アスペルガーの館の掲示板

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[#8145] 自分自身の悩みの種 たもっち 05/8/21(日) 10:55 [未読]
[#8147] Re:自分自身の悩みの種 彩花 05/8/21(日) 12:53 [未読]
[#8157] Re:自分自身の悩みの種 ネフェル 05/8/22(月) 19:46 [未読]
[#8160] Re:自分自身の悩みの種 Chiquitita 05/8/23(火) 0:32 [未読]
[#8168] Re:自分自身の悩みの種 たもっち 05/8/23(火) 19:05 [未読]

[#8145] 自分自身の悩みの種
 たもっち メール  - 05/8/21(日) 10:55 -

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    私は現在、某市内の整形外科に勤務している、指圧あんまマッサージ師です。
 職場においては、マッサージに関しては問題はないと思ってはいますが、整形外科的な知識が不足している事と人間関係の構築能力や調整能力が弱い事が原因で、現状把握を瞬時に捉えることが思うように行きにくい事が多いです。以前からは感覚がなれたとは言え、周囲の同僚から毎日のように罵声を浴びています。その様な原因を作った私自身に問題がありますが、執拗な罵声を受けてしまっているために、いくらやる気が出たり、注意された時は「はい、分かりました。」との返答はして仕事に対する意欲は出てくるものの、自分自身や他の同僚の意見を聞きながら覚えたり、仕事に対する意欲がどうしても低下してしまいます。そのせいで、「自分自身は正しい事をやっていたり、そこそこの知識で頑張っているのに、うるさい上司が私の邪魔をしようとしているので、何時襲ってくるのか分からない。患者様のために不器用な私は速さよりも丁寧さで持って対応しなければならないのに、何てことしてくれるんだ!。言われ無き非難をするのは止めて下さい。」との気持ちで溢れ返ってしまいます。そのことがあって、私の作業能率や勤務意欲が低下してしまいます。そのため、私の担当の総責任者から「今度、怒鳴る事がありましたら、院長の方に退職の手紙を書かせます。我慢にも限度があります。」と言われました。このときは「本当に自分がこのままでいいのかどうか?」と真剣に悩みました。
 話は変わって、私は幼少時代(四歳〜小学校三年の間)に親子通所センターと小学校内の情緒障害学級でリハビリテーションを受け、小学校の四年〜高校の間は普通学級にいました。そして、約十年前には東京の某クリニックで診断を受けましたが、母親から聞くと「自閉症ではない」と言われました。結果的には自己判断では有りますが、アスペルガー症候群か高機能自閉症、ADHDないしLDだと思います。
 現在は、自分自身を見つめて行くために地元で行われるアスペルガー障害に関する勉強会に参加したり、図書館やインターネットを通して独学でアスペルガー障害や高機能自閉症、ADHDやLDに関する勉強を独学でして、これから社会の中でどうやって生きて行くのかを模索している最中です。
 私は、今のままでは将来の職業生活に置いて非常に不安です。そうかと言って、今の職場を簡単に辞める訳には行きません。精神科の主治医に診断してもらって、その様な事を上司に報告しなければならないと思っています。また、その様な事を言ってしまうと、「今の職場を解雇され、私が住んでいる県内のマッサージ業務には二度と就職出来ないのではないのか?」との不安で一杯です。どの様にすればよろしいのですか、お教え下さい。

[#8147] Re:自分自身の悩みの種
 彩花  - 05/8/21(日) 12:53 -

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   たもっちさん、こんにちは

大変そうですね。
指圧あんまマッサージならば、障害者枠の採用がありませんか?
ほとんどは視覚障害が対象でしょうが、職安で相談されてみるのもいいと思います。

> 職場においては、マッサージに関しては問題はないと思ってはいますが、整形外科的な知識が不足している事と人間関係の構築能力や調整能力が弱い事が原因で、現状把握を瞬時に捉えることが思うように行きにくい事が多いです。

専門職ですから、知識は必要不可欠ですよね。
自主的に勉強はされてますか?

