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はじめまして。埼玉在住のあさひん(28歳)です。
まだ専門医に受診できていないのですが、ほぼ間違いなく、アスペルガー当事者と確信しています。
あまりにもできないことだらけの自分を見かねて、妻がいろいろ調べたところ、アスペルガーの可能性が極めて高いことがわかりました。
理由としては、以下の事象が一日に頻繁にあるからです。
1.他人とのコミュニケーションがとり難い。相手の意図する言葉の意味が良くわからない。
2.【1】の事象で、わからないことがあると何度も理解するまで相手に確認してしまう。
3.言葉でうまく説明出来ないためか、身振り手振りが無意識のうちに必ずついてきてしまう。
4.好きなもの・興味のあるものに対しては積極的で覚えも早いが、興味の無いもの、嫌いなものに関しては、何度覚えようとしても覚えられないし、間違ったことをしてしまう。
5.言われた事を言葉どおりに解釈してしまい、相手を怒らせてしまうことが多々ある。
6.新しいことを覚えるのに、一つ一つ確認していくため、人の何倍も時間がかかる。
7.いわれたことがすぐに理解できず、書き止めようにも時間がかかりすぎるため、メモを取ることも相手を怒らせてしまう原因に。
8.常にひとつのことしか頭に入っておらず、複数のことを同時にしようとすると、おろそかになる。
(今この文章を打っている間も、夜中に掲示板に書き込みをすることを、妻に言い忘れてしまっている。跡で間違いなく怒られてしまうなぁ・・・)
とまあ、このようなことが頻繁に起きているために、物心ついた頃から人と話すのは好きでも、友達も少なく、気の知れた仲間うちに入って趣味の話ばかりしている感じでずっと過ごしていました。
発見が遅れてしまったのは、家庭環境が特殊(家族でペンション経営)だったせいもあるのですが、学生時代は商業高校だったこともあり、ある程度の会話や仕事上で使う対話はできていた為、社会人になってからも、「ちょっとおかしい奴」という程度の扱いだったせいだと思います。
それともうひとつの原因は、私が中学生のときに発症したと思われる、「ナルコレプシー」という睡眠障害のせいです。
簡単に説明しますと、人間は「眠ってはいけない!」と思ったら、眠りを促す物質を【遮断】するフィルターの役目をする物質を分泌するのですが、私はその物質を分泌することができないため、自我とは関係なく居眠りをしてしまうという病気です。
具体的な症状としては、次のとおりです。
「授業中・会議中など、眠ってはいけないとされる場所でも寝てしまう」
「意識していても、瞬間〜数秒間寝てしまう【マイクロスリープ】症状がある」「睡眠時間をいくらとっても改善しない」
「作業途中で寝てしまうと、直前にやっていたことを反復する」
(例:「こんにちは」と書くところで寝てしまうと、「こんにちちちちちちちち・・・」と、直前の事を繰り返す)
こんな感じなので、余計にヘンな奴だと思われてしまい、さらにこの病気の患者人口は日本で0.16〜18%という少なさなので、ナルコレプシーだと診断されたのも22歳と成人した後でした。
そのためずっと、
・自分は精神異常者なんだという誤認
・いくら眠っても居眠りしてしまう怠け者
という、二つの足枷を引きずって生きていました。
自分は管理人shinyuuさんに似た度合いの症状ですが、ナルコのせいで好きなことをしていても寝てしまうため、物事を極めることが叶わずいまも苦しんでいます。
そんな時に、市の図書館に新刊として「アスペルガーの館」の本が入庫されたのをたまたま発見し、ここにたどり着きました。
自分はまだはっきりと診断が下りたわけではありませんが、今後早いうちに専門の医療機関にいってみたいと思います。
アスペルガーの館を訪れる、皆さんのいろいろな体験や環境・生活の知恵など、情報交換できればと思っています。
長々と自己紹介を書いてしまってすみません。今後とも宜しくお願いいたします。
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