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はじめまして、こんにちは。くるみという者です。
私は会社勤めをしているのですが、今年に入り会社の昼休みにいつも見るようになった福祉番組の再放送でアスペルガー症候群というものがある事を初めて知りました。その後何回かその福祉番組で取り上げられるのを見る度に、自分の症状と照らし合わせて考えるようになりもしかしたらと疑いを持ち始めました。
特に気になった症状は人と目を合わせて話すことが出来ない、集団、団体行動が苦手、大きな物音が苦手、人と上手くコミュニケーションを取る事が出来ない。などといった症状でした。まったく自分もそれで20を過ぎた今現在も悩んでいます。とにかく人と話すのが苦手で、いざ話すとなると自分の思った事をばーっと早口で伝えようとしてどもったり、上手く話そう話そうと思いすぎてしまって結局話したい事を変な単語「あれ、それ、」とか、とっても素っ気無い物言いでしか伝えられない事が殆どです。
特に集団ともなると話しかけられない限りは一言も喋らず、突拍子も無い行動(他所に顔を向けたり、顔を伏せたり、狸寝入り等)を取ったりしてしまい集団の中ではとても浮いた存在でした。協調性というのもまるで無くて、学生時代のクラス全員で一緒に何かをするというのが本当に大嫌いでした。何か特別な理由があるわけでもなく、とにかく心の底から拒否するような感じでした。
今まで色々と孤立する事が多かったのですが、その最初の孤立が小学一年生の頃で、食べ物を粗末にした事で教室の真ん中に一人机と一緒に座らされ、教師に延々と説教を食らった事です。その時教室の周りやベランダから沢山の同級生が囲んで見ていたのですが、皆のその顔や行動が今でも忘れられない苦い思い出として残っています。
中学生時代は本当に色々ありました。中学から知り合い友達になった子がいじめを受けて、男子がその子に辛辣な言葉を投げかけるのを横で聞いて凄く腹が立ち、幼稚園児じゃないの、うるさいなどと罵詈雑言を言い返してやろうと思っても、結局勇気がなく言えずにいました。その事が凄く友達としても人間としても嫌で、何でここぞという時に言えないのかと思い悩んでばかりいました。
その所為にしては偽善の様な感じにとられるかもしれませんが、それから私はクラスの殆どの人を一歩引いた目で見るようになり、まるで軽蔑するかのような感情を抱くようになりました。クラスの殆どがその子を嫌い陰湿ないじめを繰り返していて、私にあの子と友達付き合いなどしない方がいい等と言われた事も幾度かありました。そう言われる度に何の理由もなくただ表面的な部分だけを嫌いいじめるその気持ちに理不尽な憤りを感じるばかりでした。
中学に上がりやっと出来た気が合う友達だったので聞く耳持たずに一緒に行動していたのですが、それに伴いやはり授業などで班を作る時などは決まって私と友達は孤立していました。
皆して嫌そうに班を組むのを拒否しているような、そういう時はやっぱりショックというか傷ついてばかりいました。
中学時代は本当にそういうクラスメイトの醜い部分ばかりが目に付き、相手に不信感を持って接するようになりました。それと同時にただ黙って側にいるだけの自分も許せなくなり、段々と精神的に追い詰められるようになり苛められた人間でもないのに登校拒否や保健室登校などを繰り返していました。
クラスが変わっても年を重ねてもそれは変わらず、中3になるとまた色々と登校拒否や給食や家庭科の調理実習など、皆と一緒に作ったりご飯を食べるという事が嫌で嫌で一人保健室や違う教室で食べたりして孤立していました。
その給食も教室に入りたくないのでいつも誰かに持ってきてもらって、本当にわがままというか自分勝手というか、とんだ迷惑ばかりかけていました。
一度は移動教室で席を選ぶ時に、あまり互いによく思っていなかったクラスメイトと席の取り合いのようになり自分が座ろうと思っていた友達の横の席を取られた為、むかついて切れてしまいました。イライラしながら教科書を引っつかんで先生の静止の声も聞かずに教室の引き戸を怒りに任せて閉めて出て行きました。
その後クラスメイトが自分を探し回っている声を隠れていた別の教室で聞きながら、また変な事をやってしまったと凄く落ち込んでいました。
気に障る事を言われるとすぐに切れて、かーっとなり物にあたる事も度々ありま
した。かと思えば、傷つく事を言われてすぐに泣いていました。
授業中の態度について先生に頭ごなしに注意されている時に顔を合わせずそっぽを向いた態度で臨んでいた為、それに先生が切れて叩かれてそれにまた私の方が切れて泣いて…と、反抗期だったのか何なのか自分でもよく分りませんでした。
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