> 私は、今のままでは将来の職業生活に置いて非常に不安です。そうかと言って、今の職場を簡単に辞める訳には行きません。精神科の主治医に診断してもらって、その様な事を上司に報告しなければならないと思っています。また、その様な事を言ってしまうと、「今の職場を解雇され、私が住んでいる県内のマッサージ業務には二度と就職出来ないのではないのか?」との不安で一杯です。

発達障害であることを理由に配慮を求めるなら、職場への報告は必要でしょうが、
そうでない場合は言う必要はないと思います。

[#8157] Re:自分自身の悩みの種
 ネフェル ホームページ  - 05/8/22(月) 19:46 -

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   29才女 建築系エンジニアのネフェルです

私の場合 時間当たりの作業量そのものは他の人の半分以下しかできないので
他人の作業のチェック作業がメインです

仕事中「もっとテキパキやれよ! 建物なんて建たりゃいいんだよ」と言われると
「私はお客に満足してもらうために仕事をしているのであって あなたに満足してもらうのは優先順位としては3番目か4番目です 手を抜こうと思えばできますが ここのチェックをしなかったために某○○ビルは 地震時どころか工事中に壊れました そうなれば会社の信用はどうなるんですか?」と反論しています 
 ・・・・・・・・そして私の作業効率はさらに下降して行く


> 私は、今のままでは将来の職業生活に置いて非常に不安です。そうかと言って、今の職場を簡単に辞める訳には行きません。精神科の主治医に診断してもらって、その様な事を上司に報告しなければならないと思っています。また、その様な事を言ってしまうと、「今の職場を解雇され、私が住んでいる県内のマッサージ業務には二度と就職出来ないのではないのか?」との不安で一杯です。どの様にすればよろしいのですか、お教え下さい。

私も 退職しようとした時に「ここで辞めたらもう二度と建築関係の会社には就職できないぞ!」と脅した社長がいました
私物をかばんにつめて早退した後 2度とその会社に行きませんでしたが 他の会社の人は私をとがめませんでした
前々から「雇用条件に文句があるなら辞めろ」とか言われていましたし・・・


私は 未診断ですが 仕事上でも私生活でも アスペルガーの人達がしている工夫をすると精神的に落ち着きます
「私は障害があるからこうしてくれ」と言ったら周りの人は怒られますが
「作業手順を間違えると手戻りが多くなりますので このように作業手順を変更した方がいいのではないでしょうか?」という企画を提出するという形で要求を出しています

・・・でも半分以上は「あなた心配しすぎだよ」と却下される

今のところ私の最大の問題は 誰かが 作業中の図面の裏をメモ変わりに使おうとするのを見るたびに 過去に重要なメモが紙の裏側に書かれていて見逃した事件がフラッシュバックして「ヒィィイィッ!」という悲鳴を上げるのがなんとかならないかという問題で・・・・(室内に響き渡る音量のため周囲の人間は皆戸惑う)

○紙1枚に複数の建物の情報を描かない
○複数の作業で共通する情報がある場合は 作業回数分の枚数のメモを用意する
○製本する紙以外は両面に情報を描いてはいけない
○紙代をケチって両面印刷するのは 機械の故障や印刷ミスを考えると逆効果なので禁止

という事だけは社内に徹底させたい今日このごろです
私にとって メモ〜A1の紙1枚が 1枚の絵カードに相当するのではないかとも思います

[#8160] Re:自分自身の悩みの種
 Chiquitita メールホームページ  - 05/8/23(火) 0:32 -

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   御無沙汰してます。(^o^)/

▼たもっちさん:
> 職場においては、マッサージに関しては問題はないと思ってはいますが、整形外科的な知識が不足している事と人間関係の構築能力や調整能力が弱い事が原因で、現状把握を瞬時に捉えることが思うように行きにくい事が多いです。
>(中略)
>執拗な罵声を受けてしまっているために、いくらやる気が出たり、注意された時は「はい、分かりました。」との返答はして仕事に対する意欲は出てくるものの、自分自身や他の同僚の意見を聞きながら覚えたり、仕事に対する意欲がどうしても低下してしまいます。そのせいで、「自分自身は正しい事をやっていたり、そこそこの知識で頑張っているのに、うるさい上司が私の邪魔をしようとしているので、何時襲ってくるのか分からない。患者様のために不器用な私は速さよりも丁寧さで持って対応しなければならないのに、何てことしてくれるんだ!。言われ無き非難をするのは止めて下さい。」との気持ちで溢れ返ってしまいます。そのことがあって、私の作業能率や勤務意欲が低下してしまいます。そのため、私の担当の総責任者から「今度、怒鳴る事がありましたら、院長の方に退職の手紙を書かせます。我慢にも限度があります。」と言われました。このときは「本当に自分がこのままでいいのかどうか?」と真剣に悩みました。

