アスペルガーの館の掲示板

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[#5908] 修復困難な親子関係 Chiquitita 05/4/24(日) 13:15 [未読]
[#5911] Re: 修復困難な親子関係 ネフェル 05/4/24(日) 14:38 [未読]
[#5916] Re: 修復困難な親子関係 Chiquitita 05/4/24(日) 20:13 [未読]
[#5973] 修復困難な親子関係(補足) Chiquitita 05/4/26(火) 11:18 [未読]
[#6035] Re:修復困難な親子関係(補足) phai 05/4/28(木) 23:08 [未読]
[#6038] Re:修復困難な親子関係(補足) Chiquitita 05/4/29(金) 3:17 [未読]
[#6020] 親離れ 彩花 05/4/28(木) 1:46 [未読]
[#6023] Re:親離れ Chiquitita 05/4/28(木) 7:24 [未読]
[#6053] Re:修復困難な親子関係 ユニコーン 05/4/30(土) 0:15 [未読]
[#6064] Re:修復困難な親子関係 Chiquitita 05/5/1(日) 0:37 [未読]

[#5908] 修復困難な親子関係
 Chiquitita  - 05/4/24(日) 13:15 -

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   昨夜、仙台オフ会から帰宅後、うきうき気分をぶち壊すオフクロからの電話。
「あんた(Chiquitita)、まさか騙されていないだろうね。」
例の件(今治のネットストーカー)に関して、情報がオフ会を経由して漏洩しているかも知れない、と心配しているのでしょうが、いいかげんにもうじき42歳になる人間の交友関係に茶々を入れるのは止めてくれ、と反論しました。
そうしたら、オフクロの台詞
「Chiquititaがこんなに反抗的だとは夢にも思わなかった。茨城へ行ってますます変になった」
私は怒りのあまり、途中で電話を切りました。

今まで、私のオフクロは定型発達だと信じていましたが、人格障害の疑いがあるように感じてきました。

しかし、アスペのサイトで人格障害を論ずるのは不適当なので、ここから話は本題へ:

子供が発達障害を抱えている場合、特に身体障害とオーバーラップしている場合は、親の鬱状態や人格障害は重症化しやすいのでしょうか?

オフクロは、常日頃から「病は気から」と自分自身に言い聞かせながら、これまで65年間生きてきました。鬱で病院にかかったのも、12年前に親父がガンで死んだ直後に、それまでこらえていたものが一気に噴出し、体調不良と同時に自殺願望も起こしました。
しかしその時も、体調が改善しただけで通院を止めてしまいました。
単純な鬱で医療機関にかかることに罪悪感さえ感じており、異常なまでの心配症も「自分の性格だから」の一言で済ませようとします。
あるいはもしかすると、発達障害に対する偏見を潜在的に持っているのかもしれません。なれば、「自閉症」をカミングアウトした時に、台詞の一字一句にマイナスイメージを感じたのも、充分納得できます。

それに今まで42年間気付かなかったなんて、何てオレは大バカなんだ?(>_<)(;_;)

親の過保護が、ますます親の得手勝手に思えて、今日は昨日に引き続いての上天気の下にありながら、昨日とは打って変わって、私はご機嫌斜め、怒り心頭です。

[#5911] Re: 修復困難な親子関係
 ネフェル ホームページ  - 05/4/24(日) 14:38 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
>昨夜、仙台オフ会から帰宅後、うきうき気分をぶち壊すオフクロからの電話。
>「あんた(Chiquitita)、まさか騙されていないだろうね。」

知的発達障害でなくとも 他の障害でも
子供を気遣う親には 特有の言動があります

実際 私の兄は 生まれつきの心臓系の疾患で 私は見舞いがてら病院でいろいろな大人を見ましたが 子供の心臓に問題がある大人なのか 自分自身が心臓が悪い大人なのか ひと目でわかる特有の雰囲気がありました

