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▼pompapaさん:
こんばんは。スレッドの枝分けれ具合を見ていると、自分の会話の
形態みたいで興味深いです。マニアックですみません。(汗
今日は診察日で仕事に行かなくてもいいので、余裕がありました。
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> 今、ELPのナイフエッヂを聞いてて気がつきましたが
> 間奏でキースエマーソンがバッハ弾いてますね。
そうです。エマーソンもバッハ好きなんです。エマーソンはテクニカル
な部分でも、開発者のモーグ博士が、予想できなかった展開にまで
シンセサイザーの能力を引き出したので、機械には強いみたいです。
現在もコルグの開発に携わっているようです。息子さんも出て来ました。
彼がシャッフルが好きなのは、単にリズムが流れている間に自分が計算
したメロディをどのくらい、おしこめるか?の実験のような気がします。
彼自身が、すこしばかり演奏家としてはリズム音痴だからです。
あくまで演奏家としてです。一般人にはない演奏能力です。念の為。
「メロトロンは湿気に弱いから、テープをぶっちぎりたくなるーっ」
と、エマーソンは、言っていましたが、あれだけ賢いのに、なんで
野外でメロトロンを演奏しようとばかりしていたのか?が、不思議です。
屋内で演奏すればなんともないのに。モーグも同じです。やっぱり
「パッチコードをぶっちぎりたくなるーっ」と、お怒りでした。(笑
若い頃、新譜を待ち焦がれて、出たモノが「ラブビーチ」だったので
今考えると、「彼はAS?疑惑」が出ています。私の中で、ですけど。
余談ですが、ムーグは、ロバートモーグ博士が
「俺は、ム−グではなくて、モーグだっ」と、お怒りになった事から
演奏家の小川文明さん、難波さんのご両人が先頭になって
「ム−グではなくて、モーグと呼ばせる啓蒙委員会」の情報から知りました。
もっと余談ですが
ゲーム開発のプログラマーに、プログレ派が、ちらほらいるので、
計算、構築、プログラミング、音楽なのに視覚的なものの、繋がりを感じます。
バッハも計算が得意だったみたいですね。バッハの日記を集めた事がある
のですが、お金の計算ばかりでした。子だくさんだから仕方ないとはいえ
細かく細かく家計簿をつけていました。ほとんど出納帳みたいです。
覚え書きとして、「○○の運送事故で壊れたぶどう酒の樽が、いくらの損で
腹が立つ。」とか、書いてありました。
バッハは、いわば、バロックの時代からは少しばかりずれつつある時代の
人で、モーツァルトは逆に早すぎた感じがします。当時の演奏事情を
考えますと、演奏する場所によって残響が随分とズレますよね。多分
それで、同じ曲でも演奏ツールによってバッハは作曲しなおしたのだと
思います。作曲家であると同時に今でいうとスタッフやプロデューサー
としても職業作曲家兼演奏家として活躍していたんでしょうね。
バッハのオルガンでは、ヘムルートヴァルチャという演奏家の音源が
お勧めです。目が見えない人だったらしいのですが、とても残響も
美しいです。古い音源しかないので、音の状態は悪いですけど、レコード
の、ノイズだと思えばたいしたことはありません。
ではでは。
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