私も以前住んでいた北海道の某所が、発達障害も身体障害も偏見がひどいところで、「障害者に満足な仕事ができるはずがない」という理由だけで契約社員扱い、労働組合の参加の権利も剥奪され、理不尽な人事を誰にもフォローしてもらえませんでした。

私が勤めていた頃には、コンピュータの「西暦2000年問題」というのがあってちょうど多忙を極めていましたが、「2000年問題」をいち早く指摘したのは、他でもない私でした♪
にもかかわらず相手にしてもらえずじまい。私と仲の悪かった上司なんか、「西暦2000年は閏年ではない」と強引に言い張って、1997年に余命2年しかないプログラムを作っていたという体たらくです。
(西暦2000年が閏年ではない、と言い張った根拠は、西暦年の下2桁が「00」の場合、1900年や2100年は閏年でないから、2000年も閏年ではない、といったものでした)
もちろん彼の考えが間違いであることは5年も前に実証されていました。

余談ですが、私は西暦3200年が閏年でない可能性があることも指摘しています。
(現在のグレゴリオ暦でも、西暦3200年には誤差が1日分発生することが計算で求まっている)もちろん今から1200年後のことなので我々には確かめる術はありませんが…

私は、会社のパソコンのBIOSですら、2000年1月1日になるとカレンダーが「1980年1月4日」に逆戻りすることを指摘しましたが、それすら相手にされず、私を会社から追い出したためにかえって泣きを見る結果になりました。

「2000年問題」に会社内が総力戦で取り組んでいたときに、別の上司が「Chiquititaの作ったプログラムが、2000年問題に伴う修正箇所が一番少なかった」と言っていたので、会社全体が障害者に対してただならぬ偏見を持っていたことはもうお解かりのことと存じます。私が発達障害のために実力を1/2ないし1/3に評価されていたことの動かぬ証拠です。

こんな環境では、カミングアウトしなくても発達障害の看板をぶら下げて歩いているようなもの。私は金輪際北海道に戻るつもりはありません。

> 私は、今のままでは将来の職業生活に置いて非常に不安です。そうかと言って、今の職場を簡単に辞める訳には行きません。精神科の主治医に診断してもらって、その様な事を上司に報告しなければならないと思っています。また、その様な事を言ってしまうと、「今の職場を解雇され、私が住んでいる県内のマッサージ業務には二度と就職出来ないのではないのか?」との不安で一杯です。どの様にすればよろしいのですか、お教え下さい。

やはり障害者に対する周囲の偏見がどのくらいかにも拠るでしょうね。
ただ、茨城(県北)のように比較的偏見の少ない場所でも公表するのは避けたほうがよろしいでしょう。鬱状態の診断書が医療機関から会社に直接届けられたために解雇された人もいる、というありさまでは、なおさら困難を極めるでしょう。

でもコメントの内容から察するに、発達障害に対する偏見がかなりひどい環境のように感じられます。針の筵の上で仕事をするのは、マイナスになることはあってもプラスになることはほとんどありえません。御家族の方と話し合って今後の対策を練られたほうがよろしいかと存じます。

