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発達障害の本は数多く出版されています。ですが、発達障害の症状具体的にはローナ・ウイングの三つ組(対人関係の障害(社会性の障害)・コミュニケーションの障害(言語機能の発達障害)・イマジネーションの障害(こだわり行動と興味の偏り、固執性)と書かれていてもいまいちピンとこない人も多いのではないでしょうか。これらの症状を持った人が具体的にどんな人かわからないと思います。そこで実際に発達障害の当事者の本を紹介してみようと思います。
まず読んできたものの中で一番最悪な経験をしている当事者の本です。それはホームレスになった経験が描かれています。
発達障害の僕がホームレスになった理由(わけ)―訓練、就労、そして再出発 http://amzn.to/1meSjOY
ホームレスになって実際にした生活も描かれています。上で紹介したウイングの三つ組もこの当事者の書いた本で具体的にわかると思います。アインシュタインやビル・ゲイツが発達障害だという本より具体的に重要な記録が描かれている本です。
次に実は書店で立ち読みした程度ですが。
変光星―ある自閉症者の少女期の回想 http://amzn.to/1APztYu
学校でのいじめの経験が描かれています。読んでいて胸が痛くなったので途中で読むのをやめてしまいました。近いうちに読んでみようと思います。
次に海外。英語圏の国に住んでいる当事者の本です。
アスペルガー流人間関係 14人それぞれの経験と工夫http://amzn.to/1xZ3j8S
この本ではこの掲示板に来ている人で共感する人が多いかもしれません。仕事も結婚もしているのに友人がいない。ずっと精神病院に入院していたなど様々な当事者の経験が描かれています。
以上です。どれも読むのはつらくなる本ですがこれらの経験は貴重な資料だと思い紹介しました。興味があれば是非読んでください。
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