子供をきづかっているがゆえの 問題行動だとわかっていても 私もキレることはあります

現在でも 私が自閉症や発達障害のことを親に説明しようとして そのたびごとにおきる親子の口論はとうてい ここの掲示板には載せられない内容です

私は いつになったらアスペルガーの専門家に見せるための生育暦を書けるのか不安です

[#5916] Re: 修復困難な親子関係
 Chiquitita メールホームページ  - 05/4/24(日) 20:13 -

引用なし
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   コメントありがとうございます。

▼ネフェルさん:
>知的発達障害でなくとも 他の障害でも
>子供を気遣う親には 特有の言動があります

そうですね。
考えてみれば、発達障害者や知的障害者を暗に侮辱していると解釈される表現はこれまでもずいぶんありました。
●電気製品などが故障したときなど、「発作を起こした」と言う。
●食物が腐ったとき、「癲癇を起こした」と言う。
●天然色のTシャツや、実際には持っていないがアロハシャツを着ている姿を「そんなキチガイみたいな格好」という。
(管理人さんへ:「キチガイ」は差別用語ですが、オフクロの台詞の引用なので削除しないで下さい)

>子供をきづかっているがゆえの 問題行動だとわかっていても 私もキレることはあります

さすがに、今日は一日、オフクロからの電話を着信拒否にしたいくらい腹が立っています。
ひたち海浜公園の「チューリップワールド」で癒してもらったために、いくらかは落ち着きましたが、腹の虫はまだ収まりません。

[#5973] 修復困難な親子関係(補足)
 Chiquitita  - 05/4/26(火) 11:18 -

引用なし
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   まあ、こんなことで不平不満を打ち明けるときは、往々にして自分自身の落ち度を棚上げすることが多いですが、オフクロが私の存在に完璧な依存状態にある原因が、私が甘え過ぎたこと以外、思い当たる節がありません。オフクロにとっては、親父のDVの後遺症も深刻です。

現に生きていることについては、神様に感謝することが出来ても、育ての親にはまったく感謝することができません。今まで例え形だけでも仲睦まじかっただけに、断腸の思いです。

このサイトにお越しの方々の中には、お子様の立場で親子関係に於いてつらい思いをされた方もいらっしゃると思いますが、差し支えなければ、その当時のエピソードや、どのようにその難局を乗り切ったかを聞かせていただきたく存じます。

私には、過保護と虐待が紙一重に思えてなりません。例え思い過ごしであっても、過保護の裏に発達障害や知的障害に対する偏見があったのかと思うと、腹立たしさのあまり、やり切れない気分に駆られます。

連休は予定通り帰省しますが、帰省中の最大の楽しみは、家族との再会よりも、5月2日の「円山公園で会いましょう」です。

最近になって、方々のオフ会に出て感じるのは、如何にオフクロのアドバイスの方向性が狂っているのかということです。本当に自分の息子が可愛いのであれば、「可愛い子には旅をさせよ」「子孫のために美田を遺さず」というのも親心。
もっとも、Chiquititaファミリーの「当たり前」が、余所では「当たり前」でないと解っていても、障害者の子供を産んでしまったという事実に苦しむあまり、自身の鬱状態も拡大したとあっては、自分の心配のネタがひとつでも解消して欲しいのでしょう。

私がオフクロのイエスマンであれば、オフクロの心配事は確かに無くなります。しかし、そんな消極的な方法で改善するほど、鬱状態の治療は生易しいものではないので、オフクロにはきっぱり言います。「早く病院へ行って、鬱を治せ」

私の愚痴に長々とお付き合いいただきありがとうございました。

[#6020] 親離れ
 彩花  - 05/4/28(木) 1:46 -

引用なし
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   Chiquititaさん、こんばんは。

>昨夜、仙台オフ会から帰宅後、うきうき気分をぶち壊すオフクロからの電話。
>「あんた(Chiquitita)、まさか騙されていないだろうね。」
>例の件(今治のネットストーカー)に関して、情報がオフ会を経由して漏洩しているかも知れない、と心配しているのでしょうが、いいかげんにもうじき42歳になる人間の交友関係に茶々を入れるのは止めてくれ、と反論しました。

文化の違い。
Chiquititaさんのお母様は、日頃ネットをお使いにならないのでは?

