アスペルガーの館の掲示板

[ ホーム | 趣味の掲示板 | 旧掲示板 ]

※この掲示板は終了しました。閲覧のみ可能です。
※医療や福祉の支援を必要とするときは、発達障害者支援センターに問い合わせください。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
4496 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→

[#4704] 頭の中で「音読」している マナミ 05/3/10(木) 12:41 [未読]
[#4707] Re:頭の中で「音読」している nobody knows 05/3/10(木) 19:45 [未読]
[#4709] つけたし nobody knows 05/3/10(木) 20:18 [未読]
[#4712] Re:頭の中で「音読」している 朧塚 05/3/10(木) 21:45 [未読]
[#4736] Re:頭の中で「音読」している Chiquitita 05/3/11(金) 1:24 [未読]
[#4838] 私も同じです ゆみこ 05/3/15(火) 3:20 [未読]
[#4728] Re:頭の中で「音読」している mikity 05/3/11(金) 0:34 [未読]
[#4742] Re:頭の中で「音読」している 秋桜 05/3/11(金) 8:06 [未読]
[#4744] Re:頭の中で「音読」している rihumi 05/3/11(金) 8:44 [未読]
[#4749] Re:頭の中で「音読」している rino 05/3/11(金) 18:23 [未読]
[#4748] Re:頭の中で「音読」している 朝狼。 05/3/11(金) 17:41 [未読]
[#4778] もう一度、考えてみました nobody knows 05/3/12(土) 20:23 [未読]
[#5389] Re:頭の中で「音読」している ナイトン 05/4/2(土) 1:40 [未読]
[#5499] Re:頭の中で「音読」している マナミ 05/4/6(水) 0:39 [未読]
[#5507] Re:頭の中で「音読」している Mia 05/4/6(水) 10:02 [未読]
[#5509] 本当の「黙読」 SUN 05/4/6(水) 11:46 [未読]
[#5538] Re:本当の「黙読」 nobody knows 05/4/7(木) 19:46 [未読]
[#5555] Re:本当の「黙読」 SUN 05/4/8(金) 19:29 [未読]
[#5541] Re:本当の「黙読」 秋桜 05/4/7(木) 20:53 [未読]
[#5554] Re:本当の「黙読」 SUN 05/4/8(金) 18:47 [未読]
[#5556] あ、まちがえました SUN 05/4/8(金) 19:45 [未読]
[#5565] 音読すると意味のない「音」でしかなくなる ゆみこ 05/4/9(土) 14:27 [未読]
[#5566] 書き忘れました ゆみこ 05/4/9(土) 14:30 [未読]
[#5572] Re:音読すると意味のない「音」でしかなくな... SUN 05/4/9(土) 19:52 [未読]
[#5540] Re:頭の中で「音読」している 風都京 05/4/7(木) 20:26 [未読]
[#5552] Re:頭の中で「音読」している ケロロ 05/4/8(金) 11:11 [未読]

[#4704] 頭の中で「音読」している
 マナミ  - 05/3/10(木) 12:41 -

引用なし
パスワード
    ASではないかと考えはじめ半年近くになるものです。
 ASを知ってから、たくさんの疑問や対人関係の失敗などを
 相談してきましたが、そのたび暖かなお返事を頂いて参りました。
 混乱しながらも、このサイトや関連の本を読んで、「自分探し」の途中です。

 わたしは、最近気がついたことがあります。
 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
 ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。
 多分、ひらがなを覚えたころからずっとそうして、言葉を解釈していたように思います。
 でも、それは「普通」ではない、らしいのです。
 今は読書は好きですが、小学校2,3年生くらいまで、本を読むのが嫌いでした。
 当時は理由が説明できなかったのですが、今考えてみると
 「黙読しているのに、音読と同じようなエネルギーを使っていたから」
 読書が人一倍時間がかかってた、学校の評価も文章の理解力が不足していたようです。
 脳の情報処理能力不全、ということに関連しているのでしょうか?
 専門の医師に話したら、わかっていただけるものなのでしょうか?

