|
最近ネットでこのASの事を知り、私もそうではないのだろうかと思っている30代後半の男です。
私のことを少し書いてみたいと思います。
私自身に記憶は無いのですが、生まれてまもなくに腸ヘルニアの手術を受けました。その際手術中泣く事がなかったと言う事で、執刀医師から「この子は100人に一人の子ですから…」と誉められたと親から聞いています(もし私が本当にASだとしたら、その時点で発現していたと言う事になりますね)。それを聞いた親は私を「将来有望な特別な子」と勘違いして育ててくれました。おかげで大学まで入る事ができましたが。
ただ、母親は感情の起伏が激しく、私を理解しようとする能力に欠けていたと思います。というのも、例えば突然に「靴を買うから」と連れ出して、靴屋の前に連れて行き、いきなり「どれか好きなのを選びなさい」と言うような事がよくありました(もちろん、服でもなんでも)。しかし、そのような時は必ず私は、いきなり言われて何も答えられません。どうして良いかもわからず、黙っていると、「どうして黙っているの!」と叩かれました。そんな事が何度も続いていました。
また保育園時代から、友達が少なく、人の輪の中に入る事が苦手でした。もちろん虐めの対象にもなりました。今でも会社の飲み会とかに行っても、自然と脇で静かに飲んでいる事が多いです。本当はみんなと一緒に話がしたいのです。でもそれが普通にできない。
今では営業に近い仕事をしていますが、自分で意識はしていないのですが相手に伝えたい事が伝わっていないとか、意味を逆に捉えられてしまうとかでトラブルになってしまう時があります。「他の人が普通にできている事がなぜ?」と思う事が常でした。
そんな感じで現在私は鬱のために3年ほど心療内科に通院しています。耳鳴りと不眠症状のために投薬治療を受けていまして、今ではくすりについては自分でコントロールしながら少なめに飲んでよいと指示を受けて、定期的に通院しています。
ただ、今までこのような事を話する機会も無かったものですから、きちんと発達性障害の部分について主治医と話した事は未だかつてありませんでした。なので今度の診察日の時に主治医に話してみようと思っています。もし、AS若しくはそれに類する物であるらしいなどの診断がついた時には、今の自分の現状を見直して、場合によっては仕事を変えることも真剣に考えようと思っています。もう、必要以上に苦しむことが無いように。
皆さんのお話は大変参考になります。これからも宜しくお願いします。
|
|