>子供が発達障害を抱えている場合、特に身体障害とオーバーラップしている場合は、親の鬱状態や人格障害は重症化しやすいのでしょうか?

子どもに何かしら「問題」や「ハンデ」があれば、親の反応が過剰になるのは、よくあることです。

私も親とはいろいろありましたので、Chiquititaさんのお気持ちはよくわかります。
でも、親子といえども他人。
他人と過去は変えられないです。
親から自立しているのだから、無理に「健全な親子関係でなくてはならない」とお考えにならなくてもいいのではないでしょうか。

キテレツ大百科な親を持って感謝していることは、
世の中にいろんな人間がいることを教えてくれたこと。
並大抵なことでは驚かなくなったこと。
数々の奇行のエピソードについては、直接お会いしたときに、ということで。

[#6023] Re:親離れ
 Chiquitita メールホームページ  - 05/4/28(木) 7:24 -

引用なし
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   お気遣いありがとうございます。

▼彩花さん:
>文化の違い。
>Chiquititaさんのお母様は、日頃ネットをお使いにならないのでは?

そうです。

ネットの存在自体にも否定的な見解があって、インターネットの回線を引っ張るときもかなりもめました。
以前の勤め先の同僚が説得してようやく折れたほどです。

そのためか、ネットを利用した架空請求などのニュースには非常に神経質です。

>子どもに何かしら「問題」や「ハンデ」があれば、親の反応が過剰になるのは、よくあることです。

でしょうね。実際、親父もオフクロも漁村という非常に閉鎖的なコミュニティで居心地の悪さを感じていましたし、親父は新日鐵に勤めるようになってもなかなか会社の環境になじめませんでした。
また、今から考えると室蘭の環境は茨城に比べても障害者に対する偏見が強かったように感じます。

>でも、親子といえども他人。
>他人と過去は変えられないです。
>親から自立しているのだから、無理に「健全な親子関係でなくてはならない」とお考えにならなくてもいいのではないでしょうか。
>
>キテレツ大百科な親を持って感謝していることは、
>世の中にいろんな人間がいることを教えてくれたこと。
>並大抵なことでは驚かなくなったこと。
>数々の奇行のエピソードについては、直接お会いしたときに、ということで。

まあ、反抗期が遅れた分、よけいに親の詮索がうざく感じているだけなのかもしれませんね。

[#6035] Re:修復困難な親子関係(補足)
 phai  - 05/4/28(木) 23:08 -

引用なし
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   Chiquititaさん、こんばんは。

>現に生きていることについては、神様に感謝することが出来ても、育ての親にはまったく感謝することができません。今まで例え形だけでも仲睦まじかっただけに、断腸の思いです。

わたしもずっと親に感謝などしてこなかったのですが、全く予期しないときに
突然「生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう」という気持ちが
天から振ってきました。
それは、知人のお母さんの話を聞いていたときのことでした。
実はキッチンドリンカーだったということが発覚し、家族の誰も(知人、兄弟、
父)気づかず、わかったときにはかなり体が危なかったという状態だったのが、
知人が抵抗していたお母さんをアルコール依存の自助グループになんとか
行かせ、回復してきているという話でした。

何がどう、という理屈じゃなかったんです。知人のお母さんとわたしの母の
苦悩が重なり(母は鬱々とした専業主婦。お酒は飲みませんでしたが)、
それをなんとかして回復まで持っていった、わたしと同じ娘という立場の知人
が努力し、行動した姿に、なぜかわたしが癒されてしまった・・・そんな感じ
です。