[#4707] Re:頭の中で「音読」している
 nobody knows  - 05/3/10(木) 19:45 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:
> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。
> 多分、ひらがなを覚えたころからずっとそうして、言葉を解釈していたように思います。

えーと、難しいです。(^_^;)
うまく解釈しきれないので、違っていたら、みなさん、どしどし、ご指摘を。

文字通りとしての「音読」から。
一般的な「音読」はインプット→アウトプットのとても複雑な一連の情報処理で、

視覚的に「記号」を認知
   ↓
獲得している語学の「文字」として認知
   ↓
言語として情報処理
(たぶんここらあたりで、文字が表している語彙と内的に獲得している語彙と一致させつつ。一致しない場合でも処理は可能ですが、「頭には入っていかない」状況ではないかなあ。きっと、いわゆる「たどだどしい」とか「一文字、指さし、たどり読み」みたいになると思われ。)
   ↓
獲得している構音操作を使用して発語器官に操作を命令
   ↓
発語器官(舌、口唇から鼻咽腔閉鎖機能まで口腔のあらゆる器官を使用)が機能
   ↓
「ことば(音)」の発生
   ↓
聴覚的にフィードバック
   ↓
「ことば」として再認知
          
ぐらいかしら。そんな一連の情報処理です。
とりあえず、「音読」はアウトプットまでの一連の過程なので、「音読」とは言い難いような気がします。本当に「声」が聞こえたら、「幻聴」になりますが、幻聴は視覚的な処理とは別に意識(あるいは無意識)から発して「聞こえる」ものなので。それも違うような…。

ここから、全くの私見なので、それこそご指摘を。(私も知りたい!)

考えられること

1.視機能(眼球運動能力から視空間能力まで)の課題から、「記号」を認知することが難しく、この部分に時間がかかり、そのタイムラグからアウトプット様な処理(=音読)をとても「意識」してしまっていた。
例:行を読み飛ばす、文末を勝手に読み変える場合


2.文字として認知するが、「記号」を「文字」に変換するところに課題があって、一文字、一文字を確認する(これは「あ」、これは「い」というように)ことに時間がかかり、それを「音読」と感じた。

3.文字を「語彙」として認知する部分に課題があり、理解するために時間がかかり、このあたりで試行錯誤がくり返されたため、「音読」と感じた。

番外 このスレ読んで、途中から自分も口の中でもぐもぐ言っている(音読?)つもり   になってきた。かなり強迫的、完璧主義的な自分なので、こだわるとそうなの   かもしれない。でも、これはたぶん違うと思います。

他にも考えられそうなのですが、とりあえず、

> 当時は理由が説明できなかったのですが、今考えてみると
> 「黙読しているのに、音読と同じようなエネルギーを使っていたから」
> 読書が人一倍時間がかかってた、学校の評価も文章の理解力が不足していたようです。

ということからは、どこかの処理に時間がかかって人一倍、エネルギーを使っていた可能性があります。

[#4709] つけたし
 nobody knows  - 05/3/10(木) 20:18 -

引用なし
パスワード
   大事なことを忘れました。

上記のようなことが輻輳していることもあると思います。

脳の局在的な課題があっても、それを補うために他の部分が働く(脳の可塑性)なので、「これだあ」は脳にはなかなかなく、「仮説を組み上げていく」が今の脳科学の現状のようです。

[#4712] Re:頭の中で「音読」している
 朧塚 メール  - 05/3/10(木) 21:45 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:
こんにちは、朧塚です。

> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。

自分としては、どうもそれがどういう事かよくわからないのですが、
読書に関しては自分も人より時間がかかります。

自分の場合は、なんか本に集中できないんですよね。小説とか書いてるクセに。
その本の世界にあんまり入り込めないっていうか……。
本を読んでいると、ひたすら他の事が頭の中に入ってきます。
で、本を読むのに人の倍時間がかかります。

……あれ? もしかして、これって別に普通……?

なんか自分の友人に、二人程、本を読む速度が異常に早い人間がいて、
彼らは三十分かそこらで本を一冊読んじゃうんですよね。
あはは、自分の約五、六倍のスピードだ。
彼らがいうには、文章を図形としてとらえているとかなんとか。
速読ってスゴイです。

[#4728] Re:頭の中で「音読」している
 mikity  - 05/3/11(金) 0:34 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:

はじめまして。AS+ADHDの可能性が高いのでは?と医者から言
われている者です。

> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。
> 多分、ひらがなを覚えたころからずっとそうして、言葉を解釈していたように思います。

自分の声が耳から聞こえるのでしょうか?それとも頭の中からですか?
もし、頭の中から聞こえるのであれば私と一緒かもしれません。

私は黙読しているとき頭の中で自分の声で読んでいる感じです。
自分に理解しがたい内容だと思わず口で読んでしまいそうにな
ります(考えていることが思わず口から出てしまうような感じ
です)。また、そこまでいかなくても鼻息でリズムをとって読
んでいる(息だけで鼻歌を歌っている感じ)時があります。こ
れは考え事をしている時も同じです。

