|
あんこさん、レスありがとうございます。
▼あんこさん:
>自分の好きなお顔のお人形を制作できたら素晴らしいでしょうね!
そうなんですよ。お孫さんの顔に似せた市松さんを作られた方もいます。
>このあいだ、日本人形に関する本を熱心に読みましたら、制作方法が掲載されてました。
>特に、御所人形制作の、一つ一つの工程、木彫りをして、貝殻を潰して、それをペーストして、白く磨き上げて・・・・
>想像するだけで胸が一杯になりました。
それはまた一番本格的なものをご覧になりましたね。
木彫はとても難しいので、私は創作人形は大まかに彫った木芯に桐の挽き粉と糊などを捏ね合わせたものを足してゆく、木芯桐塑という方法でやっています。
桐塑は固まると木のようになってそれをまた彫れるんです。
これだと修正が出来るので気に入るまでやり直せます。
粘土で形を作って石膏で型をとってから桐塑を詰めるやり方もあります。
御所人形や市松人形や立ち子は桐塑を型抜きした生地の出来たものがあるんですよ。
これに桐塑を足してゆけば割と楽ですし、作り方もいろいろです。
立雛でしたら木琴用の棒に胡粉を塗って顔にしちゃったりね(笑)
>かねがね私も一度は制作してみたいと考えているのですが、残念ながら近くに教室がありません。
教室は伝統工芸会の県支部などにお尋ねになったら見つかるかもしれません。
今年も伝統工芸展が始まりました。日程をリンクしておきますね。
http://www.nihon-kogeikai.com/EXHIBIT.html
創作人形の出品がほとんどですが伝統技法から作られる現代の創作作品も
ご覧になってみてください。基本の作り方は伝統的なものと同じですから
御所人形や市松さんを教えてくださる先生もいらっしゃると思います。
もし近くに会場がありましたら人形解説の日があるはずですから
その会場に電話して予定を尋ねてみてください。
そのときは人形を作ってらっしゃる方達が解説を聞きにいらしていると思いますので
声を掛けてみられてはいかがですか?教室があれば教えてくださると思います。
一点だけ作ってみる数回の講座もあるかもしれません。
美術館や公民館、カルチャースクールなどの主催で企画される場合もあります。
不器用でも時間を掛けて丁寧に何度でもやり直せばそのうち出来上がります。
(墨を入れるのだけはやり直しが利きませんが)
私なんか作るのがとっても遅くて人の何倍も掛かります。
実は作りかけては眺めてる時間が長いんですよね(笑)
その上長期に休んだりするのでいつまで経っても初心者なんですが。
下手でもね、下手なお人形の可愛さというものもあります(笑)
>しかし、着物制作が難しそうですね。
>私はミシンが恐いので、裁縫が全く駄目なのです。
私もミシンが苦手です。でもお人形の着物はミシンは使わないから大丈夫ですよ。
手縫いも遅くてお人形の着物だけだって何日もかかっちゃうんです。
年輩の趣味友に教えてもらいながらのんびり作ります。
ほとんど裸の御所人形は頭巾かよだれ掛けだけですみますけど(笑)
おままごとに使ったような小さなお人形も着物を作ってあげると見違えます。
自分にあったやり方で制作すれば良いんですよ。
古布を探して市を巡るのも楽しいです。
私に人形教室を教えてくださったのも古布市で会った方なんですよ。
>人形収集は、骨董品屋さんや、オークションなどでコレクションしています。
>御所人形、明治〜大正期のいちまさん、サクラビスクドール、ドイツのグーグリ人形などです。
素敵ですねー。見たいなあ。
ビスクドールとグーグリちゃんが載ってるこんなの見つけました。
http://www.doll.or.tv/index.html
>ヤフオクで落札した男の子の市松人形がお顔はバツグンに好みなのですが、大変臭いので、悩んでいます。
臭いの原因が分かれば良いんですけどね。何なんでしょうね?
着物の臭いなら衣装を替えれば良いですが・・
近くの日本人形屋さんに連れて行って相談されてみてはいかがでしょうか?
何の臭いか分かるかもしれません。修繕して消えるものなら良いですね。
話し出すとキリがなくなりますね(笑)
お人形の話をしてくださる方がいて嬉しくなってしまいました。
随分細かいことまで書いてしまってすみません。
長くなりましたのでひとまずこの辺で。
|
|