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wentさん、こんにちは。
▼wentさん:
> 「得意科目(好きな科目)は数学、物理、化学。苦手な科目(嫌いな科目)
> は国語、社会」という書き込みが見られないことに、驚いているwentです。
国語、社会が苦手な方、数学が得意な方の書き込みは既にありましたが
化学や物理が見られないのが意外でした。
歴史に名を残したAS傾向の科学者(ニュートン、エジソン、
アインシュタイン)が物理学(に近い)分野なので「物理、化学」が
好きな人が多いと思っていました。
> 中学校の場合、'78年4月配布の教科書から「いわゆるゆとり教育」を踏まえたものとなりました。
> ゆとり教育のもとでの理科は、「理論的背景を軽視した暗記物」としての性格が強くなったと思います(特に化学)。
> 理論的背景の説明が軽視されたがために「理科は難しい・面白くない科目だ」と思い込まされてしまった人が、かなりいると思います。
wentさんのご意見を拝読して、「中学時代の学習指導要領」によって、
「得意科目、不得意科目」が分かれることを始めて知りました。
ASに人に意外と文系出身者が多いのは、1978年以降の理科の指導要領
に原因があるのでは、とすら考えています。
私は80年代半ばの中学生でしたが、wentさんが仰る「78年以降のゆとり教育」
の時の指導要領だったと思います。「暗記重視」で、理論的背景が軽視されて
いました。暗記が得意だったので、点を稼ぐことはできたのですが、
暗記が苦手で、理論的背景を探求する中学生には不利な時代だったと思い
ます。
あとは、教師の指導方法にもよると思います。
中学生の時、社会科教師(当時20代後半)は3年間同じでしたが、
暗記だけでは補えない歴史的背景を説明してくれました。
授業の前に予習を義務付け、授業の時に内容を説明してくれ
ました。忘れ物をして叱られたことがありましたが(^^;、今思えば
当たり教師だったと思います。当時の社会科教師が説明して
くれた内容は今でも一部覚えています。
理科教師(昭和15年生まれ)も3年間同じだったのですが、
授業がわかりにくかったです。
暗記重視の時代だったので、暗記で稼ぎ、授業でわからなかった
計算問題などは、市販の参考書で勉強していました。
> 英語は、中学1、2年のときの教師の指導法が、私と相性のよいものでした。
> 「文法的なことをきちんと説明する」、ということが重視されていました。
私が中学生の時は、英語教師は、文法的なことをきちんと説明してくれました。
wentさんの中学1,2年生の時の英語教師と指導方法が似ています。
「単語や英文を書いたカードを教師が見せ、それを見て全員が単語や英文を読む」
までは教えてくれませんでしたが、「主語が3人称単数に時に
一般動詞に(−(e)s)が付くけれど、疑問文、否定文になった時は、
"does" が "do" に(-(e)s)をつけたものだから、一般動詞に(-(e)s)をつける
必要はない」という風に説明してくれました。
あとは、外国の文化に興味があったので、「アメリカでは生徒は教師の
ことをファーストネームで呼ぶ」など、中学の時の英語教師は教えて
くれました。
> 中学3年のときの教師の指導法は、「とにかく教科書を丸暗記せよ。」というものでした。文法的なことも、1、2年のときの教師ほど詳しくはなされませんでした。
wentさんが中学3年生だった時の英語の教師の指導方法は、正直言って
良くないと思います。定期テストでは点が取れるけれど、高校入試に対応
できていません。高校入試では、中学の教科書で習った文章は絶対に
出ませんから(^^;。
指導要領についてのご意見をありがとうございました。
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