> でも、それは「普通」ではない、らしいのです。
> 今は読書は好きですが、小学校2,3年生くらいまで、本を読むのが嫌いでした。
> 当時は理由が説明できなかったのですが、今考えてみると
> 「黙読しているのに、音読と同じようなエネルギーを使っていたから」
> 読書が人一倍時間がかかってた、学校の評価も文章の理解力が不足していたようです。

普通ではないのですか?!マナミさんのおっしゃっていること
が私と同じことだとしたら、他の人たちはどうやって文章を読
んでいるのでしょう??今まで自分は人と違うことを数多く発
見してきましたが、1、2を争う程の驚きです。
ちなみに、私は小さいころから本を読むのが大好きでした。特
別本を読むのが遅いということもないようです。国語は得意で
したが、パズルゲームの感覚で解いていたので決して好きでは
ありませんでした。理解をしていたのかは疑問です。

> 脳の情報処理能力不全、ということに関連しているのでしょうか?
> 専門の医師に話したら、わかっていただけるものなのでしょうか?

これは私も知りたいです。どなたか教えてください。お願いします。

[#4736] Re:頭の中で「音読」している
 Chiquitita メールホームページ  - 05/3/11(金) 1:24 -

引用なし
パスワード
   ▼朧塚さん:
>自分としては、どうもそれがどういう事かよくわからないのですが、
>読書に関しては自分も人より時間がかかります。

私は逆ですね。例えば朝日新聞の社会面1ページを読むのがたった3分で終わってしまいます。(別に朝日新聞に限ったことではないが)
でも文字を読むのは速くても、内容を把握できているかというとそうとも言い切れませんね。新聞記事は原則感情の入り込む余地がないので、内容は頭の中に残っていますが、小説やエッセイは何回も繰り返して読まないと内容を把握できないことが多いです。結局他人よりも余計に時間がかかることが多いです。

[#4742] Re:頭の中で「音読」している
 秋桜 メールホームページ  - 05/3/11(金) 8:06 -

引用なし
パスワード
   はじめまして、秋桜と言います。現在休業中の訓練士です。私自身幼い頃に自閉症と診断され、療育(専門家による家庭教師)を受けていました。

このことについては色々コメントしたいことがあるのですが、残念ながら現在体調が悪化している上に他にもやらなくてはならないことがあり、多くのことを書くことができません。私のホームページ「秋桜の部屋」のところに「音韻について」という記事があるのでよかったら読んでみてください。

[#4744] Re:頭の中で「音読」している
 rihumi  - 05/3/11(金) 8:44 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:

マナミさん、はじめまして、rihumiと申します。

> 混乱しながらも、このサイトや関連の本を読んで、「自分探し」の途中です。

私も自分探しの最中です。

> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。

私は文字が目に入ると頭の中で言ってしまうのもあるのですが
文字が頭の中に映写機で映し出されたように突然出てきて
それを口走ってしまう事もあります。
頭の中の映写機で突然映し出される文字は、全くその場にはそぐわない突飛な
言葉である事が多いらしく家族に『何???』と言われてしまったりします
頭の中に映し出された文字は言うと何故かスッキリします。
でも、本人も何故その文字が映し出されたのか全く分かりません。
(全くその場に関係ない ラッパとか そのような単語が映し出されて言ってしまう)

[#4748] Re:頭の中で「音読」している
 朝狼。  - 05/3/11(金) 17:41 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:
> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。
> 多分、ひらがなを覚えたころからずっとそうして、言葉を解釈していたように思います。

Yahoo!辞書によると、

  『ない‐げんご【内言語】

   声や文字となって外に現れない言語。思考や黙読などを言語
   活動の内面化したものとして説明した言い方。内語。』

だそうです。

[#4749] Re:頭の中で「音読」している
 rino  - 05/3/11(金) 18:23 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:

はじめまして。未診断の女性です。

> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。

これは、心の中で声を出して読んでいる、という状態でしょうか?
でしたら私もそうですね。
特に、文章を読んでいて理解出来ない所があると、理解出来るまで心の中で何度も繰り返します。時には口に出して読みます。

私も読書は好きな方ですが、読むのは遅いと思います。
理解できない所があるといちいち止まって進めなくなるし、読んでいる途中に気になった内容に関連する事や、「そういえば自分も同じ事あったな」とかやたら思い出したり考えたりしてしまうので・・・(この辺はADHDの傾向かなぁ)。

