) 12:02 [未読]
[#38550] どちらが先と言う問題ではないと思います たける 12/4/18(水) 14:47 [未読]
[#38552] Re:車の運転の可否の扱いについて… Cyperus-A 12/4/19(木) 16:07 [未読]

[#38534] 車の運転の可否の扱いについて…
 Cyperus-A  - 12/4/14(土) 16:49 -

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    12日のこと、京都・祇園の大和通四条の交差点で、染物屋さんに勤めていた30歳の男性が、配達に使っていた軽ワゴン車を暴走させてしまい、桜のシーズンで観光を楽しんでいた方など18名が巻き込まれ、8名の方が亡くなられ・10人がケガを負われ、運転していた彼も命を落とすという、非常に痛ましい交通事故がありました。
 
 男性は、去年のやはり4月に発生し、6名の小学生が亡くなった、栃木県鹿沼市のクレーンの暴走事故で、現在服役中の運転手と同じく、“てんかん”の発作があったようです。


 鹿沼市のケースでは、“病歴を隠して免許を取得して事故を起こした場合、危険運転致死罪に問い、懲役期間の延長など厳罰化を求める”という、意見がすでに出始めています。

 しかし、僕は、“単にそれだけで済ませて良いのだろうか?”という、疑問符がどうしても頭から消し去れません。

 乗用車を問わず、パワーショベルやフォークリフト、そして農業用トラクターまで、現代社会では、“有利な経済状況の保障”ということに対して、“車両を動かせる”という能力は、非常に必須視されています。実際、ハローワークの求人票を見ると、半分くらいの“資格欄”に“普通車免許を持つ人”という記載があります。

 けれどもこれは裏返せば、“車を運転できる年齢で運転をためらう人≠一人前の大人じゃない”という、排除の方程式を作ってしまっていて、“私は…運転はむりです!”ということを、ためらいなく言い出せる状況を阻害していて、これが クローズという望ましくない方向へ、てんかんを含めた“意識・注意力のハンディを持った人々”を導いてしまい、水面下での軽微なものを含めて、事故への引き金を引いたのだと思わずにはいられないです。

 実際のところ、“脳”というのは、判断力・運動の調節・意識レベルの維持・協調性の構築など、多数の安全運転にまつわる機能を有する“重要な器官”であるにもかかわらず、それらのことに対して不安感を持っている人が、安心して訪れられるような“相談窓口”は、皆無に近い状況です。

 人間は“良い可能性”を信じなくては生きていけない生き物なので、単に“お医者さんからダメと言われた”というだけでは、“今は調子良いから…大丈夫”ということで、自動車学校へ通いだしてしまう方が、どうしたって出てきます。また中には、“自分は運転免許をとれない=落伍者”ということで、強いうつ状態に陥ってしまい、引きこもりに繋がっていくということもありうると思います。

 科学的かつ客観的に納得のいく検診が受けられ、それを踏まえて免許取得の可否が解りやすくハンディを持った人に伝えられて、かつ今後の人生設計において“車両を運転しづらい”ということが“著しい不利益”とならないように、その人と一緒になって考えてくれる“コーディネーション”をしてくれるような機関・機構の
創設こそ、悲惨な事故を無くしていく第一歩だと思えてしょうがないです。


 

