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▼モジャ公爵さんへ
短いながら心に響くレスをありがとうございます。
私は明石屋さんまはあまり好きではないのですが、それでも
モジャ公爵さんが覚えておられる様な事をインタビューに答えて
喋る所をみると、彼も何か深く悩んだ経験があるのかも知れませんね。
それとも、もしかしたらその言葉も、関西系の人間特有の計算高さが
言わせたのでしょうか?所で<生きてるだけで・・・>で思い出した
のですが、加藤登紀子という歌手が何かの歌の歌詞で
「生きてりゃいいさ。生きてりゃいいさ。そうさ、生きてりゃ
いいのさ。喜びも悲しみも、立ち止まりはしない。
ただめぐっていくだけさ・・・」と歌っていましたね。
あなたが私の過去の書き込みを読まれたかどうか解りませんが、
私は労災事故で、あわや片足切断、運が悪かったら自分の肺に溜まった
血液で窒息死か?という怪我を負いました。
現在は休会している格闘技道場の道場長や趣味とリハビリを
兼ねて練習している拳法のお師匠さん、その他様々な人が
私に向かって<いま生きてるだけで見っけ物>と言ってきます。
それでも私は相変わらず色んな事で悩みますし、苦しみます。
あなたが明石屋さんまの言葉に支えを見出して毎日を生きて
おられる事は本当に素晴らしいと思います。
忌野清志朗は私も大好きです。友達に関する彼の言葉は、
私も素直に賛成することができます。本当の友達、と呼べる
人がいるという事は、どんなに高価な宝石や、天文学的な
預金残高をスイスかどこかの銀行に持っている事よりも
価値があると思います。特に今現在、私は毎月を生きていく
以上の金を持っていませんので、自分の財産は金銭ではなく
人間だ、と何時も思います。けどやっぱり清志朗の言葉で
一番美しいのは、彼がステージからファンに向かって叫ぶ
<愛し合ってるか〜〜い!!!?>じゃないでしょうか?
私を毎日生かしてくれている言葉は、今のところ
「サン・テグジュペリ」というフランスの作家兼パイロットが
有名な「星の王子様」の中で王子様のセリフとして書いた
<この砂漠が美しいのは、この砂漠のどこかに井戸が隠れて
いるからだ>というものです。今までに3つの国に3ヶ月から
1年半ほど住んでいた経験のある私には、この日本という国が
限りなくグロテスクで非人間的な醜い国に見えます。いつも
思うのは<こんな国に住み続けるくらいなら、もう死のう>
です。そんな時、正に砂漠の中の井戸の様に、だれに向かって
宣伝するのでもなく、ただ当たり前みたいに、非常に美しい
行動を毎日取り続けている人にであう事がたまにあります。
その時、苦笑いして私は思うのです。
<砂漠の中の井戸みたいな、こんな人も生きているんだから、
とりあえず明日、もう一日だけでも、このどうしようもない、
小ずるくて、弱い物苛めばかりが得意なこの世界に
生きてやる事にしてやるか・・・>
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