学生時代は、国語のテストの時には文章問題に先にとりかかると時間が無くなってしまうので、その他の、漢字など単発の問題からやっていました。

あと私は、「読めるのだけれど書けない」タイプです。

理解できる範囲で、自分で色々と調べている所です。
いつかは専門の医療機関で検査を受けるつもりでいます。

[#4778] もう一度、考えてみました
 nobody knows  - 05/3/12(土) 20:23 -

引用なし
パスワード
   皆さんのレスも読ませて頂きつつ、とりあえず、もう少し考えてみました。
※秋桜さんがお元気だったら、この点についてやりとりしてみたいのですが、残念。

もう一度整理してみると、音読の状態に至るまでは、
後頭葉の視覚野から頭頂葉の運動野まで、脳の中を情報が流れていく過程が、
「文字を目で見るインプットから、声としてことばを出すアウトプット」
になります。
ディスレキシア(書字読字障害)の場合、このどこかの流れがとどこおっている状態になります。つまり、その脳の情報処理の過程上で「機能障害」があるということになります。 
 ※機能障害…器質障害ではなく、見た目はどの部分もそろっている状態。車のエン       ジンにたとえたら、同じ車なのにこれだけ、どこか「調子悪い」。

秋桜さんのコメントにあった「音韻」感覚とは、
たとえば、
 音節の数とか    例:このことばは何文字でできている
 音節の並ぶ順番とか 例:しりとり遊びは音韻遊び。これがうまくいかないと、ロ             ボットをポロットととか言う
ですよね。この感覚はとても基礎的な力で、すっと処理できなければ、文字(いえ、やりとりも)はとても処理しにくいものになります。

また、「文字が映写機のように」というrihumさんのことばからは、言語を理論的に処理する左脳と、イメージで処理する右脳が同時に働いている、つまり「ケンカしている」状態を想像してしまいました。
 ※吃音がこの状態ではないかとも言われています。脳の処理が同時に起こりその処  理がしきれずに流ちょう性の課題になる

また、人は音読と黙読にかかる時間を比べたら、圧倒的に黙読の方が速いです。
それは、脳の運動野が働かなくてすむから。もしかしたら、脳の余計な部分が過剰に働いてもスムーズにいかない場合があるようです。

ちなみに、ASと定型の方では、「心の理論」(の誤信念課題)を処理しているとき、脳の違う部分が働いているそうです。
※いずれも前頭前野なのですが、ASは定型よりも、より理論的に働いている


結局、結論は出ないのだけど、m(_ _)m。
読書に人一倍お時間がかかったマナミさんは、大変だったでしょうね。
ただ、発達障害は広い概念なので、どの概念により近いのかは、私も分かりません。
F-MRIならば、脳の働いている状態が分かるそうですが、これはとんでもなく高額かつ手間のかかる装置だそうで…。
マナミさんが、そのことにどの程度「生きにくさ」を感じていらっしいますか。
発達障害の診断で最終的に「上位」(このことばあまり好きじゃないけど)にされるのは、communicationとか社会性で、それ以外は「ソフトサイン」とか「併発」と解釈されがちのようです。

[#4838] 私も同じです
 ゆみこ  - 05/3/15(火) 3:20 -

引用なし
パスワード
   私もチキティータさんと同じです。
私の読書法は、いつも5冊くらい買ってきて同時に読み始めます。
パラッとこっちの本5分くらい眺めては本を替えてまたパラッという風に。
3時間くらいあれば全部読み終えています。(いるつもり、かも知れませんが)
論文調のものほど時間がかかり、軽い読み物はパラパラっとめくってすぐに読んでしまいます。
学校時代に国語の黙読は早く、読み終えて顔を上げていると先生が「おい、ちゃんと読んだのか?」と言うんですが内容が答えられないということは無かったです。
私の読み方は「文字を追う」のでなく左右2ページを同時に見ていて多分その時の目の焦点はあっちこっちに飛び回っていると思います。
ただ、どんな分野の物でも早いと言う訳でもなく哲学物などは繰り返し読んでも把握できないことが多いです。
それに英語は早くは読めません。(日本語は漢字という表意文字があるのでラクです)

実は私の場合は音読は黙読の時でなく、「日常会話する時」に音読している感覚があります。
話そうとする時まずは文章を文字にして頭の中に描いている気がします。
電話は特にそうですね、電話がかかる、バーーッと頭に『台本』が出来上がってきてそれを読んでいく、という感じです。