後付けのこじつけで解釈してみると。
娘であるわたしも、母に対してそうしてあげられるものならそうしてあげた
かった。でもできなかった。助けてあげるどころか、恨み言ばかり思っていた。
そしてそのときすでに母は死んでしまっていたのですが、もうわたしが母の
ためにしてあげられることはなく、見方によっては、母もわたしのために
ポジティブなことをしてくれなかった、わたしも母のためにポジティブな
ことをしてあげられなかった(つまり、知人が示してくれたような可能性が
あったのに行使しなかった)、それでイーブンでチャラになった、という
感じですかねぇ。貸し借りなし、みたいな。

そこが相殺されたことで、浮き上がってきたのが、母(そして父)が、わたし
が幼子から学校を卒業するまでに(実は時々今も経済的には頼っています)、
命を保つためにしてくれたことの数々・・・。
精神的には辛かったけれど、食べ物、家、衣服を用意してくれたこと、それ
だけでもよくやってくれたことなんだ、心を配ってやり続けてくれたこと
なんだとしみじみ感じられたんですね。

わたし自身、そんな展開が訪れようとは夢にも思っていなかった・・・それが
去年の夏のことでした。
帰宅して、心から遺影に手を合わせたのは言うまでもありません。
「まだ22才でわたしを産んで、初めての子育てで、落ち着きのない子で、
すぐ目を離すとどこかに行ってしまって心配して、お母さん(わたしにとって
のおばあちゃん)もそばにはいなくて心細くて、ちょっと目を離したスキに
家で大やけどを負わせてしまったりして、夜は全く寝ないで親の睡眠も妨害する
ような子で・・・こんなに子育てがたいへんならもう1人しか育てられないと
思ったんだよね。どんなにわたしを育てるのが大変だったか。あなたの神経が
細かったというのはあるけれど、でも辛かったよね。そして頑張ったね。
・・・ありがとう。今わたしがこうしてここにいられるのは、あなたが育てて
くれたおかげです」

・・・とまぁ、「美談」になっているのも、母がもう亡くなっているという
ことがあると思いますが。
今年でもう9年になりますが(享年55歳)、当時は早めに亡くなってくれて
正直ホッとしました。あの母が年老いてからもずっと付き合うのかと思うと
嫌になってましたから。精神か体かどっちかが病むのは間違いないと思って
いたら、体の方が先に限界に来たようでした。

先日、あるお母さんが小学校を卒業する我が子のために作った歌というのを
聞き、そこに「生まれてくれてありがとう」というフレーズがありました。
それを聞かされて育てられたらどんなに幸せな子ども時代を送れたかなぁ
・・・なんてうらやましく思ったけれど、わたしの母はそんなふうに思う
余裕がなかったんだろうし、もう母や父の「未熟さ」を責める気持ちには
なれません。
ただ、わたしの心に植えつけられた緊張感とか人間不信などがそれによって
氷解するわけではなくて、別な話ですね。
これから自分で徐々に解放させてあげたいと思います。

以上参考になるかどうかわかりませんが、こんな話もあるよということで
ご笑覧くださいませ。

[#6038] Re:修復困難な親子関係(補足)
 Chiquitita メールホームページ  - 05/4/29(金) 3:17 -

引用なし
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   コメントありがとうございます。

▼phaiさん:
>わたしもずっと親に感謝などしてこなかったのですが、全く予期しないときに
>突然「生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう」という気持ちが
>天から振ってきました。
>(中略)
>何がどう、という理屈じゃなかったんです。知人のお母さんとわたしの母の
>苦悩が重なり(母は鬱々とした専業主婦。お酒は飲みませんでしたが)、
>それをなんとかして回復まで持っていった、わたしと同じ娘という立場の知人
>が努力し、行動した姿に、なぜかわたしが癒されてしまった・・・そんな感じ
>です。