[#38542] Re:車の運転の可否の扱いについて…
 きものひめ  - 12/4/15(日) 17:05 -

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   ▼Cyperus-Aさん:
> 12日のこと、京都・祇園の大和通四条の交差点で、染物屋さんに勤めていた30歳の男性が、配達に使っていた軽ワゴン車を暴走させてしまい、桜のシーズンで観光を楽しんでいた方など18名が巻き込まれ、8名の方が亡くなられ・10人がケガを負われ、運転していた彼も命を落とすという、非常に痛ましい交通事故がありました。
> 
> 男性は、去年のやはり4月に発生し、6名の小学生が亡くなった、栃木県鹿沼市のクレーンの暴走事故で、現在服役中の運転手と同じく、“てんかん”の発作があったようです。
>
>
> 鹿沼市のケースでは、“病歴を隠して免許を取得して事故を起こした場合、危険運転致死罪に問い、懲役期間の延長など厳罰化を求める”という、意見がすでに出始めています。
>
> しかし、僕は、“単にそれだけで済ませて良いのだろうか?”という、疑問符がどうしても頭から消し去れません。
>
> 乗用車を問わず、パワーショベルやフォークリフト、そして農業用トラクターまで、現代社会では、“有利な経済状況の保障”ということに対して、“車両を動かせる”という能力は、非常に必須視されています。実際、ハローワークの求人票を見ると、半分くらいの“資格欄”に“普通車免許を持つ人”という記載があります。
>
> けれどもこれは裏返せば、“車を運転できる年齢で運転をためらう人≠一人前の大人じゃない”という、排除の方程式を作ってしまっていて、“私は…運転はむりです!”ということを、ためらいなく言い出せる状況を阻害していて、これが クローズという望ましくない方向へ、てんかんを含めた“意識・注意力のハンディを持った人々”を導いてしまい、水面下での軽微なものを含めて、事故への引き金を引いたのだと思わずにはいられないです。
>
> 実際のところ、“脳”というのは、判断力・運動の調節・意識レベルの維持・協調性の構築など、多数の安全運転にまつわる機能を有する“重要な器官”であるにもかかわらず、それらのことに対して不安感を持っている人が、安心して訪れられるような“相談窓口”は、皆無に近い状況です。
>
> 人間は“良い可能性”を信じなくては生きていけない生き物なので、単に“お医者さんからダメと言われた”というだけでは、“今は調子良いから…大丈夫”ということで、自動車学校へ通いだしてしまう方が、どうしたって出てきます。また中には、“自分は運転免許をとれない=落伍者”ということで、強いうつ状態に陥ってしまい、引きこもりに繋がっていくということもありうると思います。
>
> 科学的かつ客観的に納得のいく検診が受けられ、それを踏まえて免許取得の可否が解りやすくハンディを持った人に伝えられて、かつ今後の人生設計において“車両を運転しづらい”ということが“著しい不利益”とならないように、その人と一緒になって考えてくれる“コーディネーション”をしてくれるような機関・機構の
>創設こそ、悲惨な事故を無くしていく第一歩だと思えてしょうがないです。
>
>
> 


そうですね。ハンディを持っている事で、社会で生きにくい事を罰則だけ強化しても根本の解決、改善に繋がらないと思います。
この様な悲惨な事件にならない為には、社会が障害、ハンディを持った人を他人ごとではなく、どう共存していくかを考える事が必要だと思います。

[#38545] Re:車の運転の可否の扱いについて…
 ウォルフル  - 12/4/16(月) 4:31 -

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   Cyperus-Aさんこんにちは。

厳罰化による犯罪の抑止効果については、その根拠を裏付ける客観的データなどどこにもありませんし、実際、厳罰化の実施によって犯罪率が下がった国などどこにもありません。(一時的には下がるんですけどね)ですから今回の厳罰化の論調についても「被害者及び社会側の被害感情の縮減が厳罰化の目的だ」という意見だけが至極真っ当な意見だということになります。しかし、刑罰制度は主に、犯罪抑止・更生・被害感情の縮減の三つの柱で成り立っていますから、当然被害感情の縮減という一観点からのみ刑罰制度を変えようとする今日的動向には少し行き過ぎた感がするばかりでなく、本来の刑罰制度の存在意義をぶち壊しにしようとしているとても危険な偏った発想です。

