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▼風呂糸さん:
> 初めまして。
>僕もダイビングに興味が有るのですが、一般の人でもダイビング時にはパニックの注意をする必要が有る、と聞いたことが有りますが、
>ASではどうなのでしょう?
>綺麗な海には憧れますが、危険な面を考えると、、、
アスペのパニックとダイバーのパニックは別物です。
アスペのパニックは「どうしたら良いのか解らない」から起きますが、
ダイバーのパニックは空気が無い事と暗闇の恐怖からですね。
だからアスペでも暗闇や水が苦手な人は難しいです。
我々のパニックは対人関係のトラブルから起きる事が多いですが、
ダイビングのトラブルは対人関係によって発生するのではありません。
さて、アスペが苦手な「対処法が解らないとパニクる」ですが、
トラブル回避の方法は最初にみっちりと講習を受けます(苦しいです)
だからトラブルに直面してもどうしたら良いかは身についているのと、
身についた技量に合わせたダイビングしかさせてもらえません。
ヤバイ人は安全な水域にしか連れていってもらえません。
逆をとればパニックになっても安心な場所でダイビングって訳です。
それとイントラはパニックをおこす人に馴れています。
ちゃんと対応してくれますよ。
(陸でパニクっても慌てず対応してくれます(苦笑))
また、インストラクターに自分がどういう欠点があるか
きちんと伝えておくと注意して見ていてくれます。
(だからプライドが高い人も不向き)
私の障害はきちんとインストラクターに伝えてあります。
(友達のイントラが、今のショップのイントラに事細かに話してくれている)
でも、アスペがダイビングに向いていないと思うのは
自分勝手な行動をとってしまう協調性の無い事です。
私もつい魚に夢中になってしまい、イントラさんを困らせています。
これは命に関わる事なので、そこそこ自制心のある人が条件ですね。
イントラの指示に従えない人は論外です。
注意を素直に受け付けられない人もダメです。
長くなりましたが、
自分の欠点を認められる事(あんまりプライドが高く無い事)、
ある程度自制心があり自己管理ができる事(うぬぼれが無い事)、
他人の指示や注意を素直にきける事
の三点さえクリアしてるアスペならダイビングしても大丈夫だと思います。
自分の欠点を良く認識し、常にイントラの側から離れない事ですね。
(もちろんそれでも事故に会う確立はある訳ですが)
そうそう、ボディーランゲージが苦手な人は大変かも知れません。
あと抗鬱剤等を服用している人はダイビングできません。
あとアスペはショップやサービスといったプロダイバーのガイドの無い
仲間うちだけのダイビングは避けた方が良いでしょう。
でも、何だかんだ言っても。何事もやってみなくては解りません。
自分が向いているかどうか「体験ダイビング」をしてみてはいかがでしょう?
体験ダイビングは浅い、安全な水域で行うので御安心を。
それで大丈夫だと思ったら初めてみてはいかがでしょう?
今の時期だと沖縄等南国でないと、ドライスーツとなるので
結構操作がやっかいで大変ですが(何度急浮上してしまったことか)
また、障害者ダイビングを専門にやっているショップもあるので
問い合わせてみると対応してくれるかも知れません。
でも、アスペのダイビングで一番心配なのは
たちの悪いショップで騙されて、高価な機材を買わされちゃう事かも……
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