案外、我が家もそんな感じになるのかな…

>娘であるわたしも、母に対してそうしてあげられるものならそうしてあげた
>かった。でもできなかった。助けてあげるどころか、恨み言ばかり思っていた。
>そしてそのときすでに母は死んでしまっていたのですが、もうわたしが母の
>ためにしてあげられることはなく、見方によっては、母もわたしのために
>ポジティブなことをしてくれなかった、わたしも母のためにポジティブな
>ことをしてあげられなかった(つまり、知人が示してくれたような可能性が
>あったのに行使しなかった)、それでイーブンでチャラになった、という
>感じですかねぇ。貸し借りなし、みたいな。

私の場合も親父はほぼ同様にして12年前に死んでいます。
phaiさんの場合と違うのは、暴力や暴言がすさまじかったこと。オフクロは親父のDVに対するPTSDも抱えていますが、それについても「病は気から」で押さえつけようとしています。

もしかすると、私との親子ゲンカで、オフクロはフラッシュバックを感じているのかもしれません。

>そこが相殺されたことで、浮き上がってきたのが、母(そして父)が、わたし
>が幼子から学校を卒業するまでに(実は時々今も経済的には頼っています)、
>命を保つためにしてくれたことの数々・・・。
>精神的には辛かったけれど、食べ物、家、衣服を用意してくれたこと、それ
>だけでもよくやってくれたことなんだ、心を配ってやり続けてくれたこと
>なんだとしみじみ感じられたんですね。

そうなんですよ。私もそれが解っていながら、感謝の気持ちよりも身障や発達障害を侮辱された気持ちのほうが勝っています。
だからすべてが世間体を気にするあまり、親が保身のためにとった行動に思えてならないのです。

>・・・とまぁ、「美談」になっているのも、母がもう亡くなっているという
>ことがあると思いますが。
>今年でもう9年になりますが(享年55歳)、当時は早めに亡くなってくれて
>正直ホッとしました。あの母が年老いてからもずっと付き合うのかと思うと
>嫌になってましたから。精神か体かどっちかが病むのは間違いないと思って
>いたら、体の方が先に限界に来たようでした。

私の場合はむしろ逆でして、親父が死んだ当座は悲しかったけど、社会人になっても恋愛どころか車の運転免許の取得にすら反対したこと、私が必要に迫られて自動車学校へ通いだした直後に家の中の電気製品が片っ端から原因不明の故障を起こしただけでなく、勤め先の業務用のパソコンまで故障したということで「親父の怨念」と騒がれたことで、すべてが親の都合による過保護に感じられるようになり、時間が経過するに従って「殺す手間が省けた。勝手に死んでくれて清々した」という気持ちに変わっていきました。そういう考え自体空恐ろしく感じています。

>先日、あるお母さんが小学校を卒業する我が子のために作った歌というのを
>聞き、そこに「生まれてくれてありがとう」というフレーズがありました。
>それを聞かされて育てられたらどんなに幸せな子ども時代を送れたかなぁ
>・・・なんてうらやましく思ったけれど、わたしの母はそんなふうに思う
>余裕がなかったんだろうし、もう母や父の「未熟さ」を責める気持ちには
>なれません。
>ただ、わたしの心に植えつけられた緊張感とか人間不信などがそれによって
>氷解するわけではなくて、別な話ですね。
>これから自分で徐々に解放させてあげたいと思います。

私は、室蘭にいる限りこういったことは不可能だと感じているため、こうして茨城にいるわけですが、でも私にとっては茨城は非常に居心地はいいですね♪ なぜもっと早くここに来ることができなかったのかな、と思うくらいです。

[#6053] Re:修復困難な親子関係
 ユニコーン  - 05/4/30(土) 0:15 -

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   こんにちは、ASっぽい息子を持っているユニコーンです。子供の立場からの発言はできませんし、的外れかもしれませんが・・・

この頃実家の母と話していてage barrier(年齢の障壁)という事をふと感じます。母は戦前生まれの人としては先進的で、自由闊達な精神を持った人だと思っていたのですが、年を経るごとに固執と偏見が目立つようになってきました。