そもそも人間は法的なシステムだけを拠り所にして生きている訳ではいので、法的にシステムを変えればそれで全部問題が解決する筈がなく、やはりCyperus-Aさんも仰っているように、他のシステム(啓蒙を促すメディア等の情報システムの活用や、労働システムの改善、あるいは医療や福祉ソーシャルネットワークシステム等々の活用)があってこそはじめてそれらが犯罪抑止にも結びついて「みんな笑顔で暮らせる社会」が見えて来るのだと思います。

[#38548] てんかんの人こそ適正化(厳罰化)を望むべき
 たける メールホームページ  - 12/4/18(水) 10:37 -

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   こんにちは

私はいわゆる「厳罰化(私から見れば適正化)」は、歩行者の安全を確保するためにも必要だと思います。
(歩行者の中にはもちろんてんかんの方も含まれます)

また、てんかんの方に対する偏見を防ぐためにも、てんかんの方自身が「厳罰化」を望むべきだと思っています。

詳しくは自分のブログに書きました。この話題は「アスパルがーの館」で議論するにはふさわしくないと思いましたので。

興味のある方は見て頂ければうれしいです。
また、コメントを頂ければさらにうれしいです^^
http://recentreport.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

[#38549] 適正化(厳罰化)すればいい問題解決するとは思えません。
 でらっくすス  - 12/4/18(水) 12:02 -

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   厳罰化以前にてんかんの人が自動車免許がなくても仕事ができるようにするとか
が必要なのではないでしょうか?
(自動車免許がないと働ける職種が少なくなるので)
ただ厳罰化すれば事故がなくなる事はないとワタシは思います。

[#38550] どちらが先と言う問題ではないと思います
 たける メールホームページ  - 12/4/18(水) 14:47 -

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   こんにちは

法の適正化と、免許を持てないための生活保障は決して対立するものではありません。どちらが先というものではないと思います。

私はリアルで、てんかんの方を知りません。私の認識がずれている可能性もあります。でらっくすスさんはいろいろ知っていらっしゃるようですから、教えていただきたい事もあります。

私は一人でも多くの人が、事実に基づく正しい認識を持って欲しいと思っています。(私が間違っていれば正したいと思います)

とにかく、「アスぺルガーの館」で議論するにはふさわしくないと思っています。

ぜひ、私のブログにコメントいただくなり、直接メールを頂きたいと思います。
http://recentreport.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

[#38552] Re:車の運転の可否の扱いについて…
 Cyperus-A  - 12/4/19(木) 16:07 -

引用なし
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   ▼Cyperus-Aさん:
> 科学的かつ客観的に納得のいく検診が受けられ、それを踏まえて免許取得の可否が解りやすくハンディを持った人に伝えられて、かつ今後の人生設計において“車両を運転しづらい”ということが“著しい不利益”とならないように、その人と一緒になって考えてくれる“コーディネーション”をしてくれるような機関・機構の
>創設こそ、悲惨な事故を無くしていく第一歩だと思えてしょうがないです。

>
このスレにご意見を寄せていただいた、みなさんありがとうございます。

 僕自身も、大学の学部生のころ、家族から“取ったほうが…”という圧力に押される感じで、“うつ状態”で重い身体を引きずるような感じで、教習所へ通っていました…
 
 そのときは、大学がある地方の海辺の町に住んでおり、自分の地元の街とは比べ物にならないほど、スピードを出していく道路環境に戸惑いを覚えていました…

 教習所内の路面での試験にパスして、第三段階の“路上教習”出た初日、バイパスで、“60KM/H出しなさい!”といわれたとき、“自分はもう死ぬに違いない!”という恐怖感に襲われたことを今でもはっきり覚えています。

 このころは、“スルピリド”と“抗不安薬”を飲んでいましたが、主治医の先生から“眠気・注意力低下”の副作用については、明確な説明がなかったので、7、8回目の教習で、やや狭い通りに入ったところで、何か意識が遠のいてしまい、気がついたときには、教官があわてておばあさんがぶつかるのを避けたところでした…

 そんこんなで僕は、結局、大学の保険師さんの勧めで、運転免許の取得を断念しました。

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