読書法にしても会話にしてもそれぞれ皆違った方法で処理しているのかなあと思いました。

[#5389] Re:頭の中で「音読」している
 ナイトン メール  - 05/4/2(土) 1:40 -

引用なし
パスワード
   はじめまして、頭の中で音読しているというのは、黙読のことではないでしょうか?
いわゆる速読術を身につけている人間でなければだれでもしていることだと思います。
速読の本に書いてあります。
僕もゆっくり読むときは結構していますよ。

[#5499] Re:頭の中で「音読」している
 マナミ  - 05/4/6(水) 0:39 -

引用なし
パスワード
   皆様からレス頂いきありがとうございます。
返事が遅くなり申し訳ありません。
しばらく体調を崩していました。
もう一度、そのことについて考え、
平易に書かれている脳の仕組みについての本を
調べてみました。
その間「脳のことを考えているのも脳なんだ」
という思いにとりつかれて、理解に時間がかかりました。
 このことを考えるきっかけは、
オーストラリアのASの少年が書いた本で
「僕の変わっているところ」というような項目に
本を読んでいると頭の中で自分の声がするとありました。
意識してなかったことが急に気になりだして不安のになり
ツリーを立てました。
 今このことで実生活では困難なことはほとんどありません。
 就学していたころに本を読むことに漠然と不安を感じていた、
当時に強く悩んでいました。でも言葉にできませんでした。
 普通のことのような気もします。
 この書き込みを読んで不安になられた方がいたら、申し分けないと思います。
 自身がASではないかと考え始めてから、
 関連する事項がどれもとても重要に思えて、時々迷ってしまいます。
 書き込みの内容が不適切だったり、的が外れていたら、ご指摘ください。

[#5507] Re:頭の中で「音読」している
 Mia  - 05/4/6(水) 10:02 -

引用なし
パスワード
   広汎性発達障害(PDD)の私ですが
文字読む時は頭の中で自分の声がなります。
自分の場合いつでも意識すればどこでもならせます。
音楽を頭の中で再生出来たりします。
困った事といえば学生の時教室内の雑音の中文章読むのに非常に神経つかった記憶あり…。

[#5509] 本当の「黙読」
 SUN  - 05/4/6(水) 11:46 -

引用なし
パスワード
   こんにちは。

> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。

昨日友人と脳の情報処理スピードについて話していたら、たまたま友人から同じような話が出ました。

その友人は大学のある言語学の先生から、「本を読む時に頭の中で音読している(音声に換えている)のは本当の黙読とは言わない」「小学校1,2年ぐらいまでの間に黙読の練習しておかないと、なかなか黙読ができなくて、成長しても本を読むスピードが上がらず、大量の資料を読まなければならない時に困る」と言われたそうです。
その先生が言う本当の「黙読」とは、頭の中で文字を読み上げずに視覚だけで文字を追う読み方で、その場合は頭の中で音に直さないんだそうです。
小学校で音読の練習ばかりしていると、黙読しようとしてもつい頭の中で読み上げてしまって、なかなかスピードが上がらないそうです。
その友人も先生に言われて初めて自分が頭の中で音読していた事に気付いたそうです。

遅くなりましたが、ちょうど話題に上がっていたので、又聞きですが書かせていただきました。

[#5538] Re:本当の「黙読」
 nobody knows  - 05/4/7(木) 19:46 -

引用なし
パスワード
   ▼SUNさん:
こんにちは。

>その友人は大学のある言語学の先生から、「本を読む時に頭の中で音読している(音声に換えている)のは本当の黙読とは言わない」「小学校1,2年ぐらいまでの間に黙読の練習しておかないと、なかなか黙読ができなくて、成長しても本を読むスピードが上がらず、大量の資料を読まなければならない時に困る」と言われたそうです。

このご指摘、とても考えさせられました。
というのは、
学校では、低学年こそ「音読重視」で、
高学年になってはじめて「黙読」が出てきます。
低学年の宿題の半分は、「音読」です。

>その先生が言う本当の「黙読」とは、頭の中で文字を読み上げずに視覚だけで文字を追う読み方で、その場合は頭の中で音に直さないんだそうです。
>小学校で音読の練習ばかりしていると、黙読しようとしてもつい頭の中で読み上げてしまって、なかなかスピードが上がらないそうです。
>その友人も先生に言われて初めて自分が頭の中で音読していた事に気付いたそうです。