[#8168] Re:自分自身の悩みの種
 たもっち メール  - 05/8/23(火) 19:05 -

引用なし
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   ▼Chiquititaさん:
>御無沙汰してます。(^o^)/
>
>私も以前住んでいた北海道の某所が、発達障害も身体障害も偏見がひどいところで、「障害者に満足な仕事ができるはずがない」という理由だけで契約社員扱い、労働組合の参加の権利も剥奪され、理不尽な人事を誰にもフォローしてもらえませんでした。
>
私の場合は、現在金沢市に勤務しておりますが、2003年の秋頃までは東京都の鍼灸接骨院に勤務しておりました。私はマッサージの他に、鍼師、灸師の資格を持っております。
東京では少しは鍼灸の業務に携わっておりましたが、鍼に関しては院長も私もその業務をやっておらず、院長自身が「鍼灸業務はやっていない。」と言っていたのにも関わらず、スタッフの前では堂々と行っておりました。それでは私を含めた、鍼灸師のスタッフが怒るのは当然です。私も一時は鍼治療を患者に勧めましたが、却下されました。そのときの患者様は、私に対して「院長よりもあなたのほうが上手いね。」と言われ、そのときは嬉しかったです。また、患者様にお灸を行った時も「院長よりも上手いね。」と言われました。その院長は、患者の治療意欲やスタッフの勤務意欲の事よりも、自己保身の事を優先しているとしか考えていないように見えて仕方が無いのです。
 確かに、私の協調性や患者に対する説明能力にも問題があったのは否めません。
 しかし、それとは言えど酷過ぎました。
>私が勤めていた頃には、コンピュータの「西暦2000年問題」というのがあってちょうど多忙を極めていましたが、「2000年問題」をいち早く指摘したのは、他でもない私でした♪
>にもかかわらず相手にしてもらえずじまい。私と仲の悪かった上司なんか、「西暦2000年は閏年ではない」と強引に言い張って、1997年に余命2年しかないプログラムを作っていたという体たらくです。
>(西暦2000年が閏年ではない、と言い張った根拠は、西暦年の下2桁が「00」の場合、1900年や2100年は閏年でないから、2000年も閏年ではない、といったものでした)
>もちろん彼の考えが間違いであることは5年も前に実証されていました。
>
>余談ですが、私は西暦3200年が閏年でない可能性があることも指摘しています。
>(現在のグレゴリオ暦でも、西暦3200年には誤差が1日分発生することが計算で求まっている)もちろん今から1200年後のことなので我々には確かめる術はありませんが…
>
>私は、会社のパソコンのBIOSですら、2000年1月1日になるとカレンダーが「1980年1月4日」に逆戻りすることを指摘しましたが、それすら相手にされず、私を会社から追い出したためにかえって泣きを見る結果になりました。
>
>「2000年問題」に会社内が総力戦で取り組んでいたときに、別の上司が「Chiquititaの作ったプログラムが、2000年問題に伴う修正箇所が一番少なかった」と言っていたので、会社全体が障害者に対してただならぬ偏見を持っていたことはもうお解かりのことと存じます。私が発達障害のために実力を1/2ないし1/3に評価されていたことの動かぬ証拠です。
 他の欧米諸国へ行けば、自閉症者(高機能群も含む)、アスペルガー障害者の就業率は高く、日本では単純作業分野のみどころか、博士や研究者、大学教授の助手、技術者、カウンセラー等に就業している方々もいて、尊重される例だって多々あります。それに比べて、日本の場合は非常に貧困で遅れているとしか思えてなりません。
>こんな環境では、カミングアウトしなくても発達障害の看板をぶら下げて歩いているようなもの。私は金輪際北海道に戻るつもりはありません。

>やはり障害者に対する周囲の偏見がどのくらいかにも拠るでしょうね。
>ただ、茨城(県北)のように比較的偏見の少ない場所でも公表するのは避けたほうがよろしいでしょう。鬱状態の診断書が医療機関から会社に直接届けられたために解雇された人もいる、というありさまでは、なおさら困難を極めるでしょう。

 日本では、アスペルガー障害等に対する偏見や差別、無知、虐待が犯罪や偏愛(世間で言う「溺愛」)を生み、それが益々深刻化ないし増加していると感じております。その時間が起こる度に、「教育や司法、医療に関わる行政を司っている人間は一体何しているんだ!」や「障害を持っている方に対して一方的に責任を押し付けているのか!」との激しい怒りを感じる事がざらにあります。
>でもコメントの内容から察するに、発達障害に対する偏見がかなりひどい環境のように感じられます。針の筵の上で仕事をするのは、マイナスになることはあってもプラスになることはほとんどありえません。御家族の方と話し合って今後の対策を練られたほうがよろしいかと存じます。
 私としては、早くその様な問題を解決して、皆が自由平等にかつ個人各々が尊重されあって行く社会になればと思っています。
 それで私は、地元の「アスペの会」が主催する勉強会に参加し、自分自身の発見と「何が出来るのか?」と言う気持ちでいます。障害者自身が勉強する事で、福祉が発展して行くと思います。

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