考えてみれば、当時の教育や倫理観は選択の余地のない押し付け型のものでしたし、その中で培われた意識は変えようと思ってもなかなか変えられる物ではないようです。
どうやっても新しい価値観を受け入れられないのが70代以上、かなり難しいのが60代以上、なかなか難しいのが50代以上、まさにage barrierです。

>あるいはもしかすると、発達障害に対する偏見を潜在的に持っているのかもしれません。なれば、「自閉症」をカミングアウトした時に、台詞の一字一句にマイナスイメージを感じたのも、充分納得できます。

ごめんなさい。全くの定型発達である私の母も多分潜在的に偏見を持っていると思います。「障害」という言葉自体に偏見を持っていると思います。それは、事実をきちんと知らないからなのですが、いくら一生懸命説明しても、何十年もかかって積み重なってきた彼女の固定観念を変えることはできないと思います。

その上、あの年代の人は日本人特有の「恥の意識」が強く、人様と同じでなければいけない、人様に顔向けできない、大袈裟に言うとそういう意識に「縛られ」ています。Chiquititaさんのお母様だけじゃないと思います。

さらに、年を取ると体のあちこちが調子悪くなるように、脳の機能も衰えてくるので、ますます柔軟性がなくなります。極端に言うと、悪い事を忘れていって仏様に近くなるか、いい事を忘れていって愚痴っぽくなるか。我が母はまだ記憶力の方は何とか維持していますが、繰り返し同じことを愚痴ることが多くなってきました。

Chiquititaさんのお母様の場合は欝症状もあるとのことで、そんな単純な話ではないような気がしますが、とにかく今Chiquititaさんが、「僕は今、幸せなんだよー、」って言い続ければお母様もそれなりに、やがて納得してくださるのでは?なんと言っても、子供の幸せは親の幸せですから。だから幸せになってください。

私がこの掲示板に最初に投稿した時に真っ先に「ようこそレス」をしてくれたのがChiquititaさんでした。とても暖かく感じました。
その後も皆さんに一生懸命レスしたりアドバイスしたりするChiquititaさんを、自分の人生頑張って模索して生きてるんだなあ、と思って見ていました。

>親の過保護が、ますます親の得手勝手に思えて、今日は昨日に引き続いての上天気の下にありながら、昨日とは打って変わって、私はご機嫌斜め、怒り心頭です。

その後、気持ちは落ち着きましたか?Chiquititaさんのお気持ちは分かりますが、お母様の方も、そうならざるを得ない事情があったのでは?(お父様が暴力的といってましたよね?)Chiquititaさんを守らねば、という意識が強く植えつけられ、それが今に至っているのだと思います。

ごめんなさい。多分Chiquititaさんの聞きたかった事への返事にはなっていないのですが・・・その上まとまってない・・・
きっと私も息子の思いを理解していないのかもしれませんね。その事を忘れないでいようと思います。では、Chiquititaさん、Good Luck!

[#6064] Re:修復困難な親子関係
 Chiquitita メールホームページ  - 05/5/1(日) 0:37 -

引用なし
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   コメントありがとうございます。

▼ユニコーンさん:
>この頃実家の母と話していてage barrier(年齢の障壁)という事をふと感じます。母は戦前生まれの人としては先進的で、自由闊達な精神を持った人だと思っていたのですが、年を経るごとに固執と偏見が目立つようになってきました。
>
>考えてみれば、当時の教育や倫理観は選択の余地のない押し付け型のものでしたし、その中で培われた意識は変えようと思ってもなかなか変えられる物ではないようです。
>どうやっても新しい価値観を受け入れられないのが70代以上、かなり難しいのが60代以上、なかなか難しいのが50代以上、まさにage barrierです。