小学校の教育が脳科学を参考にしなくてはいけない時代に来ているのかなと思いました。

[#5540] Re:頭の中で「音読」している
 風都京 ホームページ  - 05/4/7(木) 20:26 -

引用なし
パスワード
   ▼マナミさん:
> わたしは、最近気がついたことがあります。
> 文字が目に入ると、頭の中で音読している(もじの通りの自分の声が聞こえる)
> ことに気がつきました。そして、みんなもそうだと思っていました。
> 多分、ひらがなを覚えたころからずっとそうして、言葉を解釈していたように思います。
 それすごくわかります。でも、私の場合自分の声じゃなくて、別な人の声のことが多いです。空想上のヴァージニア・ウルフとか(?)主人公が男だったらてきとうに男の声だったりとか。いつもじゃないけど、小説みたいにキャラがいる場合が多いですね、聞こえるの。
 普段読むのはノンフィクションやドキュメンタリーなのでそれはふつうに何も聞こえずに読んでる事が多いです。
 理解はしやすいけど、読むスピードがちょっと遅くなるんですよね。
 これはあまり気にしてなかったけど・・・アスペと関係あったんですか。

[#5541] Re:本当の「黙読」
 秋桜 メールホームページ  - 05/4/7(木) 20:53 -

引用なし
パスワード
   ▼SUNさん:

はじめまして、秋桜と言います。ASでかつ休業中の言語聴覚士(ST)です。
これを読んでいて思い出したことがあるので書かせていただきます。

私は他の所にも書いたのですが、実は日本語を文字から覚えました。そのため4,5歳で既に黙読が可能でした。これには周囲の人達も驚いていたようです。

小学校に上がってから不思議だったのは、「どうしてみんな、黙読できないんだろう」ということと、「どうして音読しないと意味を取れないんだろう」ということでした。私にとって音読という課題は全く意味が分からない物でした。

言語聴覚士になる勉強をして現場で働くようになって、ようやく「ああ、音読って音−文字の関係を強化するための物だったんだ」ということが分かりました。通常の場合、音声言語→文字言語の順なので音のイメージから文字情報を処理していき、そして文字だけで情報を処理するようになるのです。

ところが私の場合、文字言語→音声言語で学習したので文字はあくまでも文字なんです。だからSUNさんがおっしゃるとおり本を読むスピードがかなり早く、薄い雑誌なら30分位で読み終わってしまいます。また活字中毒の傾向があり、電車に乗っているといつも中吊りを半ば強迫的に読んでいます。

むしろマナミさんと逆で疲れてくるとテレビのお笑い番組のように頭の中に音声に対応する文字が出てきます。さらに疲れてくると音声が全て「ドレミ」のような音階になってしまいます。

ちなみに私の姉は一時プロのピアニストを目指していた人なので、曲を聞くと楽譜が頭の中にイメージされるのだそうです。さすがに私はここまではできませんが、音符を読むと一応頭の中にメロディーは流れます。

[#5552] Re:頭の中で「音読」している
 ケロロ  - 05/4/8(金) 11:11 -

引用なし
パスワード
   遅ればせながら、ケロロです。

私は調子が悪いときに、こみ入った文章を読むと、
頭の中で「音読」してますね。
さらに調子が悪いと、
実際に口を動かして発音してみます。
それで、文章が分かるときもあれば、分からないときもある。

調子がいいときは頭の中で「音読」はしません。
自分で切り替えはできないです。
そこで自分の調子の良し悪しが分かります。

調子がいいときは、誰かが書いてたように、
文字を目で追うと、状況や絵が浮かんで、理解できます。
で、パパパパパーっと、文章の内容がつながっていきます。
そして、それを追って、オリジナルの自分の考えが出てきて、
総合するところまでできます。

でも、私の場合、それをすぐ口で表現することはできません。
文章をインプットして、できた頭の中だけの世界。
その頭の中の世界を分析して、翻訳して、口の言葉に直している。
それが時間がかかる。まどろっこしい。
口への変換よりも、
こうやって書き込みするパソコンのキーボードへの変換のほうが、
楽で、速いです。

[#5554] Re:本当の「黙読」
 SUN  - 05/4/8(金) 18:47 -

引用なし
パスワード
   秋桜さん、こんにちは。
館にはお世話になっております。
言語の話と脳の話に興味があるので、秋桜さんの投稿は興味深く読ませて頂いています。

