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>えー何故に抗ウツ剤はダメなんですか。。。?
まず、抗鬱剤の服用中は車の運転が一応禁止されているような
眠気や、注意力が散漫や、目眩や、ふらつきといった副作用があります。
ダイビングは車の運転と同様危判断力が落ちていると危険だからです。
また薬は陸上の環境でしか安全性試験をしてないのです。
水中では、水圧の所為で体内環境が陸上とは大違いなんです。
空気も水深30mなら三気圧の空気つまり三倍の濃度の空気を吸っています。
(でないと、水圧の所為で肺が潰れる)
呼吸も通常通りの呼吸数ではありません。
血圧や心脈数、血中の酸素や窒素濃度等が異常状態になります。
また、油断していて、急浮上、落下等
急激に水圧の違うところに行ってしまう事があります。
この目まぐるしい体内の呼吸器、循環器の変化に
薬がどう作用するか解らないのです。
精神薬が水中で2気圧3気圧の世界でどう作用するか誰も知らないのです。
只でさえ、窒素酔いといいまして、水深の深いところでは、
血中窒素の濃度が上がり、ラリり易くなります。
これが精神薬の作用が相互作用起こすかも知れません。
まぁダイビングの前後2日くらい、抗鬱剤を飲まないとか
体内の薬の濃度を薄めておけば問題ないとは思いますが・・・・
(抗鬱剤だけでなく、総ての薬の服用中のダイビングは禁止されています。
でも、酔い止めや、鼻炎薬くらいなら、みんな飲んでるけどね
こういうのは自己責任だから・・・・)
話は前に戻りますが、パニックダイバーが危険なのは、
恐怖から急浮上してしまう為
身体にかかる圧力が急激に減るのに、身体がそれに順応しきれず、
血中に気泡が生じたり、急激に肺内の空気が膨れ肺が破れたり、
中耳腔、鼻腔内の空気が膨れ鼓膜が破れたりしてしまうからです。
私が水中で妙に落ち着いてるのは、
血中窒素濃度があがって気分が良くなってる所為だったりして・・・
(潜れば、潜る程、落ち着いている・・・・
単に馴れて来るからだと思うけど・・・)
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