私の両親もまさにその年代です。オフクロは今年65歳、親父は存命ならば今年66歳です。


>ごめんなさい。全くの定型発達である私の母も多分潜在的に偏見を持っていると思います。「障害」という言葉自体に偏見を持っていると思います。それは、事実をきちんと知らないからなのですが、いくら一生懸命説明しても、何十年もかかって積み重なってきた彼女の固定観念を変えることはできないと思います。
>
>その上、あの年代の人は日本人特有の「恥の意識」が強く、人様と同じでなければいけない、人様に顔向けできない、大袈裟に言うとそういう意識に「縛られ」ています。Chiquititaさんのお母様だけじゃないと思います。

かもしれないですね。
私の親類には身障者でなおかつ発達障害者というのは他に居らず、定型発達でなおかつ5級以上認定の身障者も父方の遠縁の親戚に一人いるだけですが、父方の親類にカナーの当事者が複数いた、ということが、Chiquititaファミリーについては「恥の意識」につながったのでしょう。

>さらに、年を取ると体のあちこちが調子悪くなるように、脳の機能も衰えてくるので、ますます柔軟性がなくなります。極端に言うと、悪い事を忘れていって仏様に近くなるか、いい事を忘れていって愚痴っぽくなるか。我が母はまだ記憶力の方は何とか維持していますが、繰り返し同じことを愚痴ることが多くなってきました。
>
>Chiquititaさんのお母様の場合は欝症状もあるとのことで、そんな単純な話ではないような気がしますが、とにかく今Chiquititaさんが、「僕は今、幸せなんだよー、」って言い続ければお母様もそれなりに、やがて納得してくださるのでは?なんと言っても、子供の幸せは親の幸せですから。だから幸せになってください。

そうなんですよ。
だからいじめが深刻だったとき、オフクロは「いじめになんか負けるな」というつもりで励ましたつもりだったのでしょう。しかし方向性が悪かったので、私にはトラウマしか残りませんでした。
その理由は、
●いじめの原因が身障であったが、リアクションで発達障害もばれてしまい、さらにいじめが拡大することになった。
●おそらく当時の室蘭に住んでいた人たちの中に排他的な空気が流れており、親父も新日鐵の環境になじめないまま23年働き続けた。身障であることそのものが、根室よりも室蘭のほうが奇異の目線で見られることが多かったのもそのためだと考えられる。

>私がこの掲示板に最初に投稿した時に真っ先に「ようこそレス」をしてくれたのがChiquititaさんでした。とても暖かく感じました。
>その後も皆さんに一生懸命レスしたりアドバイスしたりするChiquititaさんを、自分の人生頑張って模索して生きてるんだなあ、と思って見ていました。

そうです。発達障害での悩みは、私の世代で終わりになってほしいという思いがあります。

>その後、気持ちは落ち着きましたか?Chiquititaさんのお気持ちは分かりますが、お母様の方も、そうならざるを得ない事情があったのでは?(お父様が暴力的といってましたよね?)Chiquititaさんを守らねば、という意識が強く植えつけられ、それが今に至っているのだと思います。

それはオフクロが常日頃から言っていたことでして、親父のDVから私をかばおうとしていたのは事実です。
親父のDVの原因は、私が障害(身障+発達障害)を持って生まれたことでして、それ以前からもDVの芽はありましたが、やはり身障であったことがかなり決定的に作用していたのでしょう。
それを裏付ける証言が多数「Chiquititaは外には連れ出せない」「稼ぎの大部分がChiquititaの病院代に消えていく」etc.

>ごめんなさい。多分Chiquititaさんの聞きたかった事への返事にはなっていないのですが・・・その上まとまってない・・・
>きっと私も息子の思いを理解していないのかもしれませんね。その事を忘れないでいようと思います。では、Chiquititaさん、Good Luck!

いえいえ、気にすることはないですよ。
もしかするとどの家庭でも起こりうることがChiquititaファミリーの場合は特別ひどかっただけなのかもしれないです。

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