>私は他の所にも書いたのですが、実は日本語を文字から覚えました。

母語を文字から覚えて後に音と結びつけたというのは、言葉と音声がなかなか切り離せない私にはすごい事に思えます。
私は幼稚園に入る前に誰も教えていないのにいつの間にか勝手にひらがなや数字を覚えていて親がびっくりしたそうなんですが(こちらにはそういう方が多そうですが)、誰も教えていなくてただ目で見て覚えただけならそのままでは音声とは結びつかないでしょうし、人から見て「文字を覚えている」とわかったという事は多分同時にその文字がどの音を表すのかも覚えてそれを読みあげるなどしたのだと思われるので、どうやって何で覚えたのか、自分でも興味があるのですが、まだ確認していません。

>小学校に上がってから不思議だったのは、「どうしてみんな、黙読できないんだろう」ということと、「どうして音読しないと意味を取れないんだろう」ということでした。

私は、本を読む時には目で見ながら頭の中で音声に変換しているのに、
実際に声に出して音読すると、秋桜さん同様、書かれている内容がまったく把握できなくなるんです。
音読すると意味がとれなくなるのは小学低学年の頃に気付いて不思議でした。
私の場合は、耳からフィードバックされる自分の声が脳内で認識される頃には、すでに目はその先を読んでいるので、その声が目から入る文字を読み上げている頭の中の声をかき消したり、二つの声が混乱して理解できなくなるのかと思うのですが、わかりません。

>また活字中毒の傾向があり、電車に乗っているといつも中吊りを半ば強迫的に読んでいます。

私も強迫的な文字中毒でした。
いつからかはわかりませんが、20代始めぐらいまでは、道の看板でも部屋に落ちてるチラシでも、目に入る文字は何でも読まずにいられなかったんです。それを頭の中で音にして読み上げていたかどうかは定かではないですが。

>むしろマナミさんと逆で疲れてくるとテレビのお笑い番組のように頭の中に音声に対応する文字が出てきます。

そういえば10代の頃は、人が話すのを聞くと脳裏にその会話が文字になって流れ、自分が話す時には頭の中で作文を書くように文を書いてその文章の映像を読み上げていました。
いつもそうだったのかどうかはわからないのですが、中学の時にそれに気付いて周りの人に聞いたらそんな事はしないと言われました。
でも、文字を読み上げていたにしては、当時の私はすごい早口で、テープレコーダーの早回しのようだと言われ、早すぎて聞きとれないとしょっちゅう言われていました。
その頃は本を読むのも音に直しているにしては人より早く、声に出して読む音読も早かったです。
一度、授業で教科書を音読するように言われた時、他の人は一段落ぐらいずつ読んで交代しているのに、私だけ一章まるまる読み終えてもストップがかからず、先生に「まだ読むんですか?」と聞いたら「早すぎてどこを読んでいるのか目がついていけなかった。どこまで読んだ?」「この章を読み終わりました」「ええっ!もうそんなところまで!」とすごく驚かれたのを覚えています。

>さらに疲れてくると音声が全て「ドレミ」のような音階になってしまいます。
>ちなみに私の姉は一時プロのピアニストを目指していた人なので、曲を聞くと楽譜が頭の中にイメージされるのだそうです。さすがに私はここまではできませんが、音符を読むと一応頭の中にメロディーは流れます。

脳の視覚情報や音声情報の変換は、十数年前に養老孟司先生の本を読んで以来興味を持っています。
視覚←→音声の話とはまた少し違うんですが、幼少時からそろばんをしていた知人がいて、数字を見聞きすると瞬時にそろばんの珠の映像に変換されるそうで、カレンダーを見てもそろばんの珠が並んでいるように感じ、電話番号を聞いてもそろばんの珠が浮かび、電話番号を思い出す時には頭に浮かんだ珠を読み上げるんだそうです。
そろばんをされている方にはそういう方が多いのでしょうか。
脳の中の情報処理の過程は人それぞれで興味深いです。

[#5555] Re:本当の「黙読」
 SUN  - 05/4/8(金) 19:29 -

引用なし
パスワード
   nobody knowsさん、こんにちは。

>このご指摘、とても考えさせられました。
>というのは、
>学校では、低学年こそ「音読重視」で、
>高学年になってはじめて「黙読」が出てきます。
>低学年の宿題の半分は、「音読」です。

