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▼PCインストラクターさん:
PCインストラクター様
ジョンです。A4紙にして4枚の投稿でしたので、よほどお困りのことと拝察しています。
少し話がそれますが、アスペルガーの愛情についてご質問がありましたが、旧掲示板のログにみなさんの悩みが投稿されています。しかし、お仕事に支障があってもいけないので、ほどほどにされた方が良いと思います。
私の場合は、診断が出た時、家内に「私の17年間の結婚生活を返して」と言われました。あの時は参りました。
それでは、家内はなぜそう言ったのか、徐々に本題に入って行きたいと思います。
PCインストラクターさんが次に書かれているように、高度なレベルのお考えを持っておられることに感心しました。私は50になりますが、アスペルガーは精神年齢が低いらしく、診断されるまでは、このような考え方を持つことができませんでした。このことを考えられるということは、実はかなり0、1ではない複雑な思考をされているということです。私が、数人の医師や臨床心理士の先生の話を総合して、同じ考えに至りました。
>「○○症候群(シンドローム)」ってカテゴリーも時代と共にどんどん増えてますよね。
>「はっきりした病名はつかないけど、どうやらこんな症状やこんな傾向がある」ってグループを「○○シンドローム」でどんどんくくって仕分けしてってるけど、それって「健康な人」「病人」とか「健常者」「障害者」とかいうくくりじゃないと思うんですよ。
>特にそれが1か0か線の引けない「精神的な問題」だったりすると、お医者さんですら そのカテゴリに属するか属さないか、どこで線を引いて振り分けるか「判らない」ってのが本当のところなのじゃないでしょうか?
>病院Aでは「異常なし」と診断され、でも病院Bでは「AS」と診断がくだされた・・・なんて現象が起こるのはそういうことなのでは?
このことの延長線上には、アスペルガーも訓練や努力によって、健常者との間に社会性を持つことができる、という考え方が成り立つのです。それで、やっと私の家内の怒りが小康を得たのでした。ほんの一例を上げれば、私の診断は、国立精神・神経センターではアスペルガーですが、慶応病院では、非アスペルガーです。
>私が自分の血液型B型なのを換えたくても換えられないのと同じじゃないでしょうか?「○○シンドローム」も一つの「個性」なだけじゃないでしょうか?
>だから悲観すべきことではないのでは?
私は、PCインストラクターさんのように社会の方たちが、発達障害に理解を示してくださるのであれば、ありがたいと思っています。ところが、アスペルガーには、パニックという症状があって、社会の人たちとうまく交われない側面を持っているのです。次のページは日本自閉症協会がマスコミに依頼した内容です。
http://www.autism.or.jp/report/infomation/20030127.htm
マスコミも一般の識者もアスペルガーに言及する場合は、特に注意を払っています。ですから、17歳の「人を殺す経験をしてみたかった」殺人も、12歳の「駿ちゃん」殺人事件も一切報道されていません。日本の人口×0.4%の善良なアスペルガーが非難に遭うことを防ぐために、アスペルガーの啓蒙は注意を払いながらなされています。国会での法制化は、管理人さんが#120で投稿しておられる通り、この発達障害者に救いを与えることを目的としています。
以上の通り、アスペルガーを含む発達障害については、困難を伴う場合があります。
PCインストラクターさんが、お世話をしている女性の方がどのような精神的な問題をお持ちか分かりませんが、私は救ってあげたい気持ちで一杯です。しかし、その方を救うことができるのは神様だけではないかと思います。PCインストラクターさんも隣人として愛情を持っておられると思います。しかし、隣人に対して、愛情を示すことができるためには、1つだけ条件があって、それは、自分を愛することができること、自分の生活を大切にすることができることです。
現代は、人間関係が高度化しています。「相手を傷つけない書き方をこころがける」「自分が相手に書き込みをするときに、それを書くことによって、相手がどう思うか考えてから書く」ことをご指導されることが、PCインストラクターさんがしてあげられることではないか、と思います。お困りとは思いますが、私が言える最大限のことは、それに尽きます。神様ではないから・・。結論が後になって済みませんでした。
追伸ですが、ノーベル賞を受賞された方は、臨床心理士の間でそう言われているということであって、だれも診断したことはありません。アインシュタインについても学者がそう言っているだけです。私がアスペルガーであることがついにばれてしまいました。実名を上げてしまったということで、また、おっぺ様から注意を受けてしまいました。「指導」ということでしょうか。お詫びします。
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