私は小学校低学年の頃、音読がすごく得意でスラスラ読めて、会話の部分は芝居のセリフのように感情を込めて読んだので、
他のクラスメイトがつっかえながら一文字ずつ読んだり棒読みになったりするのがとても不思議でした。
私に必要なのは音読の練習じゃなく黙読の練習だったのに、得意だったので音読ばかりして、ますます文字と音が一体化してしまい、黙読できなくなってしまったのかもしれません。
高学年になって授業中に「では声に出さずに黙読してください」と言われても、黙読とはどういうものなのかの説明は受けないままだったので、ただ声を出さずに読めばそれが黙読なんだと思っていました。
おかげで、成人してから速読法を知って練習したのですが、どうしても音が浮かんでしまい、文字を画像だけで捉えるのが難しくて、すぐにあきらめてしまいました。

>小学校の教育が脳科学を参考にしなくてはいけない時代に来ているのかなと思いました。

脳科学もまだまだ研究途上のようなので、まだ先になりそうですね。

[#5556] あ、まちがえました
 SUN  - 05/4/8(金) 19:45 -

引用なし
パスワード
   ああ、すみません! 読み間違えていました。

>>小学校に上がってから不思議だったのは、「どうしてみんな、黙読できないんだろう」ということと、「どうして音読しないと意味を取れないんだろう」ということでした。

「どうして音読すると意味を取れないんだろう」と読んでしまって、秋桜さんが音読したら意味がとれなくなるのかと思って、私とおんなじだと思ったのですが、違いましたね。すみません。
一般には言葉の獲得は音声言語から入るので、文字を覚えたての子どもは、目で見る文字を音読して音に直さないと意味が取りにくいのですね。

私は「本当の黙読」ができないのに、「本当の音読」(頭の中の音読じゃなく)をしたら意味がとれなくなるので、なんかハンパですね。

[#5565] 音読すると意味のない「音」でしかなくなる
 ゆみこ  - 05/4/9(土) 14:27 -

引用なし
パスワード
   上の方でチキティータさんにレスしているゆみこです。

SUNさんの書いてらっしゃること、私も同じです。
私も活字中毒で速読です。(速読、というのは後で知ったことで、視覚で両ページをパッと見て理解する方法は皆そうだと思っていました)
それから、

>「どうして音読すると意味を取れないんだろう」と読んでしまって、秋桜さんが音読したら意味がとれなくなるのかと思って、私とおんなじだと思ったのですが、違いましたね。すみません。

私もいつもという訳ではないんですが、音読して意味が取れないことが多いです。
子どもに読み聞かせしていて、(新しく出されたもので私自身が読んだことのない、定番ではない)絵本一冊終えるとしますよね、自分で声を出して、それも子どもに分かり易いようにはっきりした口調で読みます。
で、子どもに「○○はあの時どうしてそうしたのかなあ」と聞かれて私は全く答えられないのです。
一冊まるごと読んでおいて、どんな物語だったのか知らないままです。
まるで夢遊病者のようです。
音読すると「意味を理解しよう」との意図がそがれてしまう気がします。

でもこれはASだからとかではなく、定型発達の人であっても、こういう傾向を持つ人間がいる、というだけのことではないかと私などは思っています。
耳から入って覚えた歌を口ずさむとき、人はほとんど歌詞の内容を気にしてはいない、みたいなことは割りと多いように思えます。

[#5566] 書き忘れました
 ゆみこ  - 05/4/9(土) 14:30 -

引用なし
パスワード
   >一冊まるごと読んでおいて、どんな物語だったのか知らないままです。

これなんですが、「内容を理解しよう」という気があれば知ることが出来ます。
でも音読+理解となると黙読よりずっとずっと疲れます。
(疲れたくないのと興味がないのとで、子どもの絵本は全く理解しないまま・・)

[#5572] Re:音読すると意味のない「音」でしかなくなる
 SUN  - 05/4/9(土) 19:52 -

引用なし
パスワード
   ゆみこさんこんにちは。

>上の方でチキティータさんにレスしているゆみこです。

上の方のゆみこさんの
「「日常会話する時」に音読している感覚があります。
話そうとする時まずは文章を文字にして頭の中に描いている気がします。」
というのを読んで、以前の私とおんなじだーと思いました。

>でもこれはASだからとかではなく、定型発達の人であっても、こういう傾向を持つ人間がいる、というだけのことではないかと私などは思っています。

そうかもしれませんね。
最初は、音読したら誰でも書いてある内容が理解できないものだと思っていたんですが、
ある時、先生に音読させられた後、「では何が書いてあったかな?」「はあ? 今読んだのにわからないのか?」とあきれたように言われたので、普通は音読しながら意味も取れるものなのかと思ったのです。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
4496 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
1878015
(SS)C-BOARD v3.8.1β4 is Free.